No.061:北方探検隊(6日目)
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2006.08.22(火) 晴れ 19 自転車・徒歩 釧路駅前局 白糠局
 釧路で迎える朝は、霧に包まれた涼しい朝でした。
 名物、霧の街とはいえ、これだけひんやりとした太平洋側の都市も、なんだか趣がありますね。
 今日は一日、レンタサイクルでの無理ない?行程です。
  
1 時刻不明 釧路駅前郵便局 くしろえきまえ 北海道釧路市

 釧路駅前まで戻って、今日の行程をどうしようか真剣に悩む。
 寝てる間も、今日のことなんてまったくどうしようか決まらなかった。
 帯広にでも行こうかしら?でも特急出たばっかや!
 ということで、釧路市内をまわろうと決意。
 駅でレンタサイクルを借りられるとの情報をもとに来たわけですが。
 貸し出しは10時からなんだって。
 ということで駅周辺を徒歩で。
 駅至近の局はゴム印も宝。
 ゴム印どおり、霧の都を実感する朝となっています。

2 時刻不明 釧路中央郵便局 くしろちゅうおう 北海道釧路市

 駅前の大きな筋を西に向かいます。
 左手には有名な和商市場がありますが、こちらは午後に行きましょう。
 釧路中央局は目立つ大きな建物。
 さすがは中央局です、貫禄が違います。
 長野中央局と比べてもそん色ない局舎。
 風景印押印と宝のゴム印。
 そうか、タンチョウヅルの街か、釧路は。

3 時刻不明 釧路浪花郵便局 くしろなにわ 北海道釧路市

 頭上で鳴く鳥の悲しげな声が印象的です。
 間違いなくカモメです。
 駅前からどこから、街中でこれからずっと耳にするあの声。
 なんとなく淋しさを引き立てるような声ですが、一人旅の醍醐味かな。
 国道38号沿いにあるのですが、そうとも知らず、港を迷ったり。
 海に近そうなお世辞にもきれいと言えない路地をさまよったり…。
 港町を実感する生臭い匂いをかきわけながら生活感ある道を行ったり。
 局が国道沿いにあるってわかってたら、こんなにもロスはしなかったのにな。
 時間はたっぷりあるので焦らず。


釧路観光協会のキャッチフレーズ?   
4 時刻不明 フィッシャーマンズワーフ郵便局 ふぃっしゃーまんずわーふ 北海道釧路市

 全日空ホテルなど円のない建物をかすめながらの到着。
 釧路川に沿って建てられた観光施設とでもいいましょうか。
 道東の、へたしたら道内の観光物産が集結したような施設です。
 実は高校時代にここを訪れたことがあります。
 そのころは郵便局を回る趣味がなかったので素通りでしたが。
 局は10時スタートです。
 写真の通り、施設内に窓具が設けられています。
 特定局で、風景印の設置もありました。
 頭に「釧路」などがつかないため、純粋なカタカナ局名となっています。

5 時刻不明 釧路北大通六郵便局 くしろきたおおどおりろく 北海道釧路市

 こちらは、今朝まで宿泊していたセンチュリー釧路のすぐ近くです。
 そうそう、ホテルの概要ですが、2,500円のエコノミールームがおススメです。
 朝食も付いていて、部屋は壁で仕切られています。
 寝床がカプセルなだけでデスクなどもあるため、閉所恐怖症でない限り大丈夫です。
 次回以降釧路に用事があるときは利用しようと考えています。
 局は都会的なビル入居局で、釧路市の大きさを実感しました。
 駅前の大通からは一本東にはいったところです。
 その大通こそ、北大通というようです。

6 時刻不明 釧路大町郵便局 くしろおおまち 北海道釧路市

 駅にいったん戻り、レンタサイクルを借ります。
 JR利用者かを尋ねられましたが、キップの提示などは不要でした。
 自転車ですが、かなりボロイ、しかもペダルがヤバイ、マウンテンでした。
 借りる際にもっとしっかり見ておくべきだった…。
 たぶんママチャリタイプにしておいたほうが無難だったかもしれません。
 幣舞橋を渡って、名物のロータリーを右斜め前に進みます。
 道道25号を南へ行くと、右手に局はありました。
 このあたりは石川啄木のゆかりの地だそうで、それを示すものが多くあります。
 それらをめぐりながらというのも、楽しいです。

7 時刻不明 釧路南大通郵便局 くしろみなみおおどおり 北海道釧路市

 道道に戻り、南下していきます。
 道道25号、この道こそが、南大通のようです。
 釧路の港町のずいぶん先端まで道は続きます。
 道道の事実上の終点付近に局はあります。
 道自体はその先、海に向かってまだまだ続いています。
 こちらでは、親切な局長さんにいろいろとお世話になりました。
 地図のコピーなど、本当に助かりました。
 ありがとうございました。
 霧のせいか、いくぶん涼しい釧路の街です。

8 時刻不明 釧路富士見郵便局 くしろふじみ 北海道釧路市

 坂道を上ります。
 「富士見」という地名自体、そりゃ坂を上るのだろうと思っていました。
 たしかに南大通を見下ろす高台に来ました。
 右手には北海道釧路支庁などがあるところです。
 道道113号の交差点付近に局はありました。
 息も切れ切れです。先が思いやられます。
 官公庁など大きい施設がそろっているせいか、あたりは市街地の雰囲気です。
 そういえば、霧が晴れません。
 涼しいから、そのほうがいいのか。

9 時刻不明 釧路住吉郵便局 くしろすみよし 北海道釧路市

 霧が晴れました。日差しが少し暑いです。
 富士見局からは地図を駆使して迷わず着きました。
 風を切る下り坂は気持ちのいいものでした。
 あたりはすっかり住宅地で、局もその一角でした。
 予想通りお客さんのそうも住宅地の様相でした。
 なかなか混雑し始め、活気のある局内となりました。
 そうそう、写真に写っているのがマウンテンバイクです。
 このあと私に悪夢をもたらします。


ソフトカツゲンで元気チャージ。   
10 時刻不明 釧路鶴ヶ岱郵便局 くしろつるがだい 北海道釧路市

 住吉からは市道をコトコト走って行き、迷いませんでした。
 右手には大きな病院が見えましたが、その向こうは崖のようでした。
 よく見ると、眼下には池?沼のような水辺が見られました。
 これを「春採湖」と呼ぶのを知ったのはその後のことでした。
 道道113号の大きな交差点の角に局はありました。
 縦長な看板が良く目立ちました。
 出発時に、局内にうっかり財布を忘れていくところでした。
 あぶないあぶない。

11 時刻不明 釧路望洋郵便局 くしろぼうよう 北海道釧路市

 春採湖を見下ろしながら、道道を一気に下っていきます。
 とはいえ見通しの悪い歩道でしたので、スピードは控えめに。
 下りきると、そこにも集落がありました。
 ずいぶんアップダウンの激しい街だな…。
 マックスバリュを左手に…踏切を渡り…踏切?
 とまぁ、地図によれば臨港鉄道のようで、石炭を運んでいるとか。
 湖と湿地と線路と…不思議な光景を見ながらまた上り坂。
 中学校の交差点、道道を右折すると局はありました。
 たしかに、太平洋を望めそうな土地ではあります。

12 時刻不明 釧路桜ヶ岡郵便局 くしろさくらがおか 北海道釧路市

 道道113号…にやたら出会いますが、この道は市街地東部を環状するためです。
 勘に任せて進むも、団地の中に迷い込んだ自分は方向感覚を失います。
 迷い迷って、どのようにして着いたのか、局発見です。
 スーパーマーケットを目印にすると案外わかりやすいかも。
 団地特有のセットです(多摩での経験が生きている)。
 局舎はわりと印象的なものでした。
 印象派にも加えておこうかと思っています。
 そうそう、ポストの投函口が2つありますね。
 ということは、ここはちょっと大きな街の市街地?!

13 時刻不明 釧路桜ヶ岡五郵便局 くしろさくらがおかご 北海道釧路市

 釧路で流行っていること…パークゴルフ?
 局はパークゴルフ場の裏手にありました。
 ものっすごい広いゴルフ場に、ものっすごい人がいました。
 釧路では流行っているのかな?平日の昼日中にこれだけの市民が集まるとは。
 太平洋炭砿のパークゴルフ場だそうです。
 炭鉱跡地とかの再利用法か、市民憩いの場としてはいいと思います。
 局はその広いゴルフ場のせいで、閑散としたところにある印象を受けます。
 周辺写真を撮影して要ればその雰囲気、伝わったかな。

14 時刻不明 釧路白樺台郵便局 くしろしらかばだい 北海道釧路市

 道なりに東へと向かっていきます。
 実家の付近でも良く見かける団地の中のメーン道路です。
 白樺台という団地に入りました。
 団地の中心ともいえる商業施設付近に局はありました。
 局舎自体は珍しく新しいものでした。
 北海道の郵便局は本州と比べて年季が入ったものが多く感じます。
 寒冷地仕様なのかその古めかしい重厚な造りも好きですが。
 この局が今日の最東端の局です。
 ここからは市街地へと戻る方向で進んでいきます。

15 時刻不明 釧路若草郵便局 くしろわかくさ 北海道釧路市

 白樺台の局員さんにうかがった道を走ります。
 たしかに、右も左も妙な眺めでした。
 炭鉱関連の施設が数多く目に付きます。
 橋を渡って、少し住宅地になってきました。
 武佐局を目指していましたが、上り坂の関係から若草局を先にします。
 予想通りの街路沿いに局はありました。
 貯金を済ませ、下りの方向で、武佐局を目指します。
 武佐から若草へは上りとなるため、勘は正解でした。

16 時刻不明 釧路武佐郵便局 くしろむさ 北海道釧路市

 市道沿いに局はあり、向かいには潰れたコンビニがありました。
 だんだんと市街地に復帰していく実感があります。
 JR武佐駅はここからはるか北にあります。
 最寄はどちらかといえば、先ほどの若草局です。
 局を出て南へ向かうと、太平洋炭砿の建物に突き当たります。
 貨物列車が連なるその構内と、山積みの黒いダイヤに見とれました。
 北海道の産業の出発は炭鉱だったんだっけ?
 その名残が、ここ釧路にはまだあるということなのかな?

17 時刻不明 釧路城山郵便局 くしろしろやま 北海道釧路市

 道道113号にまたお世話になります。
 春採湖のところまで戻ってきたので、今度は上り坂です。
 鶴ヶ岱局の交差点に戻ったときには、かなり汗をかいてしまいました。
 今度は西へと向かう道を進んでいきます。
 右手に北海道教育大学釧路校を眺め、坂を下ります。
 道路左手に局はありました。
 ここの局名は「しろやま」と読みます。
 松本や長野にある城山(じょうやま)に慣れている自分には不思議でした。
 大学生のお客さんもやはり多いのでしょうか。

18 時刻不明 釧路川上郵便局 くしろかわかみ 北海道釧路市

 市道を進み、釧路川を久寿里橋という橋で渡ります。
 国道44号の交差点を左折します。
 すぐに右折していくと、局はありました。
 装飾のカラーリングも懐かしい感じでした。
 貯金を済ませ、風景印も押印して出発です。
 足腰が痛い上に汗をかきました。
 腰がとくに痛いです。肩が痛いです。
 年寄りのような発言を連発です。
 目指すゴール、釧路駅が見えたときは泣きそうでした。


和商市場の勝手丼。鯨肉などおまけしてもらって850円で仕上げました!   
 釧路駅→(根室線)→白糠駅   
19 時刻不明 白糠郵便局 しらぬか 北海道白糠郡白糠町

 ちょうどホームに芽室行きの列車がいたので、西に少し向かいます。
 と、15時50分に到着する白糠に白羽の矢です。
 と…ちょっと誤算でした。
 対向の特急列車の遅れで、白糠到着がちょっと遅れ。
 駅から局までは小走りにコロコロコロコロと荷物を走らせながら急ぎます。
 国道38号と392号の交差点に局はありました。
 このあと帯広行きの特急に乗り、帯広を散策、釧路に戻りました。

 
当時、後姿セルフ写真がマイブームだったみたい。夜行の特急まりもで札幌へ向かいます。   
 白糠駅→(根室線)→帯広駅→(根室線)→釧路駅→(根室・石勝線など)→…車中泊   
 帯広では教えてもらった店で豚丼を食べる予定も、さっきの勝手丼で空腹ではなかったため次の機会に。
 特急列車の乗り心地を楽しんで釧路に戻り、夜行までは駅のミスドで時間を潰します。こういうときネットカフェがあると便利なのですが…。

 

 

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