厚岸からさらに東に向かい、今日は根室や納沙布岬まで到達する予定です。相変わらず霧が濃いですが、夏は晴れる日の方が少ない様子。
雨降りでなければそれでもいいんですが、今日は朝から小雨が降っていて、霧なのか雨なのかわからない天気です。
肌寒い日で、さすがに長ズボンと薄手のパーカーを羽織って、今日の旅をスタートさせます。今日はどんな旅になるでしょうか。
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1 |
09:02 |
火散布簡易郵便局 |
ひちりっぷ |
北海道厚岸郡浜中町 |
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厚岸の宿では朝から牡蠣が食卓に並びます。
とにかく料理は最高な宿で、施設面がよくなればなあ、と。
これについては予約の時から賛否両論あると知っていたので。
寝られればまあいいでしょう、という考えでいきましょう。
さて、海に近い道道123号を東に進んでいきます。
地図で見るよりも海岸線は遠く、海が見える道ではありません。
火散布の集落に入り、橋を渡ってすぐ右折、漁協の中に局はありました。
こちらの局は来週1週間がお盆休み。
しかも営業時間は9時~15時と少し訪問難度が高い局です。
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2 |
09:14 |
琵琶瀬郵便局 |
びわせ |
北海道厚岸郡浜中町 |
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火散布の営業時間はあらかじめ調べていました。
昨日、ここに来て愕然、ということはありませんでした。
やはり事前の準備が大切、ということです。
これまでの旅でも痛いくらいに学んできたことです。
道道123号を進み、展望台が出ていました。
しかしこの霧と雨では、何も展望できそうにありません。
橋を渡ると局は左手のわき道を入ったところにありました。
集落というほど民家が建ち並んでいるわけでもない地区。
ただ、昆布干し場なのか、広い砂利地が水際に広がります。
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3 |
09:29 |
霧多布郵便局 |
きりたっぷ |
北海道厚岸郡浜中町 |
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海の様子は見えませんが、向かいには嶮暮帰島があります。
現在は無人島ですが、かつてはムツゴロウさんが住んでいたとか。
なるほど、自然豊かな場所でも特に素晴らしい場所なんでしょう。
エトピリカが見られる、なんて話も聞きました。
さて、浜中町の中心地に来ました。
おもしろいところに集落が発達したんだな、と思わせる地形です。
厚岸もそうですが、海と共にある、という感じですね。
そんな霧多布の集落の中心地に局はありました。
「ルパン三世」展示のある、モンキー・パンチ・コレクションが近いようです。
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4 |
09:48 |
浜中郵便局 |
はまなか |
北海道厚岸郡浜中町 |
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浜中町は、モンキー・パンチさんで町おこしをしていますね。
「ルパン三世」生みの親のモンキー・パンチさんの故郷です。
それにちなんだものを、町内のいたるところで目にしました。
昨日訪れた茶内駅でも、「ルパン三世」がいましたね。
道道123号を進んでいくと、内陸部の集落に出ます。
海沿いに中心地のある浜中町ですが、JR浜中駅はけっこう内陸です。
そんな浜中駅を中心とした集落に局はありました。
局の向かいにはコープや駐在所があり、まとまった集落です。
鉄道開業後に人が集まり、集落が形成されたんでしょうね。
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5 |
10:07 |
上風連郵便局 |
かみふうれん |
北海道野付郡別海町 |
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このあたりまで来ると、局間距離が極端に開きます。
地図の縮尺も、かなり荒いもので十分に足ります。
根室方面に向かうのですが、ちょっとコースアウト。
この先の訪問で、どうやっても残ってしまいそうなので。
というわけで、浜中局から原野の中を北に進みます。
途中で小鹿が道路に倒れていたのも記憶に残ります。
そんな大自然の中を進むと、原野の中のささやかな集落に局。
車を降りても静かな空気が漂っています。
周囲に局がなく、今後の存続も含めてちょっと心配です。
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6 |
10:30 |
姉別郵便局 |
あねべつ |
北海道厚岸郡浜中町 |
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風連川のあたりで、適当に左折します。
原野の中を進むのは変わらず、特に人家のないところ。
すれ違う車もいないような場所。
やっと国道44号にぶつかりますが、そのまま横断します。
JR根室本線の北側に並行する道にぶつかり、そのまま東に行くと姉別集落。
こちらも浜中駅と同じように、JR姉別駅を囲む集落。
しかし浜中駅周辺よりもっと寂しい集落です。
立地上、そりゃそうかと思いますが、こちらの局は集配局。
集配再編をすると、集配局の受け持ち面積が広すぎるんでしょう。
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7 |
10:44 |
厚床郵便局 |
あっとこ |
北海道根室市 |
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姉別からは、適当な道を進んで北東に。
国道44号に抜けると、ちょっとほっとします。
走っている車も多くはないんですが、人の気配を感じます。
やっぱり何もない、誰もいない、は不安になります。
国道44号を走ると、いよいよ根室市に入ります。
JR厚床駅のある厚床集落に入ると局。
別海方面への国道243号が分かれる交差点の先にありました。
きれいな局舎で、まだ新しそうな集配局です。
交通量も増えて、そこそこの需要がありそうな局です。
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8 |
11:11 |
落石郵便局 |
おちいし |
北海道根室市 |
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根室市内に入ると、道路標識にはロシア語が併記されています。
それだけ、ロシアとの結び付きもあったんでしょうね。
政治情勢もあるので、現状はわかりませんが。
旅をしていて、外国人に出会う感じでもないです。
JR根室本線沿いをしばらく進んでいきます。
別当賀駅付近には現在はもう郵便局はありません。
海沿いの落石駅付近で道道1123号に入って南下していくと局。
びっくりするくらい素敵な局舎が急に現れました。
2001年に移転して新しい局舎になっているようです。
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9 |
11:24 |
和田簡易郵便局 |
わだ |
北海道根室市 |
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確かに、ここ数年はコンビニ型局舎ばかりです。
こういうおもしろい局舎は、もう建たないでしょうからね。
道道142号根室浜中釧路線を進んでいきます。
昆布盛駅付近からは森の中を進み、一路北へ。
左手に温根沼が迫り、狭い陸地を道道と線路が繋がっています。
JR西和田駅の近く、道道沿いに局はありました。
所在地も駅名も西和田ですが、局名には西が付きません。
近くには東和田という地区もあるので、東西を兼ねる局なんでしょう。
いよいよ根室市街地が近付いてきました。
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10 |
11:35 |
花咲郵便局 |
はなさき |
北海道根室市 |
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道道780号にぐいっと入ります。
JR花咲線を跨ぐオーバーパスで東に。
すぐに花咲港のある花咲集落に入りました。
2016年までは花咲駅も少し離れたところにありました。
この花咲集落は、ゴーストタウンなんて言われることもあります。
実際に訪れてみると、まあほかの集落寄りは大きい集落です。
水産工場やお店も少しあり、港も花咲ガニで有名です。
郵便局も花咲港の信号交差点付近にありました。
集落に信号交差点があるだけでも、栄えて見えますからね。
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11 |
11:44 |
光洋簡易郵便局 |
こうよう |
北海道根室市 |
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JR根室本線沿いをしばらく北上します。
途中で右折して踏切を渡りました。
このあたりはもう根室市街地になっていますね。
航空自衛隊根室分屯基地があり、広い道を辿ると局。
立地的に直営局でもよさそうな場所です。
貯金をしてもらってから、近くの東根室駅に立ち寄りました。
ここが日本最東端の駅として有名です。
記事を書いている今日現在、廃止の報道が出てきました。
さらには駅名標が盗まれるという事件もあったようです。
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日本最東端のJR東根室駅。廃止になると、JR根室駅にその座は移るのでしょう。
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12 |
12:00 |
根室大正郵便局 |
ねむろたいしょう |
北海道根室市 |
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根室市街地へはこの後戻って来るので、半分だけ訪問します。
ルート上の局をとりあえず訪問する、という感じで。
しかし、ガソリンがなくなりそうです。
途中でセルフのエネオスがあったので、ここで給油します。
そんなに割高感がなかったですね。
国道44号に出ると、片側2車線の広い道です。
根室市役所の向かいに局はありました。
北海道新聞や北海道電力の支局、支店もあり、都市を実感します。
ひさしぶりに大きな街に来たな、という印象です。
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13 |
12:05 |
根室平内郵便局 |
ねむろへいない |
北海道根室市 |
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国道44号から北に向かっていきます。
市街地は海に向かってまだ続いています。
根室市の人口は22,000にあまり。
都市としては小規模ですが、周辺自治体よりは大きいです。
そんな市街地を進み、住宅街を走ると局。
向かいには根室別院というお寺でした。
ひらない、と読むかと思っていたら、へいない、でした。
ちょっと意外な読み方をするな、と記憶に残りました。
地図で見ると、市街地にはまだまだ局がいくつもあるみたいです。
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14 |
12:12 |
根室郵便局 |
ねむろ |
北海道根室市 |
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北側の海に近いところを訪問していきます。
根室港にも近い市街地に出ました。
このあたりが根室市本町ということで、昔からの中心地。
広い道に面して局がありました。
根室市の中心局のわりには、町はずれにも思えます。
市街地が、根室駅寄りに移動したということなんでしょう。
集配局としての機能は、少し町はずれの方がいいんでしょうね。
ひさしぶりのゆうゆう窓口のある局でした。
この旅では、釧路西郵便局以来ということになります。
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15 |
12:18 |
根室港郵便局 |
ねむろみなと |
北海道根室市 |
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そのまま道道35号に出て、東に進んでいきます。
この道道35号、根室半島線という壮大な名前です。
この先、納沙布岬方面を一周してくれる主要地方道ですね。
根室かに祭り・さんま祭り会場、とマップにあります。
うわあ、一度は行ってみたいお祭りですね。
その会場の近くにある局です。
根室港の目の前、名前の通りの局の立地です。
駐車場も広いわけではないですが、場所柄十分なんでしょう。
雪の日にも目立ちそうなオレンジ色の柱の局舎です。
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納沙布岬に到達。この先には日本の北方領土が広がっています。
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16 |
12:47 |
珸瑤瑁郵便局 |
ごようまい |
北海道根室市 |
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道道35号根室半島線をしばらく走ります。
しばらく局もないエリアなので、のんびりドライブです。
走っている車も、道外ナンバーやレンタカーが目立ちます。
というより、それ以外の車は全然走っていない感じ。
しばらく走って納沙布岬に到着。
少し観光しましたが、霧が濃く景色は楽しめませんでした。
そして遂に、日本最東端の珸瑤瑁郵便局に到達しました。
長年来たかった夢の郵便局にやっと来ることができました。
風景印もものすごく素敵で、旅の新たな目標ができました。
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17 |
12:59 |
歯舞郵便局 |
はぼまい |
北海道根室市 |
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ここからは半島の南側を進んでいきます。
道道35号根室半島線に変わりはありません。
交通量は、北側より少しあるかな、というくらい。
こちら側の方が、集落があるみたいですね。
さて、歯舞漁港を過ぎ、集落を進みます。
道道沿いに民家も多く、まとまった集落のようです。
大きめの局舎は道道沿いにありました。
集配局のようですが、2006年から無集配局ということでした。
歯舞群島を思わせる、この地域らしい局名が素敵ですね。
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18 |
13:14 |
根室曙簡易郵便局 |
ねむろあけぼの |
北海道根室市 |
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道道35号をなおも走り続けることになります。
ずっとこの道道にお世話になることになりますね。
まあ、他に道があるほど広い半島ではないんですね。
しばらく走って根室市街地に戻ってきました。
光洋簡易局からの道に合流すると、すぐに局はありました。
珸瑤瑁に向かう前に訪問してもよかったんですがね。
復路で局間距離が開きすぎないようにするための計画です。
公式には駐車場2台とありますが、どこかわかりませんでした。
隣の廃アパートの前のスペースをお借りしました。
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19 |
13:20 |
根室有磯郵便局 |
ねむろありいそ |
北海道根室市 |
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広い道をそのまま北西に進んでいきました。
途中で国道44号に繋がる大正町通が分かれます。
片側3車線という信じられない広さの道です。
絶対こんなに広くなくていいんだけど。
でもこういうところが、北海道のスペックなんですよね。
しばらく行くと局は左手にありました。
住宅街のような、ちょっと郊外のような場所の局です。
この少し北に、根室港局、根室局なんかがあるんですよね。
そういう意味では、このあたりも十分に中心部です。
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20 |
13:33 |
根室西浜郵便局 |
ねむろにしはま |
北海道根室市 |
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さて、根室市街地を西に進んでいきます。
途中の根室大正局などは、先ほど訪問済みです。
国道44号に出て、今度は国道の南側に出ます。
このあたりは民家が多く、住宅街になっています。
一方で、商業施設は少なく、市街地も末端部のようです。
国道沿いにはタイエー西浜店があります。
函館のハセガワストアのやきとり弁当を買うことができます。
そんな西浜地区の住宅街の中に局はありました。
建物は新しそうで、駐車場もちゃんとあって助かります。
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根室IC~温根沼IC 7.1キロ・普通車0円
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21 |
13:44 |
温根沼簡易郵便局 |
おんねとう |
北海道根室市 |
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国道44号を進むと、ファッションセンターしまむら。
こんなところにもしまむらがあるのかと驚きます。
すぐに根室道路という自動車専用道路に入ります。
無料の高速道路のようなもので、80キロ制限の快適道路。
ただ、根室の人は高速道路を知らないのか、50キロで走っています。
せっかく作っても広域農道のようになってしまうのはもったいないですね。
温根沼インターから現道を少し戻ると局はありました。
旧特定局の雰囲気がある局で、1996年までは温根沼郵便局でした。
移転改称して根室西浜局になり、ここは簡易局になっています。
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22 |
14:26 |
本別海郵便局 |
ほんべつかい |
北海道野付郡別海町 |
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天気がよければ春国岱に立ち寄る予定でした。
春国岱は次回の根室旅行に取っておきます。
さて、ここからはかなり局間距離が開きます。
どこの郵便局までも、とにかく遠い。
道東の洗礼を受けた感じがしますね。
温根沼から40分間くらい走り続けて、やっと本別海の局に到着。
風連湖を海沿いに進めたらもっと近いんでしょうけど。
海岸線沿いに道路を造らないのは、環境保護よりも需要がないんでしょう。
そんなことを思わせる、漁港に面した小さな集落の局です。
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23 |
14:43 |
別海郵便局 |
べっかい |
北海道野付郡別海町 |
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本別海からは、道道364号本別海別海停車場線を走ります。
別海停車場なんてあったっけ、と思いました。
1989年まで、JR標津線の別海駅があったんですね。
そんな別海町の中心部に向けて、原野をしばらく走ります。
厚い雲に覆われた雨降りの原野は、暗く寂しい景色です。
かなり走ってやっと別海町の中心部に来ました。
別海町役場なども近くにあり、集配局の立派な局舎です。
町の名前は「べつかい」ですが、局名は「べっかい」です。
かつてあったJR別海駅も、「べっかい」と読みました。
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24 |
14:58 |
中西別郵便局 |
なかにしべつ |
北海道野付郡別海町 |
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別海の読みは、町議会でも議論されたそう。
公式には町名の「べつかい」ということです。
ただ、本別海は「ほんべっかい」が正しい地名なんだとか。
まあ、このあたりは統一する気もないでしょう。
国道243号を西に進み、中西別を目指します。
似たような地名が多く、間違えそうになります。
国道をしばらく走ると、国道沿いに局はありました。
公式には駐車場はないですが、わき道が実質駐車スペースです。
この立地で車での訪問ができないと、死活問題でしょう。
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25 |
15:12 |
豊原簡易郵便局 |
とよはら |
北海道野付郡別海町 |
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別海町の局はまだまだあるのですが、時間的に北へ向かいます。
明日以降のことも考えて、ルートを練っています。
牧草地や農場が続く景色の中を進みます。
日高は馬でしたが、別海は酪農家が多く、牛がいます。
豊原の集落には入ると、郷土資料館の分館がありました。
どうやら小学校の廃校を活用しているようですね。
その先の集会所のようなところの入口に局はありました。
余談ですが、この豊原会館に配置したポケモンが今日現在も戻ってきていません。
北海道の小さな集落では、スマホゲームユーザーも少なそうです。
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26 |
15:27 |
中春別郵便局 |
なかしゅんべつ |
北海道野付郡別海町 |
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豊原からしばらく東に向かい、道道8号にぶつかります。
1桁の主要地方道に出会い、ちょっとびっくりです。
こんなに何もなさそうなところなんですが…。
根室中標津線ということで、広域的には需要があるんでしょう。
北上すると、セイコーマートのある大きな集落に出ます。
交差点に面して局はありました。
公式にも郵便局の駐車場はないことになっています。
実際には、局の隣が広い公共駐車場になっていました。
もちろん郵便局の利用者の駐車を見越しているのでしょう。
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27 |
15:52 |
尾岱沼郵便局 |
おだいとう |
北海道野付郡別海町 |
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中春別を出た時点で15時半前というタイミングです。
時間だけを見れば、あと2~3局訪問できそうです。
しかしここは、日本で3番目に広い町。
そんなことができるわけもなく、あと1局がやっとです。
道道363号尾岱沼港春別停車場線を東に進みます。
この先もやはり雨降る原野の中をひたすら走って海に出ました。
国道244号に出て北に向かっていくと局はありました。
温泉も湧き出る漁港に面した大きな集落です。
ホテルや旅館もあり、向かいには野付半島が延びています。
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夜は羅臼に宿泊しました。硫黄の強い温泉とサーモンいっぱいの夕食で最高の夜を過ごしました。
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尾岱沼局を訪問後は、根室標津駅跡を見学してから羅臼町の宿へと向かいました。もう知床は目の前、というものすごい立地です。
羅臼に宿泊予定ではなかったのですが、予想以上に順調に進んだこと、直前に安くで宿を取れたことから、思い切って羅臼まで来ました。
宿のテレビをつけて驚きます。宮崎で地震、そして南海トラフ地震臨時情報。震源に近い地域の無事を祈りつつ、夜を迎えました。
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