旅の始まりというか、まだまだ序盤なんですが、岡山県内にもすっかり慣れてきました。今日は倉敷から岡山市へと向かっていきます。
このあたりはまったくの未開の地で、未訪問局ばかりなので、どう巡っても失敗はなさそうです。
そんなことを言っているということは、どう巡っても失敗がないなんてことはないよ、っていうことなんですよね。
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1 |
09:03 |
児島塩生郵便局 |
こじましおなす |
岡山県倉敷市 |
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スタートは宿からすぐの場所にある局です。
ホテルでのんびり過ごしたので、8時50分過ぎの出発。
それでも9時前に到着してしまうくらい近かったです。
このあたりは児島の中でも水島に近いエリア。
見える景色も、水島側の海と工場群です。
国道430号から一本入った集落内の道に局はありました。
昔ながらの街道筋の雰囲気で、路線バスもこちらの道を経由しています。
塩生と書いて「しおなす」と読ませる不思議な地名。
何か深い歴史がここにはあるんだろうな、と思いました。
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2 |
09:23 |
下津井郵便局 |
しもつい |
岡山県倉敷市 |
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国道430号に抜けて、このまま南に進みます。
片側2車線の広い道で、交通量もそこそこあります。
何度か通ることがありましたが、児島と水島を結ぶので需要はありそうです。
瀬戸中央自動車道をくぐったところで右折。
県道21号岡山児島線に入り、下津井の街並みを見ながら南下。
下津井の街並みはかなり道が狭く、海沿いを走るべきでした。
やっとのことで到着した局も、駐車場は海側にあったようです。
とはいえ、海側もそんなに駐車台数は確保されていなさそう。
意外なところに訪問難度の高い局が紛れ込んでいましたね。
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下津井瀬戸大橋をくぐり、鷲羽山スカイラインに入ります。景色がよくて、何度も圧倒されます。
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3 |
09:35 |
倉敷大畠郵便局 |
くらしきおおばたけ |
岡山県倉敷市 |
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鷲羽山の付け根を横断し、東側に出ます。
こちらは岡山市側の海が広がっています。
眼下に海を眺めながら坂を下り、県道21号に出ました。
少し北に進むと局はありました。
隣にある駐車場が郵便局のものと気付かず、局の向かいに駐車しました。
この県道は、鷲羽山に向かう人しか通らないので、交通量は少なめ。
児島の市街地でも南の果てのような場所です。
それでも住宅地が続き、まとまった人口がありそうな場所。
こういう立地の局って、地味に需要が高いんですよね。
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4 |
09:42 |
児島赤崎郵便局 |
こじまあかさき |
岡山県倉敷市 |
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地図でも西側に下津井電鉄の廃線跡が分かります。
そんな児島の街並みを北に進んでいきます。
児島ボートレース場が右手に出てきて、道幅も広がります。
JR瀬戸大橋線の線路をくぐり、国道430号を西へ。
さらに市街地に向けて北上すると局はありました。
このあたりは、近くにマルナカやコスモスもある、少し郊外の市街地。
人は住んでいるけれど、大きなお店もあるような場所です。
児島の中心部にも近く、その点は便利なんだろうな、と思います。
児島駅前で歩くとなると、ちょっと遠いかな、といったところ。
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5 |
09:53 |
児島味野郵便局 |
こじまあじの |
岡山県倉敷市 |
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そういう意味では、下津井電鉄があればな、と思います。
備前赤崎駅も先ほどの赤崎局の近くにあったようですし。
存続していたらしていたで、利用されないんだろうけれど。
北に進み、左折、右折と進むと局はありました。
そしてこちらの局は、そんな下津井電鉄の廃線跡に面しています。
地図で辿れるだけでなく、廃線跡は架線柱も残されています。
局自体は局舎も新しく、利用しやすい明るいものでした。
住宅密集地ながら、廃線跡に面しているので、遮るものがないんでしょうね。
下津井電鉄の児島駅跡からもすぐの場所にある局でした。
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1991年の廃線当時の面影が残る下津井電鉄の廃線跡。
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下津井電鉄の旧児島駅前に出ました。
こちらは風の道として保存され、通行もできるようです。
中国銀行とトマト銀行の交差点を左折します。
天満屋ハピータウンを横目に進むと局はありました。
こちらの局はゆうゆう窓口もある大きな局です。
このあたり、児島エリアは1967年まで児島市で独立した自治体でした。
人口はその当時で8万人以上いたということで、かなりの規模の街です。
大きな局舎あるあるですが、駐車場から窓口が遠い。
動線を無視した配置は、昔の名残なんでしょうね。
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7 |
10:09 |
児島小川郵便局 |
こじまおがわ |
岡山県倉敷市 |
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最近のゆうゆう窓口のある集配局舎は変わりましたね。
安芸郵便局や陸前高田郵便局なんかも利用しやすいです。
駐車場と集配スペースを分けて配置していますからね。
さて、小田川に沿って北に進んでいきます。
さて、地図では下津井電鉄の廃線跡がまだ読み取れます。
この区間は1972年に廃線になっているんですがね。
中山団地の交差点で県道から少し入ると局はありました。
昔ながらの局舎といった風情で、駐車スペースも少なめです。
場所柄、近くに局がないせいか、お客さんも何人かいました。
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8 |
10:17 |
児島稗田郵便局 |
こじまひえだ |
岡山県倉敷市 |
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この際の訪問順序も、けっこう迷いどころでした。
どうやって訪問するのがよいかかなり考えましたね。
広い県道21号に出ると、片側2車線の道を快走。
倉敷私立短大なる大学がありました。
人口規模の大きな街は、公立大学も持っているんですよね。
大きな交差点のひとつ手前を右折すると局はありました。
なかなか不安定な場所に局舎があり、駐車スペースは傾斜しています。
後から気付きましたが、局舎の横にも平地の駐車場があったみたい。
郊外の局なので、駐車場が広めにないと困りますからね。
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9 |
10:24 |
児島上之町郵便局 |
こじまかみのちょう |
岡山県倉敷市 |
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この先は、来た方向に戻るようなルートになります。
県道21号に並行する県道276号に入ります。
この道もこの道で、交通量が多い道でした。
県道21号の旧道区間のような雰囲気ですが、需要はあるんでしょうね。
JR上の町駅を過ぎ、しばらく行くと局はありました。
こちらはまだ新しいコンビニ型の局舎でした。
局名の表記は、地名の上の町と異なり、上之町となっています。
昔の町名表記なんでしょうか、この点は不明です。
JRの駅は上の町ですが、こちらも開業は1988年と新しいです。
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10 |
10:31 |
児島下の町郵便局 |
こじましものちょう |
岡山県倉敷市 |
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そのまま県道を南下していきます。
途中で右折して、こちらも広い道に出て南下しました。
このあたりは南北軸が何本もありますね。
交通量が分散して、どの道もほどほどの車の数です。
しばらく行った交差点にほぼ面して局はありました。
交差点側に駐車場があり、狭いスペースに局専用のコーナー。
屋根付きのスペースにも、郵便局用が割り振られています。
ここでおもしろいのは、こちらの局名は下の町、と地名と同じ表記なこと。
上之町局の方が、たしかに開業は古いですからね。
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11 |
10:39 |
児島田の口郵便局 |
こじまたのくち |
岡山県倉敷市 |
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ひさしぶりに国道430号に出て、東に進みます。
海沿いをのんびりと走れるのは楽しみです。
とはいえ、まだ海は見えません。
海沿いにしっかりと市街地が続いていますね。
しばらく走り、国道から少し入ったところに局はありました。
こちらは住宅地に位置したのっぺりとした局舎でした。
手前に駐車場もあったので、その点は利用しやすいですね。
このあたり、バス通りは少し北側の道にあるようです。
さて、海を眺めながらのんびりドライブ、といきましょうかね。
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12 |
10:46 |
児島唐琴郵便局 |
こじまからこと |
岡山県倉敷市 |
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そんなに甘くはなく、しばらくは市街地が続きます。
大型バスなんかも走る国道なんですよね。
それなのに、カーブのきつい箇所があって、これは走りづらいです。
後ろにいた大型トラックは、なかなか進めないでいるようです。
海を見ながらしばらく進み、また集落に入ると局。
後ろのトラックはまだ追いつかないので、バックで駐車しました。
この立地なので、出庫時を考えるとバック駐車は助かります。
この先は、王子が岳を過ぎて、玉野市へと続いています。
これで児島は終わり…ではなく、あれ?山の中に局があるぞ!?
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13 |
10:59 |
児島由加簡易郵便局 |
こじまゆが |
岡山県倉敷市 |
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さて、唐琴局の少し西から延びる道に入ります。
狭い道ではなさそうで、駐在所の標識に沿って北上します。
道幅も安定していて、山を上りますが大丈夫そうです。
県道268号に合流し、しばらく山道を進みます。
少し狭いところもありましたが、概ね安定して由加山の入口に。
由加神社の参道に入っていくと局はありました。
車での参拝ルートではないのですが、局の前の道へもマイカーで進めます。
局の向かいには駐車場があったようですが、気付かず神社の駐車場に。
なるほど、こんなに趣のある場所があったとは知りませんでした。
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14 |
11:13 |
玉野荘内郵便局 |
たまのしょうない |
岡山県玉野市 |
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由加神社へは、時間を見付けて訪問したいと思います。
ひとまず郵便局訪問を優先して、来た道を戻ります。
しかしこの道、えらい坂道の狭い道ですね。
県道62号で一気に山を下りますが、エンジンブレーキが必要なほど。
いつの間にか玉野市に入り、県道427号を北上すると局。
生協のスーパーマーケットの一角で、駐車場をシェアしています。
ところでこの生協は、三井造船生活協同組合なんですね。
造船業が盛んなこの地域ならではだと思いました。
こういうところに地域の特色を見付けると楽しくなりますね。
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15 |
11:26 |
玉野日比郵便局 |
たまのひび |
岡山県玉野市 |
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しばらく県道427号を南に進んでいきます。
ちょうど前を両備バスが走っていきます。
宇野駅に向かうバスのようですが、この辺は両備バスエリアなんですね。
塗色が渋い宇野バスは、宇野地区は管轄外でした。
いや、宇野バスのカラーと5連灯が本当に大好きです。
国道430号にぶつかると、日比製錬の製錬所がありました。
こういう何気ない場所に工場が構えているのが、まさに瀬戸内だな、と思います。
しばらく国道を進むと局はありました。
カーブの先にあって、少し見通しが悪いので注意が必要です。
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16 |
11:33 |
玉野和田郵便局 |
たまのわだ |
岡山県玉野市 |
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玉野市内は、集落が適度に広がっています。
中心部だけ人が住んでいて、あとは山、というわけじゃなくて。
そんなこともあって、等間隔に局が配置されているイメージ。
国道430号を進み、和田の街並みに入ります。
集合住宅があるあたり、古くから栄えて生きたんでしょうね。
住宅街に入る細い道を進むと局はありました。
昔はもっと、造船業などで賑わっていたんでしょう。
そのころはこのあたりにも、もっと人が住んでいたんだろうな。
そんなことを思わせる、静かな住宅街の局でした。
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17 |
11:40 |
玉野玉郵便局 |
たまのたま |
岡山県玉野市 |
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玉野市の人口は、ここ数年でも確実に減少しています。
2000年時点でおよそ7万人だった人口も、現在は5万5千人あまり。
20年ちょっとで1万5千人も減少しています。
ピーク時の1975年には8万人ほどが住んでいたいことを考えると…。
2000年以降は人口減少が全国で加速しているんですね。
そんな玉野市を支えてきた三井の造船所を過ぎると玉の市街地
三井病院など三井関連の施設が多い街並みの、寂れた商店街。
時が止まったかのようなアーケードの中に局はりました。
こんなに寂しい場所の郵便局が、まだあるんだな、と思いました。
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とても好きだけど、とても寂しい場所です。
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18 |
11:46 |
玉野奥玉郵便局 |
たまのおくたま |
岡山県玉野市 |
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県道62号は昔ながらの市街地を抜けていきます。
住宅密集地の狭い区間もあります。
工業で栄えていたころが偲ばれるな、と思いました。
近くには玉野市電の廃線跡があり、車両も保存されているそう。
市電が走るくらい栄えていたころがあるなんて…。
奥玉、と呼ばれる山に向かう街並みに局はありました。
かつての市電もここまで来ていたということです。
このまま県道を進んでいくと、先ほど訪問した荘内局に出ます。
海沿いだけでなく、内陸にも住宅地が広がりました。
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19 |
11:54 |
玉野宇野二郵便局 |
たまのうのに |
岡山県玉野市 |
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国道430号に出て、トンネルを抜けました。
また市街地になり、住宅街を南下しました。
するとすぐに局は見えてきました。
住宅密集地なので、駐車場は台数が限られています。
このあたりからは宇野の市街地になるんですね。
JRの駅が宇野駅なので、玉野より宇野っていうイメージなんですよね。
さて、この局の近くには先ほどの玉野市電の廃線跡が残ります。
小高い山を抜けるトンネルは、歩道として通ることができます。
下津井もですが、廃線跡が暮らしの中に溶け込んでいます。
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20 |
12:00 |
玉野郵便局 |
たまの |
岡山県玉野市 |
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そんな玉野市の中心地にやって来ました。
やはり、駅からも近い場所が栄えてきたんですね。
いや、栄えてきたところに駅があるというのももちろんですが。
宇野駅は、四国との重要な乗換駅でしたからね。
ショッピングモールや市役所のあたりに郵便局はありました。
ゆうゆう窓口もある集配局で、大きな局舎でした。
わき道沿い、局舎に沿って駐車場がありますが、台数は限られます。
奥の集配スペースにもお客様駐車場があるようです。
お客さんが多くなかったので、大きな局ながら短時間で済みました。
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21 |
12:05 |
玉野宇野郵便局 |
たまのうの |
岡山県玉野市 |
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JR宇野駅近くの市街地にやって来ました。
駅の西側は、住宅地と商業地が交ざったエリア。
昔から市街地が広がっていた側で、郵便局もその中に。
駅の東側は、広大な国鉄の用地が現在は商業施設になっています。
航空写真で見比べると、瀬戸大橋開通前後で大きく変わりますね。
当時の面影はもう全然ないくらいに、宇野駅は小さくなりました。
後日JR宇野線にも乗車しましたが、なかなか長閑でした。
ただ、利用が全然ないわけではないので、便利になればいいのに。
瀬戸内観光への玄関口として賑わいを取り戻せるでしょうか。
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22 |
12:14 |
玉野田井郵便局 |
たまのたい |
岡山県玉野市 |
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海に面して、近くには玉野競輪場があります。
競輪場にはホテルがあり、なかなかおもしろそうです。
宿を探しているときに見つけたんですが、機会があれば泊まりたいですね。
JR宇野線沿いの県道22号をしばらく北に進みます。
宇野市街地を抜け、備前田井駅付近に局。
大きな交差点に面していて、駐車スペースが微妙でした。
局長さんがとても元気な方で、次の局への道のりを教えてくれました。
局巡りをしている人を温かく迎えてくださるのはうれしいです。
このあたりもまとまった市街地になっていて、車が多いです。
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23 |
12:27 |
山田郵便局 |
やまだ |
岡山県玉野市 |
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県道74号を東に進んでいきました。
このあたりは、右手に海を望む、なかなかの景色です。
天気がとにかくよかったので、青い海が印象的でした。
これで天気が悪いと、また印象は違うんでしょうね。
さすが、岡山は晴れの国と言われていますからね。
峠を越え、集落の中の現道を進むと局はありました。
集配局のような大きな局舎ですが、現在は無集配局でした。
調べると、集配廃止は2015年のことだそうです。
都市規模的には、玉野局から集配できそうな場所です。
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24 |
12:33 |
玉野胸上郵便局 |
たまのむねあげ |
岡山県玉野市 |
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県道74号の現道をそのまましばらく進んでいきました。
広い交差点でバイパスと合流し、そのまま東へ。
集落の中を進むと局はありました。
局舎の前が駐車スペースなんでしょうが、狭そうです。
そんなわけで、おそらくここだろうという向かいの空き地に駐車。
局員さんの車かな、という車も駐車されていました。
この立地なら、局舎前に車を置いても問題はなさそうです。
近くにはバス停もありましたが、時刻表を検索しても出てきません。
もう路線バスは定期的には走っていないのかもしれません。
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25 |
12:43 |
玉野鉾立郵便局 |
たまのほこたて |
岡山県玉野市 |
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海沿いをのんびりと走って、北に向かっていきます。
分かりづらい道で、少々遠回りをしてしまいました。
さっきの局で道のりを聞いていたのに、迷子です。
思っていたのと反対側から局にアプローチ。
なかなか狭い道沿いに局はありました。
古めかしい局舎なので、今後広い道沿いに移転してもよいような。
このあたりは児島半島でも先端部にあたる場所。
この先、玉野市から岡山市へと市境があります。
そんなこともあって、わりと静かで人の動きの少ない場所です。
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小串郵便局は一時閉鎖中。第5類移行後も、働き方改革もあって一時閉鎖がしばしばありますね。
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26 |
13:08 |
甲浦郵便局 |
こううら |
岡山県岡山市南区 |
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半島を回り込んで、その東端部にある小串地区に到着。
このあたりは岡山市南区になっています。
海を挟んで岡山市の市域があるのは知りませんでした。
しかし!そんな集落の小串郵便局はコロナ感染で休業中。
5類移行後も、簡単に休業できるようになったのは、働き方改革の成果でしょう。
仕方ないので次の局へと県道を進み、県道45号と合流。
締切堤防道路の入口付近に局はありました。
堤防道路からは少し入った場所なので、局自体はあまり目立ちません。
この道はどの時間帯に通ってもなかなか混雑していました。
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27 |
13:19 |
八浜郵便局 |
はちはま |
岡山県玉野市 |
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県道45号は、右手に児島湖を望みながら進みます。
湖といっても、瀬戸内海の一部ではありますからね。
岡山市街地との間の海、ということになります。
岡山市南区から玉野市に戻ってきました。
湖畔を離れていくと、県道沿いに局はありました。
大きな局舎で、元々は集配局だったことが窺えます。
調べると、やはり2015年までは集配局だったようです。
このあたりも周辺が開けていて、とても明るい印象を受けました。
局前の県道は交通量が多く、岡山玉野間のメインルートのようです。
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28 |
13:34 |
秀天郵便局 |
しゅうてん |
岡山県玉野市 |
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県道45号は山を越えて宇野方面に続きます。
この先には、先ほど訪問した玉野田井局につながります。
そこでここからは、未訪問局のある西に向かいます。
県道405号に入ると、JR宇野線の線路沿いになりました。
ちょうど茶屋町行きの電車が走っていました。
新型車両だったので、いよいよこの景色も当たり前になっていくのでしょうね。
国道30号を少し走って左折、南下すると局はありました。
こちらも集配局の見た目ですが、2015年に集配廃止されています。
集配スペースがお客さま駐車場に転用されています。
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29 |
13:42 |
迫川郵便局 |
はざかわ |
岡山県岡山市南区 |
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さらに南へ行けば、玉野荘内局のあたりに出ます。
このあたりはそう繋がっているのか、という印象。
大きな地図で見れば、現在地を把握できます。
国道30号に戻り、すぐにJR宇野線沿いの道に入ります。
トマト銀行灘崎支店が出てくると、局はすぐにありました。
2005年まで灘崎町だったエリアで、現在は岡山市南区の一部です。
こちらの局舎も集配局風の大きな建物です。
そして案の定、2017年に集配廃止になっていました。
ここまで3局連続で集配廃止された集配局舎の局でした。
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30 |
13:54 |
彦崎郵便局 |
ひこさき |
岡山県岡山市南区 |
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この先もJR宇野線沿いの道を進んでいきます。
昔ながらの市街地は道も狭く、迫川市街地は離合困難です。
そんなわけで、信号制御で一方通行にしていました。
交差点ではないところに信号機がありました。
そんなわけで、迫川駅付近には複雑な交差点もありました。
線路の北側に出て、備前片岡駅の先で県道22号に合流。
西に向かうとすぐに局はありました。
このあたりはまとまった街になっているような気がします。
旧灘崎町役場は、迫川と彦崎の間、片岡地区にあるようでした。
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31 |
14:11 |
茶屋町郵便局 |
ちゃやまち |
岡山県倉敷市 |
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この先はどの道を走ったんだっけな、と思いつつ書いています。
倉敷川を渡って倉敷市に戻ってきます。
JR宇野線の高架沿いを北に走ったんだっけな。
そうそう、ラジオでそうめんやひやむぎの話をしていました。
揖保乃糸は商品名ではないことや、うどんもそうめんも同じ仲間だということなど。
玉ねぎを使っためんつゆの話がものすごくおいしそうだと思ったんだっけ。
JR茶屋町駅付近に局はありました。
こちらの局も2015年に集配廃止になっている大きな局舎でした。
鉄道だと乗換駅のイメージですが、静かな駅前でした。
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32 |
14:24 |
興除郵便局 |
こうじょ |
岡山県岡山市南区 |
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元々は宇野線の途中駅だった茶屋町駅。
今朝訪問した下津井電鉄も乗り入れていました。
そこに本四備讃線が開通し、瀬戸大橋方面とのジャンクションに。
下津井電鉄こそ廃止されていますが、茶屋町の名はよく見かけます。
さて、そんな茶屋町を離れて東に進みます。
やがて岡山市南区に入り、バス通り沿いに局。
昔ながらの集落の中にある局といった感じでした。
局舎は独特な形状をしていて、合理主義な現代では考えられない形。
土地に余裕がある場所だからこそできることかもしれません。
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33 |
14:37 |
岡山藤田郵便局 |
おかやまふじた |
岡山県岡山市南区 |
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このあたりは広大な干拓地になっています。
江戸時代以降に児島が陸続きになって以降、広がっていったようです。
それにしても広大な、平らな土地。
ほとんどが農地で、集落は少なく局間距離も開きます。
ここが市街地になる日が来たら、岡山は大都会に変貌します。
そんな干拓地の中、妹尾川の近くに局はありました。
このあたりは水路が多く、岡山らしい景色になっています。
昔ながらの小さな局舎で、駐車場も少なめ。
車通りもそれほど多くないところなので、問題ないんでしょうね。
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34 |
14:44 |
岡山妹尾東簡易郵便局 |
おかやませのおひがし |
岡山県岡山市南区 |
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妹尾の市街地に向かって進んでいきます。
このあたりは干拓される前からの市街地でしょうか。
それでも妹尾駅付近や、線路より南側は干拓地でしょうね。
そんなJRの南側、新しい市街地の一角に局はありました。
ニシナのスーパーがあり、郊外型の住宅地といった感じ。
郵便局の2階も学習塾になっているようでした。
このあたりはそうした需要もあるということでしょうね。
子供がいるということは、労働人口があって、通勤者もいるということでしょう。
岡山駅まで近いので、岡山市街地のベッドタウンでもありそうです。
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35 |
14:55 |
妹尾郵便局 |
せのお |
岡山県岡山市南区 |
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市街地の道はかなり狭く、運転が大変でした。
線路の北側は特に道が狭い古くからの集落の様子。
妹尾駅前から県道152号に出るのもやっとのこと。
この県道もまた狭く、西にしばらく走っていきます。
道が広がるあたりにホームセンターの廃墟。
その裏手に大きな病院と、ホームセンターの新店舗。
なるほど、もしかしたら県道の拡幅でもあるのかもしれません。
そんな県道沿いに局はありましたが、こちらは集配局の大きな局舎。
ゆうゆう窓口もある局のわりには小ぢんまりとしていました。
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36 |
15:09 |
福田簡易郵便局 |
ふくだ |
岡山県岡山市南区 |
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たしかに妹尾局前の道、交通量の多さはかなりです。
それなのに、道が狭くて事故が多そうな印象を受けました。
県道152号をしばらく戻り、妹尾市街地を通過。
妹尾町は1971年に岡山市に編入されています。
さらに走ると、国道2号岡山バイパスにぶつかります。
長い信号待ちを経て、バイパスの北側に出ました。
福田小学校の裏手の細い道沿いに局はありました。
民家のような小さな局舎で、静かな集落の局といった雰囲気でした。
貯金を済ませて局を出ると、15時過ぎ。あと1時間弱です。
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37 |
15:20 |
岡山大福郵便局 |
おかやまおおふく |
岡山県岡山市南区 |
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国道2号岡山バイパスを横断して南側に戻ります。
このあたりはラウンドワンなどがある郊外の景色。
なるほど、ロードサイド店の多いバイパスの景色ですね。
国道バイパスはさすが西日本の大動脈、交通量が多いです。
やっとのことでバイパスの南に出て、市街地を進むと局。
住宅街の細い道沿いに局はありました。
とはいえ、駐車場は広めに確保されていました。
利用しやすい局ですが、駐車場のあるわき道が狭かったです。
特にこのわき道から通りに右折するときに見通しが悪いです。
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38 |
15:28 |
岡山藤田錦郵便局 |
おかやまふじたにしき |
岡山県岡山市南区 |
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適当に住宅街の中の道を進みます。
笹ヶ瀬川の近くを南下するように進みました。
JR宇野線の線路を過ぎて、田園風景の中を走ると局。
藤田錦、という、日本酒の銘柄みたいな名前の局です。
都市部の飲み屋街にでもなっていそうですが、付近は田んぼだらけ。
局の前にも、岡山名物の水路が流れるだけです。
局舎の裏手には、高い電波塔が建っていました。
ラジオ用の電波塔かな、と思っていましたが、当たりでした。
地図にはNHKラジオ放送所、と書かれていました。
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39 |
15:43 |
岡山芳田郵便局 |
おかやまよしだ |
岡山県岡山市南区 |
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少しに東に向かってから、国道30号に出ました。
笹ヶ瀬川を渡ると、岡山市街地なのかな。
岡山ってちょっと苦手だったんだけど、まあいいところよね。
苦手な理由は超個人的過ぎてさすがに書けないけど。
郊外型のお店が多い地区を進んで、国道を離れると局。
しかも意外と混んでいるという。
駐車場の台数もけっこうあるんだけど、それでも混んでいました。
ATMのお客さんが多かったので、窓口の待ち時間はそこそこ。
政令指定都市の郊外の雰囲気って、こんなかんじかな、と思いました。
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40 |
15:50 |
岡山芳泉郵便局 |
おかやまほうせん |
岡山県岡山市南区 |
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適当に進んで国道30号に戻ってきました。
最近ニュースでよく見る大きな中古車販売店の交差点。
いやいや、全国展開お疲れ様でした。
国道30号沿いは、街路樹もない無機質な景色です。
そのまま東に進み、高校、中学校を横目に。
すると、右手に郵便局が出てきました。
新しそうな局舎で、住宅街の中の局、といった雰囲気。
思ったよりも短い滞在時間で局を後にすることができました。
そんなわけで、もう1局増殖してやろうということに。
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41 |
15:57 |
岡山浦安郵便局 |
おかやまうらやす |
岡山県岡山市南区 |
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田園風景になって、郊外の街並みを進みます。
住宅街を抜けると一気に農地なんですよね。
それもまた、岡山市の景色だな、と思います。
政令指定都市とはいえ、こういう場所もあるもんです。
ただ、山がちな北区と違い、平地に未開発地があるのは珍しいかな。
全国の政令指定都市でも、あ、新潟の南区と似ているか。
県道212号南下していくと局はありました。
無事貯金を済ませ、今日はこちらでラストとなりました。
結果として41局訪問は、まさに夢の国ですね。
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由加山由加神社を訪問しました。海の向こうに四国が見えました。
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今夜の宿は水島だったので、向かう途中に気になっていた由加山、由加神社を参拝しました。御朱印もいただいて、とても満足しました。
山の上にある神社だけあって、海を望み、その向こうには四国が見えていました。なんだか、すごいところまで来てしまったな。
旅はまだ序盤。これからも続くのですが、四国に行きたい欲も出てきて、さて、どうしたものか。この旅の中で四国上陸を目論みます。
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