No.652:年の瀬西九州めぐり・2日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2023.12.27(水) 晴れ 37 唐津大名小路局 厳木局
 唐津市の宿で朝を迎えました。今日はここから、東松浦半島を反時計回りに進んでいくルートを計画しました。
 架橋離島が多いエリアでもあるので、地道に訪問しながら進みますが、橋を往復することでのタイムロスも多くありそうです。
 せっかく風光明媚なエリアなので、局数に拘らず、景色を楽しみながらのんびりと局を訪問していこうと思います。
1 09:05 唐津大名小路郵便局 からつだいみょうこうじ 佐賀県唐津市

 宿は東唐津にあったので、近い場所をスタートに。
 おかげで宿をゆっくりと出られました。
 なんだか風情があっていい街だな、と思いました。
 また土曜日に来るので、そのときにゆっくり歩きます。
 市街地に入り、局はありました。
 労金なども並んでいるエリアにある局。
 唐津城からも近いので、観光客が歩く場所でもありそうです。
 9時を待って訪問し、貯金をしてもらいました。
 少し手狭でもあるので、改築などもありそうです。

2 09:14 唐津郵便局 からつ 佐賀県唐津市

 大名小路の通りを南下していきます。
 右手に大きなショッピングセンター。
 ぱっと見、パチンコ屋なのかと思ってしまいました。
 でもよく見ると、ショッピングプラザの文字。
 続々とお客さんが入っていくのが見えました。
 大名小路の交差点を左折して、さらにわき道を入ると局。
 あまり目立たない場所にあるので、静かな印象です。
 郵便、貯金窓口ともに待ち時間はありませんでした。
 朝一番のこのタイミングだと、大きな局も空いています。

3 09:21 唐津大石町郵便局 からつおおいしまち 佐賀県唐津市

 県道347号虹の松原線に入ります。
 この道は比較亭交通量が多いですね。
 明日は多くの事業所で仕事納めの日です。
 街もちょっと慌ただしい雰囲気がりますね。
 今日仕事を終わらせて、明日は掃除だけ、ということもあるでしょう。
 さて、県道から南に入り、昔からの街並みの中に局。
 広い道ではないですが、局舎は新しく、大きめです。
 駐車場も広々としているので、この点は安心です。
 それにしてもかなりゆとりのある造りの局です。

4 09:28 唐津町田郵便局 からつちょうだ 佐賀県唐津市

 昔ながらの市街地を進み、唐津駅付近に。
 このあたりは飲食店が多く建ち並びます。
 後日訪問した際には、お酒を飲みに来ましょう。
 きっとおもしろい街に違いない。
 そんなことを考えながら南下し、JRの高架をくぐります。
 御茶わん窯通りという道を進むと局はありました。
 局舎と通を挟んで駐車場がありました。
 こちらの局は町田と書いてちょうだと読ませます。
 読めなくはないけれど、まちだ、のイメージが強いです。

5 09:38 唐津神田郵便局 からつこうだ 佐賀県唐津市

 西に進んでいくと、一気に郊外の景色。
 ロードサイドのお店も少なくなりました。
 国道382号を渡ると、いよいよ田園風景の中に。
 局はすぐにありましたが、駐車場がいっぱい。
 いや、いっぱいというか、そもそも2台分しかありません。
 仕方ないので局舎前に車を置かせてもらいます。
 貯金をすぐに済ませて局を後にしました。
 県道33号はこの先、旧肥前町に抜けていくようです。
 ただ郵便局はこの先しばらくないので、そちらには行きません。

6 09:46 唐津坊主町郵便局 からつぼうずまち 佐賀県唐津市

 市街地へは県道23号で進んでいきます。
 唐津市街地に復帰し、街中ドライブ。
 JR唐津線の高架をくぐり北へ。
 唐津市役所前から続く道を過ぎると局。
 このあたりはJR唐津駅からも近い場所のようですね。
 どちらかというと住宅街が広がっています。
 坊主町というからには、お寺さんが多いんでしょうか。
 地図で見た感じはそんな印象は受けません。
 いわゆる寺町というわけではないんでしょうね。

7 09:53 唐津二タ子郵便局 からつふたご 佐賀県唐津市

 広い県道23号に出て、呼子方面に向かいます。
 いよいよ標識にも呼子の文字が出てきましたね。
 唐津市街地を抜けていくようです。
 JR唐津線の線路をくぐり、すぐに左折します。
 狭い道から広い道に出ると、通りの向こうに局。
 二タ子、というなんだかおもしろい綴りの地名です。
 タだけはカタカナなんですよね。
 まあ、二ツ杁、みたいな感じでしょうかね。
 そういえば、二ツ杁駅って懐かしいな、と思いました。

8 10:02 西唐津郵便局 にしからつ 佐賀県唐津市

 広い道をそのまま北に進んでいきます。
 JR唐津線の終点、西唐津駅のあたりです。
 唐津車両センターがあるので、鉄道の街でもあります。
 駅前からの県道23号と合流すると局。
 西唐津駅からは少し離れていますが、街並みは連続しています。
 駐車場が広く取られているので助かりますね。
 混雑はなく、すぐに貯金をしてもらいました。
 この先は鉄道のないエリアを進みます。
 ただ、未成線の跡地などは随所にあるようでした。

9 10:08 唐津大島郵便局 からつおおしま 佐賀県唐津市

 魚市場入口交差点に出ました。
 県道216号は広い道で、交通量も多いです。
 片側2車線でトラックも多いですね。
 そのまま横断して漁港のある海沿いに。
 どれが魚市場かわからないまま、内陸に入ると局。
 地形的に、元々は離島だったのでしょうか。
 局のあるあたりが、埋め立てられたのでしょう。
 本土と陸続きだからこそ車で行き来できるんですよね。
 歴史を勝手に想像しながら、次へと向かいます。

10 10:18 佐志郵便局 さし 佐賀県唐津市

 朝から概ね1時間で市街地を訪問しました。
 約1時間で9局訪問した計算になります。
 これはかなりハイペースかな、と思います。
 風景印の設置がないというのが大きいでしょうか。
 さて、海沿いを進んで県道23号と交差し、その先に局。
 国道382号の交差点の手前にありました。
 こちらの局は集配局のようで、大きな局舎です。
 遂に局名から唐津の冠が外れました。
 そんなこともあって、唐津を離れていくのがわかります。

11 10:30 湊郵便局 みなと 佐賀県唐津市

 とはいえ、平成の大合併で唐津市は拡大。
 呼子町なども現在は唐津市です。
 そんなわけで、この先もしばらく唐津市訪問は続きます。
 国道204号はバイパス区間で、まだナビにはありません。
 この道、今年の11月12日に開通したばかりなんですね。
 なんと、旧国鉄の未成線、呼子線のトンネルを転用した道。
 こうして地域を支える役割を担っているのは感激です。
 現道と合流して湊町の集落へ入ると局。
 Googleの地図だと怪しい場所をナビされそうになります。

12 10:44 打上郵便局 うちあげ 佐賀県唐津市

 湊町の集落から国道を離れ、西に進みます。
 山あいを進む道はところどころ狭いです。
 とはいえ、全然車がいない道です。
 旧鎮西町のエリアに入ります。
 交通量の多い道に出て北に進んでいくと局はありました。
 局舎の前と横に駐車場があるので広いです。
 打上なんていうと、海沿いっぽい地名です。
 まあ、海に面した町ですが、ここは海から離れた場所。
 ここから海沿いへと向かって進んでいきます。

13 10:54 呼子郵便局 よぶこ 佐賀県唐津市

 そのまま道を進んでいくと県道に出ます。
 坂を下ると呼子の市街地に入ります。
 一気に海沿いの港町の風情です。
 やはり漁業で有名な町だけありますよね。
 旧呼子町の中心部を走っていくと国道沿いに局。
 海に面していて、オーシャンビューな局です。
 イカで有名な町なので、ゴム印にもイカのイラストが。
 局舎は意外にも近代的な、洋風な感じの建物です。
 無駄に凝った造りが、時代を物語っています。

14 11:06 加部島簡易郵便局 かべしま 佐賀県唐津市

 公共施設にお金を掛けられる時代がありました。
 そうそう、郵便局は元はといえば公共施設。
 民営化前はこういう局舎も多く建てられたことでしょう。
 今度は呼子大橋を渡って加部島に渡ります。
 まっすぐな道が畑の間に延びています。
 わき道を入ると局はありました。
 局の前では猫がゴロゴロ。
 この局の猫なんだそうですが、ひなたぼっこ中です。
 呼ぶと寄って来る人懐っこい猫でした。

 
海沿いの街には猫が似合います。
15 11:22 名護屋郵便局 なごや 佐賀県唐津市

 再び呼子大橋を渡って本土に戻ってきました。
 いや、この本土っていう言い方、定義は難しいですが。
 九州本島に戻って来たということで。
 国道204号に入って西に進み、名護屋大橋を渡ります。
 そのまま行くと、右手に局はありました。
 ショッピングセンターの一角にある局です。
 この局の移転は2019年のことのようなので、まだ最近です。
 名護屋城など、観光名所も多い場所ですが、意外と庶民的。
 ここまで話していても、名古屋と混同しそうです。

16 11:36 値賀郵便局 ちか 佐賀県東松浦郡玄海町

 そもそもナゴヤ城がどちらにもあるからですね。
 名護屋城も歴史的にそれなりに有名なわけで。
 今回の旅では日程が合わず、訪問できませんでした。
 チャンスがあればゆっくりと旅したいところです。
 国道204号を進んでいくと、玄海町に入りました。
 平成の大合併でも生き残ったこの町は、もちろん豊かな財源があります。
 玄海原発前で向きを変えて進むと、国道沿いに局はありました。
 特に集配局でもありませんが、大きめの局舎です。
 ところで、値賀という地名は一発では変換されません。

17 11:43 仮屋簡易郵便局 かりや 佐賀県東松浦郡玄海町

 国道204号は海沿いを南下していきます。
 とはいえ、海岸線からは少し遠ざかります。
 再び海が近付いたところで、右手に坂を下ります。
 集落への道を進んでいくと局。
 集落手前の坂道の途中、という感じの場所です。
 地図には仮屋験潮場の文字があります。
 験潮場というのは、潮位を測るための施設なんですね。
 験潮場、験潮所、検潮所とそれぞれ設置機関によって名称が異なる。
 いやいや、ここまで来るとなぞなぞレベルじゃないか。

18 11:53 玄海郵便局 げんかい 佐賀県東松浦郡玄海町

 国道に復帰し、すぐに県道292号に入ります。
 海から離れ、有浦川沿いを内陸に進む道です。
 しばらく行くと、玄海町の中心地?なのか、集落に出ます。
 県道のわき道を進むと局はありました。
 玄海町の中心局なんでしょうが、集配局ではありません。
 近くには玄海町役場がありました。
 原発立地自治体らしく、局舎がきれいでしたね。
 こういうところには、露骨に財政の豊かさが表れます。
 郵便局がきれいだと、そういうことを真っ先に考えてしまいます。

19 12:12 大良簡易郵便局 だいら 佐賀県唐津市

 ナビに従って、適当な道で山あいを目指します。
 ひさしぶりに海沿いから離れます。
 また唐津市に戻り、山あいの集落に局。
 山あいといっても開けた場所で、明るい場所です。
 こちらの局にも隣の庭際に猫がごろごろしていました。
 局舎内にも猫のにおいがしたので、局にもやって来るんでしょうね。
 どこに行っても猫がごろごろしているのが九州らしいです。
 それだけのんびりとした土地柄なんでしょうね。
 自然界の危険はあるでしょうが、猫も暮らしやすいんでしょう。

20 12:23 切木郵便局 きりご 佐賀県唐津市

 県道47号に抜け、そのまま南下していきます。
 しばらく走ると国道204号に出ました。
 国道に出てすぐ、局は左手に出てきました。
 昔ながらの局舎の局でした。
 駐車場がないので、皆さん局舎前に車を置いていました。
 こちらの局には風景印が設置されていました。
 このあたりは風景印設置率は低いので、珍しいです。
 旧肥前町の中心地というわけでもないでしょう。
 ここからは旧肥前町のエリアを訪問していきます。

21 12:38 入野郵便局 いりの 佐賀県唐津市

 国道204号をしばらく西に進んでいきます。
 交通量はそこそこあって、トラックも走ります。
 この先の地域に用事がある人が多いんでしょうか。
 唐津市街地と肥前町のエリアを結ぶ道のようです。
 途中で県道217号に入り、しばらく行くと局。
 このあたりは民家やお店も多く、集落が栄えています。
 唐津市役所の肥前市民センターが近くにあります。
 どうやらここが、旧肥前町の中心地ということでしょうね。
 必要なものはこの局の付近に集まっている印象です。

22 12:46 納所郵便局 のうさ 佐賀県唐津市

 県道317号納所入野線に入り、北に進みます。
 入野から納所に抜けるのが一目瞭然です。
 走りやすい道を進んでいくと、納所の集落に出ます。
 少しわき道に入りますが、概ねわかりやすい場所に局はありました。
 いかにも昔ながらの三角屋根の局舎です。
 納所、という地名もなかなか読めないですね。
 難読地名だとは思いますが、変換はされます。
 局から海までは少し距離があるようでした。 
 そんなこともあって、局の付近は長閑な山里のようでした。

23 12:56 星賀郵便局 ほしか 佐賀県唐津市

 ここからは海沿いの道を選んで走りました。
 広くはないですが、走りにくいほどではないです。
 県道217号に出ると道幅は安定します。
 と思っていたら、集落に入るとすぐに狭くなります。
 局は集落の手前にありました。
 納所と同様に、古めかしい三角屋根の局舎です。
 こちらはすぐ近くが漁港なので、海の街の雰囲気です。
 この後、漁港の前を車で走りました。
 夜の番組でその場所が偶然出てきてびっくりしました。

24 13:10 三里簡易郵便局 さんり 長崎県松浦市

 さて、いよいよ肥前鷹島大橋に出ます。
 立派な橋が見えて、一気に渡って鷹島へ。
 架橋離島は車で往来できるので助かりますね。
 この橋の完成は2009年ということで、14年ほど前。
 まだまだ新しく見えるのですが、意外と歴史ありです。
 西暦2000年が最近、というのは幻ですね。
 県道158号鷹島線に出ますが、鷹島局の裏手を通過。
 先に島の奥にある三里簡易局に向かい、無事到着します。
 局では飼い犬に出迎えられ、温かなひとときでした。

25 13:19 鷹島郵便局 たかしま 長崎県松浦市

 来た道を引き返し、県道で鷹島の中心地へ。
 離島としてはけっこう大きな島なんだろうな。
 そんなこともあって、橋が架けられたんでしょう。
 旧鷹島町の中心地でもあり、集落が栄えています。
 松浦市への合併は2006年なので、橋の開通前に合併しています。
 松浦市鷹島支所の先で集落へのわき道を進むと局。
 こちらは現在でも集配局となっているようです。
 よく考えると、ここは長崎県なんですね。
 しかし橋は、地理的に近い佐賀県側に架かっています。

26 13:38 高串郵便局 たかくし 佐賀県唐津市

 そんなわけで、肥前鷹島大橋を戻ると佐賀県です。
 陸路で鷹島入りをするには、必ず佐賀県を通過します。
 松浦市からの行き来は、いまでも船でしょうかね。
 入野局を横目に走り、県道218号に入ります。
 海に向けて下っていき、漁港に面した道沿いに局。
 ところで、この局で郵便局スタンプラリーのスタンプが25貯まりました。
 景品交換をしていただけるとのことですが、箱ティッシュは固辞。
 代わりにと、ジッパー袋とエコバッグをいただきました。
 このエコバッグは普段も使えるので重宝しています。

27 14:00 波多津郵便局 はたつ 佐賀県伊万里市

 この先は海に沿ってしばらく走り続けます。
 直線距離的にはそれほどないのでしょうが、道のりは長いです。
 それに、対岸には松浦市の福島が見えています。
 ここに橋が架かっていたらな、と思います。
 まあ、往来の需要はそれほどないんだろうから…。 
 国道204号に抜け、しばらく進むと局。
 海に向かって開けた集落にある局でした。
 この局はもう伊万里市に位置しているんですね。
 ここからは今日のラストスパートで訪問を続けます。

28 14:13 福島郵便局 ふくしま 長崎県松浦市

 国道を少し伊万里市街地方面に進みます。
 すぐに福島大橋が見えてきて、対岸の福島に渡れます。
 橋を渡ると、鷹島同様ここは長崎県の所属。
 県道をしばらく行くと、福島港の近くに局。
 松浦市役所の福島支所などもある、旧福島町の中心地です。
 局が少し混んでいたので、風景印押印を任せて次の局に向かいます。
 この福島には、さらに奥にもう1局簡易局があります。
 その点は先ほどの鷹島と同じような感じですね。
 というわけで、写真査定を済ませて出発します。

29 14:23 福島土谷簡易郵便局 ふくしまどや 長崎県松浦市

 県道103号をそのまま進んでいきます。
 海を左手に眺めながらしばらく走りました。
 棚田が広がる風光明媚な景色を見ながら行くと、土谷の集落。
 見た感じ、旧特定局の雰囲気です。
 局舎内も特定局だっただろうな、という印象でした。
 調べてみると、1991年まで特定局だったようです。
 わりとおもしろい歴史があることもわかりました。
 という情報は、いつも「ちきページ」さんから得ています。
 データベース的な情報は本当に助かります。

30 14:44 黒川郵便局 くろかわ 佐賀県伊万里市

 来た道を戻り、福島局で風景印の台紙を受け取ります。
 今日3つ目の架橋離島をコンプリート。
 国道204号を伊万里市街地方面に進みます。
 しばらく走って国道沿いに局。
 大きな局舎で、集配局でもあるようです。
 近くには造船所もあり、コンビニやホームセンターもあります。
 わりとまとまった集落が形成されている感じです。
 さて、ここからは東に針路を変えて向かいます。
 伊万里市街地は2021年の年末に訪問しています。

31 15:01 南波多郵便局 みなみはた 佐賀県伊万里市

 ナビ任せで道を覚えていませんが、東へ。
 国道202号に出て、しばらく南下していきました。
 この道を後から戻ることになりますが。
 しばらく行くと国道沿いに局はありました。
 このあたりは伊万里市街地からも少し離れているようです。
 そんなこともあって、独立したコミュニティがありそう。
 局のゴム印には絵柄が入っていました。
 この近くに福岡市から続いた西九州自動車道の終点があります。
 今後はさらに先、松浦方面に延伸されることでしょう。

32 15:15 徳須恵郵便局 とくすえ 佐賀県唐津市

 国道202号を北に進んでいくと、唐津市に戻りました。
 この先は今日の計画にないところです。
 16時のリミットまでのんびり訪問していきます。
 しばらく国道を走っていくと、局はありました。
 大きめの局舎は現在でも集配局のようです。
 このあたりはまとまった集落になっている感じです。
 かつては国鉄唐津線の支線が、岸嶽駅まで延びていました。
 その岸嶽駅があったのが、徳須恵局の少し東側のようです。
 とはいえ、岸嶽駅の廃止は1971年と、半世紀以上前です。

33 15:22 千々賀簡易郵便局 ちちか 佐賀県唐津市

 国道202号をそのまま進んでいきます。
 このあたりは交通量も少なくありません。
 唐津から伊万里に抜けるメインルートなんでしょうね。
 西九州道のインターへの入口交差点の先に局。
 こちらは小さな簡易局でした。 
 千々賀というのはこのあたりの地名です。
 なんだかアンデス山脈の中にでも来たような感じですね。
 このあたりまで来ると、唐津市街地も近いです。
 まあ、今日の宿は伊万里なんですが…。

34 15:28 山本郵便局 やまもと 佐賀県唐津市

 千々賀簡易局から南下していきます。
 広い道を進み、唐津工業高校かた集落の中へ。
 そのまま細い道を進んでいくと局はありました。
 細いといっても、十分に走りやすい道です。
 こちらの局はお客さんが多く、駐車場もいっぱいでした。
 路肩に車を置かせてもらい、局を訪問しました。
 山本という地名は、鉄道好きならなんとなく知っていそうです。
 近くにはJR唐津線と筑肥線の山本駅があります。
 このあたりの鉄道の歴史は複雑なので、印象に残ります。

35 15:42 相知郵便局 おうち 佐賀県唐津市

 ここからは国道203号に入って南下していきます。
 国道とあって、走りやすい道が続きます。
 車が多すぎるわけではないですしね。
 旧相知町の中心地では、国道を離れます。
 このあたりは2005年に唐津市となっています。
 町の中心部を進んでいくと局はありました。
 古めかしい局舎が何ともいい味を出していますね。
 こちらは集配局でもあるので、さらに趣があるな、と思います。
 局舎の向かいに駐車場もあるので安心です。

36 15:51 岩屋郵便局 いわや 佐賀県唐津市

 JR相知駅前を通って、国道203号に復帰します。
 途中から高規格道路の厳木バイパスに入ります。
 ほぼ高速道路ですが、実際には時速40キロ程度で走ります。
 70キロ制限で造られても、地元の人にとっては広域農道のようなもの。
 この点は、利用する側ももう少し速度を上げてもいいんですが。
 岩屋インターを出て南下すると局はありました。
 入口部分がおもしろい形の局舎になっていました。
 貯金を済ませて局を出ると15時50分過ぎ。
 もう1局行けそうかな、と次の局へ向かうことにします。

37 15:59 厳木郵便局 きゅうらぎ 佐賀県唐津市

 バイパス開通で国道を外れた旧国道の県道350号に出ます。
 ここから厳木方面は交通量も少なめ。
 大方の車は厳木バイパスに流れているんでしょう。
 しばらく進むとJR厳木駅がありました。
 後ほど立ち寄ってみたくなる佇まいでした。
 そのまま進んでいくと、局道沿いに局はありました。
 元々は集配局だったのでしょうが、現在は無集配局です。
 この局で16時を迎え、今日の訪問は終了です。
 山あいの大川野局を残しているので、今後また来ることでしょう。

   
   
厳木駅から伊万里駅前のホテルに。ハンバーグを食べに行き、夜は部屋から列車を見下ろしました。
 半島をぐるっと回る行程で、また架橋離島の往復も多くあったにも関わらず、37局訪問することができました。これは大収穫ですね。
 伊万里駅前のホテルには大浴場もあり、ゆっくりと寛ぐことができました。また近くのハンバーグ店でおいしいハンバーグを食べました。
 年末の慌ただしい時期ですが、落ち着いて夜を過ごせました。伊万里の街は、またゆっくりと旅したいところだと思いました。

 

 

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