No.612:西日本3週間旅・15日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.16(火) 晴れ 33 杵束局 新庄局
 今日は中国地方の山あい、いわゆる中国山地に囲まれたエリアを訪問していきます。島根県の山間部、いや、ディープなエリアです。
 浜田市街地から山あいを進む県道34号で南下。トンネルが多く、快適な道が続きます。しばらく進んで旧弥栄村の地区に入りました。
 山あい訪問ということで、局数は伸びないと思いますが、のんびりゆっくりと、旅をしていくことにします。
1 09:02 杵束郵便局 きつか 島根県浜田市

 旧弥栄村のエリアに入ります。
 疎らに民家がありますが、やはり旧村の雰囲気。
 山里だな、という実感があります。
 弥栄中学校のある木都賀集落に局はありました。
 なるほど、木都賀と杵束は、どちらも「きつか」なのか。
 道理で杵束が変換されないな、と思っていました。
 大きな局舎は集配局だったのでしょうか。
 現在は集配局ではないので、局舎がより大きく感じてしまいます。
 この局舎の裏手に、一般車用の駐車場があります。

2 09:11 安城郵便局 やすぎ 島根県浜田市

 県道52号に入り、東に進んでいきます。
 山をひとつ越えるのですが、ここもトンネルです。
 このあたりは道路がよく整備されていますね。
 有力な政治家が輩出されたのでしょうか。
 旧弥栄村役場のある地区に出ました。
 こちらには弥栄小学校も置かれているようです。
 集落の中心部に近い場所に局はありました。
 こちらの大きな局舎、集配局でした。
 安城と見れば愛知県を思い出してしまうのは仕方ないですね。

3 09:31 雲城郵便局 くもぎ 島根県浜田市

 県道52号は少しずつ寂しい景色になりました。
 山を縫って進み、道幅も少し狭くなります。
 とはいえ、離合に困るとか、見通しが悪いというわけではないです。
 周布川ダムと横目に進み、国道186号に出ました。
 浜田市街地方面に進み、旧金城町の中心地に局はありました。
 浜田市金城支所の近く、国道沿いに局はありました。
 こちらも集配局ということで、局舎も大きめ。
 山小屋風で、なかなかお洒落な局舎だな、と思いました。
 雲城というのも、おもしろい地名だと思いました。

4 09:40 佐野簡易郵便局 さの 島根県浜田市

 雲の城、なんだか竹田城跡を思い浮かべてしまいます。
 なんだかんだ話題になったのに、竹田城跡にも行ったことはなく。
 話題の観光スポットはあまり行ったことがないですね。
 そういうのとは無縁の旅をしているせいでしょうか。
 国道を北上し、途中の県道を右折します。
 しばらく走って集落に入ると局はありました。
 県道同士の交差点付近ですが、環状交差点になっていました。
 その交差点の中に局があるので、なかなか厄介なことに。
 環状交差点のデメリットが前面に出てしまいました。

5 09:49 今福郵便局 いまふく 島根県浜田市

 そして環状交差点は方角が分からなくなります。
 迷子になりつつ、なんとか県道5号を東へ。
 今福の集落に入り、しばらく走ると局。
 近くには浜田自動車道の金城パーキングエリアがあります。
 いまではスマートインターも併設されています。
 そう考えると、この今福地区はなかなか便利かも。
 局はあまり見かけないタイプの局舎でした。
 この見た目ですが、集配局ということでした。
 この付近に、石見今福駅が置かれる予定だったんでしょうね。

6 10:07 石見今市郵便局 いわみいまいち 島根県浜田市

 県道5号を東に進んでいきます。
 山越えというほどではないですが、田舎道が続きます。
 うちの地元もこんな感じなんですよね。
 岐阜県と愛知県の県境も、こんな感じなんですよね。
 2005年までは旭町だったエリアです。
 旭という地名も多すぎて、どこがどこだかわかりません。
 浜田市旭支所を過ぎて、県道7号沿いにあるのが石見今市局。
 大きな局舎はやはり集配局でした。
 のんびりした雰囲気の局で、ひまわりが似合います。

7 10:18 旭和田郵便局 あさひわだ 島根県浜田市

 県道7号をそのまま東に進んでいきます。
 峠越えっぽい雰囲気の道ですが、意外と走りやすいです。
 浜田作木線、という名前の主要地方道です。
 作木というのは、広島県の旧作木村のことですね。
 JR三江線沿線の消滅自治体。
 そういうリリックだけでじーんときちゃうぜ。
 のんびりとした集落沿いにある局です。
 昔ながらの局舎で、これはこえで懐かしいです。
 こういう局舎も、だんだんと数を減らすでしょうね。

8 10:26 木田郵便局 きだ 島根県浜田市

 旭和田局付近から北に向かう道に入ります。
 広域農道ではないですが、走りやすい道です。
 地図を眺めて発見した抜け道という感じでしょうか。
 すると、木田郵便局付近で県道50号に合流します。
 木田というと、名鉄津島線を思い浮かべてしまいます。
 そうなんです、親戚一同、甚目寺町が地元だったもので…
 さて、県道沿いに局はありました。
 県道沿いのモダンな局舎で、訪問しやすいですね。
 集落の中から移転してきたのでしょうか。

9 10:39 長谷郵便局 ながたに 島根県江津市

 県道をナビのままに北上していきます。
 例によって、道なんて覚えいていません。
 ぼやっとナビに従って進むのみなんですよね。
 バイパスの整備された県道41号から突如左折の指示。
 ひええ、と進んだ細い道は集落の中の県道297号。
 なんたってこんなところに局があるんだろうって。
 元は集配局だったんだろうな、という大きめ局舎でした。
 この局は江津市にいちしているんですね。
 2004年までは桜江町だったエリアを訪問します。

10 11:04 市山郵便局 いちやま 島根県江津市

 県道はよく整備されているので、走りやすいです。
 トンネルを抜けて東に進み、次の集落へ。
 また集落の中に入ると、局はありました。
 県道の旧道からさらに住宅街に入るような道です。
 そんな場所に、大きな局舎の集配局がありました。
 この局は、旧桜江町の中心局的な位置にあったんでしょうか。
 旧桜江町役場のある川戸地区は、簡易局が置かれていますし。
 そう考えると、なんだか不思議な局の配置だと思います。
 集配の都合もあるんでしょうが、中心部が寂しいです。

11 11:15 川戸簡易郵便局 かわど 島根県江津市

 そんな旧桜江町の中心部を支える局。
 それが、次に訪問する川戸簡易局です。
 県道41号を進むと、わりとまとまった集落に入ります。
 ナビが示す場所には、江津市の桜江支所。
 つまりは旧桜江町役場の建物が建っています。
 どういうことかと近付くと、庁舎の中に局は入っていました。
 建物の地下にある駐車場に車を置き訪問します。
 なるほど、町の中心部には簡易局を置いているですね。
 ときどきこういう町ってありますよね。

  
旧JR三江線の川戸駅。廃線後も、駅舎が残されています。
12 11:27 谷住郷郵便局 たにじゅうごう 島根県江津市

 川戸地区を抜ける手前、何やら駅があります。
 なるほど、旧JR三江線の川戸駅跡ですね。
 2018年の廃止からもう4年も経つんですね。
 江の川を渡って、そのまま集落に下りると局はありました。
 なるほど、この立地で局の駐車場が設置されていないと。
 とはいえ、局わきのスペースに車を置きます。
 この風情は、かつては集配局だったということですね。
 市山局に集配業務は集約して、狭いこの局は無集配に、ということか。
 旧桜江町の中心地から近いのはこちらなんですがね。

13 11:47 三原郵便局 みはら 島根県邑智郡川本町

 ここからは県道46号をひたすら東へ進みます。
 この道がどんな道か…主要地方道だし大丈夫でしょう。
 しばらく走ると、三原局のある集落に出ます。
 静かな集落に大きな局舎が目立っていました。
 局の向かいには駐在所がありました。
 今日は営業日だったのか、お巡りさんとおじいさんが談笑中。
 こんな山里でも駐在所があるというのはいいですね。
 さて、三原局はおそらくかつては集配局。
 駐車場の奥のスぺースが、それを物語っていました。

14 12:05 川本郵便局 かわもと 島根県邑智郡川本町

 この後のルートを決めるのに本当に苦労しました。
 この三原局前後が、やはりコースが取りづらかったです。
 山間部なので、多少の往復は仕方なし。
 そんなわけで、ナビに従って東に進みます。
 江の川を渡ると川本町の中心地に入りました。
 局も町の中心地にあり、なかなか賑やかな中心部です。
 JR石見川本駅もこの付近にあったようで、地図に載っています。
 鉄道がなくなってどう変わったか。
 地域の人でも、それは印象論でしか語られないでしょうね。

15 12:19 地頭所簡易郵便局 じとうしょ 島根県邑智郡美郷町

 線路がなくなると町が寂れる、なんて言われます。
 でも実際そうでしょうか。
 その鉄道で町を訪れる人はそれほどいなかったはず。
 ただ、時刻表や路線図にその町が載らなくなる。
 そのことは、たしかに知名度を多少下げるのかもしれません。
 さて、県道291号の立派なトンネルをくぐって北へ。
 こんな山奥にも集落が…というところに局。
 県道からも若干細い道で入り込んでいます。
 局名の印象も相まって、すごく山奥に来てしまった感じです。

16 12:33 君谷郵便局 きみたに 島根県邑智郡美郷町

 気付けばここはもう美郷町という場所。
 日本全国にあるある地名の美郷です。
 旧邑智町と大和村が合併して2004年に誕生。
 そういわれても、旧町村も全く知らない名前です。
 そんな自治体がまだあったなんて。
 県道291号をそのまま北上していくと局はありました。
 スマホの電波も怪しい山道でしたね。
 急に局が出現するのでびっくりしました。
 ログハウス風の局舎が、雨に濡れて味わい深いです。

17 12:43 石見別府簡易郵便局 いわみべっぷ 島根県邑智郡美郷町

 今日はなかなか山ばかりが続いています。
 海を目にしていませんね、今日は。
 こんなに山あいばかりの訪問は、この旅では珍しいです。
 紀伊半島以来ではないでしょうか。
 そんなことはないか。
 国道375号にぶつかり、少し走るとすぐに局。
 直売所などと一緒の敷地に局はありました。
 小さな道の駅くらいの規模のある駐車場があります。
 こういう簡易局は、ひたすら訪問しやすくて助かります。

18 12:56 粕淵郵便局 かすぶち 島根県邑智郡美郷町

 国道375号はよく整備されていました。
 トンネルが続き、スイスイ進めます。
 しばらく行くと、美郷町役場のある大きな集落に。
 粕淵という集落で、JR粕淵駅もありました。
 ここが旧邑智町の中心地だったんでしょうね。
 少し集落の中を走ると局はありました。
 大きな局舎で、集配局らしい外観をしています。
 お客さんも数人いて、久しぶりに町に来たな、という感じ。
 こういう自治体が島根県には多い気がします。

19 13:03 浜原郵便局 はまはら 島根県邑智郡美郷町

 それでも平成の大合併を経ての姿。
 それ以前の島根県は、けっこう過疎化が進んでいたんでしょう。
 いや、過疎化自体は現在進行形の課題です。
 合併前の自治体が、かなり人口を減らしていたでしょうね。
 国道からまた石見銀山街道なる道に出ます。
 粕淵から線路沿いに続いてきた旧道という位置付けでしょう。
 江の川沿いに続く集落の中ほどに局はありました。
 小さな局ですが南に行くとJR浜原駅があったあたり。
 浜原駅止まりの列車もありましたよね、たしか。

20 13:16 吾郷郵便局 あごう 島根県邑智郡美郷町

 このあたり、JR三江線は大きく北に迂回します。
 江の川が蛇行しているせいですがね。
 とはいえ、鉄道路線がこんなに迂回しているのはどうなんだ。
 結局、その無駄な遠回りは命取りになったでしょうし。
 県道40号を南下していくと局。
 県道から少し入ったところの集落に局はありました。
 局の裏手にはJR三江線の廃線跡が残っていました。
 付近には2018年まで、JR石見簗瀬駅が置かれていたそうです。
 わりとまとまった集落のように感じました。

   
JR三江線の廃線跡。鉄橋は、サルの親子の通り道になっていました。
21 13:22 乙原簡易郵便局 おんばら 島根県邑智郡美郷町

 このあたり、JR三江線の廃線跡がよく残っていました。
 2018年の廃線からはまだ4年。
 もう4年と捉えるかどうかは、難しいところ。
 途中の鉄橋にはサルの親子。廃線跡の有効活用の好事例。
 次の乙原集落には、わりとすぐに到着しました。
 集落の中ほどに局はありました。
 この集落にはJR乙原駅が置かれていたようです。
 駅間距離も短かったのかな、と思いました。
 のんびりとした時間が流れる夏の静かな昼下がりです。

22 13:40 川本因原郵便局 かわもといんばら 島根県邑智郡川本町

 県道40号を川本市街地まで戻ってきました。
 ルートの都合上、来たところを通らなければいけません。
 まあ、こういうことは仕方ないか。
 さらに江の川沿いを進んでいくと、因原の集落に入ります。
 この集落は国道261号に面しています。
 さらに道の駅などもあり、ロードサイドのお店も多めです。
 国道からは少し入ったところに局。
 微妙な立地ですが、かつては線路から近かったであろう場所。 
 JR因原駅も近くに位置していました。

23 13:58 川越郵便局 かわごえ 島根県江津市

 県道295号日貫川本線に入ります。
 この県道の名前、初見だと不思議な名前に見えます。
 「日貫(ひぬい)」と「川本」を結ぶ道ということなんですが。
 東海道本線、みたいな雰囲気を醸し出してくる路線名です。
 そんな日貫川本線を進んでいくと局はありました。
 川沿いの本当に何もないところに局がありました。
 そう、ここはまさにJR石見川越駅があった、駅前の立地なんですね。
 駅がなくなった今、郵便局はなぜここに、とういう立地です。
 集配局のような立派な局舎が、これまた寂しく見えます。

24 14:21 井原郵便局 いばら 島根県邑智郡邑南町

 このあたりはうまいルートがなかったのか。
 ちょっとそんなことを思ってしまいます。
 同じ道を往復するような感じ、なんだか嫌ですね。
 まあ、山あいではこういうことってよくあります。
 因原を通過し、国道261号を南下していきます。
 気付けば邑南町という新たな自治体に足を踏み入れています。
 井原局は国道沿いにあり、わかりやすかったです。
 邑南町というのは、2004年に誕生しているんですね。
 独特な地名で、邑の字ってどんなときに使う字なんでしょうか。

25 14:29 中野郵便局 なかの 島根県邑智郡邑南町

 県道7号などを経由して西に進みます。
 特に何があるわけでもないエリアなのですが。
 旧石見町のエリアということになるようです。
 石見養護学校、石見中学校などが近くにあります。
 そんなエリアの集落に局。
 わりとまとまった集落で、局は集配局でした。
 中野というと、全国各地にありそうな地名です。
 このあたりは局も連続しています。
 山間部が続いているので、心なしか安心します。

26 14:36 矢上郵便局 やかみ 島根県邑智郡邑南町

 公立邑智病院なる病院が出てきました。
 このエリアでは重要な医療機関でしょうね。
 あまり総合病院に行くことがない自分。
 大きな病院というのにあまりなじみがないです。
 邑南町役場の向かい、ショッピングセンターの一角に局。
 とはいえ、駐車場の一角で、建物は完全に独立。
 駐車場の利便性が高いので、これは利用しやすいですね。
 とか思っていたら雨が降ってきました。
 これからしばらく雨が続く予報なので、げんなりです。

27 14:49 日和郵便局 ひわ 島根県邑智郡邑南町

 晴れて暑いのも嫌ですが、雨はもっと嫌。
 そんな贅沢を言っていると、罰が当たります。
 夏らしく、青空が広がるのがやっぱり気持ちいいです。
 さて、日和トンネルという謎の高規格道路が現れます。 
 いったい何がどうなったらこんなトンネルができるのでしょうか。
 余計なお世話ですが、トンネルを抜けると日和の集落。
 いまどきの局舎ですが、外観は少し独自性を出しているようです。
 日和と書いて「ひわ」と読ませるのは意外でした。
 郵便局日和、ということでごまかしておきましょう。

28 15:03 日貫郵便局 ひぬい 島根県邑智郡邑南町

 県道295号に入ります。あれ、この道は。
 そうそう、あの日貫川本線ですね。
 この区間は山越えになっていて、ちょっと道幅も不安定。
 そう考えると、日和トンネルの位置付けがますます不明です。
 山を越えた先にある日貫の集落に局。
 昔ながらの局舎で、集配局だった面影を感じます。
 現在は集配局ではなさそうですね。
 このあたりは、日和からよりも、矢上からの方が来やすいかな。
 のんびりと走る分には、どちらからでも大丈夫です。

29 15:17 都川郵便局 つがわ 島根県浜田市

 県道7号、50号、5号と走ります。
 主要地方道大集合、という感じなんですが。
 実際走ってみると、主要かどうかは微妙な道。
 ただ決して、走りづらい道ではないですね。
 浜田自動車道をくぐってしばらく行くと局。
 山あいの、旧旭町に位置している局です。
 現在は、このあたりは浜田市になっているんですね。
 午前中に訪問した旭和田局からも直線距離は近い場所です。
 今日は山あいを行ったり来たりしていたんですね。

30 15:26 越木簡易郵便局 こしき 島根県浜田市

 来た道を戻って、県道50号を東に進みます。
 なんだか見たことのあるような景色が続きます。
 山道なんてこんなもん、というところでしょうか。
 この道は浜田自動車道に沿っている道。
 ものすごく高いところを高速道路が走っています。
 交通量は少なそうですが…。
 そんな県道を進んでいくと局はありました。
 地図には近くに滝があるようですが、道路からは発見できず。
 かなり山あいの、風光明媚な地域のようですね。

31 15:37 市木郵便局 いちぎ 島根県邑智郡邑南町

 そのまま県道を東に進んでいきます。
 道幅は1.5車線程度のところが多いですね。
 走っている車も多くないので、これでいいんでしょう。
 途中で県道を離れ、旧道なのか、石州街道に入ります。
 市木の集落の中を進んでいくと局はありました。
 昔ながらの局舎で、懐かしさを感じます。
 こちらもかつては集配局だったんだろうな、という感じです。
 局の側面のドアなんかは、まさにそういう感じ。
 昔から栄えてきた集落なんだろうな、と思います。

32 15:52 大朝郵便局 おおあさ 広島県山県郡北広島町

 浜田自動車道の瑞穂インターがありました。
 こんな山の中に高速道路のインターが。
 どんな需要があるんだろうと思ってしまいますが余計なお世話か。
 石州街道を南下していくと、山道になります。
 そして県境を越えると、そこは広島県です。
 北広島町という、どこにあるかわからなくなる自治体です。
 北広島町大朝支所の近くに局はありました。
 集配局ということですが、街中の局といった雰囲気です。 
 風景印押印は後回しにして、もう1局向かいます。

33 16:00 新庄郵便局 しんじょう 広島県山県郡北広島町

 わさ大橋からのわさーるマート。
 なんだろう、わさ、ってなんなんだろう。
 気になってしまうけれど、次に向かおう。
 江の川沿いを走ります…って、江の川なの?
 分水嶺を越えて来たつもりだったんだけど。
 そう、江の川はかなり変わったルートで流れているんですね。
 大朝ふるさと病院で左折し、江の川を渡ると局。
 浜田道の大朝インター付近に位置している局です。
 まさか広島県入りできるとは思わず、びっくりな最後です。

   
浜田市の美又温泉に宿泊しました。静かな静かな山あいの温泉街でした。
 広島県まで来てしまったというのが正直な感想。日本海側の訪問のつもりが、と思いつつも、北広島町は分水嶺の南だけど江の川の流域。
 まだまだ日本海側の訪問は続くわけです。ということで、島根県に戻り、浜田市の美又温泉へと向かいました。静かな小さな温泉街でした。
 虫には悩まされましたが泉質は最高。素朴な料理の数々に心癒され、雨の夜をのんびりと過ごすことができました。島根はいいところです。

 

 

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