小浜温泉を出発し、心配された雪もなく無事に雲仙郵便局に向かうことができました。今日は島原半島の東から北へ、反時計回りに。
諫早市の局も初訪問する予定で進んでいきます。諫早で16時に近付くかと思いますが、どこまで行けることやら。
そしてこの予習不足と行き当たりばったりの旅が、悲劇を生むことになるとは、このときまったく思いもしなかったのでした。
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レンタカーは三菱eKワゴン。三菱なのが、長崎らしいですね。
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1 |
09:03 |
雲仙郵便局 |
うんぜん |
長崎県雲仙市 |
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小浜温泉からは国道57号で山を上ります。
国道57号という2桁国道が通っているのは驚きです。
大分から九州を横断して熊本から海上区間を経て島原へ。
おもしろい国道だと思います。
カーブの多い道を進み、雲仙地獄の近くに局はありました。
美術館やホテルなんかがあって、観光地の雰囲気ですね。
9時の開局を待って訪問。
貯金と風景印押印をしてもらいました。
歴史ある局だということが局の趣から感じられます。
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2 |
09:30 |
高野簡易郵便局 |
こうや |
長崎県島原市 |
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雲仙の温泉街を走っていると、観光客の姿も多く。
9時過ぎというと、チェックアウト客も多いでしょう。
観光ホテルのチェックアウトは10時までが多いですからね。
さて、国道389号に入り、山を順調に上っていきます。
トンネルを抜けると下り坂、県道と分かれて百花台公園に。
ここではサッカー少年たちが頑張ろうとしていました。
ナビに従って進んでいくと局に到着しました。
小さな簡易局で、四角い局舎がシンプルでいいですね。
ここからは局の多いエリアです。局数を延ばします。
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3 |
09:41 |
東空閑簡易郵便局 |
ひがしこが |
長崎県島原市 |
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ナビ通りに進んでいくと、昨日の三之沢簡易局に。
昨日訪問しているので素通りします。
やはり郵政公社時代の看板が素敵です。
国道251号を北上していくと、局は左手にありました。
島鉄大三東駅の近くにあり、駐車場は局の向かい側です。
交通量の多い道なので、信号のある横断歩道で渡ります。
さて、大三東駅は日本一海に近い駅といわれています。
日本一海に近い駅は他にもいくつかありますけどね。
31日に乗車した際に、列車の中からその海を眺めました。
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大三東駅は日本一海に近い駅のひとつ。31日に乗車した車内から撮影。
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4 |
09:48 |
有明郵便局 |
ありあけ |
長崎県島原市 |
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国道251号を諫早方面に向かっていきます。
島原より北の区間は、安定して交通量が多いですね。
島原市役所有明庁舎の交差点を左折します。
2006年元日から島原市になった旧有明町のエリアです。
支所にスーパーに、そして郵便局がある地区です。
人の流れもあってまとまった集落ですが、駅はありません。
このあたりに駅があれば利用者も増えないかと素人目には思ってしまいます。
そんな旧町の中心局は大きな局舎です。
しかし集配局ではなく、局舎は持て余していました。
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5 |
09:57 |
南高湯江郵便局 |
なんこうゆえ |
長崎県島原市 |
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細い道からもいけそうな気がしますが、ナビに従います。
地図を読んでいたころは、きっと細い道を選んだろうな。
そんなことを思いながら国道を進んでいきます。
島鉄有明湯江駅付近からわき道に入ります。
駅の看板はあるものの、駅はどこにあるんだろう。
踏切を渡って静かな道を進んでいくと局。
あまり目立たない、集会所のような雰囲気の外観。
ただ、こちらの局には風景印の設置がありました。
設置率の極端に低い島原半島では貴重な設置局です。
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6 |
10:03 |
戸田簡易郵便局 |
とだ |
長崎県島原市 |
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細い道を進んで、湯江川沿いの道に出ました。
さらに橋を渡って、小さな集落を進みます。
民家や畑が点在しているようなところです。
山深くなく、里山があるような場所、いいですよね。
なんだかすごく落ち着きます。
小さな保育園を横目に進んでいくと局。
簡易局らしい雰囲気がこのあたりによく似合います。
貯金後にキャラメルを頂きました。
運転中に美味しく頂き、エネルギー補充しました。
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国道251号に抜け、有明海を眺めながら走ります。
やっぱり海が見えるドライブっていいですよね。
山国育ちの私のような人には特別なことなのです。
島原鉄道多比良駅が左手に見えました。
このあたりが旧国見町の中心地にあたります。
土黒川を渡ると、局は右手にありました。
国道沿いですがコンビニ型局舎なので訪問しやすかったです。
風景印はもちろんサッカーボールを模したもの。
県立国見高校はこのすぐ近くにあります。
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サッカーの町の玄関口、多比良駅に立ち寄りました。硬券入場券が売られていました。
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8 |
10:27 |
金山簡易郵便局 |
かなやま |
長崎県雲仙市 |
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国道389号に入り、国見の中心部に向かいます。
近くに多比良港からは、熊本県の長洲までフェリーがあります。
今日でも1日片道16便、年末年始は19便の運航。
運賃は450円。車両はロッキーの4m未満で2,060円。
意外と安くて便利なんだな、と実感します。
国道をしばらく南下していくと、左手に国見高校。
小嶺監督の生前の功績は、これからも語り継がれるでしょう。
さらに進んで、グリーンロードの先に局。
ヤマザキショップと一緒になった簡易局でした。
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9 |
10:35 |
山ノ上簡易郵便局 |
やまのうえ |
長崎県雲仙市 |
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雲仙グリーンロードに入ります。
この道は、昨夕に小浜温泉へ向かう途中に通りました。
国道57号経由よりも早く着くということだったので。
少し諫早方面に進み、右折して海へ向かう道へ。
集落の中を進んでいくと、商店に併設の局がありました。
向かいには小さなガソリンスタンドがありました。
若いアベックが楽しそうに洗車をしていました。
年末ならではの光景ですね。お幸せに。
ゴム印にはカニのイラストが描かれていました。
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10 |
10:45 |
神代郵便局 |
こうじろ |
長崎県雲仙市 |
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なんでカニのイラストなんだろう。
気になって調べてみると、多比良港で水揚げされるワタリガニ。
それが、たいらガネ、と呼ばれる名物なのだそう。
ワタリガニってタラバガニみたいな豪華さはないけれど、おいしいもんね。
そんなことを考えていたら踏切を渡って国道に。
西に進んで、神代駅付近で集落に入ると局。
神代駅より南下した集落の外れですが、お客さんは数人。
島原街道に沿って、古くから栄えてきた集落なんですね。
ゆっくり散歩したら、きっと楽しい街なんでしょう。
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11 |
10:54 |
瑞穂郵便局 |
みずほ |
長崎県雲仙市 |
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国道251号をしばらく諫早方面に進みます。
線路をオーバーパスすると、旧瑞穂町の中心部。
2005年の雲仙市誕生までは瑞穂町という自治体でした。
西郷駅入口への交差点の先に局はありました。
国道から入り込んだところに局舎があります。
駐車場が広く取られているのは安心ですよね。
こちらの局は現在でも集配局ということで、大きめの局舎です。
国道の車の切れ目がなく、出入りに少し苦労しました。
立地の良し悪しは集客にも影響しそうな気がします。
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12 |
11:08 |
吾妻郵便局 |
あづま |
長崎県雲仙市 |
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国道251号をそのまま諫早方面に進みます。
島原鉄道の線路に沿って進んでいく道です。
列車は1時間に1本ほどなので、出会う確率はかなり低そう。
昔からの島原街道は有明海沿いを進み、国道は少し内陸を行きます。
諫早湾干拓堤防道路を過ぎると、局はありました。
局間距離が長く感じましたね。
局は国道に面していて、駐車がしづらい構造でした。
集配局ではありますが、敷地はかなり手狭だと思います。
いずれ集配廃止などがあれば、建て替えなどもあるでしょうね。
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13 |
11:15 |
吾妻大熊郵便局 |
あづまおおくま |
長崎県雲仙市 |
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さらに国道を進んでいきます。
線路に近い集落の中を、島原街道が走ります。
その街道と国道が合流するところに局はありました。
旧吾妻町の名を冠するあたりは貴重だと思います。
こういう痕跡がないと、歴史は忘れられていきます。
頑丈そうな局舎は小ぢんまりとしていました。
国道に直接面していないことから、車でアプローチしやすかったです。
貯金を済ませ、次の局へと向かいます。
諫早市もだいぶ近付き、車もさらに増えてきました。
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14 |
11:26 |
愛野郵便局 |
あいの |
長崎県雲仙市 |
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国道と並行する島鉄の踏切が鳴っています。
しばらくすると、諫早方面から列車が来ました。
島原港までのんびりと走る島鉄の列車。
黄色い列車はものすごく目立っていますね。
さて、国道の愛野森山バイパスに出ました。
愛野中心部を避けるだけのバイパスなので、車は減りません。
そのまま旧愛野町の中心部に入ると局はありました。
集配局ではなくなっていますが、元集配局だったのでしょう。
この局には風景印が設置されていて、押してもらいました。
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15 |
11:37 |
森山郵便局 |
もりやま |
長崎県諫早市 |
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この先は国道から離れて西に進んでいきました。
少し山を分け入るような道になっています。
ため池などがあり、長閑な景色が広がります。
さて、学校や図書館が集まる場所に局はありました。
有明海からは遠く、市役所支所も離れた場所にあります。
なんでこんなに内陸部にあるんだろう、という気にもなりました。
防災面やここへの所要時間の面などを総合的に考えているんでしょうね。
旧森山町は2005年に合併して諫早市になっています。
それを知らなければ、森山町があったことはわかりませんでした。
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16 |
11:49 |
諫早小野郵便局 |
いさはやおの |
長崎県諫早市 |
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国道57号へと抜けると、バイパス工事真っただ中でした。
島原半島への交通を円滑にするために。
きっと朝夕の渋滞もあるんだろうと思います。
島鉄森山駅はそんな道路の陰になって見えませんでした。
さて、国道57号は片側2車線の広い道になりました。
小野小学校の交差点を左折すると、住宅街の中に局。
目立たない場所ですが、駐車場もきちんと確保されています。
国道沿いだと駐車時に困りそうだし、この立地もよいか。
さて、局名にも諫早が冠せられ、いよいよ市街地です。
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17 |
11:57 |
諫早幸町簡易郵便局 |
いさはやさいわいまち |
長崎県諫早市 |
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2桁国道らしく、車も多い広い道です。
すぐに市街地へと向かう道へと右折します。
この道が以前は国道だったんでしょうかね。
踏切を渡って、橋を渡った先に局はありました。
側道のようになったところに面しているので、訪問しやすかったです。
それにしても郵便貯金の定額貯金の看板。
なんともレトロで懐かしい感じがしますね。
簡易局ならではだなという気がしました。
ここ数年で、こうした看板も見かけなくなっていますね。
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18 |
12:09 |
南諫早郵便局 |
みなみいさはや |
長崎県諫早市 |
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公社時代や郵政省時代の看板。
ごくまれに、地方や山間部で見かけます。
あえて撤去しないところも素敵ですよね。
歴史を語るものとして、ずっと残してほしいです。
さて、諫早市中心部に入りました。
栄町から南下していく通り沿いに局はありました。
なぜか通りの車も多く、局のお客さんも多かったです。
市の中心部から国道に抜けるルート上に位置しているんですね。
それで、交通が集中してしまうのかもしれませんね。
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19 |
12:22 |
諫早平山簡易郵便局 |
いさはやひらやま |
長崎県諫早市 |
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国道57号へはなんとか抜け、西へと進んでいきます。
交通量が多いと、交差点を進むだけでもかなりのタイムロスです。
県立総合運動公園のわきを進み、諫早警察署の交差点に。
国道から平山地区に抜ける道は一方通行でした。
しかし一方通行の向きが不思議な感じです。
さて、南下していくと、セブンイレブンの向かいに局。
広々としたコンビニ駐車場は便利ですね。
貯金をしつつ、コンビニで飲み物を買って休憩としました。
諫早市街地のうち、東側の局を中心に巡ります。
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20 |
12:33 |
諫早永昌郵便局 |
いさはやえいしょう |
長崎県諫早市 |
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諫早警察署付近では、西九州新幹線の高架をくぐります。
いよいよ次の秋に開業か…と実感させられました。
さらに、内村記念アリーナを回り込んで市街地へ。
内村航平の故郷は諫早だったのか!
国道207号を進んでいき、諫早駅付近に局はありました。
古めかしい局舎は、移転改築でもしそうですね。
諫早駅付近の再開発が進んだら、諫早駅前郵便局になったりして。
ふとそんなことも感じさせる雰囲気の局でした。
永昌町という地名も独特な響きで好きです。
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21 |
12:40 |
北諫早郵便局 |
きたいさはや |
長崎県諫早市 |
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国道207号で線路をアンダーパスします。
駅の東側は、表玄関ともいえる雰囲気です。
古めかしいバスターミナルも、駅の東側にありました。
最終日に空港行きのバスに乗りましたが、昭和でしたね。
本明川を渡って、右折、左折としていくと局に着きます。
なんともいえない立地ですが、局舎は古くなく駐車場完備。
北諫早、とはまたざっくりな局名です。
何に対しての北なのか。諫早駅よりは南、諫早市役所よりは北。
やはりざっくりな位置関係ですが、中心部の北西にあります。
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22 |
12:52 |
諫早郵便局 |
いさはや |
長崎県諫早市 |
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諫早の中心部がどこか、という問題。
駅は玄関口できれいですが、市役所はもっと東に。
本明川を隔てた南側に局はありました。
やはり大きな都市の中心局はそこそこに混雑していました。
駐車場にはすんなりと入れたのは幸いです。
貯金と風景印押印は思ったほど時間がかからずに済みました。
昔は30分待ちもざらでしたが、民営化後はそんなことも減ったかな。
サービスがよくなっている、と考えることもできますね。
待ち時間に局舎の写真を向かいから撮影しました。
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23 |
13:00 |
諫早福田簡易郵便局 |
いさはやふくだ |
長崎県諫早市 |
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諫早郵便局前の道を北上していきます。
市街地の目抜き通りとあって、交通量は多め。
古めかしい路線バスも走っていきます。
さらに北に向かうと局のある交差点に出ました。
公式も駐車場はなかったようで、隣のAコープに置かせてもらいます。
農協さんとは商売敵かと思いきや、行き来するお客さんの姿も。
地方では、Aコープもすっかりスーパーの扱いですね。
昨日の有家でもですが、長崎では農協の力が強いのでしょうか。
野菜など新鮮な物が手に入りそうで、Aコープもいいですね。
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24 |
13:08 |
諫早小豆崎簡易郵便局 |
いさはやあずきさき |
長崎県諫早市 |
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東に進む道に入りました。
国道207号長田バイパスの交差点にぶつかります。
急ぐ車はバイパスへ、といっても、バイパスはすぐに終わります。
佐賀方面につながればもっと車も流れるでしょうね。
JR東諌早駅付近の国道沿いに局はありました。
小さな簡易局ですが、局舎はまだ新しそうでした。
小豆崎、とはなんだかおいしそうな名前です。
そういえば、東諌早駅もまもなくJRから切り離されますね。
この区間の不運というか運命を、不憫に感じます。
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25 |
13:17 |
長田郵便局 |
ながた |
長崎県諫早市 |
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国道207号を佐賀方面に進んでいきます。
そういえば、今日のレンタカーも佐賀ナンバーだったな。
佐賀と長崎は隣同士で近いですからね。
JR肥前長田駅前に出ました。
いかにもJRらしい駅名だなと思います。
JRから移管されると、肥前の冠が外されるかもしれませんね。
そんな駅前通りに入るとすぐに局はありました。
駅の規模と比べると局は大きく、集配局でもあります。
郵便局のある側は、集落もなく、寂しい雰囲気です。
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26 |
13:30 |
深海郵便局 |
ふかのみ |
長崎県諫早市 |
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そのまま国道を進むと、バイパスに合流します。
バイパス側が本線の扱いになっていました。
信号待ちは長くなく、すぐに合流できました。
この先は局間距離が開きます。
JRの駅ごとに局が置かれているイメージです。
概ね海沿いを進めばよいので、回りやすいといえばそうですね。
国道に並行する集落の道に入ると局はありました。
こちらも集配局だったと思われる局舎です。
隣の長田が集配局なので、集配は統合されたのでしょう。
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27 |
13:40 |
高来郵便局 |
たかき |
長崎県諫早市 |
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深海局付近には、JR小江駅があります。
しばらくはJR長崎本線と並んで走ります。
特急列車がばんばん走る路線なので、楽しいですよね。
途中でも何度か特急かもめ号と出会いました。
さて、JR湯江駅付近で線路をくぐる県道に入り、駅前へ。
旧高来町の中心部を進んで行くと局はありました。
諫早市役所高来支所の近くでもあり、人の往来が多い場所です。
こちらの局は大きく、お客さんも結構たくさんいました。
集配局で、この辺はかつては集配局が続いていたんですね。
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28 |
13:49 |
長里簡易郵便局 |
ながさと |
長崎県諫早市 |
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国道に復帰し、佐賀方面へと進んでいきます。
一定の交通量がありますが、のんびりとした国道です。
国道41号のような雰囲気がありますね。
高速道路は別のところを走っているところも似ています。
旧小長井町のエリアに入ります。
スイカのバス停を過ぎると、局は左手にありました。
国道沿いであまり目立ちませんが、訪問はしやすかったです。
すぐ近くにJR長里駅があり、駅前集落となっています。
ただその集落はかなり疎らで、静かな場所だと思いました。
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29 |
14:00 |
小長井郵便局 |
こながい |
長崎県諫早市 |
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さらに国道を進むと、今度はメロンのバス停です。
それからトマトのバス停、ミカンのバス停を過ぎるとJR小長井駅。
ちょっとぶつぶつが気持ち悪いイチゴのバス停の先で左折。
入江に沿って進む集落の道沿いに局。
古めかしい局舎ですが、これは本当に古いわけじゃなさそうです。
ここは昔から無集配局だったのでしょうか。
局舎の雰囲気からすると、そうだろうと思います。
この局、駅からも役場からも離れた不思議な場所にあります。
港があるので、このあたりがかつての中心地でしょうか。
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30 |
14:11 |
大浦郵便局 |
おおうら |
佐賀県藤津郡太良町 |
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国道207号に戻って佐賀方面に走ります。
この国道は、佐賀市から長崎県の時津町まで続いています。
概ね、JR長崎本線のルートに沿っている道ですね。
新幹線開通前夜を、この国道も見守ることになります。
北上していくと、いよいよ佐賀県に入りました。
あれ、長崎旅のはずが、なぜか佐賀県に入ってしまう。
JR肥前大浦駅付近の国道沿いに局はありました。
国道に面して駐車場もあるので、これはなかなかスリリング。
車が途切れているタイミングでよかったです。
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31 |
14:25 |
多良郵便局 |
たら |
佐賀県藤津郡太良町 |
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なおもR長崎本線と有明海に沿って進みます。
こういう景色がまさに風光明媚、というんでしょうな。
ああ、JR九州はこの景色を手放してしまうんだな。
もったいないな、と思っていると特急かもめが走っていきます。
もうすぐ新幹線になるかもめ。
有明海を眺められる時間も、もうあと僅かなんだよな。
そんなことを考えていると、太良町中心地の国道沿いに局。
町の名前は太良ですが、局名も駅名も多良を採用しています。
太くても多くても、良いことに変わりはないですからね。
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32 |
14:39 |
七浦郵便局 |
ななうら |
佐賀県鹿島市 |
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付近には海中鳥居や海中道路なるものが。
そういうのってとても気になってしまいます。
調べてみて納得。
焼酎のCMで使われていた場所でしょうか。
(調べてみたら、それは対岸の熊本の海床道路でした)。
飛び出しパラダイスを過ぎると、七浦の集落に抜けます。
国道沿いに局を発見し、車を止めます。
肥前七浦駅近くにあって、局舎の水色も海沿いらしいです。
水色と赤色の親和性がないというかなんというか。
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だんだんと鹿島市街地が近付いてきました。
正直こんなところまで来られるとは思わず。
周辺の局を急遽調べながら進みます。
国道を進み、途中でバイパスから現道に入りました。
肥前浜駅前の道を南下すると局。
この局には風景印が設置されていました。
肥前浜宿ということで、街並みも昔ながらの雰囲気です。
近年観光にも力を入れているような様子でした。
ゆっくりと歩いても楽しい場所かもしれませんね。
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34 |
14:59 |
祐徳神社前郵便局 |
ゆうとくじんじゃまえ |
佐賀県鹿島市 |
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そういえば、肥前山口から肥前飯田までは7駅連続肥前ですね。
西九州新幹線開業で、肥前山口駅の改称が予定されています。
そうなると、6駅連続になってしまうけれど…。
3セクになれば、肥前を外す駅も出てくるでしょうしね。
さて、県道で南下し、国道のバイパスを過ぎると局。
祐徳稲荷神社の目の前にある、その名も祐徳神社前局。
局名に神社が入っているのはなかなか珍しいケースですね。
局舎も和風で、神社前っぽい雰囲気です。
今回は時間の関係で神社には参詣しませんでした。
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35 |
15:09 |
能古見郵便局 |
のごみ |
佐賀県鹿島市 |
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そういえば、祐徳神社前局に気になるポスター。
「それも、#大隈重信」。
お、おお、そうですか…。
しかし調べれば調べるほど、大隈重信は偉大な人でした。
佐賀の出身だったんですね、知りませんでした。
そんなことを考えながら国道207号バイパスを進みます。
不吉な国道444号にぶつかる手前を右折すると局。
駐車場も広々、まだ新しそうな使い勝手の良い局でした。
自治体名が冠せられない点もすっきりしていますね。
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36 |
15:16 |
鹿島泉通郵便局 |
かしまいずみどおり |
佐賀県鹿島市 |
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というのも、能古見のあたりは鹿島市街地の一部です。
ここからは国道444号経由で東に進みます。
ナビに従って県道を回りながら局に到着。
少し大通りから引っ込んでいるので注意が必要です。
このあたりは鹿島市役所にも近い場所。
少し町はずれかな、と思えるようなところです。
それでも局名に「鹿島」が冠せられるようになりました。
鹿島市街地にはそれほど局はありません。
15時を回ったいまからでも、数局訪問できそうです。
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37 |
15:31 |
鹿島郵便局 |
かしま |
佐賀県鹿島市 |
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国道444号を北上し、鹿島市中心部に入りました。
JR肥前鹿島駅付近に市街地が広がっています。
この肥前鹿島駅、現在は特急かもめの停車駅です。
西九州新幹線開業後に、最も寂れるのはこの街でしょうね。
市街地を進んでくと局はありました。
駐車場は局の裏手にあって、少し離れています。
局舎のわきを抜けることができるようになっていました。
お客さんが多く、待ち時間が長く感じられました。
都市の中心局ということで、こういうことは想定の範囲内です。
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38 |
15:42 |
鹿島乙丸郵便局 |
かしまおとまる |
佐賀県鹿島市 |
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肥前鹿島駅の交差点から国道に復帰して北上します。
都市の中心部らしく、人通りも車通りも多いです。
北鹿島小学校の交差点を左折し、変則的な交差点を進みます。
国道207号のバイパスに抜ける手前に局はありました。
周辺の雰囲気は住宅街といった感じで、静かな場所です。
この局での滞在時間は短く、すぐに貯金できました。
鹿島が冠せられている局は泉通と乙丸だけです。
そしてこの局で、鹿島市にある計7局を完訪することができました。
予想外に鹿島市の局まで訪問できてびっくりです。
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39 |
15:52 |
塩田郵便局 |
しおた |
佐賀県嬉野市 |
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もう少し時間があるので、もう1局向かいます。
国道498号に入り、西に進んでいきます。
信号待ちが長く、路線バスも信号待ちしていました。
朝夕の混雑する時間帯などはイライラしそうです。
塩田川を渡ると、塩田郵便局が出てきました。
この付近には、嬉野市役所塩田庁舎がり、2006年までは塩田町役場でした。
小ぢんまりとしていますが、こちらは集配局です。
頑丈そうな局舎と、掲揚ポールが集配局らしいですね。
局を出ると、もう少し時間がありそうなので次に向かいます。
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40 |
15:59 |
五町田郵便局 |
ごちょうだ |
佐賀県嬉野市 |
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県道208号に入り、南に進んでいきます。
このタイミングなので、もう間に合うかはわかりません。
うれしの特別支援学校を過ぎ、鹿島川にそって南へ。
塩田分岐なる、県道41号との交差点に出ると、左折。
すぐに局はありました。
こちらも嬉野市、旧塩田町の局です。
古めかしい局舎は郊外の小さな局といった雰囲気です。
貯金後に、ATMで公共料金支払いをしました。
なんだかんだで、全国ネットワークは強いです。
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西九州新幹線新大村駅建設現場観察。新幹線を得る大村は、空も陸も、長崎県の玄関口の座に君臨します。
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鹿島からは国道444号を走って山を越え、大村へと向かいました。1時間もかからない距離で、反対側の海岸線に抜けることができます。
今夜の宿は大村。長崎空港のある大村は、元気な街でした。これに西九州新幹線が開業すると、高速道路も加えて陸と空の玄関口に。
JR長崎本線の通る東海岸は、もうこれからは斜陽というか、あまり人の往来がなくなる地域になってしまうんでしょうね。
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