No.609:西日本3週間旅・9~10日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.10(水) 晴れ 40 気高逢坂簡易局 東出雲局
 湯郷温泉で朝を迎え、気持ちよく露天風呂に浸かってから出発します。朝ご飯をゆっくりと食べられるのもうれしいですね。気持ちのよい朝。
 さて、今日のスタートは、昨晩見付けてしまった津山市の未訪問局、田邑簡易局。
 このエリアに未訪問局を残すのは嫌なので、局間距離が長くなることは承知の上で、こちらを起点に西に進んでいくことにしました。
1 09:02 気高逢坂簡易郵便局 けたかおうさか 鳥取県鳥取市

 写真は2020年8月に撮影したものです
 
 今日のスタートは、けっこう東の鳥取市です。
 旧気高町にある、気高逢坂簡易郵便局。
 2020年訪問時は、HPに掲載されていない臨時休業でした。
 当時はコロナ禍の初期で、感染情報も極力伏せられていましたからね。
 そんなわけで、今回は局も開いていそうなので、訪問します。
 無料の高速道路はノロノロで、なんのために建設したのだか。
 そんなことを思いながら、無事訪問することができました。

2 09:59 梶原簡易郵便局 かじわら 鳥取県西伯郡大山町

 山陰自動車道と国道9号を西に進みます。
 高速道路とはいえ、概ね時速50キロで進みます。
 これは本当に、税金の無駄というか、鳥取県には高速道路は不要ですね。
 せっかく造っても広域農道レベルの使われ方なんじゃ。
 「命の道」ならドクターヘリを配備したほうが安くつきます。
 名和インターから県道240号を進むと局はありました。
 貯金をすると、ゴム印のことが話題になりました。
 「このおじいちゃんは名和長年という人で…」とのこと。
 知らなければ、ゆるキャラかと思ってしまうところでした。

3 10:08 大山平木簡易郵便局 だいせんひらぎ 鳥取県西伯郡大山町

 広域農道を西に進んでいきます。
 山陰道よりはよっぽど走りやすい道だと思います。
 やっぱり、鳥取県に必要なのは広域農道だったのか。
 そんなことを実感してしまいます。
 県道158号に出て、北西に進んでいくと局はありました。
 この道は交通量も多めで、局付近も民家が多いです。
 そんなわけで、車で訪問しても余裕のない感じ。
 写真撮影も難しく、よくわからないアングルになっています。
 とはいえ、無事に大山町の局を訪問することができました。

4 10:21 淀江郵便局 よどえ 鳥取県米子市

 前回の訪問時はお盆真っただ中だったんですね。
 そんなわけで、訪問できなかった局がいくつかあったんです。
 今回は時期をずらしてきたので、一気に訪問できました。
 ここからは、純粋な未訪問エリアが続きます。
 大山インターから淀江インターの1区間だけ山陰道を走ります。
 国道9号の現道に出て、しばらく行くと局。
 このあたりは渋滞気味で、車の流れはあまりよくなかったです。
 幹線国道沿いの局ですが、元集配局なのか大きめの局舎でした。
 2005年までの淀江町の中心局で、このあたりは民家も多いです。

5 10:36 尾高郵便局 おだか 鳥取県米子市

 ここからはひたすら米子市の局が続きます。
 山陰の大都会、米子です。
 実際、昨晩泊まってみて、賑やかだなと思いました。
 リトル岐阜くらいの街の賑やかさはありそうです。
 さて、ナビに従って進み、米子インター付近に。
 局は県道24号米子大山線沿いにありました。
 この局舎の規模からして、元々はこちらも集配局でしょう。
 近くには伯耆国二宮、大神山神社があるようです。
 休みの日に余裕があれば、立ち寄ってみたいと思います。

6 10:45 巌郵便局 いわお 鳥取県米子市

 この県道、橋の架け替えか何かで、この先渋滞していました。
 ナビに従って進み、しばらく行くと住宅街の中に局。
 局自体は何の変哲もない普通の局。
 巌、というなんだかカッコいい名前の局です。
 局の所在地とは違う名前が付けられていますが。
 ここ、JR伯耆大山駅近くといえばわかりやすいでしょうか。
 そう、山陰本線と伯備線のジャンクションですからね。
 何度か通過したことはありますが、降りたことはない駅です。
 そういう駅って、ちょっと気になる存在でもあります。

7 10:52 日吉津下口簡易郵便局 ひえづしもぐち 鳥取県西伯郡日吉津村

 踏切を渡ったすぐの交差点は右折禁止でした。
 たしかにここで右折すると、ちょっと危険かもしれません。
 西側を回り込んで、国道9号の側道から交差点へ。
 北に向かう県道262号に入るころには、もう日吉津村です。
 日吉津村と書いて「ひえづそん」。
 日本で6番目に面積の小さな市町村だとか。
 そんな県道沿いにあるのが日吉津下口簡易局。
 元はガソリンスタンドだったんだろうな、という雰囲気です。
 その小さな事務所スペースは、簡易局にはぴったり。

8 11:00 大和郵便局 やまと 鳥取県米子市

 東に進む道に入りましたが、少し狭いです。
 しかも国道9号、431号と2度も長い信号待ち。
 ちょっと参りますが、仕方ない。
 この地区の住民の犠牲があって、この国道がある。
 みんながハッピーなんてことはありえないわけですからね。
 集落の中の狭い道を進んでいくと局はありました。
 昔ながらの小さな局です。
 小さな局に日本を背負うような大きな局名。
 このあたりの地区が大和と呼ばれているんですね。

9 11:11 日吉津郵便局 ひえづ 鳥取県西伯郡日吉津村

 国道431号に入って北西に進みます。
 渋滞予告もあり、多少道は混んでいました。
 慢性的に交通量が多いんでしょうね、この辺は。
 でっかいイオンモールがあって、このあたりは米子一の都会。
 と思ったら、ここは米子市ではなくて日吉津村。
 そう、これが、イオンモール日吉津です。
 その裏手にひっそりと局はありました。
 この村が村として生き残れる理由が、いくつもあるのでしょう。
 税収も多くて、潤っている証拠でしょうね。

10 11:24 米子皆生郵便局 よなごかいけ 鳥取県米子市

 そのまま国道431号を西に進んでいきます。
 日野川を渡ると、また米子市に戻ってきました。
 そうか、日吉津村は米子市に三方を囲まれているのか。
 つまり村から出るには、米子を通るしかないのか。
 そんなことを考えながら、皆生温泉の街並みに入ります。
 この温泉へは今夜また来るとして、まずは郵便局へ。
 目立たない場所にありますが、周囲は温泉街の真っただ中。
 旅館やホテルがこれでもかと林立しています。
 かなりしっかりとした温泉街だと思いました。

11 11:33 上福原簡易郵便局 かみふくはら 鳥取県米子市

 皆生温泉からは南に進んでいきます。
 住宅街を抜け、国道を横断して南へ。
 今後何度もこの国道431号を渡ることになります。
 信号待ちが長く、その都度嫌な思いをしました。
 さて、長閑な道を進んでいくと、田園風景の中に局。
 住宅街の切れ目といった感じで、背景は田んぼです。
 このあたりで米子市街地は終わりで、ここからは住宅街がメイン。
 そんなわけで、簡易局も増えていきます。
 このあたり、たしかに簡易局のオンパレードですね。

12 11:40 米子西福原郵便局 よなごにしふくはら 鳥取県米子市

 ルートを練りに練った米子市街地。
 ここから南の局は、後日訪問ということで。
 しばらく西に進んでいきます。
 郊外の住宅街といった雰囲気の場所です。
 マイカー移動がメインの一戸建てが多いエリアです。
 まあ、米子は全般、マイカー移動がメインか。
 そんな道沿いに局はありました。
 簡易局が多い中の直営局ということで、お客さんが多めです。
 どうしても直営局の方が選ばれがちですよね。

13 11:47 米子新開簡易郵便局 よなご 鳥取県米子市

 ナビに従って道を北に進んでいきます。
 住宅街の中の道で、目立ったものもなく。
 また国道431号を横断します。
 海にも近い集落に出ると、局はありました。
 このあたりは海沿いですが、皆生温泉ほどの派手さはなく。
 静かな海沿い集落、といったくらいの場所です。
 国道沿いにはユニクロやニトリ、スシローなんかある場所。
 そう言えば、このあたりがどんな立ち位置かわかるでしょう。
 だいたいどんな街にもそういう地区があるですよ。

14 11:55 米子卸団地簡易郵便局 よなごおろしだんち 鳥取県米子市

 日本中、だいたいどこも同じ景色。
 ちょっとずつチェーンブランドが変わるくらい。
 その土地土地の景色は、わりと少ないんですよね。
 さて、国道431号から南に進むと、卸団地。
 その卸団地のセンターの一角に局はあります。
 ホビーオフが同居しています。
 ブックオフにオフハウスも近くにあるので、これはいかに。
 局のゴム印は2種類あり、卸マークのものを押してもらいました。
 卸団地らしくておもしろいゴム印だと思います。

15 12:01 米子両三柳団地簡易郵便局 よなごりょうみつやなぎだんち 鳥取県米子市

 国道431号に出て、西に進んでいきます。
 この道、片側2車線と豪華な道です。
 けっこうな交通量がありますが、みんなどこから来るのか。
 右手に弓ヶ浜公園が広がり、しばらく先で右折。
 両三柳団地という、小規模な団地です。
 その北の外れに局はありました。
 漢字で綴ってもけっこう局名が長くなってしまいます。
 でもそれにはちゃんと理由があるんですね。
 両三柳地区はかなり広範囲に広がっているんです。

16 12:07 両三柳簡易郵便局 りょうみつやなぎ 鳥取県米子市

 南に進んで国道を横断します。
 住宅街を進むと博愛病院という病院。
 そのすぐ近くに局はありました。
 ここも両三柳という地区で、局名はシンプルに両三柳。
 ここまで卸団地、両三柳団地と、すべて所在地は両三柳。
 おまけに2020年に訪問した米子浜橋局も両三柳にあります。
 もうよくわからないけど両三柳すげえ、ということで。
 のんびりと簡易局を訪問して次を目指します。
 あ、局の駐車場はちょっと近隣と揉めているようなので注意です。

17 12:18 米子河崎簡易郵便局 よなごかわさき 鳥取県米子市

 ここからは少しだけコースアウトします。
 今日中に訪問しておかなければならない局があるためです。
 JR境線を越えて、河崎簡易局に到着。
 河崎口駅なんてのもあるので、まとまった集落なのでしょう。
 この局は8月12日からお盆休みに入ります。
 周囲の局より一足早く、あさって金曜日にはお盆休みです。
 そんなわけで、少しコースアウトながら今日訪問しました。
 それにしてもこのあたりは、本当に簡易局天国といったところ。
 局数が稼げるあたり、かなりうれしいところですね。

18 12:24 夜見簡易郵便局 よみ 鳥取県米子市

 JR河崎口駅付近に出ました。
 境線はローカル線ながら、わりと需要のありそうな路線。
 そうであるからこそ、この地域でも生き残っているわけです。
 中国地方の鉄道路線はわりと厳しいところが多いですからね。
 県道経由で北西に進むと局はありました。
 一見、特定局の余蘊雰囲気も感じられる局舎です。
 元々簡易局専業のようなので、違うとは思いますが。
 夜を見るとは、なんだかロマンチックな局名です。
 特にこのあたりが繁華街というわけではなさそうですね。

19 12:30 米子鉄工団地簡易郵便局 よなごてっこうだんち 鳥取県米子市

 北東に向かって進んでいきます。
 このあたりは道も入り組んでいます。
 住宅街と田畑が交互にあるような場所です。
 民家が多いので、寂しい場所ではないですね。
 さて、鉄工団地のセンターに出ました。
 広い駐車場に車を置いてセンターに入ると局はありました。
 貯金の間、トイレを借りることができました。
 センターには山陰合同銀行のATMがありました。
 やはりごうぎん、こちらの方が利用者は多めでした。

20 12:39 富益郵便局 とみます 鳥取県米子市

 山陰といえばごうぎん、というくらいです。
 鳥取と島根とをエリアに持つので、強いですよね。
 まあ、どちらも人口規模は大きくはないですが。
 鉄工団地からしばらく西に向かいます。
 住宅街に入り、小学校などもあるあたりです。
 広い道沿いに局はありました。
 やはり直営局なので、少々お客さんは多い印象です。
 駐車場も、常に出入りがあって忙しい印象でした。
 簡易局が多いエリアではこういう混み方をする気がします。

21 12:46 和田簡易郵便局 わだ 鳥取県米子市

 概ね北西に向かって進んでいきます。
 景色に大きな変化はなく、田畑と住宅街が続きます。
 半島は山がなく、のんびりとした景色が続きます。
 しばらく行くと、地域のスーパーの裏手に局。
 この目立たない立地は何だろうと思います。
 スーパーの中に入居できないものかと思ってしまいます。
 とはいえ、この局舎はまだそんなに古くない感じがしますね。
 不便な場所でもないので、よいのでしょう。
 和田地区をそのまましばらく進んでいきます。

22 12:53 和田浜工業団地郵便局 わだはまこうぎょうだんち 鳥取県米子市

 県道300号でJR境線をオーバーパスします。
 ナビでは踏切になっていたのですが、これは困った。
 線路の先すぐに局はあるはずですが、跨線橋の上。
 ぐるっと回り込んで局に到着しました。
 いくつか工場が建ち並ぶ工業団地の中のセンターにある局。
 工業団地自体が小規模で新しいのか、センターの建物も新しくて小ぢんまり。
 こういう局は比較的訪問しやすいですよね。
 業務団地のセンター内局は、駐車場も広く訪問しやすいイメージ。 
 さて、米子市を離れて境港市へと向かいます。

23 13:02 境港誠道簡易郵便局 さかいみなとせいどう 鳥取県境港市

 そのまま北に向かって進むと、大篠津町駅付近。
 線路の東には、2020年8月訪問の大篠津局があります。
 米子空港にぶつかり県道47号を進むと、ゲゲゲの鬼太郎のメロディ道路。
 県道285号を北上し、いつの間にか境港市。
 街中を走っていくと局はありました。
 このあたりはJR境線の高松町駅付近です。
 住宅街の中にあり、県道沿いなのでわかりやすい立地です。
 芳香剤の匂いがなんだか懐かしいな、と思いました。
 なんだろう、ちょっと安心するようなこの感覚は。

24 13:08 三軒屋簡易郵便局 さんげんや 鳥取県境港市

 適当に西に向かう道を進みます。
 さらに住宅街の中の細い道を進みます。
 ナビがないと完全に迷う場所ですね。
 この道にはないでしょ、という道沿いに局。
 局は空き地の真ん中にポツンとありました。
 これはかなり寂しいというか、珍しい立地です。
 それでもなんだか温かみのある内装とカウンター回り。
 簡易局の自由さがあふれているように思いました。
 さらに境港市の局を訪問し続けていきます。

25 13:17 中野簡易郵便局 なかの 鳥取県境港市

 境港市の人口は3万2千人あまり。
 その市内に郵便局は12局あります。
 私の故郷可児市は人口9万9千人に対して9局ですからね。
 なんだろう、この感じ、いつも思っていました。
 JR上道駅付近で線路の東側に出ます。
 そのまま進んでいくと右手に局はありました。
 局員さんとはしばし旅行貯金の話になりました。
 こうして迎え入れてくださる局があること、うれしく思います。
 ところで、サインポールの局名は中野町簡易郵便局です。

  
うむむ、中野簡易郵便局なんだよな?
26 13:25 境港漁港簡易郵便局 さかいみなとぎょこう 鳥取県境港市

 ここからは北東に向かって進んでいきます。
 倉庫なども増え、港が近いことがわかります。
 境港(さかいこう)の港湾地区です。
 隠岐への定期航路もあるんですね。
 かつてはウラジオストクへの国際航路もあったとか。
 そんな港湾事務所などもあるエリアに局はありました。
 境港らしく、魚とカニのゴム印が選べました。
 せっかくなので、季節ではないものの、高級なカニを選択。
 やっぱり、カニって日本人の夢が詰まってますからね。

27 13:34 境港東本町郵便局 さかいみなとひがしほんまち 鳥取県境港市

 頭上を境水道大橋が跨いでいます。
 この北は島根県の島根半島です。
 山がちな地形なのが見た目でわかります。
 その島根県側の局は2007年2月に訪問しています。
 大学2年生ですからね、相当昔という感じがしてしまいます。 
 さて、海岸通りから境港線という道に入ると局。
 このあたりは境港市内でも中心部に近い場所のようです。
 民家も多く、お客さんもいました。
 人口3万2千人あまりの境港市。人口密度は高めです。

28 13:42 水木ロード郵便局 みずきろーど 鳥取県境港市

 西に進むと、JR境線の終点、境港駅に出ます。
 おととし境線に乗りに来て以来です。
 見事に境水道に面した場所に駅があるんですね。
 さて、境港駅前から続く水木ロード沿いに局。
 こちらは観光客が多く、賑わっていました。
 局のゴム印は人魂のイラストが描かれています。
 地図では近くに妖怪神社なる者もあるようでした。
 妖怪をこれだけ売り物にしている街は、珍しいでしょうね。
 それもこれも、水木しげる先生のおかげですね。

29 13:51 境港郵便局 さかいみなと 鳥取県境港市

 境港市役所などもある、中心地に出ました。
 JRの駅でいうと、馬場崎町駅のあたりです。
 市役所付近から彫刻ロードに入ります。
 南下していくと局はありました。
 境港市の中心局で、ゆうゆう窓口もある局です。
 昔ながらの集配局の雰囲気のある局舎ですね。
 とはいえ、側面に局名表示があるのはありがたいです。
 写真撮影時に局舎の正面を収めるのは難しいですからね。
 それほど混雑もなく、すぐに局を後にしました。

30 14:01 境港外江東簡易郵便局 さきみなととのえひがし 鳥取県境港市

 内浜産業道路に戻り、西に進みます。
 JR境線の線路をオーバーパスしています。
 踏切ではないのはありがたいですね。
 西に進んで外江町の街並みに入ります。
 住宅街の中を進むと局はありました。
 簡易局ではありますが、駐車場もきちんと整備されています。
 貯金を済ませて、次の局を目指します。
 一方通行ではないはずですが、道が入り組んでいます。
 特に標識などはなかったはずですが。

31 14:06 境港外江郵便局 さかいみなととのえ 鳥取県境港市

 そのまま西に進んでいきました。
 地図で見た感じも狭そうでしたが、狭かったです。
 とはいえ、先週の紀伊半島のこともあるので、慣れっこです。
 走ってもよい道であれば、これくらいは大丈夫。
 そしてすぐに外江局前に出ました。
 このあたりは境水道のギリギリまで集落が広がります。
 本当に、海と共にある街なんだな、と思いました。
 昔ながらの局舎には狭い駐車スペースがあるのみ。
 局の面する道も広い道ではないので、気を付ける必要があります。

32 14:14 境港渡郵便局 さかいみなとわたり 鳥取県境港市

 適当に道を南下していきました。
 狭い道が続くので、ゆっくりと走ります。
 距離以上に長く感じましたね。
 江島大橋をくぐり、さらに南下して渡町の集落に入ります。
 まさに港町といった風情の街並みです。
 まあ、港が近いわけではないんですがね。
 狭い道沿いに局はあり、駐車場も狭い1台分のみ。
 先客がいると訪問しづらい立地だな、と思います。 
 そして狭い道をバスが走っていきました。

  
ベタ踏み坂として有名な江島大橋を渡ります。
33 14:28 大根島郵便局 だいこんじま 島根県松江市

 長かった鳥取県の訪問も、今日はここまで。
 ベタ踏み坂として有名な江島大橋を渡ります。
 実際に車で走ってみると、よくわからないですね。
 島根県側の勾配がとくにきついんだそう。
 なんかこういうのは、撮影の仕方によるのかな。
 ドラレコの映像から切り抜いて写真を載せましたが、下り走行画像は微妙。
 そのまま大根島に向かい、局を発見。
 お客さんが多く、ここでは珍しく待ち時間がりました。
 独特な地名で、一度聞いたら忘れないような場所です。

34 14:45 松江朝酌郵便局 まつえあさくみ 島根県松江市

 県道338号で松江市街地方面に向かいます。
 地図で見てもおもしろい地形です。
 実際走ってみても、特におもしろい道だなと思いました。
 こんな景色の道はなかなかないですからね。
 持田簡易局を目指していましたが、朝酌地区に出たので先に。
 急遽ナビを変更して局へと向かいました。
 松江が冠されているので、市街地にも近付いた模様。
 とはいえこのあたりは静かな集落といったイメージが強いです。
 そもそも松江市の人口はそれほど多くないですからね。

35 15:00 持田簡易郵便局 もちだ 島根県松江市

 西尾インターから国道485号に入ります。
 高規格なバイパスですが、広域農道のような道です。
 時速30キロで軽トラに続く、という山陰のおきまり。
 すぐに終点なので、ナビに従って左へ右へ。
 県道21号沿いのアパートの1階に入っている局です。
 こちらは2007年6月から貯金を始めた局です。
 先述の通り、2007年2月に松江市街地を訪問しています。
 しかも居候させてもらった友人は島根大学付近に住んでいました。
 あれから15年半。こうして再びこの街に来るとは。

36 15:22 イオン松江SC内郵便局 いおんまつええすしーない 島根県松江市

 適当な道を進みますが、ナビ頼りです。
 わりと抜け道的なものを案内されたようです。
 広い道でしたが、学園通りを避けたのかな。
 さらに進んで、くにびきメッセでくにびき道路に入り、くにびき大橋に。
 特急くにびき、ってありましたよね。いまもあるんかな?
 さて、橋の南詰はJR松江駅に近く、慢性的に渋滞する場所の模様。
 その近くにあるイオン松江ショッピングセンター内に局。
 こちらは2020年に松江東朝日局から移転改称しました。
 SC内ですが、営業時間は通常通りとなっていました。

37 15:34 松江矢田簡易郵便局 まつえやだ 島根県松江市

 松江津田局は訪問済みのため、東へ進みます。
 JR山陰本線の線路沿いを進み、国道9号に合流。
 そのまま東に向かい、津田ICを過ぎたあたりで右手に局。
 信号交差点に面していて、これまた訪問しづらいです。
 山陰道の矢田インターに近く、交通量も多いです。
 いくつかのお店が集まった場所に局。
 駐車場が共用で広く取られていたのが救いです。
 貯金はすぐにしてもらえました。
 駐車場の出入りだけが厄介なのかな、と思います。

38 15:43 馬潟郵便局 まがた 島根県松江市

 矢田インターから国道に向かう方向で進みます。
 信号と車の切れ目との戦いでしたね。
 ちょうど運よくそういうタイミングは訪れる。
 というわけで、国道9号を米子方面に入ります。
 しばらく進み、ガソリンスタンドのところで左折。
 県道230号を進んでいくと局はありました。
 大橋川が中海に注ぐあたりにある局です。
 局名がシンプルになり、松江市の郊外にあることがわかります。
 付近にはJR東松江駅があるあたりです。

39 15:53 出雲郷郵便局 あだかや 島根県松江市

 JR山陰本線の踏切を渡ります。
 しかしこの踏切が長いこと長いこと。
 本当に列車は来るのだろうかと疑いたくなるほど。
 普通列車を待って踏切を渡り、出雲郷の集落に。
 さあ、この局名、とにかく難読地名です。
 所在地は出雲郷(あだかえ)という場所。
 近くには出雲郷小学校というものもあります。
 しかしなぜだ!局名は「あだかや」と読ませます。
 阿太加夜神社という神社があるので、歴史的な読みなのでしょう。

40 15:59 東出雲郵便局 ひがしいずも 島根県松江市

 まああれですよね、夜露死苦、みたいなね。
 出雲の神様ごめんなさい。
 国道9号に出て、しばらく進むと局はありました。
 2011年に松江市に編入される前は東出雲町だった場所です。
 国道沿いの局は大きく、集配局でもあります。
 JRの駅は揖屋駅で、東出雲の名前はなんとなく聞き慣れないですね。
 出雲と名の付くので、出雲市のあたりだと勝手に思っていました。
 貯金をして局を出ると16時を回っていました。
 今日は安心して訪問を終えることができました。

 東出雲IC~米子南IC 28.1キロ・普通車680円

   
   
   
   
皆生温泉、玉造温泉と泊まり、疲れを癒やしました。
 東出雲局から松江中央局へ向かったのですが、経営難からか現在はゆうちょ銀行窓口も16時までなんですね。本当に経営が厳しいんですね。
 そんなわけで、無料区間と有料区間を跨ぎながら山陰道を東に向かい、米子市の皆生温泉の宿に宿泊しました。
 夕飯にはカニがあり、これは豪華でした。小規模ながら海沿いでは花火も上がり、観光客が集まってじんとくる景色でした。夏ですね。

 

 

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