旅も最終週になり、未訪問局がかなり少なくなってきました。でも一気に訪問できるほどまとまっておらず、山間部にばらばらと。
コースを決めるのが本当に大変でしたが、今日は宿を愛南町に取っているので、そこに向けて四国を南下していきます。
訪問エリアが重なってくるんですが、未訪問局をうまく拾いながら、残り数日でできるだけたくさんの局を訪問していきたいです。
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09:02 |
千丈駅前簡易便局 |
せんじょうえきまえ |
愛媛県八幡浜市 |
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今日のスタートは八幡浜市の郵便局にしました。
千丈駅前簡易郵便局だけが未訪問になっています。
あ、離島の八幡浜大島簡易郵便局も未訪問でした。
かつてこのエリアを訪問したのは2021年8月13日のこと。
この日はお盆休みだったので、訪問できずに残されていました。
朝一番に到着した簡易局は、駐車場が見当たらず路肩駐車で訪問。
局名の由来になっている千丈駅は、JR予讃線の小さな駅。
駅前局を名乗るほどの規模ではない気もします。
とはいえ、所在地がわかりやすいので、そういう意味もあるんでしょう。
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09:40 |
大川郵便局 |
おおかわ |
愛媛県大洲市 |
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国道197号を大洲方面に戻っていきます。
峠の区間は夜昼トンネルで一気に抜けます。
トンネルの先は大洲市で、中心部の局は概ね訪問済みです。
国道197号を肱川方面に進み、肱川を渡った県道55号沿いに局はありました。
このあたり、平成30年の豪雨で洪水が発生した地域でもあります。
流された局舎も復旧し、今日を迎えているわけです。
当時の様子については局員さんからを教えていただきました。
局の周辺はほとんど建物がなく、県道も拡幅するそうです。
それに合わせて、10月に川向かいに移転するとのことでした。
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09:48 |
大洲成能簡易郵便局 |
おおずなるのう |
愛媛県大洲市 |
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この話を書いている現在、局は移転してます。
ちょうど昨日(10月27日)移転で、ネットニュースに出ていました。
Googleマップを見ると、もう写真は更新されています。
ただ、位置情報は古い局の方をまだ表示していました。
さて、肱川を渡って国道に戻り、少し東に向かいます。
さらに肱川、小田川沿いの県道229号を走ると局はありました。
民家風の局舎ですが、綺麗な建物でした。
ところで、大川局の移転後の所在地もここと同じ成能になりました。
細かく言えば成能甲と乙で違いますが、近付きましたね。
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10:04 |
肱川郵便局 |
ひじかわ |
愛媛県大洲市 |
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県道32号は肱川の右岸を進みます。
対岸には国道197号が通っています。
そんなこともあって、県道の車はほとんどいません。
途中、ちょっと狭い場所がありました。
それもあって、国道の代替とはいかないようです。
ナビされるままに国道に出て、道の駅の先で橋を渡って肱川市街地へ。
旧肱川町の中心地のようで、民家や公共施設が並びます。
郵便局自体は古いですが、局舎内はきれいでした。
というのも2018年の水害で、壊滅状態になっているんですね。
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10:26 |
大谷簡易郵便局 |
おおたに |
愛媛県大洲市 |
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肱川中心地は、建物も新しいものが多いです。
西日本豪雨というと、岡山県内の被害が注目されがちです。
その後も全国で水害があり、いつの水害かわからなくなるほど。
こうして現地を訪れることで見えてくるものがあります。
さて、鹿野川ダムに立ち寄りダムカードを貰いました。
ナビで国道から離れるよう案内されますが、それは間違いでした。
轟大橋を渡って県道308号を進んでいきますが、途中工事による迂回がありました。
なんとか集落の中の大谷簡易郵便局に到着しました。
山里の小さな簡易局で、のんびりとした時間が流れていました。
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10:56 |
中筋郵便局 |
なかすじ |
愛媛県西予市 |
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ここからの道路の選択は正しかったのかわかりません。
大谷簡易局から来た道を戻らず、県道308号をそのまま山奥へ。
カーブが多く狭い道を進み、途中で県道44号に入って南下。
ひと山越えるだけですが、地形に正直な道でした。
南から迂回したほうが早かったかもしれません。
中筋の集落では県道から集落内の道に入ります。
小さな局ですが、周辺は民家や商店が点在しています。
昔からそれなりに栄えてきたところなんだろうと思いました。
猫が歩いていて、そういうところものんびりしていました。
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県道44号をそのまま南下していきます。
中筋を過ぎると道幅も安定して走りやすいです。
とはいえ、交通量は少ないのでスイスイ走れます。
さらに県道29号宇和野村線に合流して、野村の市街地に。
肱川の両岸に栄えた野村の市街地は、2004年までの野村町の中心地。
西日本豪雨では5人が亡くなっています。
被害の大きかった市街地ですが、郵便局は大きめの局舎が現存。
向かいには宇和島自動車の大きなバス乗り場があります。
このあたりではかなりまとまった町なんだろうと思います。
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11:29 |
溪筋郵便局 |
たにすじ |
愛媛県西予市 |
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野村の市街地からは国道441号を走ります。
走りやすい道ですが、交通量はやや多めです。
野村ダムを左手に見ながら進み、トンネルの先を右折。
国道が右折方向で、直進は宇和方面の県道29号です。
しばらくは走りやすい国道を北上していきます。
やがて国道沿いに局が出てきました。
小さな集落の入口に当たる場所で、局の周辺は特に何もないです。
静かな山あいで、溪筋の名前がよく似合います。
このあたりは紅葉の名所とかなのでしょうか。
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11:50 |
下宇和郵便局 |
しもうわ |
愛媛県西予市 |
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来た道を戻って、先ほどの県道29号との交差点へ。
今度は宇和方面に向かいますが、トンネル前後は工事中でした。
そんなわけで、しばらく待ってから県道に入ります。
野村方面からの車は多くがこちらの県道に流れていました。
交通量はこちらもやや多い感じです。
肱川沿いを進み、集落への道を右手に入ると局はありました。
頑丈そうな局舎で、古めかしい印象を受けました。
こちらの局は12時半からの1時間がお昼休みになっています。
昼前のタイミングで訪問することができました。
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12:09 |
田之筋郵便局 |
たのすじ |
愛媛県西予市 |
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県道を進んでいくと、右手に西予郵便局が出てきました。
こちらは世にも珍しい郵便専門の直営郵便局です。
まあ最近はそういう形態も増えてきたのか。
宇和郵便局から分離した宇和支店が西予郵便局になったケース。
ゆうゆう窓口があり、風景印を押してもらいに2021年に訪問済み。
さて、西予宇和インター付近から北に向かい、県道237号沿いに局。
この局の訪問で、西予市の営業中の局は完訪になりました。
現在一時閉鎖中の簡易局のうち2局が未訪問です。
再開の暁には、またこの地域を訪れることになるでしょう。
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| 西予宇和IC~三間IC 10.9キロ・普通車0円
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12:46 |
清水郵便局 |
せいずい |
愛媛県北宇和郡鬼北町 |
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さあさあ、ここからは高速道路で一気に移動します。
西予宇和インターから南は無料区間なので有難く利用します。
10キロほど走って三間インターから県道で山越えします。
しばらく走って山あいの集落の中に局はありました。
昔ながらの局舎が静かな集落に似合っています。
局名は帰宅後に知ったのですが、せいずい、と読むんですね。
読めなくはないけれど、しみず、と読むとばかり思っていました。
この局から、しばらく鬼北町内の局を訪問します。
意外と局数はありますが、訪問済みの局も多いです。
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12:56 |
泉郵便局 |
いずみ |
愛媛県北宇和郡鬼北町 |
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このあたりはよく道が繋がっています。
訪問しやすくてとても助かりました。
このあたりは旧広見町のエリアです。
鬼北町は2005年に日吉村との合併で誕生した町なんですね。
ところで、全国のキホク町、3つとも平成の大合併で誕生してますね。
県道282号で山を越えると国道に出る手前に局はありました。
集落の中の局ですが、住宅が意外と密集しています。
局の向かいが局の駐車場と気付かず、入り口前に駐車しました。
まあこのスペースも、駐車場として機能しているようでした。
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13:06 |
下大野郵便局 |
しもおおの |
愛媛県北宇和郡鬼北町 |
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国道320号に入って北に向かいます。
この道が、昨日通った日吉村へと繋がっています。
そういう地理関係だったのね、と納得しました。
特に何があるわけでもない、広見川沿いの国道を走ります。
しばらく走って、橋を渡ったところに局。
集落自体は小さなもので、局の周辺も静かでした。
先ほどの泉局からもそれほど距離はありません。
国道沿いなので、立ち寄りやすさはあるかもしれませんね。
もう少し先に簡易局があるので、そちらに向かいます。
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13:12 |
三島簡易郵便局 |
みしま |
愛媛県北宇和郡鬼北町 |
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そのまま国道を日吉方面に向かいます。
山深いわけではなく、川と道の間には田畑があります。
今度は三島の集落に入ります。
さっきの下大野よりも建物が密集している感じです。
信号交差点で国道を離れ、公民館のような建物に局はありました。
鬼北町の三島連絡所が入居しているようです。
町の出先機関を兼ねているというか、町が簡易局も受託しているのでしょう。
こういう簡易局の仕組みは、よい方法だと思います。
行政のスリム化の中で、こういう出張所がいつまで残るかは謎です。
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13:46 |
江川崎郵便局 |
えかわさき |
高知県四万十市 |
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そんなこんなで、鬼北町の訪問を終えました。
まだ16時までかなりあるので、この先の局を訪問します。
といっても山間部で県境も近い場所。
次の局は県境を越えてしばらく先になります。
国道381号まで南下し、松野町を通過して高知県に入ります。
県境を越えてから少し行くと、江川崎の市街地に。
このあたりは旧西土佐村だった場所で、その真ん中に局。
近くには市役所の西土佐総合支所があり、民家も多く建ち並びます。
ただ、実際に降り立つとすごく静かで、村を感じました。
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14:08 |
藤ノ川簡易郵便局 |
ふじのかわ |
高知県四万十市 |
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次の局までは移動距離がけっこう長いです。
まずは中村方面に国道441号を進みます。
よく整備されたバイパス区間で四万十川を渡って左折。
藤ノ川、と標識の示す方向に、ひたすら山道を走ります。
険しく寂しい道ではないですが、狭いこともあって疲れます。
ようやくたどり着いた集落も、狭い道を何度も迷子になります。
何とか神社の中を抜けて、このあたりかな、ときょろきょろ。
廃校のような建物の先、幟旗を見付けて無事到着。
その道路からもさらにわかりづらいところに局がありました。
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15:06 |
後川郵便局 |
うしろがわ |
高知県四万十市 |
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この先も、来た道を戻るしかなさそうです。
一応南側に抜けられそうですが、ちょっと怖いので…。
やっとのことで国道に戻り、ひたすら南下します。
2021年に訪問した口屋内局を通過し、奥屋内簡易局を思い出します。
水曜定休だった奥屋内に水曜に行き、訪問できぬまま一時閉鎖に。
とてもとても悔やまれる奥屋内簡易局です。
さらに走って川登を通過し、ひさしぶりの未訪問局、後川局へ到着。
国道沿いの頑丈そうな局舎は、かつての集配局の名残があります。
あと1時間は、近辺の未訪問局を数局訪問します。
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15:16 |
蕨岡郵便局 |
わらびおか |
高知県四万十市 |
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後川局からは北東に向かう道に入ります。
国道441号と439号をショートカットしてくれる道です。
想像していたよりも快適な道で、2車線の走りやすい道。
トンネルを抜けると国道439号に出ます。
みんな大好き酷道のヨサクですね。
この区間は全然酷道感はなくて、走りやすかったです。
北に進むと出光のガソリンスタンドの隣に局はありました。
こちらもかつては集配局だったようで、その名残がありますね。
風景印はないので、貯金をして局を出ました。
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15:31 |
富山郵便局 |
とみやま |
高知県四万十市 |
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国道439号をしばらく北に進みます。
この先の国道は繋がっているようないないような。
地図ではそんな描かれ方をしています。
まあ、それが国道439号という道なんだな、と思いますね。
2車線の快適な道を進んでいくと局はありました。
集落という規模感ではないですが、開けた場所に局はありました。
なんだか洋風で、道の駅みたいな建物です。
こちらもかつては集配局だったみたいですね。
このあたり、やたらたくさん集配局があったんですね。
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15:56 |
中村駅前郵便局 |
なかむらえきまえ |
高知県四万十市 |
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今日の訪問予定はここまでで、宿に向かう予定でした。
国道439号で中村市街地に向かいます。
そういえば、何年も訪問が漏れていた中村駅前局がありました。
明日訪問してもよいのですが、今日立ち寄ることにします。
急に明日休業することだってありますからね。
そんなこんなで中村市街地に出て、駅とは国道を挟んだ西側に局。
駅前という立地ではないんですが、駅前局です。
2008年に中村市街地を訪問してから17年半の歳月をかけて訪問しました。
こうして記憶を繋いでいく旅が、今後の中心になりそうです。
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| 四万十IC~宿毛和田IC 20.7キロ・普通車0円
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ホテルAZは西日本旅の強い味方。今日はオープニングセールで夕食付きに格安宿泊。飲み放題も付けました。
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中村からは愛南町の宿まで向かいます。愛南町にしたのは未訪問局があると、ホテルAZがオープニングセールをしていたからです。
九州旅などではよく宿泊しますが、四国でもお世話になることに。AZは個人的には好きな宿で、いろいろ気の利くポイントも多々あります。
飲み放題は少し値上がりしていましたが、外出飲み食いすることを考えたら格安で、ついつい飲み過ぎてしまいました。
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