大手町駅で9時きっかりに待ち合わせました。
　そして、C1出入り口から地上へ上がります。
　KDDIビルは目の前で、建物に入ると局はすぐにわかりました。
　友人は以前「KDD」を名乗っていたころに訪問しているようです。
　彼の方が旅行貯金歴は圧倒的に長いわけです。
　朝一番の訪問を果たしました。
　朝9時のオフィスビルというと、なかなかに静かなものでした。
　この界隈の特徴を映し出しているような局だと思いました。
　ここから、丸の内方面へと少しずつ進みます。

　丸の内方面へと歩いていきます。
　朝日を浴びながらのウォーキングは悪くはないですね。
　ただ、ビル一つ一つが大きなもので、地図で見るより遠いです。
　大手町ビルの中、1階に局は入っていました。
　地下にあることが多い都心のビル内局のわりには珍しいかな、と思います。
　あまり珍しくないかもしれませんが…。
　友人はこの局は訪問済みで、改称もないため訪問せず。
　ということで、荷物持ち当番をさせてしまいました。
　なんだか、東京でこうして友人と歩いているのは、不思議な気分です。

　国道1号を隔てて、大手町ビル内局からは南東に位置します。
　やはり方向感覚を失いがちですので、ビル名を確認しながら進みます。
　まったく、わかりづらいことこの上ないです。
　一度訪問した局でも、局の場所を忘れてしまいそうですね。
　局はビルの地下に位置していました。
　すばらしいことに、友人は局の場所を覚えていました。
　このビルにはみずほ銀行も入居しています。
　まぁこのあたりのビルには銀行なりなんなりがたくさん入ってわけがわかりません。
　覚えていけたら、立派な東京人になれるのかな。

　東京駅の丸の内口までやってきました。
　駅前の局は、迷うことはありません。
　ですが、横断歩道の造りなどで、なかなか局にたどりつきません。
　局自体は東京中央郵便局時代に訪問していました。
　ですが、直営店…というかゆうちょ銀行の本店になったため再訪問です。
　待ち時間はなく、すぐに受け付けてもらえました。
　こちらは郵便事業会社が「丸の内支店」を名乗っているので、風景印も押印します。
　記念押印の窓口が用意されていて、さすがだなと思いました。
　他の中央局とは異なり、「東京」とならない風景印です。

　ここからはスーツから私服に着替え、荷物を持っての移動です。
　スーツは…友人に預けて長野に持って帰ってもらいました。
　ほんとうにありがとう！
　で、でも…デジカメまで一緒に預けてしまった！！
　ということで、ここからは携帯電話付属のカメラで撮影していきます。
　線路より東側に位置している日本ビルの中に局。
　ビルの北側の道路に面して局は入居していました。
　写真のドアから入ると、ATMコーナーがあって、段差の先に窓口があります
　ATMと仕切りのない窓口ロビースペースでした。

　ありえないくらいにラフな格好をして歩いています。
　午前中はスーツだったのでよかったですが、私服は浮きます。
　そんな大手町を北西に進み、東京国税局の入っているビルへ。
　警備員さんに怪しまれると思いきや、局の場所を案内してくれました。
　見るからに怪しいので、逆に疑えなかったのかもしれません。
　僕の顔はテロリストみたいな凶悪な顔じゃないってことですね。
　局には風景印も設置されていましたが、利用もあるのかな？？
　このビルの隣には気象庁の建物があります。
　まぁ、このあたりまでは、日本の中枢といえる場所なわけですね。

　首都高をくぐったあたりから、スーツではなくても目立たなくなりました。
　まぁ、郵便局っていうのは、土地によって利用者が限られますよね。
　逆にいえば、こんな趣味でなければ行けない場所がたくさんあるってことでしょう。
　付近は雑居ビルなどが立ち並んでいる場所です。
　神田とはいえ、神田駅からは少し離れているような気がします。
　具体的に駅がどこにあるのかな、と頭をひねる場所です。
　お客さんの数はそれほど多くなく、すぐに受け付けてもらえました。
　23区内の局でも、お客さんの偏りがあるような気がしますね。
　ひっそりした局はほんとにひっそりしていますからね。

　靖国通まで北上していきます。
　靖国通を左折して、神田小川町の交差点から坂を上ります。
　カラカラの荷物を転がして坂を上るのは、ちょっと苦しいです。
　局は大きなものなんですが、狭い路地に面して建っていました。
　意外な立地といった感じです。
　窓口スペースへは、外のエスカレーターで上がらなければいけません。
　これもちょっと変わったシステムだと思います。
　風景印には「東京」の文字がないので、元は普通局だったんでしょうか。
　なるほど、局名からもそんな貫録を感じさせるものがあります。
　局から出る際は、階段で下らなければなりません。

　本郷通まで東へと向かいます。
　地図を見ていてもいまひとつ場所が釈然としないんですが。
　駅前というからには駅に向かえばいいんでしょ、と思いつつ進みます。
　駅といっても地下鉄千代田線の駅で、場所がはっきりしません。
　ただ、本郷通に面していたので、すぐにわかりました。
　ビルのテナントとしては、大きく入り口が取られていると思います。
　局前の屋根のある軒スペースも広いし、なかなかだと思いました。
　時間はまだまだあるんですが、ちょうど1局残している局があるので向かいます。
　千代田区の局も、ようやく終わりが見えてきたのかな。

　本郷通を渡って、適当に道を進みます。
　迷子になりそうでしたが、意外とあっさりと見つけることができました。
　局は裏路地のようなひっそりとした場所に立地していました。
　で、入口のドアは手動の引き戸となっていたのでびっくりでした。
　こういうのは珍しいと思います。
　この局を以って、今日の訪問は終了とします。
　16時には時間がありますが、付近に未訪問局がないので、焦ることはありません。
　このあとは野暮用をいろいろ済ませるための時間にします。
　御茶ノ水駅まで歩くわけですが、面白い道中でした。
　幽霊坂なる坂道もあって、歩いていても楽しいところでした。