さらに山間部からの訪問を続けていきます。今日は神山町から徳島市方面を目指し、さらに吉野川沿いを西へ行く計画。
このルートを考えるだけでもかなり時間がかかりましたね。徳島県では山あいの(一応続いてるけど)どん詰まりの道が多いこと。
何通りも「山あいの最奥局から下っていくルート」を考えて訪問に臨みましたが、結局訪問できなかった局もありました。
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阿南駅から南の区間は列車も少ないですが、朝の時間帯は4両に立ち客の姿も見えました。
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09:03 |
川又郵便局 |
かわまた |
徳島県名西郡神山町 |
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山あいは適当な県道を進み、国道438号に出ます。
快適な道が続きますが、ところどころ狭いところも。
いよいよ最奥地だん、というところ、狭い道沿いに局はありました。
なかなか頑丈そうな局舎です。
局の周辺はわりと住宅密集地でまとまった集落です。
この先の国道は激しめの峠越えで、実質ここが最奥地の局。
まあ、頑張れば通れる道なんでしょうが、タイムロスがすごそうです。
そんなわけで、今日はここから東に向かっていきます。
だんだんと道も広がり、景色も賑やかになるはずです。
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09:12 |
今井郵便局 |
いまい |
徳島県名西郡神山町 |
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国道を少し戻ると、すぐに道幅も安定します。
バイパス化されていて、走りやすい道ですね。
それほどたくさんの車がいるわけでもないですが。
それに、どんなに高規格にしても、走る車はスローな軽トラばかりですし。
少し走るとすぐに右手に局は出てきました。
行きには見落としていたのですが、国道沿いの大きな局舎です。
こちらの局が集配局で、このあたりの集配を担っているようです。
のどかな景色が広がっていて、心地よいところですね。
国道から見える景色も、昔話の舞台のようです。
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09:23 |
寄井郵便局 |
よりい |
徳島県名西郡神山町 |
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国道438号を海に向かって進んでいきます。
今日は実際に海を見ることはなさそうですが。
この国道は、徳島と坂出を結んでいるんですね。
四国山地を越えながら結ぶ、メインルートにはならない国道。
そういう道を走るのも、旅の楽しさです。
民家や商店も増えて、神山町の中心地に入っていきます。
町役場などもある集落に局はありました。
役場最寄りではありますが、集配局ではない小さな局です。
また、町名を名乗る郵便局はこの先にあります。
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09:30 |
神山郵便局 |
かみやま |
徳島県名西郡神山町 |
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国道438号はそのまま東へと続いています。
集落を過ぎるたびに交通量が少しずつ増えます。
街に向かっているというのがわかりますね。
しばらく走り、国道を離れて集落の中の道へ。
すると、右手に神山郵便局が出てきました。
駐車場がないですが、わき道沿いに車を置くことができます。
この先、上一宮大粟神社という神社のようです。
大きな鳥居が局舎の裏手にありました。
まさに、神の山なんだな、と思いました。
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09:41 |
阿野郵便局 |
あの |
徳島県名西郡神山町 |
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神山局の近くに道の駅がありました。
温泉の里ということで、温浴施設があるのでしょうか。
徳島県は温泉のイメージがあまりないですね。
青井夫谷川沿いの道を北に進んでいきます。
県道20号にぶつかり、さらに北に向かうと局はありました。
このあたりは旧阿野村の地区なんですね。
1955年から神山町ということは、平成の大合併で誕生した町ではないのか。
神山町は全国一のスダチの産地なんだそうです。
さらに四国一のウメの産地でもあるそうです。
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09:51 |
広野郵便局 |
ひろの |
徳島県名西郡神山町 |
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てっきり平成の大合併で誕生した町だと思っていました。
神河町とか神流町とか神石高原町とか。
いわゆる神様シリーズと混同していましたね。
誕生から70年の歴史ある神山町に謝らないといけません。
さて、県道20号をしばらく北東に走っていきます。
しばらく行くと、鮎喰川沿いの集落に局はありました。
少し大きめの局舎で、こちらは集配局でした。
山を越えて、役場の方とはコミュニティが違うんでしょうね。
さらにもう1局、神山町の局を訪問します。
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10:01 |
鬼籠野郵便局 |
おろの |
徳島県名西郡神山町 |
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県道21号をしばらく南下していきます。
うまい具合に訪問順が繋がったと思います。
トンネルで山を越え、国道438号にぶつかる手前で右折。
集落の中に局はありました。
鬼籠野という地名はなかなか読めないです。
でもちゃんと変換されるんですね。
このあたりも神山町成立前は鬼籠野村だったエリアです。
朝からずっと神山町を訪問してきました。
広い町域に、7局も直営局があるのは驚きです。
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10:15 |
佐那河内郵便局 |
さなごうち |
徳島県名東郡佐那河内村 |
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国道438号は府能バイパスに入ります。
2007年に開通した長いトンネルを含むバイパスです。
それまでの旧道は狭くカーブも多い酷道だったそう。
バイパスの時短効果は13分とウィキペディアにあります。
ものすごく地域交通を変えたバイパスなんですね。
おかげで何の苦労もなく佐那河内村に入りました。
その村役場の中に郵便局は入居していました。
綺麗な庁舎で、トイレも快適に使わせていただきました。
佐那河内村唯一の郵便局を無事訪問しました。
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10:30 |
徳島しらさぎ台郵便局 |
とくしましらさぎだい |
徳島県徳島市 |
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村と聞くと山奥のイメージです。
でも佐那河内村は、徳島市にもほど近い場所。
十分に通勤通学圏内だろうな、と思います。
路線バスは、徳島駅前まで結んでいて、役場から40分ほど。
本数が少ないので、日常の足としては不便でしょうが。
国道438号を進み、途中からしらさぎ台へと入ります。
ニュータウンのメーン道路を走ってくと局はありました。
典型的な地方都市のニュータウンの雰囲気です。
とはいえ、局の向かいにはスーパーがあるのは助かります。
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10:41 |
徳島上八万郵便局 |
とくしまかみはちまん |
徳島県徳島市 |
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県道208号に出て、東に進んでいきます。
このあたりまで来ると、交通量も安定して多いです。
徳島市街地は目の前、という感じがあります。
国道に出る手前で集落の中の道に入ると局。
この道は国道に抜け道できないようになっています。
それもあって、局の付近はとても静かな印象です。
局の向かいは農協で、JA徳島市眉山支所。
市のシンボルである眉山を名乗っているんですね。
このあたりが、いわゆる眉山の麓のエリアなんでしょうか。
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10:53 |
一宮郵便局 |
いちのみや |
徳島県徳島市 |
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県道208号を戻り、しばらく西に向かいます。
ナビに案内されるまま、県道21号に抜けて局に到着します。
局名はシンプルに一宮郵便局。
全国に数多くある一宮郵便局シリーズです。
この地名の場所には必ずあるであろう大きめの神社。
なるほど、阿波国一之宮の一宮神社があります。
神社の向かいは十三番札所の大日寺がありました。
門前にはいくつかのお遍路旅館が建ち並んでいます。
このあたりは巡りやすいのかもしれないですね。
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11:01 |
徳島入田郵便局 |
とくしまにゅうた |
徳島県徳島市 |
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県道21号をさらに西へと進んでいきます。
走りやすい道ですが、抜け道利用も多いようです。
そのまま行くと局は左手にありました。
こちらの局は、11:30から12:30の1時間がお昼休みです。
事前に調べてきましたが、昼休み前に訪問できました。
徳島市内とはいえ、住民も少ないエリアなのでしょうか。
たしかに田園風景ではあります。
近くの局でカバーできるということなんでしょうね。
付近で昼休み導入局が少ないので影響はないでしょう。
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11:25 |
石井郵便局 |
いしい |
徳島県名西郡石井町 |
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山を越えて北に進んでいきます。
県道20号に入りますが、川を渡ってすぐが隘路。
そこにトラックも走るので、渋滞しています。
この区間の拡幅が待たれますね。
トンネルをくぐって、山を越えると吉野川沿いの市街地です。
国道318号を右折し、JR徳島線沿いを進むと局はありました。
名西郡石井町という初訪問の自治体です。
こちらの局は集配局で、わりと大きな局舎が目立ちます。
国道沿いですが対向車線側なので悩ましい局でした。
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11:34 |
徳島西郵便局 |
とくしまにし |
徳島県徳島市 |
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このあたりは郵便局の密度が高めです。
未訪問の郵便局が点在する未訪問地帯です。
今日は丁寧に拾っていくことにします。
国道318号を徳島方面に向かうと、すぐに徳島市に入りました。
いずれ徳島南環状道路に繋がるであろうバイパスを過ぎると局。
こちらはストリートビューの予習で向かいにも駐車場があると知っています。
対向車線側の駐車場に入らなくてよいのでストレス半分です。
石井局に続いて集配局ですが、ゆうゆう窓口はなし。
徳島西を名乗るくらいなので、あってもおかしくはないですが。
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11:50 |
徳島名東郵便局 |
とくしまみょうどう |
徳島県徳島市 |
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中央局以外のサブ集配局の凋落が著しいですね。
特に県庁所在地の東西南北、いわゆる方角局。
ゆうゆう窓口が生き残っている局の方が少ないのでは。
それだけ、郵便配達の利用も変わっているんでしょうね。
昨今の報道もありますが、風当たりも強いでしょうし。
鮎喰川沿いを南下し、さらに街並みを進むと局。
名東というのは、このあたりの郡名にもなっていますね。
先ほどの佐那河内村も名東郡でした。
歴史的には名東郡の村だったのかもしれませんね。
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11:57 |
徳島庄町郵便局 |
とくしましょうまち |
徳島県徳島市 |
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鮎喰川沿いの県道21号を北に進みます。
国道318号を渡り、すぐに右手に下りる道へ。
昔ながらの街並みの中を進んでいきます。
こういう下町の雰囲気は、県庁所在地だなと思います。
小さな都市では形成されない街並みですよね。
道なりに行くと街並みの中に小さな局がありました。
局舎の隣と、一軒挟んで隣も郵便局の駐車スペースです。
昔ながらの局舎で、駐車スペースも以前は建物があったのでしょう。
外壁がそれを物語っているように見えました。
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12:11 |
徳島蔵本郵便局 |
とくしまくらもと |
徳島県徳島市 |
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このあたりがJR鮎喰駅で、民家も多いです。
徳島市中心部からも近いので、便利そうですね。
基本的に鉄道で行き来することはなさそうですが。
国道318号に出て進むと、昨日訪問した徳島大学病院が右手に。
今日は左に曲がって、JR蔵本駅前に出ました。
駅前のロータリーに面していて、駐車場はロータリー内と共用。
窓口を待っている間に列車が来たので駅に立ち寄りました。
ちょうど阿波池田行きの特急剣山3号が来ました。
小さな無人駅ですが、4往復の特急が停車する駅のようです。
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特急停車駅の蔵本駅。昔ながらの駅舎が残っています。
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12:19 |
徳島島田郵便局 |
とくしましまだ |
徳島県徳島市 |
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讃岐街道なる細い道に出て北に向かいます。
地図で南行き一方通行になっていますが、実態は朝のみ。
狭い道ですが、踏切で線路の北側に出られる貴重な道。
タクシーも抜け道にしているようでした。
蔵本の街が続き、商店も多く建ち並んでいます。
田宮川を渡るとすぐに局はありました。
こちらは多少郊外になって、駐車場も余裕の広さでした。
落ち着いた立地なので、訪問しやすいと思います。
JR蔵本駅からも十分に歩ける近さだと思いました。
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12:26 |
徳島不動町郵便局 |
とくしまふどうまち |
徳島県徳島市 |
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すぐに県道30号に抜けて、広い道を西へ。
この区間は昨日の夕方にも通っていますね。
最後、徳島大学病院内郵便局に向かう途中でした。
すぐに県道1号にぶつかり、今日は右折します。
そのまま鮎喰川の橋を渡ると局はありました。
交通量が多く、信号もないのでスイスイ流れている区間です。
この立地で対向車線側に局があると苦しいですね。
まあ、それでも訪問するんですが。
このあたりまで来ると、徳島を冠していても郊外です。
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12:38 |
北井上郵便局 |
きたいのうえ |
徳島県徳島市 |
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吉野川を渡る橋の手前で左折をしました。
県道15号は吉野川の堤防上を進みます。
ナビに従って西側からアプローチします。
東側から行った方が近いような気もしますが…。
田畑の中の小さな局でした。
民家も疎らで、農村のような雰囲気です。
そのわりに局の駐車場がないという不便な立地でもあります。
これだけ土地があるので、改築時は移転するでしょうか。
そうすると局名改称なんかもあったりして…。
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12:44 |
徳島日開郵便局 |
とくしまひがい |
徳島県徳島市 |
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南に進んでいくと、飯尾川を渡ります。
急に道が整備されていて、県道29号徳島環状線に。
なるほど、近い将来、広い道ができるんでしょうね。
環状するまでには何年かかるかわかりませんが。
いや、十年単位の未来かもしれないですね。
県道30号の手前で左折して、集落の中を進むと局。
ちょっとわき道に入っているので、わかりにくさがあります。
これで、1967年編入の旧国府町域も完訪です。
この先は名西郡石井町に戻って訪問を続けていきます。
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12:52 |
高川原簡易郵便局 |
たかがわら |
徳島県名西郡石井町 |
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県道30号に抜けて、今度は西に進んでいきます。
ずっと徳島市内近辺にいましたからね。
四国をワイドに、ディープに旅する、が今年のテーマです。
名西郡石井町に入り、しばらく行くと標識。
「←徳島高川原簡易郵便局」!!
いや、主要施設でも案内しているかのような錯覚です。
しかもこの道は主要地方道で車通りがものすごいですからね。
高川原中央通りを行くと、局はありました。
簡易局にしては大きいですが、標識を建てるほどか…。
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| 23 |
13:01 |
高畑郵便局 |
たかばたけ |
徳島県名西郡石井町 |
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県道30号に戻り、さらに34号に入ります。
大きな商業施設、フジグランがありました。
郊外型のお店が多いのも、特徴的ですね。
上板方面の標識に従って北に進み、しばらく先を左折。
細い道を入ったところに局はありました。
県道からだと全然目立たない立地だと思います。
地図で見ると、周囲の局とちょうどよい間隔です。
狙って設置した郵便局が、ちょうど集落の中だったのでしょう。
貯金も済ませて、さらに石井町内を訪問します。
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| 24 |
13:09 |
高原郵便局 |
たかはら |
徳島県名西郡石井町 |
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言われてみると、石井町って知名度低そうです。
人口は23,000人ほどで微減傾向。
町としては人口もまとまっている方ですね。
徳島市のベッドタウンということでしょうか。
現在まで周囲の自治体と合併しないで生き残れているくらいですし。
そんなことを考えながら田園風景の中を南西へ。
狭い道が続きますが、まあ慣れたものですね。
しばらく行くと高原郵便局に到着しました。
ここまで、高の付く局が3連続でした。
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| 25 |
13:17 |
浦庄郵便局 |
うらしょう |
徳島県名西郡石井町 |
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高原からは南に向かい、飯尾川を渡ります。
国道318号にぶつかり、少し東に向かうと局はありました。
近くにはJR下浦駅があるあたりです。
局での用事を済ませたところで踏切の音が聞こえました。
何が来るかな、としばらく待ってもなかなか来ず。
ちょっと経ってから普通列車が走っていきました。
ローカル線ののんびりした雰囲気が心地よいですね。
とはいえ、この区間はデータイムで30分おきに列車が来ます。
徳島都市圏で、それなりの需要があるんでしょうね。
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急に広がる絶景にびっくり。車通りも少ない峠道の途中で休憩です。
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| 26 |
13:51 |
東山郵便局 |
ひがしやま |
徳島県吉野川市 |
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浦庄から西に行くと、牛島郵便局などがあるエリアです。
その近辺は昨日も登場した2016年8月の訪問地域です。
そうなると、ここから近い未訪問局は…。
阿波川島から県道43号で山を目指していきます。
幸せ系の宗教施設のものすごい存在感の建物を横目に南下。
カーブは多いけど思っていたよりは知りやすい道を行くと…。
急に眼下に吉野川と街並みを望む絶景スポット!
そのことも書きたいですがスペースが足りず、東山郵便局に。
思っていたよりも時間を掛けずに山あいの局に着きました。
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| 27 |
14:05 |
美郷郵便局 |
みさと |
徳島県吉野川市 |
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県道245号に入り西に進んでいきます。
山あいを渡り歩くサブな県道です。
もっともこの区間は走りやすかったですね。
国道193号に出て、少し南下します。
ちょっとわき道に入ると局はありました。
このあたりは2004年までは美郷村のエリアだったところです。
国道はここより南、険しめの区間です。
今日の朝一番に訪問した川俣郵便局に抜けられるようですが。
Googleマップでは、15.7キロ27分と案内されます。
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| 28 |
14:20 |
山瀬郵便局 |
やませ |
徳島県吉野川市 |
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本当に27分で移動できるのかな…。
それが本当なら酷道とまでは言えないよな…。
検証する気はないので、このまま北に向かいます。
国道193号で徳島線を越えた国道192号まで出ます。
山瀬の集落に入り、JR山瀬駅方面に進むと局。
いかにも旧街道沿いの駅前集落の局、といった雰囲気の場所です。
局が国道沿いじゃないだけで一気に落ち着きますからね。
このあたりは旧山川町のエリアなんですね。
山あり川あり、そのまんまだなと思います。
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| 29 |
14:29 |
山川郵便局 |
やまかわ |
徳島県吉野川市 |
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国道192号を池田方面に向かっていきます。
鉄道好きは阿波池田のイメージが強いでしょう。
標識では「三好市(池田)」みたいな書かれ方です。
三好市はじめ、大合併後の自治体名が全然しっくりこないです。
JR阿波山川駅近くに出て、県道から回り込んで局に。
駅からは、車では渡れない踏切の道を歩くと近そうです。
そんな立地なので、車通りが少ないです。
走って来る車は郵便局に用事がある人がほとんどでしょうか。
こちらの局は集配局なので、局舎はどっしりと広めです。
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| 30 |
14:38 |
久宗郵便局 |
ひさむね |
徳島県吉野川市 |
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県道248号奥野井阿波川島停車場線に戻ります。
思わず文字で表したくなる県道の路線名です。
川田川を渡って、少し進むと局はありました。
ナビでもぱっとしない場所でしたが、わかりにくさはなし。
しかし、不思議なところにある郵便局です。
局舎は新しそうで、駐車場も広いので安心安全です。
地図で見ると、このあたり一帯に県道248号が張り巡らされています。
いったい何ルートあるんだろうと思ってしまいます。
旧道、バイパス、その連絡路全部が指定されているのでしょうか。
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| 31 |
14:47 |
川田郵便局 |
かわた |
徳島県吉野川市 |
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久宗局からはしばらく県道を北上していきます。
吉野川に向かって道を下っていく感じですね。
最後、JR徳島線の踏切を渡って国道に合流します。
踏切からの信号なし合流が、けっこう多いように思います。
列車本数は少ないとはいえ、30分ヘッドと考えると危険だなぁ…。
国道に入るとすぐに局はありました。
黄色い局舎がよく目立っていると思います。
JR川田駅はここから少し西に向かったところにありました。
駅があるあたりは、やはり活気を感じる気がします。
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ここからちょと寄り道で、川の北側へ。
吉野川がくびれたところで川を渡ります。
県道12号を東に走ってくと局はありました。
このあたり阿波市阿波町のエリア。
阿波市で唯一未訪問局が残っていました。
一見、普通の局舎なんですが、よく見るとちょっと変わっています。
郵便ポストの飾りがあるなど、凝った装飾もありました。
郵便局に思い入れのある方が建てたんだろうな、と思います。
同時に令和の日本では二度と建たない局舎だろうと思いました。
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15:09 |
脇町郵便局 |
わきまち |
徳島県美馬市 |
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ちょっとおしゃれな局舎とか、出会うと楽しいですよね。
郵便局巡りをしていると、アクセントになっていました。
もちろん、機能性が重視されていないこともあるけれど。
そんな、気持ちに余裕があった頃の日本を覗いてみたいです。
県道12号をそのまま西に向かっていきます。
美馬市に入り、ロードサイド店舗も多くなります。
脇町の商業施設などが並ぶところに局もありました。
こちらの局は、ゆうゆう窓口もある集配局でした。
ひさしぶりにゆうゆう窓口設置局に出会いました。
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15:17 |
脇町うだつ郵便局 |
わきまちうだつ |
徳島県美馬市 |
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そんな脇町は、うだつの町並みが有名です。
うだつといえば、地元の岐阜県美濃市も有名です。
どちらが有名かは、地域差があるでしょうから言及しません。
それでも、先日旅サラダでやっていたくらいです。
うだつの町並みは通りませんが、そんな街並みの外れにある局です。
その名も「脇町うだつ郵便局」です。
昨日の金長だぬきといい、けっこう攻めていますね。
こういう思い切った局名は、ときどきはうれしいですね。
全部がそうなると、ちょっと嫌気が差すんでしょうけど。
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うだつの飾りがありました。脇町潜水橋を渡りました。
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15:28 |
三島郵便局 |
みしま |
徳島県美馬市 |
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美馬市には穴吹郵便局も近くにあります。
ただ、いつか訪問するだろう木屋平出発の回のために温存。
木屋平から香川県方面に抜けようという計画です。
それが実行に移される日は、いったいいつになるのやら。
もう一本、那賀町方面の訪問も残っていますからね。
適当な道から国道192号に出ました。
少し西に進むと局に到着できました。
国道を跨ぐ歩道橋が目印になっていましたね。
この局の出発時点で15時半前。計画を発動します。
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| 36 |
15:40 |
端山郵便局 |
はばやま |
徳島県美馬郡つるぎ町 |
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近くにいくつか局がありますが、通過します。
この先、山の奥地にある一宇郵便局を目指します。
ここから30分あれば、途中の端山局も寄れそうです。
まずは国道438号に入り、しばらく南へ。
走りやすい区間が続いたのち、ちょっと狭くなりました。
バイパスが分かれるところを直進すると局。
なかなか狭い道に面していて、駐車がちょっと大変でした。
こちらでは貯金だけしてもらいます。
風景印で後からまた来ることを伝え、局を後にします。
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15:59 |
一宇郵便局 |
いちう |
徳島県美馬郡つるぎ町 |
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国道438号に戻り、さらに南を目指します。
バイパスが終わると狭い区間が続きました。
まあ酷道というほどではないと思います。
さらに行くと、駐在所に温泉宿に、集落が広がります。
車を置くスペースもないほどに密集した集落です。
郵便局もその中にあり、幸い向かいに駐車スペースがありました。
16時前に無事訪問でき、タイムロスなく訪問完了。
この一宇集落、先には高校の分校の廃校舎などもあるそう。
奥深そうで、また訪れてみたい集落でした。
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かずら橋で有名な祖谷の山里に移動し、山の民宿に泊まりました。静かな夜に癒やされました。
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一宇から端山に戻り、風景印を押していただいてから山を下りました。この後は、池田を経由してかずら橋の近くの宿へ移動しました。
移動距離は長かったですが、静かな山里で過ごす一晩は、何にも代えられないような素敵な時間だと思いました。
思わず窓の外の山の夕暮れを眺め、星が見えそうな空を眺め、と時間を忘れて過ごしました。夕飯も豪華で、とても幸せな夜でした。
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