札幌から臨時の夜行特急、しかもお座敷車両でした。 ガラガラの車両、そして、隣の指定席は1人、その向こうの車両は2人のお客さんが乗っていました。 うん、こんなに空いている特急、生まれてはじめて乗りました。
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…→(宗谷線)→稚内駅
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今日の相棒は、トヨタ「パッソ」です。
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1 |
時刻不明 |
稚内緑簡易郵便局 |
わっかないみどり |
北海道稚内市 |
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何か神様に失礼なことでもしたのかと思うほどの大雨。
稚内に着いたときにはこれほどの雨脚ではなかったのに…。
この局は昨年稚内を訪れた際に行きそびれていた局。
付近を通っていながら寄り漏れでした。
国道40号を大黒2丁目交差点で右折。
線路を渡って道なりに行くと右手にあります。
局舎は大きく見えますが、民家一体です。
出入り口は中央看板下の狭いところでした。
車の往来も多く、この大雨で、路側駐車はかなり大変でした。
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2 |
時刻不明 |
稚内萩見郵便局 |
わっかないはぎみ |
北海道稚内市 |
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国道40号を旭川方面に向かいます。 目的地である宗谷岬方面へは行かず、南下します。 と、交差点を右折し少し行ったところに局がありました。 隣が空き地となっており、そこが駐車スペースでした。 わりに市街地ですが、稚内市全体が閑散としている印象を受けます。 こちらの局は特定局です。
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3 |
時刻不明 |
稚内富岡簡易郵便局 |
わっかないとみおか |
北海道稚内市 |
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頭上で鳴く鳥の悲しげな声が印象的です。 国道を渡って直進し、稚内商工高校を左手に、専門学院を右手に坂を上ります。 スーパーマーケットの交差点を左折すると局はあります。 この路地は車も多くはないので安心です。 とにかくこの雨があがらないのかな? 傘をさすいとまも与えない土砂降り。 局舎内に入るだけでベタベタです。 このあたりは住宅地となっていて静かです。 国道238号に出て、宗谷岬方面を目指します。
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市街地は途切れますが、片側2車線の広い道が続きます。 釧空港まではこんな感じで快適な道が続きます。 あ、空港より先が快適じゃないわけではありません。 声問の集落に入ると、国道左手に局はあります。 こちらは集配局です。 昨年バスで宗谷岬を目指したときは泣く泣く通過でした。 雪辱を晴らしたことになります。
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5 |
時刻不明 |
稚内富磯簡易郵便局 |
わっかないとみいそ |
北海道稚内市 |
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国道を北上していきますが、左手は延々海になります。 富磯集落を示す看板とともに、国道右手に局があります。 ささやかな集落ですが、集会所と一体です。 かわいらしく、本州で見かけるような建物でした。 集会所の入口と局の入口はそれぞれ独立しています。 この日は集会所は無人のようでした。 駐車スペースはかなりの台数分あります。 大型観光バスでの来局も可能です。
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国道をさらに北上していきます。
宗谷という、わりとまとまった集落に出ます。
国道の側道ともいえる集落の中の道沿いにあります。
こちらは集配局となっています。
宗谷岬局は無集配なので、ここが日本最北の集配局でしょう。
いったん弱まったかに見えた雨脚は再び激化。
行く手を襲うかのようなずぶ雨。
こんなに激しい雨に降られたのは、最近では記憶にありません。
でもこんなことではメゲマセン。北上しましょう。
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宗谷岬も雨。
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7 |
時刻不明 |
宗谷岬郵便局 |
そうやみさき |
北海道稚内市 |
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番外編です。昨年訪問済みのため。 しかし、なんとなく貯金も風景印もお願いしました。 この前に宗谷岬にも立ち寄りました。 自転車のお姉さんや老夫婦がいました。 お互いに写真を撮ってもらい合いました。 写真を撮るにもずぶ濡れです。 雨より風が酷くなってきて、傘とか意味ありません。 ちなみに岬の駐車場は無料で良心的です。
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8 |
時刻不明 |
知来別郵便局 |
ちらいべつ |
北海道宗谷郡猿払村 |
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宗谷岬をぐるっとまわった国道は南下を始めます。 海からはなれて木立の中を走ったり、また海沿いに出たり…。 とにかくアップダウンの激しい道のようで、自転車隊は苦しそうです。 途中に集落らしいものはなく、局は小学校のある集落にあります。 こちらは集配局でした。 意外にもお客さんが多く、駐車する場所は広い歩道上で。 なかなか北海道らしい局名に出会えて大満足です。 それにしても…天気にたたられてるなぁ。
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9 |
時刻不明 |
浜鬼志別郵便局 |
はまおにしべつ |
北海道宗谷郡猿払村 |
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国道をひたすら浜頓別方面へ向けて南下します。 集落間の距離が長いためか、距離感がつかめません。 国道沿い左手に局はありました。 県道138号との合流地点付近に局はあります。 こちらは無集配局ですが、もう少し山側の役場近くに鬼志別局があります。 実は、そこに局があることを知らず、鬼志別は未訪問です。 もったいないことをしました、そうそう来られるところではないのにな。 向かいに浜焼きの店がありましたが、繁盛するんかいな?
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10 |
時刻不明 |
猿払簡易郵便局 |
さるふつ |
北海道宗谷郡猿払村 |
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国道をなおも南下していきます。 左手に海、カーナビは右手に多数の沼の存在を示します。 まぁこの霧では何も見えやしません。 局は富士見橋を渡って左に伸びる道沿いです。 写真を見て気づきましたが、特定局の降格だったようです。 預入票記入時に「変わったペンの持ち方ですねぇ」と。 よく言われるんです…けど国語科教師にはあってはならないことなんですがね。 教育学部のことや、雨宿りをしていった一団が今朝あることなど伺いました。
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11 |
時刻不明 |
浅茅野郵便局 |
あさちの |
北海道宗谷郡猿払村 |
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海沿いの国道から、原野に挟まれた国道へと変わりました。 浅茅野集落に入る道はいくつかありますが、広い道を右折します。 と、左右に伸びるサイクリングロードがあります。 どうみても線路の名残…旧天北線の跡地のようです。 このあたりの局はほとんど集配局のような気がします。 局間が長いから仕方ないことでしょう。 この集落自体は、ほとんど人口がないように思えます。 局の今後が心配でなりません。
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12 |
時刻不明 |
頓別郵便局 |
とんべつ |
北海道枝幸郡浜頓別町 |
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工場などが見え始め、だんだんと街の匂いがしてきました。
国道はそのまま浜頓別の中心地に入ります。
国道238号をたどって、さらに枝幸方面へと歩みを進めます。
頓別川にかかる浜頓別橋を渡ると左手に伸びる道を左折します。
最初は突き当たりの海沿いの道に出てしまいましたが間違いでした。
海から数えて一本目の、微妙に細い道沿いに局はありました。
静かな海沿いの集落で、局があること自体不自然な感じでした。
浜頓別中心地まで、それほど遠い距離ではないので…。
貝殻を模した意匠は、さすが海の街を実感します。
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13 |
時刻不明 |
浜頓別郵便局 |
はまとんべつ |
北海道枝幸郡浜頓別町 |
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来た道で浜頓別中心地に戻ります。 道考えてみてもおかしい「駅前」の地名。 カーナビは「浜頓別駅」へといざないます。 かつて天北線と興浜北線のジャンクションだった駅です。 ―ほんとにそうだっけ?。 周辺と比べるとわりとまとまった町で、局もお客さんの姿がありました。 ゴム印は宝でした。 え、砂金が採れるんですかぁー?ロマンあるなぁ!
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14 |
時刻不明 |
豊富郵便局 |
とよとみ |
北海道天塩郡豊富町 |
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事件は起きました。助手席側のサイドガラス…以下自粛。
豊富の駐在さんは親切でした。 2万円をノンオペレーションチャージとしてお支払いしました。
この局で締めとします。 たぶん一生かかっても忘れえぬ地名となるでしょう。 あの道を、もう一度自ら運転して走ってみたいものです。
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稚内駅→(宗谷・函館線)→札幌駅
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いろいろありながらも稚内へ。神様の暗示はきちんと受け止めます。たぶん、免許を取って一年の警鐘、こういった形での暗示だったんでしょう。
霊的なものを感じずにはいられませんでしたが…すべてのものに感謝して!!
とかなんとか言いつつも、旅は続けていきましょう。こうして8年後(2014年)、加筆していると、なんでこうなったのかって笑えます。
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