No.603:西日本3週間旅・0~1日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2022.08.02(火) 晴れ 39 河芸千里ヶ丘局 伊勢浜郷局
 行動制限のない夏休み。そんな触れ込みで始まった今年の夏。私は昨年も一昨年も、単独行動の旅を続けているのですが、今年はどうだろう。
 そんなことを思いながら、8月1日の勤務後、川崎を後に246、新東名を進んで車中泊の後、最初の目的地である三重県に到着しました。
 難しいことは考えず、まずは旅を楽しむ。例年通り、地域経済に貢献しつつ、一人で黙々、粛々と旅を進めていくことにします。
 新御殿場IC~みえ川越IC 257.1キロ・普通車4,630円
1 09:04 河芸千里ヶ丘郵便局 かわげちさとがおか 三重県津市

 遠州森町パーキングエリアで車中泊。
 そして、朝になって三重県へと移動を開始しました。
 途中、伊勢湾岸道から実家を探して、懐かしい思いに浸ります。
 みえ川越インターからひたすら国道23号を南下して、河芸町に到着。
 コンビニで時間調整をしつつ、スタート局には8時57分に。
 ちょうどよいタイミングで河芸千里ヶ丘局を訪問します。
 さて、ひさしぶりの三重県訪問。
 まだまだ未訪問局の多い三重県ですが、今日明日はここ三重県が舞台です。
 津から伊勢志摩方面へ向かいます。

2 09:19 河芸郵便局 かわげ 三重県津市

 国道23号に戻って南に向かいます。
 近鉄豊津上野駅付近に局はありました。
 旧河芸町の中心地で、局も集配局です。
 いや、集配局ではなかったみたい。
 向かいにイオンタウンがあるので、賑わっている感じです。
 旧集配スペースを活用して広い駐車場があります。
 お客さんもいますが、イオンタウンから歩いてくる人もいる模様。
 なるほど、買い物ついでに郵便局に。
 もしかしたら、そのうちイオンタウンに局が移るかもね。

3 09:33 黒田郵便局 くろだ 三重県津市

 国道23号を少し経由して、西に向かいます。
 伊勢鉄道の線路を過ぎて、静かな場所に。
 近くには伊勢鉄道の河芸駅があり、住宅街になっています。
 国道306号に抜け、南下すると局。
 国道に面してはおらず、わき道に面しています。
 局舎はまだ新しく、今風のコンビニ型の局舎です。
 そんなこともあって、駐車場も広々として使い勝手がよいです。
 長閑な田園風景が広がる。小さな集落の中。
 こういう立地の局が、意外と利便性が高いんですよね。

4 09:49 津小川郵便局 つこがわ 三重県津市

 国道306号を進み、国道23号交差点に出ました。
 この国道306号、聞き慣れない道だなぁ…。
 調べてみると、なるほど、あの道か、という感じ。
 国道を南下し、近鉄白塚駅付近に局。
 このあたりは私鉄沿線の住宅街といった雰囲気です。
 この立地なら白塚郵便局でも、と思ったら、白塚局は別にあります。
 ところで白塚駅、「白塚行き」なんて電車もありますね。
 地味な場所ではありますが、おもしろいところです。
 意外にお客さんが多く、次の局に進みます。

5 10:06 白塚郵便局 しらつか 三重県津市

 近鉄の線路を渡って海側に出ます。
 昔ながらの街道筋から一本入ると局。
 古めかしい局舎で、駐車場は少し離れていました。
 その駐車場も使い勝手がよいとは言えないんですけどね。
 貯金のゴム印は「伊勢にぼし」の文字が入っています。
 局員さんの話では、コウナゴがよく水揚げされていたんだとか。
 「最近はすっかり」という声も聞かれましたが。
 産業の変化なのか、環境の変化なのか。
 地域の名物が消えていくのは、少し寂しいですね。

6 10:13 栗真簡易郵便局 くりま 三重県津市

 煮干し、おいしいですよね。
 子供の頃はよくかじっていました。
 いや、昭和生まれだけど戦後生まれですよ。
 国道23号に抜け、南下していきます。
 三重大学の交差点を過ぎ、すぐに左手に局。
 白塚で聞いていた通り、マンションのような建物の1階に局。
 三重大学に近く、学生の利用もあるんでしょうか。
 幹線国道沿いですが、きちんと駐車場もあります。
 局名に因んで、栗のイラスト入りのゴム印です。

7 10:21 三重大学内郵便局 みえだいがくない 三重県津市

 さて、広い三重大学の南半分は大学病院。
 そして全国の大学内郵便局の大半は、大学病院内にあります。
 大学病院の交差点から駐車場に入り、車を止めます。
 平面駐車場が広々と機能的に配置されています。
 そして、大学病院の入口、外側に面して局はありました。
 病院の中をさまよわなくてよいのは助かりますね。
 ただ、駐車券処理のために、病院エントランスはくぐりました。
 もちろん駐車料金は無料なので、この点はとても助かります。
 風景印が設置されているのも、大学内局では珍しいです。

8 10:33 津上浜郵便局 つかみはま 三重県津市

 大学病院の駐車場から出ます。
 国道への合流は信号交差点に流れずスムーズ。
 すぐに伊勢街道に入って志登茂川を渡ります。
 まあ、すぐにといっても国道23号の交差点を右折しづらかったです。
 近鉄江戸橋駅付近にあり、昔からの市街地といった雰囲気。
 局の駐車場はなぜかいっぱい。
 なのにお客さんはゼロという明らかな不正利用が疑われる印象
 こうした市街地で、局内から死角の駐車場だとこういうことが多いですよね。
 郵便局の駐車場は狭いので、不正利用は本当に困ります。

9 10:41 津駅前郵便局 つえきまえ 三重県津市

 伊勢街道をそのまま南下していきます。
 と書いてみてから、国道23号に戻ったことを思い出します。
 いや、地図上は伊勢街道をそのまま進めそうなんですが。
 どちらにしても津駅入口交差点を入って駅前の通りへ。
 すぐに局は見つかりました。
 わき道に面して駐車スペースがありました。
 貴重な1台分ですが、県庁所在地の駅前局。
 駐車場があること自体がすごいことなんですよね。
 そして、県庁所在地とは思えないほど疎らな駅前です。

10 10:49 津塔世橋郵便局 つとうせばし 三重県津市

 引き続き伊勢街道を南下していきます。
 鉄道も国道も、この伊勢街道に沿っているんですね。
 昔から、伊勢に向かうことを目的に道が造られたんでしょうね。
 現在でも、伊勢神宮は特別な存在です。
 そんな自分も、伊勢に向かって南下しています。
 安濃川にぶつかり、国道23号に出ると局。
 国道に面していますが、駐車場も確保されています。
 2台分しかないので混雑していると困りそうですが。
 そんなことを考えながら次の局へと向かいます。

11 11:00 三重県庁内郵便局 みえけんちょうない 三重県津市

 国道を少し北上して、県庁前交差点に出ます。
 西に向かって線路を越えると、右手に三重県庁。
 津駅からも近く、中心部に近い立地となっています。
 県庁というと、マイカー通勤前提の町はずれが多いイメージ。
 まあ、この三重県庁だってマイカー通勤前提でしょうけど。
 県庁の庁舎の前まで車で乗り入れることができます。
 そして駐車場も庁舎の真ん前に確保されています。
 県庁内郵便局をこんなにスムーズに訪問できるのはかなり珍しいです。
 時間を掛けずに訪問することができ、ほっとしました。

12 11:15 津観音寺郵便局 つかんのんじ 三重県津市

 県庁より西側は、市街地から住宅地に変化。
 地方都市とはいえ、県庁所在地。
 津駅からもそれほど来ていないところです。
 しかしもう既に長閑な感じになってきました。
 広い道沿いに局を発見するも、局の向かいの駐車場に気付かず。
 Uターンして車を置き、局を訪問しました。
 局舎はまだ新しいのですが、道路の分岐に位置するせいか、この駐車場の配置。
 広い道を横断歩道で渡らなくてはならないのは微妙です。
 お年寄りや雨の日などは、避けたい局かもしれないですね。

13 11:28 津博多郵便局 つはかた 三重県津市

 安濃川を渡る道に入ります。
 観音寺からまっすぐ南下する道がなく、東に迂回。
 そうすると、ほとんど津新町の付近です。
 ちょうど近鉄の特急が上下とも通過していくのが見えました。
 ひのとり、もうそろそろ乗りたいな、と思います。
 国道163号を西に進んでいくと局はありました。
 交通量も多い国道ですが、駐車はタイミングがよかったかスムーズ。
 そしてこの国道、まっすぐ西に進んで大阪につながるんですね。
 そう考えると、大阪方面の未訪問局の多さが思いやられます。

14 11:38 津新町郵便局 つしんまち 三重県津市

 来た道を東に戻っていきます。
 ナンバープレート付きのスクーター?自転車みたいな乗り物。
 あれを初めて公道で見かけました。
 小回りもきくしスピードも結構出る。
 でも意外にも、歩道走行や信号無視はOKなんですね。
 ナンバープレートが付いていても自転車と同じ扱いなんですね。
 さて、街並みが賑やかになり、津新町駅北交差点を左折。
 すぐに局はありましたが、駐車場はその少し先にあります。
 津新町駅は急行も停車するので、栄えている印象です。

15 11:51 津乙部郵便局 つおとべ 三重県津市

 津市役所あたりの道を進みました。
 なるほど、市役所は津新町に位置しているんですね。
 そんなわけでこの界隈は官庁街になっています。
 市や県、あるいは国の出先機関が並んでいます。
 国道23号沿いには津中央郵便局があります。
 こちらは2018年3月訪問。当時は感染症とは無縁の世界でした。
 さらに東に進み、近鉄道路の手前に局はありました。
 この近鉄道路、今日のこの先の訪問とは切っても切れない縁です。
 説明は省略しますが、線路跡感がくっきりと残る道です。

16 12:04 津柳山郵便局 つやなぎやま 三重県津市

 もちろん線路の遺構があるというわけではないです。
 ただ、市街地を周囲の街並みを無視して走る道路。
 線路がそのまま道路になったんだな、という感じ。
 そんな近鉄道路で岩田川を渡ります。
 この橋は近年まで鉄道橋を転用したものでしたが、いまは架け替え中。
 橋を渡って右折、左折して住宅街を進むと局。
 昔ながらの住宅街といった感じで、狭い道沿いでした。
 局舎自体は平成時代建築といった雰囲気で、駐車場もあり。
 東海地方の局舎って、こういう感じが多い気がします。

17 12:13 津岩田郵便局 ついわた 三重県津市

 柳山から西に進み、国道23号に出ます。
 やはり一大幹線国道。
 交通量が多く、わき道からの信号待ちは長いです。
 そんなこんなで国道を少し北上すると局はありました。
 国道沿いではありますが、駐車場も確保されています。
 駐車しやすい構造ではないですが、なんとかなります。
 手狭な雰囲気なので、今後駐車場と合わせてコンビニ型になりそうな予感。
 ただ、市街地なので用地取得の課題もあるでしょうけど。
 数年後の局がどうなっているか楽しみですね。

18 12:23 津橋南郵便局 つきょうなん 三重県津市

 国道23号の北行き車線なので、そのまま北上。
 すぐに国道を離れて、球場から南下します。
 しばらく行って、また西に向かうと局。
 こちらも平成時代の雰囲気の局舎です。
 光沢のあるタイル張りというかなんというか。
 こういう時代ってありましたよね、っていうやつ。
 このあたりは、津市南中央、という地名です。
 橋南というのも、中心市街地を外れた雰囲気がありますね。
 近くにはJR阿漕駅があります。阿漕ってこれまた。

 
近鉄道路を通って次の局を目指します。
19 12:33 津藤枝郵便局 つふじえだ 三重県津市

 ナビに従っていくと、近鉄道路へ。
 手前に伊勢街道もあり、かつてはここがメインルートだったのか。
 近鉄道路は広く、交通量も多い道。
 国道23号を補完する役割があるんでしょうね。
 そんな近鉄道路沿いに局はありました。
 周囲は静かな住宅地という雰囲気の場所です。
 空き地や畑も増えてきたように思います。
 津市は人口27万人ほど。
 県庁所在地としてはかなり人口は少なめです。

20 12:44 津南が丘郵便局 つみなみがおか/FONT> 三重県津市

 伊勢街道経由で国道23号に出ます。
 一気に南下、と思いつつ、このあたりはちょっと寄り道。
 今後のことを考え、久居方面との兼ね合いからのルーティングです。
 JR紀勢本線の線路をオーバーパスします。
 特急南記号も通りますが、やはり近鉄に負けているJR。
 近鉄南が丘駅もある、文字通り南が丘の団地内に局。
 郊外の一戸建てニュータウンですが、駅もあるのは便利そう。
 そして風景印はアーバンライナー。
 完全に近鉄で成り立っている地区だと思いました。

21 12:53 津城山郵便局 つしろやま 三重県津市

 県道に出ると、広い道が一直線に続きます。
 郊外の景色を横目にアップダウンしました。
 途中にはイオンタウンがあり、買い物には便利そう。
 さっきもイオン津があったので、津はイオンが強い様子。
 そんなイオンタウンの先で右折します。
 市営住宅のような集合住宅の並ぶエリアに局。
 局舎は古く、駐車スペースの局前の数台分ですが、狭いです。
 意外とお客さんも多く、混雑すると厄介でしょうね。
 イオンタウンの中に移転する日も遠くないかもしれません。

22 13:03 津高茶屋郵便局 つたかちゃや 三重県津市

 JR高茶屋駅方面を目指して進んでいきます。
 正直ピンとこない場所ではあります。
 ナビの通り進んでいくと、狭い道の先にJRの立派な駅舎。
 無人駅ということを考えると、いずれは簡易駅舎になるでしょうか。
 なかなか歴史を感じさせる建物で好きなんですけどね。
 そんな高茶屋駅前にある局です。
 大きな局舎で、町村の集配局くらいの規模はありそう。
 駐車場も駅前ながら広々としていました。
 近くにはイオンモール津南があるようです。


JR高茶屋駅。古めかしいけれど立派な駅舎。
23 13:16 津南郵便局 つみなみ 三重県津市

 小さな踏切でJR紀勢本線の東側に出ます。
 駅の裏手は田畑が広がるのどかな景色。
 もうこの付近は市街地というわけではないんですね。
 高茶屋駅の利用者は、イオン効果でけっこう増えているみたい。
 とはいえ、その効果は限定的でしょうが。
 イオンモールで近鉄道路に出て、さらに国道165号で東へ。
 中央分離帯のある妙に走りづらい県道沿いに局
 新潟県の豪雪地帯を思わせる局名ですが、津の南部にあるということか。
 元々は集配局だったのでしょうが、いまは無集配局です。

24 13:25 香良洲郵便局 からす 三重県津市

 このあたりまで来ると、もう津市も外れです。
 雲出川の河口に広がる三角州が香良洲地区。
 2005年末までは一志郡香良洲町だったエリアです。
 中心地は住宅などが密集しています。
 県道が丁字路の交差点にぶつかったところで右折すると局。
 百五銀行と並んでいますが、小さな局です。
 このあたりが町の中心地だったのでしょう。
 少し東には津市香良洲総合支所があります。
 いまでも独立したコミュニティがありそうな気がします。

 
三雲小野江局に到着すると臨時休業。ほかのお客さんと苦笑い。
25 13:43 三雲天白郵便局 みくもてんぱく 三重県松阪市

 香良洲局から三雲小野江局に向かいます。
 到着すると先客が2台。
 対向車が左折なので譲りつつ、自分も入庫。
 しかし!局の入口には臨時休業の貼り紙。
 ちょっと早めのお盆休みだったのでしょう。
 仕方ないと諦めて国道23号沿いの次の局へと向かいます。
 感染国道沿いですが、駐車場もあってこちらは営業していました。
 なるほど、今年は営業しているかどうか事前に調べる必要があるんですね。
 お盆休みは簡易局だけしかチェックしていませんでした。

26 13:53 六軒郵便局 ろっけん 三重県松阪市

 国道23号は中勢バイパスとぶつかります。
 伊勢方面へバイパスが分かれ、ほとんどの車は左折。
 直進は国道166号になって松阪市街地へ。
 今日は付近にある六軒局だけを訪問します。
 六軒事故のあったJR六軒駅近くにある局です。
 局舎は元々集配局だったのか、わりと大きな局舎でした。
 旗の掲揚ポールもあるので、きっと集配局だったのでしょうね。
 六軒駅というと、地元の岐阜県にもありました。
 六軒駅近くに友人が住んでいたのも、いまはもう昔のことです。

27 14:05 松阪港郵便局 まつさかみなと 三重県松阪市

 この先の松阪市街地は、また次回の訪問で。
 三重県の訪問も順調に南下しています。
 帰省と合わせて訪問できるとよいのですが。
 (と言っても実家は名港中央なので、松坂は割と遠い。)
 国道23号バイパスに入って東に進み、港町の風情のある集落へ。 
 狭い道が、海が近いことを物語っています。
 とはいえ、周辺が整備されているので、局がここになくっても。
 そんなことを思いながら、集落の中の局に到着します。
 かつてはここが海岸線で、海に面する集落だったのでしょうね。

28 14:15 松阪大口郵便局 まつさかおおくち 三重県松阪市

 ナビを頼りに国道に出ないまま東へ向かいます。
 局の付近では工事が行われており、交互通行に。
 渋滞しても、この道を通らないわけにはいきません。
 交互通行区間内の局はちょっと面倒な感じになります。
 特に出発時は大変ですよね。
 駐車場が広かったのに助けられ、無事訪問しました。
 このあたりは松阪中心地とは少し離れています。
 それでも局名に松阪を冠する局を訪問できました。
 早くも次回の松阪訪問が楽しみに感じてしまいます。

29 14:25 松阪朝見簡易郵便局 まつさかあさみ 三重県松阪市

 そういえば、三重県のゆうちょ銀行直営店は四日市と松阪。
 そうか、県庁所在地の津には銀行直営店がないのか。
 そう考えると、松阪市の経済における地位は高いわけです。
 三重県の実態がちょっと垣間見えた気がします。
 国道23号から国道42号に入るという奇跡のような交差点を右折。
 2桁の幹線国道がここでぶつかっていたのか!
 すぐに国道を離れて田畑の中を進むと局。
 典型的な農村といった風情の、民家が集まったまさに集落。
 局を訪問し、さらに東に進んでいきます。

30 14:34 東黒部郵便局 ひがしくろべ 三重県松阪市

 松阪第2環状線を経由して国道23号に出ました。
 そのまま国道を横断し、西黒部の集落に入ります。
 県道705号で櫛田川を渡って、しばらく進むと右手に局。
 集落の中で、県道が少し狭くなっていました。
 交通量はあるので、注意して車を置きました。
 このあたりは松阪市の外れですが、集落はわりと民家が多かったです。
 そういえば、西黒部の集落にもかつては簡易局があったようです。
 そうすると朝見簡易局とはかなり近かったのでしょうね。
 このあたりも、疎らとはいえ集落が多い地区です。

31 14:44 下御絲郵便局 しもみいと 三重県多気郡明和町

 今日は地味に伊勢方面に向かおうと決めていました。
 このあたりはどのみち未訪問局ばかりのエリアです。
 東黒部から少しずつ東に向かい、明和町に入ります。
 明和町の局は初めての訪問です。
 足を踏み入れたのも初めてかもしれません。
 そんなことないか、近鉄電車で通過したことはありますね。
 県道705号を走っていくと局はありました。
 「絲」の字がなかなか珍しいですね。
 作家の絲山秋子さんの作品をよく読むので、思いつきました。

32 14:51 上御糸簡易郵便局 かみみいと 三重県多気郡明和町

 絲山秋子さんといえば「逃亡くそたわけ」があるんですが。
 その中に出てくる名古屋出身の「なごやん」という人物。
 ぶっ飛びきれない性格の持ち主がいい味を出しています。
 なんていう書評をここに書いてどうするんだか。
 さて、下御絲から南下して、国道23号を横断。
 さらに南下して右折すると局はありました。
 こちらは下御絲に対して上御糸と、普通の糸です。
 どういうこっちゃと思っても、このあたりの地名はそもそも御糸ではない。
 不思議な地名だな、と感じさせる局名です。

33 15:03 大淀郵便局 おおよど 三重県多気郡明和町

 南下すれば明和町の中心地ですが、今日は東へ。
 このあたりの未訪問局は、うまく拾っていかなくては。
 今後もどういうルートで回るか、考えないといけないですね。
 海沿いの集落に戻って、県道を少し入ると局。
 元々集配局だったのであろう大きな局舎が目印でした。
 隣にはさらに大きな津波避難タワーがあります。
 鉄骨の簡易的なものもよく見かけますが、ここは頑丈そうな建物です。
 東日本大震災以前から整備されていたものかもしれませんね。
 鉄骨の方が、水の圧力とかを受けづらいのでしょうか。

34 15:11 伊勢北浜郵便局 いせきたはま 三重県伊勢市

 県道60号伊勢松坂線を東に進んでいきます。
 主要地方道だけあって、交通量が多く感じますね。
 並行する国道23号はバイパスですが、やや混んでいます。
 そう考えると、県道の方が速く走れる気がしてしまうもの。
 結局トータルの所要時間は変わらないのかもしれないけれど。
 しばらく走り、北浜の集落に入ると局。
 県道714号にぶつかる丁字路に面している局でした。
 この局からは伊勢市の訪問となります。
 伊勢市の局を訪問するのはいつぶりでしょうか。

35 15:19 豊浜郵便局 とよはま 三重県伊勢市

 前回の伊勢市の訪問は、調べてみるとけっこう昔。
 2014年12月30日というと、もう7年半前。
 この日は伊勢大世古郵便局のお別れ訪問でした。
 市街地を自転車で回って、近鉄特急で大阪に移動。
 午後の半日は大阪市内を徒歩で訪問するという信じられない旅程。
 この頃は、こういうことをやるだけの体力があったんですね。
 外城田川を渡って、豊浜町の集落に入ります。
 地名の表す通り、海に近い集落に局。
 かつては集配局だったであろう大きめの局舎の局です。

36 15:30 伊勢御薗長屋郵便局 いせみそのながや 三重県伊勢市

 県道511号は宮川の左岸を進みます。
 ラブリバー公園という怪しげな名前の公園に到着。
 犬の名前みたいな公園ですね。
 国道23号へはちょっと面倒な入り方になります。
 ランプをうまく入り、伊勢市街地方面へ。
 そのまま南勢バイパスを進むと局はありました。
 ロードサイド店の多い幹線国道沿いの局。
 2015年3月に開局した、比較的新しい局です。
 引き換えに、御薗長屋簡易局が廃止になっています。

37 15:39 伊勢大湊郵便局 いせおおみなと 三重県伊勢市

 近くには伊勢船江局があります。
 こちらは、先ほどの2014年末に訪問しています。
 そこそこ市街地からも遠くない場所なんですね。
 国道23号から県道748号に入ります。
 海に向かって一気に北上し、宮川河口の「島」に。
 大湊地区は河口の三角州のような場所にある集落です。
 大湊の集落を走る狭い県道を進むと、局は右手に出てきました。
 入り組んだ場所ですが、車でも平気な立地でした。
 そうです、海沿いの集落は、車で行きづらい局が多いです。

38 15:50 伊勢神社郵便局 いせかみやしろ 三重県伊勢市

 来た道を戻って、本土(大湊も本土だけど)に。
 みなと小学校付近から適当に道を走ります。
 このあたりは住宅街が続いています。
 わりと昔から、拡大していた市街地なんでしょう。
 県道201号を進み、陸橋の手前で側道に入ると局。
 勢田川を渡る県道の橋の下にあるので、あまり目立たない立地です。
 車で訪問しやすいという利点はあります。
 局名は「神社」と書いて「かみやしろ」。
 いかにも伊勢市らしい地名だな、と思いました。

39 16:00 伊勢浜郷郵便局 いせはまごう 三重県伊勢市

 国道バイパスに抜けて、勢田川の南側に出ます。
 バイパスに出るのと、通過するのに時間がかかります。
 やはり国道は不便ですね。
 すぐに通町インターを出て、県道102号に。
 インターの交差点が複雑で、待ち時間がかなり長かったです。
 国道本線まで信号待ちの車がつながる勢いです。
 県道を西に進むと局は右手にありました。
 隣の駐車スペースはなかなかくせのある配置でした。
 今後移転して、コンビニ型になるかもしれませんね。

   
せっかく近くまで来たので、伊勢神宮に立ち寄りました。
 伊勢市内の訪問局がつながり、今後の訪問もしやすくなってきました。とはいえ、三重県の訪問率はまだまだ芳しくありません。
 今夜は志摩市の鵜方に宿を取っているので、英虞湾を望む横山展望台を訪問しました。複雑な海岸線を望む展望台。インスタ映えです。
 イオンで買った夜ご飯を食べながら、のんびりと夜を過ごしました。東海三県の天気予報、懐かしいですね。

 

 

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