今日の浜通りはすっきりと晴れ。しかしここのところずっと涼しかったせいで、今日いきなり暑くなってちょっと身体がついていかないです。
とはいえ、雨模様よりは晴れている方が旅は楽しいし、車の運転も数倍楽に感じます。
スタートは南相馬市の小高区。相馬市街地からは距離があるので、8時頃出発して、南相馬市の現在の最南端営業局に向かいます。
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青空の向こうに太平洋。遮るものが無くなって、海まで見える。震災からの復興の途上にある街々の名前が並びます。
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1 |
09:10 |
小高郵便局 |
おだか |
福島県南相馬市 |
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相馬市を出発して県道を南下します。
6国は渋滞が起きやすいということですが、山側の県道も車が多め。
途中何度も渋滞にはまり、驚きを隠せません。
復興関連のダンプカーなどがとにかく多いですね。
それだけ人の流れができているのは喜ぶべきことでしょう。
南相馬市小高区に入りました。
街並みはちょっと元気のない地方の町かな、くらい。
しかし、圧倒的に「歩いている人」がいない。
郵便局にも、お客さんがおらず、これが現実かと実感。
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2 |
09:27 |
磐城太田郵便局 |
いわきおおた |
福島県南相馬市 |
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陸前浜街道なる県道120号を北上します。
ダンプカーに連なってのんびりと進みます。
10年後、20年後、きっといまより良くなるはず。
そのために、復興に向けた工事が行われています。
途中の道を右折して、磐城太田駅方面に向かいます。
駅の手前に局はありました。
小ぢんまりとしていて懐かしい感じの局舎です。
磐城太田駅は現在休止中です。
来年春の営業再開に向けて復旧作業が行われています。
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3 |
09:41 |
高平簡易郵便局 |
たかひら |
福島県南相馬市 |
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行程の都合上、一気に北上します。
まずは海に近い高平簡易局から。
6国に出てから北に向かい、原町市街地の手前へ。
ナビに従って、途中から海側の市道、県道経由で進みます。
その後、県道74号に入ると局はありました。
局前にパトカーが停まっていて、きっと巡回中でしょう。
中には案の定警察の人がいました。
局員さんと一緒に局を出て行ったので、何かあるんでしょうけどね。
貯金を済ませて、今度は原町市街地に向かいたいと思います。
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4 |
09:50 |
原町桜井町郵便局 |
はらまちさくらいちょう |
福島県南相馬市 |
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6国を水戸方面に南下します。
さきほどから使っている6国ですが、もう通じますね。
ロッコク。
茨城県民がよく使う、国道6号線の愛称です。
ものすごく呼びやすいので、私も使っています。
ヨンイチくらいの呼びやすさですね。
さて、ナビ通りに市街地に入っていくと局はありました。
まだ街中というイメージは湧きづらい場所です。
JR原ノ町駅からは東に離れた場所です。
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5 |
10:05 |
原ノ町駅前郵便局 |
はらのまちえきまえ |
福島県南相馬市 |
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原ノ町駅の南にある踏切を渡ります。
そこから北に進んで、原ノ町駅前に出ました。
震災前は特急電車も停まる大きな駅でした。
しかしいまは、相馬駅との間で普通電車が行き来するのみ。
常磐線が復旧する日も、遠くはないはずです。
現に、小高駅までは来春再開予定となっています。
そんな駅の目抜き通りは、駅前らしい明るい道でした。
駅から遠くないところに局はあり、お客さんも多かったです。
地名と異なり、駅名に合わせての「原ノ町」を名乗ります。
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6 |
10:19 |
原町南町郵便局 |
はらまちみなみまち |
福島県南相馬市 |
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原ノ町駅を背に、駅前の通りを西へ進みます。
市街地もまとまっていて、交通量も多め。
そこに大型車も多く混ざるので、渋滞気味です。
しばらく進んで陸前浜街道の交差点を左折。
街道を南下していくと局は左手にありました。
朝も局の前を通っていて、駐車スペースが怪しいなと思っていました。
しかし、隣にコインランドリーがあるので、そこを借りました。
みなさんそのように利用されているようでした。
今日みたいな天気のいい日は、洗濯物干したいですねー。
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7 |
10:31 |
原町郵便局 |
はらまち |
福島県南相馬市 |
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来た道を戻って北上していきます。
浜通りの郵便局、数年前に訪問しようと企てたことがあったんですよね。
夫沢簡易局ってこんなとこにあるんだーとか調べてたんです。
でもなんでだっけ。郡山を拠点にして、面倒になってやめたっけ
そして、震災、津波、原発事故。
もう行かれないだろうな、なんていう局もあるのが現実。
そんな浜通りの中でも大きな街、原町市。現在の南相馬市。
その中心局が原町郵便局で、県道から到着。
大きくて、まだきれいそうな局舎が印象的でした。
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8 |
10:40 |
原町本町郵便局 |
はらまちもとまち |
福島県南相馬市 |
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北上して、南相馬市役所前に出ました。
震災からの復旧、復興の最前線です。
業務量も増えて、市役所も忙しいでしょうね。
我々にできることは、こうして観光での後押しとか。
ちょっとでもこの街にお金を落とせたら、と思います。
県道120号に入り、相馬方面に北上します。
局は県道沿い左手にあって、駐車場は斜向かいです。
駐車場は初心者にはちょっと分からないですね。
これで原町市街地の訪問は終わりです。
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9 |
10:51 |
信田沢郵便局 |
しだざわ |
福島県南相馬市 |
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ここからは郊外の局を訪問していきます。
適当な道から県道12号に抜けます。
途中には「復興庁福島復興局南相馬支所」なるものが。
国の出先機関であることはわかります。
やはり、復興の最前線であることを実感します。
県道を西に進み、交通量の多い県道34号との交差点を左折します。
12号と34号の交差点って!素敵な数列。
すぐに局はあり、貯金をすることができました。
郊外ならではの駐車場の広さも便利ですね。
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10 |
10:59 |
大原簡易郵便局 |
おおはら |
福島県南相馬市 |
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県道12号に入って西に。
途中に常磐自動車道の南相馬インターがありました。
ここは震災から1年後に開通した区間ですね。
当時は復興のシンボル的に報道されたものでした。
たしかに、高速道路の開通は後押しになったかもしれませんね。
さて、福島市方面に向かうと局は右手にありました。
大型車が多く、タイミングが悪いと駐車しづらいです。
でも大丈夫。本気になったら、大丈夫です。
このあたりは図々しさが出てきたところだと思います。
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11 |
11:09 |
小池簡易郵便局 |
こいけ |
福島県南相馬市 |
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南相馬インターまで戻ってきました。
高速道路から出てくる車は多くはありません。
インター自体も無人の料金所なんだそうです。
一般レーンでの料金収受は機械なんだそうで。
でも、何かあったらひやひやしちゃうだろうなー。
さて、インターの交差点から北上していき、集落の中を通過します。
県道267号を東に進むと局。
来客があったようで、ペットの犬たちもはしゃいでいました。
なかなか賑やかな局だと思いました。
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12 |
11:23 |
鹿島郵便局 |
かしま |
福島県南相馬市 |
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小池簡易局からはそのまま東へ。
どうもGoogleのマップがうまく動きません。
このままでは鹿島郵便局が探せない…。
と、勘でとりあえず鹿島の市街地に向かいました。
すると、橋を渡ったところで局が左手に見えました。
市役所鹿島庁舎の横を通って北上すると局。
真野川の左岸に位置している局です。
鹿島の市街地に位置し、集配局でもあります。
少し待ち時間があり、その間に地図も直りました。
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13 |
11:32 |
北海老簡易郵便局 |
きたえび |
福島県南相馬市 |
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6国に出なければいけません。
しかし鹿島交差点がまた厄介な感じで。
JR常磐線の踏切が近いので、渋滞が発生しています。
電車が多いわけではなくて、一旦停止との兼ね合いのせいです。
そのまま国道を横断して、県道266号を東に進みます。
道は太平洋へと続き、だんだんと海が見えてきました。
そう、津波で流され、遮るものがなくなっているんですね。
少し高台になったところに、古めかしい局舎がありました。
見下ろす景色も、きっと大きく変化したことでしょう。
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14 |
11:50 |
上真野郵便局 |
かみまの |
福島県南相馬市 |
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このあたり、海に近い場所です。
真野川の河口近くに真野郵便局がありました。
ありました、というのは間違いかもしれませんが。
震災後の津波の影響で、集落も壊滅。
郵便局も営業を休止しています。
いつか訪問できることを楽しみに、内陸へと向かいます。
真野川の流れに沿って西に進んでいきます。
県道34号沿いに局はあり、こちらは集配局です。
局舎には今は懐かしの集配センターの文字がありました。
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15 |
12:00 |
栃窪簡易郵便局 |
とちくぼ |
福島県南相馬市 |
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県道34号経由で北西に向かいます。
ちょうど常磐道の南相馬鹿島サービスエリアが近いです。
こちらにはスマートインターがあります。
わりと便利なサービスエリアですね。
真野川沿いをさらに上流に向かうと局。
見落として慌ててバックして到着です。
立派な門をくぐると局で、なかなか圧巻でしたよ。
「地震で傷んでしまって応急処置をしている」とのこと。
それでも十分立派で、サルスベリの木が見事でした。
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16 |
12:17 |
日立木郵便局 |
にったぎ |
福島県相馬市 |
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ナビ任せに東に進んでいきます。
しばらくすると相馬市に入りました。
朝は相馬市に泊まっていたので「ただいま」ってとこか。
JR常磐線を渡って、駅から離れます。
小さな集落の中に局はありました。
局名は公式で「にったぎ」と濁っています。
一方で駅名は「にったき」なので、読み方は異なります。
濁らない方がなんとなく言いやすいような気もします。
付近には6国が通り、道の駅そうまがあるようです。
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17 |
12:23 |
八幡郵便局 |
やわた |
福島県相馬市 |
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日立木からは西に進みます、と。
常磐背の西側に出て、なおも田園風景が続きます。
田んぼの真ん中を走る広い道です。
なんか、こう、畦道とかってわけじゃないのね。
県道34号を北上していくと局。
局は何の変哲もない感じでしたが、おもしろいものが見えました。
県道を挟んで向かい側に、庭園のような池と橋が。
「涼ケ岡八幡神社」の看板があるのが見えていました。
ずいぶん立派な神社で、局名の由来もこの神社でしょうね。
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18 |
12:39 |
山上郵便局 |
やまかみ |
福島県相馬市 |
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八幡からは西に進みます。
橋を渡って国道115号中村街道に出ました。
この中村ってのは、相馬市街地の町名ですね。
豊岡街道、みたいな感じでしょうか。入間のね。
しばらく福島方面に進んでいくと、ありました。
局はその名の通り、山の上の方にありますね。
でももっと山の上の方に相馬玉野簡易局があります。
今回はルートの関係で足を延ばしません。
山上局の隣では相馬福島道路の工事が進んでいました。
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工事は急ピッチで進みます。
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19 |
12:49 |
相馬大手先郵便局 |
そうまおおてさき |
福島県相馬市 |
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相馬福島道路は名の通り、相馬と福島を結ぶ予定です。
震災後に復興事業のひとつとして事業化されています。
しかも開通までの目標がかなり現実的です。
実際に山上局横で見た現場は、かなりの進捗状況でしたね。
これが開通すると、また移動手段は増えることになります。
国道を市街地に向かい、相馬インターを過ぎます。
バイパスと分かれた現道沿いに局はありました。
向かいには学校?があり、部活らしき声が聞こえました。
局舎は近代的ですが渋い感じで素敵だと思いました。
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20 |
13:01 |
相馬中野郵便局 |
そうまなかの |
福島県相馬市 |
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相馬市街地はなかなか味がありました。
中村城跡は緑地になっているようです。
歴史がありそうな相馬高校、中村第一小を横目に進みます。
城下町の雰囲気が色濃く残っていますね。
相馬市役所を過ぎて、県道121号を南下。
すぐに局はあったものの、駐車場を見つけられず苦戦。
実は局の斜向かいにあって、訪問は叶いました。
この局でいくらか切手を購入しました。
風景印押印用に52円切手をよく使うためです。
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21 |
13:09 |
相馬駅前郵便局 |
そうまえきまえ |
福島県相馬市 |
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相馬市の局の訪問が続きます。
この街の中心局である相馬郵便局はこのときに訪問しています。
震災から1年半。
あのころの浜通りはまだ生々しい傷跡も多かったです。
まだ復旧の足音が聞こえないところもありますが。
そういう意味では、4年半の月日は短いようで長い。
さて、昨夜泊まったステーションホテル近くにある局です。
しかし、この局どう考えても駅前ではないと思う。
地図で見るより、駅は遠いように思います。
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22 |
13:16 |
石上簡易郵便局 |
いしがみ |
福島県相馬市 |
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まだいくつか局はありますが、北へ。
今夜も相馬泊なので、市内の局は少し残しておきます。
そうすれば、明日早起きしないで済むので。
というわけで、国道6号に出て北上していきます。
それほど距離もなくて、左手のわき道に入ると集落。
その集落の中ほど、商店と一緒になった局です。
一緒になったとはいっても、入口は別々です。
今日はこの局で相馬市の局は訪問終了です。
残りの時間は宮城県方面へ進みたいと思います。
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23 |
13:32 |
福田郵便局 |
ふくだ |
福島県相馬郡新地町 |
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6国を北上していきます。
しばらく行くと新地町に入りました。
駒ヶ嶺あたりから西に向かっていったと思います。
今年はホームページの更新が遅くて記憶が薄れがち…。
さらに農道のような道を一気に北上していきます。
すると、あら不思議、ちょうど局の付近に出ました。
局は小学校もある小さな集落の県道沿いです。
この局の訪問で、現在営業中の新地町の局は完訪です。
釣師浜郵便局の復活を祈るばかりです。
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24 |
13:45 |
坂元郵便局 |
さかもと |
宮城県亘理郡山元町 |
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6国に出て、ここからさらに北に向かいます。
遂に福島県を脱出し、宮城県に入りました。
とはいっても、昨日も宮城県には足を踏み入れています。
今日は海沿いからのアプローチです。
津波の被害の大きかった地域が続きます。
山元町に入り、坂元の市街地に入ります。
このあたりは海から距離がある場所です。
坂元郵便局は細い路地に面していて、意外な立地でした。
海に近かったJR坂元駅は、現在も復旧していません。
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25 |
14:00 |
宮城病院内簡易郵便局 |
みやぎびょういんない |
宮城県亘理郡山元町 |
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6国に出て仙台方面に向かいます。
このあたりは訪問している局もときどきあります。
今回は未訪問局だけを抽出して訪問します。
しばらく進んで、左手に宮城病院が出てきました。
駐車場も広々として、鄙びた雰囲気の病院です。
入口からTHE 病院といった感じでした。
いくつかの診療科が並ぶ廊下を進んでいくと食堂の手前に局。
病院のかなり奥の方にあるので、受付で聞かないと迷います。
なんだか不思議な空間にいるような感覚でした。
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常磐線の内陸移設区間。工事はかなり進捗しているように見えました。そして、津波で流されたJR山下駅に。
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26 |
14:10 |
山下駅前簡易郵便局 |
やましたえきまえ |
宮城県亘理郡山元町 |
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国道をそのまま北へ進み、途中で右折します。
海に近づくにつれて、津波の被害が見て取れます。
ああ、ここまで波が来たんだな、と。
流されて、無くなってしまった街。
その中を、道路だけが通っているような場所もあります。
そんな場所に、真新しい線路が敷設されていました。
さらに進むと、取り壊されて跡地が残るJR山下駅に出ました。
そこに、商店併設の山下駅前簡易局があるわけです。
商店の中には黄色いハンカチが繋がれていました。
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27 |
14:21 |
山元郵便局 |
やまもと |
宮城県亘理郡山元町 |
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山下駅から西へ進んでいきます。
この道は山下市街地と山下駅を結んでいた道です。
いや、いまだって結んでいるんだけど。
その途中に、JR常磐線の新しい高架ができていました。
新しい山下駅はここにできるわけですね。
そうすると、山下駅前簡易局も移転するのでしょうか。
駅は内陸にある市街地に近い場所に移転されます。
その先、古くからの市街地に局はありました。
町名と同じ山元局で、山元町役場も付近にあります。
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28 |
14:31 |
山下横山簡易郵便局 |
やましたよこやま |
宮城県亘理郡山元町 |
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山下とか山元とか坂元とか、混在していますね。
そう、山元町は、山下村と坂元村が合併してできたんです。
なるほど、だから山下と坂元の名前はそれぞれ残っているのか。
そして駅はきれいに両者にあって。
役場は山下に置かれた、というのが町の歴史。
そんな山元町を、国道6号に出て北上していきます。
常磐道の山元インターを過ぎたら右折して県道224号に。
集落の中を進んでいくと局は右手にありました。
酒屋さんと一緒になっている局でした。
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29 |
14:37 |
浜吉田郵便局 |
はまよしだ |
宮城県亘理郡亘理町 |
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県道224号を北上し、途中で右折。
県道も右折しているので、そのまま県道を進む形に。
亘理町に入り、常磐自動車道をくぐります。
浜吉田駅との道が分岐していきました。
そのまま県道を進むと、踏切の手前に局はありました。
このあたりも津波の被害を受けた場所。
現在は復旧し、JR常磐線も浜吉田駅まで再開しています。
ここから北は、常磐線も電車が通っているわけです。
津波からの復旧復興が進む沿岸部をさらに北上します。
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30 |
14:48 |
荒浜郵便局 |
あらはま |
宮城県亘理郡亘理町 |
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JR常磐線の線路に沿って北上します。
常磐道をくぐり、田んぼの中を進みます。
距離は開きますが、快適な道なので時間はかかりません。
線路とこの道を跨ぐオーバーパスで右折します。
東日本コンクリートの工場で左折、さらに北上します。
県道を過ぎて進んでいくと右手に仮設住宅群が現れました。
そしてその仮設住宅団地の中に荒浜局はあります。
津波の被害が大きかった荒浜地区から集落ごと移転してきたわけです。
そして局には風景印も設置されていました。
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31 |
14:58 |
亘理逢隈郵便局 |
わたりおおくま |
宮城県亘理郡亘理町 |
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荒浜局のある場所から一気に北上します。
海からも離れてきて、津波の被害もわからなくなってきました。
6国から北に向かう道を進んでいくと局はありました。
逢隈駅とはちょっと離れた集落です。
亘理町中心地の亘理郵便局は訪問済みです。
これで亘理町にある4局は完訪になりました。
さて、ここから先の訪問は全くの予定外です。
仙台方面に向かって新規開拓をしていきたいと思います。
阿武隈川の北側へと向かっていきましょう。
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32 |
15:09 |
吹上簡易郵便局 |
ふきあげ |
宮城県岩沼市 |
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阿武隈川の堤防道路から6国に出ます。
いや、福島から流れてきた阿武隈川がここに…。
河口の場所を知らなかったのでこれは発見になりました。
橋を渡ったらすぐに旧道に入ります。
この先で国道4号に合流し、6国は実質の終点です。
国道4号を福島方面に進み、日本製紙の工場へと左折すると局。
この局はほとんどこの工場のための局、くらいの立地ですね。
日本製紙といえばクレシアがクリネックスとスコッティを作っていますね。
私はもっぱら地元に工場のあるエリエール派です。
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33 |
15:17 |
岩沼桑原郵便局 |
いわぬまくわばら |
宮城県岩沼市 |
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エリエールには本当にお世話になりましたね。
業界シェアはトップなんだそうですよ。
それは知らなかったです。
たしかにエリエール置いてないお店ってないですからね。
国道4号を横断して北へと進みます。
工業団地?を抜けて一気に市街地になりました。
奥州街道の旧街道筋に右折すると局はありました。
この局の駐車場は少し東に離れていました。
街道沿いということは、歴史も古いんでしょうかね。
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34 |
15:25 |
岩沼郵便局 |
いわぬま |
宮城県岩沼市 |
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奥州街道を北東に進みます。
やがて本町で陸前浜街道と合流します。
国道4号と国道6号の旧道同士がぶつかる場所ですね。
なるほど、岩沼は交通の要衝だったわけですね。
これだけの大動脈が合流する地点も珍しいもんです。
鉄道だって、岩沼駅で東北本線と常磐線が分かれますからね。
そんな市街地を進んでいくと、街道から一本東の地味な場所に局。
市の中心局でありながら、静かな場所だと思いました。
お客さんも多くはなく、訪問しやすい局だと思います。
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35 |
15:34 |
玉浦西簡易郵便局 |
たまうらにし |
宮城県岩沼市 |
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ここからは東に向かっていきます。
岩沼市の海に近い場所の訪問です。
県道125号に入って進み、国道4号を横断します。
仙台東部道路の岩沼インターをくぐり、さらに進みます。
4車線化工事が進んでいて、交通量も多めです。
その先、スーパーマーケットなどがある新しい街区に局。
この局は、海沿いにあった寺島簡易局の移転改称局です。
そしてこの街区自体が、海沿いの集落の集団移転で生まれた街。
局の方に温かく迎えていただき、私が元気になりました。
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36 |
15:40 |
玉浦郵便局 |
たまうら |
宮城県岩沼市 |
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玉浦西地区への集団移転の様子はテレビで知りました。
いつ頃だったかな、NHKで特集をしていたのを観ていました。
話し合いを重ね、住民が主になって進めていく。
遠回りのように見えて、結果的に早期に移転できたこと。
ものすごく興味をもって観ていた記憶があります。
そのまま東に県道を進んでいくと局は右手にありました。
小中学校や図書館も置かれている集落です。
海岸線から少し距離があった点、津波の被害を減らせたかもしれません。
この先は、仙台空港の南側へ進みます。
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37 |
15:48 |
矢野目簡易郵便局 |
やのめ |
宮城県岩沼市 |
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玉浦からは北へ進ん行きます。
途中で右手に進み、県道の旧道のような道を北上します。
川を渡って集落に入ります。
さらに狭い路地に入っていくと局はありました。
わりとわかりづらい場所にあると思います。
商店と一緒になっている局でした。
もう16時前なので、お客さんの姿もなく。
夕暮れ時が迫る静かな集落だと思いましたね。
今日もいっぱい訪問できました…の締めくくりの前に。
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38 |
15:56 |
下野郷郵便局 |
しものごう |
宮城県岩沼市 |
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あと10分ちょっとあるので、まだ行けますね。
矢野目からは東に進み、広い道で左折。
そのまま北上していき、倉庫などが並ぶ空港の南側に出ます。
自衛隊などの施設が並ぶ県道沿いに局はありました。
仙台空港のターミナルからは距離があります。
とはいえ空港の敷地に隣接している局です。
震災後に仙台空港内郵便局が廃止になった今、この局が空港最寄り局です。
空港内局の廃止にはいろいろな理由があったことでしょう。
現在全国にターミナル内の局はあといくつあるんでしょうか。
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国道6号を走っていると、こうした標識を見かけます。
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このあと、海沿いの県道を進み、亘理からは国道6号に入って相馬市にあるステーションホテルに向かいました。
途中、国道には「東日本大震災津波浸水区間」の標識があったり、常磐線の新しい駅が見えたりと、震災の「跡」と「後」が見えました。
ホテルは昨日と同じですが、連泊にしなかったので、今度は北向き、相馬駅が見下ろせる部屋になりました。ゆっくり休みました。
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