朝起きてみると、今日はどうやら晴れの模様。漁村の朝は早く、のんびり目覚めると人影がちらほら見える港の風景が見えました。
今日はいよいよ、能登半島をぐるっと回ります。大回りのコースで、移動距離は相当伸びることが予想されます。
まずは輪島市でももっとも外れ?にある七浦局を目指します。だいたい30分前後で着くと読み、西保の宿は8時半ころに出発しました。
|
西保から七浦までの道。海と山が迫って、風光明媚な景色に出会うことができます。
|
|
県道38号を西に進んでいきます。
間垣の里、と呼ばれる集落は、上大沢の集落も同様でした。
海沿いに独特の風景が見られました。
内陸に入り、山を分け入ると滝があり、休憩できました。
さらに何度か右折して、県道266号に入ります。
皆月方面と書かれている道です。
しばらく道なりに山を下りていくと集落に出て、港に沿って進むと局。
この局では、なんと、昨日稗造で出会った方と3日連続でお会いしました。
入口で少し話したくらいですが、こういう偶然も、あるものですね。
|
|
七浦局を後にしたのは、実は9時を少しまわったくらいでした。
9時前に局に迎えてくださり、用事も済ませてくれたのです。
さて、来た道をここからはしばらく戻ることになります。
途中、県道38号の規制看板がありましたが、今日は規制なしでした。
大沢の集落に入り、今朝までいた宿の辺りに局はある…はずなのですが。
局には駐車場があると書いてありますが、路地は狭く車は進めません。
県道沿いに車を置いて、車は入れそうにない路地を歩くと局。
局員さんの夫婦漫才みたいな掛け合いに笑わされながら処理してもらいます。
しかし、この局の駐車場3台は…幻なのでしょうか。
|
3 |
09:51 |
輪島鳳至郵便局 |
わじまふげし |
石川県輪島市 |
|
県道38号を輪島市街地へ進みます。
昨夕に走っていますが、けっこうな距離がありました。
しばらく時間はかかりそうなので、ラジオを聞きながらのんびり走ります。
左手には日本海が広がり、夏の海が輝いていました。
考えてみれば、お盆も過ぎて、もうすぐ夏も終わりですね。
住吉神社西の交差点を左折、市街地に入って進むと局はありました。
思っていたよりも狭い路地ではなく、訪問しやすかったです。
「鳳至」という特徴的な地名がいいですね。
能登にしか見られない地名なんじゃないかと思います。
|
4 |
09:59 |
輪島昭南町郵便局 |
わじましょうなんまち |
石川県輪島市 |
|
鳳至郡、そういえばいまはないのですね。
珠洲郡と合併して鳳珠郡になった、らしいです。
郡の消滅はあっても、合併はあまり見られないですね。
ただ、鳳珠郡も字面はなんとなく古風な感じがして好感が持てます。
合同庁舎などがある国道を少し南下して、道なりに行くと局。
こちらは市街地にありながら、落ち着いた雰囲気の場所です。
ただ、車でも来やすいので、お客さんは多かったです。
ちょうど入れ替わりでしたが、車を置く場所に少し困るほどでした。
輪島市街地には局がいくつかあるので、続いて訪問していきます。
|
5 |
10:08 |
河原田郵便局 |
かわらだ |
石川県輪島市 |
|
輪島市役所の前に出ました。
その先を南下していくと、最近開発されたらしい街並みに。
郊外型のショッピングセンターが建ち並びます。
人口規模を考えると保守的な出店だな、と思いました。
輪島病院の前から県道1号に出ました。
この北が、旧輪島駅で、いまは大きなバスセンターと道の駅です。
その県道沿いに局はありました。
昨日通って確認していたので、すんなり到着できました。
市街地にありながら、輪島、を冠しない局名が印象的です。
|
|
県道1号をそのまま北上していきます。
交通量が多いので、河原田局の出庫は大変でした。
輪島警察署や輪島駅前を過ぎて、国道249号に出ます。
国道を少し東に進むと局はありました。
輪島市の中心局ですが、駐車場などはコンパクトです。
これは時折、混雑に悩まされそうですね。
局の向かいには重蔵神社という厳めしい名前の神社があります。
「じゅうぞう」と読ませるのもものすごくインパクト大です。
風景印は輪島塗の漆器の形をしたものでした。
|
7 |
10:30 |
鵠巣郵便局 |
こうのす |
石川県輪島市 |
|
国道249号を珠洲方面に進んでいきます。
輪島市街地はそれなりに賑わっていました。
平日とはいえ、観光シーズンでもあります。
途中の旅館などには、大きな観光バスがとまっていました。
そろそろ、ツアー客は出発する時間ですかね。
市街地を離れ、高度が上がっていくと、局がありました。
鵠巣と書いて「こうのす」。これは読みづらいです。
そのためか、局の窓には読み仮名がふられていました。
鵠の字は、藤沢市の鵠沼などでも見かける漢字ですね。
|
8 |
10:44 |
南志見郵便局 |
なじみ |
石川県輪島市 |
|
国道249号を進んでいきます。
昨夕に訪問した白米千枚田が途中にありました。
夕日ではなくて朝日に照らされた棚田も美しいです。
観光客がびっくりするくらいたくさんいましたがね。
道の駅が工事中で、駐車場が仮設なのも影響しているようです。
しばらく進み、県道40号を進みます。
路地を進んでいくと、局はありました。
立派な建物で、周囲の風景ともマッチしていました。
なんとなく局名が、多治見っぽくて好感が…持てませんね。
|
9 |
10:54 |
曽々木簡易郵便局 |
そそぎ |
石川県輪島市 |
|
国道249号をさらに進んでいきます。
能登半島の先端までは、まだまだ距離があります。
海が左手に近づいて、しばらく行くと曽々木の交差点です。
ガソリンスタンドがあって、その裏手の路地が局です。
国道から直接入る道があったようですが、気付きませんでした。
局は小さな簡易局でした。
ゴム印には(波の花)とあり、海が近いことがわかります。
冬の日本海は波も高いんだろうな、と思いました。
貯金を済ませて局を後にしました。
|
10 |
11:01 |
町野郵便局 |
まちの |
石川県輪島市 |
|
県道6号を南下していきます。
交通量も少なく、走りやすい快適な道が続きます。
局間距離はいままでよりも縮まり、局は見つかりました。
まだ新しそうな局舎でした。
局のテレビではちょうどニュースを流していました。
どうやら日本海側では大雨が続いている地域があるようです。
能登半島も、いつ大雨になるかわかりませんね。
さて、この局で輪島市の局を完訪しました。
市域が広いので、訪問順序など、かなり頭を使いました。
|
11 |
11:18 |
大谷郵便局 |
おおたに |
石川県珠洲市 |
|
国道249号の交差点まで戻ります。
ここからは局間距離がかなり開きます。
東に進んでいくと、トンネルが連続します。
そしてようやく、珠洲市に入りました。
道の駅前後は、塩田が多く見られ、珍しい光景でした。
観光用の塩田もあり、塩を作る体験ができるみたいです。
しばらく進み、狭い県道272号を入ると局はありました。
ここはまるで庭園みたいな局で、周囲を垣根に囲まれて立派でした。
局を出るときには飴玉なども頂きました。
|
12 |
11:29 |
高屋簡易郵便局 |
たかや |
石川県珠洲市 |
|
国道249号から、県道28号に入ります。
いよいよ最先端、狼煙の文字も標識に出てきました。
だんだんと能登半島の先っぽに近づいてるのがわかります。
交通量はやはり少なく、時折観光客らしき他県ナンバーがいるくらい。
走りやすい道が海沿いに続いています。
しばらく走ると高屋の集落に入り、県道は右折します。
その先に局はあるようですが、どうやら車では近づけなさそう。
ポストを目印に、看板に従い民家の間を進むと局。
小さな局でわかりにくい場所ですが、看板が導いてくれました。
|
県道から見るとこんな感じ。意外と訪問しやすい局でした。そこからは快適なドライブウェイ。
|
13 |
11:41 |
折戸簡易郵便局 |
おりと |
石川県珠洲市 |
|
県道28号をそのまま進んでいきます。
ヘアピンカーブを上って、海を高台から見下ろします。
展望台などもありますが、珍しい風景でもありません。
ずっと海を眺めてきたので、目が肥えてきましたね。
ガソリンスタンドなどのある集落を進むと、県道に背を向けて局。
「この局、実は今度映画に登場することになったんですよ」と。
「あまり知らないんだけど、永作博美さんと佐々木希さんって方が…」。
えーーーーーーっとそれはかなり有名な人だと思います!!!!
いや、映画が公開された折には、ぜひ観てみたいと思います。
|
14 |
11:51 |
狼煙郵便局 |
のろし |
石川県珠洲市 |
|
県道を狼煙方面に進んでいきます。
少しずつ高度が下がって、集落が見えてきました。
道の駅狼煙がありましたが、ここは小ぢんまりとしていました。
この道の駅は珍しく、集落の中心にあるような感じでした。
寝泊りするにも寂しくはなさそうですね。
狼煙の集落の中を県道から離れて路地で進むと局。
現在の局舎の隣に旧局舎があり、そちらにも車を置けるようになっていました。
禄剛埼灯台も近くにあり、ここが半島の「先端」にあたります。
ただ、平日の昼間、集落には静かな空気が漂っていました。
|
15 |
12:00 |
寺家簡易郵便局 |
じけ |
石川県珠洲市 |
|
県道28号は、海沿いを南下します。
狼煙よりも少し東に出ているのが、次の寺家の集落です。
走りやすい道を進み、しばらく進むと局はありました。
漁港の入口の民家のような感じです。
貯金をすると、ゴム印は少し変わったデザインでした。
能登半島っぽいデザインの模様が入っています。
地図で見ると、まだここは石川県最東端ではないようです。
うーん、ちょっと複雑な能登半島。
キャラメルなどを頂き、エネルギー補給できました。
|
16 |
12:08 |
三崎郵便局 |
みさき |
石川県珠洲市 |
|
県道28号をそのまま南下していきます。
左手に海、右手に集落、という景色が続きます。
のんびりとドライブするにはもってこいですね。
そして、ぼんやりと走っていると、局が出てきます。
まったく気にしていなかったので、突然現れてびっくり。
局の向かいに駐車できる路肩がありました。
局舎の外壁には風景印の案内が貼られていました。
観光客もこれを見て足を止める…かどうかはわかりませんね。
貯金と風景印押印を済ませ、局を後にしました。
|
17 |
12:17 |
小泊簡易郵便局 |
こどまり |
石川県珠洲市 |
|
県道28号を進んでいきます。
半島の先端を南下していき、その南の端が小泊です。
県道がバイパスになるところ、旧道に進みます。
集落の中をのんびりと進んでいくと局はありました。
海にも近く、局の裏はもう海、というようなところです。
昼下がり、小さな集落ののんびりとした雰囲気が感じられます。
野良猫とかが魚をくわえて歩いていそうな。
うん、そんな光景、見たこともないですよね。
秋刀魚を器用にくわえて歩いてる猫とか、いないだろうね。
|
18 |
12:30 |
蛸島郵便局 |
たこじま |
石川県珠洲市 |
|
半島の先端を回り込みました。
今度は西へと進んでいくようになります。
今日の訪問もいよいよ後半戦。
さて、どこまでいけることか。目標達成できるのか。
鉢ヶ崎の公園を過ぎて、だんだん市街地になってきました。
県道が右手に折れる所、直進して市街地の路地を進んでいきます。
適当な道を入ると、狭い道に面して局はありました。
のと鉄道の終着駅があった蛸島の集落です。
いまは、静かな集落のひとつに過ぎない、小さな町です。
|
19 |
12:39 |
正院郵便局 |
しょういん |
石川県珠洲市 |
|
県道12号になって、珠洲市街地を目指します。
西へ西へと進んでいきます。
正院小学校の交差点を過ぎて、次の信号交差点を右折。
進んでいくと局はありました。
このあたりは住宅密集地で、建物が多いです。
お客さんもやはり多めで、少し待ち時間もありました。
お寺や神社も多く、昔から栄えてきた場所なのかな。
正院、という地名も、たしかに、歴史を感じさせます。
いよいよ珠洲市の中心地に入ります。
|
20 |
12:52 |
珠洲駅前郵便局 |
すずえきまえ |
石川県珠洲市 |
|
県道12号を進み、野々江町を左に入ります。
道なりに進んでいくと局はありました。
珠洲駅前局と、駅がなくなったいまも駅前局を名乗ります。
この局の北に、旧珠洲駅があり、いまは道の駅になっています。
この点は、輪島駅の現在の姿とも重なりますね。
ただ、どっちかというと、輪島の方が華やかさがあります。
前回、北海道の旅でも知内駅前簡易局に出会いました。
鉄道はなくなっても、駅がバスターミナルとして機能し続ける。
そこを駅と呼び続けるならば、駅前局は残るのでしょう。
|
21 |
13:07 |
若山郵便局 |
わかやま |
石川県珠洲市 |
|
吾妻橋詰から北上していきます。
ひさしぶりの北上ですね。
国道249号になり、交通量も多くなりました。
線路の橋があったところを過ぎます。
このあたりまでは、ロードサイドのお店も目立ちます。
国道を進んでいくと、若山小学校に出ました。
その先、左手に局はありますが、駐車場は右手です。
古めかしい局舎の雰囲気が良かったです。
ところで、通帳がちょっと弱ってきたのが心配です。
|
|
というのも、通帳の端が擦り切れてきたんです。
「端末にはいるときに引っかかることがある」とのこと。
たしかに、これは油断ならぬ状態です。
通帳の更新まではあと見開き2ページあります。
それまでもってくれるかな。
珠洲市街地に戻り、吾妻橋のところから西へ向かいます。
海沿いに局はありました。
珠洲市の中心局ですが、小ぢんまりとしています。
それでもお客さんは数人いて、ひさしぶりに賑やかな局でした。
|
23 |
13:35 |
宝立郵便局 |
ほうりゅう |
石川県珠洲市 |
|
飯田湾に沿って、国道249号を南下していきます。
そういえば、珠洲市の中心市街地は「飯田」なんですよね。
飯田高校がここと長野とであって、学生時代に話題になったっけ。
たまたま同じ学科に、両方の飯田高校の卒業生がいたんです。
しばらく進み、鵜飼の交差点を右折します。
旧鵜飼駅手前に局はありました。
この局では局員さんたちと話が弾み、長居させてもらいました。
局を出るときに、オレンジジュースを頂きました。
よく冷えていて、運転の疲れが吹き飛ぶようでした。
|
見附島。独特な形をしています。
|
24 |
13:49 |
鵜島郵便局 |
うしま |
石川県珠洲市 |
|
国道から外れ、海沿いの市道を進みます。
集落の中を進んでいくので、運転は慎重になります。
狭い道で、あまり交通量は多くはありません。
途中に見附島があったので立ち寄りました。
大きな島で、こちら側と砂州のようなもので繋がっています。
そこからさらに南下していくと局はありました。
このあたりは旧街道のような雰囲気で、しっとりとしています。
観光客も通るルートなのでしょうが、ずいぶんと落ち着いています。
さらにこの道沿いには局が続くので、南下していきます。
|
|
25 |
14:01 |
松波郵便局 |
まつなみ |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
珠洲市を離れて、能登町に入りました。
左手の海岸は恋路海岸です。
海水浴客こそいませんが、静かな浜辺です。
松波の市街地のところで、一度右折をします。
局は集落の中にあって、大きなものでした。
「今日は順調ですね」と声を掛けられました。
岩車まで行きたい旨もお伝えしました。
不動寺の簡易局では貯金を扱っていないことを確認しました。
この不動寺の貯金非扱いでダブルルートを避けられるのです。
|
26 |
14:13 |
白丸郵便局 |
しろまる |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
旧内浦町の中心地を通過します。
県道35号に出て、海から離れて進んでいきます。
しばらく進み、左手に海が見えるところに局はありました。
ログハウス調のおしゃれな建物でした。
風景印を押してもらうと、トマトやキュウリのイラストでした。
いままでの局とは趣が大きく違っています。
なんでも、この付近にはビニルハウスが多く建ち並んでいるんだとか。
たしかに、海の向こうに、ビニルハウスが見えます。
海沿いのこの土地でも、野菜が栽培されているんですね。
|
27 |
14:30 |
小木郵便局 |
おぎ |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
県道35号は続きます。
海沿いの景色ももう見慣れたものです。
午前中にまわった能登半島の北側が外浦と呼ばれる外海。
こちらは向こうに富山の陸地が見える内浦と呼ばれます。
その内浦を眺めながら進んでいきます。
しばらく進んでいくと九十九湾が見えてきて、小木市街地に。
トンネルをくぐってから右折して市街地に入ると局。
小ぢんまりとしながらもまとまった市街地です。
大きめの商店なども見かけ、少し華やいだ感じでした。
|
28 |
14:42 |
真脇郵便局 |
まわき |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
小木の局で「次の真脇はすぐだから」と言われました。
たしかに地図で見た限り、局間距離がいままでより短めです。
トンネルをくぐって進むと、真脇の集落に出ます。
県道は橋で集落をバイパスするので、右手の路地へ。
集落の中を進んでいくと局はありました。
ここは縄文時代の遺跡が見つかった場所だそうです。
ゴム印にもその旨が書かれていました。
かつてののと鉄道の駅も「縄文真脇駅」を名乗っていました。
日本の海沿いには、古くから栄えた文化が目立ちますね。
|
29 |
14:58 |
能都郵便局 |
のと |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
県道をそのまま進んでいきます。
だんだんと湾の向こうに市街地が見えてきました。
能登町の中心地で、能登町役場のある宇出津の集落です。
ここは旧能都町(のとまち)の中心地でもあります。
現在は能登町(のとちょう)の役場が置かれています。
もうなんだか混乱しますね。
宇出津の市街地を南下していくと局はありました。
ここは旧能都町の名前を継いで、能都局を名乗っています。
ややこしいので、宇出津郵便局にしちゃいましょうか。
|
30 |
15:06 |
三波簡易郵便局 |
さんなみ |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
トンネルをくぐって国道249号に出ます。
ひさしぶりの国道ですね。
国道からの車も合流し、少し交通量が増えます。
そのまま進んでいくと、局は右手、山側にありました。
この局は、あまりにも有名な局ですね。
郵政民営化のときのCMで、アンジェラアキの歌と共に映し出されていた局です。
たしかに、こうして見ると、その立派さがわかります。
局の向かいはもう海で、立地もまた素敵です。
こんな雰囲気の局がこれからもずっと残ってくれると良いのですが。
|
31 |
15:17 |
鵜川郵便局 |
うかわ |
石川県鳳珠郡能登町 |
|
国道249号を七尾方面に進みます。
ずいぶんとこの海の景色にも慣れてきました。
鵜川の集落に入り、適当に路地を進みます。
地図を見ていても、なんだかわからない場所にありそうです。
GPSと地図を頼りに、路地を進んでいくと局はありました。
ここは集落の中の小さな局ですが、集配局の名残もあります。
ホームページで見ると駐車場はないことになっています。
いや、たしかにありませんね。
局の前の狭いスペースに車を置いて訪問しました。
|
32 |
15:30 |
諸橋郵便局 |
もろはし |
石川県鳳珠郡穴水町 |
|
鵜川からは県道34号に入ります。
七尾北湾に沿って南下していく道です。
国道294号は山あいをショートカットしています。
ただ、かつてののと鉄道のルートはこの海沿いです。
鉄道なきいまとなっては、なんだか寂しい道なんですがね。
しばらく進んでいくと、前波の集落に入ります。
局は県道沿いにありますが、ちょっと控えめな感じですね。
時計を見ると時刻は15時半でした。
こんな調子で岩車まで到着するのでしょうか…。
|
33 |
15:42 |
甲郵便局 |
かぶと |
石川県鳳珠郡穴水町 |
|
県道をそのままどんどん進んでいきます。
この道、わりと狭いところが多くてスピードは出ません
集落の中を縫って走っていく道なんですよね。
のんびりと行くしかないのです。
しばらく走り、入り江がある甲の集落に入りました。
旧甲駅近く、県道沿いに局はありました。
局のあるあたりは、周囲が田んぼばかりで、なんだか殺風景です。
県道沿いでもなく、ましてバイパスに車を取られた小さな集落です。
隣が幼稚園か何かだったかな。なんとなくそんな記憶が…。
|
34 |
15:59 |
岩車簡易郵便局 |
いわくるま |
石川県鳳珠郡穴水町 |
|
県道をそのまま西へと進んでいきます。
海沿いを律儀に回り込んでいくんですね。
走る距離だけは伸びるんです。
今日はとにかく、何が何でも岩車まで行きたいのです。
それなのにこの道ったら、いじわる。
マリーナなどがある、別荘地もどきの集落に出ます。
さらに県道を離れて海沿いの集落に入ると、局発見です。
なんとか16時前に到着することができました。
これによって、明日のルーティングが楽になりました。
|
夜は春蘭の宿という小学校を改装した宿に。いや、部屋はかなり立派で驚きました。しかし、出勤してきたみたいな錯覚…笑。
|
そこからは、宮地簡易局の近くにある、春蘭の宿というところに向かいました。穴水市街地で買い物をして、それからの投宿です。
山あいの廃校を改装した客室はビジネスホテルの何倍もきれいでびっくりしました。その中にも、学校時代の名残があっておもしろいです。
夜は早めに風呂に入って、ビールを飲んで、真っ暗な窓の外を眺めて、そうこうしているうちに、自然と眠りに落ちるんですね。
|