今年の年末年始は休みが短い…なんてニュースを耳にしましたが、郵便局を巡る上ではこの上ない曜日の並びになっているように思います。
もちろん郵便局営業日に仕事を休めることが前提ですが、幸い私の職種は他で言う「閑散期」にあたり、比較的長くお休みをいただけました。
今年は、ちょっと気になっていた鹿児島県大隅半島への旅を決行します。まずは陸路で鹿児島入りをします。さて、どんな旅になることやら。
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★ 12月26日(土)~27日(日)天気:晴れ 九州新幹線で鹿児島へ。うまい飯とうまい酒に溺れる。 |
26日:西永福駅→(京王井の頭線)→渋谷駅→(山手線)→東京駅→(東海道新幹線)→新大阪駅→(山陽・九州新幹線)→鹿児島中央駅
27日:鹿児島港→(桜島フェリー)→桜島港…(桜島観光)…桜島港→(桜島フェリー)→鹿児島港
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基本的に乗って遊んで飲んで食ってしていた旅です。幸せな年末でした。
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★ 12月28日(月)天気:晴れ レンタカーを借りて大隅半島へ出発。 |
鹿児島駅前電停→(鹿児島市電)→鹿児島中央駅前電停
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鹿児島IC→国分IC 39.5キロ・軽自動車等1,040円
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1 |
09:02 |
福山郵便局 |
ふくやま |
鹿児島県霧島市 |
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鹿児島中央駅近くのレンタカー屋で車を借ります。
黒のタントということで、気分も上々です。
レンタカーで黒って少ないと思いますが、うれしいですね。
その分、運転にも気を遣うことになりそうですが。
国分インターで高速を降りて、ここからは国道220号を走ります。
大隅半島に向かっているんだな、というのが実感できます。
旧福山町の集落に入り、国道を離れて集落の中を進むと局。
民家が建ち並ぶ中にあり、到着するとすぐに9時に。
風景印の設置があり、押印もしてもらいました。
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2 |
09:09 |
大廻簡易郵便局 |
おおめぐり |
鹿児島県霧島市 |
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国道220号を垂水市方面に南下します。
垂水と書いて「たるみず」。
神戸の地名とは読みが違っています。
国道をしばらく進むと局は国道沿いにありました。
道路を挟んで向こう側はもう海です。
今日は鹿屋まで基本的に海沿いの局を訪問していくことになります。
そもそも集落が海沿いの道路沿いに続くからですね。
山を分け入る回数が少ないのは助かります。
とはいえ、年末のこの時期、思うように進むとは思えません。
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3 |
09:20 |
牛根境郵便局 |
うしねさかい |
鹿児島県垂水市 |
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国道を進み、霧島市から垂水市に入りました。
いよいよ大隅半島、という感じですね。
境小学校のところで山側に入ります。
小学校の脇の坂道を上っていき、狭い道を右折。
進んでいくと局はありました。
いかにも港町らしい狭い道が多い集落です。
こういうときに、軽自動車の力が発揮されますね。
狭い道をよく走るので、軽の方が断然便利なわけです。
道幅を気にせず走れるのは、うれしいことです。
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4 |
09:28 |
牛根郵便局 |
うしね |
鹿児島県垂水市 |
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国道はひたすら海沿いを走っています。
海とはいっても桜島よりも内海。
波は穏やかで、静かな海岸線が続いています。
北日本では大寒波だそうですが、ここ鹿児島は晴天。
車の中では上着がいらないくらい暖かいです。
途中、県道72号に入るために左折。
またすぐに右折して南下すると局はありました。
この局は2007年、台風による土砂崩れで倒壊しています。
8年経ったいまでも、プレハブ局舎での営業です。
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5 |
09:39 |
牛根麓簡易郵便局 |
うしねふもと |
鹿児島県垂水市 |
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台風災害の多い九州。
特に雨が多い台風では、被害も甚大でしょうね。
鹿児島県は、そういった意味では土砂崩れとの闘い。
地理的には似ていないはずなんですが、岐阜県とも共通するところ。
そういえば、鹿児島県と岐阜県は交流がありますね。
それも、治水関連での歴史的背景から。
思わぬところに接点があったものです。
さて、国道沿いにある小さな簡易局。見落とさないように。
「良いお年を」と見送られて、一旦垂水市を出ます。
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6 |
10:01 |
二俣郵便局 |
ふたまた |
鹿児島県鹿児島市 |
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ここからは桜島を一周します。
桜島は2004年まで桜島町という単独の自治体だったようです。
現在は鹿児島市の一部になっています。
陸続きの垂水市ではなく、対岸の鹿児島市と合併したんですね。
フェリーの運航など、地理的以上の繋がりが深いのでしょう。
さて、昨日訪問の埋没鳥居を過ぎ、どんどん海岸沿いを進みます。
すると、左手に局の背中が見えてきます。
局は海沿いの県道に並ぶ集落内の道に面しています。
静かな集落ですが、民家はわりと多く建ち並びます。
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7 |
10:09 |
西桜島郵便局 |
にしさくらじま |
鹿児島県鹿児島市 |
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海を右手にそのまま進んでいきます。
集落は海沿いに続いていて、中心地に入ります。
元々は桜島町役場だったであろう市役所支所に出ます。
学校も集まる町の中心地の風景です。
しかしそこには郵便局はなく、そのまま進んでいきます。
さらに行くと、左手に郵便局の背中が見えました。
またもや集落側の道に入口があるようです。
大きく引き返して局に到着しました。
どうやら町の中心局。風景印も設置されていました。
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8 |
10:24 |
東桜島郵便局 |
ひがしさくらじま |
鹿児島県鹿児島市 |
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島の西端に到達します。
ここからは錦江湾を渡る桜島フェリーが出ています。
車で乗っても比較的安価だそうで、利用価値の高いフェリーです。
桜島港からは国道224号になり、溶岩道路となって一直線。
東桜島小学校を過ぎたら右手に注意。
カーブの先に郵便局の建物が見えてきました。
国道から少し入ると局の前に出ますが、坂道の途中です。
局舎の向こうに桜島が見えて、なんだか凄い景色です。
桜島らしい眺めが楽しめる局でした。
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9 |
10:41 |
海潟郵便局 |
かいがた |
鹿児島県垂水市 |
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海岸線を見下ろしながらのドライブです。
途中のさくらじまホテルの温泉は素晴らしかったですよ。
27日に入りましたが、もう目の前は一面の海。
最高のロケーションとお湯でした。
さて、海も目線の高さに合ってきました。
国道220号佐多街道に入り、しばらく進むと局。
ゴム印には桜島と温泉マークが描かれています。
今日訪問した局で絵柄入りはここだけでした。
通帳がちょっと賑やかになってうれしい局でした。
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10 |
10:46 |
中俣簡易郵便局 |
なかまた |
鹿児島県垂水市 |
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国道を南下していき、海潟の集落を抜けます。
昔ここには鉄道が通っていたそうで。
その名もずばり、大隅線。
海潟地区には海潟温泉駅があったみたいです。
駅名にまで温泉が入っているとは、かなりのことですな。
たしかに国道沿いにも温泉施設がありました。
さらに進んで国道沿いに局がありました。
小さな局ですが、(たしか)炬燵があったような。
一気に訪問すると、局の記憶が薄れてしまいます。
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11 |
11:08 |
大隅市木簡易郵便局 |
おおすみいちき |
鹿児島県垂水市 |
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垂水市街地方面に進みます。
海岸線から国道が離れ、平地も増えました。
海と山の間に民家が並んでいたのが、田畑も出てきます。
途中で左折して、東に向かうことになります。
しかしすぐに工事で迂回を余儀なくされます。
この迂回路が不案内でちょっと不安になりながら進んでいきます。
なんとか局に着くと、受託者不在という悪夢。
しかし、おじいちゃんが操作を試みてくれたりなんだり。
結局数分で戻っていらして、無事貯金ができました。
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12 |
11:26 |
大隅垂水郵便局 |
おおすみたるみず |
鹿児島県垂水市 |
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川沿いの道をばーっと海の方へ。
適当な道から国道に出て南に。
市役所の交差点を海に向かうと局はありました。
肝心な市役所は…?と思っていると、局の向かいに。
古めかしい建物の市役所です。
久しぶりに歴史的な(?)庁舎に出会いました。
郵便局はさすが中心局だけあって混雑気味。
都市の中心局でありながらゆうゆう窓口がないのもびっくりです。
これは垂水市の人口から考えると仕方がないのでしょう。
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13 |
11:36 |
水之上郵便局 |
みずのうえ |
鹿児島県垂水市 |
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垂水市街地を離れます。
県道71号に入って東に一気に進んでいきます。
すぐに田畑が目立つ長閑な道になりました。
のんびりドライブにぴったりな道ですね。
ナビに従っていこうとしたものの、道を間違え苦戦。
適当に南下すると局の前に出ました。
駐車スペースに車が多く、車は適当に放置。
入れ違いでお客さんはそれほど多くなく助かりました。
やはり年末。この先は混雑局が続くでしょうか。
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14 |
11:44 |
浜平簡易郵便局 |
はまひら |
鹿児島県垂水市 |
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本城川の左岸を西へ進みます。
垂水市街地の南で、国道220号に出ます。
垂水港のフェリーターミナルがちょうどありました。
ここから鹿児島市内までフェリーで渡れます。
フェリーの運賃は480円、自動車もスイフトなら4mないので1,700円。
意外と安くてびっくりしました。これは利用できるかも。
そんなターミナルから南下していくと国道沿いに局がありました。
入口は庇がわりか、藤棚がありました。
あ、しかしそれが本当に藤なのかどうかは不明です。
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15 |
11:53 |
柊原郵便局 |
くぬぎばる |
鹿児島県垂水市 |
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右手に海を眺めながら鹿屋方面に。
ここまではなんだかんだで順調に来ています。
冬の海も、温かな南国では綺麗に見えますね。
寂しさや力強さよりも穏やかな雰囲気が心地良いです。
集落に入ると局は左手にありました。
局舎は最近多くなった四角い箱型です。
看板も大きくてオレンジ色が目立っています。
局名の読みは「くぬぎばる」と「原」は九州読みです。
しかし柊を「くぬぎ」と読ませるところが難読です。
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16 |
12:01 |
新城郵便局 |
しんじょう |
鹿児島県垂水市 |
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海沿いの国道は交通量も多すぎず少なすぎず。
垂水から鹿屋の間は往来需要もあるのでしょう。
コンビニやガソリンスタンドもありました。
道なりに行って、局は国道沿いにありました。
集落の規模のわりに大きな局舎だと思いました。
入れ替わりでお客さんもいたので、利用者も多いのでしょうね。
「この先は線路沿い?鹿屋の方?」と尋ねられます。
線路?と疑問に思いつつも、鹿屋に向かうと伝えます。
この先は鹿屋市街地を一気に訪問します。
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17 |
12:12 |
花岡簡易郵便局 |
はなおか |
鹿児島県鹿屋市 |
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鹿屋市に入るところで、バイパスに向かいます。
道路は海沿いの古江方面と市街地へのバイパスで分かれます。
そして古江方面は…そうか、国鉄大隅線の廃線跡なんですね。
それで線路沿いというわけだったか。
ともあれ、古江バイパスを進んでいきます。
途中で右に折れて集落に入ると局。
ここでは局の方としばしお話しをしました。
鹿屋市内はとにかく簡易局が多いようです。
順調に進めば大量に訪問できるということですね。
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18 |
12:20 |
有武簡易郵便局 |
ありたけ |
鹿児島県鹿屋市 |
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一日の訪問局数を伸ばすには…。
お客さんが少ないこと。これは当然です。
途中の道路が空いていること。移動に時間をかけない。
そして、「風景印がないこと」が大きな要因です。
押印時、更植作業に時間がかかることもしばしば。
朝のうちにやっておいてくれると助かるのですが。
ということで、風景印がほぼない簡易局は数を稼げるということに。
国道から大きく北にそれていくと局はありました。
上り坂の途中にある局で、静かな山あいの集落です。
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19 |
12:29 |
白水簡易郵便局 |
しろみず |
鹿児島県鹿屋市 |
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来た道を引き返していきます。
この「来た道を引き返す」がとても嫌いなのです。
タイムロスという以上に、気持ち的なもの。
ここはそれほど距離がなくイライラしませんでした。
鹿屋体育大学の交差点に出て、東に進みます。
国道沿い、左手に局はすぐにありました。
小さな簡易局ながら、隣に広めの駐車場があります。
これは国道沿いでは大きなポイントですね。
時間をかけずに訪問でき、次の局に向かいます。
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20 |
12:36 |
郷之原簡易郵便局 |
ごうのはら |
鹿児島県鹿屋市 |
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国道220号はさらにバイパスに入ります。
トンネルを抜けて、少し交通量も多め。
すぐに交差点を左折して、山沿いの道へ。
広くはないものの、走りやすい道です。
進んでいくと局は右手にありました。
昔からの集落といった感じで、民家が建ち並んでいる場所です。
この道は狭いものの県道に指定されています。
鹿屋環状線、の名前の通り、市内を一周しています。
しかしそのルート選定は、無理やり感があります。
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21 |
12:41 |
鹿屋大浦簡易郵便局 |
かのやおおうら |
鹿児島県鹿屋市 |
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その「環状線」らしからぬ県道を進みます。
市民の誰も、環状していることに気付かなさそう…。
そもそも環状することを意図して造られてはいないですよね。
道なりに進み、やはり広くはない道沿いに局。
交通量は少ないので、走りやすい道ではあります。
局の隣に駐車場が確保されていました。
お客さんもほかにいないので、貯金もすぐにできました。
この局はかなり郊外ですが、局名に「鹿屋」が冠されています。
この先、鹿屋の付く局はかなり多くなりそうです。
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22 |
12:48 |
下祓川簡易郵便局 |
しもはらいかわ |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道から川を渡って国道に。
この道は国道504号です。
交通量は国道と言えど少ないようです。
並行して県道がまっすぐに、さらに串良鹿屋道路も東に走ります。
国道の交通はそちらにシフトしているのでしょう。
国道を南下すると病院があって、その近くに局。
需要はまずまずありそうな土地ですね。
局名は難しい地名を反映しています。
祓川と、見てもやっぱり書けそうでかけない字です。
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23 |
12:56 |
打馬簡易郵便局 |
うつま |
鹿児島県鹿屋市 |
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国道で鹿屋市街地方面に南下します。
だんだんと建物が増え、民家も商店も目立ちます。
川を渡って、大隅地域振興局のあたりで西側のわき道へ。
その道沿いに局はありました。
びっくりすることに、ここまで簡易局7連続。
簡易局の多さがよくわかりますね。
ゴム印押印時に局名ではないゴム印を押してしまったようです。
最終的には通帳欄外に局名印を押してもらいました。
こういうことも、後から旅の思い出になりますね。
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24 |
13:15 |
鹿屋大手町郵便局 |
かのやおおてまち |
鹿児島県鹿屋市 |
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打馬簡易局の前をそのまま南下します。
この道が国道の旧道なんでしょうかね。
昔からの旧街道といった雰囲気があります。
大手町の交差点は市街地ど真ん中の景色です。
リナシティかのやの一角に局はあります。
かなり派手に再開発したんだなーという場所。
マックスバリュの駐車場に車を置いて局へ。
やはり中心部、お客さんは多く、待ち時間がありました。
貯金を済ませて次の局に向かいましょう。
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25 |
13:21 |
鹿屋向江町郵便局 |
かのやむかえまち |
鹿児島県鹿屋市 |
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リナシティはバスセンターの機能もあります。
デパート跡地などを一気に再開発した模様。
テナントにマックスバリュを置いたのは正解ですね。
デパートよりもこういうスーパーの方が客は集まります。
人の出入りが多いというだけで、活気が感じられます。
県道を南下していくと古めかしい商店街に。
その商店街の途中に局はありました。
場所柄駐車場に困りそうですが、しっかりとありました。
近くのホテルも含め、局付近は昭和の風景でした。
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26 |
13:31 |
鹿屋郵便局 |
かのや |
鹿児島県鹿屋市 |
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大黒グランドホテルまで南下します。
信号のない十字路を左折して、川を渡ると局。
駐車場は東側の道に面しています。
付近にはビジネスホテルもありました。
大きな局舎はさすが、大隅半島の中心局ですね。
思っていたよりも混雑はなく、貯金と押印共に短時間で済みました。
市役所や旧鹿屋駅も近いですが、中心地という感じではありません。
やはり大手町や向江町のあたりが古くからの中心地みたいです。
ここからは鹿屋市街地を西に進んでいきます。
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27 |
13:39 |
鹿屋新生簡易郵便局 |
かのやしんせい |
鹿児島県鹿屋市 |
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鹿屋市役所に出ました。
大きくて立派な庁舎が目立ちます。
市役所のところに、古い気動車が停まっていました。
ここには鉄道記念館があるんですね。
時間があれば見学に行ってみようと思います。
広い道から少し右手にそれると局はありました。
局の斜め向かいに駐車場があるので安心でした。
子供連れの先客がいて、ちょっと混み合っていました。
いろいろとお話したりなんかして過ごしました。
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28 |
13:50 |
鹿屋西原郵便局 |
かのやにしはら |
鹿児島県鹿屋市 |
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国道269号に出て、西に進んでいきます。
国道はやはり交通量が多めですね。
西原小学校の交差点でバイパス方面と分かれます。
車は多くがバイパス方面へ行きました。
その交差点に面して局がありました。
駐車場は国道、市道どちらからでも出入りできます。
広い駐車場で、わりとお客さんも多かったです。
自分の番にはお客さんもいなくなって、通帳を更新しました。
新しい通帳は、遂に、住所の表示が廃止されていました。
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29 |
13:54 |
鹿屋松原簡易郵便局 |
かのやまつばら |
鹿児島県鹿屋市 |
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通帳の住所、思い出のひとつでしたね。
岐阜の住所は大学卒業まで。
大学時代は住民票が岐阜のままだったので。
そこから青梅、東村山ときて、小金井時代の物は無し。
杉並の現住所になって2冊目ですが、今後は表示されません。
必ずしも現住所と一致しないのも確かですからね。
住宅街の中に入っていき、スーパーの裏手に局。
静かな団地といった感じですが、団地かどうかは不明です。
近くにはこじか公園がありました。
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30 |
14:00 |
鹿屋桜ヶ丘簡易郵便局 |
かのやさくらがおか |
鹿児島県鹿屋市 |
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国道269号に出て西に向かいます。
国道出張所の交差点を過ぎると、その先左手に局。
建物が多いので見落としそうになりますね。
合同庁舎なんかもある場所です。
それだけ郊外なんですが、人の流れは多そうですね。
この近くには海上自衛隊の基地があります。
近くと言っても、基地が大きいので、最寄り局はたくさん。
市街地訪問の際にはかなりの回数、見かけることになります。
鹿屋が自衛隊の街と言われる理由の一つでもありますね。
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31 |
14:09 |
鹿屋上野郵便局 |
かのやうえの |
鹿児島県鹿屋市 |
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桜ヶ丘簡易局からは西に向かいます。
慰霊塔前という交差点に出ました。
この慰霊塔は、太平洋戦争時の特攻隊戦没者の慰霊塔です。
先ほどの基地と深くかかわっているわけです。
そういう歴史の上に今があること、忘れてはならないですね。
戦後70年、交差点が歴史を教えてくれました。
そのまま西に進んでいくと左手に局はありました。
こちらは到着時、駐車場が少し混雑していました。
入れ替わりで局を訪問でき、滞在時間は長くはなりませんでした。
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32 |
14:19 |
横山簡易郵便局 |
よこやま |
鹿児島県鹿屋市 |
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南に向かっていきましょう。
途中に野里簡易局があるようですが、一時閉鎖中です。
閉鎖は今年の春ということです。
長期化しそうな予感ですが、再開される日は来るでしょうか。
おかげで局間距離が開きました。
しばらく走って局に到着します。
ちょうど郵便局のバイクが2台集結していました。
和やかな雰囲気でもなく、なんだったのだろうか。
ここからは鹿屋市南部の局を訪問します。
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33 |
14:25 |
大姶良郵便局 |
おおあいら |
鹿児島県鹿屋市 |
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横山簡易局から県道540号を南下します。
長閑な田園風景が広がります。
田んぼではなくて畑ばかりですね。
これがいわゆるシラス台地と呼ばれるものでしょう。
水はけの良い土地での耕作。
地理の授業で習ったような気がします。
横山簡易局からすぐ、局は県道沿いにありました。
大姶良とは鹿児島っぽい地名です。
しかし姶良というと、錦江湾沿いの街を思い浮かべます。
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34 |
14:35 |
姶良野簡易郵便局 |
あいらの |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道550号に出て、東に向かいます。
次の姶良野簡易局はちょっと難しそう。
地図で見ても曖昧な場所にピンが立つ。
ナビさせても道のないところに案内される。
混乱しながら現地に近づくと、ほほう、納得。
ハンセン病の国立療養所、星塚敬愛園の中にあるんですね。
というわけでメーン道路をゆっくり走っていくと、発見。
ハンセン病療養所の局は全国にかなりの数あります。
歴史的背景から島などにも多く、訪問が容易でない所も。
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35 |
14:39 |
萩塚簡易郵便局 |
はぎづか |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道550号を東に進んでいきます。
例の鹿屋環状線ですね。
本当に環状しようとしてやがる。
そして交差点を少し北に入ると局はありました。
この局は笑顔のお兄さんと黒猫がお出迎え。
カウンターの向こうには黒猫がいました。
いやー、癒されますね。
貯金をしてもらって局を出発します。
局の隣の竹林跡?が不思議空間と化していました。
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36 |
14:44 |
鹿屋南町郵便局 |
かのやみなみまち |
鹿児島県鹿屋市 |
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道なりに南に進んでいきます。
農協の建物があって、信号交差点に出たら左折。
進んでいくと局はありました。
局名から想像すると、市街地真っただ中な感じです。
しかし実際はかなりの郊外も郊外。
もしかしたら鹿屋市最南端の局?って場所です。
局の周りも民家がいくつかと畑が広がるのみ。
小さな集落といった感じの静かな場所でしたね。
無事訪問し、ここからは吾平方面に向かっていきましょう。
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37 |
14:54 |
吾平郵便局 |
あいら |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道73号は走りやすい道でした。
主要地方道というわりには微妙な道でしたがね。
旧吾平町の中心地に入りました。
吾平と書いて「あいら」と読むのは読めませんね。
しかし姶良に吾平。
いったいアイラってなんなんでしょうか。
中心地から北上して、市役所支所の近くに局。
元々は集配局のようですが、風景印はありませんでした。
今日は本当に風景印設置局がほとんどありません。
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38 |
15:01 |
鹿屋永野田郵便局 |
かのやながのだ |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道68号をそのまま北上します。
鹿屋市街地も近づいてきますね。
途中で左折して川を渡り、その先に局。
ここも郊外の集落の局といった雰囲気です。
近くには大隅線の永野田駅があったみたいです。
いまでも駅の跡はわかるようになっているみたい。
廃止が1987年だからもう30年近くも前。
30年経っても、変わらないものは変わらないんだろうな。
さて、さらに進んで鹿屋市街地に復帰します。
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39 |
15:07 |
川西簡易郵便局 |
かわにし |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道を進み、途中から「線路沿い」の道に入ります。
線路跡は自転車道になっています。
そこにぴったりと並んで走る道です。
このあたりは鹿屋郊外のロードサイド店も多い場所。
しかし線路沿いは住宅地が続きます。
適当に進むと局はありました。
かつてはこのあたりに駅があったんでしょうかね。
丸型のポストが良く似合う局舎でした。
鄙びた風景には丸型ポストが似合います。
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40 |
15:16 |
鹿屋田崎簡易郵便局 |
かのやたさき |
鹿児島県鹿屋市 |
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県道68号経由で西に向かいます。
お店も多く、交通量も増えてきました。
市街地ももうすぐそこですね。
工業高校のところで左手に進みます。
さらにちょっと南下すると局。
静かな集落の局といった場所です。
先客が何人かいて、これは珍しいことでした。
しかし貯金はすぐにしてもらえました。
残りまだ30分以上あります。どこへ向かおう。
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41 |
15:23 |
鹿屋泉ヶ丘簡易郵便局 |
かのやいずみがおか |
鹿児島県鹿屋市 |
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今日はこれほど進めるとは思いませんでした。
この先の局の計画はありません。
急きょ地図アプリで局を検索します。
市街地を北に抜けるといくつか局。
適当な道でとにかく北に向かいます。
このあたりは完全にスマホのナビ任せです。
狭い道沿いに局を発見しました。
局の前や横に駐車スペースもありました。
商店と一緒になっているような、そうでないような。
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42 |
15:36 |
鹿屋寿郵便局 |
かのやことぶき |
鹿児島県鹿屋市 |
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寿二丁目の交差点が渋滞しましたね。
特に交差する西から東向きが混雑。
自分は南から北に向かうので混雑は避けられました。
そして鹿屋農業高校の向かいに局はありました。
タイミング悪く駐車場が満車。
交通量も多い道なので通過してUターンするということに。
なんとか車を置いて局を訪問しました。
寿地区は新市街地といった感じの場所です。
縁起の良さそうな局名は素敵ですね。
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43 |
15:50 |
鹿屋寿八郵便局 |
かのやことぶきはち |
鹿児島県鹿屋市 |
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渋滞を避けつつ東に向かいます。
さっきの県道に入ったらダメだろう、と。
マックスバリュから南下して、県道を横断。
しかしその交差点がなぜかやたらと混み合います。
年末だしやむを得ないことでしょうね。
その先、狭い道沿いに局はありました。
ちょっと元気のない局員さんは疲れ気味でした。
年末だしお休みしたいでしょうね。ごめんなさいね。
貯金を済ませてあと1局!向かいましょう。
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鶏刺し、黒豚の生姜焼き、焼鳥たち。そして鹿屋といえば、小鹿、なんですね。
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この後、地図アプリに出てきた川東簡易局に向かい、無事16時前だったのですが、なんと!3月に一時閉鎖しているではないですか!
肩を大きく落とすラストに泣きそうです。それでも、43局の訪問はかなりの成果と言えるでしょうね
ガソリンを給油してから鹿屋市街地のホテルに向かい、夜はうますぎる鶏屋さんでお腹いっぱいに飲み食いしました。幸せな夜でした。
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