梅雨真っただ中。平日連休はなかなかなく、出かける機会がなかった(というより、気が起きなかった)のですが、ここにきて平日3連休に。
そこで、気になっていた千葉白旗局の移転改称前に、千葉に行ってみようと思い立ち、手薄となっている千葉県を訪問することに決定。
予報ではずっと雨マーク。海の景色も楽しめないだろうと思いながらも、房総半島を迷走するプランを立てました。日曜日の午後、出発です。
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1 |
09:02 |
千葉白旗郵便局 |
ちばしらはた |
千葉県千葉市中央区 |
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日曜夕方には市原入りをしていました。
風呂屋に行って道の駅で車中泊。翌朝雨音で目覚めます。
雨の中のスタートはいまいちなのですが、そうも言っていられません。
市原から蘇我に向けて進み、蘇我には8時半過ぎに到着します。
すき家で朝ご飯を食べてから白旗局に到着したのが8時55分。
向かいのファミレスの駐車場を借りて、9時を待ちました。
スタート局が最大のイベントで、この先の訪問は、いわばおまけなんです。
とはいえ、千葉県、特に南のほうをどれだけ訪問できるか。
降り続ける雨の中、のんびりと旅の初日をスタートさせます。
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やはり駐車場があることが売りですね。
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2 |
09:07 |
千葉曽我野郵便局 |
ちばそがの |
千葉県千葉市中央区 |
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地方の人間なら、駐車場の大切さがわかるはずです。
たとえばコンビニ。駐車場のない店にはまず行きません。
それが車社会の地方都市の宿命ですね。
白旗から鵜の森への移転も、駐車場確保が大きな狙いでしょう。
さて、南下して外房線を渡ります。
踏切が少ないので、やはりこの道は混雑してしまいます。
生実学校下交差点を右折、しばらく行って、国道手前を右折すると局。
中華料理店と駐車場をシェアしています。
地名の蘇我に対し、曽我野という局名を名乗っています。
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3 |
09:15 |
浜野郵便局 |
はまの |
千葉県千葉市中央区 |
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曽我野局から南下していきます。
国道357号にいったん出なくてはいけなかったのを、ミスで市道を南下。
適当に軌道修正して、県道に出ます。
浜野の集落の交差点で左折して進むと局はありました。
県道沿いの局ですが、バイパスではないので穏やかでした。
浜野駅もわりと近いのですが、この付近は発展途上のようです。
古くからの集落と、新興住宅地との混ざり合った雰囲気です。
これから栄えていくんでしょうかね。
交通の便からいうと、電車は蘇我から南は少ないので微妙ですが。
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4 |
09:23 |
千葉古市場簡易郵便局 |
ちばふるいちば |
千葉県千葉市緑区 |
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浜野駅を横目に跨線橋を渡ります。
茂原街道という道で、交通量の多い県道です。
道幅も広くなり、国道16号(!)を渡ります。
こんなところに国道16号は繋がっているのか!ってね。
館山道をくぐって、しばらく進み、印刷団地の交差点を左折。
あとは付近を見回していると、局はありました。
千葉市内にありながら、簡易局というのもおもしろいです。
ま、千葉市も地方都市感を拭えないですけどね。
どこの政令指定都市も、郊外は郊外なんだよな。
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5 |
09:29 |
市原菊間郵便局 |
いちはらきくま |
千葉県市原市 |
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茂原街道の旧道を走ります。
千葉市と市原市の境界線をなしている道です。
途中で右折し、南下していくと局はあります。
菊間団地という団地になっています。
集合住宅がいくつか見えていました。
お客さんは多めですが、車はいろんなところに停められました。
風景印の設置がないので、それほど時間もかからず退局。
1局ごとの滞在時間が短くならないとダメですね。
月初めの月曜日、混雑は避けられないと思いますが…。
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6 |
09:40 |
市原若宮郵便局 |
いちはらわかみや |
千葉県市原市 |
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菊間団地から南西に向かいます。
わかりやすい道ではないですが、バス通りです。
こんな細い道、バス来ちゃうんだ!ってなりました。
しかもコミュニティバスではなくて普通の大きさのやつ。
華麗にかわして先へと進んでいきます。
若宮団地に入り、メーン道路を南下していきます。
中心部の交差点の先に局はありました。
局内は思いのほか広々としていました。
お客さんもいましたが、待ち時間はありませんでした。
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7 |
09:50 |
市原郡本郵便局 |
いちはらこおりもと |
千葉県市原市 |
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若宮団地を南下していきます。
この団地は一戸建ての団地のようです。
全国どこにでもこんな景色はありますね。
日本ってなんでこう、特徴がないのだか。
外国の事情も知らないのに言えたことじゃないけど。
つきあたって右折、さらに国道297号を南下します。
郡本交差点に面して局はあり、県道に面して駐車場はあります。
駐車場から局へは県道を横断しますが、これが意外と大変。
交通事故には気を付けて!本当に心配になります。
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8 |
09:59 |
市原国分寺台郵便局 |
いちはらこくぶんじだい |
千葉県市原市 |
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郡本交差点から国道297号を南下します。
大多喜海道、なんて名前がついています。
大多喜とか、ちょっと行ってみたいと思います。
しっとりとした街並みなんでしょうかね。
市原市役所方面に右折して、しばらく進むと局。
市原市役所の真向かいに位置しています。
というか、市役所、こんなに辺鄙な場所にあるのか?
車で来ることを前提にしているような気がします。
そんなわけで、お客さんも多めの局でした。
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9 |
10:14 |
市原国分寺台西郵便局 |
いちはらこくぶんじだいにし |
千葉県市原市 |
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スタートからの1時間で8局を訪問しました。
これはなかなかのペースですが、今日は数狙いではありません。
とにかく、宿のある白浜まで移動がメインなのです。
市原市役所の交差点を曲がり、北上していきます。
さらに右折すると局はありました。
この局が以外にも混雑していました。
そして以外にも風景印が設置されていました。
なんだかんだで、滞在時間が伸びてしまいました。
国分寺台にはあともう1局あるので、そちらへ向かいます。
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10 |
10:25 |
市原国分寺台南郵便局 |
いちはらこくぶんじだいみなみ |
千葉県市原市 |
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戸隠神社付近まで進みます。
信州に住んでいたものとして、この神社はグッときます。
奥社とか最高なんですよ、ぜひ真冬にどうぞ。
本当に、雪の音しかしないんです。
さて、道なりに南下していくと局はありました。
駐車場がいっぱいなので、路肩を借りて局に向かいます。
こちらもなぜだか混雑していて、これにはいらっとしました。
今日は数狙いじゃない、と思っても、なんだかね。
さて、国分寺台地区はこれにて終了です。
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11 |
10:34 |
三和郵便局 |
さんわ |
千葉県市原市 |
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県道140号に出て、南東に進みます。
この道は小湊鉄道の線路に沿っています。
見るからにローカルな線路で、これは乗ってみたいです。
国道297号にぶつかりました。
国分寺台の街並みがうそのように、一気に田園風景に。
国道を南下して、海士有木駅付近を通過すると局はあります。
向かいのパチンコ屋の駐車場が局の駐車場を兼ねています。
なんだか古くもどっしりとした局舎が印象的でした。
さて、ここからは大多喜街道と離れていきます。
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12 |
10:43 |
市原神代簡易郵便局 |
いちはらかじろ |
千葉県市原市 |
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さて、国道297号を南下します。
市西小学校の交差点に出たら右折します。
広い道ではないですが、みんなして右折しました。
抜け道、というのか、国道バイパス方面への連絡路です。
狭い道ではないですが、通学路のようなので減速します。
県道13号を西へ進んでいくと局はあります。
ここは、農協の支店の中にあって、貯金を扱っている局です。
まんま農協なので、わかりやすいですが、貯金非扱いかひやひや。
農協の今後と運命を共にする可能性もあり、心配です。
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13 |
10:52 |
市原光風台郵便局 |
いちはらこうふうだい |
千葉県市原市 |
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農協の西の交差点を南下します。
立野通り、とか名前がついていた気がします。
市街地を離れ、付近は小高い丘とか工場とか、そんな景色です。
アップダウンしながら進み、立野交差点を左折。
光風台に入ったら、県道を離れて団地の中へ。
そのまま進んで、丁字路のところに局はありました。
なんの変哲もない、郊外の住宅団地です。
うちの実家と一文字違いの団地名なんですね。
そんな光風台を後にし、予定のルートから外れてみます。
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14 |
11:02 |
市原戸田郵便局 |
いちはらとだ |
千葉県市原市 |
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光風台の駅前に出ました。
なんだろう、この駅の雰囲気、すごく好きだぞ。
古い木造、とかじゃないんだが、なんだこの無機質な感じ。
ホームもがらんどうで、吊り下げ駅名票も涼しい顔。
うーん、映画やドラマで使えそうな駅です。
県道にぶつかり、踏切を渡って馬立駅前に出ます。
局は馬立駅の真ん前にあり、馬立駅前局を名乗ってもいいくらい。
ただ、駅自体の集客力には疑問があり、駅前局を名乗るまでもないのか。
駅で記念に入場券を買いました(そもそも有人駅なのか…)。
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小湊鉄道馬立駅。思わず入場券を買うも、安めの設定。
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15 |
11:18 |
平岡郵便局 |
ひらおか |
千葉県袖ケ浦市 |
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これ以上のコースアウトは身の破滅。
県道143号に入っておとなしく西へ。
袖ケ浦市に入り、道なりに進みます。
途中で県道165号に入って、南西に向かいます。
県道は少し頼りなくなりますが、走りにくくはない道です。
集落を進むと局は左手に出てきました。
ここにきて、天候も回復、空には太陽が見えてきました。
やっぱり晴れ男なのかな。
袖ケ浦市の局は人生初。足跡を残すことができました。
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16 |
11:35 |
富来田郵便局 |
ふくた |
千葉県木更津市 |
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しばらく道なりに県道を進みます。
東横田駅付近は、道がわかりにくくなっています。
うまく南東に向かう県道167号に入ります。
久留里線の線路を渡って、馬来田駅前を左折、東へ。
局は県道沿いにあって、すぐに場所はわかりました。
この局には風景印が設置されていました。
ただ、局員さんが新人さんだったようで、押印結果は酷いものに。
これがミスだと気付いていないあたりも困りものですが。
これについて、のちに久留里局の局員さんが苦言を呈していました。
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17 |
11:44 |
下郡郵便局 |
しもごおり |
千葉県木更津市 |
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県道166号を南下していきます。
久留里線の線路に沿って南下し、下郡駅付近で右折。
踏切を渡ると、ちょうど列車が駅に停まっていました。
久留里線に乗ったのって、いったい何年前だっけ。
列車旅をして房総半島を一周したのは…高校生だった記憶が。
川を渡って、丁字路を右折すると局はありました。
狭い道路沿いなので、車を停める場所には少し迷いました。
とはいえ田舎道ということもあって、訪問は容易に済みました。
ここからは久留里方面に、基本的には国道を南下します。
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18 |
11:55 |
小櫃郵便局 |
おびつ |
千葉県君津市 |
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県道経由で南下していきます。
道なりに進んで、俵田交差点より小櫃駅方面に。
線路を渡ったところで局はありました。
局名は駅名と同じ小櫃を名乗っています。
この地名、なかなか読めないな、と思います。
漢字自体が難しいことが原因でしょうかね。
一文字ずつ考えてみれば、そう読むしかないんですが。
櫃の字、いったいどんなシチュエーションで使うのでしょう。
岐阜出身者が聞いてよい質問ではありません。
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国道で久留里の集落に入ります。
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19 |
12:14 |
久留里郵便局 |
くるり |
千葉県君津市 |
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国道410号を南下します。
この道は久留里街道なんだそうです。
しばらく進むと、踏切を渡ります。
国道なのに踏切があるあたり、ローカルで良いですね。
久留里の集落に入りました。
城下町らしく、賑やかな印象を受けます。
意外とまとまった集落が形成されているんですね。
国道沿いに郵便局はありました。
この局には風景印が設置されていました。
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20 |
12:32 |
松丘郵便局 |
まつおか |
千葉県君津市 |
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久留里街道をそのまま南下します。
走りやすくも走りにくくもない道が続きます。
カーブは多いものの、スピードには乗れます。
さて、上総松丘駅方面への道を通過してしまいました。
仕方がないので、トンネルの先の細道を進むことに。
この道、小型車でもけっこうひやひやする道でした。
大きめの車に乗っている人は通らないでください。
局は集落の中、国道410号沿いにありました。
この付近の国道は整備に迷いがあるのか、くちゃくちゃです。
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21 |
12:46 |
亀山郵便局 |
かめやま |
千葉県君津市 |
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国道465号に入って、亀山方面に向かいます。
地味な道、そして地味な集落が続きます。
でも、亀山という地名は、汽車旅をする人にはわかりますよね。
JR久留里線の終点駅、上総亀山駅があるところです。
なぜあのJRが、この時代において、こんな山奥に終点駅を置いているのか。
時刻表の地図なんかを眺めても、不思議で不思議で仕方ない。
そしてそんな終点駅のさき、トンネルもくぐった先に局。
ダム湖のほとりの集落は、とにかく静かなものでした。
この郵便局も、ずっと安泰、とはいかないんだろうな、なんて。
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22 |
12:54 |
蔵玉簡易郵便局 |
くらたま |
千葉県君津市 |
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そういえば、2003年にここに来たとき…。
安房鴨川駅から亀山駅行きのバスに揺られて来たんだっけ。
高校生のころから、わけのわかんない旅をしていたんだな。
え?その日?木更津から浜金谷へ、温泉に浸かって船で久里浜へ(以下略)。
国道465号を進んでいき、次の集落に入って左折。
こんなささやかな集落にも局があるのか!ってね。
おばあちゃんがのんびりと受託している、といった雰囲気でした。
これぞ簡易郵便局!といった素敵な局でした。
ここからは、次の局まで一気にぶっ飛びますよー。
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23 |
13:21 |
天津郵便局 |
あまつ |
千葉県鴨川市 |
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蔵玉簡易局を出発すると、いよいよ山間の景色。
国道を離れ、大型車が通れないらしい県道81号へ。
主要地方道のはずなのに、なかなかいい味出してる道です。
鴨川市に入りあたりから道が急速にきれいになり、バスルートに
途中ではループ橋の建設中のようですが、工事は凍結中?
そして突然、目の前に太平洋が広がり、天津の市街地に入ります。
JR安房天津駅を過ぎて、国道128号現道を東進すると局。
蔵玉の山あいから一気に、オーシャンビューの局に到着しました。
ここからは鴨川市内の局を拾っていきます。
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24 |
13:25 |
天津浜荻郵便局 |
あまつはまおぎ |
千葉県鴨川市 |
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国道128号を鴨川市街地方面に向かいます。
天津の市街地は国道のバイパスが開通しています。
そのために、通過客がいないので、穏やかな国道です。
国道を進んでいくと、局は右手にありました。
古い局舎で、駐車場がないので、路肩を借りて駐車します。
海にも近いですが、この局からは海は見えませんでした。
さて、天津は現在鴨川市ですが、以前は天津小湊町。
2003年訪問時は、天津小湊町を名乗っていましたね。
旧天津町と旧小湊町からつけられたストレートなネーミングでした。
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25 |
13:36 |
東条郵便局 |
とうじょう |
千葉県鴨川市 |
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国道の現道を進んでいきます。
いよいよ海沿いに出て、リゾートホテルも数多く見えています。
バブルはじけてから、大変なんだろうな。
それでも鴨川なんて、東京から100キロない場所です。
通勤している人はさすがに多くはないだろうけどな。
バイパスと交差するところもそのまま県道181号で内陸へ。
しばらく行くと局はありますが、この局、なにやら怪しいものが。
「ドライブスルー」…。
何をしてくれるのか気になりますが、利用者はいないようでした。
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スルーできない用事が多いと思う。
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26 |
13:45 |
鴨川田原郵便局 |
かもがわたばら |
千葉県鴨川市 |
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県道181号をそのまま西へ進んでいきます。
地味な景色で、交通量もそれほど多くありません。
通過利用のあるような県道ではないんですね。
しばらく進み、長狭街道田原交差点の手前に局はありました。
局舎はまだ新しいようで、最近よく見かけるようなデザインです。
簡易な建物なのか、これがデフォルトになるのか。
目立ちますが、安っぽい外観ですよね。
駐車場が出入りしやすいというのはプラスポイントです。
貯金も早々に済ませ、ここからは長狭街道を進んでいきます。
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27 |
13:53 |
長狭郵便局 |
ながさ |
千葉県鴨川市 |
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県道34号長狭街道に入りました。
長狭街道とか何気なく使っていますが、初めて聞きました。
そんなわりと交通量の多い県道を進みます。
この道を進めば、保田に出るみたいです。
保田?どこだよ?という質問にはお答えできません。
県道沿いに局はありました。
集配センターもあり、わりと大きな局でした。
さすがは長狭街道なんていうだけありますね。
この局から急速に天気が良くなっていきました。
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28 |
13:59 |
鴨川寺門郵便局 |
かもがわてらかど |
千葉県鴨川市 |
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さらに長狭街道を保田方面に向かいます。
保田っていうのは、内房の鋸南町みたいですね。
この町出身の知り合いがいたはずだ。
だれだっけか。
街道を行くと、今度も進行方向左手に局はありました。
なかなかしゃれたデザインの局舎で、好感が持てます。
どちらかというと、高原なんかにありそうな感じですがね。
鴨川といえども、この付近は海からはかなり離れています。
鴨川が海だけだと思ったら大間違いです。
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29 |
14:10 |
金束郵便局 |
こづか |
千葉県鴨川市 |
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だんだん山が迫ってきました。
長狭街道も、峠越えに差し掛かっているようです。
ただ、保田へは抜けないので、峠は越えないと思います。
しばらく進んでいくと、街道沿いに局はありました。
これまたこの局名は縁起が良いもので。
局員さんも「お金が貯まるなんて言い伝えもあって」とか。
便乗して定額定期貯金を勧められましたが(笑)。
これについてはここに限ったことではありません。
ポケットティッシュが貯まる貯まる(定額定期の案内)。
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30 |
14:25 |
平群郵便局 |
へぐり |
千葉県南房総市 |
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長狭街道沿いに進み、いよいよ別れの時。
県道88号なる道で平久里方面に。
すぐに、平久里方面と書かれた標識がありますが、県道へ。
地図で見ると、どちらからでもいけるようですね。
ちなみに県道は狭かったので、もしかしたら標識通りのほうが速達かも。
平久里の集落に出て、ついに南房総市に入ったことを実感します。
県道を進んでいくと局はありました。
局名は平群、と書くので、奈良県のと同じですね。
あちらはあちらで、かなり歴史のある土地です。
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31 |
14:36 |
滝田郵便局 |
たきだ |
千葉県南房総市 |
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県道88号を南下していきます。
地味な感じの景色が続いています。
山あいの県道の景色なんてこんなもんですよね。
国道だと、もうちょっと景色が違うんですが。
しばらく進み、県道との交差点の先に局はありました。
近代的な局舎で、山間部にありながら明るい印象です。
見渡す限り山の景色で、海のイメージの房総とは程遠いです。
房総が暴走と変換されると悪いことしていないのに焦りますよね。
運転中にパトカーとすれ違う時の感覚と似ています。
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32 |
14:53 |
三芳郵便局 |
みよし |
千葉県南房総市 |
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県道88号を南下します。
景色がひらけてきて、いよいよ海も近いみたいです。
道の駅三芳村があり、合併しても村のままなんだな、と思います。
でもこういうところで村だった歴史は残すべきです。
市町村合併でどれだけの地名が隠れてしまったか。
さて、三芳病院(埼玉にもありそう)の交差点を右折します。
局はすぐにありましたが、標識では館山市に入っています。
でもたしかに、ここは南房総市の局です。
標識の設置箇所が、ちょっと手前すぎるってことでしょう。
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33 |
15:02 |
九重駅前郵便局 |
ここのええきまえ |
千葉県館山市 |
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時刻は15時になろうとしています。
今日の締めくくりはどう迎えようか。
なるべくどん詰まりや離れ小島の局をつくりたくないです。
ということで、安房グリーンラインで南下します。
本当に一面田んぼで、グリーンラインの名に恥じません。
国道128号と交差して、そのまま県道を進むと九重駅があります。
その先に局はありました。
ここはたしかに駅前に位置しています。
ただ、なんだか寂しい駅前で、なにもない印象を受けました。
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34 |
15:09 |
館山国分郵便局 |
たてやまこくぶ |
千葉県館山市 |
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国道128号に出て、館山市街地方面に向かいます。
館山市は平成の大合併でも独立の道を選びました。
たしかに、まとまった人口を抱えてはいます。
それでも過疎化の波には逆らえず、5万人を割ってしまっています。
勝浦市とは対照的に、20歳前後の人口が極端に少ないです。
これはwikipediaのグラフからの受け売りです。
さて、国道沿いにある局は、カーブの先で見通しが悪いです。
おまけに駐車場の出入りがしづらく、小学生の下校時間帯。
これは近々、移転しそうな予感がします(書くと現実になる)。
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35 |
15:22 |
館山大戸郵便局 |
たてやまおおと |
千葉県館山市 |
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国道128号を進んでいきます。
館山市街地にはいくつか局があります。
ただ、やはり今後のことを考えて、郊外の局を拾っておきます。
南総文化ホール交差点を左折します。
あー、『南総里見八犬伝』の舞台はここらへんなんだ。
国道410号、県道86号と進むと局はありました。
FMは館山でも入るNACK5からプアーの品格で大笑い。
ここはずいぶんと山奥に見えますが、市街地からも遠くはないです。
さて、さらに南下して、いくつかの局を拾います。
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36 |
13:34 |
神戸郵便局 |
かんべ |
千葉県館山市 |
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国道410号に戻って南下します。
この道は、鴨川や白浜へ抜ける車が通らない道です。
それぞれショートカットルートがあるので。
それゆえ、交通量はかなり限られているようでした。
道なりに進んでいくと、国道沿い右手に局はありました。
小さな局で、周辺も静かな田園風景でした。
これからの季節、海水浴シーズンとか大変なことになるのかな。
夏場は海に近づけないので、いまのうちに海を目に焼き付けます。
夏は山。昔から決まっていることなんです(岐阜県民の主張)。
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国道をさらにどんどこ進んでいきます。
いよいよ海がちらっと見えてきました。
相浜交差点の先で右折します。
漁港方面なんて書かれた標識があったはずです。
集落の中を慎重に進み、漁港の手前に局。
局名は布良と書いて「めら」と読みます。
伊豆半島の先っぽは妻良と書いて、めら、ですね。
この地名は海沿いの地域特有のものなんでしょうか。
調べ始めると更新が遅遅として進まないのでやめておきます。
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38 |
16:01 |
西岬郵便局 |
にしざき |
千葉県館山市 |
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相浜交差点からは海沿いを走ります。
南房パラダイスとかいう怪しい施設は、道の駅も兼ねています。
それから、道路をやたらとカニが歩いています。
おいおい、なんなんだここは。
適当な道を右折…と思っていたら、意外と右折できず泣きそうに。
やっと右折できる頃には、予定の道をかなり過ぎていました。
西岬局へ向かう道を急ぐと、目の前にバスがいて…。
なんて泣きそうな状況を乗り越えて、局には16時ジャストに到着。
貯金も大丈夫だったので、今日は38局の訪問と、これは上々でした。
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洲ノ崎燈台は空とのコントラストが素晴らしい。安房神社の静寂、白浜の野島崎、と最高のロケーションでした。
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西岬局訪問後は、恒例のアフターフォー観光です。天気も一気に回復して、快晴、と呼べるほどになっていました。
洲ノ崎燈台は空の青と灯台の白が美しく、誰もいない灯台から、静かな海を眺めて心が和みました。
国道に戻ると安房神社の看板があったので、そちらも寄り道してみることに。道路の真ん中の黒猫は…抱き上げて路肩に。なんだこれ。
神社は派手さがなく、とにかく素敵なところでした。
今夜のホテルのある白浜、野島崎は、夕日を眺め、そして房総最南端の碑の近くには岩山のベンチ。海を独り占めしてきました。
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