No.666:夏の3週間北海道ドライブ・5日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2024.07.31(水) 47 室蘭祝津局 苫小牧拓勇東局
 5日目の朝は霧雨です。傘が必要なほどの雨ではありませんが、やや濡れるといったところ。車の乗り降りが多いので不安です。
 モダ石油で給油してから白鳥大橋を渡り、展望台から橋を見ますが、霧雨で霞んで微妙な眺め。
 今日は室蘭市街地を一気に訪問し、苫小牧方面に向かっていきます。市街地が多いので、局数は伸びそうな予感です。

   
白鳥大橋。後日、天気のよいときの写真と比べると、印象が全然違います。
1 09:02 室蘭祝津郵便局 むろらんしゅくづ 北海道室蘭市

 白鳥大橋を下りて、住宅街に入ります。
 なんだか目立たない場所に局はありました。
 広い道沿いにあってもよさそうな気はしますが。
 9時ちょうどに到着したので、スムーズなスタートです。
 まだ新しそうな局舎で、お客さんは他にもいました。
 9時ちょうどだから、ということもあるでしょうが。
 この近くには2015年に閉校した旧絵鞆小学校校舎があります。
 2つの円形校舎が並び、内部の見学もできます。
 後日訪れましたが、海が見える校舎からの景色も印象的でした。

   
絵鞆小学校。内部を見学できる貴重な円形校舎です。道の駅でも室蘭焼鳥丼を食べられます。
2 09:08 室蘭港南簡易郵便局 むろらんこうなん 北海道室蘭市

 ここからは道道844号を辿っていきます。
 祝津公園の南側をぐるっと回り込みます。
 今度は南下する道に入りますが、道道が曲がってくれます。
 そんなわけで、道道を辿れば次の局に到着できます。
 まあ、ナビに頼って途中は市道に浮気したんですが。
 住宅街ですが、まだ新しそうな局舎でした。
 山からの下り坂にあって、あまり目立たない雰囲気です。
 この局は室蘭市内唯一の簡易局となっています。
 もっと簡易局がありそうなので、ちょっと意外だと思いました。

3 09:14 室蘭築地郵便局 むろらつきじ 北海道室蘭市

 北に向かう道を進んでいくと、市街地に復帰します。
 このあたりは白鳥大橋から続く港大通です。
 その港大通に出ると局はありました。
 周辺にはコンビニや飲食店なども建ち並んでいます。
 昔からの市街地の一端という感じでしょうか。
 局舎こそ新しいですが、付近は古めかしい建物も多いです。
 往年の、というのが正しいか、栄えていた頃を偲ばせます。
 いや、それにしても本当に、室蘭市の衰退ぶりは激しい様子です。
 このあたりは旧市街地で、お客さんも疎らという感じです。

4 09:23 室蘭海岸郵便局 むろらんかいがん 北海道室蘭市

 しばらく港大通を南下して室蘭市街地方面へ。
 ホームセンターにドラッグストアなどが並びます。
 現在では郊外型の店舗が増え、郊外の雰囲気すらありますね。
 室蘭中央通という道に入り、坂を上って南下します。
 港大通を眼下に見ながら進むと局はありました。
 古めかしい局舎が、なんだか街並みに似合います。
 貯金と押印後に車に戻り、町を見下ろすと大きな古い建築物がありました。
 これは、旧室蘭駅舎だったようです。
 後日訪問すると、観光案内所になっていました。

   
1997年まで使われていた旧室蘭駅舎。歴史を語る証人です。
5 09:28 室蘭郵便局 むろらん 北海道室蘭市

 室蘭中央通を南下し、途中で港大通へと左折します。
 というのも、中央通から室蘭局前へは直接向かえません。
 局前の道は西向きの一方通行になっているんですね。
 大きな交差点に面して局はありました。
 昔ながらの局舎ですが、大きな建物は威厳があります。
 ゆうゆう窓口もあるので、この点は市の中心局らしいですね。
 近くには現在のJR室蘭駅があります。
 執筆中の9月現在、室蘭駅無人化が報道されていました。
 私が乗った時点でも、夕方は無人で切符がもらえませんでした。

6 09:37 室蘭幸町郵便局 むろらんさいわいちょう 北海道室蘭市

 室蘭局前の道を南下し、広い道にぶつかります。
 室蘭市役所が近いようです。
 少しだけ中央通を走ってわき道に入ると局。
 狭い道沿いにありますが、局の向かいに駐車場があります。
 まあ、交通量はそれほどない道ですが。
 市役所に美術館、大型商業施設なども並んでいる場所です。
 人の行き来が多い場所なんでしょうかね。
 今後、局舎建て替えのタイミングで、広い道沿いに移転するでしょうか。
 それとも…という未来も想像して、少し寂しくなります。

7 09:43 室蘭栄町郵便局 むろらんさかえまち 北海道室蘭市

 というのも、このあたりは局の密集地です。
 室蘭市は人口規模から考えて局数が多すぎますね。
 まあ、かつての基準で配置すればそうなるでしょう。
 室蘭市の人口は1970年当時は16万人を超えていましたからね。
 それから約50年後の現在は、人口8万人ちょっとですから半減です。
 少し西の広い道沿いに局はありました。
 海岸、室蘭、幸町、そしてここ栄町と、局が並んでいます。
 どれだけの需要があるのかは本当にわからないところです。
 歩いても4局を巡れそうな距離感で、密度は高いです。

8 09:53 室蘭母恋郵便局 むろらんぼこい 北海道室蘭市

 室蘭駅付近で、国道36号に入りました。
 地図上ではなぜか重複区間の235号を示しています。
 どう考えても36号の方がメインだと思うんですが。
 さて、母恋駅付近に出ました。
 母恋駅前局に向かう予定が、曲がる道を間違えます。
 地球岬への母恋中央通を進んでいくと局はありました。
 昨日、地球岬に向かう途中で見かけていたのでスムーズに到着です。
 この局は、室蘭市の中でも最南端に位置する局です。
 狭い範囲によく住宅街が密集していると思います。

9 10:01 母恋駅前郵便局 ぼこいえきまえ 北海道室蘭市

 母恋中央通から一本西の道に出ます。
 そのまま北上していくと局はありました。
 こちらの局には駐車場がないので、路肩を借りました。
 近くにはツルハドラッグなど大きな店舗もあります。
 駅前らしい感じもありますが、郊外の雰囲気もあります。
 ところで、母恋駅には母恋めしの売店があります。
 北寄貝のおにぎりの駅弁で、食べてみたいものです。
 今夏は時間が合わなかったのですが、次回は是非食べたいですね。
 このまま、東室蘭方面に進んでいきます。

10 10:12 室蘭御前水郵便局 むろらんごぜんすい 北海道室蘭市

 国道36号に戻り、そのまま東に進んでいきます
 ちょっとした峠越えのような区間になります。
 坂道を上っていき、途中で右折します。
 このあたりは民家も疎らなエリアです。
 かつては民家や集合住宅が密集していたんでしょう。
 そんな歴史を感じるエリアに局はありました。
 日本製鋼所の大きな工場が目の前に見えています。
 この街の歴史を語る、重要な産業拠点でもある工場。
 その労働者のための住宅が、きっとあった場所なんでしょう。

11 10:22 室蘭輪西南郵便局 むろらんわにしみなみ 北海道室蘭市

 よく考えると、この区間は国道ではないんですね。
 バイパスは頭上を跨いでいき、線路沿いに道は続きます。
 JR室蘭本線は、列車本数も多くはないはずです。
 左手にJR御崎駅がありました。
 この駅は無人駅になっています。
 1日平均乗降人員は、隣の母恋駅の10分の1ほどです。
 ぐるっと回り込んで、JR輪西駅前から住宅街を進むと局。
 こちらは昔からの市街地なのか、建物が密集しています。
 古めかしい局舎が、狭い道に面して建っていました。

12 10:28 輪西郵便局 わにし 北海道室蘭市

 輪西南局が面している道をそのまま北東に進みます。
 狭い道で、何度も一時停止の標識が出てきます。
 広い道に出た方が賢明だったのか。
 そんなことを考えるほどもなく、輪西局に到着。
 こちらの局は近代的な建物で、お客さんもいました。
 天気もあるでしょうが、建物の数のわりに人がいませんね。
 貯金を済ませて局を出ると、踏切が鳴っています。
 輪西駅を10時31分に発車する室蘭行きでしょうか。
 新型車両の2両編成の電車が、スイスイと走っていきました。

13 10:37 室蘭東町郵便局 むろらんひがしまち 北海道室蘭市

 室蘭本線のこの区間、特急も走っています。
 特急すずらん号は東室蘭から室蘭の間は乗車券で乗れます。
 そう考えると乗り得なのでしょうが、本数は少ないです。
 さて、国道のバイパスに出ました。
 国道37号とぶつかる大きな交差点を左折します。
 青い局舎が素敵な東町局にすぐに到着します。
 駐車場が混んでいたので、わき道の路肩を借りて訪問。
 青い局舎に赤い看板が付いていて毒々しいですね。
 黄色い点字ブロックも相まって、原色が溢れています。

14 10:47 鷲別郵便局 わしべつ 北海道登別市

 これで無事、室蘭市の局を完訪することができました。
 この先は隣の登別市に向かいます。
 といっても、登別市とは市街地が連続しています。
 まずは国道36号を進みます。
 登別市に入ってすぐ、歩道橋のある大きな交差点を左折。
 すぐに局は左手に出てきました。
 自治体名を冠していないので、すっきりとした局名です。
 近くには鷲別駅もあって、鷲別だけでも著名なんでしょう。
 登別市内にも局がたくさんあるので、引き続き訪問していきます。

15 10:55 登別若草郵便局 のぼりべつわかくさ 北海道登別市

 どの道を進むかはナビ任せにしていました。
 JR鷲別駅をくぐるアンダーパスに入ります。
 一瞬室蘭市に入りますが、道道782号ですぐに登別市に入ります。
 自動車学校のこと路で左折すると、局はありました。
 このあたりは郊外の住宅街といった雰囲気です。
 広い道に面しているのですが、地味な存在です。
 便利な立地なのか、駐車場は入れ替わりがありました。
 近くの自動車学校は室蘭を名乗っていました。
 なるほど、登別だけど室蘭なんだな、と思ってしまいました。

16 11:02 登別新生郵便局 のぼりべつしんせい 北海道登別市

 岐阜県民が名古屋市民を名乗るようなものでしょうか。
 いや、登別だってかなりの知名度だと思いますが。
 下手したら、室蘭よりも有名なんじゃないか。
 そんなことを思いながら車を走らせます。
 適当なタイミングで道道782号に戻ります。
 しばらく行くと局は左手にありました。
 ロードサイド型の店舗も多い住宅街にある局といった雰囲気です。
 需要は高そうですが、駐車場はそれほど広くありません。
 タイミングによっては訪問しづらい局なのかもしれません。

17 11:07 富岸簡易郵便局 とんけし 北海道登別市

 イオン登別店のところを南東に進みます。
 このあたり、JR室蘭本線の線路を越える道が少ないです。
 ここでも踏切を渡り、国道36号に出ます。
 まあ、列車本数は多くはないので、踏切でもいいんでしょう。
 国道を少し室蘭方面に戻ります。
 少し行くと、大きなパチンコ屋の向かいに局。
 ファミリーマートというコンビニエンスストアもありました。
 富岸と書いて、とんけし、と読むんですね。
 とみきしでは変換されず、とんけしでちゃんと変換されます。

18 11:18 登別桜木簡易郵便局 のぼりべつさくらぎ 北海道登別市

 富岸川の橋のところまで国道を走ります。
 左折して川沿いを進み、道道782号に入ります。
 中央通から上登別室蘭線に入ります。
 道央道登別室蘭インターを過ぎ、そのまま行くと局。
 隣にはセブンイレブンというコンビニエンスストアがあります。
 こちらの局も簡易局で、小さな局でした。
 周辺の雰囲気的には直営局でもおかしくなさそうです。
 需要が増えれば、直営局になる日が来るでしょうか。
 まあ、民営化後の昨今の情勢を考えるとどうでしょうか。

19 11:24 登別富士郵便局 のぼりべつふじ 北海道登別市

 道道782号をそのまま進んでいきます。
 海沿いの国道と並んで、大事な東西軸でしょうね。
 それなりに交通量があります。
 幌別の市街地に入り、道道327号に入ります。
 すぐに局はありましたが、道道の側道沿いといった感じ。
 駐車場に車がいたので、側道の路肩を借りて訪問しました。
 住宅街ですが、向かいにはホームストアというスーパーがありました。
 人の行き来もあって、わりと賑やかな場所だと思います。
 いや、賑やかは言い過ぎだったかな、と思います。

20 11:35 登別郵便局 のぼりべつ 北海道登別市

 道道327号を東に進んでいきます。
 少し行くと、JR幌別駅付近の市街地に出ます。
 JR幌別駅前のロータリーに面して局はありました。
 なるほど、ここが登別局なんですね。
 ゆうゆう窓口もある大きな局舎です。
 登別市の中心地は登別駅付近ではなかったんですね。
 市役所もこのあたりに位置しています。
 そんなわけで、お客さんもそこそこいる局でした。
 貯金と風景印押印を済ませて、次の局を目指します。

21 11:44 幌別鉄南郵便局 ほろべつてつなん 北海道登別市

 そのまま線路沿いを東に進んでいきます。
 広い道にぶつかり、踏切を渡って線路の東側に。
 信号交差点を左折すると局はありました。
 鉄南、というのは、このあたりの地名でしょうか。
 登別市幌別町という地名なので、由来はわかりません。
 近くにはツルハドラッグなんかもあります。
 まだ新しそうな局舎で、お客さんも多かったように思います。
 ゴム印にはイラストが入っていました。
 登夢くん、という登別市のキャラクターらしいですね。

22 12:02 カルルス温泉簡易郵便局 かるるすおんせん 北海道登別市

 さて、またJR室蘭本線の線路を渡ります。
 中央通に出て、道道782号を北に進んでいきます。
 道央道をくぐって、さらに北へ。
 途中で道道と分かれて北に向かう道を進み、カルルス温泉に到着。
 実は今夜、カルルス温泉に泊まります。
 なので、明日の朝一で訪問する予定も立てていました。
 ただ、あまりにも順調に訪問が進んでいたので、今日訪問しました。
 山あいの静かな温泉街で、小さな宿がいくつか並ぶだけの集落
 「暑さで虫が多くて」なんていう話にもなりました。

23 12:16 登別温泉郵便局 のぼりべつおんせん 北海道登別市

 道道2号洞爺湖登別線を南下していきます。
 さらに登別温泉の標識に沿って左折します。
 登別温泉の街並みに入りました。
 カルルス温泉とは違って、人も多く賑やかな印象。
 ロープウェイ乗り場を横目に南下していくと局はありました。
 大きなホテルを背景にしても立派な局舎でした。
 局舎の雰囲気からして、元々は集配局だったようです。
 調べてみると、2015年二集配廃止になっていました。
 観光客が利用するかは別ですが、静かで広々とした局でした。

24 12:31 登別駅前郵便局 のぼりべつえきまえ 北海道登別市

 登別温泉を後に、道道を南下していきます。
 クスリサンベツ川沿いの道で、風光明媚な景色です。
 道道2号に合流し、そのまま進むと道央道登別東インター。
 ここから高速道路に入っていく車も多いです。
 片側2車線の広い道が、急な坂道を下っていきます。
 国道36号の交差点をそのまま直進すると、局はありました。
 わき道に面して駐車場はありますが、一方通行で元の道には戻れません。
 その名の通り、JR登別駅がすぐ近くに位置しています。
 みどりの窓口もある直営駅で、観光客も多そうです。

25 12:41 虎杖浜郵便局 こじょうはま 北海道白老郡白老町

 とはいえ、登別より幌別の方が利用者は多いですね。
 市街地は幌別、観光地は登別。
 コロナ禍で一気に利用者を減らしたのは登別駅の方でした。
 メルヘン通りから水族館を通過し、道道701号登別港線へ。
 そこから国道36号にぶつかり、苫小牧方面へ進みます。
 しばらく行くと、虎杖浜の集落へと降りていきます。
 国道沿いの右手に局はありました。
 このあたりからは白老郡白老町です。
 周辺の都市と比べると地味ですが、最近は観光地化が進みます。

26 12:50 竹浦郵便局 たけうら 北海道白老郡白老町

 虎杖浜は温泉地でもあって、ホテルもありました。
 幹線国道沿いなので、交通量も多く賑やかです。
 しばらく国道は、左手に線路、右手に海を眺めて進みます。
 JR竹浦駅の手前、国道沿いに局はありました。
 白老町内ではいちばん目立たない局じゃないかなと思います。
 国道沿いなんですが、注意していないと見逃しそうです。
 近くにはコンビニなんかもあるので、集落としてはそこそこ。
 通りがかりのお客さんもいるようで、数人が局内にいました。
 この先もしばらく白老町の局を訪問していきます。

27 13:00 萩野郵便局 はぎの 北海道白老郡白老町

 国道はさらに線路沿いを進んでいきます。
 北吉原駅付近も集落なんですが、郵便局はありません。
 そのまま進み、JR萩野駅の手前に局はありました。
 国道沿いではありますが、側道沿いのような立地です。
 大きな局舎ですが、集配局というわけではありません。
 まあ、集配局というほどの局舎の規模でもないか。
 線路の北側に日本製紙の白老工場があります。
 製紙工場が多いのは、このあたりの特徴でもあるのかな、と思います。
 この先も苫小牧近辺では製紙工場をよく見かけました。

28 13:11 白老栄町簡易郵便局 しらおいさかえまち 北海道白老郡白老町

 製紙工場のある街並みは親近感がありますね。
 故郷にも大王製紙系の大きな工場がありました。
 社会科見学にも行って、ティッシュをたくさんもらったな。
 国道を苫小牧方面に進み、白老川を渡ります。
 すぐに左折して、JR室蘭本線を渡った先で右折。
 道道86号を進んでいくと局は左手にありました。
 市街地に位置する簡易局なので、周囲も住宅街になっています。
 ツルハドラッグも近くにあり、郊外のような雰囲気です。
 よく考えると、ここは白老町で、市ではないんですよね。

29 13:19 白老郵便局 しらおい 北海道白老郡白老町

 白老町の人口は15,000人あまり。
 北海道内の自治体では人口はそこそこ多い方でしょうか。
 町、ということを考えると、少なくはないですね。
 道道を離れて南下し、線路を渡ると白老町役場。
 小ぢんまりとした役場を横目に進むと、JR白老駅前に出ました。
 ほとんどの特急列車が停車するのは、なかなかの存在感です。
 道道388号白老停車場線を進むと局はありました。
 ゆうゆう窓口はないものの、集配局の大きな局舎です。
 北海道内でも活気のある町なんじゃないかな、と思います。

30 13:26 社台郵便局 しゃだい 北海道白老郡白老町

 JR白老駅への特急北斗停車は、2020年からなんですね。
 コロナ禍でのダイヤ改正になってしまった年ですね。
 ウポポイの開業もなんだか霞んでしまいました。
 海沿いの国道36号に入り、再び線路沿いを進みます。
 しばらく行くと国道沿いに局はありました。
 まだ新しい局舎で、広い駐車場が便利です。
 JR社台駅からも近いので、列車での訪問もできそうです。
 そんな人がいるのかは別として、なんですが。
 この局で白老町の局を完訪することができました。

31 13:35 樽前簡易郵便局 たるまえ 北海道苫小牧市

 ここからさらに国道36号を進んでいきます。
 並行するJR室蘭本線は、日本最長の鉄道直線区間だそうです。
 もっとほかのところにありそうな気もしますが。
 まさかこのあたりだったとは知りませんでした。
 なんでも、東は沼ノ端駅の先まで直線区間が続くそうです。
 さて、途中で国道を左折すると踏切。
 ちょうど貨物列車が通過していき、そのまま進むと局。
 周辺には小学校もありますが、人家は疎らな感じの場所です。
 苫小牧市街地に向けて、徐々に進んでいきます。

32 13:51 錦岡郵便局 にしきおか 北海道苫小牧市

 南下して、JR室蘭本線沿いの道を進みます。
 国道まで出なくても進めるようになったのは便利です。
 しばらく行くと、いよいよ市街地が見えてきました。
 JR錦岡駅付近は住宅街が広がっています。
 北上する道に入り、しばらく行くと局。
 大きな局舎ですが、集配局ではないようです。
 局舎の雰囲気からして、元々は集配局だったんでしょう。
 確かに苫小牧中心地からはちょっと離れています。
 とはいえ、カバーできないほどの距離でもなさそうです。

33 13:59 苫小牧澄川郵便局 とまこまいすみかわ 北海道苫小牧市

 今日はこのまま、基本的に線路の北側を訪問します。
 この時間からでは、どのみち完訪はできません。
 そんなわけで、道道781号環状線を東に進みます。
 環状線とはいっても、円形になっているわけではありません。
 ただ、交通量の多い東西軸です。
 しばらく行くと、左手に黄色い建物が見えてきました。
 郵便局としてはけっこう目立つ方だと思います。
 局舎のわきに駐車場があります。
 お客さんもおり、このあたりは需要がありそうです。

34 14:07 苫小牧川沿郵便局 とまこまいかわぞえ 北海道苫小牧市

 さらにそのまま環状線を東に進みます。
 中央分離帯のある広い道です。
 次の局は反対車線なので、うまくいけるか心配です。
 そんなことを思いながら、右折できるように右車線を走ります。
 すると、コープさっぽろのところで転回できました。
 マクドナルド、というハンバーガー屋さんがありました。
 その隣が郵便局で、コープの駐車場も利用できそうです。
 というよりも、その方が圧倒的に便利で安全です。
 局の前に駐車している車は自分くらいでした。

35 14:15 苫小牧しらかば郵便局 とまこまいしらかば 北海道苫小牧市

 川沿局からはわき道を南下します。
 しらかば南通という広い道で左折。
 陸橋をくぐって、概ね線路沿いを進んでいきました。
 さらに信号交差点を左折すると局はありました。
 ライトグリーンの外壁が爽やかな印象の局舎でした。
 しらかば、のイメージにも合っているんじゃないでしょうか。
 このあたりは苫小牧市しらかば町なんですね。
 郵便局がぶっとんだ名前を付けたわけじゃない、と。
 ときどきぶっ飛んだネーミングの局がありますからね。

36 14:22 苫小牧日新簡易郵便局 とまこまいにっしん 北海道苫小牧市

 今日はこの辺までかな、と思っていたのにまだ14時台。
 まだまだ時間はあるので、このまま訪問します。
 線路の北側、というマイルールに沿って訪問。
 しらかば町を取り巻く道を進み、環状線の北側に。
 右折するとすぐに局はありました。
 この取り巻き道路は糸井環状線っていうんですね。
 さて、日新簡易局はまだ新しそうな局です。
 近くには草笛公園という公園がありました。
 北海道らしいですが、私には信州の蕎麦屋が浮かんでしまいます。

37 14:31 苫小牧桜木郵便局 とまこまいさくらぎ 北海道苫小牧市

 草笛の蕎麦、おいしいんですよね。
 北信暮らしだったので、しょっちゅうは行きませんでしたが。
 それでも、東信に用事があるときはよく寄りました。
 さて、環状線に戻り、すぐに局はありました。
 隣は柔らかそうな携帯電話ショップ。
 駐車場が限られていて、混雑すると訪問が面倒そうです。
 すぐ近くにはコープさっぽろとツルハドラッグがありました。
 なんだかさっきの川沿局と同じような立地です。
 実際、訪問していても既視感がある局でした。

38 14:40 苫小牧シーアイ団地簡易郵便局 とまこまいしーあいだんち 北海道苫小牧市

 ここからは北に少し入り組んだ場所の局へ。
 有珠川という小さな川沿いを北上します。
 昔ながらのニュータウンといった雰囲気の場所です。
 集合住宅の先、なんだかでかいセイコーマートの並びに局。
 シーアイ団地という独特な名前の街です。
 このCIというのは、伊藤忠商事の略称なんだそうです。
 なるほど、このあたりは伊藤忠が開発したんでしょうか。
 現在ではその団地名も使われておらず、局名だけがシーアイ。
 歴史を調べると、なんだかおもしろいことがわかります。

39 14:46 西山手簡易郵便局 にしやまて 北海道苫小牧市

 そういえばシーアイマンションってたまにありますね。
 あれって伊藤忠が建てていたのか。
 そんなことに気付き、はっとさせられます。
 伊藤忠は都市開発のグループ会社も持っていますもんね。
 さて、そんなシーアイ団地から川沿いを下っていきます。
 啓北橋のところで左折。
 住宅街を進んでいくと局はありました。
 局舎の雰囲気的に、元コンビニエンスストアの建物でしょうか。
 コンビニにしては駐車場も手狭だったでしょう。

40 14:52 苫小牧花園郵便局 とまこまいはなぞの 北海道苫小牧市

 次の局もまた環状線沿いなので、局舎が左手に来るように向かいます。
 JR青葉駅から延びる道を進み、花園公園付近を右折。
 局舎のわき道から局へとアプローチしました。
 この作戦は成功し、局の駐車場へもすんなり入れました。
 郊外の局らしい立地で、駐車場も広いです。
 局舎はなんだか近代的で素敵ですね。
 局の向かいには見慣れない食品スーパーがありました。
 北海道はやはり道のチェーン店が多数存在します。
 本州とは違った文化圏なんだな、と改めて実感します。

41 15:00 苫小牧木場郵便局 とまこまいきば 北海道苫小牧市

 ここからさらに環状線を東に進んでいきます。
 JR苫小牧駅の北側あたりまで来ました。
 もちろん中心市街地に近く、市街地が形成されています。
 ただ、住宅街が途切れて、右手には資材置き場のような広大な土地。
 なるほど、貯木場っていうやつですかね。
 貯木場って水に浮かべるイメージでしたが、ここは陸地タイプ。
 よく考えたら地名は木場なんだった。
 緑町二条通という斜めに走る道を進むと局はありました。
 このあたりは道路の配置が変則的になっています。

42 15:07 苫小牧緑町郵便局 とまこまいみどりまち 北海道苫小牧市

 そんな緑町二条通をそのまま進んでいきます。
 市街地を走る道なので、交通量も多いですね。
 しばらく走って国道276号にぶつかるところに局。
 大きな交差点にほぼ面しているので、駐車しづらいです。
 駐車スペースは広いので、駐車するときはまだいいとして。
 出庫時の道路への復帰は、なかなか面倒でしたね。
 まあ、東に向かおうとしなければいいんでしょうが。
 国道側は広い歩道のようになっています。
 実質、その部分は国道から来た人の駐車場になっています。

43 15:16 苫小牧三光郵便局 とまこまいさんこう 北海道苫小牧市

 緑町二条通を東に進んでいきました。
 国道の交差点をうまく渡れたのでよかったです。
 これもタイミングが大きいでしょうね。
 双葉町1の交差点を左折して北に向かうと局はありました。
 コープさっぽろのわきにあります。
 そちらの駐車場に車を置いているお客さんもいるようでした。
 その方が圧倒的に訪問しやすいと思います。
 向かいには公営住宅なのか、集合住宅が立ち並びます。
 立地からして、かなり需要がありそうな局だと思いました。

44 15:23 苫小牧ナナカマド郵便局 とまこまいななかまど 北海道苫小牧市

 今日は、線路の北側だけを訪問する約束です。
 (いやそんな約束、誰としたんだよ。)
 ナビ任せに国道235号に入り、幌内川の先で左折。
 広い道沿いに局はありました。
 広い道ですが、局は右手にあるので、頑張って右折します。
 幸い、それほど交通量がないので助かります。
 まあ、北海道内はこういう交差点が多いですね。
 こちらの局は、苫小牧市内の直営局で唯一、風景印がありません。
 室蘭市だと、港北局のような位置付けでしょうか。

45 15:29 苫小牧明野郵便局 とまこまいあけの 北海道苫小牧市

 市内の直営局で唯一風景印がない局。
 どういう歴史的事情があるんでしょうかね。
 ナナカマド、なんてものすごくドラマのありそうな局名ですが。
 立地は明野新町なんてところなんですが。
 そんなナナカマド局から北に進んで、適当に右左折。
 すると、環状線から続く道道781号明野北通沿いに局はありました。
 局舎のわきに駐車場があり、車はほぼ満車
 角の1台分が空いていたんですが、信じられない停めづらさ。
 いや、この縁石は、誰も幸せにしない苫小牧市の嫌がらせです。

46 15:42 イオンモール苫小牧内郵便局 いおんもーるとまこまいない 北海道苫小牧市

 残り30分くらいになりました。
 どう考えてもここまで来られるとは思っていませんでした。
 行き当たりばったりで線路の北側の局を検索します。
 次の局は…なるほどイオンモールか。
 ショッピングモールの局は訪問に時間がかかるので、ちょうどよいです。
 国道235号からイオンモール苫小牧に到着しました。
 なかなかでかいイオンモールですが、駐車場は平地に空きもありました。
 お店の中をちょっと迷子になりながらも訪問しました。
 よく考えたら、貯金は17時まで営業しているんでした。

47 16:00 苫小牧拓勇東郵便局 とまこまいたくゆうひがし 北海道苫小牧市

 そう考えると、イオンモールを最後にしてもよかったな。
 そんなことに気が付くのは、執筆時点です。
 もう関東にも秋の風が吹き、窓を開けられるようになった日の夜。
 16時すぐにゆっくり訪問してもよかったんじゃない、と。
 そんなことを思うわけです。
 当時は行き当たりばったりなので仕方ないことなんですが。
 そのまま国道235号、途中から明野南通を進むと局はありました。
 沼ノ端の市街地の北側にある、まだ新しそうな局です。
 このあたりは需要も高そうで、局が増えてもおかしくないです。

   
カルルス温泉鈴木旅館に宿泊。とにかく泉質がよく、冷房がなくても快適な夜でした。
 苫小牧から国道を登別まで走り、カルルス温泉に宿泊しました。夕食のみのプランで、お風呂に浸かってのんびりと夕飯をいただきました。
 北海道にありがちな冷房無しの部屋でしたが、今日は涼しくて冷房いらずでした。ぐっすりと眠ることができました。
 最高の泉質の温泉に浸かって、ぼんやりと仕事のことやプライベートのことを考える夜。そんな日も、大事なんだな、と思いました。

 

 

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