さて、朝は気持ちよく目覚め、ゆったりと準備を済ませました。今日はレンタカーで阿蘇方面に向かうことになっています。
市電に乗って、レンタカーの貸出店がある蔚山町まで向かいます。
先客がいて待たされましたが、8時20分過ぎ、無事熊本市内を出発することができました。今日はどこまでいけることやら。
|
花畑町→(市電B系統)→蔚山町
|
今日と明日の相棒は、トヨタのヴィッツです。
|
1 |
09:05 |
古閑簡易郵便局 |
こが |
熊本県上益城郡益城町 |
|
蔚山町電停からすぐのGSを出発します。
空港リムジンのルートで健軍自衛隊から益城インター手前に。
9時を過ぎるだろうと思いきや、意外にもよく流れてくれました。
桜木6丁目交差点で左折、県道232号を北上します。
交通事故の処理中だった一つ目の信号交差点を右折すると局はありました。
小さな局で、重機の駐車場の隣に位置していました。
9時を待って局に入ると、いろいろと話しかけられました。
「気をつけられてくださいね」と温かく見送られます。
この柔らかな言い回しは、おそらく熊本の方言なのでしょう。
|
2 |
09:12 |
惣領郵便局 |
そうりょう |
熊本県上益城郡益城町 |
|
県道232号をそのまま南下します。
一度熊本市に戻り、桜木2丁目で左折します。
県道28号を東に進んでいくと、九州自動車道の高架に。
くぐって、大きな交差点を過ぎると、市街地に局はあります。
こちらは車の通りも多いので、駐車が少し大変かもしれません。
さて、局を後にするときに大変なことが起きました。
押しボタン式の信号が車道側赤信号のところ、車が突っ込んできました。
信号無視の車に、危うく親子が轢かれるところでした。
朝は注意散漫な車が多いものです。事故にならずほっとしました。
|
3 |
09:19 |
砥川郵便局 |
とがわ |
熊本県上益城郡益城町 |
|
益城町惣領交差点で左折し、県道235号を南下します。
景色は一気に田園風景になります。
一点の偽りもなく青田あり、と、思わず山口誓子の句が浮かびます。
まさにこんな景色なんだろうな、と思うほどきれいな田園風景。
ふぅ、ひさしぶりにこんな田んぼ道を走ったな。
国道443号にぶつかりますが、そのまま直進します。
つきあたったら左折、集落の中を進んでいくと局はありました。
小さな局ですが、お客さんもいて、集落には欠かせないのでしょう。
益城町の局を完訪すべく、この先の局も拾っていきます。
|
4 |
09:28 |
福田郵便局 |
ふくだ |
熊本県上益城郡益城町 |
|
国道443号を北上していきます。
相変わらず田園風景で、国道ながら、のんびりしています。
前を走るゆっくりのトラックも、許してあげましょう。
川を渡ったところで右折し、田んぼの中の一本道を進みます。
ヤクルトレディとすれ違い、そのまま進んでいくと県道57号に出ます。
県道とはいえ、狭い集落の中の道です。
そのまま横断して川を渡ったところに局はありました。
郊外の局で、お客さんもおらず、すぐに貯金してもらえました。
益城町、意外と局が多く、この先ももう少し拾っていきます。
|
5 |
09:42 |
益城郵便局 |
ましき |
熊本県上益城郡益城町 |
|
県道57号を北上し、県道28号にぶつかります。
西に向かって、国道443号を横断します。
益城町の中心市街地に入ったようで、民家が密集しています。
益城町木山の交差点を右折し、北上すると局はありました。
木山は、熊本市内からのバスの終点にもなっています。
ときどきバスの行き先で見かけました。
こちらはわりと大きな局舎で、風景印も設置されていました。
楕円形の風景印は珍しいと思います。熊本空港の意匠でした。
そういえば、富山南局もこんな風景印だったな。空港=楕円?
|
6 |
09:56 |
津森郵便局 |
つもり |
熊本県上益城郡益城町 |
|
県道28号を東に進んでいきます。
益城町の市街地を一気に抜けて、また田園風景です。
だんだんと山が迫ってきて、谷間の景色になっていきます。
木山川の景色は長閑で、これは気持ちのいいドライブウェイです。
津森小学校を過ぎると、局は県道沿い、右手にありました。
県道206号との交差点に面していますが、交通量は少ないので安心。
お洒落な局舎は、周囲の景色にマッチしていて、なかなか素敵です。
この局から北に向かうと、熊本空港に出ます。
距離的にはすぐなんですが、空港付近、といった雰囲気が全くありません。
|
7 |
10:04 |
西原南簡易郵便局 |
にしはらみなみ |
熊本県阿蘇郡西原村 |
|
さて、益城町をやっと完訪し、益城町を出ます。
やっと、と書きましたが、まだ10時前後なんですよね。
びっくりするくらい順調に流れています。
レンタカーはヴィッツで、これまたすこぶる順調なんです。
いい走りです。トヨタは苦手なんですが、これはグッジョブ。
木山川に沿って、山あいの景色になってくると西原村に入ります。
しばらく走ると、局は左手にありました。
元特定局らしい建物は、やっぱり入口に「西原南郵便局」の文字。
1991年の廃止以来、ずっとこのままなんでしょうね。
|
旧特定局の名残がいっぱいの簡易局。
|
8 |
10:10 |
小森簡易郵便局 |
こもり |
熊本県阿蘇郡西原村 |
|
県道を走っていくと、小高い峠に出ます。
木山川とも別れ、しばらく走ると景色が開けます。
走っていても、まったく疲れない、走りやすい道です。
西原村役場が見えてきたところ、役場の手前に局はありました。
県道沿いの小さな局で、路肩に車を止めて訪問します。
村の中心地なのでしょうが、簡易局ということで落ち着いています。
じゃあ西原郵便局はどこにあるんだって?
役場の最寄り局が村の名前の局ではないというのもおもしろいです。
大丈夫です、きちんと西原局は存在します。
|
9 |
10:16 |
西原郵便局 |
にしはら |
熊本県阿蘇郡西原村 |
|
役場の前を通過し、県道28号のまま右折します。
広い交差点なので、目立つと思います。
俵山方面に進んでいき、だんだんと阿蘇も近づきます。
南阿蘇への観光ルートでもあるんでしょうね。
そのわりに車が全然走っていないんだけど…。
大津方面と書かれた県道旧道に入ると、驚くほど狭くなります。
大津方面へは行かず、そのまま進むと、局はありました。
駐車スペースがなかったので、県道沿いの路肩を借りました。
こちらは熊本北支店の集配センターが入っていました。
|
10 |
10:27 |
錦野郵便局 |
にしきの |
熊本県菊池郡大津町 |
|
西原村の局を完訪し、ここからは大津町に向かいます。
当初の予定では、大津で数局拾うのみのつもりでした。
ただ、あまりにも順調なので、大津町完訪を目指すことにしました。
県道28号旧道に再度入り、県道225号を北上します。
狭い道も短い区間だけで、森を抜けると開けた景色に出ます。
県道145号と交差して、直進すると局はありました。
つぶれたガソリンスタンドの隣と、なんとも寂しい立地です。
「これから大津に?」と聞かれ、町内制覇の予定を伝えました。
「簡易局の回るとなると、相当局数あるから、がんばって」と見送られます。
|
11 |
10:39 |
陣内郵便局 |
じんない |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道225号で、白川を渡ります。
広い川に狭い橋。橋の付近で行き違いは難しそうです。
県道207号にぶつかったら左折、そのまま西へ。
のんびりした景色の中を進みますが、意外にも交通量が多いです。
大津町陣内交差点を過ぎると、局はすぐに見つかりました。
駐車スペースは限られているので、場合によっては停められないかもしれません。
さて、こちらの局には風景印が設置されていました。
これは珍しいパターンだと思います。
大津町内の局をしばらく訪問していきます。
|
12 |
10:56 |
大津郵便局 |
おおづ |
熊本県菊池郡大津町 |
|
大津町陣内交差点に戻ります。
県道202号を北上し、大津町中心地に向かっていきます。
国道57号の交差点を過ぎ、豊肥本線を渡ったら右折。
局はすぐに見つかりました。
大きな局で、貯金の待ち人数も5人ほどいたので、先に風景印を押してもらいます。
と、ここで思い出したのが日本郵便の支店名。
よくぞ思い出した!と胸をなで、肥後大津支店の風景印を押してもらいます。
局名と支店名が違うときは、双方で風景印を押してもらうルールです。
いっそ、局名も肥後大津郵便局にしてはどうでしょうか。
|
13 |
11:07 |
室郵便局 |
むろ |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道30号を西に進んでいきます。
旧街道の雰囲気がよく出た道です。
肥後大津駅を横目に過ぎ、しばらく走ると局はありました。
場所もわかりやすく、訪問しやすかったです。
風景印が設置されていて、ここでも押してもらいます。
室、という一文字の局名もインパクトがあります。
さて、ここからは簡易局ラッシュとなります。
旅のおもしろいところは、ここからですね。
山あいの景色に進んでいくとなると…わくわくします。
|
大量のサルが!!!
|
14 |
11:17 |
大津つつじ台簡易郵便局 |
おおづつつじだい |
熊本県菊池郡大津町 |
|
国道325号に入り、北上していきます。
この道はバイパスで、片側2車線の快適な道が続きます。
途中工事がありましたが、渋滞するでもなく、順調です。
次は簡易局、バイパス沿いではないだろう…と予想します。
ローソンの交差点に着くと、局は国道沿いと判明。
片側2車線のバイパスに面した局も珍しいと思います。
元気なお兄さんの局員に出迎えられ、貯金をしてもらいます。
まだ新しい局舎のようで、新築の匂いがしていました。
「次は護川だね!気をつけられてー」と見送られます。
|
15 |
11:23 |
護川簡易郵便局 |
もりかわ |
熊本県菊池郡大津町 |
|
国道325号を菊池方面に進んでいきます。
トラックも多く、交通量の多い道です。
杉水公園を過ぎ、信号交差点で右折します。
小学校を過ぎて、県道49号に出たら右折します。
狭い県道沿い、集落の中に局はありました。
局の向かいはつぶれた商店…となんともさびしい風景です。
そんな鄙びた局は、1989年まで特定局。
建物を見れば、旧特定局だとすぐにわかってしまいますね。
次は矢護川簡易局。いや、名前が似すぎやろ。
|
16 |
11:31 |
矢護川簡易郵便局 |
やごかわ |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道49号を矢護川方面に進みます。
明らかに県道のほうが狭いんですが、気にせずすいすい。
だって対向車も歩行者もいないんだもん。
野っぱら、森、それから牧場?
なにこの風景の変わり過ぎな道は…。
最近車は通ったの?くらい狭い道を進み、県道23号に出たら一気に東に。
県道沿いに局はあり、少し派手目な配色は目立ちます。
局内では矢護川茶なるお茶を売っていました。
荷物にならなければ、ぜひ買って帰りたいところでした。
|
17 |
11:36 |
大津平川簡易郵便局 |
おおづひらかわ |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道202号に出て、そのまま南下します。
ヘアピンカーブで坂を一気に上ります。
それから坂を下っていくと局はありました。
あれ?ATMがある。特定局なんだっけ?
いや、立派な簡易局です。
そう、1997年まで特定局だった局なんですね。
ATMコーナーが残っているのも珍しいですね。
「いまは物置にしちゃってるんだけどね」。それ、良い活用法です。
しかしこの町は、なんだか旧特定局が多いぞ…。
|
ほんっと、特定局そのものの外観。
|
18 |
11:43 |
大津美咲野簡易郵便局 |
おおづみさきの |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道202号をしばらく下っていきます。
景色は工業団地やニュータウンになってきました。
なんだこの町、風光明媚というか、景色がころころ変わる。
団地に入ると、局は左手にありました。
クリーニング屋さんと同居していて、駐車場も広くてよし。
まだ新しいようですね。調べてみると、移転改称局。
局を出発し、県道30号の交差点に…どうみても元、簡易局の建物。
郵政公社のステッカーもある…調べると、大津吐簡易局の跡地。
なるほど、ここから移転して美咲野簡易局になったんだね。
|
19 |
11:56 |
大津居島郵便局 |
おおづいじま |
熊本県菊池郡大津町 |
|
県道30号を東に向かいます。
大津町にはあと1局あるので、そちらに向かいます。
国道57号に入り、ミルクロードで…曲がり忘れたー!
しかたないので、ナフコでUターンしました。
ナフコとはいっても、フレッシュフーズのナフコチェーンにあらず。
国道を戻り、ミルクロード入口交差点を南下すると局はありました。
ここもきれいな局舎で、移転改称局なんですね。
局舎内にトイレがあり、お客さんも使えたので借りました。
それにしてもこの町の局は、経歴が複雑な局が多いです。
|
20 |
12:12 |
立野郵便局 |
たての |
熊本県阿蘇郡南阿蘇村 |
|
大津町を完訪して、阿蘇に向かいます。
やっと、待ちに待った阿蘇に向かうんです。
寄り道し過ぎだってね。
国道57号を進み、南阿蘇村に入り、立野駅を過ぎたら左折。
集落の中をつらつら登っていくと局はありました。
しかし立野って、熊本市内から意外と近いんですね。
もっともっと山奥だと思っていました。
局の立地は不思議で、こんな小高い所になんで造ったんだろう。
駅前のほうが便利な気もしますが、眺めがよいので僕は好きです。
|
村では何かが起きている。しかし、原色が似合う。
|
21 |
12:30 |
赤水郵便局 |
あかみず |
熊本県阿蘇市 |
|
国道57号を阿蘇方面に向かいます。
山の景色ですが、それほど山深い感じはありません。
国道41号とか、そういう景色に慣れているせいでしょうか。
阿蘇大橋を過ぎ、そのまま進んでいくと、いよいよ阿蘇市に。
赤水駅付近、局は右手にありました。
国道沿いなので、車の切れるのを待つのが大変でした。
この局のゴム印には温泉マークが入っています。
赤水なんて地名がつくくらいだから、温泉も湧いてるんだろうな。
急ぐ旅ではないけれど、温泉の気分ではないので次へ。
|
22 |
12:43 |
尾ヶ石郵便局 |
おがいし |
熊本県阿蘇市 |
|
赤水交差点から県道149号に入ります。
田んぼの中をしばらく進んでいきます。
阿蘇の山並みが見渡せる、気持ちの良い道です。
豊肥本線の線路を過ぎると、集落も途切れて山が迫ります。
再び集落に入り、しばらく進むと局はありました。
観光地からは離れていて、局も地味な感じがしました。
この局のドアはマジックミラーになっていました。
これはかなり珍しいと思います。
さて、次は「阿蘇局だね」と見抜かれていました。
|
|
県道149号を東に進んでいきます。
スーパーマーケットのところで左折し、市街地に。
ここは内牧の温泉街になっています。
旧阿蘇町の中心地で、市役所支所や図書館もあります。
川を渡ったら右折、少し行くと局はありました。
こちらが阿蘇郵便局で、阿蘇市の市名を名乗っています。
代表局は実質、一の宮局だと思われるので、こちらは旧町名を継いだものでしょう。
局番号は71008と、かなり若い番号です。
風景印の意匠も、これまたなかなか年季のはいったものです。
|
24 |
13:04 |
内牧駅前郵便局 |
うちのまきえきまえ |
熊本県阿蘇市 |
|
さて、スーパーの交差点まで戻ります。
比較的大きなスーパーで、買い物に不便はなさそうです。
県道175号に入り、南下していきます。
道は長閑な景色の中を進んでいきます。
直進していくと、豊肥本線の内牧駅にぶつかる手前に局。
もうすぐに駅が見えていて、駅前に間違いはありません。
それにしても列車はどれくらい来るんでしょうか。
観光地の入口ながら、とても落ち着いた雰囲気の駅前でした。
阿蘇市内をだいたい反時計回りに進んでいきます。
|
25 |
13:16 |
坊中郵便局 |
ぼうちゅう |
熊本県阿蘇市 |
|
国道57号に出て、大分方面に向かいます。
大分も意外と近いようで、それこそ行ってみたい衝動に駆られます。
しばらく走ると道の駅阿蘇に出ます。
JR阿蘇駅もすぐの場所で、ここが阿蘇市の中心…ではないようです。
県道111号、東登山道に入ります。
すぐに局はあり、こちらは「坊中郵便局」という名前です。
これまたおもしろい響きの局名だな、と思いました。
周囲の地名にも反映されていないので、由来が気になるところです。
駅名も昔は坊中駅だったんですね。うーん、不思議。
|
26 |
13:22 |
阿蘇西町簡易郵便局 |
あそにしまち |
熊本県阿蘇市 |
|
国道57号で豊肥本線をオーバーパスします。
黒川温泉方面に国道が分岐していきます。
JRいこいの村駅手前の信号交差点から、旧道に入ります。
勝手に旧道認定しましたが、おそらく国道の旧道でしょう。
集落の中を進んでいくと、空き家の向かいに局はありました。
半分崩れかかった空き家が、なんともいい味を出しているではないですか。
この簡易局もなかなか趣があって、簡易局らしい雰囲気でした。
阿蘇、と付く局は意外と少ないので貴重かもしれません。
それから簡易局も付近には少ないので、久しぶりの訪問となりました。
|
27 |
13:29 |
役犬原郵便局 |
やくいんばる |
熊本県阿蘇市 |
|
阿蘇西町局から西に向かい、国道手前で右折します。
ここからは近道案内です。通行は安全に。
集落を進んでいく路地は、それほど狭いものではありません。
道なりに右に折れて、さらに左に折れると県道110号に出ます。
ちょうど泉が湧いているのでよくわかると思います。
「泉が湧く」なんて日常会話では絶対に使わないですよね。
県道を東に進むと局、HPでは「やくいぬばる」。
局員さんが「犬と書いて『いん』って読むんですよ」と仰っていました。
僕もそう思うので、あえてここでの表記は発音どおりにしています。
|
28 |
13:35 |
肥後山田郵便局 |
ひごやまだ |
熊本県阿蘇市 |
|
役犬原局を出発します。
さきほどの泉まで戻って、今度は北上します。
付近には泉が点在し、とにかく水がきれいな場所なんだと思います。
役犬原の局員さんも「もったいない」って言っていましたし。
しばらく道なりに進んでいくと、小学校の手前に局はありました。
意外な場所に近代的な綺麗な局舎があって驚きました。
観光客が足を踏み入れることはまずないだろう、という立地です。
窓口にいた他のお客さんにも見送られ、次に向かいます。
「肥後」と付いている局の訪問は、今回の旅で唯一のものでした。
|
29 |
13:47 |
古城郵便局 |
こじょう |
熊本県阿蘇市 |
|
肥後山田局の前の道を東に進んでいきます。
家並みを抜けると長閑な道で、道なりに行くと橋に出ます。
県道213号に出たら、しばらくは東に。
一旦北に迂回しているので、結果としては大周りですが。
やまなみハイウェイにぶつかるところに局はありました。
知名度の高い観光道路ですが、意外と地味な集落を走っているんですね。
局舎はなかなかおもしろい造りで、入口には鯉のいる池がありました。
どうやらこの付近は歴史のある土地のようで、ゴム印にも「古代の里」の文字。
局名にも歴史が出ていると思いました。
|
30 |
14:00 |
一の宮郵便局 |
いちのみや |
熊本県阿蘇市 |
|
県道11号やまなみハイウェイを南下します。
景色は平野で、長閑な田園風景が広がっています。
やまなみはもっと北の区間なんでしょうね。
しばらく進むと、阿蘇市役所が出てきました。
さらに阿蘇神社があって、この付近は観光地になっているようです。
国道57号に出る手前、左手に局はありました。
わりと大きめの局舎で、一の宮支店もある局でした。
一の宮支店には「肥後」は付いていません。
愛知県の一宮とは、「の」で区別がつくからでしょうね。
|
31 |
14:06 |
坂梨郵便局 |
さかなし |
熊本県阿蘇市 |
|
国道57号にぶつかったら左折します。
ちょうどJR宮地駅前の交差点です。
大分方面に走っていき、川を渡ったら右前方の道へ進みます。
旧街道の雰囲気が出ていて、おそらく国道の旧道でしょう。
貯金をすると、「豊後街道さかなし宿」の文字がありました。
旧街道であるだけでなく、宿場がおかれていたんですね。
この局で、阿蘇市街地の局は完訪です。
ただ、この先にも阿蘇市に属する局があるので、さらに進みます。
まだ14時になるかならないか、というタイミングです。
|
高菜漬けのお店は移転していました。
|
32 |
14:21 |
笹倉簡易郵便局 |
ささくら |
熊本県阿蘇市 |
|
国道57号を大分方面に向かっていきます。
ここからは峠越えのようになっていて、カーブが連続します。
進んでいきますが、思ったほど距離もなく、楽に進めました。
眼下に阿蘇の景色が広がって、やっぱり良いところだと思いました。
気温もぐっと下がり、開け放った窓から高原の風が吹きこんできます。
しばらく快走し、道の駅波野を通過すると、信号交差点の先に局。
商店と一緒になっていて、局の看板もよく目立っていました。
国道の交通量も少ないので、落ち着いて訪問できると思います。
さて、旧波野村の局を拾っていくことにしましょう。
|
33 |
14:29 |
波野郵便局 |
なみの |
熊本県阿蘇市 |
|
大分方面にしばらく進み、その先県道41号を右折。
県道です。国道41号じゃえらいことになってしまう。
丁字路に出たら左折、さらに道なりに県道を進んでいきます。
豊肥本線の踏切を渡ると、交差点に出ます。
あ!この踏切注意です。パトカーが張っていましたよ。
幸い、僕は必ず踏切で停止するので、全くもんだいはありません。
交差点のところに局はあり、わりと大きな局舎はよく目立っていました。
集配センターもあり、それから丸型のポストもありました。
建物もこだわっているようで、全体は見えませんが、わりと素敵なデザインです。
|
34 |
14:46 |
産山郵便局 |
うぶやま |
熊本県阿蘇郡産山村 |
|
さて、この先は大分県になるので、引き返します。
来た道をしばらく走り、国道57号に出ました。
笹倉簡易局まで戻り、交差点で右折します。
県道40号に走ると、とにかく気持ちの良い景色が広がっていました。
ぐんぐん走り、つきあたったら右折します。
県道131号に入って少し進むと、役場の向かいに局。
局舎もログハウスっぽくてかわいらしいと思います。
ここは産山村で、村の中心地に位置しています。
村内にもう1局あるので、そちらに向かっていきたいと思います。
|
35 |
14:59 |
田尻簡易郵便局 |
たじり |
熊本県阿蘇郡産山村 |
|
県道40号に入って、今度は北西を目指します。
この県道をずっと道なりに進んでいくことになります。
しばらくは山あいの道で、景色に変化はありません。
進んでいくと、公共施設のようなものが右手に出てきます。
たしかこのあたりのはずなんだけど…とバス停跡地に車を置きます。
見回すと、ゆうぱっくの幟があるので、そちらに歩いていきます。
坂を上った民家が、田尻簡易局でした。
貯金をしていると、スピーカーから大音量のラジオ体操第一が…。
「15時の時報がわりに流れるんですよ」って、なんて健康的なんだろう。
|
このあとは、草千里ヶ浜、阿蘇火口、高森町の湧水トンネル公園に行きました。素晴らしかったです。
|
さらに、南阿蘇水のうまれる里白水高原駅に立ち寄り、宿でおいしい晩御飯と温泉に大満足。
|
田尻簡易局でラジオ体操を聞いたので、最終局が15時だったのは確かです。ただ、この後観光をしたかったので、ここで今日はおしまいです。
やまなみハイウェイの雄大な景色の中を走り抜け、坊中の東登山道から一気に草千里へ。もうどこまで行っても景色が雄大です。
それから阿蘇火口に向かい、自然の怖さを肌で感じました。10分くらい散策すると、ガスの警報が出て、屋内か車内退避の指示が出ました。
数分ガスを吸ってしまったのですが、これが原因で呼吸が苦しくなり、何度も咳き込んでしまいました。うずくまってしまう人もいました。
喉は痛いままでしたが、湧水トンネル公園に向かい、旧国鉄の夢の跡を見学。ひんやりしていて、これまたとても幻想的な景色でした。
夜は栃木温泉の宿に泊まり、評判通りのしゃぶしゃぶの夕食は豪華過ぎてニヤニヤしていました。冷房いらずで、本当に気持ち良かったです。
|