日高地方の最南部に到達すべく、今日は静内から襟裳岬を回り込んで訪問していくルートを計画しました。
まずは静内の宿から荻伏郵便局まで回送します。途中、JR日高三石駅などの鉄道遺構を見学しながら国道を走っていきました。
風光明媚な景色が続くこのあたりは、ドライブするだけでも楽しいもの。後日訪問の写真と合わせて掲載します。
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1 |
09:02 |
荻伏郵便局 |
おぎふし |
北海道浦河郡浦河町 |
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静内の宿から荻伏までは、そこそこの距離があります。
郵便局を巡りながら走るとそれほど気にならないのですが。
途中には、鳧舞簡易郵便局がありました。
2022年8月から一時閉鎖中ですが、看板もそのままです。
復活したら、またこの界隈に来ることになりそうです。
賑わう道の駅みついしを横目に進むと局はありました。
営業時間前でも、キャンピングカーが多い道の駅でした。
荻伏の集落にあり、大きな局舎ですが集配は廃止になっている様子。
かつての荻伏駅はもっと北の内陸部にありました。
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2 |
09:14 |
浦河堺町郵便局 |
うらかわさかいまち |
北海道浦河郡浦河町 |
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国道235号をえりも方面に向かって進みます。
海沿いの国道は、そこそこの交通量があります。
静内と浦河の間は行き来があるんでしょうね。
堺町交差点で道道481号に入ります。
すぐに局は右手に出てきました。
こちらも市街地型の局という感じで、局舎も新しいです。
信用金庫などもあって、わりと市街地です。
このあたりは民家も多いのですが、駅は設置されていませんでした。
堺町に駅があってもよさそう、なんて思っても過去の話です。
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JR浦河駅は役場などがある民家の少ない集落の間に位置していました。
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3 |
09:22 |
浦河郵便局 |
うらかわ |
北海道浦河郡浦河町 |
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国道に戻り、さらに浦河市街地へと進みます。
堺町の集落を抜けると浦河町役場。
国道を挟んで、JR浦河駅の跡が残っていました。
駅舎も跨線橋もそのまま。駅名標もありました。
しかし、この立地は堺町と大通地区の中間で民家の少ないエリア。
誰も幸せにならない立地なんじゃないかと思います。
その先、大きな建物が並ぶエリアに局はありました。
漁港にも近く、わりと人通りのある場所に局。
集配局で、大きな局舎ですが、ちょっと目立たない場所です。
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4 |
09:28 |
浦河東町簡易郵便局 |
うらかわひがしまち |
北海道浦河郡浦河町 |
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浦河局近くの大通2丁目交差点まで戻ります。
総合文化会館や図書館の複合施設がある交差点です。
この交差点が国道235号の終点であり、ここからは国道336号です。
そんなわけで、国道336号を進みます。
跨線橋を越えて、東町交差点を左折すると局はありました。
ほぼ交差点に面しているので、少し訪問しづらいです。
近くにはJR東町駅がありました。
ただ、駅名は「ひがしちょう」で局名とは異なります。
東町という駅名も、なんだか路面電車の電停みたいです。
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5 |
09:41 |
西舎郵便局 |
にししゃ |
北海道浦河郡浦河町 |
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東町簡易局の前の道をそのまま北上します。
わりと内陸まで住宅街が続きます。
JRの路線バスが前を走っていて、降車がありました。
バス停で待っているお客さんも多かったので、またバスが来るんでしょう。
道道1025号にぶつかり、右折してしばらく行くと国道236号。
優俊ビレッジなる施設の近くで、やはり競走馬の故郷なんですね。
国道を進み、西舎橋交差点を道道に入ると局。
他の局にも増して牧場の中という感じで、局からも馬が見えます。
日高の訪問では、一番馬ビューな局だったと思います。
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6 |
09:51 |
西幌別簡易郵便局 |
にしほろべつ |
北海道浦河郡浦河町 |
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国道236号を南下して、国道336号にぶつかります。
少しえりも方面に走ると右手に旧JR日高幌別駅。
その駅舎の中に局はありました。
局の窓口がちょうど駅ホームへの出入口になっています。
貯金をしてもらっている間にホームへと出てみました。
ホームの手前までは出入りができ、当時の様子がよくわかりました。
列車が走っていたら、もっとおもしろかっただろうな。
駅舎内には食堂も入っていました。
廃線後も活用されている駅舎は、なんだかうれしいですよね。
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7 |
09:59 |
鵜苫郵便局 |
うとま |
北海道様似郡様似町 |
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地図で見ると、随分先端も近付いてきました。
そういえば、日高地方って、半島なんでしょうか。
日高半島、とは言わないけれど。
北海道の南の尖った部分、なんて呼ぶんだろう。
日高、としか呼びようがないんだろうか。
そんなことを考えていると様似町に入りました。
鵜苫交差点の近く、国道沿いに局はありました。
国道沿い、東西に長い集落です。
漁港を抱えた静かな漁村の雰囲気がある集落でした。
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8 |
10:07 |
様似本町郵便局 |
さまにほんちょう |
北海道様似郡様似町 |
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旧鵜苫駅を過ぎ、しばらく走ると様似の集落。
まずは本町という集落に入りました。
土曜日に訪問した郷土館の方の話では、かつてはこちらが中心地だったそう。
郷土館では鉄道関連資料も拝見しました。
そこで伺った蝦夷三官寺の等澍院も訪問しました。
余談ですが、蝦夷三官寺巡りスタンプラリーにも挑戦しました。
さて、そんな歴史あるエリアに局はありました。
古さは感じさせない局舎で、まだ新しいのでしょう。
近くにはエンルム岬があり、展望台からの眺めは最高でした。
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様似の街は、じっくり観光できる、見どころの多い町でした。
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9 |
10:19 |
様似郵便局 |
さまに |
北海道様似郡様似町 |
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現在の様似市街地に入りました。
ツルハドラッグなどのチェーン店もあります。
大きな町役場にスポーツセンターがあり、その先に旧様似駅。
観光案内所が現在もこの駅舎内に入っているようです。
JR日高本線の終点だった様似駅。
その車止めの先の道道233号沿いに局はありました。
町の中心局として、現在でも集配局です。
ここまで来ると、最果ての地が近い感じがしますね。
時刻表の路線図で「様似」が終着駅だったせいもあるでしょう。
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10 |
10:37 |
幌満郵便局 |
ほろまん |
北海道様似郡様似町 |
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国道336号に戻り、ここからえりもを目指します。
海沿いの道も、なんだか最果て感があります。
もちろん心理的な要素が強いんでしょうが。
でもやっぱり、建物が減り、交通量も明らかに少ないです。
けっこうな距離を移動して、右手には日高耶馬渓の文字。
土曜日に訪れましたが、耶馬渓とは…となりましたね。
さて、トンネルを抜けて川を渡ると局はありました。
人家も少ない小さな静かな集落の局です。
トンネルを走る車の音だけが響いている、静かな場所です。
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11 |
10:55 |
えりも郵便局 |
えりも |
北海道幌泉郡えりも町 |
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様似から先は人口希薄地帯です。
郵便局の局間距離も大きく開いています。
走っても走っても次の局に着かない、という感じ。
まあ、走りやすい道が続くので、そんなことはないんですが。
しばらく走るとやっとえりも町役場のある中心地に。
国道と並行する市街地の道沿いに局はありました。
北海道最南端の集配局…ではありませんね。
函館の方がもっと南に位置しているんですよね。
少し寂しいえりもの中心部にある郵便局を訪問しました。
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12 |
11:15 |
えりも岬郵便局 |
えりもみさき |
北海道幌泉郡えりも町 |
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そんなえりもの中心地から、さらに国道336号で南下します。
すぐに道道34号襟裳公園線に入って襟裳岬方面へ。
ここまで来ると、観光客のレンタカーくらいしかいません。
ほとんど交通量のない道を走り、だんだん丘を上っていくと襟裳岬。
岬へは明日行くとして、今日は手前を左折してえりも岬の集落へ。
すぐに郵便局は見つかりました。
けっこう新しくて大きな局舎ですが、集配は廃止済み。
風景印の押印をお願いすると、慣れた様子で綺麗に押印。
需要のある観光地の局は、やはりプロの技が光るな、と思います。
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翌朝、襟裳岬を訪問しました。地の果て、という感じがする岬でした。
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13 |
11:32 |
庶野郵便局 |
しょや |
北海道幌泉郡えりも町 |
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さあ、襟裳岬まで到達してしまいました。
今日は日高山脈の右側、道東エリアにも足を延ばします。
道道34号は海沿いの何もない原野のようなところを走り続けます。
百人浜という浜辺が広がっているはずですが、全然見えません。
海風を避けるためには内陸側を通す方が安全ですからね。
西側と比べてなだらかな地形ですが、集落はありません。
かなり走って国道と合流すると庶野の集落。
小さな集落にいきなり大きな集配局が出てくる感じです。
天気が一気によくなったのは、岬を回って地域が変わったせいでしょうか。
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14 |
11:42 |
日高目黒郵便局 |
ひだかめぐろ |
北海道幌泉郡えりも町 |
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庶野から先は国道がかなり走りやすいです。
何がどうした?どうしてこうなった?レベルです。
めちゃめちゃ長いトンネルを抜けると目黒の集落。
えりも黄金トンネルの中は20℃に届かないくらいでした。
おかげでトンネルを抜けるとフロントガラスが曇ります。
豊似湖方面へ少しわき道を入ると局。
びっくりするくらい古めかしい局舎が残っていました。
こんなに昔懐かしい局舎が現役とは。
ゴム印にはハート型で有名な豊似湖の文字がありました。
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15 |
12:02 |
音調津郵便局 |
おしらべつ |
北海道広尾郡広尾町 |
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この先も、局間距離が極端に長いエリアです。
急峻な地形も相まって、人が住むような環境じゃないんでしょう。
わずかに開けた川の河口付近に集落が点在するくらい。
そんな海沿いを、国道336号で北上します。
トンネルを抜けると広尾町で、さらにトンネルをいくつも抜けて集落。
集落の中を進んでいくと道道1071号沿いに局。
局名が読めないので局員さんに教えてもらいました。
「明日には忘れると思いますよ」って、そんなことはないでしょ。
オシラベツの響きにこの漢字を充てた先人のセンスを感じます。
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16 |
12:13 |
広尾本通簡易郵便局 |
ひろおほんどおり |
北海道広尾郡広尾町 |
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国道336号はなおも海沿いの何もないところを走ります。
景色はいいのですが、右手が海、はずっとです。
長万部のあたりから一貫して「右手に海」ですからね。
まあ、西から東に旅をすればそうなるか。
さて、いくつかトンネルを抜けるといきなり市街地。
国道沿いの商工会の建物に局はありました。
施設内局のありがたいところとして、だいたいお手洗いがあります。
こちらでもお手洗いをお借りしました。
広尾の市街地は久しぶりにまとまった大きな街でした。
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17 |
12:22 |
広尾郵便局 |
ひろお |
北海道広尾郡広尾町 |
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広尾町はサンタランドという異名をもっているそうです。
なんでも、「広尾は一年中クリスマス」なんだって。
あはは、ファンタジーでお花畑ですね。
市街地を進むと国道から少し入ったところに局。
ひっ、局の前のポストにもサンタクロースがいます。
ポストが赤いので、馴染んでいる感じはありますね。
広尾町の中心で集配局とあって、お客さんがいました。
この北に、かつての広尾線の終点、広尾駅がありました。
国道からまっすぐ続く道が駅前なのが、歴史を物語ります。
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18 |
12:35 |
十勝野塚郵便局 |
とかちのづか |
北海道広尾郡広尾町 |
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国道336号を北に進んでいきます。
見渡す限りの畑というか、草原というか。
トウモロコシ畑が多いようです。
日高のような牧草地は見られなくなりましたね。
そういえば、国鉄広尾線には急行「大平原」なる列車があったようで。
なるほど、まさにそれ!というか、それ以外に命名しようがない。
そんな景色の中を走り続けていくと、野塚の集落に入ります。
国道沿いに大きな局舎がありますが、現在は集配廃止。
局名に十勝が冠せられているのが萌えポイントです(死語)。
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19 |
12:45 |
豊似郵便局 |
とよに |
北海道広尾郡広尾町 |
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十勝を冠する必要があるかと思ったら、野塚局もあるんですね。
それも同じ道内で、積丹町にあるんだそう。
そちら方面も、いずれ訪問したいものですね。
そのまま大平原の中を国道で一気に北に進みます。
西海岸と同じく、このあたりの局間距離は長いです。
しばらく行くと、局は国道沿いの左手にありました。
こちらも既に集配は廃止になっているようです。
サンタランドの歴史を調べていたら、俳優の津川雅彦さんに行き着きました。
なんだか、バブル期にはいろいろなことがあったんだと思いました。
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20 |
12:58 |
旭浜簡易郵便局 |
あさひはま |
北海道広尾郡大樹町 |
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浦河あたりからずっと国道336号沿いでした。
郵便局も国道沿いに集中していたので、寄り道がなかったです。
ここに来てひさしぶりに、国道を大きく離れます。
国道336号から右手、海沿いの集落を目指します。
道道501号旭浜大樹停車場線なる道です。
もうほとんど海が目の前!という集落に局はありました。
商店と一緒になっているタイプでした。
「シカに特に気を付けて」と局を出るときに言われました。
道内はどこにいても、シカの飛び出しがあるようです。
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21 |
13:13 |
石坂郵便局 |
いしざか |
北海道広尾郡大樹町 |
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旭浜大樹停車場線をしばらく戻って国道へ。
その国道を横断してそのまま北西に進みます。
見渡す限りの畑で、この町だけで日本の農業を支えるレベル。
そんなことを思ってしまうほど農地ばかりです。
ずーっと走り続けると、やがて国道236号にぶつかります。
国道に面して石坂郵便局が出てきました。
古めかしい小さな局舎が懐かしいですね。
かつてはこのあたりも広尾線の石坂駅が置かれていました。
いまでは国道をぶっ飛ばすトラックの音だけが聞こえます。
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22 |
13:22 |
大樹駅前簡易郵便局 |
たいきえきまえ |
北海道広尾郡大樹町 |
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国道236号をしばらく北に向かいます。
気付けば大樹町に入っていましたね。
先ほどの石坂郵便局も大樹町です。
大樹町の中心地に入ると、大きな道の駅。
コスモールというくらいなので、…なんですか?
町の花コスモスと宇宙のコスモを掛けているらしいが、宇宙どうした?
そんなことを思いながら右折すると、局の指す場所には農協。
大きくて新しいJA大樹町の本所の中に局はありました。
農協受託の簡易局でありながら、貯金を扱ってくれています。
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23 |
13:30 |
大樹郵便局 |
たいき |
北海道広尾郡大樹町 |
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大樹駅はもう少し東に位置していたようです。
駅の廃止は1987年、局の移転は2014年。
改称のチャンスはあっただろうに、局名はそのままです。
北海道内にはこういう廃駅の駅前局がわりと多いです。
こういうところに歴史を垣間見るのは楽しいですね。
歴舟川を渡ったところ、国道沿いに局。
大樹町役場も近いようで、川の南北に市街地が広がります。
町の中心にある集配局で、お客さんがいました。
もうすぐ歴舟川で花火大会があるようです。
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24 |
13:57 |
生花簡易郵便局 |
せいか |
北海道広尾郡大樹町 |
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夏といえばどこでも花火大会です。
それなのに、花火を一度も見ていません。
明日あたりは花火の町が多いですが、見事にスルー。
逆に言えば、花火のない町に宿を取れば安いです。
広尾でも十勝港の花火大会があるようですね。
この間の移動距離は30キロ弱になります。
一気に東へ進み、国道336号を北上すると局。
2021年に生花郵便局が廃止になり、簡易局が設置された経緯。
とはいえ、どの局からも遠いこの局の存在は大きいです。
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25 |
14:16 |
忠類郵便局 |
ちゅうるい |
北海道中川郡幕別町 |
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おそらく大半の局巡り家がルート取りに困るでしょう。
どう行っても遠い、そして通り道になりにくい生花集落。
今後も簡易局として末永く生き残ることを祈って次へ。
国道を横断して道道319号を進んでいきます。
途中で幕別町に入りますが、幕別って根室本線の駅になかったか。
それもそのはずで、2006年に忠類村だったエリア。
国道236号にぶつかり、横断した先に局はありました。
旧忠類村の中心地で、旧村役場や学校が集まる市街地の中心部です。
局の近くには、国鉄忠類駅の駅舎が保存されていました。
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忠類駅はよく保存されていて、時が止まったかのような雰囲気でした。
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26 |
14:33 |
上更別郵便局 |
かみさらべつ |
北海道河西郡更別村 |
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このあたりは行ったり来たりでの訪問です。
西へ東へ南へ北へ、っていう歌なかったっけ。
30年くらい前の曲だと思いますが。
三浦春馬さんが子役で出てたドラマの主題歌だった気がします。
いや、記憶が正しい気がしない…。
国道236号は並行して高速道路が開通しているので交通量が少なめ。
やはり無料の高速道路は最強なんですよね。
上更別の集落に入ると局は国道沿いにありました。
このあたりは更別村という、これまた初めましての自治体です。
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27 |
14:50 |
尾田郵便局 |
おだ |
北海道広尾郡大樹町 |
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ここからは道道210号で南下していきます。
尾田豊頃停車場線なる道です。
帯広広尾自動車道をくぐる以外は、景色の変化もありません。
ん、帯広広尾道は略称は帯広道なんだろうか。
そうなると広尾の要素が消えてしまうか。
ひたすら走って道道55号を左折すると局。
「今日は暑い」という話から、年々北海道も暑くなっているという話に。
以前は北海道にいなかったカブトムシを見かけるようになったと。
そういうところから、徐々に生態系が壊れていくんですね。
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28 |
15:09 |
上札内郵便局 |
かみさつない |
北海道河西郡中札内村 |
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道道55号をしばらく北西に進んでいきます。
主要地方道だとは思いますが、交通量は少なめ。
というか、道内は国道でも交通量は少ない路線が多いです。
そう考えると、道道は車が少なくても当たり前か。
そのあたりは、国道道道関係なく需要に差はあるでしょうね。
中札内村に入り、上札内の集落に入ります。
道道111号とぶつかる交差点に局はありました。
さてこの道道111号、昨日の御園局前と同じ、静内中札内線です。
日高横断道路が全通していたら、ここに繋がっていたんですね。
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29 |
15:28 |
更別郵便局 |
さらべつ |
北海道河西郡更別村 |
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そう考えると、日高山脈を横断する道は少ないです。
とはいえ、静内から中札内に需要があるのか。
費用対効果を考えると、建設中止はやむを得ないでしょう。
さて、上札内からは少しコースアウトで東に向かいます。
帯広広尾道の更別インターの先、更別村の中心地に局。
この局はなんだかお客さんが多かったです。
出稼ぎの方なのか、住み込み農家の方なのか、そういった感じでした。
農業の村ということを考えると、働き手が必要でしょう。
意外と財政も安定しているのかな、と思いました。
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30 |
15:40 |
中札内郵便局 |
なかさつない |
北海道河西郡中札内村 |
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少しだけ高速道路でワープします。
高速道路といっても無料の高規格道路。
更別インターから中札内インターまで1区間だけです。
道道1166号中札内インター線は、高速開通に合わせて指定された道でしょうか。
中札内村役場の隣に局は位置していました。
体育館やJA中札内村の本店も集まっていました。
十勝はJAも自治体ごとに経営できちゃうんですね。
それだけ農業が盛んということがよくわかります。
中札内村は帯広空港からも近く、やはり財政が豊かそうです。
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31 |
15:48 |
幸福簡易郵便局 |
こうふく |
北海道帯広市 |
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このあたりの自治体は、かなり力がありそうです。
本気の農業できちんと利益を上げているんでしょう。
日本の食を支えている大切な村なんですよね。
食料自給率の何パーセントを占めているんだろう、と思います。
さて、国道236号を北上するとやがて帯広市に入ります。
言わずと知れた観光地の幸福駅方面へ右折すると局。
観光客の姿も多い幸福駅を横目に局を訪問しました。
その幸福駅へは、16時を過ぎてから訪問しようと思います。
時間的に、もう1局行けそうなので向かうことにします。
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32 |
15:59 |
大正郵便局 |
たいしょう |
北海道帯広市 |
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国道236号を帯広市街地方面に向かいます。
帯広広尾自動車道もありますが、しばらくインターがありません。
そんなわけで、現道をのんびりと進みます。
しばらく走って大正の集落に入りました。
道道交差点の手前を左折すると局はありました。
こちらは意外にも集配局で、大きな局舎がありました。
意外といいましたが、大正の集落はわりとまとまった集落。
かつては大正駅、その昔は幸震駅という駅がありました。
幸せに震えるっていうのも、恐ろしい駅名だと思います。
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幸福駅に立ち寄って、さらに幸せになって、広尾の宿に向かいました。
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予想外に順調に訪問できました。今日は30局に達しないだろうと思っていたので、局間距離が長い中32局訪問はかなりの収穫です。
幸福駅を見学してからは、広尾町へと戻って宿に泊まりました。安くで満腹の2食付きというのはありがたいです。
土日を挟むので、旅も小休止。ゆっくりと観光をして週末を満喫することにします。十勝は、また来週たっぷり訪問します。
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