さて、旅の3週目を迎えました。今日は、先週訪問できなかった休業局を拾いつつ、未訪問局の訪問を進めていきます。
山陽地方がテーマですが、今回は岡山県と広島県を中心に訪問。でもいつまで経っても岡山県から出ないな、という感じになっていました。
そればかりか、先週は何度も兵庫県に足を延ばし、先に進まない旅でした。今週はいよいよ広島県にも足を踏み入れていきます。
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1 |
09:03 |
倉敷東塚郵便局 |
くらしきひがしづか |
岡山県倉敷市 |
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週明けは台風の影響もあり、雨が降っています。
首にタオルを巻いて出発です。
一日訪問する日で雨の日は、濡れるのも覚悟です。
郵便局ごとに傘をさすのも面倒なので。
小雨なら傘は差さずに訪問してしまいます。
さて、スタート局の倉敷東塚局に到着しました。
倉敷、と付いていますが、水島地区です。
玉島や児島と違って、水島は局名に冠されないですね。
無事貯金を済ませて、この先は倉敷市を一気に訪問します。
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2 |
09:12 |
倉敷北畝郵便局 |
くらしききたせ |
岡山県倉敷市 |
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玉島地区は1967年まで玉島市という自治体でした。
児島市も同時に合併し、倉敷市となっています。
局名に冠されるのは、旧自治体の名残でしょうね。
さて、雨の中を適当な道で北に進んでいきます。
広い道同士がぶつかって、わき道に入ると局。
住宅街の中の意外な場所に局はありました。
県道沿いにあってもよさそうですが、訪問しやすさから考えるといいかな。
近くを水島臨海鉄道の線路が通っています。
ただ、この近くに駅はなく、ちょうど中間地点にあたります。
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3 |
09:19 |
倉敷江長郵便局 |
くらしきえなが |
岡山県倉敷市 |
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このあたりは水島市街地の北端にあたります。
水島は自治体としては存在したことがないんですね。
なんだか、水島市があっても不思議じゃないくらいです。
ここだけで工業も栄えていますしね。
水島臨海鉄道の西側に出て北上、広い五軒屋線にぶつかります。
側道を進み、本線をくぐった道沿いに局。
この道は五軒屋線から水島港線への抜け道になっています。
狭い道ですが交通量が多いので、駐車場が利用しづらいです。
局舎も狭いので、利用しやすい局舎になるとよいですが。
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4 |
09:26 |
倉敷連島中央郵便局 |
くらしきつらじまちゅうおう |
岡山県倉敷市 |
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五軒屋線を南下して、また県道275号に入ります。
市街地に進んでいく道で、古くからの街並みが続きます。
広い道ではないので、気を付けて進んでいきます。
県道から一本入ったところに局はありました。
住宅街の中の立地で、なんでここにあるんだろう、という感じ。
それでも、連島中央の地名通り、中心市街地に近そうです。
住宅街の中の局らしい小ぢんまりとした印象でした。
てゃいえ、局舎の前には駐車場がちゃんとあるので安心です。
ここからはしばらく、連島地区の局を巡っていきます。
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5 |
09:31 |
連島郵便局 |
つらじま |
岡山県倉敷市 |
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連島地区は1953年まで連島町という自治体だったようです。
当時は水島市構想もあったそうですが、結果的には倉敷市に。
そういう歴史を紐解いていくと、なるほど、と思います。
西に進み、さらに住宅街の中の道を走ります。
狭い道を抜けると、なんでここに、というところに局はありました。
広い道沿いにあってもよさそうですが、不思議です。
とはいえ、駐車場も広く確保されて安心です。
いかにも大きな局なんじゃないかと想像しますが、小さな局でした。
このあたりは水島市街地の一部となっています。
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6 |
09:44 |
倉敷鶴の浦郵便局 |
くらしきつるのうら |
岡山県倉敷市 |
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歴史から考えれば、水島が連島の一部なんですよね。
いまでは逆転してしまっている感じいもします。
さて、南に行くと先週訪問した倉敷亀島二局。
今日は未訪問局のある、西に向かっていきます。
高梁川の河口が近付くエリアに出ます。
ゴミが山積みの治安の悪そうな集合住宅があり、その近くに局。
JFEスチール関連の施設がいくつか建ち並んでいます。
なるほど、海に近い場所にJFEスチールの西日本製鉄所倉敷地区があるんですね。
川崎市民としてなじみがあり、ここにあるとは知りませんでした。
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7 |
09:52 |
玉島上成郵便局 |
たましまうわなり |
岡山県倉敷市 |
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国道430号に入り、高梁川を渡ります。
高梁川の右岸に出ると、玉島エリアです。
橋を渡ってすぐに左手の側道からぐるっと回り込んで北へ。
国道をくぐって左折したところに局はありました。
行き止まりの狭い道沿いにある局です。
駐車場が満車だったので、こういうときは困りますね。
路肩を借りて車を置き局を訪問しました。
行き止まりの道なので、車が来る、ということはありませんでしたが。
台形の屋根がなんだか古めかしくて、いい味を出していました。
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そのまま県道を西に進んでいきます。
交通量が多いのは納得で、国道2号にぶつかりました。
旧美袋線という道になり、そのまま進んでいくと、線路をくぐります。
JR山陽本線と山陽新幹線を一気にくぐるところです。
アンパス後に左折して旧鴨方往来を走っていくと局はありました。
ちょっと変わった配置で、局舎の裏手に駐車場があります。
これは、2018年に廃止された集配スペースの活用でしょう。
駐車場からはいったんわき道に抜けて、局舎の前に回り込みます。
動線としてはスムーズですが、大きな局舎は持て余しそうです。
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9 |
10:15 |
玉島富田郵便局 |
たましまとみた |
岡山県倉敷市 |
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このあたりには、JR新倉敷駅があります。
新幹線停車駅があるというのは便利な場所ですね。
まあ、新倉敷駅に停車する列車は多くはないですが。
1975年の山陽新幹線博多開業までは玉島駅を名乗っていました。
さて、そんな新倉敷駅の北口をかすめ、県道60号を西へ。
県道35号に入るとすぐに局はありました。
駐車場は局舎前の垂直タイプで、入出庫がしづらいです。
交通量も多い道なので、この点は改良してほしいな、と思いました。
需要はかなりありそうなので、改築も今後あるかもしれませんね。
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10 |
10:23 |
玉島郵便局 |
たましま |
岡山県倉敷市 |
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その県道35号をしばらく南に進んでいきます。
国道2号玉島バイパスをくぐり、川沿いを進みます。
旧2号線の国道429号を進んでいくと局はりました。
こちらは局名から想像の通り、ゆうゆう窓口のある集配局です。
局の規模はそれほど大きくないので、局舎裏手の駐車場も狭め。
このあたりは銀行に病院にと、いろいろな施設が集まっています。
旧玉島市の中心部といった感じです。
昔ながらのゆうゆう窓口のある集配局は、ちょっと不便さもありますね。
駐車してから窓口に着くまでが遠いこともしばしばです。
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11 |
10:29 |
玉島通町郵便局 |
たましまとおりまち |
岡山県倉敷市 |
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旧2号線に復帰して、東に進みます。
倉敷市役所の玉島支所がありますが、けっこうな規模です。
ここだけでひとつの自治体かってくらいですね。
かつての玉島市の血を受け継いでいるのでしょう。
その先を南下していくと局はありました。
先ほどの玉島局からもそれほど離れていません。
局舎はまだ新しそうな雰囲気です。
やはりこういう規模感の郵便局の方が利用しやすいのかな。
大きな局はお客さんが多い点など、不便さもありますからね。
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12 |
10:35 |
玉島新町郵便局 |
たましましんまち |
岡山県倉敷市 |
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川沿いの旧街道をのんびりと走っていきます。
このあたりは昔ながらの街並みが残されています。
先日マンホールカードを貰いに来たのもこのあたりでした。
旧柚木家住宅、というところでしたね。
昔から栄えて来たであろう街並みの中に局はありました。
新町と名乗っているところは、たいてい古い街並みですね。
歴史上のどの時点に対する新町か、ということです。
それこそ、昭和後期や平成時代の街には、新町なんて付けないですからね。
そして自治体としての新町も、次々と姿を消しています。
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13 |
10:42 |
玉島前新田郵便局 |
たましままえしんでん |
岡山県倉敷市 |
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川というか、入江になっているところを横目に南下します。
地図を見ても川とは書いていませんからね。
川崎みなと公園、なるものまであります。
このあたりは海の続き、あるいは運河的な位置付けでしょう。
しばらく行くと、それこそ海沿いの集落の風情になります。
住宅街に入るとかなり入り組んだ街並みです。
細い道を進むと局はありました。
局舎は新しそうで、ピンク色がかわいらしい雰囲気です。
立地的にもっと古めかしい局舎を想像していました。
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14 |
10:50 |
玉島乙島郵便局 |
たましまおとしま |
岡山県倉敷市 |
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迂回しながら南東に進んでいきました。
このあたりは地形的に、それこそ海岸線か島だったのでしょうか。
玉島の中でも乙島、というエリアです。
先日訪問した旧柚木家住宅でもそんな話をしていたっけ。
その埋立地側かな、というところに局はありました。
産業通りから少し入った目立たない場所に局。
局舎の隣に、広々と駐車場もありました。
この局よりも南側は埋め立て地と工業地帯が続きます。
住宅はないようで、郵便局も設置されていません。
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15 |
11:01 |
玉島天満郵便局 |
たましまてんま |
岡山県倉敷市 |
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産業通りを北に進み、広い道に出ます。
水玉ブリッジラインという、なんともいえない道に入ります。
なるほど、水島と玉島を橋で結ぶ道ということか。
安直だけど、命名の理由がわかりやすい道はよいですね。
橋を渡って乙島から柏島地区へ。
川沿いの道にすぐには降りられないので、迂回して北東へ。
ニシナのあたりから旧黒崎道なる集落の街道筋を進むと局。
狭い道沿いにあって小さな局でした。
古めかしい茶色い瓦屋根が素敵な感じだと思いました。
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16 |
11:07 |
柏島簡易郵便局 |
かしわじま |
岡山県倉敷市 |
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西に進んでいく道で、小高い山を越えます。
快適に走れる道なので、ドライブ気分。
運転しているのだから、ドライブに変わりはないのか。
集落に入り、柏島小学校の向かいに局。
集落の小さな商店といった雰囲気の局でした。
このあたりまで来ると、もう市街地を抜けたなといった印象です。
この先はいよいよ倉敷市もクライマックス。
海沿いを走って西に向かっていきます。
まずは海に向かって南に進んでいくことになります。
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17 |
11:18 |
黒崎郵便局 |
くろさき |
岡山県倉敷市 |
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県道398号なる、何かの値札みたいな道に入ります。
スイスイ流れるかと思いきや、交通量はわりとあります。
ただ、途中から水玉ブリッジラインに行く車が多かったです。
ラジオでは「坂本美雨のディアフレンズ」。
ゲストは羅臼町出身の森大翔さんという方でしたが、気になりました。
郵便局巡り中のラジオは必須ですが、「ディアフレンズ」はだいたいやってますね。
そんなことを考えているうちに局に到着しました。
静かな集落の中、雨に濡れて余計に静かです。
海にも近いですが、このあたりは海からは離れています。
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さて、県道47号を走って海沿いに出ます。
天気がよかったら、きっと左手には青い海でしょう。
晴れの国岡山で、初めて雨に降られましたからね。
それだけ雨はあまり降らないってことなんでしょうが。
幸いにも、台風は徐々に離れて行ってくれそうです。
それにしても今回の台風6号は、なんだかすごいコースで進みました。
海沿いを走っていくと、集落の中に局はありました。
駐車場に大きな木が生えていて、独特な雰囲気です。
県道は見通しが悪く狭いので、駐車時はちょっと注意が必要です。
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19 |
11:40 |
金光郵便局 |
こんこう |
岡山県浅口市 |
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この先は沙美海岸という砂浜が広がっているようです。
まあ、台風接近中で海水浴はあり得ません。
そんなわけで、今日は静かな海沿いの道です。
来た道を戻って、黒崎公園方面へ狭い道を進みます。
県道430号へショートカットしました。
玉島笠岡道路をくぐり、国道2号を渡った先に局はありました。
旧金光町の中心局で、集配局でもあります。
JR金光駅や市役所の金光支所からは少し離れています。
しかし局周辺の街並みは、ちょっと変わった雰囲気があります。
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20 |
11:46 |
金光宮黒郵便局 |
こんこうみやぐろ |
岡山県浅口市 |
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金光局前の道を、そのまま北に進んでいきます。
町の中心部なのかな、と思いますが、不思議な景色。
なるほど、右手に金光教の大きな建物。
左手にも金光教本部総合庁舎なるものもありました。
さすがは宗教都市ですね。
天理でも感じますが、なんだか不思議な空気に包まれている感じ。
里見川を渡って線路を越え、浅口市金光総合支所付近に局。
こちらの局の方が、JR金光駅や中心市街地に近いようですね。
宗教都市とはいえ、駅の北側は昔ながらの街並みです。
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21 |
11:54 |
金光下竹簡易郵便局 |
こんこうしもたけ |
岡山県浅口市 |
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金光中心部を後に、北東に進んでいきます。
広い道には車が多く、合流はしづらかったです。
ロードサイドの店舗は、この県道60号沿いに並んでいました。
マルナカも、このあたりではよく見かけますね。
このマルナカは香川県が本社で、イオングループのスーパーなんだそうです。
県道60号で山陽新幹線をくぐるところ、ため池の間の道を進みます。
旧鴨方往来の街道筋を走っていくと局はありました。
昔ながらの雰囲気はありますが、建物はまだ新しそうです。
郵便局の局舎は利便性が高い方がもちろんよいに決まっています。
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22 |
12:07 |
かもがた町家郵便局 |
かもがたまちや |
岡山県浅口市 |
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さて、県道60号に戻って西に向かいます。
順調に西に向かっていく、という感じですね。
このあたりにはため池が多い気がしますね。
途中から県道は古い街並みの中を進みます。
ものすごく狭い道になり、離合も困難なくらいです。
そんな道を進んでいくと局はありました。
局名はキラキラ系ですが、2004年に鴨方本町から改称されたそう。
局舎は街並みに合わせて和風の佇まいです。
年月を経て、さらに渋くなっているように感じました。
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23 |
12:19 |
鴨方郵便局 |
かもがた |
岡山県浅口市 |
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狭い道を走り続けるのは疲れます。
とりあえず、ナビに従って広い道に抜けました。
南下していき、浅口市役所本庁舎のあたりに出ました。
浅口市の中心は金光ではなくて鴨方にあるんですね。
JR鴨方駅の南側に出て、国道2号を進むと局はありました。
幹線国道沿いの集配局で、駐車場も局舎前に広く取られています。
建設されてからある程度経っているでしょうが、機能的な配置です。
立地的にはJR鴨方駅の南口からすぐの場所です。
ほぼほぼ駅前で、昔ながらの一等地なんでしょうね。
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24 |
12:36 |
寄島郵便局 |
よりしま |
岡山県浅口市 |
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鴨方の市街地を走りながら南に進みます。
このあたりは古い街並みというか、昔ながらの中心地。
道を広げる工事も行われているようでした。
県道284号に出て南に進んでいきます。
しばらく進むと海沿いの県道47号に出ました。
そのまま県道を走っていくと局はありました。
このあたりは旧寄島町の中心地で、市役所の総合支所もあります。
鴨方、金光、寄島の3町は新設合併ですが、人口は寄島が最も少ないです。
たしかに、寄島の中心地はかなり静かな印象を受けました。
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25 |
12:46 |
笠岡大島郵便局 |
かさおかおおしま |
岡山県笠岡市 |
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寄島町の中心地を抜けました。
海沿いの県道47号を西に進んでいきます。
このあたりはずっと海岸線沿いで、走りやすい道です。
これでお天気がよかったら、景色もかなりよかたでしょうね。
青い海を左手に見ながらのドライブ。
次に来るときにはきっと、そんな景色を見られるでしょう。
気付くと笠岡市に入っていて、局が右手に出てきました。
少しぼんやりしていて通過してから気付くという失態も。
県道沿いで十分に目立つ存在だとは思うんですけどね。
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26 |
12:54 |
西大島郵便局 |
にしおおしま |
岡山県笠岡市 |
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ここからは内陸部に進んでいきます。
少し県道47号を東に戻り、適当に左折。
あまり広い道ではないですが、県道432号を進みます。
しばらく走ると、内陸の集落に出ました。
ナビがないとちょっと迷ってしまいそうなところに局はありました。
県道から少し入ったところで、狭い道に面しています。
古めかしい局舎のわきの駐車スペースも広くはないです。
ささやかな集落ですが、周辺に局がないので需要はありそう。
とはいえ、笠岡市の人口規模は小さいものです。
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27 |
13:09 |
里庄郵便局 |
さとしょう |
岡山県浅口郡里庄町 |
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ここからはそのまま県道432号を北に進んでいきます。
工事中の区間もあり、狭く感じる道でした。
国道2号への合流もスムーズにはいかないかんじでしたしね。
やっと合流して国道2号を東に進んでいきます。
気付けばここは浅口郡里庄町のエリアです。
JR里庄駅の先で線路を渡って、役場などのある街並みを行くと局。
そしてこの里庄町という町、歌手の藤井風さんの出身地です。
小さな町のスター誕生は、一気に知名度を上げますね。
郵便局にもサインがあり、地元は大盛り上がりでした。
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藤井風くんの出身地とあって、地元も大盛り上がり。
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28 |
13:20 |
笠岡今立簡易郵便局 |
かさおかいまだて |
岡山県笠岡市 |
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この先は、JR山陽本線の北側を進んでいきます。
県道288号は旧街道のような雰囲気もあります。
そういえば、里庄町は平成の大合併を生き残りましたね。
浅口市にならなかった点は、英断だったでしょうね。
結局、合併しなくても生き残れる道はあったということでしょう。
北に進んで集落の中に入ると局。
このあたりは静かな集落ですが、大きな病院などもあるようです。
簡易局が置かれるだけの需要がありそうですね。
局の近辺は民家の建築工事が行われていました。
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29 |
13:35 |
笠岡金浦郵便局 |
かさおかかなうら |
岡山県笠岡市 |
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この先を北西に進むと、先日訪問した笠岡大井局です。
ここで訪問局がつながり、笠岡市街地に向かいます。
備南街道なる道に出て、西に進んでいきます。
この道は交通量も多く、大きなトラックも走っていました。
吉田川沿いの道に出て南下します。
河口に近い旧街道にぶつかり、少し進むと局はありました。
昔から海運などで栄えて来ただろうな、という雰囲気の立地です。
わりと民家が集まった集落ですが、それゆえ道も狭いです。
古くからの街並みなので、訪問には注意が必要です。
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30 |
13:50 |
笠岡川辺屋郵便局 |
かさおかかわべや |
岡山県笠岡市 |
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そのまま集落を出ると、国道2号に出ました。
交通量の多い幹線道路なので、合流にも時間がかかります。
こういう道は、わき道からの信号待ちが長いんですよね。
JR笠岡駅付近から、線路をオーバーパスする道に入ります。
ちょうど工事をしていたので、ちょっと待ち時間はありました。
市街地を横目に県道34号を進むと局はありました。
この道はそのまま進むと、またもや笠岡大井局に出ることができます。
局舎が黒く、けっこういかつい感じです。
古い局舎でも締まって見える、貫禄のある局でした。
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31 |
13:56 |
笠岡駅前郵便局 |
かさおかえきまえ |
岡山県笠岡市 |
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来た道を戻り、オーバーパスのわき道に入ります。
JR笠岡駅前に出ると、局はありました。
駅前局ながら、局舎のわきに駐車場がありました。
狭い駐車場なので、タイミング次第では路肩駐車になりそうです。
海の入江に近く、昔から陸上交通と海上交通の結節点だったんでしょう。
実際に、すぐ近くからは笠岡市の離島を結ぶ船に乗ることができます。
最近のニュースでこの船の休止が報じられていた気もしますが。
大きな都市ではないですが、ぎゅっと詰まった街でした。
コンパクトな市街地の旧市街地玄関口に位置する局でした。
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32 |
14:06 |
笠岡郵便局 |
かさおか |
岡山県笠岡市 |
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線路を越えて、国道2号に合流しました。
駅の近辺には市役所などもありました。
駅と国道との間に、大きなショッピングセンターがありました。
すぐにトンネルをくぐって、今度は新市街地に入ります。
JR笠岡駅からは山を挟んでいるので、雰囲気が変わります。
埋立地のエリアなのか、平坦な地形が広がります。
そんなエリアに笠岡郵便局がありました。
図書館や美術館、市民会館に県の出先機関などが集まる場所です。
大きな局舎はゆうゆう窓口もある集配局です。
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33 |
14:16 |
笠岡富岡郵便局 |
かさおかとみおか |
岡山県笠岡市 |
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笠岡市の人口は4万5千人弱です。
それほど大きな都市ではないですが、小さくもない感じ。
やはりJR山陽本線沿いの自治体は、それなりの規模があります。
国道2号に出て、岡山市方面に向かって走ります。
しばらく進むと、郊外型のショッピングセンターが出てきました。
そして、その一角に局はありました。
カレーハウスCoCo壱番屋と並んでいるのもシュールです。
駐車場をシェアしているので、けんかをしない関係性が理想ですね。
商業施設本体の一角だと、駐車位置から遠いこともありますからね。
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34 |
14:26 |
笠岡入江郵便局 |
かさおかいりえ |
岡山県笠岡市 |
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ショッピングセンターからそのまま南に進んでいきます。
国道2号を横断する需要も多いんですよね。
しばらく南下していくと局はありました。
このあたりは笠岡市内でも住宅地のエリアのようですね。
局舎はこちらもまだ新しそうで、使い勝手はよいものでした。
この先には大島地区があり、郊外の集落になります。
すぐ北には里庄町との市町境があります。
そう考えると、笠岡市はわりと端っこまでちゃんと市街地ですね。
昔から栄えてきた街というのは、ちゃんと理由があるんでしょうね。
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35 |
14:36 |
神島内郵便局 |
こうのしまうち |
岡山県笠岡市 |
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南に進んでいくと、県道195号に出ました。
この前後には国道2号のバイパス建設が進んでいます。
東側は、なぜここだけ国道指定されているんだ、という印象です。
そして笠岡市立カブトガニ博物館がありました。
マンホールカードが配布されているようですが、今日は月曜日で休館日。
海峡部分を渡って、神島に入りました。
航空写真を見ると、元々は離島であったことがわかりますね。
その内海側にあるのが、神島内郵便局でした。
懐かしい感じの局舎で、昔ながらの雰囲気が漂っていました。
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36 |
14:46 |
神島郵便局 |
こうのしま |
岡山県笠岡市 |
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ところでこの神島は、1966年以降の干拓で陸続きになりました。
同じく陸続きになった片島には、海水浴場跡があります。
このあたりは不思議な感じですが、1966年は東京オリンピックよりも後。
まだ、そこまで昔じゃないというのもおもしろい感じですね。
海沿いの県道195号を進んでいくと、カブトガニの看板がありました。
このあたりは、カブトガニの繁殖地になっているんですね。
海に面した外浦地区の、県道から入った集落の中に局はありました。
昔ながらの局舎が、いい味を出していますね。
局の外にある看板が、雨のせいかもう灯っていました。
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37 |
15:05 |
城見郵便局 |
しろみ |
岡山県笠岡市 |
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干拓地を進むと、何もない景色が広がります。
国道2号のバイパスに出ますが、このあたりはまだ建設途中。
まだまだバイパスとしては機能していない様子です。
交通量の多くないバイパスは、カブト南町、というところを通ります。
干拓地にはこんな感じでふざけた名前が付けられているんですね。
道の駅や笠岡ふれあい空港などはありますが、民家は全然ありません。
左手は鋼管町で、JFEスチールの製鉄所があることが由来でしょう。
しばらく進んで国道2号を過ぎると、局はありました。
このあたりはすっかり昔ながらの集落の中、という感じでした。
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38 |
15:11 |
笠岡陶山郵便局 |
かさおかすえやま |
岡山県笠岡市 |
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国道2号のバイパスが全通すれば、往来も増えるでしょうね。
そうなると、干拓地カブト地区も、建物が増えそうです。
広大な干拓地に郵便局が設置される日も来るかもしれません。
さて、県道3号に出て、北に進んでいきます。
1桁県道という、主要地方道なんですが、地味な道ですね。
しばらく進み、山を越えた集落の信号交差点で左折します。
このあたりも昔から栄えてきた街道筋なんですね。
すぐに局は見つかりました。
昔ながらの局舎が、このあたりの雰囲気には似合います。
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39 |
15:22 |
福山東陽郵便局 |
ふくやまとうよう |
広島県福山市 |
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ナビに従って進むので、いったん北に進みます。
山陽自動車道をくぐるあたりが県境になっています。
県道379号に入ると、いよいよ本格的に広島県に入ります。
県境ですが結び付きが強いのか、交通量は多め。
県道76号に入り、のんびりと進んでいくと局はありました。
東陽台というニュータウンのようなところに局はありました。
広島県に入った途端、局員さんがさらに元気になった気がします
そして由来は聞き忘れましたが、ゴム印には謎のキャラクター。
この先、福山市内の局では絵柄入りのゴム印が多かったです。
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40 |
15:28 |
福山幕山郵便局 |
ふくやままくやま |
広島県福山市 |
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今度はニュータウンの中を南東に進んでいきます。
アップダウンがあるあたり、新興住宅街といった雰囲気でした。
坂道を進んでいくと局はありました。
幕山台中央公園にぶつかる手前に局はありました。
この立地ですが、わき道に駐車場もあります。
そしてこちらのゴム印は、かわいらしいクマのイラスト入り。
「この辺はやっぱりクマが出るんですか?」と聞いてしまいました。
「いいえ、局名が『ふくやままくやま』で、クマっぽいので」とのことでした。
いや、局名の中のどこにもクマは含まれていないんですが…。
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41 |
15:39 |
大門郵便局 |
だいもん |
広島県福山市 |
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幕山台から南に下っていく道に入ります。
けっこう急な坂道で、昔からの市街地に出ました。
さらにJR山陽本線の線路をくぐり、国道2号に出ました。
少し岡山方面に向かい、JR大門駅前の道を南下にします。
広い道沿いに郵便局はありました。
まだ新しそうなコンビニ型の局舎で、使い勝手のよい駐車場でした。
これだけならどこにでもありそうですが、航空写真を見るとおもしろいです。
局舎の屋上、というか屋根に、郵便マークが描かれています。
このあたりはまとまった市街地になっている印象でした。
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42 |
15:44 |
福山野々浜郵便局 |
ふくやまののはま |
広島県福山市 |
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そんな大門の街並みを少し南下していきました。
大門地区だけでも単独の自治体でやって行けそうです。
ただ、大門町という自治体があった歴史はなさそう。
どうやら、旧深安町というエリアだったようですね。
この先は広大な敷地のJFEスチールの西日本製鉄所福山地区があります。
もちろん、旧日本鋼管にちなんで、鋼管町を名乗ります。
さて、住宅街を進むと局はありました。
ゴム印には「おかやまけんまであるいて6ぷん」。
お、おお、遂にそういうの出て来たか。おもしろすぎます。
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43 |
15:57 |
福山旭ケ丘郵便局 |
ふくやまあさひがおか |
広島県福山市 |
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時間的にもう1局しか行けないので、狙いを定めます。
埋立地に造られた製鉄所は広大ですが、手前の集落は昔のまま。
アップダウンがあり、坂道を上ります。
このあたりも郊外のニュータウンとして開発されています。
そしてどうしてこうなったか、昔ながらの雰囲気の局でした。
商店街の末裔みたいなところにあるので、わかりづらいです。
ニュータウン自体はもう少し土地に余裕がありそうですが。
駐車場もきちんとありますが、狭くて利用しづらいものでした。
局の裏手、西側からアプローチしたほうがよさそうです。
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マンホールカードをもらいに里庄町の運動公園に。やはり藤井風さん人気が。
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今日はやっと広島県に足を踏み入れることができました。山陽地方の旅もそろそろ後半戦、といったところでしょうか。
ただ、先週臨時休業で取り残してしまった小串局を訪問するために、岡山市内に戻って宿泊することにします。これも楽しい移動ですね。
しばらくは、岡山県と広島県の間を行き来するような生活になりそうです。たくさんの郵便局を無事に訪問できますように。
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