No.613:西日本3週間旅・16日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.17(水) 晴れ 38 渡津簡易局 宇田局
 美又温泉の宿を出発しますが、今日はあいにくの雨模様。でも、涼しくて、しっとりとした空気がちょっと好きだな、と思います。
 今日は、お盆休み明けの簡易局を集中的に訪問し、未訪問局を拾いながら益田方面へと西進していきます。
 必然的に移動距離が長くなるので、局数は稼げないだろうと思いつつ、山あいを縫って海に抜けるロングドライブ計画です。

  
美又温泉は本当に静かな温泉街でした。
1 09:02 渡津簡易郵便局 わたづ 島根県江津市

 美又温泉から江津までは、わりと近いです。
 朝の県道をのんびり走っても30分程度だったかな。
 昨晩は大雨だったので、道路状況は心配でした。
 ただ、何事もなく走ることができて安心。
 江津市街地に抜け、国道9号のバイパスで江の川を渡ります。
 現道に抜けて線路沿いの道を進むと、局はありました。
 この付近は15日に訪問していますが、渡津簡易局はお盆休み。
 そんなわけで、今日はこの局からスタートします。
 付近の未訪問局を行ったり来たりの旅が始まりました。

2 09:15 松川簡易郵便局 まつかわ 島根県江津市

 山陰道経由、菰沢公園近くから南下します。
 江の川沿いの国道261号経由より速いと出たので。
 国道では、前を大型トラックが低速してたこともあります。
 そんなわけで、県道221号から国道に抜け、しばらく東へ。
 国道を離れて集落に入ると局はありました。
 狭い道沿いで、国道ができる前からの集落道です。
 小さな局ですが、お客さんが少ないのですぐに貯金できました。
 このあたりは、まだまだ江津市街地から近い場所。
 人の流れもあるのか、国道には車も多かったです。

3 09:20 江津川平郵便局 ごうつかわひら 島根県江津市

 国道に抜け、すぐに江の川を渡ります。
 県道を進むと、JR川平駅の文字。
 駅の手前、線路沿いの道を進むと局はありました。
 工事中の県道に背を向けている不思議な場所です。
 県道沿いじゃダメだったのか、と思ってしまいます。
 この局の改築はまだ最近のようです。
 量産型の局舎ながら、個性の強いリーゼント風。
 鉄道が廃止されても、線路向きに局の入口があるのは胸熱です。
 この先は、ちょいと山越えにかかるとしましょう。

4 09:47 跡市郵便局 あといち 島根県江津市

 地図で見ればたいした距離じゃないですね。
 県道298号跡市川平停車場線。
 この道を行けば、川平から跡市に抜けられるはずです。
 しかしなかなか険しい山道で、これには参りました。
 途中の工事箇所には作業車。
 雨も強くなり、野犬がうろつく始末です。
 やっとのことで跡市の集落に抜けて局。
 そこでも道を間違えて遠回りをしてしまいました。
 こちらの局は、見た目通りに集配局でした。

5 09:54 有福郵便局 ありふく 島根県江津市

 あー、幸せになりたいな。
 どこかに幸せが落っこちていないもんだか。
 そんなことを日々考えながら生きています。
 跡市から県道300号を西に走っていきます。
 交通量の少ない県道をしばらく進むと局はありました。
 有福か…。
 こんなところに幸福が転がっていたなんて。
 そう、探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で。
 そうして僕たちは幸せになっていくのですね。

6 10:05 敬川簡易郵便局 うやがわ 島根県江津市

 敬川に沿って県道を西に進みます。
 このあたりは有福温泉町という地名です。
 温泉街が広がっていました。
 しっとりのんびりと旅をするのも楽しいでしょう。
 敬川に沿って県道299号を北上します。
 山陰道をくぐって国道9号に出る手前、局は左手に。
 8月14日~16日がお盆休みの局でした。
 そんなわけで、通過していた局を今日訪問します。
 このあたりまで来ると、海沿いの開けた雰囲気です。

7 10:16 宇野簡易郵便局 うの 島根県浜田市

 ルートの都合上、来た道を戻るしかありません。
 敬川は都野津と波子の間に位置しています。
 どちらも先日訪問していますからね。
 県道50号に戻り、南西に向かっていきます。
 県道から一本入った集落内に局はありました。
 昔ながらの建物の、小さな簡易局といった印象です。
 お祭りの法被?のマネキンがあった記憶があります。
 そしてこの局、キャッシュレス決済対応です。
 簡易局で、しかもこんなに山奥でも、こういう時代です。

8 10:23 上府簡易郵便局 かみこう 島根県浜田市

 個人的には、キャッシュレス決済は大歓迎です。
 私自身、ほとんどの場面でキャッシュレスです。
 職場の近くの局も対応なので、切手などもキャッシュレス。
 まあ、まだまだ対応していないところもありますけどね。
 県道をさらに西に進み、山陰道をくぐります。
 そのまま進むと、県道沿いに局は位置していました。
 和風なような洋風なような、黄色い外壁が印象的です。
 こちらも今日現在、キャッシュレス決済に対応しています。
 浜田市の局が積極的に採用しているのでしょうか。

9 10:33 浜田神在坂簡易郵便局 はまだかみありざか 島根県浜田市

 そう思っていると、近くの浜田国分局は非対応だったり。
 その優先順位やいかに。
 国道9号に出て、浜田市街地方面に進みます。
 少し走ると浜田インターの交差点。
 その近くにあるのが、神在坂簡易局です。
 この局の名前は、随分昔から知っていましたね。
 なぜなら!貯金窓口の営業時間が9時~17時だからです。
 現地で話題にしても、当たり前の様子でしたが。
 簡易局で貯金窓口の延長局は、かなり珍しいのでは。

10 10:52 大麻簡易郵便局 たいま 島根県浜田市

 ここからは、無料の山陰道を活用します。
 スイスイ、というほどは流れませんが。
 そこそこに時間短縮効果はあるのでしょうかね。
 しばらく走って、西村インターチェンジを出ました。
 国道9号を走って、折居駅付近で海沿いの道へと右折します。
 国道のすぐに踏切があるので、なかなか厄介だな、と思いました。
 すぐに海沿い、オーシャンビューの局がありました。
 大麻と聞いて、まさかと思っていたら本当にたいま。
 なかなかアウトローな生き方を選んだな、と思いました。

 
海が目の前に広がる大麻簡易局。
11 11:03 三隅駅前簡易郵便局 みすみえきまえ 島根県浜田市

 大麻で頭がすっきりしたところで、次の局へ。
 海沿いの道を走るのは、やっぱり気持ちいいですね。
 国道9号を下関方面に走っていきます。
 途中、県道171号を右折して、JR三保三隅駅方面へ。
 駅前通りに入るところに局はありました。
 文字通り駅前ですが、なんだか寂しい駅ですね。
 旧三隅町の中心駅だったこともあり、特急列車も一部停車します。
 こちらの局も先日付近訪問時はお盆休みでした。
 上手く組み合わせて、今日訪問していきます。

12 11:16 井野郵便局 いの 島根県浜田市

 三隅三保局や三隅局は訪問済みなので通過。
 今度は県道304号で内陸部を目指します。
 想像していたよりも走りやすい道でした。
 しばらく進んでいくと局はありました。
 山あいの静かな集落の局で、局舎は小ぶりなものです。
 ただ、この形状はおそらく、集配局だったのでしょう。
 たしかに、旧三隅町の中でもかなり山に分け入ったところです。
 さらに東に進んでいくと、杵束局方面です。
 未訪問局を拾うべく、ここからは南へ向かいます。

13 11:31 黒沢郵便局 くろさわ 島根県浜田市

 ナビに従って、適当に進みます。
 道は狭いところもありますが、車は少ないです。
 そんなわけで、それほどストレスなく走れます。
 細い道は避けたいので、河内トンネル経由で進みます。
 よく整備された区間に面して、局はありました。
 このあたりも旧三隅町のエリアなんですね。
 そう考えると、行き来は大変です。
 とはいえ、山間部の道路も整備されています。
 その点が、このあたりの地域の強みでしょうか。

14 11:51 二川郵便局 ふたかわ 島根県益田市

 この先の道は、細いところもありました。
 急がず走れば問題ないですが、ちょっと心配。
 そして案の定、ものすごく狭くなりました。
 離合困難区間で対向車が来る始末。
 へとへとになりながら二川の集落に抜けました。
 ここは益田市でもかなり山あいの地域。
 柴犬の聖地、発祥の地と言われています。
 そう、二川、益田は柴犬の聖地だったのです。
 そんなことは全く知らず、なんだかほっこりしました。

15 12:05 美都郵便局 みと 島根県益田市

 このあたりは益田市でも旧美都町のエリア。
 美都町って、なんだか素敵な名前です。
 2004年に益田市と合併しているので、もう18年も前か。
 かつては美濃郡だったということで、縁を感じます。
 岐阜県と何か歴史的なつながりがあるのでしょうか。
 さて、国道191号をしばらく走ると、局はありました。
 益田市役所美都総合支所付近の坂道に面しています。
 写真でもわかるでしょうか。かなり急な坂道に面しています。
 集配局でもありますが、坂道発進が大変そうです。

16 12:16 東仙道郵便局 ひがしせんどう 島根県益田市

 美都局を出てから、ガソリン残量が不安に。
 基本的に郵便局営業時間内は給油はしません。
 ただ、この後も山間部の訪問が続くので、給油をしたい。
 そう思っていたところ、国道沿いにガソリンスタンド発見。
 迷わず給油してもらい、そこからすぐの東仙道局へ。
 こちらは旧集配局だったのか、それらしいスペース。
 それから、局舎の向かいの農協の建物もレトロでした。
 農協の支店とかではなく、農協会館、なる建物。
 農作業小屋的な位置付けでしょうか。

17 12:35 波田郵便局 はだ 島根県益田市

 このまま西に進みたいところですが、ちょっとコースアウト。
 県道54号を南下した先の波田局に寄ります。
 なんでも、この県道は南半分が険道なんだそうで。
 そそられますが、かなりの頻度で通行止め。
 そんな現在も通行止め。冬ももちろん冬季通行止め。
 なので、北側から往復するのがベストと判断します。
 タイムロスではありますが、よく整備された区間が続きます。
 トンネルを抜けて波田の集落に局はありました。
 この先には小学校もあるようで、おたよりがありました。

18 12:50 益田染羽郵便局 ますだそめば 島根県益田市

 隣にあった中学校は、令和2年度末に閉校しているそう。
 小中学校の統廃合は、郵便局よりも速いペースで進みます。
 昔って、小学校の数と郵便局の数が同じじゃなかったっけ。
 それが売り文句だったような気がします。
 結局は公共施設の学校が減り、民間企業の郵便局が奮闘する。
 それを考えると、郵便局ってすごいな、って思います。
 国道に戻り、西に進んでいくと益田市街地が見えてきました。
 すぐに県道54号を左折して進むと局。
 局名に益田が冠されているあたり、市街地ですね。

19 12:57 益田本町郵便局 ますだほんまち 島根県益田市

 そのまま県道54号を辿っていきます。
 市街地の部分は交通量もそこそこありますね。
 益田川沿いの古くからの市街地なんでしょう。
 ただ、いまでは駅からもロードサイド店からも遠い場所。
 「本町」という場所は、時代に取り残されがちです。
 特に益田は市街地の中心部自体が西にシフトしているようですね。
 局舎は最近建て替えられたようでした。
 限られたスペースでしょうが、駐車場もありました。
 この地区には郵便局の需要が確実に存在しているのでしょう。

20 13:06 北仙道簡易郵便局 きたせんどう 島根県益田市

 益田市街地の訪問は後回しに、いったん東へ。
 益田川を渡って、国道191号を過ぎ、さらに北東へ。
 この川の名前は、ますだがわ、でしょうね。
 故郷の岐阜県にも、同じ綴りの川が流れています。
 さて、県道171号は走りやすく、山あいの集落まで進めました。
 なんともいえない渋い外観の局が建っていました。
 集落の建物とは反対に、崖側にある局です。
 ものすごく山の中というわけではありません。
 ただ、局名も相まって、なんだか不思議な雰囲気があります。

21 13:15 種簡易郵便局 たね 島根県益田市

 そのまま県道171号を北東に進んでいきます。
 海沿いを国道9号が走っているわけですが、こちらは山の中。
 海沿いと山あいでは、やはり民家の数も違います。
 しばらく進んで、集落に入ると局。
 県道沿いにあるので、見落とさなければわかりやすいですね。
 どうしても国道沿いだと、わき道にあることが多いです。
 その点、訪問しやすいような気がします。
 山間部とはいえ、よく整備された県道が続きます。
 貯金を済ませて、安心して次の局を目指せます。

22 13:27 土田簡易郵便局 つちだ 島根県益田市

 県道308号経由でJR鎌手駅前に出ました。
 ここは15日に通っていますね。
 国道9号を少し出雲市方面に向かいます。
 JR山陰本線を挟んで海側が集落になっています。
 その集落側に行くために、左折して線路をくぐります。
 すぐに局は右手に出てきました。
 こちらも8月15日は休業日だったので、今日訪問しました。
 小さな簡易局ですが、まだ新しそうな建物でした。 
 この集落には駅がなく、最寄りは鎌手駅となります。

23 13:36 鎌手木部簡易郵便局 かまてきべ 島根県益田市

 国道9号に出て南に進んでいきます。
 このあたりは海岸線に沿ってのんびり進みます。
 山陰自動車道の未開通区間なので、交通量も多いです。
 数年後には、景色が一変するでしょうね。
 さて、鎌手を過ぎ、さらに南下。
 木部町への道を右折して、線路の西側に。
 急な坂道の下に局舎がありました。
 キャッシュレス対応ということで、時代の流れを感じます。
 こちらも、15日は休業日だったのでリベンジです。

24 13:44 遠田簡易郵便局 とおだ 島根県益田市

 国道9号に戻ってさらに南に進みます。
 下関方面、と書くと、いまだに信じられません。
 まあ、益田まで来ると、もう隣は山口県です。
 下関だって夢のように遠いわけじゃないですからね。
 さて、津田局を横目に南下し、国道沿いに局。
 こちらは8月14日~16日が休業日と長めのお盆休み。
 このあたりの営業日をうまく組み合わせるのが至難の業でした。
 局間距離が長くなりすぎないようにする工夫があります。
 局巡りをしている方は、このあたりは得意でしょうね。

25 13:54 益田中須簡易郵便局 ますだなかず 島根県益田市

 遠田インターから山陰自動車道に入ります。
 とはいっても、開通区間はごくわずか。
 久城インターは信号交差点です。
 この先は供用されてはいるものの、信号交差点が続きます。
 山陰道建設の意味はもはやどこにもないんですね。
 それなら建設しなければよいのに、と思います。
 益田川を渡って右折、北上して海に近い集落に。
 8月13日~16日が休業日の中須簡易局を訪問しました。
 近くの久城簡易局にお盆休みはなく、対照的です。

26 14:03 乙吉簡易郵便局 おとよし 島根県益田市

 都市規模もあるのでしょうが、簡易局が多いです。
 益田市はけっこう大きな街だと思います。
 南下していき、国道9号を渡ります。
 益田赤十字病院にイオン益田店が並んでいます。
 人が集まる好立地の裏道に局はありました。
 簡易局ではありますが、駐車場も広くお客さんも多めでした。
 こちらも15日はお休みで訪問していません。
 この立地なら、直営局でもよさそうです。
 簡易局としては、かなり賑やかな局なんだと思います。

27 14:11 益田郵便局 ますだ 島根県益田市

 益田川に沿って南下する道に入ります。
 JR山陰本線をアンダーパスしました。
 キヌヤという大きなショッピングセンターが右手に。
 その隣に局はありました。 
 買い物客と郵便局の客は駐車場をシェアしている様子。
 郵便局の駐車場は別の場所にあったのかもしれません。
 ショッピングセンター隣接とあって、なかなか便利な立地ですね。
 JR益田駅からもそれほど遠くない立地です。
 現在の益田市街地は、だいたいこの西あたりでしょうか。

28 14:19 益田駅前郵便局 ますだえきまえ 島根県益田市

 県道54号を西に進んでいきます。
 きれいに整備された道ですが、再開発の途中の様子。
 昔懐かしい雰囲気の益田市役所がありました。
 いまどきこんな庁舎が、まだ残っているもんですね。
 JR益田駅前を過ぎて、右折すると局。
 局の前の道は、西行きの一方通行です。
 益田駅前からはアプローチできますが、反対は注意が必要。
 とはいえ、並行する県道があるので大丈夫でしょう。
 駅間局といっても、局舎も独立して駐車場もありました。

29 14:26 益田高津浜簡易郵便局 ますだたかつはま 島根県益田市

 高津川の左岸に向かいます。
 益田市中心部からは川を隔てた地区です。
 住宅街メインの静かな印象です。
 国道191号で川を渡り、国道9号の側道から高津地区へ。
 なんだか親近感を覚える地名ですね。
 現在、高津区民となった自分にとっては。
 そんな街並みの中に局はありました。
 狭い道沿いですが、こんな道にもバス停がありました。
 コミュニティバスとかが通るのでしょうね。

30 14:32 益田高津郵便局 ますだたかつ 島根県益田市

 ここから西は、しばらく局がありません。
 JRの駅も、しばらくの間、ないんですよね。
 この先の山陰本線は、特急も走らない区間です。
 さて、高津浜から南に向かっていきます。
 山陰自動車道をくぐって、高津川沿いの集落にぶつかります。
 古くからの街道筋のような雰囲気の道沿いに局。
 局舎も、なんとなく古めかしい雰囲気が漂います。
 このあたりも高津浜と同じく高津地区。
 こちらは高津2丁目、ということになるようです。

31 14:36 須子簡易郵便局 すこ 島根県益田市

 県道14号で高津川を渡ります。
 この高津川は、清流として有名なんだそうで。
 最近、「高津川」なる映画も公開されたそうで。
 こんなにタイムリーなのに、何も知らずに益田訪問。
 国道187号に出て右折すると局。
 国道に面する局は苦手ですが、仕方のないことです。
 気持ちが急いたのか、写真が歪んでいました。
 ものすごく訪問しづらい立地でもありません。
 ただやはり、交通量の多い国道沿いは苦手なんですよね。

32 14:45 安富簡易郵便局 やすとみ 島根県益田市

 そのまましばらく国道187号を進みます。
 というか、この区間は国道9号との重複区間。
 ってことは、国道9号がメインってことか。
 そんな感じでもないのですが、交通量は多いですね。
 山陰自動車道の終点とぶつかって、さらに南へ。
 局はやはり、国道沿いに位置していました。
 国道沿いなんだけど、少し引っ込んでいるような雰囲気。
 路肩が広く取られているせいでしょうかね。 
 THE簡易局、といった風情のある小さな局舎でした。

33 15:00 白上郵便局 しらがみ 島根県益田市

 安富簡易局の向かいには、立派な吊り橋が。
 歩行者用なんですが、これはすばらしい。
 渡ってみたくなるような、ワクワクさせる橋でした。
 さて、西石見グリーンラインなる道に入ります。
 国道をオーバーパスして、そのまま高津川の左岸に。
 石見空港からも遠くない場所ですが、静かな田園地帯に突入。
 しばらく行くと局はありました。
 立派で大きな局舎はまだ新しそうで、集配局でした。
 現在ではこういった局舎はもう建てられないんだろうな。

34 15:13 益田小浜郵便局 ますだこはま 島根県益田市

 益田市の局がまだまだ続きます。
 この益田市、山陰ではそこそこの規模の都市です。
 人口は4万4千人ほどなので、決して多くはないですが。
 それでも、山陰地方の都市では多い方でしょう。
 白上からは北西に進んでいきました。
 やがて国道191号に出て、西に進んで集落に入る道へ。
 JR戸田小浜駅付近に局はありました。
 ローカル線の駅らしい風情のある街並みです。
 局名は、市名を冠した益田小浜を採用しています。

35 15:22 飯浦郵便局 いいのうら 島根県益田市

 この先は、海沿いのJR山陰本線に沿って進んでいきます。
 戸田小浜駅の次は、飯浦駅です。
 国道をしばらく西に進んでいきます。
 県境が近付いているせいか、交通量は少ないです。
 なるほどわかりやすい変化ですよね。
 長いトンネルをくぐって、右手に分かれる県道を進むと局。
 もうほとんど山口県との県境です、みたいな場所です。
 でもまあ、西可児駅前郵便局だってそんなもんでしたよね。
 あ、西可児というのはうちの地元の街でして。

36 15:35 江崎郵便局 えさき 山口県萩市

 国道191号をさらに西に進んでいきます。
 トンネルを抜けると山口県に入りました。
 うは、いつの間にか本州最西端ってことか。
 このあたりはいまや萩市なんですね。
 萩市って広いんだな、と思いながら国道を進みます。
 このあたりは旧阿武郡田万川町のエリアです。
 そんな町の中心地、JR江崎駅付近に局はありました。
 小ぢんまりとした局舎ですが、かつては集配局だったんでしょうね。
 県境に近いエリアは、どうしても局間距離が開きます。

37 15:46 須佐郵便局 すさ 山口県萩市

 国道をさらに西へ進んでいきます。
 萩ってこんなに島根県に近かったっけ。
 そんなことを思いつつ、旧須佐町のエリアに。
 小さな町ではありますが、駅を中心に集落が広がります。
 駅と国道が接しているせいか、活気を感じますね。
 局は国道沿いにあって、大きな局舎でした。
 こちらは集配局で、このあたりはこの局が担当しているんですね。
 貯金を済ませて、もう1局向かえそうなので西に向かいます。 
 少し曇り空ですが、夏の終わりを感じるようになりました。

38 15:58 宇田郵便局 うた 山口県阿武郡阿武町

 いくつかのトンネルで山越えをしました。
 すると、萩市を抜けて阿武郡阿武町に入ります。
 阿部町?知らないはずなのに、なんだか知っている気がする。
 でもどう考えても、来るのは初めてのはず。
 JR宇田郷駅を過ぎ、トンネルの先を右折すると局。
 「ここは萩市ではないんですね」という会話が思わぬ方向に。
 「春から一気に有名になってしまって」と局員さん。
 あ!!!!!阿武町と言えば、4630万円の町じゃないですか。
 タイムリーな町にまさかその年のうちに来ることになるとは。

   
2022年、一躍有名になった阿武町。
 4630万円手に入れたら、何をしようかな。たしかに、そんな大金を手に入れたら、合法でも違法でも、いろいろ考えてしまうだろうな。
 とってもくだらないことを考えながら、今宵の宿のある益田市へと戻ります。途中のゆめタウン益田で、夢のようなお買い物をしました。
 今夜はのんびり、露天風呂のある温泉宿に素泊まりなので、好きなように過ごさせてもらいます。もうすぐ旅が終わっちゃうんですね。

 

 

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