今日のなんとなくの予定は、山中湖から箱根に抜けることだけでした。
箱根に宿が取ってある以外はあまり計画もろくに立てていなかったので、宿で地図と格闘。
と、思い出してしまった津久井郵便局津久井青根分室の存在。
ということで、スタート地点を神奈川県にしての2日目、早速宿を8時に出発することにします。
ただ、今日は不吉だったんです。まず、カーステレオが無期限ストライキに突入しました。動きません。
FMも聞けず、無音の運転はひたすらしんどい感じです。そして機械故障に縁がある日となってしまいました。
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朝一番の富士山も、これまた美しい。
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1 |
09:18 |
内郷郵便局 |
うちごう |
神奈川県相模原市 |
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朝一番の高速走行は気持ちのいいものです。
それほど飛ばす必要もないので、ゆったりと法定速度で相模湖へ。
エンジンの回転数は3000以下。これめっちゃ燃費いいな。
相模湖インターを降りた時点で8時50分を余裕で過ぎる。焦る。
国道412号に入り、渋滞にはまり、それでも9時15分には内郷局到着。
しかし、端末がダウンしていて、復旧のめどが立たないとのこと。
仕方ないのでATMで預け、ゴム印をもらいます。
風景印を押してもらっている間に端末が復旧しました。
ということで、もう100円預けていつものスタイルになりました。
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2 |
09:33 |
相模湖郵便局 |
さがみこ |
神奈川県相模原市 |
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国道412号を相模湖方面へと戻って行きます。
軽く山越えなので、前にバスがいるとちょっと進みません。
途中で工事が行なわれていて、さらに時間のロス。
甲州街道に合流し、少し西に向かうと局。
比較的大きな局で、集配局の名残がありました。
そういえば相模原市は政令指定都市に移行するんだっけ。
となると、このあたりは独立した区になるのかな。
今後も目が離せません。
今後のルートについて、局員さんとちょっと話になりました。
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3 |
09:46 |
吉野郵便局 |
よしの |
神奈川県相模原市 |
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そんな甲州街道を西へと向かっていきます。
いくつかくねくねとして、そのまま相模湖インター付近に。
ここは旧藤野町のエリアで、相模湖インターも実は藤野にあったわけです。
手元の地図では合併前の地名なので、相模原市の文字はありません。
局は甲州街道沿いにありました。
反対車線の上に、車がたくさんいて、ちょっと苦労しました。
ゴム印には芸術の町のキャッチフレーズが入っています。
芸術にちなんだものが何かあるのでしょうが、わかりませんでした。
局を出る頃には、お客さんはほとんどいませんでした。
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4 |
09:54 |
日連郵便局 |
ひづれ |
神奈川県相模原市 |
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甲州街道を西へ少し進みます。
長らくお世話になった国道20号も、ここでお別れです。
県道76号に入り、相模川を渡ります。
その先、地図では県道520号に局があるように描かれています。
しかし、現場には局はなく、県道76号に戻りました。
県道76号沿いに局はあったので、地図は間違いです。
局名は「ひづれ」と訓読みをさせるようになっていました。
「にちれん」とでも読むのかな、と思っていただけに、意外でした。
藤野市街地から離れ、南下していきます。
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5 |
10:03 |
牧野郵便局 |
まきの |
神奈川県相模原市 |
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県道76号をしばらく南下していきます。
山深くなっていき、相模原市とは思えない雰囲気に。
相模大野の駅と同じ自治体だと考えると、不思議な感じです。
その先、局は右手に位置していました。
道路自体は狭いもので、注意が必要でした。
局内はひっそりとした感じで、周囲の雰囲気も田園風景。
途中でATMのお客さんがいたので、やっと人の気配、といった感じです。
この町が政令指定都市に移行するというのも不思議なもんです。
まぁ、静岡葵区の北部や、札幌南区南部はこんな感じなんでしょうが。
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6 |
10:20 |
津久井郵便局津久井青根分室 |
つくいあおね |
神奈川県相模原市 |
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県道76号をしばらく南下していきます。
山あいを走る道だけあって、日影が多いです。
それでも雪があまり目につかないのは、太平洋側っていうことでしょうか。
しばらく走ると、ダンプカーが何台か走るようになりました。
ヘアピンカーブ区間を抜けると、国道413号に出ます。
バイパスに入らずそのまま国道を横断すると、国道旧道に局。
局への訪問者が多いのか伺ったところ、「最近は落ち着いちゃって」とのこと。
やはり開局当初は多くの人が来たんだそうです。
記念品のタオルもいただき、うれしい分室訪問となりました。
それにしても、ひっそりとしたこの集落の局の今後が気になります。
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7 |
10:53 |
道志郵便局 |
どうし |
山梨県南都留郡道志村 |
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国道413号を西へと進んでいきます。
しばらく行くと、山梨県に戻りました。
山梨と神奈川はこんなに自然な形で接しているんですね。
そこからもしばらく道のりは長く、10キロ以上走ります。
道志村役場のあたりから集落は栄えてきました。
学校やドライブイン、電話交換所、旅館、駐在所などが建ち並びます。
その先に局はありました。
この局には先客がいて、ちょっと処理に時間がかかりました。
こういうときに融通が利かないのが、都会の局ではないな、という感じです。
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8 |
11:55 |
富士吉田郵便局 |
ふじよしだ |
山梨県富士吉田市 |
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ここからが本格的に山越えで長いんです。
国道413号から県道24号に入ります。
ほんとに山越えといった感じで、走りやすいながらも単調な道が続きます。
天気がいいからいいものの…でした。
都留文科大の附属小学校を見つけたのには驚きでした。
都留市街地は昨日訪問済みなので、国道139号に出てもひたすら走るだけ。
富士吉田郵便局到着までおよそ1時間、ひたすら無言で走っていた感じです。
カーステレオがないだけでこんなにも淋しいものだとは思いもしませんでした。
局は案の定かどうか、わりにお客さんが多くいました。
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9 |
12:05 |
富士吉田本通郵便局 |
ふじよしだほんどおり |
山梨県富士吉田市 |
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富士吉田局の南で右折します。
その先、金鳥居前交差点を右折、国道139号を北上します。
しばらく行くと、局は左手にありました。
駐車スペースは向かいにあったので、そちらに停めました。
雪かき中で、このあたりはかなりの積雪がありましたね。
この局には風景印が設置されていました。
ところで、局名ですが、ここは富士吉田本通、となります。
昨夕に訪問したこの局の北に位置する局は「吉田本町」と富士がつきません。
会津若松=若松駅前のような前半カットの一例なのかな、と思います。
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10 |
12:20 |
上吉田郵便局 |
かみよしだ |
山梨県富士吉田市 |
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地図によると、次の上吉田局は道の南側になっています。
ということで、局が左手に来るようにうまく調整します。
そのためにいろいろルートを練ったのに…。
国道138号を走ると、局は道の北側に位置していました…。
ほんとに今日はついていませんね。
局は駐車スペースが引っこんでいるので、転回しやすかったです。
この局の訪問を以って、富士吉田市の局を完訪することができました。
ここからは太平洋側、ついに静岡県入りを目指すことになります。
山梨県内の村の局を、まずは拾っていきます。
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11 |
12:35 |
忍野郵便局 |
おしの |
山梨県南都留郡忍野村 |
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国道138号を山中湖方面に向かっていきます。
道の駅富士吉田がありますが、用事がないので立ち寄りません。
道の駅って、最近多すぎて、特色がなくなっていますよね…。
まぁ、仮眠できる場所としては重宝しているんですがね。
ちなみに岐阜県恵那市の山岡の道の駅は、実家のお気に入りなんです。
話を戻して、忍野村方面へと道をそれ、県道717号に入ります。
村の中を走っていくと、局は県道沿いにありました。
風景印こそないものの、絵柄入りのゴム印が使用されていました。
村唯一の局なのに風景印がないのには意外でした。
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12 |
12:50 |
山中湖郵便局 |
やまなかこ |
山梨県南都留郡山中湖村 |
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県道717号で山中湖村に入ります。
進んでいくと、富士山がほんとにいい角度で目に飛び込んできます。
余計な建築物がない場所からの眺めは格別です。
花の都公園とかほんとに余計だな、とか思いました。
国道138号に入り、南を目指します。
ガソリンスタンド付近で国道の一本南西の道に出ます。
局の看板があったので、それに従って局へ到着しました。
ここもひっそりとした立地で、なんだか鳥のさえずりでも聞こえてきそうです。
局内もシーンとしていて、避暑地の冬はいいな、と思いました。
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富士山はどこからでも見えます。
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13 |
13:04 |
旭日丘郵便局 |
あさひがおか |
山梨県南都留郡山中湖村 |
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山中湖村役場付近から、国道138号に出ます。
雪が積もっているところもあって、アイスバーンになっていまいた。
国道に出ると雪はなく、そのまま御殿場方面に向かいます。
御殿場方面と道志方面に分かれる交差点が旭日丘交差点です。
交差点付近に局はあり、車は湖畔の駐車場に停めることになります。
ただ、有料駐車場というわけでもなく、またシーズンでもないのでガラガラです。
少し歩くと局はあり、局の前の小路は雪があり滑りやすかったです。
局付近はお土産物屋などが並ぶ観光地といった雰囲気です。
よって、今日のような冬の日は、いうまでもなく一村の小さな局というわけです。
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14 |
13:13 |
平野簡易郵便局 |
ひらの |
山梨県南都留郡山中湖村 |
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国道413号を道志方面に向かっていきます。
交通量も少なく、山中湖と富士山がよく見えます。
しばらく走っていくと、次の集落に入ります。
左手にカーブして、セブンイレブン付近に局。
駐車スペースが見つからなかったので、セブンイレブンに停めました。
局内は狭く、先客がいたので立場所に困りました。
ただ、「お先にどうぞ」と譲っていただけたので、すぐに済みました。
ゴム印には山中湖畔の文字が入っています。
たしかに湖畔に位置し、セブンイレブン越しに富士山がよく見えます。
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15 |
13:33 |
須走郵便局 |
すばしり |
静岡県駿東郡小山町 |
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旭日丘交差点まで戻って、御殿場方面に向かいます。
国道138号ですが、静岡県に入った途端に雪はなくなります。
なるほど、これが太平洋側というやつですね。
だんだん高度が落ち、須走交差点に出ました。
そこを左折して、県道151号をしばらく走っていくと局はありました。
今日は神奈川に始まり、山梨、静岡と三県跨ぎです。
この局は集配局の匂いのする局でした。
ゴム印にも富士山、風景印は登山口のイラストでした。
この旅で押される風景印にはほとんど富士山が描かれています。
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16 |
13:53 |
北郷郵便局 |
きたごう |
静岡県駿東郡小山町 |
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県道151号を東へと進んでいきます。
小山の市街地に向かう道ですが、まっすぐな道です。
しばらく進むと、赤色灯が見え、前後の車ともども一気に減速。
しかし、取り締まりではなく事故の処理中でした。
ずいぶん派手な事故のようでしたが、無事を祈るしかないですね。
そんな変わりない景色の中を進み、出光の交差点を右折します。
学校の先に局はあり、付近には下校中の児童がたくさんいました。
神経をすり減らしながらも、広くて助かる駐車場へ。
この局では風景印を見ながらいろいろ話がはずみました。
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17 |
14:01 |
高根郵便局 |
たかね |
静岡県御殿場市 |
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北郷局からはいよいよ南下していきます。
道なりに進み、国道246号に出たところ、そのまま直進。
国道246号といえば、渋谷あたりまで伸びている道ですよね。
車で走ろうとは、なんだか不思議な感じです。
県道394号を右折して、南下して行きます。
しばらく走っていくと、局は右手にありました。
ここはとうとう御殿場市で、市街地の郊外といった感じです。
付近は田園風景が広がり、長閑な住宅地といった雰囲気。
ここからはしばらく、御殿場市内の局を拾っていきます。
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18 |
14:15 |
御殿場上町郵便局 |
ごてんばかみちょう |
静岡県御殿場市 |
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県道394号をそのまま南下していきます。
住宅や商店が密になり、市街地に突入した感じです。
県道78号に合流し、南西に進むと局…があるはずでした。
しかし地図の場所に局はなく、うろうろした揚句、携帯で検索。
そして、大幅に移転していることが判明し、その場所へ向かいます。
たしかに局舎はまだ新しく、移転したんだろうな、といった印象です。
ゴム印には「御殿場発祥の地」とあります。
所在地が御殿場市御殿場なので、御殿場のルーツがありそうですね。
それにしても、御殿場、という地名に由緒正しいものを感じます。
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19 |
14:28 |
御殿場郵便局 |
ごてんば |
静岡県御殿場市 |
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県道78号で御殿場市街地方面へ向かいます。
御殿場市役所のところで県道394号になります。
なおも南下していくと、局は左手に出てきました。
しかしながら、この局の駐車場は裏手にありました。
駐車場から窓口までが遠い遠い。
これはかなりの運動になりましたね。
駐車場の何箇所かに分かれていて、ごちゃごちゃしていました。
局はそれほど混雑しているわけでもなく、すぐに用事は済みました。
御殿場市の中心局を訪問し、あとはいくつか拾っていきます。
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20 |
14:40 |
御殿場東田中郵便局 |
ごてんばひがしたなか |
静岡県御殿場市 |
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御殿場局の南の湯沢交差点を左折します。
県道401号に入って、御殿場線の線路をまたぎます。
その先、局は左手にありました。
御殿場局からの距離はあまりなく、近いと思います。
この局の印象は何といっても、匂いだと思います。
といっても、匂いのもとは向かいの焼肉屋さん。
ものすごく肉の焼けるいいにおいが食欲をそそりました。
朝ごはん以来何も食べていないので、何か食べたくなってきました。
ただ、匂いのもとを断ちきると、食欲は待たなくなり、臨戦態勢に。
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21 |
14:48 |
御殿場森之腰郵便局 |
ごてんばもりのこし |
静岡県御殿場市 |
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県道を戻り、再び御殿場駅付近に。
県道394号を南下していき、御殿場駅を左手に見送ります。
そのまま進み、昭和シェルの信号で右折をします。
すぐにまた左折して、細い道を南下していきます。
局は左手にあり、駐車場もきちんとありました。
貯金と風景印押印は難なくクリアしたんですが、この局であることに気付きます。
たしかにあったはずの切手50円2枚が行方不明になっていました。
おそらくこのいくつかの局の間に落としてしまったんだと思います。
100円分だからいいものの、落し物には気を付けていかねば、と思いました。
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22 |
14:59 |
玉穂郵便局 |
たまほ |
静岡県御殿場市 |
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少し北上し、県道153号まで北上します。
左折し西に進みますが、西日がまぶしく、天気の良さを改めて実感します。
国道246号を渡って、なおも西へ進みます。
この道は県道23号で、北西へと進んでいく道です。
国道469号に出たところで右折して進むと、左手に局。
付近は住宅地で、人影も疎らです。
お客さんもいなかったので、すぐに受け付けてもらいました。
御殿場市内にはあと何局かあります。
この時間なら、すべて回りきることも可能でしょう。
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23 |
15:13 |
御殿場原里郵便局 |
ごてんばはらさと |
静岡県御殿場市 |
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国道469号を南下していきます。
原里支所のところで右折しますが、それでも国道です。
富士市に続く道のようで、交通量も多めです。
特に大型車が多いような気がしました。
しばらく進むと、局は左手にありました。
広い駐車場が確保されているので助かりましたね。
この局でも時間はかからず、すぐに出発することができました。
久しぶりにみけかる50円切手があったので、今後のために買っておきました。
今回の旅では、切手の購入量が割と多いです。
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24 |
15:43 |
須山郵便局 |
すやま |
静岡県裾野市 |
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本来ならば、富士岡の局に向かうはずでした。
ただ、左折箇所を通過してしまい、やむなく直進します。
国道469号を進んでいくと、しばらく走った後に須山につきました。
その集落の中心に、割と大きな局はありました。
国道は、山川にショートカットルートがあるせいか、ほとんど交通量がありません。
ところでこの局では、風景印の年活字の「ドット」がないということで騒ぎになりました。
陰影が薄いだけなのか、点がないのかはわかりませんが、時間がかかりました。
おかげで小一時間滞在するはめになり、この局が最終局に。
まぁ、山側の孤立局を訪問できたので、これでよしとしましょう。
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このあとは、御殿場市内に戻って、そこから乙女峠経由で箱根入りしました。
宿は箱根に取っていたので、17時頃にはチェックインすることができ、温泉とのんびりな夜を楽しむことができました。
なんだかんだで神奈川県にきているわけで、車で関東に来るというのも、距離を感じなくなりました。
次の日の予定を立てながら、ちょっと早めに就寝することにしました。
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