秋田県内をディープに旅したい…。ではどこに向かってみようか…。そんな安直な考えから思い浮かんだのが「男鹿半島」でした。
車じゃないと行きづらい。これといって一大観光地というわけでもない。でもなぜか旅人を呼んでいる。そんな気がしてならない半島です。
日本海に突き出した半島は、昨夏に巡った能登半島よりももっと地味な印象ですが、きっと素朴な景色が待っている。
そう信じて、どんより曇り空の秋田市を出発することにします。まずは朝ごはん。最近ニュースで話題のすき家に向かうことにします。
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天気予報は雨。銀行の壁には、秋田らしく犬のイラストが。
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09:02 |
秋田新国道郵便局 |
あきたしんこくどう |
秋田県秋田市 |
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すき家で朝のセットを頼みます。
安定の安さですが、ご飯大盛りは無料じゃなくなったのね。
この店も、店員さんが少なく忙しそうな印象でした。
将軍野局をスタートに考えていたのですが、気づいてしましました。
すき家の向かいに郵便局があるではないですか。
しかも怪しい局名。秋田新国道郵便局。
開店と同時に貯金を受け付けてもらい、出発します。
新国道か。国道何号なのかなーと思い調べてみます
うへ、この道、国道ではないじゃないか!
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2 |
09:08 |
秋田将軍野郵便局 |
あきたしょうぐんの |
秋田県秋田市 |
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国道ではない県道56号を北上していきます。
国道と言われても信じられるくらい交通量は多いです。
片側2車線の広い道は、スムーズに流れています。
高清水公園という交差点を右折します。
ほほ、高清水なんて、秋田らしい地名ですね。
このあたりの地名は将軍野。中学校も将軍野です。
ただ、小学校や店舗名に高清水が使われています。
何か深い歴史が隠されているに違いありません。
郊外の小さな局ですが、洒落た外観が印象的な局でした。
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3 |
09:16 |
土崎港郵便局 |
つちざきみなと |
秋田県秋田市 |
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将軍野局南側の道を進んでいきます。
先ほどの「新国道」と思しき広い道には出ません。
しばらく西に進んでいき、わき道に折れると局。
土崎港、というだけあって、秋田港が西には在ります。
土崎地区は独立したコミュニティがあるようです。
そもそも、戦時中までは土崎港町という自治体だったそうです。
なるほど、そう考えてみると、この町の雰囲気も納得ができます。
「土崎」よりも「土崎港」という方が、正式名称、ということでしょうか。
ここからはそんな土崎港、の中心地に入っていきます。
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4 |
09:25 |
土崎郵便局 |
つちざき |
秋田県秋田市 |
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「旧国道」と呼ばれる道を進みます。
旧国道のあとに新国道ができ、さらに海沿いに現在の国道がある。
複雑な秋田市街地の道路の歴史を紐解きながら進みます。
もっとも、土崎よりも北は、国道は一本にまとまります。
土崎駅にも近い中心市街地に局はありました。
立派な局で、ゆうゆう窓口も設置されている局です。
「秋田北郵便局」とかにならなかったのが素敵ポイントです。
風景印には、セリオン、というでっかいビル?が描かれます。
昔、その昔、家族旅行で訪れたことがあるはずです。
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5 |
09:33 |
飯島郵便局 |
いいじま |
秋田県秋田市 |
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土崎郵便局から旧国道っぽい道を北上します。
秋田の人の言う「旧国道」とは違うかもしれませんが。
マックスバリュなどの道を進んでいくと、局は左手に。
雨も強くなってきて、いよいよ困ったな…。
ところでこの飯島という地名ですが、これも勝手な思い込みをしていました。
昨日の太平同様、飯島という自治体が最近まであったのかな、と。
少なくとも、平成の大合併でなくなった町名ではなさそうです。
付近は住宅などが点在していますが、駅は近くにはありません。
そんなこともあってか、商店街のような雰囲気はありません。
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6 |
09:37 |
飯島駅前簡易郵便局 |
いいじまえきまえ |
秋田県秋田市 |
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国道7号に合流し、北上します。
片側2車線、そして大型車も多い道です。
幹線国道らしい景色が広がります。
右手に注意して走っていくと局は見つかりました。
小さな簡易局ですが、建物はわりと目立つと思います。
この局、おもしろい真実が隠されています。
飯島駅前簡易局。なるほど駅前なのね、と思わせる局名です。
しかし、この局の裏手にあるのは!上飯島駅!
上飯島駅前簡易局じゃないのか!誰かツッコんで!
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7 |
09:50 |
追分郵便局 |
おいわけ |
秋田県秋田市 |
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そんな上飯島駅から北上していきます。
しばらく進み、船川街道と国道7号が分かれます。
そのちょうど分かれ目が追分交差点です。
そしてその交差点にほぼ面しているのが追分郵便局です。
とてもわかりやすい局名で花丸!
と言いたいところですが、立地ゆえの入りづらさ。
広い道同士がぶつかる交差点にある局。近づきづらいわ!
ぐるっと回ってきて、局に到着することができました。
もちろん、局から右折レーンに出るのも一苦労でした。
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8 |
09:57 |
上北野簡易郵便局 |
かみきたの |
秋田県潟上市 |
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なんとか追分局から船川街道に入りました。
ここからはいよいよ男鹿半島の旅です。
津幡を思い出すような位置関係ですね。
船川街道を離れて右手に進んでいきます。
職業能力開発促進センターという建物のところで左折。
すぐに局はありました。
それにしても「職業能力開発促進センター」って名前長いな。
小さな簡易局なので、貯金もすぐに終わりました。
この先、今日の行程では簡易局の訪問を多く予定しています。
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9 |
10:07 |
出戸浜簡易郵便局 |
でとはま |
秋田県潟上市 |
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そんな(どんな?)職業能力開発促進センターから北上します。
JR男鹿線の踏切を渡って、そのまま進みます。
踏切を渡らないルートの方が近かったかも、と後悔。
出戸浜駅の前を通るルートで船川街道に出ます。
すると、すぐに局はありました。
ただ、駅前への道の交差点に近く、車が置きづらいです。
交通量も多くはないものの少なくもなく、ちょっと焦りますね。
かといって付近に駐車場や駐車できそうなスペースも見当たらず。
先客がいると、むむむ、となってしまう立地です。
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10 |
10:26 |
大崎簡易郵便局 |
おおさき |
秋田県潟上市 |
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船川街道を男鹿方面に進んでいきます。
左手に松林が見えて、海が近いことがわかります。
秋田県入りして、まだちゃんと海を見ていませんからね。
しばらく走り、海岸線沿いの道に出る手前で右折します。
ちょうど前にパトカーがいるので、ゆっくり進みます。
国道101号や県道104号を経由して二田の集落に出ます。
スーパーのところで右折してしばらく進むと局がありました。
ここでは男鹿市の夕日スポットなどをお勧めいただきました。
しかしながらこの天気。夕日がきれいな日に来たかった。
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11 |
10:36 |
天王郵便局 |
てんのう |
秋田県潟上市 |
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来た道を引き返して、二田の集落まで戻ります。
しばらく走って、さきほどの県道交差点に。
さらにJR二田駅方面に進んでいくと市役所を発見。
潟上市役所ってこんなところにあるのか。
合併で誕生した都市は、中心地がわかりにくいことがありますね。
まあ、行政サービスは合併前の役場でも受けられるのでしょうが。
潟上市役所の隣の局は天王局で、二田駅の近くにある。
字名や旧町名などが絡んでくると途端に複雑になりますね。
さて、局を出発し北上すると、いよいよ半島らしくなります。
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12 |
10:45 |
東湖簡易郵便局 |
とうこ |
秋田県潟上市 |
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JR天王駅のある集落に出ました。
付近には東湖八坂神社という神社があります。
天王の地名は、それに由来するそうです(Wikipedia調べ)。
つまり、天王町の中心じゃないのに天王駅があってもおかしくないわけで。
この神社の周辺がもっと栄えそうなものですが。
県道から外れて海側の道に局はありました。
小さな簡易局ですが、駐車場もあって訪問しやすいです。
行程の都合上、潟上市の訪問はここまでとします。
潟上市の完訪までの道のりは長くなりそうですね。
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13 |
10:55 |
船越郵便局 |
ふなこし |
秋田県男鹿市 |
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八竜橋で船越水道を渡ります。
もうこの先は海に出るんですねー。
橋を渡れば男鹿市に入ります。
JR船越駅付近、県道からそのまま進むと局はあります。
意外にも大きくて新しい局舎には驚かされました。
向かいの小学校も開校120周年とか書かれています。
このあたりは集落としての歴史は深いのでしょう。
由緒正しい神社と海と、歴史を語るには十分な材料があります。
さて、男鹿市の訪問は始まったばかりです。
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男鹿線の列車とすれ違いました。
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14 |
11:03 |
小深見簡易郵便局 |
こふかみ |
秋田県男鹿市 |
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船越駅付近の踏切から北へと進んでいきます。
広い道ではありませんが、車も割と通ります。
たしかに、ショートカットになりそうな道ですね。
しばらく進んでいくと局は右手にありました。
路肩に車を置かせてもらい訪問します。
窓口にあったペン立てがおもしろかった記憶があります。
へえ、こうやって使うのか、と思いましたね。
本当にあれがペン立てとして売られているものかはわかりません。
醤油さしで観葉植物の水遣りをする人もいますからね。
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15 |
11:09 |
払戸郵便局 |
ふっと |
秋田県男鹿市 |
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払戸交差点に出ました。
遠くに電波塔というのか、アンテナが見えています。
埼玉にあるような大きなやつです。
でも調べても調べても見つからない…幻だったか。
それはそうと、県道を進んでいくと局はありました。
このまま進むと若美方面に抜ける道です。
南側からのアプローチはここの局までにしようと思います。
なんせ男鹿半島をぐるっと回ることになるわけですからね。
静かな集落を後に、男鹿市街地方面へ進みます。
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16 |
11:18 |
浦田簡易郵便局 |
うらだ |
秋田県男鹿市 |
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払戸局から西へと進んでいきます。
寒風山の方から雲が流れてきているように見えます。
そして雨も強く降ってきました。
こんな時にラジオから流れるのは落語。
味噌豆の話でわくわくしながら車を走らせると局。
Yショップに局があると重いきや局はその向かいでした。
集落自体は道沿いに住宅などが多く並んでいます。
場所によっては特定局が建てられることもあったろうに。
向かいに菅原氏云々の史跡がありましたが忘れました。
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17 |
11:25 |
脇本駅前簡易郵便局 |
わきもとえきまえ |
秋田県男鹿市 |
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寒風山の上り口の交差点を過ぎます。
景色も良さそうですが、この天気ではな。
そのまま進んでいき、男鹿線の踏切を渡ります。
踏切を渡ったらすぐに右折して脇本駅方面に向かいます。
農協の大きな施設があり、その中を進んでいきます。
農協の敷地なんじゃないかと思うほどでした。
JR脇本駅前の道を進むと局はありました。
ちょうど法事の最中だったか、奥からそれっぽい音が…。
貯金が終わったところでささっと局を後にしました。
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18 |
11:31 |
脇本郵便局 |
わきもと |
秋田県男鹿市 |
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男鹿街道に抜けて、南下していきます。
マックスバリュにヤマダ電機のある交差点に出ます。
国道101号船川街道に出て、西に進みます。
片側2車線の広い道沿いに局はありました。
とはいえ、局もまだ新しい建物で、駐車場も広かったです。
みなさん歩道に車を置いて局に向かっていましたね。
確かに駐車場に車を置くと、歩く距離は少し増えますが…。
この局にも風景印の設置はありませんでした。
意外と設置率は低いですが、男鹿局以降はあるようです。
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19 |
11:40 |
田中簡易郵便局 |
たなか |
秋田県男鹿市 |
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船川街道をそのまま進んでいきます。
海沿いを走り、左手には海岸線が続きます。
トンネルをくぐると、国道は山へと向かいます。
JRの線路をオーバーパスして、そのまま進むと左手に局。
山あいの雰囲気の静かな集落に局はありました。
ちょうどバスの田中停留所が局の前にありました。
秋田中央交通のバス停は、停留所名の下に「バスで行こう」と書いてあります。
なので、ここの場合、「田中 バスで行こう」となるわけで。
きっと田中さんも誘われれば断れないんだろうと思います。
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秋田中央交通のバス停。
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20 |
11:50 |
金川郵便局 |
かながわ |
秋田県男鹿市 |
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国道を海のほうへと戻っていきます。
いとくを過ぎて、海沿いの広い道の手前、右折します。
こちらが船川街道の昔からの街道筋です。
道なりに進んでいくと局は左手にありました。
ピンク色の局舎がかわいらしい建物です。
付近には団地のようなものもあって、人の姿も見かけました。
割とまとまった集落になっているようですね。
お客さんの出入りもあって、活気がありました。
この先、男鹿市街地へと入っていきます。
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船川街道をそのまま進んでいきます。
街道の名前の由来、船川港がありました。
JR男鹿線の終点、男鹿駅もこのあたりにあります。
駅前への交差点を過ぎ、そのまま進んでいくと局はあります。
中心地を少し離れているので、静かな印象です。
それでも、市立図書館などはこの近くにあります。
この局のゴム印にはなまはげのイラストが入っていました。
ささやか過ぎるイラストですが、うれしいですね。
そういえば、いたるところになまはげがいますね…。
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22 |
12:09 |
女川簡易郵便局 |
おんなかわ |
秋田県男鹿市 |
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県道59号をそのまま西へ進みます。
この先、地名はしばらく「船川港○○」となっています。
男鹿市街地からだいぶ離れてもそうみたいです。
そんな県道を走り、女川の集落で路地に入ると局はありました。
入り口のドアは開いていて、すだれがかかっていました。
すだれってそういえば、懐かしいですね。
実家ではよく使っていたんですが、最近は使っていません。
日よけ効果抜群だと思うのですが、エアコン入れちゃうんですよね。
エアコン入れちゃうと、日よけ気にしなくなってしまって…。
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県道を入道崎方面に向かいます。
この先、戸賀や入道崎の地名も出てきました。
標識によると距離はかなりありそうですね。
局間距離が大きく開くエリアに入ります。
観光バスなんかも走っていました。
この先の道路事情は悪くはないってことでしょうか。
局は県道から少し入ったところにありました。
県道からも見える場所なので、迷子にはならないと思います。
海沿いの局は、車で入ったら最後!な局がありますからね。
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24 |
12:39 |
青砂簡易郵便局 |
あおさ |
秋田県男鹿市 |
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県道を進むと、門前の集落に出ます。
能登半島にもありましたね。
海沿い特有の地名なんでしょうか。
この集落にも局がありそうですが、ここにはありません。
しばらく進み、青砂橋のバス停のところから集落へ。
坂道を下っていくと集落の中に入り、局はありました。
局は渡し舟のお店と一緒になっていました。
車を置けるスペースも広く、訪問は困りませんでした。
局のおじさんは、制服を着ていたので、局専門でしょうか。
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青砂の集落にある旧小学校の建物。
それがどうやら文化財になっているみたいですね。
なるほど、もうあの集落には小学校はないのか。
スクールバスで通学するのでしょうか。
県道を進むと男鹿水族館GAOがありました。
駐車場を含めた立地も素敵ですが、ずいぶん賑わっていました。
そこからしばらく進み、県道を離れて集落に入ると局。
この局では駐車場が見当たらず、狭い路肩になんとか置きました。
今回の旅ではここが一番、駐車に困った局です。
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26 |
13:13 |
入道崎郵便局 |
にゅうどうざき |
秋田県男鹿市 |
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というわけで、総じて駐車には困らなかったわけです。
どこもなんとかなったわけで、いつかの和歌山市とは大違い。
和歌山市内では何度も「ああ、どうしよう」となりましたね。
さて、県道を北へと進んでいきます。
入道崎への標識が出てきて、その道に入ります。
この道が果たして近かったのか遠かったのか…。
観光客がいっぱいの灯台を横目に進み、ナビどおりに進みます。
狭い路地を進むと局は海を臨む高台の上にありました。
ここまでは観光客は来ないだろうな、と思いました。
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港を見下ろす入道崎局。
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27 |
13:22 |
男鹿温泉簡易郵便局 |
おがおんせん |
秋田県男鹿市 |
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そういえば能登半島の狼煙局もこんな場所でしたね。
狼煙局自体は、入道崎局よりも人目につきそうです。
とはいっても、メイン道路沿いではないですが。
県道に合流して、そのまま南下していきます。
県道55号で、しばらく進んでいくと男鹿温泉の入り口に出ます。
坂道を一気に下って、温泉街らしい集落に入りました。
やや細い路地を進むと、あれ?ホテルのロータリーだ…。
迷いつつ進んでいくと、スナックの向かいに局。
いかにも温泉街らしい立地でしたね。(そんなものか?)
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28 |
13:35 |
北浦郵便局 |
きたうら |
秋田県男鹿市 |
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県道に戻って、しばらく進んでいきます。
道も山がちではなくなり、景色も広がってきました。
北浦の集落に入る道を進むと、その先に局はありました。
駐在所や小中学校、市民センターなんかもそろっています。
局も割と大きな局舎でした。
お客さんも何人かいて、待ち時間がありました。
北浦というだけあって、半島の北側の集落なんですね。
車で一日かけて回るには、男鹿半島はちょうど良いかもしれません。
とはいえ、まだ一周できていないのですね。
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29 |
13:47 |
安全寺簡易郵便局 |
あんぜんじ |
秋田県男鹿市 |
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北浦の集落からは、南下していきます。
海沿いの道を離れて、内陸部を進みます。
県道や国道の抜け道的な広域農道があり、少し経由します。
安全寺の標識に従って進みます。
十字路が少し目立たなかったので注意が必要です。
集落に入るとほどなく、局は左手に出てきました。
先客がいたので少し待ちました。
静かな簡易局でひたすら待っているのはなんとなく息が詰まります。
かといって歌いだしたら、さぞ怪しい男でしょう。
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30 |
13:56 |
山田簡易郵便局 |
やまだ |
秋田県男鹿市 |
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適当な道を経由して、国道101号を目指します。
広域農道に乗って、さらに別の道に入ります。
走りやすい道が続きます。
周囲は田園風景がどこまでも続いていきます。
こんな何気ない景色でも、東京では貴重だな、と思えるものです。
国道に出ると、すぐに局は見つかりました。
思っていたよりも新しい建物でした。
駐車スペースもとめやすく、広くとってありました。
さて、半島の内陸部にはもう少し局があります。
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31 |
14:03 |
男鹿中郵便局 |
おがなか |
秋田県男鹿市 |
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国道101号を南下していきます。
このまま進んでいくと、羽立駅を通って海に出ます。
途中で田中簡易郵便局に出ますね。
ずいぶん前のような気がしてしまいます。
道なりに進んでいくと局はありました。
田園風景に映えるかわいらしい局舎が印象的でした。
男鹿市の局でも、海から遠い局ベスト3に入りそうです
…とか書いておいて、ほんとか?と疑問です。
怖いのと面倒なのとで、調べるようなことはしません。
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32 |
14:18 |
五里合郵便局 |
いりあい |
秋田県男鹿市 |
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国道101号を北へと進んでいきます。
ショートカットできる道もなさそうなので、のんびりと。
海に近づき、北東へと進みます。
左手は海岸線のはずですが、海は見えません。
海水浴場の案内なんかもあるんですがね。
しばらく走って右手に進むと五里合の集落です。
局名は読めないでいたんですが、局に着いて納得です。
入口にちゃんとひらがなでルビがふられているじゃないですか。
やはり、難読な局名なんだな、と、ほっとしました。
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いわれてみると、読めなくもない。
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33 |
14:30 |
若美郵便局 |
わかみ |
秋田県男鹿市 |
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県道304号に出て南東に進みます。
このままいくと払戸局の前に出ますね。
払戸に向かう少し手前、左折すると若美の集落に出ます。
ここは旧若美町の中心地だったところです。
市役所の若美庁舎もあります。
現在の男鹿市は、平成の大合併で男鹿市と若美町とで誕生しています。
もっとたくさんの自治体が関わっているかと思いきや意外です。
ここからは一気に北へと進んでいきます。
行ったり来たりの男鹿半島も、間もなくおしまいです。
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34 |
14:38 |
福米沢簡易郵便局 |
ふくめざわ |
秋田県男鹿市 |
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県道54号男鹿街道を北上していきます。
昔ながらの街道筋の雰囲気が残っています。
広くはない道の両側に民家が続いています。
しばらく走っていくと、また次の集落に入りました。
注意していくと、右手に局はありました。
近くには潟西中学校があります。
なるほど、八郎潟の西側にあたるわけですね。
とはいっても、潟は埋め立てられているわけで、実感がわきません。
地名は干拓事業の前から使われてきたものなのでしょう。
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35 |
14:50 |
野石郵便局 |
のいし |
秋田県男鹿市 |
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男鹿街道をそのまま北上します。
のんびりとした田舎の風景が続きます。
こういう時間の流れも、大事なんだな、と実感。
さて、今日はいいペースで進んでいきます。
局間距離が大きく開く局が少ないせいでしょうかね。
35局目の野石郵便局への到着が15時前です。
これはハイペースだと思いますね。
ここの局で男鹿市の局は完訪となりました。
半島を回り込んで一気に訪問しましたが、長かったです。
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元特定局と思われる局舎。
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36 |
15:10 |
大潟郵便局 |
おおがた |
秋田県南秋田郡大潟村 |
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野石橋を渡って、東に進みます。
橋を渡ると、八郎潟を埋め立てた、大潟村です。
村に入ると、道はまっすぐになりました。
道路の起伏もなく、なんとも不思議な光景です。
完全なる人工の土地なわけですね。
大都会のウォーターフロントでも真似できません。
大潟村の中心地、公共施設が集まるところに局。
駐車場がないことになっていますが、広々とありますよ。
面積比から考えれば、村内に10局くらいあっても…。
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37 |
15:21 |
芦崎簡易郵便局 |
あしざき |
秋田県山本郡三種町 |
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西部承水路に沿って北上していきます。
走りやすい道ですが、メリット、デメリットありますね。
遅い車が前にいると、逃げ道がないってところです。
芦崎集落への道を左折します。
男鹿街道に入ると、すぐに三種町に入ります。
そのまま街道をしばらく走っていくと、局は左手に。
小さな簡易局ですが、この局の訪問は大きな意味があります。
明日の訪問順序を考える上で鍵を握っていました。
訪問により、明日のルーティングがしやすくなりました。
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38 |
15:31 |
浜口郵便局 |
はまぐち |
秋田県山本郡三種町 |
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男鹿街道から国道101号に入ります。
道なりに進んでいき、スーパーの隣に局。
駐車場はスーパーとシェアしています。
というか、スーパーに停めても行けますよ、が正しいか。
この局のある旧八竜町は、メロンの産地だそうで。
いろんなところにその宣伝がありました。
さて、ここで15時半を回りました。
せいぜいあと2局程度かな、と地図を見てみます。
すると、近くにうまい具合にあと2局あるじゃないですか。
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39 |
15:36 |
八竜大曲簡易郵便局 |
はちりゅうおおまがり |
秋田県山本郡三種町 |
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国道7号に出て、少し青森方面に向かいます。
すると、すぐに局は見つかりました。
移動に時間はほとんどかかりませんでした。
貯金をお願いすると、すぐに出来上がりました。
というわけで、次の局を目指すことになります。
地図を改めてみてみると、浜口局とこことの距離は近いですね。
地方の町ではかなり特別な部類だと思います。
さて、国道の流れに乗って八竜局に向かいます。
スムーズに流れる国道を、秋田方面に向かいます。
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40 |
15:43 |
八竜郵便局 |
はちりゅう |
秋田県山本郡三種町 |
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時間帯なのか場所柄なのか、交通量は少な目です。
高速道路もあるし、移動手段は選べますからね。
のんびりと走っていき、途中で左手に入ります。
集落の中を進んでいくと局の前に出ました。
思いのほか早く着きました。貯金をして風景印をお願いします。
その間、いろいろと考えていると、欲が出てきました。
というわけで、風景印押印をお願いして、次の局に向かいます。
旧山本町の中心地まで、それほど遠くないようです。
素早く、しかし安全運転で、次の局へと向かいます。
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41 |
15:50 |
森岳郵便局 |
もりたけ |
秋田県山本郡三種町 |
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田んぼの向こうに線路が見えてきました。
旧山本町の中心、森岳地区です。
JR森岳駅を横目に進むと局はありました。
この駅の名前は、何度か目にしたことがありますね。
特急電車も停まるので、なんとなく記憶に残っていました。
さて、貯金を済ませるともう少し局数が伸ばせそうです。
風景印押印は後回しにして、次の局を目指すことにします。
この近くの森岳温泉に簡易局があるようです。
交通量の少ない路地を、いざ出発です。
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42 |
15:57 |
森岳温泉簡易郵便局 |
もりたけおんせん |
秋田県山本郡三種町 |
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森岳の市街地を抜けます。
県道4号に出るところで工事をしています。
焦っても仕方ないので、少し待ちます。
距離的には十分に間に合う時間ですしね。
南下して県道4号に沿って左折。
温泉街の入口に局はありました。
迷子になる場所でも、車を置く場所に困るでもありません。
わかりやすく、最終局にはぴったりでした。
この局の訪問で、今日の貯金は終了とします。
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この後、森岳局に戻って風景印を押してもらいます。さらに八竜局に戻って、押印してもらっていた台紙を受け取ります。
そこからは宿のある八峰町まで向かいますが、能代方面は高速道路が無料です。
八竜インターから能代東インターまで行き、広域農道経由で宿に着くころには、雨も本降りの土砂降りでした。
山あいにある民宿十三夜さんにお世話になりましたが、女将さんが親切で、結局ほかに宿泊客がおらず、ずっとお話をしていました。
いろいろな話を聞けて、こういう時間の過ごし方もいいもんだな、と改めて実感しました。またいつか訪れたい場所です。
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