ということで、やっとのことで夏季休暇を取得することができ、奇跡的に連休を確保することができました。
何と言えばいいのか、働くということは、こういうことなのだな、と最近やっと自覚できてきたような気がします。
やりがいのある仕事だからこそ、ということでしょうか。
その連休を利用して、東北に旅立つことにしました。行先は昨年より北、山形県ということで、たまたま行った新宿で地図を購入。
3日に夜、青梅に帰宅後時間を空けずして、夜の街道へと車を発進させました。
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4日朝は郡山南インターから4号を北上。二本松で高村智恵子の生家を訪問しました。
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国道4号をひたすら福島市内まで走りました。
そこから、栗子峠を越えるべく、国道13号で山形方面に。
次第に山深く、福島市内から続く厚い雲と、そして小雨も。
東栗子トンネルを抜けて、板谷方面に左折します。
県道154号で、そのまま板谷の集落に入り、つきあたりを右折。
小学校の分校の向かいに局はありました。
スタートに相応しい局だな、と感じるのは、山形県の入口だからだけではないですね。
この雰囲気、それから峠の真っただ中の集落。
静かな山あいの集落から、山形の旅はスタートします。
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国道13号に戻り、今度は西栗子トンネルをくぐります。
トンネル内は国土交通省の放送がラジオから自動で流れました。
なんでも、峠の前後で濃霧が発生しているから気をつけろとのこと。
言われなくとも気をつけざるを得ない天気です。
ところが!なんとトンネルを抜けると一気に青空が広がりました。
背後の山は曇天の模様。そして目の前には青と緑の世界。
県道376号に入り、燃料切れに冷や冷やしながらも、思わぬ快晴に心躍ります。
そのまま関根駅前の集落に滑り込み、走っていくと左手に局はありました。
付近は一面の水田で、気持ちの良い空と緑のコントラストが広がります。
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美しい日本の風景とは、こういう景色だな。
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3 |
09:39 |
米沢通町郵便局 |
よねざわとおりまち |
山形県米沢市 |
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県道232号を北上していきます。
だんだんと民家も増えてきて、市街地も近いようです。
踏切を渡って、一方通行の入り口で左折、さらにセブンイレブンで右折します。
北上していくと、局は左手にありました。
付近には短大や小中学校、競技場などがあります。
言ってみれば文教地区とでもいうやつでしょうかね。
民家が建ち並んで、開発の余地があるようにも思われます。
開発とはいっても、今後開発が行なわれるのかは不明ですが。
貯金と押印を済ませて、次の局へと向かいます。
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4 |
09:51 |
南原郵便局 |
みなみはら |
山形県米沢市 |
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コスモ石油の交差点を西に折れ、市道を西に進みます。
学園ロードという名前のとおり、米沢女子短大から米沢興譲館高校の隣を走ります。
興譲館高校を過ぎて、セブンイレブンの交差点を左折します。
少し先、信号を右折したところにエネオスがあるのを確認しました。
そのまま南下して、局は左手に位置していました。
貯金を済ませ、風景印押印も済ませました。
そして、この局にはゴム印が2種類用意されていました。
笹野一刀彫はきっと、飛騨一刀彫のようなものでしょうな。
最上川の源流…そうです、今回の旅は最上川に沿う旅なのです!
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5 |
10:04 |
米沢城南郵便局 |
よねざわじょうなん |
山形県米沢市 |
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県道2号、会津街道を北上していきます。
先ほど見つけた給油所でやっと燃料補給。
これで今日は燃料に関して心配しなくてもよさそうですね。
そして、JR米坂線の踏切を渡って、さらに北上します。
ちょうど駅でいうと南米沢駅のあたりになります。
米坂線といえば、何年も前に乗っていらだなぁ…。
局は左手に位置していました。
駐車場の脇の自動ドアを入ると…ATMコーナーオンリーでした。
山形大学工学部の最寄り局ということになっています。
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6 |
10:13 |
米沢大門郵便局 |
よねざわだいもん |
山形県米沢市 |
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県道2号をさらに北上していきます。
上杉博物館が左手にあるファミリーマートの交差点を右折します。
県道232号を北上するとすぐに局はありました。
この局は人の出入りが激しく、御覧の通りの混雑具合でした。
ところで、局名ですが、大門という地名の場所ではないようです。
大町と門東町の間にあるから、ということなんでしょうかね。
市街地でこういう名付けの局はそれほど多くないような気がします。
ここからは、さらに米沢市内の局を順に拾っていきます。
市街地を訪問する順序は、昨晩必死に考えたものなのです。
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7 |
10:23 |
米沢丸の内郵便局 |
よねざわまるのうち |
山形県米沢市 |
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国道121号を越えて、その先を左折します。
目印としては、地元資本の「大沼」というデパートの手前を左折です。
この道は西行きの一方通行となっているので注意が必要です。
局は、一方通行の終わった交差点の先にありました。
丸の内、というわりには、局の周囲はなんとなくがらんどうでした。
もっとごちゃごちゃした場所を想像していただけに…。
すぐ隣には興譲小学校があります。
ここでは「愛」の手拭いを頂き、大変記念になりました。
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8 |
10:32 |
米沢松が岬郵便局 |
よねざわまつがさき |
山形県米沢市 |
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興譲小学校と米沢東高校の間の道を南下します。
国道121号に出たら、その道を西に向かっていきます。
この先数局は、すべてこの道沿いにあるので安心です。
あと心配なのは、駐車場だけですね。
すぐに局は左手に現れました。
米沢信用金庫の支店のほぼ向かいに位置しているようなかっこうです。
貯金と風景印の押印を済ませました。
付近には米沢城跡があり、天地人効果でかなりにぎわったと見えます。
そしてフレーム切手を、この先何度も勧められました。
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9 |
10:42 |
米沢御廟郵便局 |
よねざわごびょう |
山形県米沢市 |
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しばらく国道を西に進んでいきます。
市街地は途切れませんが、地方の中小都市といった雰囲気です。
どことなく寂れているというか、活気がないというか。
活気というより、覇気、たるものがないような気がします。
これは東京青梅にも同じことなんですがね。
さて、局は名の通り上杉家御廟所の近くに位置しています。
先ほどからゴム印が3種類以上ある局が連続しています。
ちなみにここも3つで、「おたまや」「おしょうしな」とかあります。
「おしょうしな」は米沢の方言で「ありがとう」なんだそうです。
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10 |
10:47 |
米沢舘山郵便局 |
よねざわたてやま |
山形県米沢市 |
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国道121号をさらに西へと進んでいきます。
米沢第三中学校の付近まで行くと、局は右手にありました。
小さな局で、付近も閑静な住宅街です。
住宅街というよりは、なんとなく都市から外れたな、という感じかな。
のどかな空気と昼のやわらかい音が聞こえるような場所です。
よって、ゴム印も局名のみ、風景印も設置なし、でした。
なるほど、観光地であるエリアとそうでないエリアが分かれていますね。
貯金を済ませ、次の局に向かいます。
観光客が歩いていなさそうな景色が、この先も続いていきます。
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11 |
10:58 |
米沢城西郵便局 |
よねざわじょうせい |
山形県米沢市 |
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国道を戻っていき、米坂線の線路を渡ります。
その先の信号で左折して、県道を北上していきます。
すぐに西米沢駅から延びる県道153号にぶつかり、そこを右折します。
市街地方面に向かっていくと、局は左手に位置していました。
城の西にあるかというと、そうでもないようです。
米沢城跡はもっと南にあるはずなので…。
そして貯金を済ませ、局を後にします。
局の南が城西という住所になっています。
町の名前がそうなのだから、城の存在はどうこうしませんね。
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12 |
11:04 |
米沢中央七郵便局 |
よねざわちゅうおうなな |
山形県米沢市 |
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県道153号を東に向かい、左折のタイミングうかがいます。
適当な道に入ろうと、左折してみると失敗しました。
すこやかセンターの北で一方通行に巻き込まれます。
川の東側を北上し、そのまま国道287号に出ると、局はありました。
局の前と、それから契約駐車場も局の駐車場になっていました。
地名は局名通り、中央7丁目、なんですが、街並みは決して中央ではないようです。
下町ムードというか、駅からも遠く、昭和の匂いがします。
したがって、風景印の設置も絵柄入りのゴム印もありませんでした。
観光地化されていない集落や街並みを旅するのも、これまた楽しいんですがね。
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13 |
11:13 |
米沢春日郵便局 |
よねざわかすが |
山形県米沢市 |
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国道287号から、県道101号に入ります。
県道101号は北上している道です。
クランクを過ぎて、さらに進んでいくと、左手に局はありました。
県道には長町通りという名前も付いているようですね。
局には初め車が数台いて、お客さんも数人いました。
ただ、入れ替わりでお客さんがいなくなり、待ち時間はありませんでした。
市街地ではこの局が最も北の訪問でした。
この局の次が米沢局、つまり米沢市で最も中心的な局です。
とはいっても、だいぶ市街地を外れているんですがね。
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14 |
11:26 |
米沢郵便局 |
よねざわ |
山形県米沢市 |
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県道152号、米沢環状線まで戻ります。
米沢環状線を東に(外回りで)進んでいき、市役所の前で右折します。
すると、すぐに局は左手に位置していました。
大きな局でありながら、車も少なく、お客さんも少なめ。
やっぱり8月というのはお客さんが少なめなんですね、いいことです。
ゴム印は久しぶりの赤いスタンプ台でした。
最近は通達もないのに、黒インクが増えてきた気がしますね。
ときどきカラーのインクがあると鮮やかでおもしろいんです。
さて、さらに市街地の局を拾っていきます。
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15 |
11:36 |
米沢花沢郵便局 |
よねざわはなざわ |
山形県米沢市 |
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米沢環状線を東に進んでいきます。
奥羽本線、山形新幹線の線路を跨線橋で越えます。
すぐに右折したいですが、ここは右折禁止となっていました。
次の交差点で右折し、さらに戻ってきます。
跨線橋の側道を進むと、局はありました。
花沢というと、サザエさんがふと頭に浮かんでしまいます。
局を出発し、今度は駅方面へと進んでいきます。
途中の踏切では、新幹線が東京方面に走って行きました。
新幹線が走っている踏切…うーん、見慣れない光景ですね。
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16 |
11:47 |
米沢駅前郵便局 |
よねざわえきまえ |
山形県米沢市 |
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下花沢弓町通りという道を南下していきます。
さらに、下花鉄砲町通りで線路のアンダーまで出ました。
線路をくぐってすぐ左折、米沢駅前の交差点に出ます。
ここは五叉路になっていて、右手前の県道に進みます。
この道は県道6号、米沢停車場線という道になっています。
局はすぐに左手にありますが、駐車場は見つからず、ちょっと銀行を拝借。
この局のゴム印はおもしろいもので、4つが用意されていました。
米沢の味「Apple」「Beef」「Carp」とはおもしろいものだと思います。
鯉が有名だとは知らなかったので、新たな発見です。
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米沢駅。なかなかおしゃれな駅です。
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17 |
12:02 |
万世郵便局 |
ばんせい |
山形県米沢市 |
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いよいよ米沢市街地を離れます。
米沢駅がいかに市街地の外れに位置しているかということですね。
駅の南にある跨線橋で駅の東に抜けていきます。
マックスバリュの北の県道1号で国道13号米沢バイパスを渡ります。
さらに東に進み、県道235号を南下、ファミリーマートを左折します。
集落の中を進んでいくと、左手に局は位置していました。
大きな局舎で、集配センターも入っていました。
写真の雰囲気を見ると、なんとなく北海道の局のようにも見えなくありません。
雪国の局舎の造りって、独特なんですよね。
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18 |
12:12 |
上郷郵便局 |
かみごう |
山形県米沢市 |
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県道235号を北上していきます。
周囲は田園風景ですが、アルカディアなんていう地名の場所もあります。
開発が少しずつ進んでいるような印象も受けました。
しばらく北上、米沢工業高校の隣を過ぎ、左に折れ、さらに信号を右折します。
そのまま北上し、高畠方面と道が分かれるところに局はありました。
この局には2人の外国人のお客さんが来ていました。
こんなのどかなところで珍しいな、と思いました。
近くには工場があるんだと思います。
局の風景印の形は牛の顔の形で、米沢牛を摸しているんでしょうか。
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19 |
12:24 |
中和田郵便局 |
なかわだ |
山形県東置賜郡高畠町 |
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高畠方面へと進んでいきます。
基本的に北東に進んでいき、途中からは県道1号になります。
交通量の少ない道が、田んぼの中を貫いていました。
しばらく走って、土合川を渡ります。
ファミリーマートの交差点を右折し、コスモ石油付近から集落の中へ。
その道沿いに局はありました。
この局は静かな集落の中にあり、お客さんもいませんでした。
昼下がりの郵便局は静かなものです。
これが都心部だと、昼休みとかで大混雑なんだろうな…。
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20 |
12:37 |
亀岡郵便局 |
かめおか |
山形県東置賜郡高畠町 |
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県道1号を北上し、砂川の橋を渡る手前で左折します。
川沿いを北西に進むと、県道101号の交差点に出ます。
交差点を右折、局を探しながら北上します。
…あれ、ないなー。
そうなんです、局は交差点のすぐ近くにあったんです。
オレンジ色のポールばかりを探していたんですよね。
この局にはポールがありませんでした。
だから見つからなかったわけだな。
風景印は桜の花の形なんでしょうか、変形印です。
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21 |
12:49 |
高畠郵便局 |
たかはた |
山形県東置賜郡高畠町 |
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県道101号を北上していきます。
ほんとにのどかな景色で、身も心も洗われます。
こういう景色が、いままで当たり前だったんだけどな。
あ、いまでも同じか、それは…。
国道399号に入り、高畠の市街地を進みます。
地方の中規模の町に見られるような市街地です。
局舎は比較的大きなもので、右手に位置していました。
貯金を済ませ、風景印の押印をお願いしました。
風景印はぶどうの形で、これはこの地域の特産物なんでしょう。
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22 |
13:05 |
屋代郵便局 |
やしろ |
山形県東置賜郡高畠町 |
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国道を北上していきます。
国道113号と合流する手前で、屋代川を渡ります。
川を渡ったら、すぐに左折して川の右岸を進んでいきます。
この道は国道の旧道なのか、街道筋の匂いがぷんぷんします。
街道筋だからこそ郵便局があるんですがね。
狭い道を進んでいき、そのまま行くと右手に局はありました。
風景印はラフランスでしょうか、洋ナシの形です。
屋代というと、これまた千曲市の屋代を思い出してしまいます。
大学2年のころ、屋代でもバイトしていましたからね。
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23 |
13:17 |
沖郷郵便局 |
おきごう |
山形県南陽市 |
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国道に出て、南陽高畠インターの交差点に出ます。
赤湯バイパスに入り、快適な道を一気に進みます。
バイパスの入口には「無料」の文字があったので安心です。
奥羽本線の線路を越えて、次のランプを下ります。
県道102号に入り、進むと左手に局はありました。
交通量の多い道で、駐車場も狭く、ちょっと焦りました。
風景印の設置はなく、南陽市の局初訪問となりました。
そもそも「南陽市」という都市が存在したことをあまり知りませんでした。
日本には、まだまだ知らない街がいっぱいあるもんですね…。
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24 |
13:22 |
赤湯駅前簡易郵便局 |
あかゆえきまえ |
山形県南陽市 |
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県道102号を進み、奥羽本線の線路をくぐります。
奥羽本線(山形新幹線)と書いた方が適切でしょうかね。
県道156号に入り、赤湯駅前に出ます。
赤湯駅は山形新幹線も停まる南陽市の玄関口です。
とはいっても、やっぱり地方のローカル駅といった雰囲気です。
いや、駅の建物自体は現代的で素敵なんですがね…。
駅前の目抜き通りを進んでいくと、局は左手に位置していました。
駅前というには少し距離があるような気がしました。
そしてこの建物の雰囲気が、何より地方の駅前のムードを漂わせていますね。
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25 |
13:28 |
南陽郵便局 |
なんよう |
山形県南陽市 |
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県道156号を東に進んでいきます。
さびれた温泉街に突入していくんですが…確かに寂しい景色。
橋を渡ると、つぶれたスーパーに旅館、廃墟の連続。
そんな中を進み、信号を左折すると局はありました。
南陽市の中心局、南陽郵便局。
大きな局舎が都市の中心という雰囲気を辛うじて残しています。
とはいえ、事業会社の支店は置かれておらず、寂しい限りです。
赤湯温泉がどれほど有名かはわかりませんが、ちょっと寂しいですね。
窓口スペースもかなり持て余しているような気がしてしまいました。
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26 |
13:40 |
小岩沢簡易郵便局 |
こいわざわかんい |
山形県南陽市 |
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県道246号に入ります。
赤湯の中心地に入ったのか、新市街といった雰囲気です。
道路の整備も進んで、このあたりは活気があるような気がしました。
国道13号を北上、すぐにバイパスに合流することになります。
進んでいくと、山の間を縫うように国道は続きます。
JR中川駅付近にくると、局は右手にありました。
車の切れ目を待って局に車を停めます。
最近移転したのか、地図の場所とちょっと違い、局舎もきれいです。
飲食店の駐車場の一角にあるといった雰囲気でした。
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27 |
13:53 |
中山郵便局 |
なかやま |
山形県上山市 |
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国道13号を北上していきます。
上山市にとうとう突入しました。
山形県の地理には詳しくないので、そういう市があるんだな程度しか知りませんが…。
交通量も多く、とりわけトラックの多い国道を北上します。
羽前中山駅の前を通過し、はっとして旧道に入ります。
旧道沿いを戻ると局はあり、無事訪問できました。
幹線国道沿いの局は、こうして旧道沿いにあることが多いですからね。
中山郵便局、というシンプルな名前も、大きな街道沿いの局といった感じです。
駅名が羽前中山と旧国名を冠しているのは、この駅が戦後の開業だからですかね。
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中央のスカイタワー41は、山形県一高い41階建ての建物。
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28 |
14:08 |
藤吾郵便局 |
とうご |
山形県上山市 |
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国道を進み、しばらく先でランプを下ります。
さらに、複雑に進みますが、踏切を渡り、さらに国道の南へ。
県道266号に入り、局はその道沿いにありました。
ここは地名が藤吾というのですが、おもしろい地名です。
藤吾といえば建築家村野藤吾が頭に浮かびますね。
名古屋の丸栄本店や奈良の橿原神宮前駅などを設計した人です。
話が大幅にそれてしまうのでこの辺にしておいて、局は地味なものでした。
集落自体が、それほど何があるというわけではないんですがね。
風景印もなく、次の局へと向かっていきます。
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29 |
14:19 |
楢下郵便局 |
ならげ |
山形県上山市 |
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県道13号、羽州街道を南下していきます。
上山七ヶ宿線なんていう名前が付いています。
しばらく進んでいくと、楢下宿の入り口の看板が建っていました。
楢下宿という宿場をまったく知らなかったのですが、意外と有名でしょうか。
地図にも、名所旧跡マークで大きく目立たせてあります。
そのわりに、中山道の宿場のような雰囲気はないんだけどな…。
車で走っていても、人っ子ひとりいませんでした。
局もこれまた観光地とは思えないほど地味なものでした。
風景印も置いていなかったので、どういったことかと考えてしまいました。
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意外と有名?楢下宿。
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30 |
14:25 |
東簡易郵便局 |
あずま |
山形県上山市 |
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県道263号に出ます。
楢下からはそれほど距離はありませんが、集落に入ります。
道選びを誤り、東小学校の前に出ました。
とりあえず県道に出られたので良しとしましょう。
県道を進むと、局は道路の北側に位置していました。
小ぢんまりとした簡易局で、静かな場所だなと思いました。
ところで、丸型ポストがこれまたかわいらしく似合っています。
「本日も安全運転ごくろうさま」の看板がいいですね。
変に標語化していないストレートな言葉、これもいいものです。
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31 |
14:32 |
宮生郵便局 |
みやおい |
山形県上山市 |
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県道263号を上山市街地方面に進んでいきます。
目の前には、例の高層マンションが迫ってきます。
41階建てというのはやはりでかい。
周囲が田んぼなので、それがどれほどの大きさなのかはわからない。
しかし、この地にこのビルは異様そのものである…。
局は県道264号との合流地点にありました。
宮生という地区にあるものの、それが変換されません。
それもそのはず、宮脇と下生居という地名の合成地名でしょう。
さて、上山市街地の局を攻めていくとしましょうか。
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32 |
14:41 |
上山高松簡易郵便局 |
かみのやまたかまつ |
山形県上山市 |
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県道263号で市街地を目指していきます。
高層マンションの真下を通り、川を渡って、市街地に突入。
上山市役所のところで左折して、国道458号の交差点を目指します。
上山って漢字で書くとパッとしないですね。
山形新幹線の「かみのやま温泉駅」のイメージが強いんですね。
駅名の持つインパクトってほんとに大きいんだな。
国道に合流してすぐのところ、商店に局は併設されていました。
駐車場は広くとられているので安心です。
交差点に面しているので、出庫時は信号とのにらめっこでした。
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33 |
14:49 |
上山郵便局 |
かみのやま |
山形県上山市 |
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上山市役所前の道を進んでいきます。
市街地の真ん中を貫く道だけあって活気があります。
まぁ、一時代前の温泉街の目抜き通りといった感じです。
カミンというスーパーマーケットの前で右折します。
ここはきっと、上山っ子の集まるお店なんだろうな、なんて思いながら。
かみのやま温泉駅に続く道沿いに局はありました。
ここには事業会社の上山支店が入っています。
大きな局舎で、お客さんも数人いました。
ゴム印はかかしのイラストが入っていて、これはお祭りのものだそうです。
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34 |
14:58 |
上山十日町郵便局 |
かみのやまとうかまち |
山形県上山市 |
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さて、困りました。
今日は移動距離が長いので、時間切れになるだろうと、上山までしか考えていません。
上山の局の駐車場で、携帯電話から付近の局を検索します。
最寄駅検索をすると、以前の地図形式で表示され便利です。
近くに局があるというので、カミンまで戻って来ました。
右折して、すぐに城へと続く道を上ります。
局は左手にあり、駐車場は向かいの土地を指していました。
この局にはゴム印が3種類あって、かかし、花笠、お城でした。
どれも上山らしくていいな、とおもうデザインです。
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35 |
15:05 |
上山旭町郵便局 |
かみのやまあさひまち |
山形県上山市 |
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県道13号から12号に入り、市街地を北上します。
温泉街は続き、バス停も共同浴場前、などという名前です。
ここは十日町温泉という温泉なんだそうです。
その先、左前方に道が延びるので、そちらへ進みます。
右手に広めの道が見えたら右折。
県営住宅の集合住宅群の中に局はありました。
集合住宅といっても、ニュータウンのような雰囲気ではありません。
もっとのんびりした雰囲気がありました。
ゴム印には「山形県」の文字が入っていました。
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36 |
15:16 |
村山中川郵便局 |
むらやまなかがわ |
山形県上山市 |
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県道12号に戻り、さらに北東に進みます。
弁天交差点に出て、右折しても県道12号です。
白石上山線という名前なので、この道は蔵王の山を越えているんですね。
橋を渡って、国道13号を過ぎます。
なだらかな上り坂を進んでいき、局は左手にありました。
この傾斜具合は蔵王川の河口集落なんだろうな。
局名の「村山」は村山市のことではなく、置賜、村山、庄内…の村山ですね。
今後も何度か、村山市でもないのにこういう村山の冠に出会いました。
今回の旅では、今後3日間でも村山市の局を訪問することはありませんでした。
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37 |
15:25 |
半郷郵便局 |
はんごう |
山形県山形市 |
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国道13号まで一気に下って戻ります。
蔵王大橋という橋を渡りながら山形市に近づきます。
右手にリナワールドという山形の娯楽施設がありまあした。
聞いたことはありますが、ここまでローカルだとは思いもしなかったぞ…。
金瓶交差点から県道267号に入ります。
しばらく進むと、左手に局はありました。
蔵王半郷という地名なんですが、なんだか飯ごう炊さんを思い出します。
キャンプ場でのご飯炊き、頭に浮かんで一気にかき消します。
仕事のことは忘れよう、そう心に誓って旅を続けます。
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38 |
15:38 |
金井郵便局 |
かない |
山形県山形市 |
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国道13号に出て、山形市街地に向かって走ります。
しばらく走ると左手に蔵王自動車学校がありました。
何度も目にしている教習車はここのものです(そして今後もよく見かける)。
蔵王成沢交差点を左折し、橋を渡って地図通り蔵王駅前に出ます。
しかーし、紙の地図の場所に局はありません…。
裏切られた思いで携帯電話検索をすると、もっと手前だったようです。
どうやらこの場所…というところにオレンジのポールを見つけ安心。
なんと、ヤマザワ(県内で多数見かけるスーパー)の中に局があります。
大規模なモールならよく見ますが、この規模のスーパーの局は珍しいです。
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39 |
15:48 |
本沢郵便局 |
もとさわ |
山形県山形市 |
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まだ時間があります。
ヤマザワの駐車場で検索して、県道170号に入ります。
しばらくは北上していきます。
東北中央自動車道をくぐり、その先、エッソの交差点で左折します。
国道458号にぶつかったら右折します。
局はすぐに左側にありました。
こちらの局は山形市街地からは少し距離があります。
局名に山形が冠されていないことからもそれがわかります。
さて、15時50分、どうしようか迷いつつ、とりあえず…。
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40 |
16:06 |
山形南郵便局 |
やまがたみなみ |
山形県山形市 |
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国道348号を山形市街地方面に向かいます。
橋を渡ると、山形の市街地に入ります。
後発的に発展している地域のようで、大規模な商業施設も建ち並びます。
すき家の交差点を右折して、南下します。
イオンの交差点を左折、さらに東へ向かっていきます。
しばらく走って、奥羽本線の線路をくぐります。
くぐってすぐに、左折していくと局はありました。
この局は大きな局で、事業会社の山形南支店も入っています。
風景印はべにばなの形のようで、変形印でした。
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41 |
16:52 |
山形中央郵便局 |
やまがたちゅうおう |
山形県山形市 |
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41 |
16:52 |
ゆうちょ銀行山形店 |
やまがた |
山形県山形市 |
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国道112号に入って、市街地へと北上していきます。
山形市街地に近づくにつれて、交通量も増えていきます。
それでも広がらない道幅。
だんだん渋滞してきましたよ…これはまずい…。
そして明日から始まる花笠のために七日町通りは通行規制。
大渋滞に巻き込まれながら山形駅前に。
迂回しまくって、なんとか山形中央局の裏手に。
警備員さんに行き先を告げると、規制区間に入れてくれます。
やっとのことで到着し、風景印の押印もしてもらいました。
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今日は何と41局の訪問という大収穫になりました。旅の初日が好調だと、この先も期待ができますね。ほっとして車へ。
この日は天童に宿をとっていたので、このあとは国道13号に出て天童市へと北上していきました。
それから天童の宿に入り、ネットで翌日の予定を立てながらゆっくりと過ごしました。山形で過ごす、夏の夜もいいものです。
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