旅は、舞台を京都へと移します。京都の友人宅に居候生活をするというなんともわけのわからない旅となってきました。
こうした旅は初めて…ではありません(以前に松江などでも散々居候させてもらっている)が、春の京都、考えるだけでわくわくしますね。
桜の季節の京都を満喫しつつ、友人宅のある伏見区の郵便局を中心に、ぼちぼちと拾っていくことにします。
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4月9日:長崎駅→(JR長崎本・大村・佐世保線)→佐世保駅→(JR佐世保・長崎本線)→肥前山口駅→(JR長崎本線)→鳥栖駅→(JR鹿児島
本線)→博多駅→(JR鹿児島本線)→小倉駅→(JR山陽本線)→下関駅…泊
4月10日:下関駅→(JR三陽本線)→新山口駅→(JR山陽本線)→岩国駅→(JR山陽本線)→三原駅→(JR山陽本・赤穂線)→播州赤穂駅→
(JR赤穂線・山陽本・東海道本線)→京都駅…友人宅
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円山公園の桜。夜桜は素敵。
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1 |
12:11 |
伏見墨染郵便局 |
ふしみすみぞめ |
京都府京都市伏見区 |
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伏見区の友人宅から嵐山に出かけることになりました。
友人がお休みということで、京都観光に付き合ってくれることに。
大学時代からの縁なので、積もる話もいっぱいでした。
その友人宅からも近い場所に局はありました。
京阪本線の墨染駅近くにあり、商店街の中です。
京都ということで、看板は白地のものでした。
墨染という地名も、なかなか京都らしくていいなと思います。
近辺に局があるので、徒歩で向かうことになりました。
意外と起伏があり、老体には大変こたえました。
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2 |
12:30 |
京都深草大亀谷郵便局 |
きょうとふかくさおおかめだに |
京都府京都市伏見区 |
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墨染駅前の道をそのまま上っていきます。
上ると書くと語弊があるので、東に進みます。
JR奈良線の踏切まではずっと上り坂でした。
住宅街の中に、セブンイレブンがあります。
看板は京都仕様で、ロゴは小さめ、ストライプは細めです。
路地を進んでいくと、局はありました。
郵便局の立地としては珍しく、民家に紛れ込んでいるような感じです。
こんなところに郵便局が!と思ってしまうくらいです。
まぁそんな奇怪な立地の局は、全国にいくつもあります。
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JR藤森駅→(JR奈良線)→京都駅→(JR山陰本線)→嵯峨嵐山駅
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藤森神社。そして京都駅から山陰本線に乗ります(乗ったのは普通電車)。
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3 |
14:07 |
京都愛宕郵便局 |
きょうとあたご |
京都府京都市右京区 |
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墨染駅近くから、JR藤森駅に向かいました。
この駅は比較的新しい開業です。
京都教育大学も近くにあり、学生も多くいました。
山陰本線に乗り換えて嵯峨嵐山駅で下車します。
駅北口から路地を歩きますが、狭い路地が多かったです。
清滝道に出て北上すると、局はありました。
この局には駐車場もあり、郊外の局だとわかります。
ここで友人も口座開設。局メグデビューを果たしています。
ゴム印には絵柄が入っており、通帳が賑やかになりました。
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4 |
14:23 |
京都嵯峨郵便局 |
きょうとさが |
京都府京都市右京区 |
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清滝道を南下しますが、嵐山陸橋が歩行者通行禁止です。
そのため、一本東の道から山陰本線を渡ります。
嵯峨嵐山駅の南に出て、商店街を歩きます。
ここは観光客の往来も多い道でした。
局はその道沿いにあって、古めかしい局舎がおしゃれでした。
しかし、お客さんの多さに対して局舎はあまりに手狭でした。
居場所に困るほどの狭さでした。
ゴム印はトロッコ列車のイラスト入り、風景印もありました。
こういうところは、観光地らしくてとても良いな、と思いました。
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人影まばらな嵐山。やはり大震災の影響は関西にも出ているのでしょうか。
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5 |
15:36 |
京都嵐山郵便局 |
きょうとあらしやま |
京都府京都市西京区 |
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この後は、天龍寺の北から竹林を歩きます。
テレビでしか観たことのない世界だったので感激です。
観光客が少なめで、落ち着いた雰囲気の中を歩けました。
そして、渡月橋を渡って、桂川の南に出ました。
観光客の姿もまばらな、阪急嵐山駅付近を南下します。
適当な道から府道29号に出ました。
この道沿いに局はあって、こちらは観光客の姿は皆無でした。
こんなに外れの局が嵐山局を名乗っているのも不思議な気はしました。
しかし、渡月橋の意匠の風景印は、こちらで使用されています。
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6 |
15:55 |
京都松尾郵便局 |
きょうとまつお |
京都府京都市西京区 |
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鈴虫寺に行こうということになって、歩きだします。
ただ、もしかしたらもう1局間に合うかもしれません。
府道29号をしばらく南下していきます。
♪心なしか歩調が速くなっていく。
阪急松尾駅を過ぎて、府道123号に入ります。
しばらく進むと、局は右手にありました。
15時55分過ぎに到着し、なんとか間に合うことができました。
さて、この局の写真ですが、なぜだか手元にありません。
「確かにめっちゃ撮ってたで」と友人は言うのですが…。
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鈴虫寺からの眺め。喜捨の大切さ。そして祇園四条駅近くの夜桜。
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苔寺・すず虫寺→(京都バス)→寺町御池…祇園四条駅→(京阪本線)→墨染駅
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鈴虫寺ではお坊さんのおもしろおかしいながらも有難いお話を聞いて、なんとなく自分の人生を肯定できるようになってきました。
ここからバスで四条に戻り、夕飯を食べて、今日は終電前にきちんと電車で帰宅することができました。
関西の元気な街の人たちと接していると、なんとなく自分も元気になってきます。やっぱり関西の持つパワーは計り知れないです。
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