地図を見ていると、おもしろいくらい山の中に郵便局があるな、というところが全国にいくつもあります。周囲に局もないのに。
そのひとつが、別子郵便局でしたが、近年移転して建物も新しくなっているとのこと。でも訪問するには厄介です。
別子郵便局を経路の最初に入れるのが無難ですが、今日は最後に設定し、16時にできるだけ近いタイミングで訪問する計画です。
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| ★ 8月8日(金)天気:晴れ 金曜日の郵便局巡りはちょっと肩の力が抜けます。 |
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とはいえ、四国には山深い場所の郵便局が実に多いです。
ぐるりの海沿いを除けば、あとは山の中。
そう言っても間違いではないほどだと思います。
それぞれの山あいに集落があり、生活があります。
四国中央市の宿から山を越えて、国道319号を池田方面に。
徳島県に入って山あいの集落に辿り着きました。
旧山城町に位置する大野集落の中に局。
どう考えても川口側からのアクセスの方が良かったでしょうか。
今日はここをスタートにして、西に向かいます。
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09:17 |
上山簡易郵便局 |
かみやま |
愛媛県四国中央市 |
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国道319号は、坂出と四国中央を結ぶ道です。
それなら海沿いに行けばすぐなんですよね。
それをわざわざ阿波池田まわりで繋げている国道。
どんな需要があるというのかわかりません。
そんな需要薄と思われる区間を走り、徳島県から愛媛県へ。
小さな集落に入ると、国道沿いに局はありました。
近くにはあじさいの里という、斜面を利用したアジサイ園。
それから、茶畑も広がっていて、明るい山里の景色。
県境まで民家は点在し、暗くて寂しい雰囲気はありません。
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09:35 |
新宮郵便局 |
しんぐう |
愛媛県四国中央市 |
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銅山川に沿って四国中央方面に向かいます。
川の名前が歴史をしっかり物語っていますね。
銅山の歴史はこの地域の歴史でもあります。
新宮の中心地に入ると建物が増えます。
旧新宮村の中心地で、窓口センターなども近くにあります。
集配局らしく大きめの局舎です。
小さな村だった新宮村ですが、この南に高速道路のインター。
道路交通の面では、アクセスがよかったんですね。
村内は山の上などにも民家が点在して、不思議な光景です。
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09:52 |
川滝郵便局 |
かわたき |
愛媛県四国中央市 |
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どうしてそんなに山の上に住むんだろう…。
確かに谷筋には住む場所が限られていますからね。
それにしても上り下りだけでも大変だと思いますが。
余計なことを考えながら国道319号、県道5号で北へ。
堀切トンネルという長いトンネルで一気に海側へ。
華麗なカーブとループで一気に川之江に。
国道192号で池田方面に向かうと局はありました。
先日の佐野局から西に向かっていると、ここに出たんですね。
交通量が多い国道沿いで、目立たない局舎です。
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10:05 |
上分郵便局 |
かみぶん |
愛媛県四国中央市 |
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国道で西に向かい、四国中央市街地へ。
山を下っていく道で、交通量が増えていく感じ。
まだ朝の通勤時間帯の名残がある感じですね。
県道5号との分岐を県道側に進み、市街地の中に局。
このあたりはもう川之江市街地です。
待ち時間も少なく、貯金も完了しました。
この旅で待ち時間に悩むことなんてあまりなかったですね。
これは四国の人口が少ないからか、たまたまか。
20年前と比較しても人口減少は凄まじいですからね。
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10:15 |
川之江郵便局 |
かわのえ |
愛媛県四国中央市 |
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20年ほど前って、郵便局の待ち時間も長かった気がします。
いまは郵便局の窓口減少や人手不足もるはず。
それでも混雑する局が減っている気がします。
やはり利用者が減っているんでしょうか。
さて、国道11号バイパスの終端を横目に市街地を進むと局。
上分と同じ県道5号沿いに位置しています。
旧川之江市の中心局で、ゆうゆう窓口もあります。
お客さんは他にもいますが、混雑というほどではないです。
合併当時の人口は38,000人余り。小さな都市です。
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10:23 |
大門簡易郵便局 |
だいもん |
愛媛県四国中央市 |
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わりと小さな街なので、局も少ないです。
川之江を冠する局は3局だけですし。
山側の県道9号を回って市の北部へ。
山の方には高速道路の川之江ジャンクションが見えます。
四国の交通の要衝というのは確かです。
市街地の端を進んでいくと局。
駐車場のない、小さな簡易局でした。
公式には1台分あるみたいですが、どこにあったんだろう。
まあ、それでもなんとか訪問できます。
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10:30 |
川之江新町郵便局 |
かわのえしんまち |
愛媛県四国中央市 |
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そのまま西に行くと、大きな病院が建っています。
公立学校共済組合四国中央病院。
この四国中央は、四国中央市から付けたわけじゃなく偶然。
病院の開設は1956年ですからね。
ちなみに関東中央病院は世田谷にあります。
バリウム検査で何度か行っている鬼門ですが。
川之江駅からアーケードの中を通って局の前に到着。
一方通行の道沿いなので、迂回が必要でした。
今朝まで泊まっていた宿からもすぐの場所です。
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10:47 |
関谷簡易郵便局 |
せきや |
香川県観音寺市 |
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ここからは、昨日の香川県の残り局を訪問します。
あえて訪問しなくてもよいのですが、訪問しておきたく。
というのも今回の旅、かなり余裕のスケジュールで。
後半で訪問すべき局がすごく少なそうです。
混雑する川之江市街地の国道11号を北に向かいます。
川之江市街地でのバイパス建設が待たれますね。
海沿いを走って香川県に入り、しばらく行くと局はありました。
幹線国道の流れのよい区間で狭い道を右折するのは苦労します。
まあ、そうしないと訪問できないので仕方がないです。
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| 10 |
10:57 |
和田郵便局 |
わだ |
香川県観音寺市 |
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ここからどうやって向かったんだろうな。
地図を見ても走った道を思い出せません。
ナビ頼みですが、そんなに広い道はなさそうだし。
ともあれ、県道241号に出ています。
この道も、国道11号からショートカットのルートのよう。
もうすぐで和田郵便局、というところで謎の渋滞始まる。
郵便局で話題にしたところ、「梨の直売が今日からなので」とのこと。
「なんかのお祭りかと思いますよね、本当に」と話題に。
やはり初売りに飛びついてしまうんでしょうね、暇だったら。
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11:07 |
豊浜郵便局 |
とよはま |
香川県観音寺市 |
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梨渋滞とでも呼んでおきましょう。
その梨渋滞を抜けて、豊浜の市街地を目指します。
JR予讃線の踏切を渡って、北に向かう道へ。
国道377号にぶつかると、局のちょうど東側に出ます。
駐車場も広くとめやすい、広々とした局。
局舎も凝った造りで明るい印象です。
現在でも集配局なのは、旧豊浜町の中心局だからでしょう。
そういえばここは旧三豊郡だったんですね。
三豊郡は三野郡と豊田郡から一字ずつ取ったんですね。
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11:14 |
花稲簡易郵便局 |
はないな |
香川県観音寺市 |
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その豊田郡というのがこのあたりのルーツ。
豊浜と和田から取られているんでしょうか。
調べてみるともっといろいろわかりそうです。
まあ、調べないんですけど。
豊浜から北に向かっていくと局は…あれ?ないぞ。
広い道ではなく、集落の中の狭い道沿いにありました。
それでもちゃんと駐車場が確保されています。
とても歴史を感じさせる局舎です。
局舎の内部も、古民家という感じで素敵です。
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11:22 |
観音寺中洲郵便局 |
かんおんじなかず |
香川県観音寺市 |
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なるほど、ここでやらかしたんですね。
地図を見ながらいまになって納得です。
途中、多少のコースアウトを伴いますが、観音寺柞田局。
見事に行くのを忘れていました。
当日の経路から漏れていたのか、見落としたのか。
昨日の畑田局に続く失態は、帰宅後に判明します。
そんなことはつゆ知らず、観音寺市街地に局。
古くからの街並みにある局ですが、駐車場も広く訪問しやすいです。
ここから数局、観音寺市中心部の局を訪問します。
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11:29 |
観音寺郵便局 |
かんおんじ |
香川県観音寺市 |
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まあ観音寺は、離島めぐりでまた来るだろうし。
今日訪問しない伊吹島に行くときにでも。
リカバリの効くエリアでよかったです。
開局や改称もあるかもしれませんしね。
気付けば大きな市民会館の横を通り、観音寺局に到着。
中洲局からはわりとすぐに到着しました。
観音寺市の中心局で、ゆうゆう窓口もあります。
現在の観音寺市は53,000人程の人口を抱えます。
意外と人口が多いのには驚きました。
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11:35 |
観音寺茂木郵便局 |
かんおんじしげき |
香川県観音寺市 |
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観音寺市は3万人規模くらいだと思っていました。
たしかに、合併で広がっているし、市街地もあるし。
市街地を北に進み、財田川沿いに出ます。
県道5号観音寺池田線を走ると局はありました。
この辺は、だいたいの道が池田に繋がりますね。
こちらの局は12時半からの1時間が局員さんのランチ休憩です。
まだ11時半なので、この時点では心配なく訪問します。
観音寺市内のランチ休憩実施局はこの局のみです。
この先の局もしばらく安心して巡れます。
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| 16 |
11:44 |
観音寺吉岡郵便局 |
かんおんじよしおか |
香川県観音寺市 |
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この北側に、銭形砂絵と琴弾八幡宮があります。
それから、四国八十八箇所第六十九番札所観音寺も近いです。
お寺の読みは「かんのんじ」と連声します。
いや、なんでそんな紛らわしいことしたのよ。
市の名前が連声しない理由は何だったんだろう。
そんなことを思いながら予讃線を越えて県道237号へ。
しばらく走っていくと右手に局はありました。
県道にも標識が建っていてよく目立ちます。
局舎もまだ新しいもので、利用しやすい局でした。
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11:51 |
本山郵便局 |
もとやま |
香川県三豊市 |
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北に向かって財田川を渡ります。
すると行く先に立派な五重塔が見えます。
そう、この五重塔は四国八十八箇所第七十番札所本山寺のもの。
急に現れたのでびっくりしました。
そしてこのお寺の本堂は700年以上前に建てられた国宝。
いずれ、ゆっくりと参拝したいものです。
本山寺のわきを抜けると本山郵便局に出ました。
局舎は新しいのですが、既に集配は廃止されているようでした。
このあたりから、また三豊市の局を訪問します。
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12:00 |
比地大郵便局 |
ひじだい |
香川県三豊市 |
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本山地区からは北西に抜ける道に入ります。
JR予讃線を踏切で渡り、県道224号を北に。
さらに並行する集落内の道を行くと局はありました。
昔ながらの局舎がある長閑な局です。
近くにはJR比地大駅があって、わりと開けています。
それにしても比地大という地名はなんだか独特な響き。
なにかの大学があるわけでもないんですよね。
そもそも明治時代からの地名に比地大村があったようです。
歴史ある地名の由来は気になるところです。
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12:06 |
比地簡易郵便局 |
ひじ |
香川県三豊市 |
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比地大から北に向かい、県道ではない道で北へ。
集落の中を通る道なので広くはないです。
ゆっくりと走る分には道幅は十分です。
しばらく走って集落の中に局はありました。
古くからの旧家という感じの門構えのお宅に局はありました。
門のわきの蔵のような立地でしょうか。
どちらにしても個人宅にしては立派過ぎます。
局では手作りのポケットティッシュ入れをいただきました。
手作りの小物をいただくと、思い出に残りますね。
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ここからは少しコースアウトして未訪問局を拾います。
県道271号豊中仁尾線という道です。
いきなり七宝山トンネルで山をぶち抜きます。
気付けば荘内半島の西海岸に出ています。
中高生に人気の父母ヶ浜があり、その先が仁尾の町。
旧仁尾町の中心地に局はありました。
こちらは集配局っぽい見た目ですが集配廃止になっています。
父母ヶ浜は有名でも、街並みはちょっと寂し気。
町が潤うような経済的な効果には乏しいようです。
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12:33 |
吉津郵便局 |
よしづ |
香川県三豊市 |
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この先は詫間方面なので、ここから東に向かいます。
昨日訪問していないエリアを拾っていきます。
県道220号大見吉津仁尾線で山を越えます。
2車線の県道ですが、交通量は多くはありません。
先ほどの七宝山トンネルに流れているでしょうか。
走りやすい道で吉津峠を越えて、しばらく行くと局。
集落を抜けて、少し道が広がったところです。
駐車場が見つからなかったので、路肩に車を置いて訪問します。
通る車もほとんどいないので、その点は困りません。
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12:41 |
下高瀬簡易郵便局 |
しもたかせ |
香川県三豊市 |
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県道220号に戻ってしばらく東に進みます。
農協を過ぎ、丸岡味噌麹、という工場を右折。
なるほど、味噌蔵なんですね。
こういう街並みには似合いそうです。
近くにはJRみの駅。1994年までの旧称は高瀬大坊駅。
そしてわき道を走ると…ものすごく歴史ある建物。
いや待って、ナビではここが郵便局。
そう、この荘厳な建築が下高瀬簡易郵便局でした。
立派な建物の郵便局に、また出会ってしまいました。
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簡易郵便局とは思えない素晴らしい建築は、旧呉服店で国の登録有形文化財だそう。
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12:53 |
高瀬郵便局 |
たかせ |
香川県三豊市 |
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下高瀬簡易局のことも、高瀬大坊駅のことも、気になります。
いろいろな歴史があって、今に受け継がれている。
それを思うだけで、なんだか楽しくなりますね。
さて、高瀬川沿いの道から高瀬の市街地に入ります。
旧高瀬町の中心街で、JR高瀬駅の北東に局。
その高瀬駅は朝晩に一部の特急も停車します。
大きな局舎で、いまでも集配局でした。
お客さんもそこそこいて、需要のある局のようでした。
町の規模はわりと大きかったんでしょうね。
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| 24 |
13:02 |
勝間郵便局 |
かつま |
香川県三豊市 |
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高瀬の市街地を県道23号で突っ切ります。
国道11号、県道49号と越えると局。
それで、こちらの局が三豊市唯一のランチ休憩実施局。
12時から13時の1時間なので、ちょうど休憩終わりのタイミング。
タイミング的にはちょうどよかったです。
この局には風景印が設置されていました。
三豊市内は設置局とそうでない局が半々くらいです。
これくらいの設置率の方が、個人的には助かります。
滞在時間的にも、懐事情的にも、というところです。
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13:13 |
上高野郵便局 |
かみたかの |
香川県三豊市 |
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このまま東に向かうと、昨日訪問の二ノ宮局。
そんなわけで、ここからは南に向かいます。
ナビ任せに適当には南東に向かいました。
さぬき豊中インターからも近い場所ですね。
周囲は田園風景で、長閑な立地です。
エリア的には、本山寺と同じ旧豊中町に位置しています。
局の近くには五ツ街道という名前の交差点がありました。
名前の通り、五方向に道が延びる交差点です。
このたりは、古くから交通の要衝だったんでしょう。
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13:20 |
財田西簡易郵便局 |
さいたにし |
香川県三豊市 |
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その五ツ街道交差点を左折します。
左折方向は選択の余地なく県道226号です。
迷うことはなく交差点を脱出です。
そのまましばらく走っていくと局はありました。
財田西、ということで、旧財田町の局でしょうか。
局舎は青くてかわいらしいものです。
舗装がきれいなのですが、最近道路が拡幅されたようです。
所在地を見ると、山本町財田西。
そうか、ここは旧財田町ではなく山本町でした。
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13:28 |
山本郵便局 |
やまもと |
香川県三豊市 |
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紛らわしいな、と思いつつも次の局へ。
ありますよね、分断地名というか。
2つの自治体に跨って同じ名の地名があるところ。
そんなわけで、旧山本町の中心地に入ります。
旧町役場と現在の山本支所の間の道を入ります。
すると、ショッピングセンターの一角に局。
マルナカ山本店などと駐車場を囲む建物にありました。
2005年からこの場所で営業しているようです。
ちなみに山本局の集配引き継ぎ局は本山局でした。
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13:36 |
観音寺池之尻郵便局 |
かんおんじいけのしり |
香川県観音寺市 |
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そうか、至近距離に山本局と本山局があるのか。
それはもう、事件ですよ。
紛らわしすぎて笑ってしまいます。
県道6号に入って西に向かっていきます。
そのまま県道に沿って走ると局はありました。
局舎は古めかしく、駐車スペースも狭いです。
交通量のそこそこある道。
ちょうど後ろに車がおらず、バックで駐車できました。
池之尻というだけあって、池がたくさんあります。
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13:44 |
観音寺粟井郵便局 |
かんおんじあわい |
香川県観音寺市 |
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なるほど、ここでも観音寺柞田局が近かったのか。
思い出してリカバリするチャンスはあったんだな。
いやいや、いいよ、また行くんだから。
そう言いながらもけっこう気になってしまう。
次に来るまでに廃止されたりしなければよいです。
国道377号に抜けると局はありました。
広い道沿いですが、駐車場がちゃんとあるので安心です。
このあたりは市街地からも離れて、山の手前です。
田園風景が広がる、長閑な場所でした。
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| 30 |
13:55 |
萩原郵便局 |
はぎはら |
香川県観音寺市 |
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国道を離れて南下する道を進みます。
県道241号は旧大野原町のエリアに入ります。
大野原町萩原交差点で右折。
ちょうどファミリーマートのあるところでした。
その先、局は左手に出てきました。
局舎わきの駐車場の配置がちょっと独特です。
駐車しやすいような、しにくいような、という感じでした。
車が途切れていれば別に大丈夫なんですが。
狭い敷地を有効活用しているということなんでしょうね。
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13:59 |
大野原郵便局 |
おおのはら |
香川県観音寺市 |
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観音寺市内の残す局もあと1局になりました。
いや、伊吹島があるから残り2局か。
いやいや、柞田を忘れていたから残り3局か。
そんなことに当時は全く気付かず、大野原局を目指しました。
旧大野原町の中心地に局はありました。
局は観音寺市の大野原支所、旧町役場の中にありました。
役場系の局は駐車場が利用しやすくて助かります。
それにしても四国は役所系と商業施設系の局が多いですね。
自前の局舎を持たなくてよいのは、プラスな発想です。
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| 大野原IC~三島川之江IC 14.7キロ・普通車560円
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14:24 |
川之江妻鳥郵便局 |
かわのえめんどり |
愛媛県四国中央市 |
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この先は川之江まで戻らないと未訪問局がありません。
隣町なのでゆっくり行ってもいいのですが、高速に乗ります。
ちょうど大野原にインターがあるのと、目的地がインター近くなのと。
大野原インターから1区間だけ高速を走り、三島川之江インターへ。
インターからそのまま海沿いの市街地方面へ。
すると、JR予讃線のオーバーパスの先に局。
ただ、側道沿いだったので並行するアンダーパスから迂回。
妻鳥町という地名も変わっていますね。
交通量の多い道路沿いにありながら利用しやすいです。
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14:30 |
伊予三島朝日郵便局 |
いよみしまあさひ |
愛媛県四国中央市 |
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オーバーパスをくぐって、側道から復帰します。
県道123号を西に進んでいきます。
工場に民家にとごちゃっとした県道です。
昔からの街道筋なんでしょうが、走りにくい道。
大王製紙の工場群を横目に南下するわき道に入ると局。
このあたりは大王製紙の社宅なども並んでいます。
大王製紙の本社もこのすぐ近くにあります。
本社の所在地は三島紙屋町というんですね。
もうまさに、紙の町。企業城下町といえるでしょう。
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| 34 |
14:36 |
伊予三島港郵便局 |
いよみしまみなと |
愛媛県四国中央市 |
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大王製紙といえば、故郷とも繋がりが深いです。
地元には名古屋パルプの工場がありました。
小学生のころは社会科見学でエリエールのティッシュを貰いました。
いまでは大王製紙の可児工場になっているんですよね。
そんなこともあって、自分は断然、エリエール派です。
どうでもいい情報は水に流して、市街地にある港郵便局へ。
漁港にも近い昔ながらの街並みの中にあります。
この街は昔から工場と共に発展してきたんだろうな。
そんなことを感じさせる中心市街地でした。
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| 35 |
14:51 |
伊予三島郵便局 |
いよみしま |
愛媛県四国中央市 |
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国道319号に抜けて、南下していきます。
翠波通りと名付けられた道です。
国道ではありますが、JR予讃線を踏切で渡ります。
ちょうどJR伊予三島駅の西側にある踏切です。
この区間、単線になっているんですね。
その先の交差点に面して局はありました。
外装の工事中のようで、黒い幕が張られていました。
旧伊予三島市の中心というには市街地らしくない場所です。
駅の北側が昔からの市街地ということなのでしょう。
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14:57 |
伊予三島中之庄郵便局 |
いよみしまなかのしょう |
愛媛県四国中央市 |
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時間を気にしながら、もう1局訪問しておきます。
伊予三島局からはそのまま西に向かっていきます。
狭い道ですが、県道126号で、そこそこの交通量があります。
歩行者もいるので気を付けながら走っていきました。
住宅密集地を走り、右折すると局はありました。
海側には運動公園などもありますが、基本は住宅街。
国道のバイパスが通って、近くの交差点はちょっと賑やかでした。
局を出た時点で15時前になりました。
この先、別子まで行く計画なので、三島市街地を離れます。
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| 37 |
15:18 |
金砂簡易郵便局 |
きんしゃ |
愛媛県四国中央市 |
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国道11号川之江三島バイパスに入ります。
南に向かう道に入り、松山道をくぐって国道319号に。
法皇バイパスという高貴な感じの道に。
トンネルを抜け、一気に高度を稼いで街を見下ろします。
その先、一気に狭くなって長い法皇トンネルに。
銅山川がせき止められた柳瀬ダム湖畔に市の嶺南支所。
昔の小学校の校舎を活用しているという支所の中に局はありました。
航空写真で見ると、確かに建物の裏手にプールらしきもの。
昔はこのあたりも、大きな集落だったんでしょう。
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| 38 |
15:25 |
富郷郵便局 |
とみさと |
愛媛県四国中央市 |
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その先、県道6号高知伊予三島線に入ります。
えっ、高知に続いているの…。
ちょっと信じられませんが、そうみたいです。
県道をしばらく進むと、銅山川沿いに小さな集落。
その集落の県道沿いに局はありました。
集落といっても、民家が数軒あるくらいのささやかなものです。
昔はこのあたりも栄えていたんでしょうね。
昭和の大合併までは金砂と同様に富郷も村でした。
宇摩郡だったことは、銅山川の歴史に重なります。
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| 39 |
15:53 |
別子郵便局 |
べっし |
愛媛県新居浜市 |
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さらに県道を奥地へと進んでいきます。
銅山川沿いをひたすら走るという感じ。
走りやすい道で、交通量も少ないです。
ラジオの電波もなく、静かな山里を走ると局に着きました。
こちらは小中学校や公民館の向かい、別子山ふるさと館にある局。
2023年5月に移転してきたばかりです。
移転前の場所からは4キロほども離れています。
2003年に新居浜市になるまでの別子山村は人口200人台でした。
銅山の歴史を物語る、静かな山里の郵便局でした。
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週末は鉄道と別子銅山の歴史を学びました。見どころが多く、じっくりと観光しました。
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| ★ 8月9日(土)・10日(日)天気:曇り時々雨 四国の鉄道や別子銅山の歴史を学びます。 |
週末は鉄道と別子銅山の歴史を学びました。見どころが多く、じっくりと観光しました。
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この後が本当に大変で、ガソリンが少なくなってしまい、別子の給油所で5リットル900円分だけ給油してもらいました。
新居浜に抜ける県道47号も狭い区間が続き、運転にものすごく疲れました。やっと新居浜に抜け、宇佐美で給油してから西条の宿へ。
トレインビュー、しかもフリーゲージトレインビューの宿で、金曜日の夜をゆっくりと過ごすことができました。
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