No.386:能登の里山里海ドライブ・4日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2013.08.22(木) 晴れ 43 中島局 福岡局
 「学校」で目覚める朝はなんだか不思議なもので、窓の外を見ると、うわ、やっぱり校庭です。ラヂオ体操とかやっていそうな雰囲気ですよ。
 今日は天気も良くなるという予報を見て、局訪問もうまくいくといいな、と思いつつ、七尾市方面に向かっていくことにします。
 七尾市は市街地を中心にたくさんの局があるので、これらをうまくまわれるかが鍵です。ちなみに今夜の宿は取らずに出発しました。
1 09:02 中島郵便局 なかじま 石川県七尾市

 能登空港付近を経由して、能越自動車道に出ました。
 穴水市街地まではすぐに到着することができます。
 高速道路規格の道が続き、穴水インターに出ます。
 ここからはのと里山海道になります。
 途中のサービスエリアで時間調整し、横田インターで下ります。
 市街地へと入り、路地を進むと局はありました。
 一昨日は近くを通っていながら通過していました。
 これはルーティングの都合上、考えてのことでした。
 うまく今日、スタート局にできて良かったと思います。

2 09:13 豊川郵便局 とよかわ 石川県七尾市

 中島市街地を西へと進みます。
 県道23号を過ぎて、長閑な場所に出ます。
 市街地の外れで、田んぼと民家が点在しているような場所です。
 中島高校の看板があるものの、高校はどこにあるのか。
 県道254号に出たら一気に西へと進んでいきます。
 しばらく行くと、小さな集落の中に局はありました。
 豊川と聞くと、豊川稲荷が思い浮かんでしまいます。
 商売繁盛の神様なので、あまり縁はないのですがね。
 豊川稲荷って神社なんでしたっけ。神様がいるんでしたっけ。

3 09:25 笠師保郵便局 かさしほ 石川県七尾市

 適当な道で国道249号に出ます。
 交通量は比較的少ない気がします。
 国道とはいえ、地元の車が前後に数台いるくらいですね。
 のと鉄道の線路が国道に並び、景色が開けました。
 しばらく進み、笠師保駅のところに局はありました。
 局は駅の真ん前…というのか、真裏に位置しています。
 駅のホームからは目の前ですが、実際来るには踏切まで行く必要があります。
 ちょうど駅を見ていると列車がやってきました。
 変わったラッピングの施された列車で、写真も撮れました。


笠師保駅に到着した穴水行きの列車。
4 09:32 金ヶ崎簡易郵便局 かながさき 石川県七尾市

 線路沿いの国道を南下していきます。
 地図で見ても、線路とずっと沿っているのがわかります。
 歴史のいたずらか、時代にほんろうされた七尾線。
 それだけ、地方では鉄道が大事にされていない現実。
 お酒を飲みに行くにも、車が必要なのが地方です。
 大津交差点から県道3号を西に進み、しばらく先でわき道に。
 局は路地からさらに入ったところにあるので、車の置き場所は狭いです。
 局の裏手が局の利用者が停められる小さな駐車スペースでした。
 ともあれ、無事に訪問できて良かったと思います。

5 09:44 田鶴浜郵便局 たつるはま 石川県七尾市

 国道249号に戻りました。
 ここからは七尾市街地方面に向かっていきます。
 相変わらず線路とはぴったりとくっついています。
 田鶴浜駅の手前、田鶴浜西交差点を南下します。
 ささやかな市街地を南下していくと局はあります。
 小さな、鄙びた集落の中に、わりと立派な局がありました。
 旧田鶴浜町の中心局でもあります。
 そんな自治体があったことも知らなかったです。
 七尾市街地に向かう前に付近の局を拾っていくことにします。

6 09:56 七尾満仁郵便局 ななおまに 石川県七尾市

 田鶴浜局から路地を南下します。
 小中学校を過ぎ、田鶴浜インターをくぐります。
 県道18号に出たら、道なりに南下していきます。
 この道で中能登町方面に抜けられるみたいですよ。
 しばらく行くと、左手の川の向こうに局が見えました。
 川を渡って、局に到着しました。
 風景印がお祭りの山車の形をしています。
 これは七尾市内の局でよく見られましたね。
 この局では七尾市内の郵便局の地図なども頂きました。

7 10:01 伊久留簡易郵便局 いくろ 石川県七尾市

 県道から一本西の道を進みます。
 地図を見れば一目瞭然。
 なるほど、この道を進まなければいけない理由があるんですね。
 しばらく進み、集落の中に入ると局はあります。
 向かいは農協?の関連の建物だったかな。
 廃墟っぽかったので、駐車場を借りました。
 伊久留と書いて「いくろ」は読めないですね。
 近くには伊久留川という川も流れていました。
 このあたりでは歴史ある、由緒正しい地名なのでしょう。

8 10:20 和倉温泉郵便局 わくらおんせん 石川県七尾市

 県道18号で田鶴浜方面に戻ります。
 いや、県道とか通ると、こんなにすんなり走れるんですね。
 集落の中の路地なんかを多く走るので、感覚が戻ります。
 田鶴浜インターから国道249号に入ります。
 バイパスなので走りやすい区間だと思います。
 和倉インターで下りて、和倉温泉方面に進んでいきます。
 和倉温泉口交差点を左折し、温泉街を進んでいき、局に。
 向こうには、かの有名な加賀屋が見えているんですよね。
 温泉街の中の局。わりと周囲の雰囲気は賑やかでした。


あれが加賀屋ですか。
9 10:32 石崎郵便局 いしざき 石川県七尾市

 和倉温泉の市街地を抜けます。
 10時過ぎということで、チェックアウト客が多いようです。
 旅館の前では着物姿の見送りを多く見かけました。
 肩の凝らない温泉旅行ならば楽しいのですがね。
 和倉温泉駅前に出て、さらに石崎方面に向かいます。
 集落の中を進み、県道を外れて路地を進むと局。
 ここは海に面した港町のようで、局にも駐車場がありませんでした。
 細い路地ですが、なんとか路肩に車を置かせてもらい訪問します。
 狭い道に車が来ないかとひやひやしながらの訪問でした。

10 10:40 七尾津向簡易郵便局 ななおつむぎ 石川県七尾市

 石崎の集落から適当に県道1号に出ます。
 JR七尾線の線路に沿って進んでいきます。
 和倉温泉駅からは、大阪、名古屋、越後湯沢と特急が走ります。
 ずいぶんとバラエティーに富んでいますが、本数は少ないです。
 北陸新幹線が開業したらどうなるのでしょうか。
 小さな峠のようなところを越えて、下っていくと局はあります。
 広い交差点に面しているので、向きによっては訪問しづらいかもしれません。
 局名はなかなか読みづらいかな、と思います。
 ただし、つむぎまち、と入力すると変換してくれます。

11 10:46 七尾松本郵便局 ななおまつもと 石川県七尾市

 県道1号をそのまま南下していきます。
 一歩通行に注意しながら道を選びます。
 トヨペットのお店のところで市街地に入る道へ。
 桜橋の交差点を右折、さらに次の信号を左折します。
 局はすぐに見つかりましたが、なんだか都会的な印象。
 この局の前は対面通行ですが、すぐ西の交差点からは一方通行です。
 商店街、といった雰囲気でもなく、訪問はしやすいです。
 昔ながらの街並みにあって、近代的な局舎だと思います。
 こういうデザインも、悪くはないな、と思いました。

12 10:54 七尾郵便局 ななお 石川県七尾市

 松本局前の道を市街地方面に進んでいきます。
 思っていた以上に中心市街地は賑やかですね。
 能登地方の中心都市だけのことはあります。
 一本南の道に入って、少し進むと局はありました。
 この局の駐車場はとても混雑していました。
 というのも、局の中に入るとお客さんはほとんどいないのです。
 では、局の前にあれだけ停まっている車はなんなのでしょう。
 ちょっと疑問を感じながらの訪問となりました。
 ゴム印ではお祭りの「でか山」をアピールしていました。


七尾局前の景色。海も近いです。
13 11:09 七尾藤橋町郵便局 ななおふじはしまち 石川県七尾市

 七尾駅前への大通りに出ます。
 川沿いを広い道が通っていて、大都会のような雰囲気です。
 いや、大都会は言い過ぎだったか。
 デパートの大和のある駅前の大きな駅ビルを右折。
 線路を渡って高校の隣を南下していきます。
 藤橋町局のある通りはなぜか一方通行です。
 仕方がないので、ヤマダ電機の南から大回りして局へ。
 たしかに道幅は広くはないですが、こんな郊外に一歩通行。
 なんだか不思議な気がしますが、安全のためでしょう。

14 11:19 徳田駅前簡易郵便局 とくだえきまえ 石川県七尾市

 県道2号を中能登町方面に進みます。
 この道はわりと交通量の多かったです。
 羽咋方面に抜ける重要な道路でもあります。
 白馬町交差点を左折して、道なりに進みます。
 中学校のところでJRの線路を渡ると十字路。
 その十字路を左折すると局はすぐにありました。
 駅前を名乗るわりには駅は見当たらず。
 しかもそれほど有名な駅というわけでもなさそうです。
 徳田局があるので、重複を避けるためでしょうか。

15 11:27 徳田郵便局 とくだ 石川県七尾市

 JR徳田駅前に出ました。
 小さな駅ですが、駅舎はログハウスのような素敵なもの。
 きれいにしてあるな、と思いました。
 駅前から県道131号を進みます。
 国道交差点が工事で通りづらかったですね。
 その先、旧国道と思われる県道244号を進むと局。
 風景印が大きな木の形になっていて、尋ねるとケヤキだそう。
 局の向かいにある飯川神社のケヤキが市の天然記念物なんだとか。
 たしかに、おおきなケヤキの木が道路に伸びています。

 
飯川神社のケヤキは七尾市の天然記念物。
16 11:33 八幡簡易郵便局 やわた 石川県七尾市

 七尾街道をしばらく進んでいきます。
 進んでいくと、国道159号に合流しました。
 七尾市街地に少し進むと局はありました。
 国道沿いですが、訪問しやすい局だと思います。
 八幡、と書く局は全国に多々ありますが、ここはやわたです。
 やわた、と読む局も相当数あると思いますがね。
 実際どうなんでしょうかね。
 ヤワタ、ヤハタ、ハチマン、はたまたその他の読み。
 どの局が一番多いのでしょうか。調べる気も起きません。

17 11:38 南ケ丘簡易郵便局 みなみがおか 石川県七尾市

 国道159号は交通量も多めです。
 七尾市へ向かう幹線道路ですからね。
 だいたいの車はこの道を通ることになるんでしょう。
 八幡で教えてくれた目印を頼りに行きます。
 「ファミリー薬局のところを右にぐいっと」。
 もうなんていうか、感覚的な説明を頂きました。
 現地に行くと、薬局を右にぐいっと曲がることになります。
 しばらく道なりに進んでいくと局はありました。
 局の周辺を見る限り、団地には見えませんでした。

18 11:45 後畠簡易郵便局 うしろばたけ 石川県七尾市

 道なりに進んでいくと、学校で突き当たります。
 しかし、なんとも使用感のない学校の雰囲気。
 なんか校舎が憮然というか、なんというか。
 調べると、ここは2006年閉校の七尾工業高校跡地だそう。
 そして朝方見た、中島高校もここと統合されたらしい。
 能登半島はいろいろと再編が進んでいるようです。
 自動車学校から県道245号に、さらに東部中学校方面へ。
 局はすぐに見つかりました。
 局名は少し読みづらく、うしろばたけ、と読みます。

19 11:56 七尾府中郵便局 ななおふちゅう 石川県七尾市

 県道245号に戻りました。
 教習所の車が走りますが、狭い道は大変そう。
 まあ、信州松本の道も大概ですけどね。
 国道159号に合流して北上していきます。
 次の局は国道沿いということで、胃が痛いですね。
 国道沿いの局って本当に神経をすり減らすんですよ。
 右折ちゃんとできるかな、駐車場あるかな、とかもう胃が痛い。
 しかしこの局ではすんなりと車を置けました。
 貨物線の跡地らしい道が近くを通っています。

20 12:03 七尾矢田郵便局 ななおやた 石川県七尾市

 矢田郷交差点を右折します。
 矢田郷という響きも、なんだかいいですね。
 人里離れた独立コミュニティの存在を予感させます。
 同じ七尾市内なのに、なにがあるんでしょうか。
 走っていくと、一面の田んぼ。
 同じ七尾市内なのに、なにもありません。
 局は田んぼの田の字の真ん中みたいな十字路にありました。
 周辺の民家は疎らですが、車では訪問しやすいです。
 そのためか、車も多く意外と賑わっていました。

21 12:11 七尾矢田新郵便局 ななおやたしん 石川県七尾市

 矢田局から北上していきます。
 走りやすい道なので安心ですね。
 途中から県道289号を西に進んでいきます。
 この道は昔からの道のようで、狭い路地が続きます。
 国道に出て北上していき、薬局のところで鋭角に左折します。
 局はすぐに左手にありました。
 ここは国道から少し入っているので車も置きやすいです。
 局名は矢田新、と、なんだか斬新なところで切りましたね。
 矢田新町局としないあたりが北陸っぽいです。

22 12:19 万行簡易郵便局 まんぎょう 石川県七尾市

 国道160号を氷見方面へ進みます。
 そういえば、さっきまで159号だったのに。
 いつのまにかイチ、増えているではないですか。
 財布の中の1円が増えても気づかないけど、これは気づく。
 七尾市は交通の要衝なんですね。
 国道を進んでいくと、左右に新しい道が延びています。
 しかしそれらはまだ整備中みたいです。
 報国町の交差点を右折して、適当に進むと局に出ます。
 小さな集落で、昼間の静かな空気が漂います。

23 12:26 七尾大田郵便局 ななおおおた 石川県七尾市

 適当な道で国道160号に戻ります。
 それほど交通量が多くないので走りやすいですね。
 氷見市へもあまり遠くはないようです。
 ただ、県境を越えるので、交通量は少なめなのでしょう。
 国道沿いに局はありました。
 駐車場は広々としているので、訪問しやすかったです。
 通帳の成果を見て「順調ですね」と声を掛けられました。
 たしかに、1日の折り返し地点12時半で23局。
 びっくりするくらい順調なペースですよね、これは。

24 12:35 三室簡易郵便局 みむろ 石川県七尾市

 ここからは七尾市街地を離れていきます。
 そしていよいよ、富山県境へと進むことになります。
 国道160号から県道246号に入ります。
 左手に海と、そしてその向こうに能登島大橋が見えます。
 進むと火力発電所がありました。
 さらに進み、三室の集落に入る路地を進むと局。
 局は民家の敷地の中に併設されているようでした。
 ここでも親切に対応していただいてうれしかったです。
 さて、半島部分を地道に訪問していきます。

25 12:48 崎山郵便局 さきやま 石川県七尾市

 県道246号をそのまま進みます。
 この半島は崎山半島って言うみたいですね。
 半島をほぼ一周しているのがこの県道ということになります。
 北に、東に、そして南に進むと局はありました。
 県道はこの区間では少し狭くなっています。
 この局の局長さん?が強烈なインパクトのある方でした。
 肝っ玉母さんみたいな。
 ただ、悪い人ではないのだな、というのを感じました。
 次の局の場所なども教えてくれて、感謝です。

26 12:59 北大呑簡易郵便局 きたおおのみ 石川県七尾市

 県道の狭い区間が続きます。
 擦れ違いができない区間なので、ちょっと嫌ですね。
 案の定、スクールバスが来て、こちらがバックします。
 よし、行った!と走らせるともう1台来るじゃないですか。
 1台目の運転手さんが教えてくれればいいのに。
 2車線の道になり、しばらく海沿いを進むと目印のポストが。
 なんだ!簡単に局が見つかったじゃないか。
 と思ったら、この局の木戸が半端なく重い。
 しかしこの重厚な感じの簡易局。見たら忘れませんね。


北大呑簡易局前の景色。この局がずっとここにありますように。
27 13:07 庵簡易郵便局 いおり 石川県七尾市

 強烈なインパクトの局は続くものです。
 北大呑から国道160号に出ました。
 国道とはいえ、県境間近ということもあってか車は少なめ。
 ちょうど前後に車がおらず、走りやすかったです。
 右手に簡易局が見えて、その手前に駐車場。
 ここは地区の集会所のようになっていて、ドアを開けると…。
 三和土っていうの?ここで靴を脱ぎますよ的な場所。
 ひさしぶりに靴を脱いで訪問する局に出会いました。
 いままでにも、数えるほどしか出会ったことのない局です。

28 13:17 佐々波郵便局 ささなみ 石川県七尾市

 国道160号をそのまま南下します。
 左手に広がる日本海はキラッキラです。
 気持ち良いですねー。
 道の駅いおりがあり、しばらく行くと局はありました。
 この局のゴム印は魚のイラストが入っています。
 これはブリでしょうかね。
 このあたりの海沿いはブリが水揚げされるところです。
 ブリは魚の中でも大好きな魚なので、食べに来たいですね。
 寒い季節でしたっけ。そうなるとなかなか来られないが。

29 13:28 南大呑郵便局 みなみおおのみ 石川県七尾市

 このあたりの海は静かに見えますね。
 日本海のイメージとはちょっと違う感じです。
 富山湾の一部なんでしょうかね。
 外海ではないし、夏だし、天気良いし。
 そういう条件が重なっての、穏やかな海なのでしょう。
 能越自動車道の工事中ですが、県道245号を進みます。
 この道は後畠簡易局付近に出る道ですね。
 県道からちょっと逸れると局はありました。
 この局の訪問で七尾市を完訪。そして石川県を脱出です。

30 13:43 女良郵便局 めら 富山県氷見市

 月曜日からずっと回ってきた石川県。
 4日目にして能登半島をほぼ一周して、離れることになりました。
 これだけディープに能登を旅する人なんて、いないでしょうね。
 時間を持て余していても、なかなか来ないところです。
 国道160号を南下し、富山県氷見市の標識がありました。
 しばらく南下していき、地図をよく見て右折します。
 山手にいくらか進んでいくと局はありました。
 海沿いに栄えた集落ですが、漁村の雰囲気ではありません。
 女良と聞くと、伊豆半島の妻良簡易局も同時に思い出しますね。

31 13:56 宇波郵便局 うなみ 富山県氷見市

 国道160号は海沿いを進んでいきま。
 富山方面に向けて交通量も少しずつ増えます。
 しばらく進み、わりと大きな集落に出ました。
 右折のタイミングがわかりづらく、変なところで曲がりました。
 それでもなんとか局に着くことができました。
 この局は集配局なのでしょうか、大きな局舎です。
 周辺は民家や商店が建ち並んでいるような場所です。
 風景印も昔から設置されているような雰囲気でした。
 この奥に能越道の現在の終点、灘浦インターがあります。

32 14:04 藪田郵便局 やぶた 富山県氷見市

 国道160号を氷見市街地に向かいます。
 氷見市ってあんまりピンとは来ないですよね。
 調べてみると、人口、人口密度ともそこそこ。
 JRも通っているし、平和そうな、というイメージ。
 それから魚がおいしそうなイメージ。
 そんな氷見市を進んでいくと局は国道沿いにありました。
 三角屋根が目印で、かわいらしい建物です。
 郵便マークがなんとなく簡易局を思わせるデザインです。
 柱が赤いのは、龍宮城の入口みたいですね。

33 14:15 八代郵便局 やしろ 富山県氷見市

 氷見市街地方面に向かい、国道を離れます。
 阿尾を先に訪問しても良いのですが、ルート上後に。
 どうしてもこの区間は往復せざるを得ないのです。
 県道18号に入って山の方に進んでいきます。
 この道を進んでいくと、初日に訪問した良川に抜けるみたいです。
 能登半島を大回りしてきたんですね。
 山をだいぶ上ってきたころに局はありました。
 そしてこの局で、甲子園の決勝戦、前橋育英の優勝が決まりました。
 局内のテレビで最後の一球を見届けてから、局を出ました。

34 14:21 阿尾簡易郵便局 あお 富山県氷見市

 県道18号を来た通りに戻ります。
 能越自動車道をくぐり、阿尾の集落に戻ります。
 この能越道が全通すれば、能登半島も行きやすくなりそうですね。
 実際現在、輪島まで行くのも、そんなに大変ではないですが。
 国道の阿尾交差点を通過し、つきあたって左折。
 すぐに農協の建物があり、そこに局はありました。
 農協受託の簡易局ですが、貯金を扱っているありがたい局です。
 民営化後もこうした形態が維持されているのも、農協のおかげですね。
 他の職員さんたちにも挨拶されつつ、局を後にしました。

35 14:28 氷見北大町郵便局 ひみきたおおまち 富山県氷見市

 県道を南下していきます。
 だんだんと前方が賑やかになってきました。
 住宅が密集し、海沿いには活気が出てきました。
 氷見市役所などもある中心地の少し手前に局はありました。
 氷見駅などはまだまだ南ですが、このあたりも建物が多いです。
 さて、この局よりも南の局は、このときに訪問しています。
 2007年9月のこと。民営化直前のときです。
 もう6年もこの街に来ていなかったのか、と思い出に浸ります。
 このペースならば、氷見市を足かけ6年、完訪できそうです。

36 14:35 稲積簡易郵便局 いなづみ 富山県氷見市

 県道を少し北上しました。
 間島交差点に出て、県道304号を進みます。
 海沿いを離れて山に向かう県道です。
 ここから先は基本的に海を離れての訪問となります。
 能越自動車道の氷見北インターがあり、その先に局はありました。
 インターとはいえ、無料区間なので、小さな出入り口です。
 小ぢんまりとした局で、局に入ると灯油の懐かしい匂いがしました。
 局を出たところで、iPhoneから今夜の宿を予約しました。
 高岡に安くて良さそうなビジネスホテルが見つかり、即決でした。

37 14:44 碁石簡易郵便局 ごいし 富山県氷見市

 県道304号をそのまま進んでいきます。
 のんびりと長閑な道を走るのは気持ちよいですね。
 ラジオのニュースでも、稲刈りと新米出荷の話題がありました。
 もうそんな季節なのか…と、秋の訪れを実感…できない。
 どう考えても今年の夏は暑くて、明日が処暑なのに、暑すぎます。
 暦が秋になれば一気に涼しくなるのか。
 そんなことを考えていると、局は右手に出てきました。
 危うく通り過ぎるところでしたね。
 それにしても交通量の少ない静かな県道です。


これでも主要地方道。君は偉い。
38 14:57 上庄郵便局 かみしょう 富山県氷見市

 しばらく来た道を戻っていき、農協のあるところに。
 青看板があるところの「手前」の道を右に。
 この道が主要地方道富山県道70号のはずなんだけどなー。
 おっかしいなー、細い田んぼ道みたいなのしかないぞ。
 まいっかー\(^o^)/
 と進んでいくと、どんどん細くなってものすごい道に。
 そんな道を5分くらい走ってやっと広い道に出ました。
 国道415号を少し東に進むと局はありました。
 なんだか、夢にも出てきそうな険道…いや、県道でした。

39 15:01 熊無簡易郵便局 くまなし 富山県氷見市

 幸い今日(9月8日)現在、夢には出てきていません。
 Googleで検索すると、この県道の走破レポートは見つかりました。
 やはり、それだけ奇奇怪怪な道なんだろうね。
 国道415号を西に進んでいきます。
 この道を西に進んでいけば、やはり初日の神子原に出ます。
 まっすぐ進めばこんなに近い距離なんですがね…。
 国道沿い右手に局があるのは谷屋交差点手前です。
 熊無とはおもしろい局名ですが、所在地は谷屋なんですよね。
 なにか古くからの伝説とかが関わっているのでしょうか。

40 15:09 速川郵便局 はやかわ 富山県氷見市

 県道64号に入りました。
 交通量はめっきり減りますが、それでも車はいます。
 ダンプカーもいるので、採石場とかでもあるのでしょうか。
 しばらく進んでいくと局は左手にありました。
 周囲の雰囲気とは異なり、近代的なコンクリ造の局舎です。
 集配局の形になっていて、わりと大きく、中も広かったです。
 お客さんは数人いましたが、通りすがりでも利用しやすそうですね。
 この道を「通りすがる」ことがあるかどうかは別として…。
 さて、氷見市にはもう1局あるので、この先へ進みます。

41 15:16 久目郵便局 くめ 富山県氷見市

 県道64号をしばらく南下していきます。
 久目街道、と書かれた看板も見つけました。
 なるほど、この先の久目という土地は、要衝なんでしょうか。
 小さな集落に入り、局は県道沿いにありました。
 大きな建物もいくつかあり、集落の中心は小さな村のようです。
 隣に並んだ車が同じ車種の車で、なんだかうれしくなりました。
 珍しい車でもないんですが、勝手に親近感が湧くんですよね。
 さて、この局で時計は15時15分。残り約45分あります。
 しかし、この先に行く局がないというか、どこに行けばよいのか…。

42 15:50 福岡小野簡易郵便局 ふくおかこの 富山県高岡市

 久目からはとりあえず南下してみます。
 県道64号から362号、29号と進みます。
 そして「福岡町方面」の怪しい看板に導かれて林道に。
 そのままわけのわからない道をひたすら進むことに。
 もう地図を見てもどこを走ったのか覚えていないくらい迷子。
 通常の3倍くらいの時間をかけて県道75号に出て、さらに369号に。
 やっとのことで福岡小野簡易局に到着することができました。
 この局を目指していたわけではなかったはずなんだけどな。
 15時50分でこの山の中。今日はここで打ち切りにします。

43 16:00 福岡郵便局 ふくおか 富山県高岡市

 打ち切りにしたはずなのに続きます。
 山を下るのが思いのほか快調で、平地に出てきました。
 土屋橋を渡ったところで15時57分。
 これはいけるぞ、と思い、福岡の市街地を進みます。
 昔ながらの集落が続く県道を進むと局はありました。
 局に入り、通帳を出すあたりでちょうど16時くらいでした。
 この局に偶然にも来られたことが、明日のルーティングに影響します。
 風景印を押してもらってから、のーんびりと局を出ます
 どうやら、明日の天気は大雨みたいですよ、どうするこれ。


高岡市街地の宿へ。富山県は今年で130年なのか…。
 福岡から高岡駅前まではすぐでした。駅近くの一等地に、駐車場無料のビジネスホテルがあり、そこに泊まることにしていました。
 5階の部屋からは、わりと都会的な高岡の街並みが見下ろせて、面白い眺めだな、と思っていました。缶ビールを飲みながらのんびりします。
 今後、北陸新幹線の開業で、この高岡駅近辺はどのように変わっていくのか、楽しみでもあり、そしてやはり、不安でもあります。

 

 

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