北海道に向けた今年の夏大旅行ですが、青春18きっぷが大幅にあまることが判明。急遽、プレ北方探検隊を実施することに…目指すは飛騨! 同じ岐阜県でありながら手薄になっていた飛騨地方を、高山本線に揺られて訪問です。
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美濃太田駅→(高山線)→高山駅
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岐阜県高山市の中心局で、JR高山駅からも近いところにあります。 高山市の人口は、平成の大合併で10万人弱に。 とはいっても合併で人口はほとんど増えず、逆に面積は東京都よりも広いとか。 駅前のタイムリー(岐阜でメジャーなコンビニ)でレンタサイクル。 時間貸しで、返却時に料金を支払うシステムは良心的。 駅前に伸びる道を進めば局はすぐにあります。 観光都市なせいか、ふるさと切手もきちんと展示されています。 風景印の押印も手慣れていました。 ゴム印には「飛騨」がつきます。
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2 |
時刻不明 |
高山名田郵便局 |
たかやまなだ |
岐阜県高山市 |
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高山局から南下していきます。 このあたりは観光都市としての表情ではありません。 どちらかというと地域密着な、生活感の感じられる地区です。 局は赤十字病院の向かいにあります。 …ということもあってか、患者さんの家族などが多かったです。 ゴム印は局名の頭にやはり「飛騨」がつくものでした。 しかしながらイラストなどはなく、やはり地元局なのかな。 なお風景印も設置されています。 自転車で回るにはちょうどいい街だね、暑くなければ。
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3 |
時刻不明 |
高山上一之町郵便局 |
たかやまかみいちのまち |
岐阜県高山市 |
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飛騨高山といえば古い町並み。
有名な上三之町などにほど近い局です。
このあたりには、高校の恩師が住んでいるはずです。
宮川にかかる赤い橋、高山陣屋…。
そういえば昔何度も来たことがあるのにな。
じっくりと観光したはずなのに、忘れてた景色。
小学生のころに家族で来た土地って、案外再訪すると感動したり。
高山って、こんなにも観光客を惹きつける街だったんだ、なんて感心したり。
局舎は町並みに合わせた造りになっています。
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4 |
時刻不明 |
高山八幡郵便局 |
たかやまはちまん |
岐阜県高山市 |
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上一之町から町並みを愛でつつ北上。
一方通行の多い高山市ですが、自転車ならなんのその。
しかも観光都市では駐車スペースがないこともざらです。
そういう点ではレンタサイクルはありがたいのですが…暑い。
岐阜県、というのか盆地気候というのか、とにかく暑い。
そして不安がひとつ。雷の音が聞こえるんですけど?
この局はゴム印が凝られたもので、「飛騨」も冠せられます。
高山祭のからくり人形のイラストかな?
そういえば、岐阜県民でありながら、高山祭の季節にこの町に来たことが…。
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5 |
時刻不明 |
高山連合橋郵便局 |
たかやまれんごうばし |
岐阜県高山市 |
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宮川の朝市を左手に、宮川左岸に出ます。 ヨンイチの旧道?と思われる道に並行する道を北上します。 どうやら市街地の局としてはここが最北となりそうです。 連合橋とはこれまた不思議な局名です。 銀行の支店なども地名の七日町を名乗っています。 橋は宮川にかかる橋のようです。 ゴム印から「飛騨」が消えました。 しかしさるぼぼの描かれたゴム印は、やはり高山です。
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6 |
時刻不明 |
高山岡本郵便局 |
たかやまおかもと |
岐阜県高山市 |
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南下をはじめ、とりあえず高山市役所へ立ち寄ります。
なんとまぁ、これはこれは立派な市役所さん。
そして、高山線の線路を渡り、線路と並行して南下。
雲行き怪しく空気も涼し。
で、左手には超立派な、老人ホームかと思った南小学校。
ちょっと行きすぎが判明し戻って局へ。
ここはもう完全に観光地とは切り離されている感じです。
線路の西は観光客の通過地点に過ぎないようです。
ゴム印も局名だけを記したものでしたが、風景印はあります。
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高山駅のホームで。
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高山駅→(高山線)→角川駅
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7 |
時刻不明 |
飛騨河合郵便局 |
ひだかわい |
岐阜県飛騨市 |
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高山駅に戻り、まだ時間が早いので、この局へ。 数年前の台風の影響で、高山線は角川駅までの折り返し。 しかし、この選択は間違いでした。 角川到着時に、なぜか昼とは思えないこの暗さ。 とうとうと流れる、高山市内とは広さも水量も異なる宮川。 はっきりいって、ちょっと怖いぐらいの静けさ。 山道を寂しく歩くと、旧河合村の中心地に出ました。 局は旧役場付近にあり、道に迷うことはない国道沿いです。 そして、局の中で恐怖の雨音と雷鳴を聞くわけです。
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角川駅→(高山線)→高山駅→(高山線)→美濃太田駅
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その後、折り返しの列車に乗らないわけに行かないのでずぶ濡れになって駅へ。代行バスからの乗り換えも済んだ発車ぎりぎりで乗り込んだ自分。
ずぶ濡れではあっても、ちょっと地元民に見られていたようです。お客さんの8割以上は、18きっぷで高山線を南下しているのでは?と思われる方々でした。
高山駅で暇な時間を過ごし、実家へ再度帰省。旅行カバンに夢を詰め込み、この日の夜行に乗るべく、実家でのひと時を過ごすのでした。
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