某企業の説明会は14時半なので、それまでは局をめぐります。
　不純過ぎる就職活動です。
　革靴は袋に入れて、いまはスーツにスニーカー。
　新宿駅から山手線に沿って南下していきます。
　代々木駅を過ぎて。しばらく行って右手に局。
　少し引っ込んでいるので注意が必要かもしれません。
　この局はちょうど塗り替えか何かの工事中でした。
　写真のようなシートがなされ、局舎は見られませんでした。
　ただ、駐車スペースがある貴重な局だと思います。

　東へと進んでいきます。
　説明会は有楽町なので、方向的にはそちらへと。
　以前新宿から東京駅に歩いた時に落とした局を拾います。
　能楽堂の付近、千駄ヶ谷駅の南西に局はあります。
　付近は商店街のようになっていて、人も多かったです。
　ただ、新宿界隈のような人波ではないので歩きやすいです。
　もっとも、慣れないスーツ姿がひたすら歩きにくいですが。
　ところで、「千駄ヶ谷」という地名が名古屋弁に聞こえます。
　「せんだがや」とどういうシチュエーションで使うかは不明ですが。

　千駄ヶ谷駅前に抜け、駅の軒下から北東へ。
　中央線の線路をくぐり、線路の北側へ出ます。
　新宿御苑を左手に、そのまま北上していきます。
　広い都道に沿って局は位置していたので、わかりやすかったです。
　かつて付近を訪問したときは、少し離れていたので放置しました。
　今回、その穴を埋めることができました。
　マンションのような建物に入居しているようでした。
　まだ建物自体が新しく、局内も明るい雰囲気でした。
　駅が近くにないせいか、お客さんも多くなかったです。

　住宅街の中を縫って、大木戸から東へ。
　そのまま外苑東通へと抜けます。
　途中は細道で、公園や一戸建て住宅などが並んでいました。
　新宿区といえど、なんだか落ち着いた街並みでした。
　局は外苑東通に沿っていて、付近には信濃町駅があります。
　長野から上京して来た身としては、信濃町は「お！」と思います。
　ちなみに信州には、信濃町、という自治体があります。
　それこそ、雪深い小さな町なんですが、不思議と連想されます。
　ここからは、外苑東通を南下していきます。

　国道246号青山通に抜けます。
　まぁ地図で見るより実際はなかなかの距離を歩くわけですが。
　東京だから許せるけれど、これが単調な田圃道だったら泣きそうです。
　青山通の青山1丁目交差点に立つと、局は左前方に見えました。
　ゆうちょ銀行の方は、なかなかに待たされました。
　30分ほど待って自分の番がやってきました。
　ただ、処理が終わると「早く帰れ」と言わんばかりの対応に冷汗。
　「入金いたしました」を通帳をかばんにしまう間中、3回も言われました。

　赤坂からは青山通を東へと進んでいきます。
　ちょうどお昼時になり、道路沿いでもお弁当屋さんが活気づきます。
　同時にスーツ姿の人があふれてきました。
　でも大丈夫、今日は自分もスーツを着ているんだから。
　足元はスニーカーなんだけどね、これはいいよね、ばれない。
　局は歩行者であふれる飲食店が並ぶ通りに。
　昼休みなのか、局には客があふれかえっていました。
　ATMの行列と貯金窓口の10人待ちも納得ができます。
　小さな局舎にこれほど人がいるのを、初めて目にしました。

　一ツ木通から外堀通へと出ます。
　赤坂見附駅の付近に並ぶビルの中に局はありました。
　ビルの外に郵便マークを見つけたので、迷うことなく訪問できました。
　ここは千代田区の永田町にあたるというのは驚きました。
　永田町といえば国会議事堂のあたりを想像してしまうので。
　まぁ国会もそれほど遠い場所じゃないんだろうけどなぁ。
　とりあえず今日はここまでの訪問としました。
　永田町駅から有楽町線に乗って、有楽町へ。
　落としていた局をたくさん拾うことができました。