N0.064:北方探検隊(9日目)
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2006.08.25(金) 晴れ 23 レンタカー 千歳局 三川局
 北海道最終日の今日は、予定を急遽夕張に向けました。千歳駅でレンタカーを借り、ちょっと夢だった夕張市方面を目指します。
 静かな町と山と川と…青い空に映える北海道の景色が最高の一日になりそうです。
  
 札幌駅→(函館・千歳線)→千歳駅   


今日の相棒は、日産「moco」です。   
1 時刻不明 千歳郵便局 ちとせ 北海道千歳市

 札幌ではいろんなツテを利用しています。
 タダ泊明けで快速エアポートに乗り込みました。
 たぶん、もう少しの間札幌にくることもないんだろうな…。
 千歳駅に着き、前日急遽予約したレンタカーを受け取る前に局へ。
 駅出て左手すぐにきれいで大きな局がありました。
 風景印はかなりダイナミックな鮭の意匠。
 ゴム印のインディアン水車ってのが気になります。
 さて、駅に戻り、レンタカーを借りに行きます。

2 時刻不明 千歳末広郵便局 ちとせすえひろ 北海道千歳市

 レンタカーは駅東口側に出るようになっていました。
 実はその方が都合が良かったので時間の節約でした。
 局はエネオスの信号を右折した右側にあります。
 駐車場が混雑していたので、歩道に停めさせてもらいます。
 局はこぢんまりしたよくある特定局です。
 風景印にもありますが、ときどき頭上を轟音が飛び行きます。
 実家は各務原や小牧に近いせいか、かなり自衛隊機の音がうるさいです。
 事情を知らない人だったら、かなりビックリしてしまうと思います。
 こういう音に慣れている自分だからこそ千歳の悩みはわかります。

3 時刻不明 千歳東郊郵便局 ちとせとうこう 北海道千歳市

 こんなに街の中に道の駅があることに驚きながら、国道337号を北上します。
 道の駅の先で右折して橋を渡ります。
 と、左手に局はありました。
 このあたりは郊外型の商店などが立ち並びます。
 北海道とはいえ、都市の風景はこんな感じです。
 一歩郊外に出ると、その雄大な景色には感動させられますが。
 今日はレンタカーが軽自動車のため、駐車しやすいです。
 驚くほど小回りが利いて運転しやすいです。
 そさて、本題の夕張を目指さなくては…。

4 時刻不明 千歳梅ヶ丘郵便局 ちとせうめがおか 北海道千歳市

 東郊局からそのまま道を東へと進みます。
 と、交差点の左手に局がありました。
 いったん通過してしまい、路地をまわって局前に出ました。
 駐車はしやすい局でした。
 局舎は懐かしい感じの、北海道でよく見かける形でした。
 あ、ポストの投函口はひとつ!可児と一緒だ!!
 風景印の局名が不鮮明に切れてしまい、年配の局員に謝られました。
 態度が悪い感じだったんですが、その姿を見てほっとしました。
 大丈夫です、そういうことで文句は言いませんので。

5 時刻不明 泉郷簡易郵便局 いずみさと 北海道千歳市

 国道337号を北に向かって走って行きます。
 途中道東道千歳東インターがありました。
 まだまだ交通量の少ない感じでしたが?どこまで開通しているんだろう??
 国道の交通量は北へ行くほど減ってきました。
 局は国道沿いでしたが、出入庫には手間取りませんでした。
 緑色の局舎がかわいい感じでした。
 ちなみに局の裏は一面のトウキビ畑です。
 稜線に沿った畑の畝が美しかったです。

6 時刻不明 追分郵便局 おいわけ 北海道勇払郡安平町

 泉郷から国道と別れ、道東道に沿った道道を進んでいきます。
 安平町となった追分町の中心地、追分駅近くに局はあります。
 局自体は大きな印象を受けました。
 追分町って、いつの間になくなっていたんだろう。。。
 局の北側が駐車スペースとなっていました。
 しかし、メインストリートじゃないせいか、路駐が多かったです。
 ロビーにはふるさと小包のメロンのパンフレットが目に付きました。
 わりと安い値段で送ってくれるので、これはいいと思いましたが。

7 時刻不明 川端郵便局 かわばた 北海道夕張郡由仁町

 国道には出ず、道東道に沿った道道を東へと進んでいきます。
 石勝線川端駅近くに川端局はありました。
 国道274号にそってある形です。
 そういえば局ではほとんどが冷房をつけていません。
 設備の有無はわからないですが。
 しかーし、今日みたいな快晴の日は、とにかく暑いです。
 集落自体はささやかなもので、お客さんにも出会いませんでした。
 ここからは国道を東へと向かっていきます。

8 時刻不明 石狩滝ノ上簡易郵便局 いしかりたきのうえ 北海道夕張市

 夕張川と石勝線に沿って、国道274号を進みます。
 石勝線を覆うスノーシェッドと滝ノ上駅付近に局はありました。
 局自体は国道沿い左手にあります。
 と、ちょうどケータイに電話がかかってきました。
 要約すると、19時の飛行機が20時半に遅延するとのこと。
 わざわざ連絡いただけて光栄です、遅れる分にはかまいませんし。
 しかも…お食事券がもらえるらしいっすよ?
 それはそうと、この局のゴム印は3種類もありました。
 意外なところで宝に出会いました。

9 時刻不明 紅葉山郵便局 もみじやま 北海道夕張市

 青看板に書かれた「夕張市紅葉山」というのが、新夕張に相当するとは…。
 のちに調べて、新夕張駅がかつて紅葉山駅だったと知りました。
 局は集配局で、国道に沿ってありました。
 セイコーマートなどがある大き目の集落でした。
 はす向かいにメロン直売所がありましたが、どうみても並ぶはスイカ。
 とりあえず、夕張の市街地方面を目指してみましょう。
 国道274号は、この先石勝線とも別れて、日勝峠を目指します。
 日高はここからまだまだかなり先のようです。
 いつか行ってみたい峠道です。

10 時刻不明 沼ノ沢郵便局 ぬまのさわ 北海道夕張市

 国道452号を北上していきます。
 と、石勝線沼ノ沢駅近くに局はあります。
 実は、駐車場がありませんでした。
 局横のスペースが駐車場と思ったら、車に戻ってどっきり。
 となりの商店の方とちょうど一緒になりました。
 笑顔で「すいません」というと、笑顔で会釈を返されました。
 すぐに出庫し、はす向かいの信金で停車し、写真を撮影しました。
 局はこれまた古めかしい感じでした。

11 時刻不明 夕張南清水沢郵便局 ゆうばりみなみしみずさわ 北海道夕張市

 国道はずっと線路に沿って北上します。
 列車がいつ通るのか不安になるほど静かな風景でした。
 南清水沢駅近くに局はありました。
 局前の道路は国道ではないので車も少なかったです。
 それなりにまとまった住宅のある集落です。
 しかしながら…実は川を挟んで向こうに局があります。
 公社HPの地図でもその近さが際立ちます。
 え、清水沢局も近いって?
 見なかった方向で。

12 時刻不明 夕張清陵郵便局 ゆうばりせいりょう 北海道夕張市

 少し南下してから、清陵町とかかれた方へ向かいます。
 清陵橋という橋を渡って、向かいの集落に出ます。
 スーパーマーケットなどもありましたが、閑散としています。
 集合住宅がよく目に付きますが…炭鉱時代の名残でしょうか?
 かつてはかなりの人口があったという事実は知っています。
 その歴史の名残が、この局数にもあらわれているのでしょう。
 局ではおばあちゃんがいろいろ相談していました。
 語尾に「さぁ」が付くのが、北海道の方言とみました。
 札幌でもそういった言葉によく出会いました。

13 時刻不明 清水沢郵便局 しみずさわ 北海道夕張市

 南清水沢局のあった国道並行の道へと戻ります。
 と、交差点からすぐに、局があります。
 集配局で、わりに大きな局舎でした。
 それにしても、たしかに清陵局からは近い場所です。
 局付近は小高い丘になっていて、あまり住宅はない気がします。
 夕張市も3分の1くらいの局を訪問しました。

14 時刻不明 南大夕張郵便局 みなみおおゆうばり 北海道夕張市

 国道に合流しました。
 452号は、ここから夕張市街地を目指さず、芦別に抜けます。
 どれほどの交通量があるかはわかりませんが。
 遠幌局を目指して走っていましたが、見落としてここまで来ました。
 炭鉱時代の面影を残す局周辺です。
 もう少し東へ行くと、シューパロ湖があるわけですが。
 夕張に「大」をつけて大夕張。
 昔はここで、三菱のもと大きな集落が形成されていたんでしょう。
 大夕張郵便局は、平成10年に閉局してしまったそうです。

15 時刻不明 遠幌郵便局 えんほろ 北海道夕張市

 国道を戻って、遠幌局を目指します。
 フツーに国道沿いだったようで、南大夕張で場所をうかがいました。
 「分離帯のある橋のこっち側だったよ」と局長さん。
 たしかにありました。これを見落とすとは(笑)。
 このあたりも、もう寂れてしまった集落です。
 ほんとうに昼日中に虫の声だけを聞く局もめったにないです。
 こういうところが大好きなので、なんだかほっとします。
 自分がこんな町をふるさとに持っているわけでもないのに。
 多くの人々のふるさとが、三菱を飛び立った人々の土が、ここにあります。

16 時刻不明 若菜郵便局 わかな 北海道夕張市

 清水沢の駅まで戻ります。
 と、右手の商店にメロン直売の文字があったので立ち寄りました。
 マネー的にゆとりがあったので、ここは安くしてもらったメロン1玉1,100円を購入します。
 観光施設ではなく、商店のため、おばちゃんも気さく。
 化粧箱はお金を取られるため、「払いたくないわよねぇ」なんて。
 そこで段ボールを解体して手作り!ありがとうございました。
 列車を見送って、道道38号を北上します。
 夕鉄バスのセンターもあり、活気ある集落でした。
 局名がまたかわいらしい局でした。

17 時刻不明 鹿ノ谷郵便局 しかのたに 北海道夕張市

 さらに道道を北上していきます。
 鹿ノ谷駅に続く道の入口にありました。
 駐車スペースは向かいのトイレでしょう。
 局自体は普通の特定局でした。
 例によって、古めかしい局舎がいい感じでした。
 向かいのトイレは自動ドアで、一体誰が使うのか。
 私は使いました。きれいで良かったですよ。

18 時刻不明 夕張郵便局 ゆうばり 北海道夕張市

 道道を北上して、末広の交差点を左折、道道と沿った道沿いです。
 局は集配普通局。
 さすがは都市の中心局です。
 人口規模が小さいとはいえ、都市の中心局はこうでなくっちゃ。
 ゴム印いわく、映画の街だそうです。
 そういえばいたるところに古い映画の看板がかかってるな。
 詳しい人ならわかると思うけど…わかんないや。
 『七人の侍』とかも市役所近くで見かけましたよ。
 夕張駅にも立ち寄りました。
 後ろにそびえるスキー場とでかいホテルの収益が気になります。

19 時刻不明 夕張本町郵便局 ゆうばりほんちょう 北海道夕張市

 夕張局からさらに北上します。
 市役所付近に局はあり、本町の商店街の中にあります。
 市役所にも立ち寄りました。
 そうでした、先日破綻してしまった夕張市です。
 現在は「法の下での財政再建」を行なっている最中です。
 広報は7月と8月号を頂きましたが、7月号には市長のメッセージが掲載されていました。
 庁舎内の電気や冷房は切られ、節約が徹底されている印象でした。
 局は新しい局舎、変形印、宝のゴム印でした。
 局舎に映画の看板がつけられているのも、映画の街の象徴ですね。

20 時刻不明 継立郵便局 つぎたて 北海道夕張郡栗山町

 若菜まで戻り、道道3号で西を目指します。
 見事なヘアピンカーブはスピード注意ですが。
 それも、現在は新しいトンネルが掘削され、そのうち旧道と化してしまうのでしょう。
 道道を走っていくと、左手に局は現れます。
 ちなみにですが、夕張からここまではかなりの局間距離があります。
 かつてはこのあたりに夕張鉄道なる線路があったようです。
 道道に沿って、線路は江別市野幌へと続いていたそうです。
 風景印にも描かれた蝶は、国蝶オオムラサキのようです。
 この町のシンボルだそうです。

21 時刻不明 角田郵便局 かくた 北海道夕張郡栗山町

 道道をさらに西へと進んでいきました。
 途中左斜めへそれる道道ですが、直進する道を行くほうが近かったようです。
 知らなかったので、律儀に交差点を右折していきましたが。
 局は国道234号に沿ってあります。
 やはりオオムラサキの絵の風景印でした。
 国道はここから北上して栗山町の中心地へと向かいます。
 自分は…千歳に帰らないわけには行かないので帰ります。
 うーん、帰りたくないや!

22 時刻不明 由仁郵便局 ゆに 北海道夕張郡由仁町

 国道234号を南下し、由仁川なる夕張川の支流を渡ります。
 由仁信号を右折して、室蘭本線を渡り左折します。
 あぁ、ここは室蘭本線なんですねー、なんか意外だな。。。
 町の中心地に局はありました。
 低層の建物が多く、静かなイメージです。
 時間がここで、15時45分という微妙な感じになりました。
 え、南下していくと、三川局…行けるのかなぁ。
 無理しない程度に、千歳目指して走って行きましょう。

23 時刻不明 三川郵便局 みかわ 北海道夕張郡由仁町

 室蘭本線に沿ってどこまでもまっすぐな国道234号です。
 途中古山駅があるせいで道路が膨らみますが、なおまっすぐと南下していきます。
 国道274号とクロスし、三川の集落に局はあります。
 ここは由仁町ですが、集配局としてわりに大きな規模でした。
 ちょうど15時55分。ここが最後でちょうど良い!
 風景印と貯金をして、千歳に向けて出発です。
 あ、フライトが遅れるなら…支笏湖まで足を伸ばしますか。

 
由仁〜千歳の町市道沿いで。また、支笏湖まで足を伸ばしました。   
 千歳駅→(千歳線)→新千歳空港駅→(航空機)→中部空港駅→(名鉄線)→神宮前駅→(名鉄線)→犬山駅→(名鉄線)→西可児駅   
 千歳駅で車を返し、新千歳へ向かいます。ホントならフライト時刻の19時に新千歳空港入りします。
 カウンターで大きな荷物(旅行キャリーとメロン&とうもろこしの段ボール)を預けると、お食事券2,000円分をもらえました。
 しかも、この空港の、搭乗前限定で使えるという代物!!2,000円が返ってくると思えば、かなり嬉しいことです。
 航空券はバースデーの13,500円でしたので、2,000円分はかなり大きいです。
 腹は減っていなかったので、お土産購入に充てました。お土産屋で使用できるとは…もう最高ですね。
 その後、1時間半ほどでセントレアに。名鉄電車を乗り継いで、最終電車に駆け込んで、実家へと帰りました。
 飛行機で前の席だったニイチャン(年同じくらいor年下かも!)が笠寺駅へ行けるか、どう行くかといった質問を投げかけてきました。
 金山乗換えルートを教えましたが…まさか私の本籍地の地名が出てくるとは!あれは道産子?レインボーホールでも行くのかな?

 

 

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