郵便局訪問は3日目。天草の南端、牛深から旅を再開します。アパート改装の宿は、そのまんまアパートだったこともあって不思議な時間。
それでも、学生時代を思い出すような楽しい時間でした。いや、私はわりと変わった物件に住むことが多かったのですが…。
今日は天草の残りの局を一気に訪問し、九州本土に戻って行けるところまで行こう、という半分無計画なルートになっています。
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1 |
09:02 |
魚貫崎簡易郵便局 |
おにきざき |
熊本県天草市 |
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牛深市街地から西海岸を北上します。
昨日の夕方も見つけたのですが、茂串に謎の郵便局跡。
調べてみると、2022年4月に一時閉鎖されています。
再開される雰囲気はなさそうですが、どうでしょうね。
天草は離島の局を残しているので、いつか再訪することでしょうが。
魚貫局を通過し、さらに海へ向かう道を進みました。
しばらく走ると、半島の先端、魚貫崎簡易局に到着しました。
ちょうど9時前に到着したので、タイミングはばっちりでした。
貯金を済ませて、今日はここからスタートします。
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来た道を戻ることになるので、魚貫崎をスタートに。
こういうルートのやり繰りは、局巡りの必須条件です。
時間内に往復しないで済むようにするというのが大前提です。
付け根の道に戻り、魚貫の集落に入りました。
駐在所もある漁港に面した集落に局はありました。
駐車場が、裏道にも抜けられる構造になっていました。
台数を確保するために、集配施設の跡地を開放したんでしょうかね。
元々は集配局だったであろう頑丈そうな局舎です。
牛深市街地からも近いので、集配局の統合は仕方ないでしょう。
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3 |
09:27 |
内ノ原簡易郵便局 |
うちのはら |
熊本県天草市 |
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山越えをする道に入りました。
雪の心配がないから選んだ道ですが、意外にも広い道。
ヤイラギダムなる怪しげなダムを横目に進みます。
島では、やはり水の確保が大事なんでしょう。
海に囲まれていても、海水じゃダメなんだよなあ。
内陸の国道266号に出ると、すぐに集落への道へ。
そしてわき道に入るとすぐに局はありました。
このくらいの規模の集落だと、局の需要はどれくらいでしょうか。
付近に局がないので、この局の存在は大切です。
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4 |
09:39 |
二浦郵便局 |
ふたうら |
熊本県天草市 |
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国道266号を本渡方面に進んでいきます。
昨夕も通りましたが、走りやすい道です。
そして、けっこう飛ばしますね、みなさん。
島なので、警察の手も及ばないのでしょう。
海が近付き、二浦方面への道に入ります。
少し狭い箇所がありますが、ちょっとした山越えをして局。
入江に近く、このあたりも海辺の集落なんだなと実感します。
まあ、二浦というくらいなので、海の町ですよね。
貯金を済ませて、次の局へと進んでいきます。
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5 |
09:54 |
河浦郵便局 |
かわうら |
熊本県天草市 |
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国道266号に入って、北に進んでいきます。
天草コレジヨ館なる施設があるようです。
なるほど、キリスト教の歴史や日本史の舞台でもあるわけですね。
このまま国道266号を進めば、昨日の新合局に出ます。
今日は国道389号から県道35号に入ります。
河浦の市街地に入ると局はありました。
旧河浦町の中心地で、民家や商店も建ち並んでいるところです。
とはいえ、静かな中心地で、人も車も少なめ。
街の中心の雰囲気の集配局で、四角い局舎がありました。
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この先は、国道389号のお世話になります。
天草下島の西海岸を進んでいきます。
長いトンネルを抜けると、昨夕訪問した崎津の集落。
﨑津教会方面への道に入るとすぐに局はありました。
局名は富津ということで、なんでだろうと思いました。
集落名も、観光地としても崎津がメジャーなのに。
そして風景印の設置がないのも意外な気がしました。
世界遺産の集落とはいえ、静かな漁村といった雰囲気でした。
重厚な四角い白い局舎が印象的でした。
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国道に戻ると、なんだか一気に整備されています。
なるほど、世界遺産効果なのかもしれません。
電源立地自治体が近いこともあるかもしれません。
地方のお金の動きは、極めて複雑なのです。
トンネルで一気に進み、すぐに大江の集落に入りました。
距離と比べて、まっすぐに進めるのでかなり便利ですね。
トンネルを出てすぐ、集落の旧道沿いに局はありました。
この集落には大江天主堂があります。
この後、国道走行中にその姿を望むことができました。
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8 |
10:27 |
天草郵便局 |
あまくさ |
熊本県天草市 |
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国道バイパスに戻って北に進んでいきます。
大江天主堂を左手に進む区間は長い上り坂。
前を走るダンプカーは出力不足なのか、運転に不慣れなのか。
時速20キロほどで走り、後ろには長い車列ができていました。
旧天草町の中心地か、天草小学校なども出てきました。
国道を離れて市街地を進むと局。
小ぢんまりとした集配局ですが、久しぶりの風景印設置局。
天草市の市名を名乗る局ですが、旧天草町から付けられた局名でしょう。
現在の天草市の中心地は、旧本渡市のエリアですからね。
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国道は少し未改良区間を挟みます。
カーブの多い狭い区間程度で、走りにくさはないですが。
大型車が来るとちょっと面倒かな、というくらい。
そんなことを考えていると、前に路線バスがいました。
こんなところにもバスが来るというのは、いいですね。
改良区間になり、県道24号経由で下田市街地に。
温泉街のようで、温泉施設や宿泊施設が並びます。
この時間、チェックアウト後のお客さんのような車もいました。
局でのお客さんの愚痴がおもしろくて、聞いていました。
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10 |
10:53 |
福連木簡易郵便局 |
ふくれぎ |
熊本県天草市 |
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山に入っていく県道24号は、改良されています。
しばらく進んでいくと、福連木の集落に出ました。
この集落へは、河浦の街からも到達できます。
福連木の集落、学校の向かいのような場所にありました。
自動車修理屋さんのような商店に併設されていました。
いままでにもありましたが、珍しい兼業形態ですね。
思い返してみると、なぜここに簡易郵便局が!というのありますね。
そんなわけで貯金を済ませ、山を下ります。
島の訪問なので、内陸部の局は少なめのはずですが…。
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11 |
11:17 |
都呂々郵便局 |
とろろ |
熊本県天草郡苓北町 |
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やはり天草は大きな島です。
内陸部の局も一定数あるんですよね。
同じ道の往復はできれば避けたいところ。
そう思ったのですが、県道293号を走るより来た道を戻る方が吉。
下田の市街地に戻って、国道389号で海沿いを走ります。
この間、集落はなく、とにかく美しい景色を眺めながら走ります。
天草郡苓北町に入り、しばらく行くと局。
都呂々と書いてとろろ。お腹が空いてしまいます。
この局で通帳の更新をしてもらいました。
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12 |
11:30 |
富岡郵便局 |
とみおか |
熊本県天草郡苓北町 |
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国道を走っていくと、急にリゾート地のように。
植木がされていて、まっすぐな道です。
そう、ここは九州電力苓北発電所。
ものすごく大きな発電所に見えてしまいます。
電源立地の豊かな財政が、平成の大合併でも生き残った理由ですね。
発電所では、余熱で食塩を製造しているんだとか。
苓北町の昔からの市街地は、海に突き出た岬の中ほどの港付近。
ここが富岡の集落で、局もその中にありました。
風景印の設置がありました。写真を撮り忘れました。
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13 |
11:39 |
苓北郵便局 |
れいほく |
熊本県天草郡苓北町 |
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国道389号に戻って、今度は北東に進みます。
苓北町役場のきれいな建物が見えてきました。
…と、その手前にある役場に負けず劣らずの立派な建物が郵便局。
いやーーーーーー、発電所があると儲かるんだな。
この局は集配局で、裏手にスペースがあります。
局舎の手前には広々とした駐車場が機能的に配置されています。
きちんとお金を掛ければ、郵便局もここまで使いやすくなるんだな。
そんなことお思ってしまう、苓北郵便局でした。
町内の郵便局はどれも、とにかくきれいで明るい印象でした。
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14 |
11:48 |
上津深江簡易郵便局 |
こうつふかえ |
熊本県天草郡苓北町 |
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国道をさらに本渡方面に進んでいきます。
左手に穏やかな海を望むのはずっと変わりません。
島を時計回りに進んでいるので、当然といえば当然です。
そして国道を走っていると、お城みたいな立派な建物が右手に。
これが商工会の建物で、この中に局はありました。
上津深江というのは、この4字で1つの地名です。
なかなかユニークな地名だな、と思いました。
貯金を済ませ、建物内のトイレをお借りしました。
隣の建物は、休憩所のようなものを兼ねているようでした。
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15 |
11:53 |
坂瀬川郵便局 |
さかせがわ |
熊本県天草郡苓北町 |
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国道389号と324号の重複区間なんですね。
上津深江からはそれほど時間もかからず局を発見。
まだわりと新しそうな局舎でした。
わき道に面して駐車場が設置されていました。
集落を進むと小学校もあるようで、わりとまとまった集落です。
小学校が統廃合されないのも、豊かな財政のおかげでしょう。
行政も、教育も、福祉も、医療も。財政力で差が付くわけですよね。
財政力の弱い地域では、たくましく生きていくしかない。
それが、いまの日本であり、東京から俯瞰する地方の姿です。
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16 |
12:01 |
通詞島簡易郵便局 |
つうじしま |
熊本県天草市 |
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さて、苓北町を出て、天草市に戻ってきました。
本当に苓北町だけが独立状態。
不思議な自治体だな、と思っていました。
芦北町と混同していて、間違えていたのは内緒です。
国道を走り、通詞島への交差点を曲がります。
通詞大橋を渡って、海沿いを走ると局はありました。
イルカウォッチングのイルカクラブに併設されている局です。
日本中探しても、イルカウォッチング併設の局はここだけでしょう。
そして、イルカを見てみたいと思いました。
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17 |
12:07 |
二江郵便局 |
ふたえ |
熊本県天草市 |
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国道に戻り、本渡方面に進んでいきます。
すぐに局が出てきたので、びっくりしました。
通詞島からの距離はかなり短いです。
コンビニエンスストアの向かいにある局でした。
こちらは集配局のようで、広めの局舎でした。
海沿いらしく、青い局舎が印象的でした。
国道を進むと、道の駅イルカセンター。
なるほど、このあたりはイルカの生息地なんですね。
クジラよりもなんだか夢があるような。
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こんなところでも臨時休業。地元のおじいちゃんも困り顔でした。
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18 |
12:23 |
御領郵便局 |
ごりょう |
熊本県天草市 |
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国道を進んで、鬼池港に近い集落に入ります。
すぐに鬼池局に到着しました。
そして局の入口で困り顔のおじいちゃんと遭遇。
なるほど、急な臨時休業というわけですね。
局員さんも、ちょっとやんちゃしちゃったのかな。
ということで、気を取り直して国道324号を進んでいきます。
国道から少し入ったところに御領郵便局を発見しました。
ここは、天草市の五和支所が近く、旧五和町のエリアです。
旧町の中心ですが、集配局ではありません。
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19 |
12:31 |
佐伊津郵便局 |
さいつ |
熊本県天草市 |
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国道も徐々に交通量が増えてきました。
本渡市街地が近付いてきているんですね。
旧本渡市のエリアに入り、佐伊津町の集落へ。
国道沿い左手に局はありました。
小ぢんまりとした古めかしい局舎ですが、こちらは集配局。
局舎の横に、カーポートのような屋根付き駐車場があります。
民間の貸し駐車場のような雰囲気で、躊躇しますね。
ただ、きちんと郵便局駐車場の案内がありました。
雨の日も安心…ではなく、駐車場から局まで距離があります。
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県道を経由して、今度はまた内陸部に向かいます。
わりと山がちな景色ですが、急峻ではありません。
道もよく整備されている印象です。
県道47号にぶつかると、局はありました。
少しわき道に入り込んだような立地です。
局自体は静かな集落の局といった雰囲気の小さな局。
貯金もすぐに処理してもらえて、局を出発しました。
近くには尼港事変殉難者碑なるものがありました。
100年前の、異国での事件が、ここに繋がっているとは。
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21 |
12:50 |
城河原郵便局 |
じょうがわら |
熊本県天草市 |
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県道47号を南下していくと、次の集落に出ます。
山あいのこの地域にも、人は住んでいるんですね。
山深い場所ではないので、昔から里があったんでしょう。
県道281号との交差点に面して、局はありました。
交差点のどちらからでも入れるような構造です。
角を挟んで駐車場がるので、便利といえば便利です。
それほど交通量もなく、お客さんも多くはないのですが。
近くには天草空港があるようです。
熊本便と福岡便があるようですが、利用率はいかに。
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22 |
13:00 |
本渡本町郵便局 |
ほんどほんまち |
熊本県天草市 |
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県道47号、44号経由でまた山へと向かいます。
直結する道がないので、迂回して遠回りです。
しばらく西に進み、ずいぶん山奥の雰囲気の場所に局。
しかし、この局は、本渡本町郵便局。
ここが、天草市の、というか旧本渡市の本町なわけです。
海沿いの市街地中心部ではないのか、と驚きました。
ところで局の近くには、鈴木神社なる神社がありました。
江戸時代の天草代官鈴木重成を祀る神社なんだそうです。
そういう由来から考えると、なるほどここが本町なのか。
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23 |
13:11 |
本渡馬場郵便局 |
ほんどばば |
熊本県天草市 |
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県道44号を経由して、市街地方面へ。
局名に本渡が冠せられるようになってきたらもう中心部。
ということになるのかどうかは別として。
周辺には住宅街が広がり、車も多くなりました。
2車線の道を進んでいくと局はありました。
駐車場もわりと車がいるようになり、市街地はこの心配もあります。
周辺には飲食店などもある場所。
ここからは、本渡市街地の訪問が続いていきます。
しかし本渡は、わりとまとまった都市なんですね。
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24 |
13:20 |
本渡郵便局 |
ほんど |
熊本県天草市 |
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旧本渡市の人口が2006年時点で4万人弱。
なるほど、それはわりと多い方だと思います。
国道324号に出ると、ロードサイド店も多くなります。
本土にもあるチェーン店が並び、賑やかな印象です。
少し渋滞気味の国道を進むと局はありました。
天草市役所に並んだ、中心地に位置する局です。
お客さんも多めで、架橋とはいえ離島というイメージからは遠いです。
ゆうゆう窓口が設置されているのもポイント。
天草市内では、ゆうゆう窓口はここだけです。
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25 |
13:28 |
本渡中央新町郵便局 |
ほんどちゅうおうしんまち |
熊本県天草市 |
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市の中心部を国道で進んでいきます。
川を渡って、港町交差点に出ました。
大きな交差点で、交通量もとても多いですね。
右折するとサンリブなるスーパーマーケット。
さらに県道44号を北上すると局はありました。
中央新町の名前の通り、本渡市街地の中でも中心部なのでしょう。
商店街も続いていて、繁華街の雰囲気もあります。
本渡で宿を取っていたら、このあたりだったんだろうな。
ま、鬼池のこともあるので、いつかまた来るでしょう。
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26 |
13:41 |
志柿本郷簡易郵便局 |
しかきほんごう |
熊本県天草市 |
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そうそう、御所浦も行かなきゃいけないし。
それから一時閉鎖中の簡易局も復活するかもしれないし。
そう考えると、天草は人生でまた来るところでしょう。
さて、局間距離が長くなります。
国道324号を走り、天草瀬戸大橋を渡って上島に戻ります。
北側の海岸沿いを走って、しばらく行くと局。
局には駐車場はありませんが、向かいの海側に広い駐車帯があります。
車は置けますが、国道の交通量が多めなので横断は注意。
貯金を済ませて、さらに次の局を訪問します。
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27 |
13:50 |
島子郵便局 |
しまご |
熊本県天草市 |
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鬼池が臨時休業だったのは残念ですが、ここで違う情報も。
樋島郵便局も臨時休業になったそうです。
うーん、逆回りをしていても、ダメだったのか。
いや、樋島から鬼池に抜けるルートならよかったのか。
∞の字を描くように訪問していれば…。
国道を進むと避譲車線なる付加車線がありました。
この呼び名はここ独特なんじゃないかな、と思いました。
海沿いの集落に入り、走っていくと局はありました。
島の子とかいて、しまご。なんだかいいですな。
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28 |
13:59 |
上津浦郵便局 |
こうつうら |
熊本県天草市 |
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国道324号を大矢野方面に進んでいきます。
天草の入口に、徐々に戻ってきました。
ああ、天草の旅ももうすぐ終わってしまうのか。
しばらく進むと、国道沿いに局はありました。
大きめの局舎で、こちらは集配局でした。
駐車場も広いのですが、お客さんが入れ替わりで多めです。
これは国道沿いという立地の良さが影響しているのかな。
無事貯金を済ませ、ここから少し内陸部を目指します。
天草の内陸部訪問も、次の局が最後です。
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29 |
14:07 |
下津浦簡易郵便局 |
しもつうら |
熊本県天草市 |
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県道282号を進んで、山へと入ります。
今日は曇りで、ちょっと辺りは暗め。
山道というほどではなく、2車線の道が続きます。
小さな集落に到着し、局を発見。
付近は静かで、意外にも山に囲まれた立地ではありません。
海に向けて開けている集落なんでしょうね。
貯金を済ませ、すぐに局を出発します。
来た道を戻るのは気が向きませんが、それが一番の近道。
上津浦郵便局の交差点までしばらく戻ります。
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30 |
14:18 |
赤崎郵便局 |
あかさき |
熊本県天草市 |
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国道324号は、この先バイパス区間が開通しています。
上津浦インターからはしばらく無料区間です。
ほとんどの車がそちらに流れていきました。
その先に道の駅があり、お客さんが減っていないか心配です。
さて、天草市有明支所が出てきました。
ここは旧有明町だったエリアということになりますね。
その先、国道と並行する集落内の道に局はありました。
小ぢんまりとしていますが、かつては集配局だったのでしょう。
写真にも写っていますが、猫がいて癒されました。
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国道は海沿いをくねくねと結んでいます。
線形は良くないものの、悪路というほどではないです。
2007年の松島有明道路開通まではここがメインルートだったのだし。
集落へと下り、海沿いを走ると局がありました。
国道沿いですが、交通量も少なくて静かな場所です。
そういう意味では、バイパスの開通は良い効果をもたらしますね。
沿道の交通事故を減らすというのも、大切なことです。
高規格道路は、どうしても遠くの街との時短効果が注目されがち。
それ以外にも、通過利用とのすみ分けが図られる良さがありますね。
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32 |
14:32 |
大浦郵便局 |
おおうら |
熊本県天草市 |
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そのまましばらく国道を走っていきます。
軽トラックや老人ホームの送迎車。
だいたいそれくらいしか見かけませんでしたね。
このあたりに用事がある人は、本当は限られているんだな。
大浦の集落に入り、国道沿いに局はありました。
国道に面していると、駐車時に困ることもあります。
まあ、これだけ交通量が少なければ問題はないですね。
パステルカラーの局舎がこのあたりに似合っていますね。
スカッとした青空だったら、いっそう爽やかに映えそうです。
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33 |
14:39 |
楠甫郵便局 |
くすぼ |
熊本県天草市 |
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そんな天草の旅も終盤に差し掛かります。
国道を進んでいき、目立たない県道59号の交差点に。
なんだか入口から不安な狭い道です。
まあ、そんなに長い距離を走るわけじゃないので…。
さて、対向車をやり過ごしながら進むと局。
この県道は迷走しながらも南下すると、初日の教良木に出ます。
小さな集落ですが、洋風のお洒落な局舎でした。
そして、天草の局訪問はここまで。
残る時間は、本土に渡って訪問を続けます。
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34 |
15:18 |
三角郵便局 |
みすみ |
熊本県宇城市 |
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正直なところ、ここまで進めると思っていませんでした。
今夜の宿も三角に取っているほどです。
大矢野島を通過し、国道で天草五橋をスルー。
三角大矢野道路を経由して、三角の市街地に入ります。
25日の日曜日に列車で訪れた三角駅前を通過。
国道266号を走っていくと、局はありました。
大きな局舎で、もちろん集配局でもあります。
国道の交通量が多いので、局へのアプローチがちょっと面倒ですが。
鉄道のある街。交通の要衝という感じがする局でした。
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35 |
15:25 |
戸馳郵便局 |
とばせ |
熊本県宇城市 |
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国道を進み、右手に橋が延びています。
この橋が戸馳島につながる橋です。
2車線の広い橋で、スイスイと走ることができました。
思わずスピードを出してしまいそうですが、安全運転で。
「とばせ、とばせ」と悪の囁きが聞こえてきそうです。
そんなこんなで戸馳島に入り、坂を上った丁字路に局。
貯金を済ませ、すぐに局を出発しました。
なお、戸馳島と維和島は海を隔ててすぐの距離です。
ただ、架橋されていないので、直接は陸路で渡れません。
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36 |
15:36 |
郡浦郵便局 |
こうのうら |
熊本県宇城市 |
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国道266号に戻って、東に進んでいきます。
この時点で15時半を過ぎています。
国道は、大型さも多く、のんびりと進みます。
右手に延びる旧道か、集落の中へ入りました。
郡浦集落の中、旧道沿いに局はありました。
なかなか特徴的な局舎が印象的でした。
この集落は、海から少し高いところにあるようです。
漁港もありますが、集落から少し下ることになります。
まだ16時まで時間があるので、次の局を目指します。
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37 |
15:44 |
大岳郵便局 |
おおたけ |
熊本県宇城市 |
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国道266号に戻り、さらに東に進みます。
進んでも進んでも、まだここは旧三角町なんですね。
海沿いをひたすら走っていきます。
手場の集落に入り、国道を離れると局。
黄色くてかわいらしい局舎が印象的な局でした。
貯金をして局を出ても、まだ少し時間があります。
もう1局行けそうな感じなので、向かいましょう。
とはいえ、付近に局はなく、ちょっと先になります。
道は空いているので、スイスイ進みます。
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38 |
15:54 |
松合郵便局 |
まつあい |
熊本県宇城市 |
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国道266号は地形に忠実に、カーブが多いです。
のんびりと東に進んでいきます。
やはりこの時期は日が短く、もう夜が近い雰囲気。
さて、しばらく走ると、松合の集落に入ります。
県道58号を経由して、ちょっと迂回しつつ局に到着。
こちらは旧不知火町の集落になるようです。
元々は集配局だったであろう大きめの局舎でした。
さて、貯金後に気付いたのが、戸馳局に風景印があるという事実。
いや、このタイミングで気付いてよかったと思います。
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戸馳局に戻って風景印を押印し、三角の宿に泊まりました。
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三角駅近くの宿に宿泊したので、夜は3夜連続のゆめマートです。海の幸と鳥刺しを格安で購入し、宿で美味しく頂きました。
25日以来の三角駅もなんだか素敵な雰囲気。駅の業務がちょうど終わる時間だったので、改札の中に入ってホームも見学しました。
年末平日の夕暮れ時、この時間に駅に人はほとんどおらず、静かな時間が流れていました。海を眺めてゆっくり休みます。
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