青春18きっぷが格安になる今年の春休み。知っていながら利用しないのは罪だと思いました。
前日夕方、バイト先近くの北長野駅で購入し、今日から北へと旅立ちます。
レンタカーについてはネット予約をしておいたので、こちらは大丈夫。ただ、予約後に寒波が押し寄せ日本海側は大荒れ。
この旅の開始直前まで「行ってはいけないのでは?」との迷いがありましたが。Yahooのアメダスとにらめっこ。長野8センチ、酒田0センチ。行くか!
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長野駅→(信越線)→新井駅→(信越線)→新津駅
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快適な快速列車で北を目指す。
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1 |
11:55 |
新津駅前郵便局 |
にいつえきまえ |
新潟県新潟市 |
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長野から妙高号とくびきの号を乗り継ぎます。 どちらも特急車両ということで豪華な旅です。
新津到着は正午前。 駅を出ると寒風が吹いていました。 駅から歩いてすぐの信号を左折すると局。 局自体は目立たない感じでたたずんでいました。 看板も大通りからだと見えない角度になり、少し躊躇しましたが。 乗り継ぎの列車まで30分あったので、もう1局行くことにします。 今回はコロコロのついていない旅行カバンを肩に提げています。
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新津駅からもそれほど遠くない位置にあります。 ただ道なりに進むと大回りになりました。
局は集配普通局で、かつての新津市の中心局です。
間もなく新潟市は政令指定都市になるので、この局も区の代表局になるのかな? それはそうと、区の名前は新津区ではなく「秋葉区」だそうです。 町中を「区バス」なるバスが走っていて、4月ももう目前です。 ただ、たしかに政令指定都市としてはかなり寂れた印象です。 新潟市がこれから先どのようになっていくのか、期待も込めて見守りたいです。 新津駅から羽越線の列車に乗って進んで行きます。
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新津駅→(羽越線)→新発田駅
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3 |
12:57 |
新発田豊町簡易郵便局 |
しばたゆたかちょう |
新潟県新発田市 |
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新津からそれほど遠くなくして新発田駅に到着します。
途中駅はどこも淋しい感じでした。
新発田駅も駅前に大きな病院が建っているほかは閑散としている感じです。
駅舎は西口ですが、地下道を通って東口へ、局はすぐにありました。
局内はおもしろいものがたくさんありました。
合格祈願の絵馬がたくさん飾ってありました。
これは、「近くに進学校がある」(おそらく新発田高校)ことからだそう。
大学入試の出願をした際に、絵馬にメッセージを書いてもらうのだそう。
局員さんは毎年上京の折に、合格鉛筆を分けてもらってくるのだそうです。
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4 |
13:10 |
新発田諏訪町郵便局 |
しばたすわちょう |
新潟県新発田市 |
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地下道で駅舎のある西口へと戻ります。 アーケードではなく左斜めに伸びる道を進みます。
数歩歩いただけでかなり閑散としてしまいました。。。
神社を右手にみながら進み、クランクになっている道を西へ行くと局。 写真を見てもわかるとおり、間口は狭く、奥行きが長い局です。 風景印の設置はありませんでした。 乗り継ぎの電車まではまだ時間がありますが、駅に戻ります。 なにせ重い荷物を提げて歩くのはかなりしんどいことです。 冷たい風が、全身からため息をつかせます。
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新発田駅→(羽越線)→村上駅
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5 |
15:13 |
村上郵便局 |
むらかみ |
新潟県村上市 |
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村上行きの電車は、途中床下から煙を吐いたとかで足止め。 村上の手前、岩船町で10分ほど点検で停車しました。
その後村上には10分遅れで到着しますが、影響はまったくありません。 駅前の通りをまっすぐ東へと向かっていきます。 途中ジャスコ跡地を越えると、右手に局。 村上市の中心で、ゴム印にはサケのイラスト入り。 そういえば「鮭アイス」なる商品を聞いたことがあります。 いったいどんな味がするものか、夏なら探してみたかもしれません。 駅に戻るまでに暴風雪に吹かれ、髪は実験に失敗した博士の様になりました。
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電化区間をディーゼル車でのんびり。この後、列車は吹雪に阻まれ…。
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村上駅→(羽越線)→鶴岡駅
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そのあとは16時過ぎに村上を出る酒田行きの列車に乗りこみます。 鼠ヶ関の前後でおそろしいほどの暴風雪に巻き込まれながらも遅れはほとんどなく列車は進んでいきました。
ただ、加速しても加速しても「カラカラカラカラ」というスリップ音のような音が車輪から聞こえていたのが印象的です。 府屋駅出発後は、隣の道を風に吹かれて歩く高校生と同じスピードで列車は進んでいました。 鶴岡に到着するころには、暴風雪はみぞれを伴いながらひどい天気になっていました。 ライブカメラで積雪がないことを確認していた昨晩までの期待を大きく裏切られる格好で、宿に入っても不安いっぱいでした。 この雪、二重窓を開けて確認するのも恐ろしいくらい吹雪の音が外から聞こえます。 仕方がないので、『伊東家の食卓』の最終回を見ながら、心を落ち着かせることにします。
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