「学校」で目覚める朝はなんだか不思議なもので、窓の外を見ると、うわ、やっぱり校庭です。ラヂオ体操とかやっていそうな雰囲気ですよ。
今日は天気も良くなるという予報を見て、局訪問もうまくいくといいな、と思いつつ、七尾市方面に向かっていくことにします。
七尾市は市街地を中心にたくさんの局があるので、これらをうまくまわれるかが鍵です。ちなみに今夜の宿は取らずに出発しました。
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1 |
09:02 |
中島郵便局 |
なかじま |
石川県七尾市 |
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能登空港付近を経由して、能越自動車道に出ました。
穴水市街地まではすぐに到着することができます。
高速道路規格の道が続き、穴水インターに出ます。
ここからはのと里山海道になります。
途中のサービスエリアで時間調整し、横田インターで下ります。
市街地へと入り、路地を進むと局はありました。
一昨日は近くを通っていながら通過していました。
これはルーティングの都合上、考えてのことでした。
うまく今日、スタート局にできて良かったと思います。
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2 |
09:13 |
豊川郵便局 |
とよかわ |
石川県七尾市 |
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中島市街地を西へと進みます。
県道23号を過ぎて、長閑な場所に出ます。
市街地の外れで、田んぼと民家が点在しているような場所です。
中島高校の看板があるものの、高校はどこにあるのか。
県道254号に出たら一気に西へと進んでいきます。
しばらく行くと、小さな集落の中に局はありました。
豊川と聞くと、豊川稲荷が思い浮かんでしまいます。
商売繁盛の神様なので、あまり縁はないのですがね。
豊川稲荷って神社なんでしたっけ。神様がいるんでしたっけ。
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3 |
09:25 |
笠師保郵便局 |
かさしほ |
石川県七尾市 |
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適当な道で国道249号に出ます。
交通量は比較的少ない気がします。
国道とはいえ、地元の車が前後に数台いるくらいですね。
のと鉄道の線路が国道に並び、景色が開けました。
しばらく進み、笠師保駅のところに局はありました。
局は駅の真ん前…というのか、真裏に位置しています。
駅のホームからは目の前ですが、実際来るには踏切まで行く必要があります。
ちょうど駅を見ていると列車がやってきました。
変わったラッピングの施された列車で、写真も撮れました。
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笠師保駅に到着した穴水行きの列車。
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4 |
09:32 |
金ヶ崎簡易郵便局 |
かながさき |
石川県七尾市 |
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線路沿いの国道を南下していきます。
地図で見ても、線路とずっと沿っているのがわかります。
歴史のいたずらか、時代にほんろうされた七尾線。
それだけ、地方では鉄道が大事にされていない現実。
お酒を飲みに行くにも、車が必要なのが地方です。
大津交差点から県道3号を西に進み、しばらく先でわき道に。
局は路地からさらに入ったところにあるので、車の置き場所は狭いです。
局の裏手が局の利用者が停められる小さな駐車スペースでした。
ともあれ、無事に訪問できて良かったと思います。
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5 |
09:44 |
田鶴浜郵便局 |
たつるはま |
石川県七尾市 |
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国道249号に戻りました。
ここからは七尾市街地方面に向かっていきます。
相変わらず線路とはぴったりとくっついています。
田鶴浜駅の手前、田鶴浜西交差点を南下します。
ささやかな市街地を南下していくと局はあります。
小さな、鄙びた集落の中に、わりと立派な局がありました。
旧田鶴浜町の中心局でもあります。
そんな自治体があったことも知らなかったです。
七尾市街地に向かう前に付近の局を拾っていくことにします。
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6 |
09:56 |
七尾満仁郵便局 |
ななおまに |
石川県七尾市 |
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田鶴浜局から路地を南下します。
小中学校を過ぎ、田鶴浜インターをくぐります。
県道18号に出たら、道なりに南下していきます。
この道で中能登町方面に抜けられるみたいですよ。
しばらく行くと、左手の川の向こうに局が見えました。
川を渡って、局に到着しました。
風景印がお祭りの山車の形をしています。
これは七尾市内の局でよく見られましたね。
この局では七尾市内の郵便局の地図なども頂きました。
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7 |
10:01 |
伊久留簡易郵便局 |
いくろ |
石川県七尾市 |
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県道から一本西の道を進みます。
地図を見れば一目瞭然。
なるほど、この道を進まなければいけない理由があるんですね。
しばらく進み、集落の中に入ると局はあります。
向かいは農協?の関連の建物だったかな。
廃墟っぽかったので、駐車場を借りました。
伊久留と書いて「いくろ」は読めないですね。
近くには伊久留川という川も流れていました。
このあたりでは歴史ある、由緒正しい地名なのでしょう。
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8 |
10:20 |
和倉温泉郵便局 |
わくらおんせん |
石川県七尾市 |
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県道18号で田鶴浜方面に戻ります。
いや、県道とか通ると、こんなにすんなり走れるんですね。
集落の中の路地なんかを多く走るので、感覚が戻ります。
田鶴浜インターから国道249号に入ります。
バイパスなので走りやすい区間だと思います。
和倉インターで下りて、和倉温泉方面に進んでいきます。
和倉温泉口交差点を左折し、温泉街を進んでいき、局に。
向こうには、かの有名な加賀屋が見えているんですよね。
温泉街の中の局。わりと周囲の雰囲気は賑やかでした。
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あれが加賀屋ですか。
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9 |
10:32 |
石崎郵便局 |
いしざき |
石川県七尾市 |
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和倉温泉の市街地を抜けます。
10時過ぎということで、チェックアウト客が多いようです。
旅館の前では着物姿の見送りを多く見かけました。
肩の凝らない温泉旅行ならば楽しいのですがね。
和倉温泉駅前に出て、さらに石崎方面に向かいます。
集落の中を進み、県道を外れて路地を進むと局。
ここは海に面した港町のようで、局にも駐車場がありませんでした。
細い路地ですが、なんとか路肩に車を置かせてもらい訪問します。
狭い道に車が来ないかとひやひやしながらの訪問でした。
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10 |
10:40 |
七尾津向簡易郵便局 |
ななおつむぎ |
石川県七尾市 |
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石崎の集落から適当に県道1号に出ます。
JR七尾線の線路に沿って進んでいきます。
和倉温泉駅からは、大阪、名古屋、越後湯沢と特急が走ります。
ずいぶんとバラエティーに富んでいますが、本数は少ないです。
北陸新幹線が開業したらどうなるのでしょうか。
小さな峠のようなところを越えて、下っていくと局はあります。
広い交差点に面しているので、向きによっては訪問しづらいかもしれません。
局名はなかなか読みづらいかな、と思います。
ただし、つむぎまち、と入力すると変換してくれます。
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11 |
10:46 |
七尾松本郵便局 |
ななおまつもと |
石川県七尾市 |
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県道1号をそのまま南下していきます。
一歩通行に注意しながら道を選びます。
トヨペットのお店のところで市街地に入る道へ。
桜橋の交差点を右折、さらに次の信号を左折します。
局はすぐに見つかりましたが、なんだか都会的な印象。
この局の前は対面通行ですが、すぐ西の交差点からは一方通行です。
商店街、といった雰囲気でもなく、訪問はしやすいです。
昔ながらの街並みにあって、近代的な局舎だと思います。
こういうデザインも、悪くはないな、と思いました。
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12 |
10:54 |
七尾郵便局 |
ななお |
石川県七尾市 |
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松本局前の道を市街地方面に進んでいきます。
思っていた以上に中心市街地は賑やかですね。
能登地方の中心都市だけのことはあります。
一本南の道に入って、少し進むと局はありました。
この局の駐車場はとても混雑していました。
というのも、局の中に入るとお客さんはほとんどいないのです。
では、局の前にあれだけ停まっている車はなんなのでしょう。
ちょっと疑問を感じながらの訪問となりました。
ゴム印ではお祭りの「でか山」をアピールしていました。
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七尾局前の景色。海も近いです。
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13 |
11:09 |
七尾藤橋町郵便局 |
ななおふじはしまち |
石川県七尾市 |
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七尾駅前への大通りに出ます。
川沿いを広い道が通っていて、大都会のような雰囲気です。
いや、大都会は言い過ぎだったか。
デパートの大和のある駅前の大きな駅ビルを右折。
線路を渡って高校の隣を南下していきます。
藤橋町局のある通りはなぜか一方通行です。
仕方がないので、ヤマダ電機の南から大回りして局へ。
たしかに道幅は広くはないですが、こんな郊外に一歩通行。
なんだか不思議な気がしますが、安全のためでしょう。
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14 |
11:19 |
徳田駅前簡易郵便局 |
とくだえきまえ |
石川県七尾市 |
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県道2号を中能登町方面に進みます。
この道はわりと交通量の多かったです。
羽咋方面に抜ける重要な道路でもあります。
白馬町交差点を左折して、道なりに進みます。
中学校のところでJRの線路を渡ると十字路。
その十字路を左折すると局はすぐにありました。
駅前を名乗るわりには駅は見当たらず。
しかもそれほど有名な駅というわけでもなさそうです。
徳田局があるので、重複を避けるためでしょうか。
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15 |
11:27 |
徳田郵便局 |
とくだ |
石川県七尾市 |
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JR徳田駅前に出ました。
小さな駅ですが、駅舎はログハウスのような素敵なもの。
きれいにしてあるな、と思いました。
駅前から県道131号を進みます。
国道交差点が工事で通りづらかったですね。
その先、旧国道と思われる県道244号を進むと局。
風景印が大きな木の形になっていて、尋ねるとケヤキだそう。
局の向かいにある飯川神社のケヤキが市の天然記念物なんだとか。
たしかに、おおきなケヤキの木が道路に伸びています。
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飯川神社のケヤキは七尾市の天然記念物。
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16 |
11:33 |
八幡簡易郵便局 |
やわた |
石川県七尾市 |
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七尾街道をしばらく進んでいきます。
進んでいくと、国道159号に合流しました。
七尾市街地に少し進むと局はありました。
国道沿いですが、訪問しやすい局だと思います。
八幡、と書く局は全国に多々ありますが、ここはやわたです。
やわた、と読む局も相当数あると思いますがね。
実際どうなんでしょうかね。
ヤワタ、ヤハタ、ハチマン、はたまたその他の読み。
どの局が一番多いのでしょうか。調べる気も起きません。
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17 |
11:38 |
南ケ丘簡易郵便局 |
みなみがおか |
石川県七尾市 |
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国道159号は交通量も多めです。
七尾市へ向かう幹線道路ですからね。
だいたいの車はこの道を通ることになるんでしょう。
八幡で教えてくれた目印を頼りに行きます。
「ファミリー薬局のところを右にぐいっと」。
もうなんていうか、感覚的な説明を頂きました。
現地に行くと、薬局を右にぐいっと曲がることになります。
しばらく道なりに進んでいくと局はありました。
局の周辺を見る限り、団地には見えませんでした。
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18 |
11:45 |
後畠簡易郵便局 |
うしろばたけ |
石川県七尾市 |
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道なりに進んでいくと、学校で突き当たります。
しかし、なんとも使用感のない学校の雰囲気。
なんか校舎が憮然というか、なんというか。
調べると、ここは2006年閉校の七尾工業高校跡地だそう。
そして朝方見た、中島高校もここと統合されたらしい。
能登半島はいろいろと再編が進んでいるようです。
自動車学校から県道245号に、さらに東部中学校方面へ。
局はすぐに見つかりました。
局名は少し読みづらく、うしろばたけ、と読みます。
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19 |
11:56 |
七尾府中郵便局 |
ななおふちゅう |
石川県七尾市 |
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県道245号に戻りました。
教習所の車が走りますが、狭い道は大変そう。
まあ、信州松本の道も大概ですけどね。
国道159号に合流して北上していきます。
次の局は国道沿いということで、胃が痛いですね。
国道沿いの局って本当に神経をすり減らすんですよ。
右折ちゃんとできるかな、駐車場あるかな、とかもう胃が痛い。
しかしこの局ではすんなりと車を置けました。
貨物線の跡地らしい道が近くを通っています。
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20 |
12:03 |
七尾矢田郵便局 |
ななおやた |
石川県七尾市 |
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矢田郷交差点を右折します。
矢田郷という響きも、なんだかいいですね。
人里離れた独立コミュニティの存在を予感させます。
同じ七尾市内なのに、なにがあるんでしょうか。
走っていくと、一面の田んぼ。
同じ七尾市内なのに、なにもありません。
局は田んぼの田の字の真ん中みたいな十字路にありました。
周辺の民家は疎らですが、車では訪問しやすいです。
そのためか、車も多く意外と賑わっていました。
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21 |
12:11 |
七尾矢田新郵便局 |
ななおやたしん |
石川県七尾市 |
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矢田局から北上していきます。
走りやすい道なので安心ですね。
途中から県道289号を西に進んでいきます。
この道は昔からの道のようで、狭い路地が続きます。
国道に出て北上していき、薬局のところで鋭角に左折します。
局はすぐに左手にありました。
ここは国道から少し入っているので車も置きやすいです。
局名は矢田新、と、なんだか斬新なところで切りましたね。
矢田新町局としないあたりが北陸っぽいです。
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22 |
12:19 |
万行簡易郵便局 |
まんぎょう |
石川県七尾市 |
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国道160号を氷見方面へ進みます。
そういえば、さっきまで159号だったのに。
いつのまにかイチ、増えているではないですか。
財布の中の1円が増えても気づかないけど、これは気づく。
七尾市は交通の要衝なんですね。
国道を進んでいくと、左右に新しい道が延びています。
しかしそれらはまだ整備中みたいです。
報国町の交差点を右折して、適当に進むと局に出ます。
小さな集落で、昼間の静かな空気が漂います。
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23 |
12:26 |
七尾大田郵便局 |
ななおおおた |
石川県七尾市 |
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適当な道で国道160号に戻ります。
それほど交通量が多くないので走りやすいですね。
氷見市へもあまり遠くはないようです。
ただ、県境を越えるので、交通量は少なめなのでしょう。
国道沿いに局はありました。
駐車場は広々としているので、訪問しやすかったです。
通帳の成果を見て「順調ですね」と声を掛けられました。
たしかに、1日の折り返し地点12時半で23局。
びっくりするくらい順調なペースですよね、これは。
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24 |
12:35 |
三室簡易郵便局 |
みむろ |
石川県七尾市 |
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ここからは七尾市街地を離れていきます。
そしていよいよ、富山県境へと進むことになります。
国道160号から県道246号に入ります。
左手に海と、そしてその向こうに能登島大橋が見えます。
進むと火力発電所がありました。
さらに進み、三室の集落に入る路地を進むと局。
局は民家の敷地の中に併設されているようでした。
ここでも親切に対応していただいてうれしかったです。
さて、半島部分を地道に訪問していきます。
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25 |
12:48 |
崎山郵便局 |
さきやま |
石川県七尾市 |
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県道246号をそのまま進みます。
この半島は崎山半島って言うみたいですね。
半島をほぼ一周しているのがこの県道ということになります。
北に、東に、そして南に進むと局はありました。
県道はこの区間では少し狭くなっています。
この局の局長さん?が強烈なインパクトのある方でした。
肝っ玉母さんみたいな。
ただ、悪い人ではないのだな、というのを感じました。
次の局の場所なども教えてくれて、感謝です。
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26 |
12:59 |
北大呑簡易郵便局 |
きたおおのみ |
石川県七尾市 |
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県道の狭い区間が続きます。
擦れ違いができない区間なので、ちょっと嫌ですね。
案の定、スクールバスが来て、こちらがバックします。
よし、行った!と走らせるともう1台来るじゃないですか。
1台目の運転手さんが教えてくれればいいのに。
2車線の道になり、しばらく海沿いを進むと目印のポストが。
なんだ!簡単に局が見つかったじゃないか。
と思ったら、この局の木戸が半端なく重い。
しかしこの重厚な感じの簡易局。見たら忘れませんね。
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北大呑簡易局前の景色。この局がずっとここにありますように。
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27 |
13:07 |
庵簡易郵便局 |
いおり |
石川県七尾市 |
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強烈なインパクトの局は続くものです。
北大呑から国道160号に出ました。
国道とはいえ、県境間近ということもあってか車は少なめ。
ちょうど前後に車がおらず、走りやすかったです。
右手に簡易局が見えて、その手前に駐車場。
ここは地区の集会所のようになっていて、ドアを開けると…。
三和土っていうの?ここで靴を脱ぎますよ的な場所。
ひさしぶりに靴を脱いで訪問する局に出会いました。
いままでにも、数えるほどしか出会ったことのない局です。
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28 |
13:17 |
佐々波郵便局 |
ささなみ |
石川県七尾市 |
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国道160号をそのまま南下します。
左手に広がる日本海はキラッキラです。
気持ち良いですねー。
道の駅いおりがあり、しばらく行くと局はありました。
この局のゴム印は魚のイラストが入っています。
これはブリでしょうかね。
このあたりの海沿いはブリが水揚げされるところです。
ブリは魚の中でも大好きな魚なので、食べに来たいですね。
寒い季節でしたっけ。そうなるとなかなか来られないが。
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29 |
13:28 |
南大呑郵便局 |
みなみおおのみ |
石川県七尾市 |
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このあたりの海は静かに見えますね。
日本海のイメージとはちょっと違う感じです。
富山湾の一部なんでしょうかね。
外海ではないし、夏だし、天気良いし。
そういう条件が重なっての、穏やかな海なのでしょう。
能越自動車道の工事中ですが、県道245号を進みます。
この道は後畠簡易局付近に出る道ですね。
県道からちょっと逸れると局はありました。
この局の訪問で七尾市を完訪。そして石川県を脱出です。
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月曜日からずっと回ってきた石川県。
4日目にして能登半島をほぼ一周して、離れることになりました。
これだけディープに能登を旅する人なんて、いないでしょうね。
時間を持て余していても、なかなか来ないところです。
国道160号を南下し、富山県氷見市の標識がありました。
しばらく南下していき、地図をよく見て右折します。
山手にいくらか進んでいくと局はありました。
海沿いに栄えた集落ですが、漁村の雰囲気ではありません。
女良と聞くと、伊豆半島の妻良簡易局も同時に思い出しますね。
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31 |
13:56 |
宇波郵便局 |
うなみ |
富山県氷見市 |
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国道160号は海沿いを進んでいきま。
富山方面に向けて交通量も少しずつ増えます。
しばらく進み、わりと大きな集落に出ました。
右折のタイミングがわかりづらく、変なところで曲がりました。
それでもなんとか局に着くことができました。
この局は集配局なのでしょうか、大きな局舎です。
周辺は民家や商店が建ち並んでいるような場所です。
風景印も昔から設置されているような雰囲気でした。
この奥に能越道の現在の終点、灘浦インターがあります。
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32 |
14:04 |
藪田郵便局 |
やぶた |
富山県氷見市 |
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国道160号を氷見市街地に向かいます。
氷見市ってあんまりピンとは来ないですよね。
調べてみると、人口、人口密度ともそこそこ。
JRも通っているし、平和そうな、というイメージ。
それから魚がおいしそうなイメージ。
そんな氷見市を進んでいくと局は国道沿いにありました。
三角屋根が目印で、かわいらしい建物です。
郵便マークがなんとなく簡易局を思わせるデザインです。
柱が赤いのは、龍宮城の入口みたいですね。
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33 |
14:15 |
八代郵便局 |
やしろ |
富山県氷見市 |
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氷見市街地方面に向かい、国道を離れます。
阿尾を先に訪問しても良いのですが、ルート上後に。
どうしてもこの区間は往復せざるを得ないのです。
県道18号に入って山の方に進んでいきます。
この道を進んでいくと、初日に訪問した良川に抜けるみたいです。
能登半島を大回りしてきたんですね。
山をだいぶ上ってきたころに局はありました。
そしてこの局で、甲子園の決勝戦、前橋育英の優勝が決まりました。
局内のテレビで最後の一球を見届けてから、局を出ました。
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34 |
14:21 |
阿尾簡易郵便局 |
あお |
富山県氷見市 |
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県道18号を来た通りに戻ります。
能越自動車道をくぐり、阿尾の集落に戻ります。
この能越道が全通すれば、能登半島も行きやすくなりそうですね。
実際現在、輪島まで行くのも、そんなに大変ではないですが。
国道の阿尾交差点を通過し、つきあたって左折。
すぐに農協の建物があり、そこに局はありました。
農協受託の簡易局ですが、貯金を扱っているありがたい局です。
民営化後もこうした形態が維持されているのも、農協のおかげですね。
他の職員さんたちにも挨拶されつつ、局を後にしました。
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35 |
14:28 |
氷見北大町郵便局 |
ひみきたおおまち |
富山県氷見市 |
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県道を南下していきます。
だんだんと前方が賑やかになってきました。
住宅が密集し、海沿いには活気が出てきました。
氷見市役所などもある中心地の少し手前に局はありました。
氷見駅などはまだまだ南ですが、このあたりも建物が多いです。
さて、この局よりも南の局は、このときに訪問しています。
2007年9月のこと。民営化直前のときです。
もう6年もこの街に来ていなかったのか、と思い出に浸ります。
このペースならば、氷見市を足かけ6年、完訪できそうです。
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36 |
14:35 |
稲積簡易郵便局 |
いなづみ |
富山県氷見市 |
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県道を少し北上しました。
間島交差点に出て、県道304号を進みます。
海沿いを離れて山に向かう県道です。
ここから先は基本的に海を離れての訪問となります。
能越自動車道の氷見北インターがあり、その先に局はありました。
インターとはいえ、無料区間なので、小さな出入り口です。
小ぢんまりとした局で、局に入ると灯油の懐かしい匂いがしました。
局を出たところで、iPhoneから今夜の宿を予約しました。
高岡に安くて良さそうなビジネスホテルが見つかり、即決でした。
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37 |
14:44 |
碁石簡易郵便局 |
ごいし |
富山県氷見市 |
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県道304号をそのまま進んでいきます。
のんびりと長閑な道を走るのは気持ちよいですね。
ラジオのニュースでも、稲刈りと新米出荷の話題がありました。
もうそんな季節なのか…と、秋の訪れを実感…できない。
どう考えても今年の夏は暑くて、明日が処暑なのに、暑すぎます。
暦が秋になれば一気に涼しくなるのか。
そんなことを考えていると、局は右手に出てきました。
危うく通り過ぎるところでしたね。
それにしても交通量の少ない静かな県道です。
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これでも主要地方道。君は偉い。
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38 |
14:57 |
上庄郵便局 |
かみしょう |
富山県氷見市 |
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しばらく来た道を戻っていき、農協のあるところに。
青看板があるところの「手前」の道を右に。
この道が主要地方道富山県道70号のはずなんだけどなー。
おっかしいなー、細い田んぼ道みたいなのしかないぞ。
まいっかー\(^o^)/
と進んでいくと、どんどん細くなってものすごい道に。
そんな道を5分くらい走ってやっと広い道に出ました。
国道415号を少し東に進むと局はありました。
なんだか、夢にも出てきそうな険道…いや、県道でした。
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39 |
15:01 |
熊無簡易郵便局 |
くまなし |
富山県氷見市 |
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幸い今日(9月8日)現在、夢には出てきていません。
Googleで検索すると、この県道の走破レポートは見つかりました。
やはり、それだけ奇奇怪怪な道なんだろうね。
国道415号を西に進んでいきます。
この道を西に進んでいけば、やはり初日の神子原に出ます。
まっすぐ進めばこんなに近い距離なんですがね…。
国道沿い右手に局があるのは谷屋交差点手前です。
熊無とはおもしろい局名ですが、所在地は谷屋なんですよね。
なにか古くからの伝説とかが関わっているのでしょうか。
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40 |
15:09 |
速川郵便局 |
はやかわ |
富山県氷見市 |
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県道64号に入りました。
交通量はめっきり減りますが、それでも車はいます。
ダンプカーもいるので、採石場とかでもあるのでしょうか。
しばらく進んでいくと局は左手にありました。
周囲の雰囲気とは異なり、近代的なコンクリ造の局舎です。
集配局の形になっていて、わりと大きく、中も広かったです。
お客さんは数人いましたが、通りすがりでも利用しやすそうですね。
この道を「通りすがる」ことがあるかどうかは別として…。
さて、氷見市にはもう1局あるので、この先へ進みます。
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県道64号をしばらく南下していきます。
久目街道、と書かれた看板も見つけました。
なるほど、この先の久目という土地は、要衝なんでしょうか。
小さな集落に入り、局は県道沿いにありました。
大きな建物もいくつかあり、集落の中心は小さな村のようです。
隣に並んだ車が同じ車種の車で、なんだかうれしくなりました。
珍しい車でもないんですが、勝手に親近感が湧くんですよね。
さて、この局で時計は15時15分。残り約45分あります。
しかし、この先に行く局がないというか、どこに行けばよいのか…。
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42 |
15:50 |
福岡小野簡易郵便局 |
ふくおかこの |
富山県高岡市 |
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久目からはとりあえず南下してみます。
県道64号から362号、29号と進みます。
そして「福岡町方面」の怪しい看板に導かれて林道に。
そのままわけのわからない道をひたすら進むことに。
もう地図を見てもどこを走ったのか覚えていないくらい迷子。
通常の3倍くらいの時間をかけて県道75号に出て、さらに369号に。
やっとのことで福岡小野簡易局に到着することができました。
この局を目指していたわけではなかったはずなんだけどな。
15時50分でこの山の中。今日はここで打ち切りにします。
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43 |
16:00 |
福岡郵便局 |
ふくおか |
富山県高岡市 |
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打ち切りにしたはずなのに続きます。
山を下るのが思いのほか快調で、平地に出てきました。
土屋橋を渡ったところで15時57分。
これはいけるぞ、と思い、福岡の市街地を進みます。
昔ながらの集落が続く県道を進むと局はありました。
局に入り、通帳を出すあたりでちょうど16時くらいでした。
この局に偶然にも来られたことが、明日のルーティングに影響します。
風景印を押してもらってから、のーんびりと局を出ます
どうやら、明日の天気は大雨みたいですよ、どうするこれ。
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高岡市街地の宿へ。富山県は今年で130年なのか…。
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福岡から高岡駅前まではすぐでした。駅近くの一等地に、駐車場無料のビジネスホテルがあり、そこに泊まることにしていました。
5階の部屋からは、わりと都会的な高岡の街並みが見下ろせて、面白い眺めだな、と思っていました。缶ビールを飲みながらのんびりします。
今後、北陸新幹線の開業で、この高岡駅近辺はどのように変わっていくのか、楽しみでもあり、そしてやはり、不安でもあります。
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