ここ数年で、移転改称局が次々と誕生していました。
　行こう行こうと思いつつ、1局のために動くのもな。
　そんなことを考えて、遠くの局ばかり訪問していました。
　さあ、いよいよ、と思って下調べをしてみました。
　すると、関東だけでも訪問すべき局が10局以上もありました。
　まずは自宅からも徒歩で行ける区内の局を訪問。
　2021年から一時閉鎖していた川崎千年郵便局の移転改称局です。
　今年4月末に再開したばかりのまだ新しい局でした。
　川崎千年郵便局へは、2015年7月に訪問していました。

　川崎千年局のいろいろな経緯は、以前から知られていました。
　そのいろいろの詳細は語られないものの、何かがあった。
　そして、一時閉鎖からの事実上廃止、改称して開局。
　利用者の目線に立った運営がされることに期待したいです。
　晴海に向かって東京タワーのあたりを走っていたら、あることを思い出します。
　そう、麻布台ヒルズ郵便局がオープンしたんでした。
　急いで麻布台ヒルズに向かうと、地下駐車場があることが判明。
　高額でもやむなし、と都心の高級ビルの局を訪問。
　駐車場の事前精算機で確認すると、駐車料金は無料でした。

　都心を車で訪問するなんて思ってもいませんでした。
　意外となんとかなるもんだな、という思いです。
　今度は湾岸部に向かっていきます。
　虎ノ門から築地をくぐるトンネルでベイエリアに出ました。
　晴海地区の先端、オリンピック選手村跡地の高層団地です。
　近くのららテラスの駐車場が1時間無料なので、そこに車を置きます。
　サミットストアなども入る、便利な商業施設です。
　マンション棟の1階に局はありました。
　2024年4月にオープンしたばかりの新しい局です。

　晴海からは下町ムードの亀戸に移動します。
　亀戸では2024年9月に、移転改称局が誕生しています。
　移転改称前の江東亀戸五郵便局は、2013年10月に訪問しています。
　まさかこういう形で再訪することになろうとは。
　ベイエリアから亀戸駅前に到着し、アトレの駐車場へ。
　ごちゃごちゃした駅前は、マイカー向きではないですね。
　そんなアトレの5階に局はありました。
　駅前だけあって混雑しています。局名はアトレを名乗っていません。
　1階のゴンチャで買い物をして、駐車料金は無料になりました。

　ここからは大移動で、千葉市中央区に向かいます。
　湾岸道路である国道357号に出て、千葉方面へ。
　この道はいつ通っても混んでいますね。
　夜中でも、スイスイ走れる瞬間がないんじゃないかな。
　しばらく走って千葉中央郵便局に到着。
　こちらは2012年7月に訪問していて、12年ぶりの再訪です。
　再訪理由は、たまたまグリーティング切手の発売日だったから。
　特印を押してもらうのが目的でした。
　無事、絵入りハト印を押してもらうことができました。

　千葉中央郵便局からはすぐのところに、移転改称局。
　こちらは、2023年11月に千葉CCプラザ内郵便局から移転改称。
　国道を挟んで反対側に移転しました。
　市役所からは少し遠ざかった印象ですが、市役所前ですね。
　これは市役所前駅が目の前にあることも大きいでしょう。
　お客さんは全然いませんでしたが、オペレーションに問題ありでした。
　見かねて奥から窓口担当ではない局員さんが出てきてくれる始末。
　どういう職場にも困ったさんはいるものなので仕方ないです。
　この先、千葉県内には未訪問局がまだまだあります。

　混雑した千葉駅前を通過し、東へ。
　さらにアンダーパスで線路の北側に出ました。
　とはいえ、ここはまだ線路の半分。
　モノレールと総武本線に沿って北東へ。
　都賀を過ぎて四街道市に入り、四街道インターの先へ。
　もねの里、というニュータウンのようなところに局。
　2021年に四街道千代田郵便局から移転改称しています。
　四街道千代田郵便局時代は、2015年6月に訪問済みです。
　当時から移転改称を予感していたようです。

　今日の最後の訪問局は、大網白里市にあります。
　四街道市からはそこまで遠くはないのですが。
　だんだん田園風景になっていき、八街市では落花生畑の中を。
　いたるところに選挙候補者のポスターが並びます。
　なんだか不気味な光景ですが、田舎あるあるなんでしょう。
　しばらくして山の中に現れたニュータウンの中に局。
　こちらの局は2022年11月に設置された新しい局です。
　関連は不明ですが、3月に横芝光町で大総局が廃止されています。
　さて、県内完訪はこれでやっと目処が立ちました。