渡島半島の東、亀田半島から日本海側の松前半島を目指します。移動距離は長くなるので、今日は多くの訪問局数は望めません。
海沿いをずっと走るのですが、途中、檜山郡上ノ国町街地などを経由するので、景色に変化が出て楽しいのではないか…と思います。
今晩の宿のある福島町まで、のんびりとめぐっていきたいと思います。
|
|
1 |
09:02 |
札前簡易郵便局 |
さつまえ |
北海道松前郡松前町 |
|
宿を8時過ぎに出発し、松前を目指します。
セイコーマートに寄ったり、白神岬に寄ったりしました。
国道228号を進み、松前の市街地を通過します。
平日の朝とあって、少し車の数も多いのかな、と思いました。
海沿いをぐんぐん進んで、折戸浜のパーキングで休憩します。
館浜の郵便局を過ぎ、その先で札前の集落に下りる道に入ります。
ここ以降、昨日とは大きく違い、国道から離れた局が多いです。
集落を走っていくと局はありました。
局は15時までの営業なので、昨日はここまで来なかったのです。
|
2 |
09:10 |
静浦郵便局 |
しずうら |
北海道松前郡松前町 |
|
国道に復帰します。
松前国道の名前から、追分ソーランラインの愛称に変わります。
ひとつの国道にもいくつもの愛称があっていいですね。
そういえば、信州では「飯田街道」の名前が通じないって聞いたことがあります。
同じ道でも、地域によって呼び方が違うのも発見があります。
道なりに進んでいくと、静浦の集落に入りました。
右手を注意して走ると、局はありました。
この局は国道沿いにあって、大きな建物なので目立ちます。
貯金を済ませて、また同じように海沿いを北上していきます。
|
3 |
09:19 |
清部郵便局 |
きよべ |
北海道松前郡松前町 |
|
国道は海から少し高い所を走っています。
昨日の南下中は、海が本当に近いな、と感じました。
今日は、高い所から海を見下ろしているような感じです。
日本海の波は荒くて、低い所をじゃダメなのかもしれませんね。
そのまま進んでいくと、清部の集落への道が分かれます。
坂を下っていくと集落に入り、中ほどに局はありました。
ここは小さな局で、風景印の設置もありませんでした。
小さな漁港と小ぢんまりとした集落が路地に沿って続きます。
こんなほのぼのとした集落が続いていきます。
|
4 |
09:30 |
江良郵便局 |
えら |
北海道松前郡松前町 |
|
国道をさらに北上していきます。
大島中学校が見え、子どもたちの姿もちらほら。
こんなところでも、部活とかはあるんでしょうかね。
江良の集落へは、中学校の先を左手に入ります。
坂を下って上ってと進んでいきますが、住宅が多く建ち並びます。
人も多く、賑やかな集落の真ん中に局はありました。
局舎も大きめで、それでも車が何台も来ていました。
お客さんの数も意外なことに「多いなー」と感じるほどでした。
ここはかつての村の中心で、鉄道もここまで延伸が計画されたそうです。
|
5 |
09:41 |
原口郵便局 |
はらぐち |
北海道松前郡松前町 |
|
大島の集落からは一気に北上します。
局間距離が大きく開くところが多いですね。
移動がメインになって、スイスイ進めるので助かります。
国道は高台を走り、集落の中心を通過しないのも走りやすさのひとつでしょう。
松前町も最北までやって来ました。
原口の集落に下りる道が左手に分かれ、そこを進みます。
広い2車線の道で下り、右に大きく折れるところに局はあります。
局舎はまだ新しいようでした。
この局で松前町の局は全部訪問できた…はずです。
|
6 |
09:56 |
檜山石崎郵便局 |
ひやまいしざき |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
原口集落を抜け、国道に戻りました。
この道はサイクリングの人も多いんですね。
眺めはいいでしょうが、アップダウンがわりと多くて大変そうです。
大きなトラックとかはあまり通らないので走りやすいのかな。
高校時代は10キロも自転車で通学したので、こんなん罰ゲームみたいですよね。
局間距離が大きく開いて、進んでいくと上ノ国町に入りました。
長いトンネルなども、まだ新しいような感じもしました。
局は道道607号の交差点近くにありました。
この局からは檜山管内に入ります。なんだか地味な感じですね…。
|
7 |
10:05 |
汐吹簡易郵便局 |
しおふき |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
国道228号を進んでいきます。
少しずつ沿道の民家もちらほら出てきました。
いままでは人里離れた海沿いの景色でしたからね。
汐吹の集落に入る道を下っていきます。
小さな集落に民家が何軒か建ち並んでいます。
その中に簡易局はありました。
入ると、小型犬に吠えられました。
ずいぶんと賑やかな犬ですが、ちょっとは落ち着いてくれました。
窓口にペットがいる局は、ときどき見かけますね。
|
8 |
10:12 |
木ノ子郵便局 |
きのこ |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
そのまま集落の中を進んでいきます。
次の局も国道沿いではなく、このまま道が通じているのです。
汐吹の集落は南北に長く、扇石の集落を挟んで木ノ子集落に。
漁村の風景の中を進む路地に、局はありました。
局名は「木ノ子」と書いてそのまま「きのこ」。
かわいらしいようなユニークな地名でおもしろいと思います。
マイタケとかブナシメジの茸とは関係があるんでしょうか。
そんなことを考えていると、お腹が空いてきますね。
マイタケの天ぷらと、おいしいざるそばが大好物です。
|
9 |
10:23 |
上ノ国勝山簡易郵便局 |
かみのくにかつやま |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
しばらくは局間距離があります。
海沿いの景色を楽しみながら、のんびりと北上します。
上ノ国町の市街地が遠くに見え始めました。
すると、道の駅上ノ国もんじゅがありました。
さて、勝山簡易局は国道から少し入った所にあります。
レトリーバー犬がいて、ここの子はたいそうかわいかったです。
汐吹にも犬がいた話をすると「あそこのはうるさい子でしょ?笑」と。
「電話するといつも電話口で吠えてて。でもこの子もやんちゃで…」。
見ると、満面の笑みで窓口のボールペンを咥えて遊んでいました。
|
10 |
10:30 |
上ノ国郵便局 |
かみのくに |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
集落の中をそのまま走ってみました。
天ノ川を渡る橋に出ました。
この川、天野川、天の川の表記も見かけ、混乱します。
観光振興の観点からは、天の川、がいいのでしょうね。
国道沿いに局はありました。
真向かいは上ノ国町役場です。大きな役場です。
局のゴム印は、「北海道発祥の地」となっています。
北海道の歴史が詰まった古い町なんですね。
カミノクニ、という響きも、何か太古に通ずるものを感じます。
|
11 |
10:37 |
中須田郵便局 |
なかすだ |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
ここからは湯ノ岱まで寄り道です。
かなりのタイムロスにはなりますが、無視できません。
道道5号を走っていきます。
この道はJR江差線と並走して、木古内に抜けます。
言うならば、江差線廃止条件の整備道路ということでしょうか。
中須田駅付近を過ぎ、道道沿いの踏切近くに局はありました。
貯金をして局を後にすると、なんと踏切が閉まっているではないですか!
一日数本の列車しか通らない江差線の踏切。
ちょっと待って、写真を撮ってみました。
|
江差10:27発木古内行き。ゆっくりなので何度も追いついてしまいました。
|
12 |
11:00 |
湯ノ岱郵便局 |
ゆのたい |
北海道檜山郡上ノ国町 |
|
江差線の列車はゆっくり走ります。
土曜日に乗車したときも、「車のが速いな」と思ったほど。
廃止される運命のローカル線。のんびりが似合います。
で、あんまりのんびりなので、列車に追いつき、追い越してしまいます。
ということで、何度も車を停めて「撮り鉄」してきました。
素人で、しかもiPhoneでもおもしろい写真がたくさん撮れ、大満足です。
湯ノ岱局に到着し、貯金と風景印押印を済ませて出発します。
これは後から知ったことですが、湯ノ岱駅の入場券…あるんですね。
てっきり無人駅かと思い込んで、駅に立ち寄ることもしませんでした。
|
13 |
11:22 |
江差南浜簡易郵便局 |
えさしみなみはま |
北海道檜山郡江差町 |
|
予習はしてから旅に出るものですね。
硬券入場券なんて、あと何年残るかわからないです。
次に北海道に行くときには、きっともうないんだろうな。
というより、湯ノ岱駅はもう必ずないんだ。
道道5号を戻り、上ノ国町の中心地まで戻ってきました。
国道228号に復帰し、江差町に入りました。
右手に線路と住宅地が見え、ほどなく信号交差点を右折。
すぐに左折して局はすぐに見つかりました。
ここからは江差町内の局をしばらく訪問していきます。
|
14 |
11:27 |
江差茂尻郵便局 |
えさしもじり |
北海道檜山郡江差町 |
|
南浜簡易局の前の道を進みます。
線路に沿って北上し、坂道の交差点と合流すると駅前。
土曜日に来たときほどお客さんの姿はありませんでした。
ちょうど列車も出たところで、人がいないのは当たり前でしょうが。
なかなか立派な駅ですが、来年、なくなってしまうんですね。
住宅や商店が増え、以外にも栄えている市街地に入ります。
図書館を過ぎると、局は左手に位置していました。
建物は多い場所ですが、なんだか閑散とした雰囲気は拭えません。
地方の町の中心地。それでも、他の町よりは活気があるほうです。
|
15 |
11:34 |
江差郵便局 |
えさし |
北海道檜山郡江差町 |
|
道なりに進むと、江差の中心地に出ます。
スーパー、ドラッグストア、パチンコ店などがあります。
警察署を過ぎ、港を見下ろしながら坂道を下ります。
国道の手前を右折すると局はありました。
大きな局で、ゆうゆう窓口も設置されているほどです。
檜山振興局の置かれた町だけに、需要はあるのでしょう。
ただ、今度の江差線廃止で檜山から鉄道がなくなり、将来もなんだか心配です。
付近は整備された街並みが続き、観光地にもなりそうです。
奥尻島へのフェリーも出ているので、いつかまた来るでしょう。
|
16 |
11:38 |
江差愛宕郵便局 |
えさしあたご |
北海道檜山郡江差町 |
|
江差局前の道をそのまま進んでいきます。
市街地を離れていき、ちょっとずつ寂しくなります。
旅館のところで橋を渡り、路地を進んでいくと局はありました。
ささやかながら商店街のようになっていました。
このあたりもわりと人通りはありましたね。
局を出てさらに北を目指していきます。
と、愛宕局の北にゲオがあるではないですか!
あのレンタルショップのゲオですよ。これにはびっくりです。
江差という町は、意外にもいろいろなものがあるのですね。
|
17 |
11:47 |
江差尾山郵便局 |
えさしおやま |
北海道檜山郡江差町 |
|
国道227号を進んでいきます。
おっと、いつの間にか国道が変わっている。
国道228号から227号になっているではないですか。
228号は函館から江差。227号は函館から江差。
うん、同じじゃないか!
海沿いを進むのが228号で、山を横断するのが227号のルートですね。
道の駅江差があり、その先の右手に集落への道があります。
路地を進んでいくと、局は右手にありました。
まだ新しい局舎のようで、局内も明るい雰囲気でした。
|
18 |
12:06 |
江差水堀郵便局 |
えさしみずほり |
北海道檜山郡江差町 |
|
国道に合流してさらに北を目指していきます。
江差町の市街地からはすっかりと離れました。
ただ、江差病院や江差高校などはその先にありました。
きっとバスなどで通うことになるんでしょうね。
国道229号との交差点は、せたな方面に向かいます。
厚沢部川を渡って、道道935号を入ると局はありました。
局はなぜだかちょっと混雑していました。
すぐに人は減り、一杯になったのでこの局で通帳を更新してもらいました。
風景印は最近設置されたようで、まだきれいな印影でしたね。
|
19 |
12:13 |
小黒部簡易郵便局 |
おぐろっぺ |
北海道檜山郡江差町 |
|
道道を東に進んでいきます。
国道を離れると海からも遠ざかり、景色が変わります。
交通量も少なく、川沿いの田園風景がしばらく続きます。
ドライブにも気分の良い道だなーと思いました。
道なりに進んでいき、道道460号にはいると局はありました。
小さな簡易局で、民家に併設されているようでした。
局の中は冷房がないのか、なかなか暑かったですね。
この集落、小黒部町は、漢字こそ平易なものの、読みが北海道らしいです。
思わず声に出して読みたくなる、そんな地名ではないで…すね。
|
20 |
12:22 |
厚沢部郵便局 |
あっさぶ |
北海道檜山郡厚沢部町 |
|
そのまま道なりに進んでいきます。
厚沢部川に合流する安野呂川を渡ります。
ささやかな市街地が形成されていました。
道道交差点の先に局はありました。
「厚沢部」という地名もまた、読めないですよね。
この町はとうもろこしの生産が盛んなようです。
北海道ではとうきびって言うんでしたっけ。
車での旅行であれば、迷わず直売所とかで買ってしまうんですけどね。
最近、苦手だったとうもろこしを美味しく思えるんです。
|
21 |
12:38 |
館郵便局 |
たて |
北海道檜山郡厚沢部町 |
|
味覚って年々変化していきますよね。
食べられるものや、美味しいと思えるものが増えていく。
それって幸せ…と思う反面、食べないものも増えています。
国道227号で函館方面に向かいます。
函館から江差に向かうバスは、この道を峠を越えて来ますね。
道道29号で「館町」方面に向かって進んでいきます。
しばらく行くと、館中、館小、館保育所などの近くに局はありました。
山あいに独立したコミュニティがありそうで、局も大きめのものでした。
学校からちょうど、スクールバスらしきものが出ていきました。
|
22 |
12:53 |
木間内簡易郵便局 |
きまない |
北海道檜山郡厚沢部町 |
|
館小学校の西に、南北に延びる農道があります。
最初は気付かなかった道ですが、ショートカットに使えそうです。
しばらくは北に進んでみます。
山の中を2車線の広い道が貫き、気付くと広大なとうもろこし畑。
そしてそこから、半分ダートになっている道に入ります。
適当に走り、迷子にならない程度に進むと、国道227号に出ました。
少し函館方面に向かうと、すぐに右手に局は見つかりました。
しかし…廃セイコーマート。いわゆるハイセイコーです。
その片隅でひっそりと営業している簡易局。ああ、この感じ好きだ。
|
元セイコーマート。トイレもあるので助かりました。
|
23 |
13:01 |
鶉郵便局 |
うずら |
北海道檜山郡厚沢部町 |
|
国道を江差方面に下っていきます。
まあ、いかにも取り締まりしますよ、的な直線道路です。
思いっきりスピードを出したいですが、確実に捕まりそうです。
前の車について走ります(が、わりと速め)。
ひゅーっと下っていくと鶉の集落に出て、局はすぐに見つかりました。
大きな局舎と、ちょっと風変わりな雪除けの屋根。
外観は独特なものでした。
風景印を押してもらうときに厚沢部の風景印を見た局員さんが一言。
「実は厚沢部の意匠は私が考えたんですよ」。思わぬ出会いです。
|
24 |
13:32 |
乙部郵便局 |
おとべ |
北海道爾志郡乙部町 |
|
厚沢部の市街地まで戻ります。
この間、距離は長く感じましたね。
道の駅あっさぶを過ぎて、その先、橋を右折します。
道道を西に進み、水堀郵便局まで来ました。
国道229号をそのまま北へと向かっていきます。
トンネルをくぐり、道なりに行くと乙部町に入りました。
水堀以南より交通量はさらに少なくなったような気がします。
乙部町の役場などを過ぎたころ、国道沿いに局はありました。
小さな町で、中心市街地もとてもささやかなものでした。
|
25 |
13:39 |
栄浜郵便局 |
さかえはま |
北海道爾志郡乙部町 |
|
国道をそのまま北上します。
標識にはせたなとか、寿都とか、見慣れぬ地名が並びます。
海沿いの道をしばらく進んでいくと、小さな集落に出ます。
松前から江差の間よりも、海に近い気がしました。
局は国道沿いに位置していました。
国道沿いの海側で、局舎はまだわりときれいでしたね。
例によって国道の路肩が広いのでそのまま車を路肩に寄せます。
山から流れる川沿いに開けた土地が細長くつながっています。
しかし、人家よりもやはり、田畑の方が多いですね。
|
26 |
13:52 |
豊浜郵便局 |
とよはま |
北海道爾志郡乙部町 |
|
国道229号を進んでいきます。
このあたりから国道はちょっと高台へと移動します。
海沿いの景色はなかなか良く、ドライブにもってこいです。
坂を上ると、元和台と呼ばれる台地に出ます。
海沿いに開けた平らな土地が広がっているんですね。
それから、道の駅ルート229元和台がありました。
そこからさらに距離があり、いよいよ「遠い」と思うころに局。
こちらも国道沿いにあり、反対車線ですが駐車場はあります。
豊浜郵便局、日本全国に4つも存在するんですね。
|
27 |
14:03 |
館平郵便局 |
たてひら |
北海道二海郡八雲町 |
|
まだまだ国道は続きます。
豊浜トンネルと長いトンネルがありました。
あの、崩落事故のあった豊浜トンネルは違う場所です…が同じ国道。
しかし、こちらの豊浜トンネルも、山津波でバスが流され17人が亡くなっています。
国道229号のふたつの豊浜トンネルと災害によるバス事故。
偶然の一致が、悲しい歴史を紐解かせます。
八雲町に入ると、局は国道沿いの海側にありました。
以前は集配局だったことがわかる大きめの局です。
局名の読みを聞きましたが、よく見ると外壁にローマ字表記がありました。
|
28 |
14:19 |
熊石郵便局 |
くまいし |
北海道二海郡八雲町 |
|
旧熊石町の中心地に入りました。
この熊石町が、おもしろい合併を遂げたんですよね。
太平洋側の山越郡八雲町と合併したのが2005年のこと。
檜山支庁爾志郡熊石町は、渡島支庁山越郡八雲町と合併したんです。
支庁を越えての合併。すごいな。
結果、渡島支庁二海郡八雲町となったんですね。
そんな二つの海に跨る町、八雲町の日本海側の中心地が熊石です。
雲石国道と分かれた先、熊石の市街地に局はありました。
果たして、太平洋側と日本海側の町の合併。うまくいっているのか。
|
29 |
14:28 |
関内郵便局 |
せきない |
北海道二海郡八雲町 |
|
今日はさすがにここまで来る予定はありませんでした。
当然、手元の地図のコピーもないので、調べながら進みます。
幸いにも、iPhoneの電波が良好で、だいたいどこでもつながります。
この先、八雲町内にもう1局あることがわかりました。
静かな海沿いの景色の中を進んでいきます。
大きな町がこの先にないこともあり、交通量はかなり少ないです。
国道沿いに局は見つかりました。
貯金を終えると「この先は宮野。途中、よく取り締まってるから気をつけて」と
たしかに車も少ないし飛ばしたくなっている所でした。気をつけます。
|
30 |
14:43 |
宮野郵便局 |
みやの |
北海道久遠郡せたな町 |
|
国道229号は海沿いを進んでいきます。
しばらくは景色に変化はなく、走りやすい道が続きます。
とにかく、スピードは控えめに、のんびりと走ります。
かなりの距離を走って、やっと道の駅てっくいランド大成にでます。
その先、旧大成町市街地方面への分岐手前に局はありました。
貯金を済ませ、久遠局訪問後、戻って若松に行く予定でした。
(もっとも、先に久遠、次に宮野、若松の予定を、宮野に先に訪問した)。
すると「久遠から太櫓まで立派な道ができたから、行きやすくなったね」と。
ここに来て、地図にもない道の存在が判明するラッキーな出来事と遭遇。
|
31 |
14:51 |
久遠郵便局 |
くどお |
北海道久遠郡せたな町 |
|
道道740号に入ります。
地図ではたしかに、この道はこの先で行き止まり。
大成町の中心地に入ると、久遠郵便局がありました。
わりと大きな局でした。
久遠郡にあって、旧久遠村の名前を継ぐ局ですね。
さて、ここから太櫓に抜けたいわけですが、本当にいけるのか。
地図を見てもつながっていないし、何より車が少なすぎる。
新しく道が開通すれば、賑わうもんじゃないのか。
「大丈夫です。太櫓までいけますよ」よし、行こうじゃないか。
|
この立派なトンネルが貫きます。太櫓局前のポストは「故障」中(笑)。
|
32 |
15:16 |
太櫓郵便局 |
ふとろ |
北海道久遠郡せたな町 |
|
道道740号をしばらく進みます。
人家が途切れ、今度は長く立派なトンネルで太田の集落に。
地図ではここが終点ですが、その先に真新しいトンネルが!
調べると、今年の4月下旬に開通したばかりだそうです。
長大なトンネルが連続し、一気に北側区間に出ました。
その間、見物しに来た様子の北見ナンバーを追い越したほかは車がいませんでした。
みんな!こんなに立派なトンネル、もっと走って!!
そのまま行くと、太櫓郵便局に出ました。
局の前のポストは故障中らしく、使えないという不思議な局でした。
|
33 |
15:30 |
瀬棚郵便局 |
せたな |
北海道久遠郡せたな町 |
|
太櫓局から先は、2車線の広い道に戻りました。
しばらくそのまま走り続け、北檜山の中心地に出ます。
国道229号にぶつかったところ、瀬棚方面に向かいます。
時間的に微妙かな…と思いつつも瀬棚に向かいます。
道なりに進んでいくと、瀬棚の中心地に入ります。
せたな町の役場は旧北檜山町にあり、瀬棚ではないんですね。
国道沿いに局はあり、すぐに訪問することができました。
時計を確認し、どうにか北桧山局だけは行きたいところです。
来た道を戻るべく、瀬棚局を出発しました。
|
34 |
15:44 |
北桧山郵便局 |
きたひやま |
北海道久遠郡せたな町 |
|
来た道は走りやすく、スイスイ流れます。
旧北檜山町の中心地に入りました。
地図を確認しながら北桧山郵便局に到着しました。
町名は北檜山でしたが、局は北桧山なんですね。
旧字体のほうが、なんとなく雰囲気が出るような気がします。
さて、局は隣のスーパーと駐車場を共有しているようでした。
局の駐車場に停めて買い物に行く人もいました。
ここで貯金と風景印押印をしてもらいました。
ここでも時計を見ると、あともう1局行けそうな気がします。
|
35 |
15:55 |
若松郵便局 |
わかまつ |
北海道久遠郡せたな町 |
|
ここで思い出したのが若松局の存在です。
宮野から、久遠、太櫓と訪問したことで、若松を忘れていました。
宮野と北桧山の間にあるのが若松局です。
つまり今後、若松局が孤立してしまう可能性があるのです!
それはなんとしても避けたく、国道229号を南下していきます。
小さなトンネルをくぐって、開けた集落に入ります。
ガソリンスタンドの先に局はあり、無事訪問することができました。
この局をでたところで、16時になりました。
最後の最後まで「順調」に訪問することができ、満足です。
|
帰り道に東山駅に。金曜日は大雨で郵便局へは行かず、おいしいお店を案内してもらいました!
|
9日:函館港→(津軽海峡フェリー)→青森港→(弘南バス「津輕号」車中泊)…
10日:…新宿高速バスターミナル…西武新宿駅→(西武新宿線)→久米川駅…自宅
|
予定していなかったところまで来てしまい、ここから函館までどこをどうやって帰るか、それからどれくらいの場所なのかもわかりません。
地図を見て驚き、けっこう北まで来ていたのか!と焦って、iPhoneのグーグルマップのアプリでナビしてもらいます(カーナビ使えよ!笑)。
県道で山を越えて(文字通り山越郡だったか)八雲へ。高速には乗らず国道5号を進んで、函館駅前にはなんとか、18時50分に到着しました。
|