明日は祝日なので、今日が週末、今週の郵便局営業最終日です。明日からは3連休ということになります。
今日は福山市の沖合に浮かぶ島から、尾道市街地へと進んでいくルートです。ただ、訳あって今日のルートにはひと工夫があります。
週明けはお盆休みにあたり、休業する簡易局があります。そこで、14日、15日に休業する局を優先して訪問します。
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1 |
09:03 |
横島郵便局 |
よこしま |
広島県福山市 |
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今日のスタートは、瀬戸内海に浮かぶ横島です。
旧内海町で、現在は福山市の所属です。
尾道市側からの方がアクセスしやすそうにも思えます。
間に海を挟むので、沼隈までは回り道になってしまいます。
その沼隈から橋で繋がっているので、福山市との結び付きが強いのでしょう。
田島を経由して横島に渡りますが、予習ではかなりわかりづらそうな立地。
手前に車を置かせてもらい、局までは歩いてアプローチしました。
いや、この立地はなかなかで、離島局の雰囲気があります。
本土と橋で繋がったのは1989年と、思いのほか歴史があります。
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海を渡る橋はやはり眺めがよいです。そしてこの路地に吸い込まれます。
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横島の路地は、たぶんものすごく魅力的な場所。
ゆっくり歩けば怪しまれますが、それでも惹かれるものがあります。
観光地化されていない街の路地って、好きなんですよね。
さて、県道に戻って海峡部の睦橋を渡ります。
田島に戻り、すぐに局はありました。
県道沿いで、海沿いにある局ですが、大きな局舎です。
こちらは集配局で、駐車場もきちんと整備されています。
先ほどの横島局からは近く、歩いても訪問できそうです。
実際に歩く人はいないでしょうが、散歩しても楽しそうな道です。
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3 |
09:21 |
内浦郵便局 |
うちうら |
広島県福山市 |
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県道53号をそのまま本土方面に走っていきます。
ただ、この田島、もう1局郵便局が存在しています。
というわけで、内海大橋に向かう県道を逸れ、海沿いを進みます。
この道からは内海大橋を見上げることができます。
あいにく天気が良くないので、立ち止まることはしませんでした。
海沿いをさらに走って入江のようになっているところに局。
近くには福山市役所内海支所内浦分所があります。
内海支所の本所(というのか?)は、先ほどの横島にあります。
2つの島で補完し合いながら成り立っているようです。
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4 |
09:38 |
常石郵便局 |
つねいし |
広島県福山市 |
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来た道を戻り、県道53号に入ります。
内海大橋を渡って、本州島に戻りました。
思っていた道がどうやら通行止めで、迂回しました。
千年郵便局付近の県道47号を回って389号で海沿いに出ました。
左手には造船所があり、やはり瀬戸内は造船業が盛んです。
こういうちょっとした集落にも大きな造船所があるんですよね。
しかも常石ハーバーホテルなるホテルまであるくらい栄えています。
ファミリーマートの先に局はありました。
これだけ揃っていると、一集落以上の規模があるかもしれません。
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5 |
09:55 |
浦崎郵便局 |
うらさき |
広島県尾道市 |
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そんな常石地区を抜け、北西に向かっていきます。
常石からは対岸の百島への船も出ています。
そのまま海路で辿っていくと、尾道まで行けるんですね。
そう思っていたら、陸路でも尾道市に入りました。
なぜこうなったのか、ここは尾道市の飛び地なんだそう。
それも平成の大合併でそうなったわけではないんですね。
でも、尾道市街地からの船があるので、つながりはあるのでしょう。
県道から少し離れたところに局はありました。
微妙な立地ですが、お客さんがやけに多くてびっくりしました。
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県道389号に戻って、さらに北に進んでいきます。
やがて福山市に入り、再度福山市内の局を巡ります。
県道47号鞆松永線に合流し、北に進んでいくと局はありました。
交通量の多い県道沿いですが、大きな局舎が目立ちます。
元々は集配局だったんだろうな、という雰囲気の局舎。
なるほど、2006年まで集配局だったようです。
こちらはタイミングがよかったのかお客さんは少なめ。
すぐに貯金をしてもらうことができました。
朝から厚い雲に覆われていた空も、やっと青空になりました。
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7 |
10:14 |
柳津郵便局 |
やないづ |
広島県福山市 |
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県道47号をそのまま松永市街地に向かいます。
このあたりは旧松永市のエリアです。
松永市は1954年発足、1966年福山市に編入という短命な自治体。
その当時で都市だったことを考えると、大きな街です。
県道から細い道に少し入ると局はありました。
集落の中のすれ違いも難しいほどの狭い道沿いです。
とはいえ、局舎の前には駐車スペースもありました。
先客がいるとちょっと大変だろうな、と思いました。
このあたりは、昔からの街並みなんだろうな、と思いました。
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8 |
10:30 |
松永郵便局 |
まつなが |
広島県福山市 |
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その細い道をそのまま市街地方面に向かって進みます。
対向車が来てもわかりづらいので、ゆっくりと走ります。
実際にはすれ違いができるほどの広さはあります。
この時も、何台か途中ですれ違っています。
JR松永駅南口側に抜ける道沿いに局はありました。
大きな局舎は集配局で、ゆうゆう窓口もありました。
1966年時点の松永市の人口は3万5千人弱でした。
決して大きくはないものの、当時としては都市として十分の規模だったのでしょう。
福山市への合併は、先見の明だったのかもしれません。
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9 |
10:42 |
備後今津郵便局 |
びんごいまづ |
広島県福山市 |
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DJ…じゃなくてJR松永駅の北側に出ます。
JR山陽本線もこのあたりは地上を走ります。
というか地方部で立体交差区間の方が少ないか。
踏切を渡って、国道2号経由で西へ。
今津町3丁目交差点を右折、すぐに左折して進むと局。
昔ながらの住宅街が続く道沿いに局はありました。
狭い道沿いですが、局舎の向かい側に駐車場がありました。
それにしても懐かしい雰囲気の局だな、と思いました。
付近の街並みもセットで、こういうところ、あったなって。
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10 |
10:52 |
南松永郵便局 |
みなみまつなが |
広島県福山市 |
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昨日訪問しておくつもりの線路の北側をこれでクリアです。
ここから本郷川沿いを南下し、国道2号を渡ってさらに南へ。
JR山陽本線をくぐって、海側のエリアに。
こちらは住宅街のほか、中小の工場や倉庫なども並んでいます。
ところどころ、機織、の地名を見かけます。
昔はそう呼ばれていた、字名のようなものなんでしょうか。
そんな南松永町の街並みの中に局はありました。
特に広い道沿いでもなく、ここに局があるのか、といった感じの場所。
もちろん、不便なわけでもないので、この立地に不満はないです。
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11 |
11:04 |
東尾道駅前郵便局 |
ひがしおのみちえきまえ |
広島県尾道市 |
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さて、今度こそ福山市を離れる時が来ました。
長らく訪問し続けた福山市とも、しばらくお別れです。
対岸には中国運輸局広島運輸支局福山自動車検査登録事務所。
福山ナンバーは広島東洋カープとのコラボ絵柄も人気です。
絵柄入りナンバープレートはナンバーを読み取りにくくできるので、最近人気なんですね。
個人情報保護の観点からも普及が進んでいるということでしょうか。
松永みなと大橋を渡って対岸の尾道市に入ります。
そして、整備された住宅街を進んでいくと局はありました。
駅の近辺は栄えていて、郵便局もかなり需要がありそうです。
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12 |
11:12 |
ベイタウン尾道簡易郵便局 |
べいたうんおのみち |
広島県尾道市 |
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海に近いエリアをしばらく南下していきます。
国道2号やJR山陽本線に並んでいるので、交通量も多いです。
東尾道の市街地から尾道駅方面は、この道がメインルートでしょうし。
しばらく走ると、工業地帯が左手に広がります。
その中にある協同組合の建物の中に局はありました。
まだ新しい建物で、しかも駐車場も広々としていて駐車し放題。
こういうセンターの類の建物としては、かなり便利です。
郵便窓口に限り、毎月第1、第3、第5土曜日の9時から正午まで営業しています。
お手洗いを借りられるのもこういう施設の特長で、とても助かりました。
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13 |
11:19 |
尾道山波郵便局 |
おのみちさんば |
広島県尾道市 |
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ベイタウンを後にして、すぐに国道2号に合流します。
やはり幹線国道への合流は時間がかかりますね。
海岸線に沿って、少し内陸側を南に進んでいきます。
左手には尾道造船の大きな工場があります。
やはり造船所が多いのはこの地域の特徴です。
普段見慣れない光景なので、走るだけでも楽しいですね。
国道沿いに局はありましたが、駐車場の存在に気付かず。
局舎前が少し広くなっているので、そこに駐車しました。
尾道市内は風景印設置率が高いので、押印してもらいます。
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14 |
11:40 |
歌浦簡易郵便局 |
うたうら |
広島県尾道市 |
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国道2号を広島方面に進んでいきます。
途中で、向島方面へ尾道大橋へと向かいます。
右折して尾道大橋へのランプを上り、すぐに橋を渡ります。
海峡を渡る橋というのもおもしろいですね。
すぐに尾道水道対岸の向島に入ります。
信号交差点を左折して島の北東側へと抜けました。
海に面した集落の、狭い路地に局はありました。
県道沿いに車を置いて、歩いて局へとアプローチしました。
ここは漁協も兼ねている建物のようでした。
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15 |
11:51 |
向島東郵便局 |
むかいじまひがし |
広島県尾道市 |
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歌浦、というのは局の名前です。
ただ、地元の人の会話では「歌」と呼んでいました。
船着場の表示も歌になっていました。
歌にある浦、という意味では歌浦ともいえるのでしょう。
来た道を戻りますが、離島とは思えない雰囲気です。
昔から尾道と架橋されていて、現在では高速道路も通ります。
そういう点では、もはや離島でもないんだろうな。
向東小中学校のところでわき道に入っていくと局はありました。
どことなく懐かしい雰囲気の、診療所みたいな局舎でした。
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16 |
12:05 |
尾道久保町郵便局 |
おのみちくぼまち |
広島県尾道市 |
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向島にはまだまだ局はたくさんあります。
ただ、終わりがないので今日は本土に戻ります。
尾道大橋を渡って、国道2号に復帰します。
JR山陽本線に沿って、市街地のわずかな平地を西へ。
尾道の独特な景色はこうやって形作られたんですね。
国道沿いに局はあり、駐車場も局舎の隣にありました。
局舎の裏手、海側には昔からの市街地が広がっています。
尾道駅から続くアーケードの商店街も、この近くまで延びています。
それから尾道市役所も、海沿いにあるようです。
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尾道らしい景色にいたるところで出会います。
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17 |
12:14 |
尾道長江郵便局 |
おのみちながえ |
広島県尾道市 |
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尾道市役所は海沿い、といっても面するのは尾道水道。
防災上、外海に面する役所はさすがにないか。
近年の建築であれば、まちがいなくそうなりますね。
そんな尾道市役所は2020年にオープンした新庁舎です。
ここからは市街地中心部を避けて北に進みます。
先述の通り、簡易局を優先して訪問するためです。
県道363号を北に進んでいくと、狭い坂道の途中に局。
局舎前に駐車場がありますが、タイミング次第では駐車も大変そう。
局の向かいには、小学校へ続く長い石段がありました。
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18 |
12:21 |
尾道防地簡易郵便局 |
おのみちぼうじ |
広島県尾道市 |
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この狭い道はバス通りにもなっているようです。
尾道らしいといえばそうですが、不便な面もあるでしょうね。
北に進むと開けた土地で、国道2号バイパスがあります。
バイパスの手前を東に進んでいくと局はありました。
わりと長閑な立地で、周囲は民家が並んでいる程度。
山を上ると市街地からは一気に離れるようです。
こちらは簡易局ですが、お盆休みの設定はないようです。
周辺には住宅も多いので、お盆も一定の需要があるんでしょうね。
お休みなく開店してくれることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
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19 |
12:31 |
尾道亀川郵便局 |
おのみちかめかわ |
広島県尾道市 |
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先ほどの県道363号に戻ってきました。
ここより北は道幅も広いので、安心して走れます。
行く手にJR山陽新幹線の高架が見えました。
ここがちょうど、JR新尾道駅なんですね。
尾道市街地からものすごく遠いわけじゃないですが、不便な場所です。
尾道観光をしたいのなら、福山や三原で乗り換えるのかな。
そんななんともいえない新尾道駅付近に局。
新幹線駅目の前なんですが、全然そんな雰囲気がありません。
こういう謎の新幹線駅って、なんだかおもしろいですよね。
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20 |
12:42 |
尾道則末郵便局 |
おのみちのりすえ |
広島県尾道市 |
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謎の、とか言ったら地元の人に失礼か。
実際、新尾道駅から尾道市街地へはバスもあるだろうし。
とはいえ列車は1時間に1本のこだま号だけです。
新尾道駅付近から南下する道を進みます。
途中で川沿いの狭い一方通行の道に入ると局。
ちょうど駐車場が満車だったので、路肩を借りて訪問しました。
このあたりは新尾道駅と尾道駅の中間あたりです。
車移動なら便利な場所なんでしょうね。
しっかりと住宅街が広がっている印象でした。
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21 |
12:52 |
久山田簡易郵便局 |
ひさやまだ |
広島県尾道市 |
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ここからは、国道2号バイパスに入って西に進みます。
一気に快適移動、と言いたいところですが、すぐにバイパスを出ます。
平原インターを出て門田トンネルに入ります。
山の中のダム湖畔の集落…と思いきや、やけにでかい建物があります。
尾道市立大学だそうですが、こんなところにあるとは。
大学前のバスロータリーには路線バスもいました。
その大学わきの道を進むと一気に田舎の集落の景色。
大学浦の一段高いところに局はありました。
場所柄、学生が多いのかATMもあり、ホリデーサービスもあります。
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22 |
13:04 |
三原深町郵便局 |
みはらふかまち |
広島県三原市 |
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久山田からはさらに北へ進んでいきます。
地図では頼りない細い道が続くだけです。
実際走ってみても、農業用の道のような狭い区間もあります。
ただ、三原(深町)の看板も見かけました。
案内があるということは通れるはずで、看板に従い進みます。
市境を越えて三原市に入り、県道55号に出ました。
少し西に進んだ深小学校の付近に局はありました。
このあたりの地名は三原市深町なので、局名も深町局です。
小学校名が深小学校なのは、おもしろい違いだと思います。
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23 |
13:11 |
木頃本郷簡易郵便局 |
きごろほんごう |
広島県尾道市 |
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深町地区がこのあたりでは離れ小島になっています。
西にずっと行けば三原市街地に抜けられるようです。
今日は県道55号を北東に進んでいきます。
また尾道市に戻り、しばらく走っていくと局。
簡易局にしてはかなり立派な局舎で、お洒落なデザインです。
局舎の設計にはかなりこだわっているんだろうなと思います。
局舎内も明るくて、これはカフェか何かにでもできそうな雰囲気。
こういう局舎の簡易局に出会うと、うれしくなりますね。
直営局でこういう局舎は、もう建つことはないでしょうからね。
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24 |
13:34 |
上川辺郵便局 |
かみかわべ |
広島県尾道市 |
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県道55号を進み、すぐに国道184号に入ります。
この先はしばらく局間距離が開きます。
尾道自動車道が並んで走りますが、急がないのでいいでしょう。
というか、高速道路を少し走ったところで大した時短にはなりません。
旧御調町のエリアに入ります。
御調郵便局近く、御調支所の大田交差点を右折。
県道486号を進み、尾道道尾道北インターをくぐった先に局。
国道沿いに古めかしい局舎が建っていました。
こういう雰囲気の局もやはりあまり見かけなくなりました。
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25 |
13:47 |
御調郵便局 |
みつぎ |
広島県尾道市 |
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来た道を引き返していきますが、何やら様子がおかしい。
尾道北インターで出てくる車が多いです。
なるほど、ここから尾道方面で事故があり、通行止めの様子。
そんなわけで、ここから国道184号の交差点までは混雑気味。
大方の車は左折して尾道方面に向かうので、右折したい自分は渋滞離脱。
思ったよりも時間を掛けずに御調局に到着しました。
大きな局舎ですが、現在は集配局ではありません。
尾道市内の郵便局スタンプラリーで、御調地区制覇になりました。
記念品のクリップを頂き、完全制覇を目指したくなりました。
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26 |
13:57 |
奥村簡易郵便局 |
おくむら |
広島県尾道市 |
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ここからは簡易局が何局か続きます。
まずは御調市街地から北西に向かいます。
県道156号に入り、山あいの集落へと入ります。
左手の集会所のようなところに局はありました。
駐車場に車がたくさんあったので、地区の寄合みたいなのがあるのでしょう。
簡易局も、駐車場が広いこういう施設にあると便利ですね。
少し集落から外れることもありますが。
どの家からも近い、という立地は不可能ですからね。
こちらの局にはお盆休みはないようでした。
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27 |
14:12 |
今津野簡易郵便局 |
いまつの |
広島県尾道市 |
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県道406号に入って、南に進んでいきます。
地図で見た感じ、かなりくねくねとしています。
山あいでヘアピンカーブもあるので、きっと狭い道ですね。
そんなことを心配しながら進んでいくと、やっぱり道は狭い。
県道375号にぶつかり、御調川沿いの道に入ると局はありました。
この局舎の雰囲気は間違いなく旧特定局でしょうね。
調べてみると、1991年に簡易局になっています。
もう30年以上も前に特定局ではなくなった局舎。
そんな局舎が現役で生き残っていることが奇跡のように思えます。
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28 |
14:20 |
御調丸河南簡易郵便局 |
みつぎまるかなん |
広島県尾道市 |
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県道375号は御調川沿いを東に進んでいきます。
山あいでも道がよく整備されていますね。
国道486号にぶつかり右折すると局はありました。
こちらも簡易局で、今津野から近い場所です。
局舎内はなかなかおもしろいものがたくさん並んでいました。
外観から想像できないくらいのワールドで楽しいです。
また局の受託者の方もお話が好きで、いろいろと伺いました。
簡易局はどこも印象的なところが多いですが、思い出に残る局でした。
局名が意外な読み方をすることにも後から気付きました。
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29 |
14:31 |
垣内郵便局 |
かいち |
広島県三原市 |
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この国道は山陽ふるさと街道と名付けられています。
その名の通り、素朴な田園風景の中を進みます。
この道は、東は総社市から西は東広島市までを結びます。
なるほど、今回の旅ではかなりお世話になる道ですね。
さて、すぐに三原市に入り、山あいを進むと局。
海沿いの三原市街地からは離れていますが、旧来からの市域。
集配局のような雰囲気もある長閑な風情の局舎です。
どうやら2006年までは集配局だったようですね。
こういう規模感の古めかしい局舎に出会うとうれしいですね。
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30 |
14:40 |
坂井原簡易郵便局 |
さかいばら |
広島県三原市 |
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国道486号はここでちょっと複雑な線形になります。
山陽道三原久井インター付近を進み、また西へ。
旧久井町のエリアに入り、徐々に北へ。
開けた景色の中を走っていくと、局は右手に出てきました。
周囲に何もない場所に、ポツンとある局舎が寂しくていい雰囲気です。
こういう簡易局らしい趣がある局っていいですよね。
この場所でいつから営業しているんだろうな、と思いました。
すぐ東には、落合渓谷、流天の滝なるところがあるようです。
このあたりの景色からは、あまり想像がつかないです。
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31 |
14:49 |
羽和泉郵便局 |
はいずみ |
広島県三原市 |
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旧久井町のエリアを北に進んでいきます。
長閑な景色が続き、車で走っていてものんびりです。
県道345号に入って進み、集落への道を行くと局。
バイパスが開通してサブの道になったであろう県道の現道。
その途中に現役のガソリンスタンドがあって驚きました。
この道がかつてはメインルートだったんだろうな。
そんな集落内の狭い県道沿いに局はありました。
昔ながらの小さな局舎ですが、こちらは現在でも集配局のようです。
小規模な集配局はますます数を減らしています。
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県道345号を北東に進んでいきます。
山の中というほどのところではないものの、田園風景が続きます。
大きな街があるわけではないので、あまり人も来ないでしょうし。
こういうことでもなければ、通らない道だろうな。
県道25号に出て、さらに久井の中心地に入ります。
この区間は県道の旧道区間のようで、街道筋にあたります。
民家が建ち並ぶ中に、なかなかレトロな外観の局舎。
局舎の向かいに屋根付きの駐車場があるのも特徴的でした。
こちらも集配局ですが、羽和泉と同様に小規模なものでしょう。
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33 |
15:16 |
甲山郵便局 |
こうざん |
広島県世羅郡世羅町 |
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さて、県道25号に出て、さらに北に進んでいきます。
どんどん尾道を離れていくけれど大丈夫か。
というか、ここどこなんだろう。
もう全然わからないような地名が並んでいますからね。
しばらく行くと、世羅町役場…?
ここは世羅郡世羅町という、初訪問の自治体です。
国道184号沿いに局はありました。
街の中心部だからか、けっこうお店も民家も多く建ち並んでいます。
ここまで3局連続で集配局の訪問となりました。
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34 |
15:23 |
世羅大田郵便局 |
せらおおた |
広島県世羅郡世羅町 |
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旧甲山町が、現在の世羅町中心地なんですね。
世羅町は、2004年に旧世羅町と甲山町、世羅西町が合併して誕生。
そう聞いても全然ピンと来ない感じはありますが。
国道より西側は、世羅小学校、世羅高校が続きます。
ということは、このあたりは旧世羅町のエリアということでしょうか。
すぐに局が出てきて、こちらは世羅大田局。
このあたりは合併前からの世羅町のエリアでしょう。
お客さんがいるものの、駐車場のない局でした。
みなさん、路肩に車を置いて訪問している様子でした。
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35 |
15:31 |
京丸簡易郵便局 |
きょうまる |
広島県世羅郡世羅町 |
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世羅の市街地を抜けて、国道432号に入ります。
芦田川に沿って西に進んでいきます。
この芦田川は、福山市街地を流れる、あの芦田川です。
こんなところから流れていたのか、と感心します。
福山ってけっこう遠いイメージですが、そうでもないのかな。
しばらく行くと、局は右手にありました。
目印は隣のガソリンスタンド…と、軒続きになっているんですね。
そんなわけで、車を置いて局に入ると受託者さん登場。
なるほど、隣のスタンド、そして酒屋が受託している局なんですね。
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36 |
15:39 |
西大田郵便局 |
にしおおた |
広島県世羅郡世羅町 |
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こういう小さな集落になくてはならないライフライン。
商店、酒屋、金融機関。
人が生きる上で必要なものがここにそろっている。
もう無敵じゃないか、と思いながら次の局に向かいます。
国道432号をそのまましばらく西にへ。
建設中のバイパス区間を横目に現道を走ると局はありました。
集落の中は中央線のない狭い区間が続きます。
バイパス化の意義はありそうですが、値上がり待ち地主がいるんでしょうね。
そしてこちらの局も集配局で、大きめの局舎の局でした。
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37 |
15:48 |
津久志郵便局 |
つくし |
広島県世羅郡世羅町 |
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あとは残り時間で向かうことのできる近場の局へ。
ひとまず県道52号に入り、北西に進んでいきます。
長閑な景色の中を進む快適な道です。
交通量も多くないので、すいすい進みますね。
周囲に民家も少ない田園地帯に局はありました。
県道沿いで駐車場も広いので、訪問しやすい局だと思いました。
貯金を済ませると16時まであと10分以上あります。
今週の最終局へと、もう1局だけ訪問します。
それにしても、宿のある尾道には無事に帰れるだろうか心配です。
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38 |
15:59 |
小国郵便局 |
おぐに |
広島県世羅郡世羅町 |
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県道沿いを流れる小川は美波羅川というそうです。
ヤンキーなの?それともキラキラネームなの?
ちょっと困惑しながらよく見ると、この川の水は北に流れています。
…え、ここって、分水嶺を越えて日本海側ってことなのか。
調べてみるとやはり、この美波羅川は、最終的に江の川になって日本海へ。
いや、このあたり地図で見ても瀬戸内寄りなのだが…。
さらに困惑しながら進むと、旧世羅西町の中心部に入りました。
商店街のようなところからわき道を入ると局はありました。
ちょっとわかりづらい立地ですが、局舎も新しくきれいでした。
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週末はさまざまなところを観光しました。見て、乗って、食べての3連休でした。
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世羅西から尾道までなんとか無事に戻り、これから3日間のオフの過ごし方を考えました。乗りたい列車の切符は手配しています。
朝から雨の尾道を歩き、ラ・マルせとうち号で岡山へ、etSETOra号で広島へと、観光列車から瀬戸内の美しい海と景色を眺めました。
郵便局の開いていないオフの3日間もあっという間に過ぎていき、瀬戸内の旅も残すところあと1週間となっていました。
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