No.405:夏の東北祭りめぐり・6日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2014.08.06(水) 42 岩館局 下小阿仁局
 朝から大雨の音が聞こえています。天気予報も、今日は一日雨。しかも北東北は土砂災害に警戒するようにと呼びかけています。
 山形とかは晴れマークも出てるんだけどな…。そんなことを思いながら宿で今日の計画を練り直してみます。
 どうせ早起きしたし、スタートは青森県にもっていこうかな!なんてこともひらめきましたが、局間距離が伸びそうなので岩館スタートに。
 そう、とっさの思いつきを打ち消した冷静なこの判断が、今日という日を大きく分ける運命の判断になろうとは、予想もしませんでした。


大荒れの日本海。
1 09:03 岩館郵便局 いわだて 秋田県山本郡八峰町

 国道101号をひたすら北上していきます。
 世界遺産、白神山地の麓。緑が眩しい夏の森。
 …のはずが、大雨で白く煙る自然の本性を見た気がします。
 海は山から流れる濁流で茶色く濁り、荒々しく波を立てます。
 岩館の集落に入り、のんびり路地を走っていると9時少し前に。
 局は駅前から続く路地の途中にありました。
 この感じだったら、青森県にかじった局をスタートにしても良かったかな。
 そんなことを思いながら、車の中で雨と波の音を聞いていました。
 そう、少なくともこの局にいるときは、そんな気持ちでした。

2 09:21 八森郵便局 はちもり 秋田県山本郡八峰町

 岩館の集落を抜けて、国道に復帰します。
 五能線の鉄橋の下を流れる沢は、濁流です。
 今日は五能線は朝から運転を見合わせているようです。
 そりゃ、この状態じゃ何があるかわかりません。
 八森の集落に入り、国道を離れて市街地へ。
 わりと建物などがまとまった大きな集落ですね。
 世界遺産の入口の一つでもあるわけですからね。
 宿の方が言うには、青森県側の方が見どころはありそうですが。
 雨も降ったりやんだりで、なんとかなっています。

3 09:37 東八森郵便局 ひがしはちもり 秋田県山本郡八峰町

 国道101号を南下していきます。
 途中で消防車やパトカー、救急車とすれ違います。
 こんな田舎で、あんなに緊急車両って整ってるんだな。
 そんなことに感心しているうちに局に到着しました。
 貯金を済ませたときのこと。防災無線が大音響で鳴りました。
 「国道101号、八峰町△△地内、県境で土砂崩れの第一報…」。
 なんと!岩館の北、青森県境で土砂崩れが発生していたのです。
 …もしスタートを青森県にしていたら。
 考えただけで、ぞっとしてしまう出来事でした。

4 09:48 峰浜郵便局 みねはま 秋田県山本郡八峰町

 もしも青森県側にいたら、いまごろどうなっていたか。
 間一髪秋田側にいるか。戻れなくなり途方に暮れたか。…巻き込まれたか。
 そんなことで頭がいっぱいになっていました。
 さて、八森から国道101号を南下し、旧峰浜村の中心地へ。
 JR沢目駅のある集落の中を進んでいきます。
 駅近くとはいっても、住宅が点在しているくらいです。
 局も、密集地とはいえない場所に建っていました。
 局内では土砂崩れの続報が流れていました。
 その詳しい場所はわかりませんが、県境は越えられないようです。

5 10:02 塙川郵便局 はなわかわ 秋田県山本郡八峰町

 峰浜からは南下していき、しばらく線路に沿って走ります。
 道は東に向かい始め、道なりに進んでいきます。
 田んぼや川が広がる田園風景の中を進みます。
 しばらくのんびりと走っていくと、広域農道に出ました。
 今朝までいた宿の近くですね。
 広域農道の少し東側に局は位置していました。
 先客がいて、時間がかかりそうな予感がしました。
 ただ、機転を利かせてくれて、貯金を処理してくださいました。
 風景印の設置はなく、すぐに局を後にしました。

6 10:14 向能代郵便局 むかいのしろ 秋田県能代市

 広域農道を南下していきます。
 この道は県道63号になっているんですね。
 昔よく通った、塩尻から松本に出る通称サンロク線が県道63号でした。
 あの当時、サンロクは、36、のことだと思い込んでいました。
 山麓のことだったんですね。冷静に考えればわかるんですが。
 県道143号を、標識の「向能代」に従って南西に進みます。
 JRの線路を過ぎて、コンビニの交差点を右折すると局はありました。
 わりと住宅街なんですが、局の周囲は静かな印象でした。
 地図で見ると、局の付近は池があったみたいですね。

7 10:22 能代郵便局 のしろ 秋田県能代市

 ここから先は局間距離が短くなります。
 久しぶりの市街地訪問です。
 まずは能代橋で米代川を渡ります。
 米代川!名前の響きが好きな川の一つです。
 バスステーション交差点を右折します。
 さらに左折して南下していくと、局は左手にありました。
 この局の駐車場ですが、局のわきと、道路の向かいにありました。
 道路の向かいの駐車場は、タクシーの営業所のような雰囲気。
 数台分のカーポートのようになっていました。

 
こんな駐車場もあります。
8 10:28 能代住吉町郵便局 のしろすみよしまち 秋田県能代市

 能代郵便局の南に進みます。
 郵便局の他、電話局、裁判所、市役所など、官公庁が集まります。
 ん、郵便局と電話局は民間企業だから官公庁じゃないか。
 そういえば、電話局はNTTなんて呼ぶ人もいますが、郵便局はそのままですね。
 JPとか呼んでみようっていう社会の潮流はないみたいですね。
 そんな話を職場でしたら「郵便局が話題にあがらない」とバッサリ…。
 国道101号に出て、その道を南下していきます。
 国道沿いに局はあり、ささやかながら駐車場もあります。
 歩道が広いので、この辺はなんとかなりそうです。

9 10:35 能代駅前郵便局 のしろえきまえ 秋田県能代市

 柳町新道交差点を左折して、東に進みます。
 しばらく走っていくと、JR能代駅前に出ました。
 思いのほか大きな駅みたいですね。
 五能線の勝手なイメージが、ローカル一色だったもので。
 東能代から能代の間は、区間運転の列車も多いんですね。
 そんな能代駅の駅前交差点近くに局はありました。
 駅前といっても、駐車場は数台分確保されています。
 地方都市の常識。駅は車で来るもの。
 これは日本全国だいたい共通していますね。

10 10:44 能代出戸郵便局 のしろでと 秋田県能代市

 能代駅前から道なりに南下していきます。
 商店街のような雰囲気の道は、わりと賑やかです。
 賑やかと言っても、人が多く歩いているわけではないですけどね。
 そのまま進んでいき、出戸交差点を左折します。
 緩やかなカーブの途中に局はありました。
 局の西側に数台分の駐車場があります。
 時間帯なのか、立地が良いせいか、お客さんが多かったです。
 ATMにも列ができていて、雨の中待つのは辛いっすね。
 局の面している道路も、集客に大きく影響しますね。

11 10:53 能代風の松原郵便局 のしろかぜのまつばら 秋田県能代市

 出戸交差点まで戻り、さらに西へと進んでいきます。
 ここまで来ると、郊外の雰囲気が色濃くなります。
 国道101号を横断して、丁字路にぶつかったら右折します。
 すると、局は右手にありました。
 局名はなんだか観光地を思わせる名前です。
 この局の西側は海岸になっていて、松原がある、んでしょうね。
 局の所在地は鳥小屋ですからね。
 風の松原郵便局と鳥小屋郵便局ではオシャレさが違います。
 銀座と新座くらいの違いがあります(新座大好き)。

12 11:01 田子向簡易郵便局 たこむかい 秋田県能代市

 鳥小屋郵…風の松原郵便局からは南へ。
 しばらく進むと、国道7号にぶつかります。
 しかし!国道には入らず強気に直進して細い道へ。
 ここにきて、Googleマップが反応しなくなりました。
 命の綱だったのに。ナビしてくれないと困るのに。
 半泣きになりながら路地を進んでいき、適当に局に。
 局の呼ぶ声に導かれるようにして辿り着いたようなもんです。
 新手の宗教の勧誘かって勘違いされそうですね。
 次の局をマピオンで調べて頭に叩き込みます。

13 11:05 坊ケ崎簡易郵便局 ぼうがさき 秋田県能代市

 少し前(今年3月以前)までは、こうしていたんですよ。
 Googleマップのナビは使わなかった。
 マピオンの地図をいちいち暗記して訪問してましたよ。
 それなのに、一度便利さに慣れると、もうダメですね。
 さて、田子向からは南下、丁字路を左折すると局。
 あれ?え?ってくらい近いです。
 極めたる地方都市の代表のような北東北のこの街では異例です。
 もちろん、両者ともに地域にはなくてはならない存在です。
 車だと気付かなくても、歩くと結構距離ってあるもんですよね。

14 11:14 浅内郵便局 あさない 秋田県能代市

 県道210号を南下していきます。
 田んぼの中を進む、走りやすい道が続きます。
 南中学校のところで右折して、しばらく西に。
 秋田街道に出たところで南下し、しばらく行くと局。
 局の駐車場が見つからず、局の横に車を置きました。
 狭い上り坂の路地なので、車が来ないかひやひやです。
 それでも横を一台通過できるような余裕は残していますけど。
 ここの局の正しい車の置き方を知りたいものです。
 局の前にも、一台分くらいはスペースがあったかな?

15 11:29 山本中島簡易郵便局 やまもとなかじま 秋田県山本郡三種町

 能代市の訪問から少し離れます。
 今日中に能代市は完訪を目指すので、また戻りますが。
 先ほどの県道210号を南下していきます。
 秋田自動車道の下をくぐって、さらに進んでいきます。
 小高い丘をぐんぐん上っていきます。
 三種町に入るところ、信号を左折して進みます。
 藤木台などと書かれている標識がありますね。
 道なりに行くと、北金岡駅に出て、駅前を進むと局。
 駅とはいえ、商店もない静かな集落です。

16 11:37 金岡郵便局 かなおか 秋田県山本郡三種町

 県道に戻って南下していきます。
 ナビが生きていれば、もう少しショートカットできたかも。
 いま改めて地図を見てみると、そう思いますね。
 金光寺交差点に出て、そのまま直進して集落の中に。
 路地を進むと局は見つかりました。
 特に何があるわけでもない静かな小さな集落です。
 局のある集落の中でも小さい方だと思います。
 簡易局ではなく旧特定局があるのには、理由があるのでしょうね。
 三種町の訪問は、ここで最後にします。

17 11:48 檜山簡易郵便局 ひやま 秋田県能代市

 県道4号を能代方面に進んでいきます。
 交通量も多いかと言えば、それほどでもありません。
 景色はのんびりとしていて、丘を上ったり下ったり。
 ときどきため池があって、釣り人がいます。
 こんなところで何が釣れるんだろうな…。
 宿の人が言っていたバス釣りの池はここのことだろうか。
 標識に従って檜山の集落に入ります。
 ナビもこのあたりで復活して、案内してくれました。
 文明の利器にどっぷりな現代人の病です。

18 11:57 鶴形郵便局 つるがた 秋田県能代市

 檜山の集落を下っていきます。
 しばらく走ると、秋田道の下をくぐります。
 さらに進むと、国道7号に出ました。
 そっからはルートの都合上東に進みます。
 すぐに線路沿いに進む道へと折れます。
 線路と山に挟まれてしばらくは道なりに進みました。
 踏切を渡って、集落に入ったら右折。
 目立たない場所に局はありました。
 この集落には、奥羽本線の鶴形駅もあります。

19 12:11 東能代郵便局 ひがしのしろ 秋田県能代市

 来た道をひたすら戻ります。
 基本的に来た道を戻るのは気が進まないものです。
 しかしここだけはうまくルーティングできませんでした。
 国道に出て、さらに西に進みます。
 能代東インターの先、東能代駅方面に右折します。
 インター名と駅名は微妙に名前を変えてきましたね。
 さて、東能代駅へと続く道の入口に局は位置していました。
 集配局のような雰囲気ですがどうでしょうか。
 駅はジャンクションですが、駅前は閑散としています。

20 12:25 常盤郵便局 ときわ 秋田県能代市

 ここからは基本的に東へと進んでいきます。
 能代東インターの交差点で左折、奥羽本線をオーバーパスします。
 さらに増水した米代川を渡ったら右折します。
 この道が県道63号で、広域農道から続いています。
 田んぼの中を気持ちよく走っていると、遥か先にオレンジの看板が。
 建物が手前にないので、遠くからでも目立つ郵便局でした。
 こんなところに…と思うほど立派な局でした。
 どうやら集配もやっている局のようですね。
 集配局か否かはどうやって調べるんでしょうか。

21 12:37 富根郵便局 とみね 秋田県能代市

 民営化前の検索サイトは、それがわかりましたよね。
 局の詳細ページに行くと、集配局、とか書いてありました。
 写真もあって、局からのコメント、みたいなのもあって。
 民営化前の方がよほどあったかいページでした。
 良いところは新しい検索ページも引き継いでほしかったですね。
 簡易局が丸いアイコンで表示されていたのも懐かしいです。
 しばらく進んで、米代川を渡ると富根の集落です。
 民家や小さな商店がぎゅっと建ち並んでいました。
 川沿いから富根駅に続く道の途中に局はありました。

22 12:47 種梅郵便局 たねうめ 秋田県能代市

 来た道を戻って、米代川を渡ります。
 橋を渡ったら右折して、堤防の上を走ります。
 走るのが気持ち良いくらいに遮るものがないみちですね。
 その先、左折して山を越える道に入ります。
 「滑ります」と書かれた注意の看板を横目に進みます。
 予想していた以上に広い道で走りやすかったです。
 あらかじめ航空写真で走れそうか確認してはいたのですが。
 県道202号に出て、東に進むと局はありました。
 なんだかおいしそうな名前の局だなと思いました。

23 12:58 切石簡易郵便局 きりいし 秋田県能代市

 県道202号を南下して、山を下ります。
 国道7号は二ツ井バイパスになっています。
 そんなバイパスには入らず、そのまま南下します。
 二ツ井の市街地に近づき、旧国道らしき道を西に。
 川を渡って、右手のわき道に入ると局。
 あまり目立たない場所にあるので、注意が必要です。
 このあたりは旧二ツ井町のエリアなんですね。
 ここも現在は能代市。
 合併前の土地勘がない場所なので、何とも言えません。

24 13:08 響郵便局 ひびき 秋田県能代市

 秋田街道を戻り、橋を渡って右折。
 適当な道から県道203号に入ります。
 もうおなじみの米代川を渡って、道なりに進みます。
 この旅では、今後ずーっと米代川に沿って進みます。
 今回の旅の目的地でもありますからね。
 さて、県道が大きく左にカーブすると局です。
 響郵便局とは、これまた素敵な名前の郵便局でした。
 地名は響ではないようですが、これも何かあるのでしょうか。
 由来も調べてみたくなる局名でした。

25 13:16 二ツ井郵便局 ふたつい 秋田県能代市

 来た道を戻って、二ツ井の市街地に入ります。
 秋田街道に入って進んでいきます。
 駅にも近づき、通りも賑やかになってきました。
 あ、賑やかというのは建物が多いということです。
 ただ、それだけのことです。
 郵便局は左手にあり、さっそく貯金をお願いします。
 風景印をお願いすると、ちょっと間があって、呼ばれました。
 「実はいま道の駅に持ち出しちゃってて…」。
 あ~、タイムロスだけど通り道だから許してあげますか。

26 13:34 藤琴郵便局 ふじこと 秋田県山本郡藤里町

 二ツ井の市街地を抜けて東に進みます。
 県道317号を藤里方面に左折しました。
 この先は青森県側へは通行できない旨の看板が多々ありました。
 とはいえ、だからこそ、藤里往復は必須なのです。
 本当は避けたい行程ですが、どうしようもありません。
 時間をかけて藤里町まで向かい、藤琴郵便局へ。
 この町には郵便局はここしかありません。
 町で1局だけというのも、珍しい気がしますね。
 藤里町って何か聞いたことがある気がしますが何でだろう。

27 13:58 七座郵便局 ななくら 秋田県北秋田市

 来た道を戻り、国道のバイパスに入ります。
 大館方面に向かうと、トンネルがあり、道の駅を発見。
 何か物産展みたいなイベントをやっているようです。
 それで風景印を持ち出してるわけか~!
 と思いながらテント村に近づくと…。客が…。いない\(^o^)/
 このイベントは成立しているのか不明ですが、風景印は押せました。
 その後は国道を東に進み、いよいよ北秋田市に入りました。
 ナビに従って右手に進んでいくと局はありました。
 駅前というわけでもなく、不思議な立地の局でした。

28 14:08 坊沢郵便局 ぼうざわ 秋田県北秋田市

 七座からは東に進んでいきます。
 ナビが示す道は車の通れない道でした。
 ひさびさに騙された思いがしました。
 でもこのナビは繊細なので、悪口は言いません。
 傷つけると、またサーバーが応答してくれなくなりますから…。
 国道7号に出て、青森方面に進んでいきます。
 しばらく進んで右手の集落に入ると局はありました。
 小さな局ですが、七座よりは開けた集落です。
 この先は鷹巣の市街地の局を訪問していくことになります。

29 14:15 新田中簡易郵便局 しんたなか 秋田県北秋田市

 道を調べても、うまく進めません。
 細い道にはまっても困るので、ナビに従います。
 不本意ながら国道に出て進みます。
 それから、ピンポイントで右折すると局。
 ナビに従って国道を走る方が早いんだろうね。
 そうはわかっていても、国道は好きじゃないんですよ。
 なんだかちんたらぽんたら走っている気がしてね…。
 そういえば、昨日「田中簡易局」に行きましたね。
 田中もずいぶん出世したものです。

30 14:25 綴子郵便局 つづれこ 秋田県北秋田市

 国道7号は大型車も多い道です。
 高速道路がない地域なのでより一層ですね。
 この先大館方面に伸びていくんでしょうね。
 無料のままつながってくれると便利ですがどうでしょうか。
 能代や八竜のインターは料金所がそもそもなかったですからね。
 さて、綴子交差点を左折して集落の中を進みます。
 付近には道の駅たかのすもあるような場所です。
 局は左手にあり、まだわりと新しい局舎でした。
 風景印には大太鼓の意匠が採用されていました。

31 14:34 太田簡易郵便局 おおた 秋田県北秋田市

 国道7号に出て、さらに国道105号に抜けます。
 しかし7号からの右折レーンがやけに混んでいました。
 これはアプローチ方法を間違えたな、と後悔。
 さて、国道105号鷹巣バイパスを進んでいきます。
 奥羽本線の線路をオーバーパスして、交差点を左折します。
 すぐにまた左手に折れると、局はありました。
 小さな局で、局の前に車を置かせてもらいます。
 この道、意外と車が通るので注意が必要でした。
 どこかの集落に抜ける道になっているんでしょうね。

32 14:46 鷹巣郵便局 たかのす 秋田県北秋田市

 中綱交差点に出て、西に向かいます。
 そのまま走っていくと、鷹巣の市街地に入ります。
 鷹巣駅方面への交差点を過ぎ、適当な道を左折します。
 このあたりは十分に市街地ですね。
 局は阿仁街道沿いに位置していました。
 ゆうゆう窓口もある大きな局でした。
 窓口の構造が郵便と貯金でL字に配置されていました。
 規模の大きくない集配局ではときどき見かけますね。
 この局も、ちょうどお客さんはいませんでした。

33 14:53 南鷹巣簡易郵便局 みなみたかのす 秋田県北秋田市

 阿仁街道に入って南下していきます。
 広い道ではないのですが、重要な南北筋です。
 米代川を渡る橋も旧街道らしく、広くはありません。
 そこを路線バスがのーんびり渡っていきます。
 橋を渡った先の信号を左折すると局はありました。
 市営住宅のような古い住宅などが並んでいます。
 市街地とは川を隔てていて南鷹巣。
 なるほど、わかりやすい地区名がついていますね。
 正式な地名じゃないけど、西可児、みたいなものですかね。

34 15:00 沢口簡易郵便局 さわぐち 秋田県北秋田市

 ここで西可児を出してくるものなんだかね。
 西可児駅の所在地は帷子新町ですからね。
 帷子新町って名前の駅でもいいわけですよ。
 それはそうと、阿仁街道をそのまま南下していきます。
 適当なところで右折すると局のある集落に出ます。
 右折する交差点がわかりづらかったです。
 特に目印や信号があるわけではないので。
 局はその路地に面していました。
 周辺は民家が立ち並ぶ静かな住宅街でした。

35 15:07 七日市郵便局 なぬかいち 秋田県北秋田市

 国道105号に出ます。
 ちょうど鷹巣バイパスが終わるところですね。
 ここからはしばらく国道を走ることになります。
 大館能代空港にも近い場所で、国道285号の交差点も立派です。
 そんなに飛行機が発着しているわけじゃないですよね。
 国道を南下していくと、局は左手にありました。
 鷹巣の町の南端、といった場所ですね。
 ここまでは局が連続しましたが、ここから南はありません。
 さて、この先はルーティングをしていませんでした。

36 15:18 米内沢駅前簡易郵便局 よないざわえきまえ 秋田県北秋田市

 さて、どこに向かおうか、と地図を見ます。
 マピオンのアプリで郵便局を検索します。
 米内沢方面に局は点在していることが分かりました。
 全部は回りきれないでしょうが、向かうことにします。
 比内養護学校の分校を過ぎて、国道も南西に向かいます。
 阿仁川を渡る手前で右折して米内沢駅前方面に。
 駅前を過ぎて道沿いに局はありました。
 ここは駅の真ん前というわけではなく、訪問しやすかったです。
 都会と違って、駅前でも平気ではありますが…。

37 15:24 米内沢郵便局 よないざわ 秋田県北秋田市

 橋を渡って、米内沢交差点に出ます。
 国道285号に出て東に進んでいくと局はありました。
 先ほどの駅前簡易局からは、車ならばすぐに着きます。
 川を隔てているだけですからね。
 こちらはわりと大きめの局のようでした。
 風景印を押してもらって、次の局へと出発します。
 この先、下大野でどん詰まりになります。
 できれば、下大野局まで行きたいところです。
 今後の訪問のために、離れ小島は避けたいところです。

38 15:30 上杉簡易郵便局 かみすぎ 秋田県北秋田市

 正直なところ、今日ここまで来れるとは…。
 想像していなかったので、下大野のことは頭にありませんでした。
 でもいまこうやって目標になった以上、がんばります。
 がんばるとはいっても、安全運転で行きましょう。
 県道3号を北西に進んでいきます。
 右手に秋田内陸縦貫鉄道の線路が近づきます。
 上杉の集落に入り、路地を進むと局はありました。
 駅は見当たりませんが、近くにあるはずですね。
 局を訪問し、足早に次の局へと向かうことにします。

39 15:36 合川郵便局 あいかわ 秋田県北秋田市

 県道3号をそのまま北西に進みます。
 二ツ井方面、ということになりますね。
 しばらく道なりに進むと局はありました。
 ここは旧合川町の中心局ということになります。
 意外と順調にこの局まで来ることができました。
 貯金をして、風景印をお願いします。
 でも、時計を見て、この様子だと下大野も行けるかな…と。
 というわけで「また来ます」と言い残して局を出ます。
 そして、車に乗り込み西に向かいます。

40 15:41 李岱郵便局 すももたい 秋田県北秋田市

 県道24号を西に向かっていきます。
 橋を渡って田んぼの中を進むと、すぐに局はありました。
 合川からの距離はあまりありません。
 車での移動だと、本当に数分で到着しますね。
 貯金を済ませ、風景印がないことを確認します。
 それにしても珍しい地名ですね。
 李、って、スモモなんですね。
 そういえばそんな字だったような気もするけど…。
 そもそもすももを漢字で書く機会はないですからね。

41 15:48 下大野郵便局 しもおおの 秋田県北秋田市

 李岱からは北上していきます。
 ナビに従って最短経路をはじき出してもらいます。
 県道3号に合流し、小高い丘を越えていきます。
 道なりに進んでいくと、局は左手にありました。
 貯金もすんなり済んでしまいました。
 風景印の設置もないということで、16時まで10分ちょい。
 え、微妙な時間が残ってしまったぞ…。
 そしてマピオンの地図で検索してみると…。
 もう、こーんなところに局があるじゃないですか。

42 15:59 下小阿仁郵便局 しもこあに 秋田県北秋田市

 Googleマップに下小阿仁郵便局を打ち込みます。
 キロ数的には、16時には間に合います。
 途中に信じられない数の信号があるとか、渋滞しているとか。
 そういうことがない限りは到着できそうです。
 李岱の局の交差点まで戻り、県道24号を南下します。
 しばらく走り、集落の中に入ると局はありました。
 この局で通帳が残り1行になってしまいました。
 なので、2回預入をして通帳を満たし、更新してもらいます。
 それにしても、あっぱれな一日の最後でした。

   
休憩にと大館能代空港に立ち寄ります。一日二便の貴重な便です。

 
夜、Yahooのトップニュースにて(毎日新聞の記事をスクリーンショット)。
 下小阿仁局の後は、合川郵便局に向かい、風景印を押してもらいました。マトビの意匠でしたが、マトビっていうものを初めて知りました。
 ちょうどお盆の時期に、送り火のように燃やす(?)のですね。いまごろ(8月14日)、マトビが行われているころでしょうかね。
 その土地土地の歴史や伝統に触れるというのも旅の楽しみです。大きな祭りだけじゃなくて、東北には深い歴史と文化があるんでしょうね。

 

 

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