No.610:西日本3週間旅・11~13日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.12(金) 晴れ 40 米子上粟島簡易局 里方簡易局
 玉造温泉の宿を出て、のんびりと米子市方面に向かいます。このあたりの山陰道にも慣れました。有料区間を挟んで東に進みます。
 今日は祝日と土曜に挟まれた金曜日で、お盆休みが始まっている人もいるんだろうな、という朝。
 かくいう私はバカンスの真っ最中で、郵便局が開いているのに感謝しながら、何度目かの鳥取県米子市に到着しました。
 松江西IC~米子西IC 26.6キロ・普通車680円
1 09:02 米子上粟島簡易郵便局 よなごかみあわしま 鳥取県米子市

 国道9号で米子市街地に入りました。
 何度か走っていますが、交通量も多く都会の景色。
 時間に余裕があるので、コンビニにも寄り道。
 一昨日訪問した米子河崎簡易局にも近い場所です。
 内浜産業道路から一本北の道沿いに局はありました。
 ちょうど9時の到着で、貯金をしてもらいました。
 簡易局天国の米子市では、やはり簡易局スタート。
 今日もいくつか未訪問の簡易局を拾いながら進みます。
 米子市の完訪もあともう少しというところですね。

2 09:07 旗ヶ崎簡易郵便局 はたがさき 鳥取県米子市

 そのまましばらく東に進んでいきます。
 バス通りになっていて、バス停には人がいました。
 路線バスが機能しているのは都会の証拠です。
 本数があること、お客さんがいること。
 地方ではそうしたことが双方にとって大切なことなんですね。
 小さな簡易局ですが、駐車場は広かったです。
 訪問しやすい簡易局だと思います。
 局を出るとちょうどバスが走っていました。
 見慣れないカラーリングのバスだと思いました。

3 09:16 米子米原簡易郵便局 よなごよねはら 鳥取県米子市

 市街地に入り、交通量も多くなってきました。
 付近には上後藤、錦町の郵便局があります。
 それらは2020年8月に訪問しています。
 JRの後藤総合車両所にも近い、分かる人には分かる場所。
 外浜産業道路なる広い道沿いに局。
 さすがは産業道路、車が多くお店も多いです。
 局は黄色くて鮮やかな外観です。
 「よねはらと読みます」と言われて気付いた読み方。
 やはり鉄道に関する地名だと、まいばら、と読みたくなります。

4 09:22 米子しんまち郵便局 よなごしんまち 鳥取県米子市

 そのまま産業道路を東に進んでいきました。
 車は多いですが、産業道路というわりには通過しづらい道。
 交通量も人の流れも多い感じです。
 中心部というには微妙な場所に、局はありました。
 大きな交差点に近いので、それなりに歴史的な要衝でしょうか。
 しんまち、という独特なひらがな表記の局名です。
 近くには米子しんまち天満屋なるデパートもあります。
 このあたりはやはり、昔から栄えてきたところなんでしょうね。
 駐車場はかろうじて2台分。満車だったらどうしよう。

5 09:29 米子中島簡易郵便局 よなごなかしま 鳥取県米子市

 しんまち局からは通りを南下したい。
 しかし交通量も多く、道幅も広い。
 皆生通りなるこの道は、路線バスも走る賑やかな通りです。
 しかし、交通の切れ目というのはあるもので、南下に成功。
 国道9号に入って東に進みます。
 しばらく進むと左手に局はありました。
 広い駐車場ですが、細長いので出入りは注意ですね。
 貯金はすぐにしてもらえました。
 局舎の出入口は2か所ある、変わった造りでした。

6 09:36 米子車尾郵便局 よなごくずも 鳥取県米子市

 さあ、この訪問史を書いている時点でもう10月。
 仕事の忙しさのせいにして、筆の遅さが倍増。
 ちゃんとしないとな、と思いますね。
 JR東山公園駅付近が車尾の街並み。
 東山公園駅といったら、名古屋だと思ってしまいます。
 さて、車尾という地名もなかなか難読です。
 街中の小さな局といた雰囲気ですが、歴史はありそう。
 古めかしい局舎のある街並みは。街道筋の雰囲気がありますね。
 無事貯金と押印を済ませて、次の局へと向かいます。

7 09:45 福市簡易郵便局 ふくいち 鳥取県米子市

 そのまま東に向かうと日野橋という橋に出ます。
 この道は旧国道なのでしょうか。
 現在は自動車の通行はできなくなっているようです。
 少し北に、現在の国道9号の橋が架かっています。
 郵便局のバイクは橋に入っていったので、バイクはOKなんですね。
 川沿いを南下して、国道181号沿いに局はありました。
 2年前の付近の訪問時はちょうどお盆休みでした。
 そんなわけで、今日の訪問で周囲の訪問局とつながりました。
 ホッと一息、米子市街地を離れます。

8 10:02 米子祇園町簡易郵便局 よなごぎおんちょう 鳥取県米子市

 米子南インターから山陰道を西に向かいます。
 無料区間なので、快適に進んでいきます。
 長距離移動でなければ、山陰道も便利なバイパスです。
 米子西インターから国道9号に復帰し、市街地方面に向かうと局。
 国道沿いの簡易局ということで、わりと訪問しづらいです。
 バックで駐車できたのは助かりましたね。
 入口がちょっとかわいらしく装飾されています。
 米子市の局は、これでおそらく完訪となりました。
 西に向かい、島根県の局を訪問していきます。

9 10:14 安来黒井田簡易郵便局 やすぎくろいだ 島根県安来市

 国道9号を下関方面に向かいます。
 そうか、この道を行けば下関に出るのか。
 島根県に入ると、下関のある山口は隣県です。
 左手からJR山陰本線の線路が近付き、すぐに局。
 幹線国道沿いの信号のない県境区間に位置する局。
 車が本当に切れません。
 特に出庫時が苦労しましたね。大変でした。
 安来市の局をここからしばらく拾っていきます。
 米子と離れておらず、市街地はわりと連続しています。

10 10:23 安来中郵便局 やすぎなか 島根県安来市

 しばらく西に進むと、安来市街地に入りました。
 JR安来駅がありますが、隣の駅は鳥取県の米子駅。
 局間距離は長く、県境を越えて特急停車駅が連続します。
 東小路交差点を左折して、市街地の道へ。
 駅舎もそうですが、和風の外観の局舎です。
 JR安来駅から最寄りの局ということになりますね。
 安来駅の南側は日立金属の大きな工場が立地しています。
 昨年、サンライズ出雲の車内から見ていた景色です。
 落ち着いた街並みで、じっくり歩いてみたくなりました。

11 10:37 安来郵便局 やすぎ 島根県安来市

 国道9号に出て、西に進んでいきます。
 安来市役所の建物があり、ここから海の方向へ。
 またも日立金属の工場が広がる海沿いです。
 ナビに従って道を進むと局はありました。
 大きな局舎で、ゆうゆう窓口もある集配局でもあります。
 少し町はずれのせいか、車で来る人ばかり。
 タイミングによっては、そこそこ混雑しそうな感じがしますね。
 安来の中心地はそれほど広くはありません。
 そう考えると、ちょっと地元の街にも似ています。

12 10:49 安来赤江郵便局 やすぎあかえ 島根県安来市

 なんて言ってみたけれど、故郷は山国。
 海沿いの主要幹線道路、鉄道沿いの街とは違います。
 昔ながらの大きな工場なんかもないし。
 その点、山陰地方は新幹線もなく、ひとつひとつの街が生きている感じ。
 そういう点で、安来市は元気だと思います。
 かつての国道9号と思しき道を西に進みます。
 広い道ではないですが、JR山陰本線の線路に沿っています。
 道沿い、右手のわき道に局はありました。
 タイミング的にちょうどお客さんが多かったです。

13 10:57 荒島郵便局 あらしま 島根県安来市

 国道9号に合流し、すぐに右折します。
 このあたりは国道の交通量がとても多いところです。
 というのも、並行する山陰道がなぜかここだけ有料区間。
 その有料区間を避けるために、多くの車がこちらを走ります。
 地域振興や交通安全を優先しない道路行政には疑問です。
 さて、荒島町の集落に入ると局はありました。
 JR荒島駅からは少し離れますが、地域の人口はわりとありそうです。
 なぜかといえば疑問ですが、ログハウス風の局舎。
 局内に、昔の郵便地図?が展示されていました。

14 11:08 意東郵便局 いとう 島根県松江市

 国道9号はぴったりJR山陰本線の線路に沿っています。
 いつ列車が来てもいいんやで。
 そんなことを思いながら、しばらく走ります。
 この区間は特急街道でもあるので、楽しめますね。
 松江市に入って、工場のところで右折。
 ナビに従って細い道を進んでいくと局。
 旧東出雲町に位置する局です。
 局の面する道はびっくりするくらい狭いです。
 それに対し、局舎や駐車場はわりと広かったです。

15 11:18 上意東簡易郵便局 かみいとう 島根県松江市

 このまま国道9号を進むと東出雲市街地です。
 というと、昨夕の訪問局、東出雲局に出ます。
 なるほど、そこにつながってくるのか。
 というわけで、山側に入っていきます。
 県道324号をしばらく南下していきます。
 道の駅の小さい版みたいな、上意東の集落センターのような場所に出ます。
 その一角に局は位置していました。
 飲食や物販施設なんかも一緒になっているようでした。
 坂本九の「心の瞳」がラジオからかかっていました。

16 11:31 八雲郵便局 やくも 島根県松江市

 広域農道に戻って西に進んでいきます。
 この道は、玉造温泉方面へと続きます。
 それほど交通量もなくて快適な道です。
 国道432号にぶつかり右折。
 すぐに左手のローソン敷地内に局はありました。
 ローソン内ではなくて、あくまで駐車場をシェアする方式。
 国内でも珍しくなくなりましたね。
 郵便局利用者からすると駐車場が広いので便利です。
 ものすごく混雑するコンビニでは実施できなさそうですね。

17 11:41 熊野郵便局 くまの 島根県松江市

 そのまま南勢に進む道に入ります。
 ドローンマスターズスクールを横目に県道53号に合流。
 のんびりと県道を走っていると、右手に熊野大社。
 広い駐車場があるので、けっこう有名なんでしょうか。
 その神社を過ぎたところに局はありました。
 このあたりは2005年まで八雲村だったエリアです。
 八雲に熊野。なんだか神様大集合の予感です。
 意外にも風景印の設置はありませんでした。
 そこそこの観光客がいそうなきがしますが、どうなんでしょう。

18 11:57 海潮郵便局 うしお 島根県雲南市

 県道53号をそのまま南下していきます。
 快適な道ですが、交通量が少ないです。
 それもそのはず、雲南市との峠は険しめ。
 道は改良を進めているようで、狭い区間は僅かです。
 あとちょっと!メインルートになる日も近い。
 そんなことを思いながら山を越え、海潮の集落に局。
 学校なんかもあるような場所ですが、民家は疎らです。
 とはいえ、県道沿いに局舎を最近改築したようです。
 需要があって、この先も必要とされる局ですね。

19 12:11 松江忌部郵便局 まつえいんべ 島根県松江市

 県道24号に入り、北に向かいます。
 途中、須我神社なる看板がありました。
 日本初之宮って、めちゃくちゃ気になるやつですね。
 ~之國~之宮、みたいなのはあるけれど。
 日本の一番ってことでしょ?
 やっぱりこのあたりでは神様大集合疑惑。神様サミットです。
 そのまま進んで松江市に入ると、局は左手にありました。
 忌部というのも、なんだか意味ありげな地名だと思います。
 松江と冠するものの、山あいの静かな集落といった印象です。

20 12:21 布志名簡易郵便局 ふじな 島根県松江市

 県道24号は松江木次線なんですね。
 木次へは、車の方が便利なんだろうな。
 JR木次線の生きる道ってどこにあるんだろう。
 そんなことを考えてしまいます。
 山陰道松江西インターの側道を走ります。
 そのまま山陰道には入らず進むと、局はありました。
 局員さんとはあれこれ話になりました。
 やはり今年はどの局でも歓迎されている気がします。
 こうして旅ができることは本当に喜ばしいですね。

21 12:28 湯町簡易郵便局 ゆまち 島根県松江市

 布志名簡易局からは北に向かいます。
 山陰道の高架をくぐり、松江玉造インターの側道に入ります。
 このあたりは高速道路がよくわからない状態に。
 国道9号に合流し、出雲方面へ。
 海、ではなく宍道湖沿いの風光明媚な区間です。
 「一級河川 宍道湖」の標識があり、不思議な感じがしました。
 湯町入口交差点を右折して進むと、局は右手にありました。
 駐車場は広く、隣の公園の駐車場も利用できそうです。
 まあ、車がそんなに乗り付けたらキャパオーバーです。

22 12:40 玉造郵便局 たまつくり 島根県松江市

 県道25号から玉湯町の市街地に入ります。
 JR玉造温泉駅が玄関口です。
 今朝まで玉造温泉に滞在していました。
 なんだか落ち着いた温泉街だな、というのが印象です。
 これだけ有名で、でも下品にならないのが素敵です。
 そんな温泉街の玄関口に局はありました。
 小さな局舎ですが、これでも集配局なんですね。
 旧玉湯町の中心局ですが、市街地からは離れているような気がします。 
 それも、やはり玉造温泉あっての玉湯町なんでしょうね。

23 12:58 来待郵便局 きまち 島根県松江市

 国道9号をしばらく西に走ります。
 局間距離が開く場所で、線路と国道が並んで進みます。
 地方都市によくある景色だな、と思います。
 山と海の違いはあっても、こういう景色、懐かしいなあ。
 JR来待駅を過ぎ、国道沿いに局はありました。
 手前に駐車場もきちんと確保されています。
 このあたりは、松江と出雲の間、という感じですね。
 大きな都市の中間地点の景色はどこも似ている気がします。
 来待、ってそれにしても、切ない地名だな、と思います。

24 13:12 宍道郵便局 しんじ 島根県松江市

 そのまましばらく西に進んでいきます。
 田舎でもない、街中でもない。
 ときどきロードサイドのお店がある感じ。
 走っていて大きな景色の変化はありません。
 宍道町の中心地に入りました。
 混雑した国道を離れて進むと、JR宍道駅前に出ました。
 オレンジ色の気動車が見えて、なんだかノスタルジーに浸ります。
 そんなJR宍道駅前に局はあります。
 集配局の大きな局舎が駅前にあるのも、昔ながらでしょう。

25 13:26 荘原郵便局 しょうばら 島根県出雲市

 国道9号を出雲方面に進んでいきます。
 そういえば、昨秋も出雲を旅したんだっけ。
 サンライズ出雲のチケットがやっと取れたんでした。
 縁結びの神様はいずこ、っていう感じですね。
 JR荘原駅を過ぎ、斐川町の街並みに入ります。
 この斐川町は、現在こそ出雲市ですが、当初は単独町制の道を選びました。
 2011年に出雲市に編入合併した経緯やいかに。
 そんな斐川町の荘原地区にある局は、モダンで大きな局舎。
 しかし、この局は集配局ではないんですね。

26 13:40 出東郵便局 しゅっとう 島根県出雲市

 荘原局からは北に進んでいきます。
 このあたりは昨秋に、出雲市駅から出雲空港へのバスで通りました。
 出雲空港なんてなかなか利用する空港じゃないだろうな。
 長閑な田園風景の中で、県道を外れたところに局。
 美容室?を挟んで駐車場がありました。
 昔懐かしい雰囲気の局舎が印象的です。
 出東、というのは、出雲の東に位置することが由来でしょうか。
 こういう素朴な雰囲気の郵便局に出会うと嬉しくなります。
 少しずつ出雲市街地方面に進みます。

27 13:48 荘原西簡易郵便局 しょうばらにし 島根県出雲市

 出雲市を初めて訪れたのは、2007年2月のことです。
 15年前の自分、やっぱり昔過ぎて思い出せない。
 ふう、年を重ねるというのはこういうことなんだね。
 出東局の北にある平田灘分簡易局はそのときの訪問しています。 
 そんなわけで、今日は南へ進んでいきます。
 国道9号に出るとすぐに局は見つかりました。
 小さな簡易局ですが、入口のドアは自動でした。
 幹線国道沿いということもあって、利用者は多そうですね。
  。

28 14:03 斐川郵便局 ひかわ 島根県出雲市

 国道9号をそのまま進みますが、ここも旧斐川町域。
 旧斐川町は意外と大きな町だったんですね。
 荒神谷遺跡に出雲空港と、なかなかのスポットを抱えています。
 人口も3万人弱いたってことなので、多い方ですよね。
 そんな斐川町の中心地にある局です。
 こちらも大きな局舎にお客さんも多かったです。
 しかしながら集配局ではないというのがまた不思議です。
 出雲市街地からも近いので、集配業務は賄えるんでしょうね。
 けっこう賑わっている地域だと感じました。

29 14:11 斐川新川簡易郵便局 ひかわしんかわ 島根県出雲市

 斐川公園入口交差点から南下します。
 JR山陰本線の南側に出て、適当に進みます。
 ナビ任せだと道を覚えませんね。
 これって本当によくないな。
 南西に向かう道に入り、しばらく進んでいくと局。
 シックな外観な局舎ですが、そんなに古くはなさそうです。
 貯金をして、次の局に迷います。
 というのも、一時閉鎖リストに船津簡易局が載っています。
 こえは、直電して聞いてみるのがよいか。

30 14:25 船津簡易郵便局 ふなつ 島根県出雲市

 そんなわけでダメもとで電話しました。
 すると、今日から営業再開しているとのこと。
 これはラッキーな発見です。
 斐伊川を渡り、さらに分流路を渡ります。
 川沿いを進み、途中で堤防道路から離れました。
 集落内の狭い道沿いに局はありました。
 小さな集落の小さな簡易局で、これは懐かしい雰囲気です。
 本当に開いていてよかったな、と思います。
 今後、ここの局だけ残してしまうのも嫌ですからね。

31 14:34 出雲上津郵便局 いずもかみつ 島根県出雲市

 堤防道路に復帰して、東に進みます。
 交通量はそこそこ多い道です。
 県道26号と主要地方道で、出雲と雲南市のメインルートです。
 雲南市方面も町がいくつか続きますからね。
 往来の需要は十分にあるでしょう。
 上島町の集落に下り、道なりに進んでいくと局はありました。
 狭い道沿いの小さな局です。
 そんなわけで、駐車場がわからず隣の建物前を借ります。
 どうやらそれが正解なような、そうではなかったような。

32 14:47 加茂郵便局 かも 島根県雲南市

 県道はいよいよ雲南市に入りました。
 雲南市と言われてもなじみがないですが。
 というか、島根県はほとんど土地勘がないですね。
 しばらく走っていくと、松江道をくぐってこ国道54号に。
 交差点の先に局はありました。
 旧加茂町の中心局で、大きな局舎がありました。
 現在は集配局ではないようで、局舎は空いてる印象です。
 そしてすごいことに気付いてしまいました 
 「加茂郵便局」は、この旅で3局目なんですね。

33 14:54 幡屋郵便局 はたや 島根県雲南市

 県道157号をそのまま東に進んでいきます。
 JR木次線の線路に沿っていますが、ローカル線の雰囲気。
 列車本数が極端に少ないイメージです。
 いつか乗ってみたいな、と思います。
 集落内の道を進み、JR幡屋駅付近に局はありました。
 駅は少し下った場所にあって、目立たない様子。
 ここの局舎は和風で、趣のある建物でした。
 ふと、タイのリゾート地、パタヤを思い出しました。
 ああ、海外旅行なんて、もう遠い昔のようです。

 
なんとまさか踏切が鳴っている。そして出雲大東駅に。
34 15:05 大東駅前簡易郵便局 だいとうえきまえ 島根県雲南市

 道をさらに東に進んでいきます。
 県道に出る手前に木次線の踏切がありました。
 そしてなんと、踏切が鳴っているではないですか!
 列車が何事もなかったかのように走っていきました。
 いやいや、感動しますね、本当に。
 そしてJR出雲大東駅に出ます。
 こんなローカル線ですが、駅舎併設の簡易局です。
 局名に駅前と入っているのも、なんだか神々しく感じます。
 ずっとこの局が、駅前局でいられますように。

35 15:11 佐世簡易郵便局 させ 島根県雲南市

 奥出雲おろち号の廃止をニュースで知りました。
 JR木次線の唯一の観光列車。
 この列車の廃止は、つまりその未来を暗示するのか。
 ちょっと不安になりましたが、ひとまず進みます。
 県道24号を南西に進み、道沿いに局。
 小さな簡易局ですが、駐車場もあって訪問しやすいです。
 県道沿いという立地も、迷わなくていいですね。
 佐世…保!と思ってしまうのは昨年末の長崎旅行のせい。
 これを書いている時点で、もう西九州新幹線が開業しています。

36 15:22 出雲大東郵便局 いずもだいとう 島根県雲南市

 大東の市街地に戻ってきました。
 旧大東町の中心部で、わりと栄えています。
 ロードサイド店に大きな病院。
 地方都市に必要なものはひととおりありますね。
 そんな街並みに局はありました。
 頑丈そうな電話局みたいな局舎で、集配局です。
 電話局も郵便局も、元々は逓信という括りでしたからね。
 局内にはなぜか、沖縄、琉球政府の切手がずらり。
 待ち時間に興味深く拝見させていただきました。

37 15:29 東阿用簡易郵便局 ひがしあよう 島根県雲南市

 県道25号は大東市街地からまっすぐ南下します。
 走りやすい道でわかりやすく山越えにかかります。
 山あいというほどではないですが、集落に出ます。
 県道を離れて集落内を進むと局はありました。
 商店だか工場だか、わからないところに併設の局です。
 局員さんとは島根の見どころの話になりました。
 キララビーチの話になり、ちょっと行ってみたくなりました。
 結果的に、週末は荒天で国道も通行止めになる始末。
 ビーチどころではなく、うねる茶色い海と化していました。

38 15:39 日登郵便局 ひのぼり 島根県雲南市

 途中で右折して県道176号に入ります。
 このまま南下すると、どこまでも行ってしまいますからね。
 そして、今日はあと30分ほどで16時になってしまいます。
 しばらく走ると、JR木次線沿いの道に出ます。
 そして県道45号沿いに局はありました。
 JR日登駅付近にありますが、駅近に意味はありません。
 列車で訪れる人がどれほどいるんでしょうか。
 新しめの局舎に、丸型のポストがあるのも似合います。
 やっぱり、田舎の景色にはこういうアイテムです。

39 15:49 木次郵便局 きすき 島根県雲南市

 県道45号をしばらく西に走っていきます。
 JR木次線沿いですが、もう列車が来ることはないでしょう。
 何本も見かけることに、奇跡と運を使いたくないですからね。
 線路の先を右折して、木次の街中を走ります。
 街並みに溶け込むように、ちょっと時代を感じる局舎。
 こちらは集配局ということです。
 近くには雲南市役所があるので、市の中心局でもあります。
 JR木次線の路線名にもなっているくらいです。
 歴史的にも、このあたりは重要な場所だったんでしょう。

40 15:58 里方簡易郵便局 さとかた 島根県雲南市

 そしてこれを書いている今日、里方簡易局が表示されない。
 どうやら、一時閉鎖になっている模様です。
 局員のおばちゃんといろいろ話したのも思い出です。
 なんだか実家の近所みたいな気分でした。
 いっぱいお菓子もいただいて、ほんわかした気分に。
 早く再開されるといいなあ、と願っています。
 本来なら、木次市役所の最寄り局ということになります。
 職安に保健所と、官公庁も建ち並んでいるエリアです。
 そんなこんなで、今日の訪問を無事終えました。

   
   
   
   
週末は鉄分補給。やくもに木次線と乗り鉄三昧。日曜日は大雨で、国道も鉄道もストップでした。
 無事週末を迎えることができ、今週もひと安心です。このあとは出雲市駅前の宿に泊まり、車を運転しない土曜日にしました。
 現地に帰省している友人と飲んだり、大雨の出雲大社にぐったりしたり。日曜日は出雲のゆめタウンで買い物をして過ごしました。
 さて、旅の最終週は、いよいよ島根県の醍醐味、海がきれいな西部へと進んでいきます。知らない街が、待っています。

 

 

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