朝ご飯をガッツリ食べ(最近の旅先での新常識)、満を持して尖閣を出発します。とりあえずは佐和田の市街地へ。
張り切りすぎて、ちょっと時間が余りそうだったので、途中で時間調整しました。
スタートは新穂なので、海から離れた内陸の土地です。離島らしからぬ景色が続き、やっぱり佐渡は広いと実感します。
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佐渡での相棒、マツダ・キャロル。
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佐渡の真ん中らへんに来ました。
朝からずいぶんざっくりな説明なんですが。
旧新穂村の中心地、なんだそうですよ。
そういう村があったこともいま初めて知った、というところ。
佐渡トキ保護センターはここ新穂にあるんですね。
局内にもトキ(の飾り)が飛んでいて、風景印もトキが描かれます。
トキの森公園へは、最後に行ってみようと思っています。
今後の訪問が順調に進めば、の話なんですが。
今日の目標は16局。ずいぶんと緩い設定でしょ?
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2 |
09:10 |
栗野江簡易郵便局 |
くりのえ |
新潟県佐渡市 |
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日吉神社のところから南下します。
県道65号に入って、しばらくは南下していきます。
田園風景の中を進んでいく道です。
田んぼにトキがいないかなーなんて思いながらわき見運転…しないように!
昨日の局員さんの話では、野生のトキを見た人もいるんだそう。
いつかは、ごく自然に見られるようになってほしいですね。
そうこうしていると、左手に佐渡総合高校が見えてきます。
この校舎と校舎の間の道みたいなところに局はありました。
これは違うだろう、という道にあるので、見落とさないように。
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3 |
09:23 |
小倉簡易郵便局 |
おぐら |
新潟県佐渡市 |
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昨日は畑野までを訪問しました。
ということで、畑野の市街地は通過します。
畑野駅前交差点を左折します。
佐渡ではバスターミナルを駅と呼んでいるようですね。
県道181号に入り、スイスイと進んでいきます。
しばらくバイパスを進むと、左手の集落の中に局を発見。
焦りましたが、集落へ続く道を見つけ、局を訪問します。
この局ではいろいろと会話になりました。
この先の道が工事中なんだそうで、それが心配です。
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県道をなおも進んでいきます。
小倉集落よりも先は、バイパス工事中です。
一気に細い道になりますが、昨日の下川茂~畑野よりマシ。
峠越えをしますが、途中は標識に沿って県道をそれます。
近い将来、バイパスが開通しそうなので、大幅な時間短縮ですね。
海沿いのお決まり、県道45号に出て、北に進むと局。
オーシャンビューの局で、本土の弥彦山が見えていました。
こちらはまだ局舎が新しいようで、外観が洒落ていました。
さて、海を見ると、何やら雲行きが怪しいですぞ…。
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雲行きが怪しい。案の定、ズジャーっと降ってきましたよ。
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5 |
10:04 |
岩首簡易郵便局 |
いわくび |
新潟県佐渡市 |
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なぜか一気に雨が降り、前も見えない状態。
少し雨宿り(車が雨漏りしているわけではない)しました。
そうそう、昨日小木で、車のアンテナがしまわれているのを発見。
それを伸ばしてラジオを受信することができました。
そのありがたい音源、FM新潟で天気予報を聞いても、晴れのハズ。
岩首の集落に入ると小降りになっていて、局へも無事到達。
局では麦茶を出していただいたりと、おもてなし頂きました。
この簡易局は、貯金が非扱いの期間がありました。
ただ、今日現在、貯金を扱っていて本当に良かったです。
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6 |
10:18 |
赤玉郵便局 |
あかだま |
新潟県佐渡市 |
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佐渡一周線をそのまま北上します。
岩首までの雨が嘘のように、一気に晴れてきました。
本当に島の天気は変わりやすいんですね。
県道319号の分岐する集落に入ると局はありました。
こちらも海が目の前の、県道沿いに位置しています。
静かな集落ですが、ダンプカーが多いという印象を受けました。
どこかで工事でもしているのでしょうか。
局の付近の路肩にも、たくさんのダンプカーが停まっていました。
県道の拡幅工事とか、してほしいですね。
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7 |
10:28 |
月布施郵便局 |
つきぶせ |
新潟県佐渡市 |
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県道をしばらく北上していきます。
道は悪くなく、走りやすい区間が続きます。
このあたりは、両津からも遠くないので、行き来があるのでしょうか。
赤玉より南の区間は整備が行き届いていなかったのとは対照的です。
赤玉からそれほど走らずして、月布施局に着きました。
こちらも天井にトキが舞っていました。
グリーンカーテンが施されているのが印象的でした。
冷房効率を上げるなどの効果は出ているのでしょうか。
もっとも、もう涼しい季節になって、短い秋が始まります。
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県道45号を一気に北上します。
海から少し遠ざかる区間は、バイパスになっています。
長いトンネルを抜け、小さな集落を縫って進みます。
やがて、海沿いに公園の整備された集落に入ると局はあります。
この付近は観光客も多く訪れるのでしょうか。
内海で波も穏やかだし、景色ものんびりしています。
局の風景印にはエビの絵が描かれていました。
しかし、いまはもうエビ漁は行なわれていないのだそうです。
地球環境の変動が影響しているのでしょうか。
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9 |
11:00 |
河崎郵便局 |
かわさき |
新潟県佐渡市 |
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県道を進み、岬を回り込みます。
姫崎というところで、キャンプ場なんかもあります。
ここは、佐渡汽船に乗っていると、案内が流れる場所です。
県道は西へと向きを変えて、しばらくなだらかな道が続きます。
両津の市街地も近づいたころ、局はある…ことになっています。
ただしこちらは県道から外れているので注意が必要です。
県道には背を向けているので、場所を確認しておく必要があります。
狭い路地に面していました。
局の前でちょうどクランクしているので、写真が撮りやすいです。
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10 |
11:10 |
両津湊郵便局 |
りょうつみなと |
新潟県佐渡市 |
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両津市街地へと進んでいきます。
交通量も一定の量があり、人影も見かけます。
右手に海、左手に加茂湖がある地区です。
市街地の路地を進んでいくと局はありました。
2車線の広い道沿いではないので、こちらも要注意です。
日曜日の夜はこの付近に宿をとっていました。
そのため、この局は日曜のうちに下見をしておきました。
局舎のデザインは、どこかで見たことがあるような…。
しかも新潟県内で見かけたような気がしますがどこだろう。
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11 |
11:25 |
秋津新田簡易郵便局 |
あきつしんでん |
新潟県佐渡市 |
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両津の市街地を通過します。
両津局、福浦簡易局なんかを横目に国道350号を進みます。
佐和田方面ですが、標識では河原田本町という表記も見られます。
「かわはらだほんまち」と読むんですが、堅苦しいな。
まあ、そういう地名が大好きなんですがね。
さて、佐渡空港の近くに局はありました。
待て!佐渡空港?と思いつつ調べると、たしかにある。
新潟空港~佐渡空港25分!6,500円!
ジェットフォイルが片道65分の6,340円。これは!
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12 |
11:35 |
吉井郵便局 |
よしい |
新潟県佐渡市 |
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これは!なんだよってね。
さて、カーフェリー150分、2,440円が庶民の味方です。
国道を走り、自動車学校を過ぎると局は左手に。
左手とはいっても、わき道にあるので、注意が必要です。
それから、間違って旧局舎を目指す可能性もあります。
この局では、先客の対応内容が複雑で、少し待ち時間がありました。
トラブルにつながっていなければよいのですが。
さらに、北田野浦以来、簡易局以外で風景印のない局に出会いました。
その点は、滞在時間短縮で良かったです(わちゃわちゃしてたから)。
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13 |
11:42 |
貝塚簡易郵便局 |
かいづか |
新潟県佐渡市 |
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国道をさらに佐和田方面に。
景色に変化はなく、内陸の景色です。
佐渡を旅すると、その島の広さに圧倒されます。
もうここまで広いと、離島のイメージはないですね。
何度思ったことかわかりませんね。
局は国道沿いにありますが、駐車場がありません。
国道の交通量は多いので、うまいことやってください。
外観がなんとなく日本海側の地域っぽいと思います。
新潟県や山形県でこういう外観の簡易局に出会います。
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14 |
11:55 |
金井郵便局 |
かない |
新潟県佐渡市 |
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旧金井町の中心地に入ります。
国道を進んでいくと、市街地に突入しました。
ここは佐渡市役所の本庁舎も置かれているところです。
両津や相川に置かなかったのは、地理的な問題でしょう。
実際、本庁舎が身近にある必要はないですからね。
住民票とかの基本的なサービスが受けられれば良いです。
国道沿いの局は、集配センターのある局でした。
ただし、風景印がかなりすり減っていました。
美しい印影を求める方は、期待できないと思います。
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15 |
12:02 |
泉簡易郵便局 |
いずみ |
新潟県佐渡市 |
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金井の市街地を抜けて、さらに進みます。
今度は黒木御所方面に県道306号を右折します。
県道を北上していくと、その御所の向かいに局。
公民館に併設されたタイプの局です。
この局を以て、いったん訪問を休みます。
あとは両津港のおけさ簡易局だけなので、訪問は後回しです。
佐渡での観光といえば、トキの森公園です。
時間もじゅうぶんにあるので、そちらへと向かいます。
人生初トキ。ちょっと楽しみです。
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トキがいっぱい。ふれあい施設は前日オープン。いまはクロトキのみ飼育。それから、両津港へ。
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16 |
15:20 |
おけさ簡易郵便局 |
おけさ |
新潟県佐渡市 |
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両津港へと戻ります。
トキに満足していたら、おなかが空いてきました。
とりあえずレンタカーを返し、佐渡汽船ターミナルへ。
食堂でブリカツ丼を食べましたが、これが美味。
大盛りの南蛮エビを追加して、ブリの刺身とカニ汁と。
思い出すだけでよだれが出てくるほどです。
さて、満腹になって、16:05の船を待ちますが、その前に!
両津港の改札近くにあるおけさ簡易局を訪問しました。
これで、佐渡市、佐渡が島の50局が完訪となりました。
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写真でもうまさが伝わりますか!2等船室は空いていて、コンセントのある場所を確保できました。
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両津港→(佐渡汽船)→新潟港…佐渡汽船→(新潟交通バス)→新潟駅前
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両津港を定刻通りに離れ、新潟港を目指します。携帯電話を充電しながら、のんびりと眠って、いつの間にか新潟港に。
バスで新潟駅まで向かい、歩いて駅近くのビジネスホテルに向かいました。
佐渡ののんびりな時間が嘘のように、新潟駅前は賑やかで、バスターミナルの笛の音が深夜まで響いていました。
あの笛の音は、新潟では当たり前なのでしょうが、外から来た人にとっては衝撃的です。新潟を思い出す音となりました。
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