No.667:夏の3週間北海道ドライブ・6日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2024.08.01(木) 曇り 36 苫小牧日吉局 野深局
 カルルス温泉の宿を出発し、今日は苫小牧市の局をスタートに、日高地方へと進んでいくコースを計画しました。
 昨日は苫小牧市内の線路の北側の局を訪問しましたが、今日は線路の南側を訪問します。
 東西に市街地は広がっていますが、線路の南側はそれほど局数もない様子。今日はのんびりとドライブを楽しみましょう。
1 09:02 苫小牧日吉郵便局 とまこまいひよし 北海道苫小牧市

 カルルス温泉から登別駅付近に出ます。
 そこから国道36号を走るルートは昨日と同じです。
 白老町などを通過し、苫小牧市街地が近付きました。
 交通量が多い国道を左折し、三条通を進むと局はありました。
 大きな局ではなく、駐車場も2台分くらいでした。
 隣には駐車場がものすごく広いセイコーマートがありました。
 このあたりは住宅街がメインの、郊外に当たるんでしょう。
 駅でいうとJR糸井駅と青葉駅の間のあたりです。
 貯金と風景印押印後、しばらく東に進んでいきました。

2 09:10 苫小牧新富郵便局 とまこまいしんとみ 北海道苫小牧市

 順調なスタートで次の局を目指します。
 三条通をそのまましばらく走ります。
 そこそこ交通量もあり、片側2車線の広い道が続きます。
 途中で苫小牧川を渡りました。
 そんな川があったのか、という発見です。
 いや、現地では川の名前なんて知りませんでしたね。
 しばらく行くと、ローソンというコンビニエンスストアの向かいに局。
 こちらも駐車スペースは広くなく、駐車しづらかったです。
 まあ、そうは言っても北海道。困ることはありません。

3 09:17 苫小牧弥生郵便局 とまこまいやよい 北海道苫小牧市

 三条通をそのままさらに東に進んでいきました。
 途中で左折し、北に向かっていきます。
 少し寂しい住宅街のようなところを進んでいきます。
 右手にはDCMというホームセンター。
 大きなホームセンターで、駐車場も広いです。
 まだ開店時間前なのか、車は全然いませんでしたね。
 その向かいにひっそりといった感じで佇む弥生局。
 珍しく駐車場はありませんが、路肩に車を置けました。
 どことなく古めかしく、懐かしい感じのする局でした。

4 09:25 苫小牧本町郵便局 とまこまいほんちょう 北海道苫小牧市

 適当な道で東に進んでいきました。
 国道36号にぶつかり、国道を少し走ると局はありました。
 隣は業務スーパーという立地です。
 局を出て、車に戻ると何やら異変が。
 業務スーパーの入口で座り込む夫婦。
 そうです、一昨日、業務スーパーのFC運営会社が倒産しています。
 この苫小牧店はその運営会社のお店だったとのこと。
 利用者はこうして途方に暮れているわけです。
 今後どうなるのか、そのあたりも気になっていました。

5 09:31 苫小牧旭町郵便局 とまこまいあさひまち 北海道苫小牧市

 業務スーパーって何かと便利ですよね。
 近所にないので、なかなか利用する機会はないですが。
 ただ、大容量の食品などが重宝します。
 さて、汐見大通に入りました。
 海に近いエリアの住宅街を進んでいきます。
 少しわき道を入ったところに局はありました。
 付近には地方裁判所や道税事務所などもあります。
 官公庁がある立地は、それなりの需要が見込めますね。
 お客さんは少なく、すぐに局を後にできました。

6 09:41 苫小牧郵便局 とまこまい 北海道苫小牧市

 苫小牧市役所を横目に、旭大通を進みます。
 苫小牧市は人口16万5千人あまり。
 道内はもちろん、全国的にも人口の多めの街です。
 その街の中心部ということで、活気もあります。
 車通りも多く、整備された街並みがきれいです。
 衰退著しい室蘭市と比べると、対照的な存在です。
 JR苫小牧駅からも近い、王子総合病院の近くに局はありました。
 ゆうゆう窓口のある大きな局舎です。
 局の駐車場がアンダーパスの側道に面していて入りやすいです。

7 09:59 苫小牧中野郵便局 とまこまいなかの 北海道苫小牧市

 この先がうまくつながらない、というか…。
 中央分離帯のある広い道沿いの局は難しい。
 国道36号に出るも、うまく局に到達できません。
 陸橋を越えて、Uターンして局に到着しました。
 局自体は何の変哲もない局なんですが、広い国道沿いにあります。
 この局は苫小牧西港の近くにあります。
 旅の終盤、フェリーに乗るために戻ってきます。
 この時はまだ想像もできないほど、先のことなんですよね。
 長く北海道を旅すると、いろいろなことが見えてきます。

8 10:18 沼ノ端郵便局 ぬまのはた 北海道苫小牧市

 ぐるっと回り込んで国道に復帰。
 臨港北通なる広い広い道を東に進んでいきます。
 久屋大通よりも広く感じちゃうんですが、どうなんだ。
 中央分離帯の緑地がないバージョンです。
 このあたり、線路の北側にはイオンモールがあります。
 JR日高本線の線路をオーバーパスして沼ノ端駅への道へ入ると局。
 隣には「ダイソー」という税別100円商品を多く扱うお店がありました。
 そんなわけで、そちらから来局する人も多いようでした。
 大きな局舎ですが、現在は集配局ではないようでした。

9 10:30 勇払郵便局 ゆうふつ 北海道苫小牧市

 そのまま通りを南に進んでいきます。
 沼ノ端の市街地を抜け、JR日高本線の線路を渡ります。
 すると、一気に景色は郊外というか原野のような感じに。
 JR勇払駅を横目に、市街地に入りました。
 道道781号にぶつかり、右折すると局。
 いまでこそ、苫小牧市街地と隔絶された集落です。
 苫小牧西港完成までは陸続きで、線路もまっすぐに延びていたとか。
 なるほど、市街地や駅と港が近いのは苫小牧の利点です。
 その歴史は、そうして作り出されたものなんですね。

10 10:48 上厚真郵便局 かみあつま 北海道勇払郡厚真町

 いまでは苫小牧港は北海道でも一番の港湾です。
 港湾取扱貨物量、という指標で測るみたいですが。
 国内でも名古屋、千葉、横浜に次ぐ第4位なんですね。
 これは驚きでした。
 内航だと日本一なんていうのも驚きでしたね。
 そんな苫小牧港の東港を横目に北上していくと、列車が走っていきます。
 日高道厚真インターを過ぎ、市街地に入ると局。
 厚真町でも海に近いエリアにある集落の局です。
 もっと海沿いには、JR浜厚真駅がありますが局はないです。

11 10:59 軽舞郵便局 かるまい 北海道勇払郡厚真町

 道道924号なる道に入り、東に進みます。
 いや、道道は数が多いから、ナンバーもインフレですな。
 富野軽舞線という、なんとも需要が限られそうな道です。
 ちょっと森の中を抜けるんですが、なんと!
 でかい、めっちゃでかいエゾシカ登場。
 人生初エゾシカに興奮して単独事故起こしそうでした。
 そのまま走って道道10号にぶつかると局。
 古めかしい小さな局舎が印象的な局でした。
 駐車スペースも砂利敷というなんとも言えない感じです。

12 11:13 鵡川郵便局 むかわ 北海道勇払郡むかわ町

 道道10号を南下していきます。
 この道は千歳鵡川線というこれまたニーズが限定的な感じの道。
 空港に降り立った乗り鉄が日高本線終着駅に向かうための道です。
 まあそんなことはないんだろうけど、車は少なめ。
 日高道鵡川インターを過ぎると鵡川の市街地。
 現在でもむかわ町役場がありますが、かつては鵡川町でした。
 ひらがなにしたことでカッコよさは失われています。
 そんな町の中に局はありました。
 コープの向かいにあって、わりと賑やかな場所でした。

13 11:32 富川郵便局 とみかわ 北海道沙流郡日高町

 現在のJR日高本線は、ここ鵡川までです。
 この先も様似まで線路が延びていたとは…。
 現役当時に乗っておくべきだったと後悔しても仕方ありません。
 さて、国道235号に入ると牧場が増えてきました。
 門別競馬場を横目に進み、馬が佇む草原を見ながら進みます。
 これぞ日高、という景色の先、富川の集落に入ります。
 このあたりは旧門別町ですが、富川は独立したコミュニティ。
 国道沿いの局は集配局で、そこそこ大きな建物です。
 わりとまとまった市街地を形成しているようでした。

14 11:43 門別郵便局 もんべつ 北海道沙流郡日高町

 そのまま国道を浦河方面に進んでいきます。
 無料の高速道路が並行しているので、交通量は多くないです。
 かといって少ないというほどでもないんですが。
 しばらく行くと、日高門別の集落に入ります。
 旧日高門別駅があったあたりに、日高町役場があります。
 線路跡を過ぎると局はありました。
 旧門別町の中心局だったであろう局ですが、規模は小さめ。
 集配局ではありますが、富川の方が大きく見えます。
 実際に、富川の集落の方が栄えていたような気がします。

15 11:57 豊郷簡易郵便局 とよさと 北海道沙流郡日高町

 さて、国道に戻って少し浦河方面に。
 ここからは山側に局がいくつかあるので寄り道です。
 海沿いだけを進めれば楽ちんなんですがね。
 JR豊郷駅跡の豊郷交差点から北に進んでいきます。
 日高道をくぐって、牧場の中を進んでいきました。
 馬がいっぱいでおもしろい景色です。
 しばらく行くと局は右手にありました。
 まだ新しそうな局舎の簡易局でした。
 町営バスのバス停がありましたが、バスは来るのでしょうか。

16 12:08 清畠郵便局 きよはた 北海道沙流郡日高町

 道道1026号を南下していきます。
 いや、いよいよ1000超えてきたなと思いました。
 これまでも1000超えの道は走ったでしょうかね。
 川沿いを下って国道235号に出ます。
 少し走ると局は国道沿いにありました。
 JR清畠駅があったあたりに位置しています。
 局舎はまだ新しそうですが、2013年に移転してきたようです。
 ということは、まだ日高本線は現役時代ですね。
 もっと新しそうですが、10年以上経過しているんですね。

17 12:16 厚賀郵便局 あつが 北海道沙流郡日高町

 国道235号をそのまま浦河方面に走っていきます。
 いよいよ日高だな、という感じがしてきました。
 右手に海、左手に牧場、なんて景色が爽やかです。
 しばらく走ると厚賀の集落に入ります。
 道道交差点の厚賀町交差点に面して局はありました。
 JR厚賀駅はもう少し西にあったみたいですね。
 国道沿いにあって目立つ大きな局舎です。
 現在も集配局ということで、そのスペースもあるのでしょう。
 局間距離が長い北海道では、集配局が多い気がします。

18 12:36 新和郵便局 しんわ 北海道新冠郡新冠町

 道道208号比宇厚賀停車場線を進んでいきます。
 厚別川に沿って進む走りやすい道です。
 停車場線の名で、そこに鉄路があったことを語り継ぎます。
 北海道にはこういう路線名も多いですね。
 道道71号と合流して、そのまま行くと新和の集落です。
 山奥の静かな、小さな集落のわき道を入っていくと局。
 昔ながらの局舎ですが、雪国らしく屋根が急傾斜になっています。
 貯金をしてもらっている間、虫が気になっていました。
 大きなアブかハチか、数匹がぶんぶん飛んで落ち着きません。

19 12:50 太陽簡易郵便局 たいよう 北海道新冠郡新冠町

 道道71号を少し戻り、さらに山側へと進みます。
 こんな山奥に局はあるのかと心配になります。
 とはいえ、道路沿いは牧場や農地が多いです。
 手付かずの山奥という感じではないですね。
 そして突然、太陽の森ディマシオ美術館なる建物。
 廃校の校舎が美術館になっているんだそうです。
 その近く、数軒の民間が並ぶあたりに局はありました。
 近くには太陽神社なんていう神社もあります。
 地名で太陽というのは、なかなか珍しいと思いました。

20 13:01 日高泉簡易郵便局 ひだかいずみ 北海道新冠郡新冠町

 道道71号をそのまま南下していきます。
 道道としては番号が若いですが、交通量は少ないです。
 というか、全然車と出会いませんね。
 謎のルートを描くというか、どこに向かおうというのか。
 しばらくいくと、新冠川を渡った先に局。
 道道が大きく右にカーブする、ガソリンスタンドの先の立地です。
 目立ちませんが、減速しているので気付きやすそうです。
 山あいの場所ですが、やはり大きく開拓された集落です。
 先人の苦労を思うと、頭が下がる思いですね。

21 13:22 御園郵便局 みその 北海道日高郡新ひだか町

 この先は山越えの道を走りました。
 道道ではない、大規模林道なんていう道です。
 道幅は広く、走りやすい区間が続きます。
 …が、急に道路上に三角コーン。
 道路は穴凹だらけで舗装も荒れて、段差が激しいです。
 ものすごく走りにくい区間を抜けると道道111号に出ました。
 このあたりも馬がのんびりと草を食べていて清々しい景色です。
 道道沿いにある局は大きく、元集配局のようでした。
 小さな集落の外れ、昼下がりの静かな局でした。

22 13:33 豊畑簡易郵便局 とよはた 北海道日高郡新ひだか町

 道道111号静内中札内線とは、壮大な道です。
 なるほど、あの伝説の日高横断道路なんですね。
 開通していたら…と思いますが、壮大な計画すぎたんでしょう。
 さて、道道1025号で静内川を渡り、左折してしばらく行くと局。
 こちらは小さな簡易局で、周囲はやはり牧場です。
 大きな牧場が点在しているので、やはり独特な景色。
 ただ、農地と違って生き物の気配があるのがいいですね。
 豊畑、の地名通り、畑もいっぱいある場所です。
 このあたりは新ひだか町で、旧静内町のエリアです。

23 13:49 日高朝日簡易郵便局 ひだかあさひ 北海道新冠郡新冠町

 道道71号を進むと、静内農業高校がありました。
 なるほど、農業が盛んな場所なんでしょうね。
 いや、そんなことは言われなくても想像できます。
 農業高校は畜産、酪農なんかも含んでますからね。
 途中で道道1026号に入ると局。
 道道沿いに大きな植木があるので、全然局舎が見えません。
 車で入っていいのか迷いつつ植木を抜けると局。
 こちらの局にはちょっと懐かしい特殊切手がありました。
 風景印押印のために、何シートか購入しました。

24 14:06 節婦郵便局 せっぷ 北海道新冠郡新冠町

 秋からの郵便料金値上げに向けて、切手の在庫を売りたい局。
 この時期にまとめて購入するのは、自分くらいかな。
 まあ、日々郵送で利用する人にとっては欠かせないでしょうが。
 道道209号から国道235号に抜けました。
 ひさしぶりに海沿いの国道を悠々走ることができます。
 節婦の集落に入ると、JR節婦駅の近くに局はありました。
 海沿いらしい雰囲気で、漁港を中心にまとまった集落が形成されます。
 廃止となった節婦駅も駅舎が残されていました。
 このあたりには廃線跡がまだ手付かずなところも多々ありました。

   
JR節婦駅跡。いまにも列車が来そう、というには、時間が経ちすぎました。
25 14:21 新冠郵便局 にいかっぷ 北海道新冠郡新冠町

 国道235号に戻って南に向かいます。
 途中に片側交互通行区間があってまた渋滞。
 とはいえ、一度で進めるくらいの交通量です。
 北海道でも人口希薄地帯に向かう道ですからね。
 新冠町の中心地に入り、国道沿いにも建物がたくさん。
 交差点を左折すると局はありました。
 大きな局ですが、こちらは集配局ではありませんでした。
 すぐに静内の市街地に出られますからね。
 局の前のベンチは、馬の蹄につける蹄鉄の形です。

26 14:29 静内山手簡易郵便局 しずないやまて 北海道日高郡新ひだか町

 海沿いの国道を走ると、すぐに新ひだか町に入りました。
 旧静内町のエリアで、国道沿いは店舗が多いです。
 って、待て待て、すき家にイオンに、マクドナルド!
 調べてみると、無印良品まであるの?!
 ここ、町だよね?下手な都市よりも栄えています。
 そんな静内市街地を走ると局はありました。
 小さな簡易局ですが、市街地型の簡易局は町村では珍しいです。
 旧静内町の人口は2万人超です。
 この静内の市街地の中だけでも数局あります。

   
土曜日は静内に宿泊しました。鉄道を失っても、活気のある町でした。
27 14:36 静内郵便局 しずない 北海道日高郡新ひだか町

 無印良品へは週末に行きました。
 都会の店舗と違って、広々、ゆっくり買い物できます。
 そのうえ品ぞろえもいいし、空いているし。
 静内なら住める、とか一瞬だけ思いました、本当に。
 国道235号に出て浦河方面に走ると局はありました。
 国道沿いの大きな局舎で集配局です。
 ただ、ゆうゆう窓口はありません。
 ここから最も近いゆうゆう窓口は、苫小牧郵便局です。
 ただ公式HPには再配達など用の電話番号がでかでか載っています。

28 14:40 静内御幸郵便局 しずないみゆき 北海道日高郡新ひだか町

 このあたりが静内町の中心部なんですね。
 ビルにホテルなんかも建ち並んでいます。
 週末に静内エクリプスホテルに泊まりました。
 朝ご飯のバイキングが有名なホテルです。
 品数が多くて、何度もおかわりしましたね。
 そんな市街地の少し外れに局はありました。
 駐車場の看板には「みゆき郵便局」の文字。
 昭和末期のスナックかと思わせるような名前です。
 静内市街地にはもう1局あるので、そちらに向かいます。

29 14:44 静内青柳簡易郵便局 しずないあおやぎ 北海道日高郡新ひだか町

 市街地の東側、こちらも広い道を走ります。
 ナビ任せに国道を避けながらアプローチ。
 静内川近くの住宅街に局はありました。
 小さな簡易局で、駐車場がありません。
 交通量の少ない道なので、路肩に車を置いて訪問します。
 そういう意味では駐車スペースには困りません。
 ただ、この北海道で駐車場のない局は珍しいです。
 ある程度、地元のお客さんが多いんでしょうね。
 そうであっても、きっと車で来る人が多そうですが。

30 15:01 東静内郵便局 ひがししずない 北海道日高郡新ひだか町

 国道235号に戻って、浦河方面に進みます。
 この時点でまだ15時前です。
 思ったよりも先に進めそうですね。
 陸上自衛隊静内駐屯地がありました。
 静内対空射撃場の文字があり、「射撃音注意」の標識も。
 国防の最前線なんだな、と実感します。
 旧東静内駅を横目に川を渡ると、市街地の北端に局。
 セイコーマートもあって、まとまった集落です。
 静内中心地からはけっこう離れています。

31 15:08 春立郵便局 はるたち 北海道日高郡新ひだか町

 海沿いの国道は、ずっと右手に海を眺めます。
 JR日高本線の廃線跡は山側を迂回。
 険しい海岸線沿いには国道を通すのがやっとでしょうか。
 結果として、海沿い区間が被災して廃線になっていますし。
 漁港のある春立の集落に入ります。
 国道に両側に民家が建ち並ぶ小ぢんまりした集落です。
 局は国道沿いにあり、道路との間のわずかなスペースに駐車場。
 車がいなかったのでバックで駐車できました。
 広いスペースに慣れていたので、こういう局はちょっと焦ります。

32 15:23 三石郵便局 みついし 北海道日高郡新ひだか町

 集落の間は、線路は大きく山側を迂回します。
 春立の先、日高東別駅も大きく内陸側です。
 その点、海沿いの国道の方がショートカットできます。
 災害への強さは置いておいて…。
 しばらく走ると、また漁港が出てきて市街地に。
 2006年までは三石町の中心地だった場所です。
 国道沿いの局はまだ新しそうな近代的な建物です。
 奥行が広く、集配局だそうです。
 旧三石町時代は人口5,000人ほどの町でした。

33 15:30 富沢郵便局 とみさわ 北海道日高郡新ひだか町

 その町の役場としてはものすごくでかい建物がありました。
 現在は新ひだか町役場三石庁舎になっています。
 図書館なんかも入っているので便利そうです。
 途中で道道534号に入って北上します。
 どこまで行っても牧場ゾーンが続きます。
 そしてまた、信号交差点の先に局。
 道路沿いに民家が建ち並ぶタイプの小さな集落の局です。
 局舎は最近建て替えられたようです。
 北海道の山あいにも、コンビニ型局舎は増えています。

34 15:38 本桐郵便局 ほんきり 北海道日高郡新ひだか町

 富沢からは南東に進みます。
 景色は変わりませんが、開けた牧草地帯です。
 セイコーマートの交差点を右折します。
 すぐに本桐の集落に入りました。
 駅を中心とした集落が広がっています。
 道道234号沿いに局はありました。
 見た目通りに集配局で、駐車場もきちんとあります。
 この時点で15時38分。
 あともう1局だけ目指すことにします。

35 15:48 歌笛郵便局 うたふえ 北海道日高郡新ひだか町

 道道234号を北上していきます。
 だんだん山が近付いてきます。
 それでも、交通量は減って、さらに走りやすくなります。
 鳧舞川沿いを進み、集落に入りました。
 歌笛、という何とも長閑でいい感じの地名です。
 歌笛橋の方に南下すると局はありました。
 昔ながらの局舎がこのあたりに似合っていると思います。
 お客さんもおらず、短時間で局を後にできました。
 16時まであと10分ほどあるので、もう1局目指します。

36 15:59 野深郵便局 のぶか 北海道浦河郡浦河町

 歌笛橋を渡って南下し、道道1025号に。
 大きな番号の道道はかなりサブな路線。
 マイナー集落を結ぶ道なのですが、走りやすいです。
 山を越えると浦河町に入りました。
 道道358号に入り、北東に向かうと局はありました。
 濃い色の木の感じが素敵な、現代的な局舎です。
 局の向かいはやはり牧場で、馬が草を食べています。
 牧場ビュー、馬ビューの郵便局ということになります。
 日高では珍しくないですが、全国的にはレアな景色でしょう。

   
静内の安い宿に泊まりますが、2食付きで快適な部屋に格安で泊まれました。
 やはり目に留まるのはJR日高本線の線路跡で、まだまだレールが残っているところが多かったです。寂しさを感じてしまいます。
 静内へと戻り、宿に宿泊しました。夕飯のカレーを大盛にして、持参の入浴剤でユニットバスに浸かりました。一人旅の醍醐味です。
 旅先のユニットバスって、なんであんなに落ち着くんだろう、と思うのは、やはり日本人の心理でしょうか。

 

 

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