渡島半島の東、亀田半島から日本海側の松前半島を目指します。移動距離は長くなるので、今日は多くの訪問局数は望めません。
海沿いをずっと走るのですが、途中、函館市街地などを経由するので、景色に変化が出て楽しいのではないか…と思います。
今晩の宿のある福島町まで、のんびりとめぐっていきたいと思います。
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1 |
09:04 |
汐首簡易郵便局 |
しおくび |
北海道函館市 |
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恵山の宿を8時に出発しました。
ガソリン切れが心配なのでどこかで給油します。
とはいえ、お目当てのコスモ石油はなかなかないのです。
釜谷漁港簡易局近くにあることが判明し、そこまで回送します。
昨夕に走った道をぐんぐん進んでいきます。
汐首岬を回りこんで、集落への旧道に入って給油。
休憩を挟んで汐首岬近くまで戻り、9時ちょうどに局に到着しました。
局のゴム印は絵柄入りが2種類あり、楽しいスタートになりました。
ここからは函館市街地方面へスイスイと進んでいきます。
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2 |
09:10 |
釜谷漁港簡易郵便局 |
かまやぎょこう |
北海道函館市 |
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恵山国道を進んでいきます。
釜谷漁港方面へ旧道を下っていきます。
先ほど給油したコスモ石油を通過し、しばらく行くと漁港に出ます。
その漁港を過ぎたところに局はありました。
その名もズバリ、釜谷漁港簡易郵便局。
漁港の目の前でも、なかなかその名前は付けてくれないですよね。
釜谷簡易郵便局じゃないあたりがうれしいです。
(釜谷簡易郵便局ではいけない理由がのちほどわかります)。
漁港の朝の風景を横目に、訪問を続けていきたいと思います。
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道なりに進んでいきます。
釜谷漁港からは国道に戻らず、そのまま海沿いの道へ。
バスが通る道ですが、集落内なので狭い道です。
国道の旧道なんでしょうかね。
しばらく進むと局はありました。
貯金と風景印押印を済ませて出発します。
付近は水揚げ?されたばかりの昆布を積んだ軽トラがいっぱいです。
それを、砂利のところに敷き詰めていました。
時折、乾き始めた昆布から、ダシの匂いがしてきました。
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4 |
09:29 |
石崎郵便局 |
いしざき |
北海道函館市 |
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西へ進んでいくと国道に合流します。
国道は戸井線の予定地をバイパスとして走っていたんですね。
その道をさらに進んでいくと、局は右手にありました。
わりと大きな局舎だと思います。
元集配局なのでしょうか。集配用のスペースがありますね。
さて、ここからは、昨日対策しておいたコースで訪問します。
古川簡易局の先からは、一路、函館空港の北側の局を目指します。
行ったり来たりのタイムロスがなくなる分、円滑に訪問できるはずです。
まずは石崎局を出発し、函館市街地へ向かいます。
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5 |
09:34 |
古川簡易郵便局 |
ふるかわ |
北海道函館市 |
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恵山国道を西へ西へと進んでいきます。
昨夕も局の前は通っているので、場所はわかっていました。
そしてしばらく進むと局はありました。
国道の海側、釣具屋さんと一緒になっています。
路肩がとても広いので、そこに車を置かせてもらいます。
局に入ると…。
「シーーーーーン」。
漫画にでも描いたような静けさが広がっています。
ちょっとして受託者が登場し、無事貯金することができました。
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道道879号に入ります。
ここにもちょうどコスモ石油がありましたね。
道道をしばらく北上していきます。
特に景色に変化はありませんが、長閑な道です
しばらく進むと局は左手にありました。
近くには中学校もあって、わりとまとまった集落です。
ここから南西に向かうと函館空港に出ます。
ただ、空港に近いとはいえ、それとこの局に関係性は見られません。
函館空港の中には郵便局などは入っていませんしね。
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7 |
09:53 |
函館西旭岡郵便局 |
はこだてにしあさひおか |
北海道函館市 |
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道道83号に出て、西へ進みます。
この道は、函館と南茅部の川汲地区を結ぶ道です。
場所によっては交通量が安定して多くなります。
亀尾の近辺も、通過する車がわりと多いような気がしました。
旭岡団地への道路が右手に分かれました。
カーブしながら団地の中を進み、コープのお店に出ます。
その先、看板の指示に従いながら進むと局はありました。
局の付近は小高い丘の上。山を切り開いた団地のようになっています。
函館養護学校もあって、自然も豊かで良い場所なんでしょう。
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8 |
10:10 |
函館日吉四郵便局 |
はこだてひよしよん |
北海道函館市 |
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道道に戻り、そのまましばらく湯川方面に向かっていきます。
途中、トラピスチヌ修道院の入口の交差点がありました。
観光バスが何台か入っていこうとしているところでしたね。
さらに進むと、おととい訪問した上湯川局の近くに出ます。
ラッキーピエロを通過し、産業道路に入ります。
花園町28の交差点を右折して坂道を上っていきます。
月曜日の自転車訪問では躊躇した上り坂の先の局です。
局はようやく右手に見えてきました。
思っていたよりも坂道は急ではなかったのですが、車で助かりました。
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9 |
10:44 |
函館赤川郵便局 |
はこだてあかがわ |
北海道函館市 |
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よくわからない道に出ても困るので戻ります。
産業道路に出ると、早速渋滞がありました。
この先1kmくらいずっと混んでいて、イライラしましたね。
工事渋滞だったようで、しばらく超ノロノロ運転になっていました。
函館北郵便局が分離帯の向こう、反対車線にあるのが見えました。
これは後で来るとして、先に右折して坂を上っていきます。
局はその広い道路沿いにありました。
貯金などを果たして局を後にします。
次は、さっき通り過ごした函館北郵便局を目指します。
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10 |
11:02 |
函館北郵便局 |
はこだてきた |
北海道函館市 |
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10 |
11:02 |
ゆうちょ銀行函館店 |
はこだて |
北海道函館市 |
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産業道路の交差点まで戻ります。
今度は左側車線にくるように、局の前に到着。
反対車線からでも右折で入れないことはないみたいですけどね。
駐車場が多少混雑していました。
ただ、空くのを待つほどではなく助かりました。
この局はゆうちょ銀行の直営店が入っています。
函館北局に対して函館店なので、食い違いが出ています。
函館北郵便局のゴム印は、もう見られないということですね。
少し待って貯金を完了し、局を後にしました。
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11 |
11:10 |
函館昭和郵便局 |
はこだてしょうわ |
北海道函館市 |
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函館北局からは右折出庫が可能です。
中央分離帯に切れ目があり、前後の信号のタイミングでいけます。
産業道路を西へと向かっていきます。
目印は亀田中学校と札幌テレビのテレビ局です。
それらを過ぎた最初の信号交差点を左折します。
少し進むと、局は右手に位置していました。
駐車スペースに車がたくさんいたので、路肩を借りて車を置きます
滞在時間は長くはないですが、お客さんの数は多めでした。
この局で函館市の局は、おそらく完訪になったはずです。
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12 |
11:26 |
北斗浜分郵便局 |
ほくとはまわけ |
北海道北斗市 |
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産業道路に出て、西へと進んでいきます。
相変わらず交通量は多めですね。
さて、函館新道と大沼国道を渡ります。
昨日の流通センターを横目に進んでいきます。
大野国道にぶつかったら右折して、大野方面に向かいます。
道なりに進んでいくと、反対車線に局はあります。
分離帯に切れ目がないので、次の交差点でUターンをしました。
幹線道路沿いとあって、車で立ち寄る人が多いみたいです。
局の前の路肩が広いので、何台も入れ替わりで来ました。
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13 |
11:34 |
七重浜郵便局 |
ななえはま |
北海道北斗市 |
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大野国道から大野新道なる道に入ります。
どちらにしても、函館方面に向かう道です。
適当に右折して、JR江差線の踏切を渡ります。
七重浜の駅前に出ると、駅前通りに局はありました。
車を置く場所がよくわからず、よくわからないところに置きました。
昼間とあって、何人かお客さんもいました。
貯金を済ませて局を出発します。
七重浜地区にはもう1局、簡易局がありますのでそちらに向かいます。
局の場所はわかっているのですが、駐車場がどうだったか…。
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14 |
11:39 |
七重浜本通簡易郵便局 |
ななえはまほんどおり |
北海道北斗市 |
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大野国道に出て、西へと進みます。
すぐに松前方面と産業道路方面の交差点が出てきます。
その交差点とほぼ面して小さな局舎がありました。
右折レーンから局の駐車場に入る形になりました。
車の切れ目があるので、問題なく到着できました。
局の裏手が砂利の駐車場になっていて、意外と広いです。
貯金をするとポケットティッシュをくれようとしました。
ただ、いっぱいもらってしまって、カバンに入らなくなってしまいそうです。
辞退すると、「それなら」とかっぱえびせんをくれました。
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15 |
11:48 |
久根別郵便局 |
くねべつ |
北海道北斗市 |
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松前国道をしばらく西へ進みます。
交通量は多いですが、大野方面に半分は流れていきました。
ドン・キホーテやスーパー銭湯が建ち並ぶところに出ます。
バス停が「慰霊碑前」…。
そう、これは青函連絡船洞爺丸事故の慰霊碑のことですね。
海路で北海道に上陸した今回の旅では、いっそう身近に感じます。
さらに進み、ファッションセンターしまむらのところで右折します。
しばらく集落の中を進むと、久根別駅の手前に局はありました。
周辺には住宅が多く、利用者も多そうな局でした。
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16 |
11:55 |
千代田郵便局 |
ちよだ |
北海道北斗市 |
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久根別駅の先で江差線の線路を渡ります。
ちょうど江差行きの臨時えさし号が走っていきました。
道道756号をしばらく北上していきます。
長閑な景色の中を進み、田畑が広がっています。
函館茂辺地道路を過ぎ、しばらく行くと目の前に真新しい高架橋が。
これが、現在建設中の北海道新幹線なんですね。
2015年には、ここを新幹線が走っている…らしいですよ。
その高架橋の手前に局はありました。
新幹線とは無縁なような、のんびりとした雰囲気でした。
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北海道新幹線の高架橋。
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17 |
12:01 |
東前簡易郵便局 |
ひがしまえ |
北海道北斗市 |
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北海道新幹線の高架橋をくぐります。
その先、信号交差点を右折します。
この道は広域農道のような感じの道です。
2車線の走りやすい道が、田園風景の中を通過しています。
しばらく進み、大野国道に出たところで右折。
すぐに反対車線側に農協の施設があり、そこに局はあります。
農協の受託?ではありますが、貯金は扱っています。
さて、局と一体化した産直の売店がとにかく気になりました。
新鮮な野菜を安くで売っているんでしょうね。
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18 |
12:10 |
渡島清川簡易郵便局 |
おしまきよかわ |
北海道北斗市 |
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来た道を戻って西へ進んでいきます。
大野川を渡り、道なりに進んでいきます。
道道96号に出ました。
ここからは少し北上していくことになります。
この道道も、北上していくと大野市街地に出ます。
局はすぐに見つかりました。
コカコーラのマークの入った商店と併設されています。
なんとなく、渡島御崎簡易局のような感じがしますね。
こちらは、局の出入口は商店とは別になっています。
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19 |
12:24 |
北斗市役所内簡易郵便局 |
ほくとしやくしょない |
北海道北斗市 |
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道道を南下していきます。
函館茂辺地道路のインターがありました。
この道は無料で通行できる道となっています。
ツルハドラッグのところに出たら左折します。
市役所の看板にしたがっていくと、清川口駅に出ました。
またしても警報機が鳴って、踏切待ちとなりました。
かなり早くから鳴らしているせいで、待ち時間が長かったです。
市役所は清川口駅のすぐ向こうにあり、局は市役所内です。
わかりやすく、かつ訪問しやすい局だと思います。
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北斗市役所にて。前倒し開業の可能性もあるのか。
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20 |
12:31 |
北斗郵便局 |
ほくと |
北海道北斗市 |
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北海道新幹線の駅は渡島大野にできます。
つまりは北斗市内に駅ができる…ということで。
それが「駅名」で揉める原因になっています。
揉めてる場合じゃないですよねー。大丈夫かな…。
さて、国道には出ないで市街地の道を進んでいきます。
上磯駅前の通りに出ると、国道との交差点手前に局はありました。
大きな局ですが、ゆうゆう窓口の設置はありません。
ここは以前は上磯郵便局でしたが、合併で北斗郵便局になりました。
市内の大半の局が、北斗~を名乗るようになったんですよね。
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21 |
12:36 |
北斗谷好郵便局 |
ほくとたによし |
北海道北斗市 |
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松前方面へと進んでいきます。
太平洋セメント上磯工場が右手に見えてきました。
そしてそこから延びるパイプラインが、海の中に続いています。
ずいぶんと大掛かりな施設なんですね。
国道沿い、右手に局はありました。
片側2車線の道ではありますが、容易に局に到達できました。
このあたりは工場に関連して住宅や商店がちょこちょこあります。
郵便局もそれなりの需要があるんでしょうね。
ここからは、いよいよ函館都市圏の市街地を抜けていきます。
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22 |
12:49 |
茂辺地郵便局 |
もへじ |
北海道北斗市 |
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函館湾を左手に見ながら進んでいきます。
道路は南下し始め、日差しも向きが変わってきました。
海を隔ててちょうど真向かいに、函館山が見えています。
函館山が、当たり前のように風景に見えているのも不思議です。
このあたりに暮らせばきっと、目印になるんでしょうね。
対岸から見る函館の夜景。どんな風に見えるのでしょうか。
進んでいくと茂辺地の集落に出ました。
適当に集落の中に下りて、進んでいくと局はありました。
わりと大きな局舎で、集落の規模に対応しているようです。
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23 |
12:59 |
渡島当別郵便局 |
おしまとうべつ |
北海道北斗市 |
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ここから先は、駅ごとに郵便局があります。
茂辺地を出て、高規格道路も終点なので、大型車も多いです。
海沿いを進み、小さな海水浴場が点在します。
ただ、北海道の海は冷たいのか、海水浴客はいません。
ときどき、浜辺で網焼きみたいなのをしているのは見ました。
網焼きって…バーベキューって言えばお洒落なものを。
当別の集落に入り、遠めにも郵便局の大きな看板が見えてきました。
国道沿い、JR渡島当別駅と一緒になっている郵便局でした。
これはユニークな郵便局で良いなと思いました。
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24 |
13:07 |
釜谷簡易郵便局 |
かまや |
北海道上磯郡木古内町 |
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線路と海に挟まれた国道を進みます。
青森との特急電車がときどき通ります。
夏休みシーズンなので、臨時電車も運転しているんでしょうか。
釜谷駅の入口を過ぎると局はありました。
まだ新しそうな、洒落た外観の局です。
局の記帳台には、周辺の局とそこまでの所要時間が書かれていました。
これはわかりやすくて便利だな、と思いました。
さて、朝に釜谷漁港の件に触れましたが、こことの兼ね合いでしょうか。
同じ渡島管内に、釜谷簡易局が二軒あると、紛らわしいですよね。
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25 |
13:12 |
泉沢郵便局 |
いずみさわ |
北海道上磯郡木古内町 |
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海を回りこみ、西向きになりました。
対岸は函館ではなく、もうその先の本州です。
ということで、見ている海は、函館湾ではなく津軽海峡。
同じ海でも、名前が変わると、また違って見えます。
国道を進んでいくと、泉沢の集落に入りました。
局は右手にあり、例によって路肩に停めて訪問します。
ここは釜谷とは反対に、駅の手前(函館側)にありました。
駅と漁港があって、そして郵便局がある。
でも不思議なことに、学校がないんですね。なんでだろう。
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26 |
13:19 |
札苅郵便局 |
さつかり |
北海道上磯郡木古内町 |
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木古内町には小学校も中学校もひとつずつなんですね。
小さな学校を閉校して、スクールバスで通うようにする。
地方の過疎地では、どこでも行われていることですね。
メリットとデメリット、どちらもあるのは間違いないですが…。
しばらく進み、今度は札苅の集落に入ります。
札苅駅の手前、局はやはり山側にありました。
路肩が広く、駐車しやすいので、訪問しやすいです。
いちいち車をバックさせたりなんだりしなくて良いのが助かります。
局を後にし、木古内市街地へと向かっていきたいと思います。
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27 |
13:27 |
木古内郵便局 |
きこない |
北海道上磯郡木古内町 |
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松前国道をしばらく進みます。
山が退いて、平らな土地が広がってきました。
木古内の市街地ですね。
この木古内という地名、鉄道で北海道に上陸すれば、必ず耳にしますね。
そういう意味では、こんなに地味な町なのに、知名度は高いです。
しかも今度は新幹線ができて、木古内にも停まるようになる。
なんだかすごいことになりそうな駅前に局はありました。
茂辺地からここまで、江差線の駅とセットで、駅と同名の局が連続しました。
ここからは線路とは離れ、知らない街が続きます。
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28 |
13:37 |
森越簡易郵便局 |
もりこし |
北海道上磯郡知内町 |
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木古内の市街地をそのまま旧道で走ります。
江差へ抜ける道道5号を分け、そのまま直進。
国道228号に合流しました。
ここからは松前方面にひたすら走っていきます。
とはいっても、松前まではまだかなり距離がありますね。
知内町に入ると、木古内自動車学校がありました。
千葉にあるのに東京を名乗るテーマパークみたいなもんですね。
なんだ、木古内って東京ぐらいのブランド力があるのね。
そして国道沿いに局はあり、無事訪問することができました。
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29 |
13:42 |
知内駅前簡易郵便局 |
しりうちえきまえ |
北海道上磯郡知内町 |
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さらに国道を松前方面に向かいます。
道なりに進んでいくと、知内の市街地に入ります。
局は国道沿いに位置していました。
さて、この局は有名な簡易局のひとつでもありますね。
知内駅からは何キロもはなれているのに何が駅前局じゃ!という話。
これは、1988年に廃止になったJR松前線の渡島知内駅に由来しています。
実際に局の後方には、駅跡のバスターミナルがありますね。
ところで局前の信号の感応機がどうも後方に設置されすぎて感知してくれません。
気づいた局の方が押しボタンを押してくれました(ありがとうございました)。
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「駅前通り」のつきあたりには、バスターミナルがあった。
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30 |
13:54 |
涌元郵便局 |
わきもと |
北海道上磯郡知内町 |
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知内局に向かう前に、寄り道をしておきます。
道道531号に入って南下していきます。
海沿いに開けた土地ですが、耕作地ばかりで、人家は少ないです。
知内発電所の前に出ました。
ここは北海道電力の火力発電所なんだそうです。
火力発電所なので、もちろん頑張って稼働しているんでしょうね。
さらに南に行くと小学校の隣に局はありました。
ところでこの道道ですが、この先で行き止まりになってしまうのです。
北海道を海岸線一周でめぐれない数少ない場所のひとつです。
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31 |
14:05 |
知内郵便局 |
しりうち |
北海道上磯郡知内町 |
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道道が行き止まりだからというわけではないですが、戻ります。
知内郵便局に向かわなくてはならないのです。
発電所のところを過ぎて、知内川の手前、信号を左折します。
市街地の国道交差点に面して局はありました。
局は国道に面しているので、わき道からは駐車場に入れません。
町の中心地で、役場なども近くにあるようなところでした。
貯金をして、風景印を押してもらってから出発をします。
知内町内にはもう1局あります。
幸いにも国道沿いにあるので、そのまま松前方面に向かいます。
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32 |
14:19 |
湯ノ里郵便局 |
ゆのさと |
北海道上磯郡知内町 |
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海沿いを離れて山へと分け入っていきます。
前方に線路の高架橋が見えてきました。
これはJR津軽海峡線の線路で、新幹線になる予定のところです。
国道と交差するところに知内駅があります。
さらにJR知内駅と一緒に、道の駅しりうちもありました。
新幹線開業後は、この駅、いったいどうなってしまうんでしょうか…。
新幹線ができる!の裏にあるものが心配になってしまいます。
湯ノ里の集落に入ると局はすぐに見つかりました。
山あいの集落にあってわりと大きな建物は、不思議な感じがしました。
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いよいよ松前郡に。福島町に突入しました。
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33 |
14:30 |
千軒簡易郵便局 |
せんげん |
北海道松前郡福島町 |
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国道228号で山を越えます。
峠というほどの大きな峠道でもありません。
小高い山を越えると、松前郡に入ります。
松前郡最初の町は福島町という町です。
千軒の集落に入る道を進んでいきます。
標高もわりと高いようで、高原の風…はないですね、この暑さ。
かつては松前線の千軒駅があり、登山者でにぎわったようです。
キリシタン殉教の地としても知られてい…るようです。
ゴム印には、大千軒岳?の山のイラストが描かれています。
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34 |
14:44 |
福島郵便局 |
ふくしま |
北海道松前郡福島町 |
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国道をそのまま南下していきます。
福島町の市街地が見えてきました。
わりとまとまった市街地で、住宅や商店が並びます。
今日は福島町福島に宿をとっているのですが、まだこの時刻です。
訪問を続けて、また戻ってくることにしましょう。
福島町役場なども近い町の中心に局はありました。
ゴム印には横綱の里、の文字が入っています。
なんでもこの福島町は、横綱力士の千代の山、千代の富士を輩出しているとか。
こんなに小さな町からふたりも横綱が出るとは、驚きです。
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35 |
14:50 |
白符簡易郵便局 |
しらふ |
北海道松前郡福島町 |
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国道228号を進んでいきます。
手元の地図では、松前国道と呼んでみたり、福山街道と呼んでみたり。
海沿いの国道を進んでいきます。
小さな集落に入り、局のあるあたりまで来ました。
橋の手前のようですが、局が見当たりません。
変だな、と思って、わき道に入ると局はありました。
ひさしぶりに、ちょっと迷子になりそうな局でした。
小さな簡易局で、集落の中の民家、といった印象です。
この集落にも、以前はJRの駅があったということです。
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36 |
14:58 |
吉岡郵便局 |
よしおか |
北海道松前郡福島町 |
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国道を南下していきます。
吉岡の集落に入りました。
道道636号渡島吉岡停車場線に入ります。
国道から1キロほど山側に延びる県道は、こういう歴史があるわけです。
道道からさらに少しわき道に入ったところに局はあります。
この局のある吉岡集落、耳にしたことのある人もいるかもしれません。
そうですね、青函トンネルの吉岡海底駅があるところです。
ここから北海道を離れ、海の下へと潜っていくんですね。
そういう意味では、旅行者が最後に通過する集落でもあります。
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37 |
15:04 |
松浦簡易郵便局 |
まつうら |
北海道松前郡福島町 |
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国道をしばらく南下していきます。
福島町は意外と広い町なんですね。
地方の町で、こういくつも郵便局のある町も珍しいです。
北海道はひとつひとつの自治体が大きいですからね。
さて、吉野の集落に入りました。
国道の右手に、側道のような道が並んで走っています。
その途中に局を見つけました。
まだ新しそうな局舎で、調べると今年2月に再開したばかりだそう。
民営化当初に、一時閉鎖が報道された局でしたからね。
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38 |
15:19 |
白神郵便局 |
しらかみ |
北海道松前郡松前町 |
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国道はいよいよ渡島半島の南の果てまで来ました。
白神岬は、北海道最南端の岬です。
うーん、なんだか地味。
でも竜飛崎までは約20キロほどしか離れていない場所です。
岬の灯台を回り込みながら進んでいきます。
国道は日本海側を北上し始め、局は集落の中にありました。
この局は、北海道最南端の局でもあります。
あまりピンと来ないのは、最北端や最東端が日本最北最東と重なるからでしょう。
控えめにゴム印に「北海道最南端の」とあるのが微笑ましいです。
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39 |
15:26 |
大沢簡易郵便局 |
おおさわ |
北海道松前郡松前町 |
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国道はさらに北上を続けていきます。
きれいに晴れていたら、夕日も見えるんでしょうかね。
日本海に沈む夕日、それもまた美しかろうな。
(日本海以外に沈む夕日はそうめったに拝めまい)。
松前町の市街地に入る手前、大沢の集落がありました。
国道から海側に側道があり、そこを走ると局はありました。
局の裏手は海、といった立地になっています。
郵便局の右手のドアはこの家の入口のようです。
その先に車を停めるのも、なんだか変な感じなんですが。
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40 |
15:36 |
松前郵便局 |
まつまえ |
北海道松前郡松前町 |
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国道を走っていくと、いよいよ松前の市街地です。
松前という地名は、これは有名ですよね。
松前藩に松前城、松前漬け、とか言いますもんね。
歴史的に、本州とのつながりの濃い場所です。
道道435号で松前の市街地へと入っていきます。
局は松前城の麓に位置していました。
こちらでは貯金をしてもらって、風景印を用意してもらおうとしました。
でもなんだか大幅に時間がかかりそうな雰囲気だったので、後で来ることに。
写真撮影も後回しにして、次の局へと向かうことにしました。
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41 |
15:41 |
大磯簡易郵便局 |
おおいそ |
北海道松前郡松前町 |
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そのまま市街地の道を西へと進んでいきます。
旧松前駅があったあたりも過ぎて、局を発見します。
松前局からずっと後ろを走っていた郵便バイクもここへ。
まあ、そういうこともあるんですよね。
貯金をしてもらうと、すぐに済んでしまいました。
まさかこんなに進めると思ってもみなかったのですが…。
とりあえずは、松前観光もちらっとしたいのですが。
もう1局くらい、向かってみることにしましょう。
どのみち、ここへは戻ってくるので、良いではないか。
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42 |
15:50 |
館浜郵便局 |
たてはま |
北海道松前郡松前町 |
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国道228号に出ました。
ここからは上ノ国方面に北上していきます。
スーパーや消防署、バスターミナルなんかもありました。
市街地を抜けると、だんだん寂しい景色になってきます。
折戸浜というあたりを過ぎると、右手に松前線らしき橋脚が。
JRが営業していたのは松前駅までのはずですが…。
どうやら、ここから北に未成線があったんですね。
しばらく行くと局はありました。
貯金をしてもらって、今日はここでおしまいにします。
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松前城と松前駅跡。この石碑は廃止前からあったみたいです。宿の夕飯は、なかなかのボリュームでした。
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移動距離は長かったですが、たくさんの局を取り残しなく拾うことができました。かなりの収穫だと思います。
こんなにうまくルートが組み立てられ、それが実行できるというのも珍しいことだと思います。これはきっと、日ごろの行いが(以下自粛)。
松前局に戻って風景印を押してもらい、松前城と松前駅跡を見学。その後は福島町の宿に行って、のんびりと過ごしました。
「暑いですね」なんて宿のおばちゃん。冷房のない宿ですが、本州から来た人間には扇風機で十分の過ごしやすい気候なんですよ!
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