2022年秋に西九州新幹線の武雄温泉~長崎が開業すると発表がありました。新しい車両もお披露目され、いよいよといった印象です。
そうなると、並行在来線の一部区間はJRから切り離され、特急かもめ号も運転終了となります。在来線で長崎に行くなら、いましかない。
そんなことで思い立って、長崎への旅を計画しました。今回は往路は鉄道で、復路は空路でとチケットを予約し、旅に備えました。
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★ 12月25日(土)~26日(日)天気:晴れ時々雪 列車で東京から長崎へと移動し、市内を観光しました。 |
25日:綾瀬駅→(地下鉄千代田線)→大手町駅…東京駅→(JR東海道・山陽新幹線)→博多駅→(JR鹿児島本線・長崎本線)→長崎駅
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★ 12月27日(月)天気:晴れ レンタカーで長崎市内を出発。雲仙方面へと進んでいきます。 |
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長崎市中心部でレンタカーを借りました。
心配していた積雪もなく、旅をスタートできそうです。
しばらくは国道34号で東に進んでいきます。
山を越えるバイパスは流れもよく、順調に東海岸に出ます。
国道251号で雲仙方面に進み、途中で海沿いの県道に入ります。
しばらく行くと諫早市に入り、ほどなくして田結局に到着。
9時まで5分ほどの余裕がありました。
駐車場でカーナビの設定などを済ませていたら開局時刻に。
貯金をして次の局へと向かいます。
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2 |
09:15 |
飯盛郵便局 |
いいもり |
長崎県諫早市 |
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長崎県内は全体的に風景印の設置局は少なめです。
簡易局が多いこともあり、スイスイ進むのが九州の特徴。
年末の繁忙期でもあるので、今日は局数は期待できません。
とはいえ、海沿いの景色を楽しみながらのドライブです。
国道を経由して東に進み、県道41号に。
海に向かい南下する道沿いに局はありました。
集配局だったであろう大きな局舎ですが、現在は無集配局。
お客さんは多くなく、すぐに貯金をしてもらうことができました。
局間距離が長く、思うようには進んでいきません。
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国道251号に出るまでの道がなかなかの絶景でした。
海を見下ろす坂道を走っていると、気分も晴れますね。
国道に出ると、交通量は少し多めです。
雲仙方面に進んでいき、有喜の街並みに出ました。
集落内への道を進んでいくと局はありました。
こちらは集配局となっていて、風景印もありました。
やはり大きな局だけあって、お客さんの数も多めでした。
貯金と押印には時間はかからずに局を後にできました。
ただ、駐車場も入れ違いの車がおり、賑やかでした。
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4 |
09:59 |
千々石郵便局 |
ちぢわ |
長崎県雲仙市 |
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国道に戻り、しばらく東に進んでいきます。
地図で見てもなかなかの距離で、局間距離が一気に開きます。
北側の島原鉄道沿いには局はたくさんあるんですけどね。
これは明日のルートを考えて温存しておきます。
島原半島の付け根に差し掛かり、旧千々石町の集落に局。
こちらも集配局で、大きめの局舎にお客さんが多くいました。
ここからが雲仙市となり、雲仙市初訪問となりました。
雲仙市にはその他の用事でも来たことがなく、初上陸です。
そんなわけで、しばらく雲仙市の訪問が続きます。
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5 |
10:08 |
千々石木場簡易郵便局 |
ちぢわこば |
長崎県雲仙市 |
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国道251号に抜け、しばらく南下していきます。
半島を一周することになるので、ゴールはどこになるのか。
長崎半島のように行き止まりではないのがありがたいです。
しばらく国道を進んでいくと右手に局はありました。
商店の跡地のような雰囲気の場所でもあります。
国道の交通量が多いので、少しアプローチしづらいです。
貯金をすると「次は富津ですね?」と言われました。
なるほど、このルートだとお見通しですね。
わりと海岸線に沿って局が続き、訪問しやすい地域です。
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6 |
10:22 |
小浜富津郵便局 |
おばまとみつ |
長崎県雲仙市 |
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国道を海沿いの集落向かい下っていきます。
走りやすい道ですが、途中で片側交互通行の工事をしていました。
長い待ち時間を利用して、カーナビの設定をしました。
意外とカーナビって役に立つんですね。
集落に下り、コンビニの交差点を右折、海沿いの道を進みます。
細い区間がありましたが、しばらく行くと漁港の集落に局。
びっくりするほど細い道沿いに局はありました。
少し手前の広いところに車を置かせてもらって徒歩で訪問しました。
この雰囲気だと、近い将来移転する可能性もありそうですね。
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来た道を戻りますが、築堤のような部分が狭く、離合困難でした。
なんだか鉄道みたいな雰囲気と思っていたら、やはり廃線跡。
雲仙鉄道なる鉄道が、戦前の1938年まで通っていたそう。
いや、それにしてはわかりやすく残っている廃線跡です。
国道に抜け、しばらく走ると湯けむり漂う温泉街に出ました。
これは本物の温泉地だ!とテンションが上がります。
ローソン脇の道を進むと局はあり、駐車場はその手前にありました。
今夜の宿はここ、小浜温泉に取っているので期待が高まります。
郵便局の面する路地すら、湯けむりが風情を感じさせます。
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8 |
10:52 |
山畑簡易郵便局 |
やまはた |
長崎県雲仙市 |
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旧小浜町の中心地を下っていきます。
雲仙の山に向かう国道57号に入り、山を上ります。
途中で雲仙グリーンロードなる道に入りました。
広域農道のような位置付けでしょうか。
山あいを走りやすい道が続いています。
県道30号を右折すると局はありました。
この県道、どういう位置付けなのかやたらトラックが多いです。
さて、古めかしい局舎が印象的な小さな簡易局でした。
ちょうど集配の車が来ていて、作業をしていました。
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9 |
11:04 |
北串山郵便局 |
きたくしやま |
長崎県雲仙市 |
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県道で海沿いの国道へと下っていきます。
走りやすい道な分、勾配やカーブを緩くするために大回りします。
国道251号をしばらく加津佐方面に向かいます。
小浜から加津佐にかけては人口希薄地帯になっています。
小さな集落を縫いながら進み、局に到着しました。
ほぼ国道沿いの局ですが、駐車場がありませんでした。
局前のスペースに車を置いて、急いで局を訪問しました。
とはいえ、他のお客さんも続々、そうしていました。
このあたりは、小浜町になる前は北串山村だったそうです。
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10 |
11:11 |
南串山郵便局 |
みなみくしやま |
長崎県雲仙市 |
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国道251号は、海岸線に沿って進んでいきます。
地図で見る海岸線通り、カーブを描いていきます。
2車線の走りやすい道なので文句はありませんね。
しばらく行くと、まとまった集落に局はありました。
国道沿いで集配局なので、比較的目立っています。
近くには雲仙市役所南串山総合支所がありました。
2005年の合併までは南串山町という自治体だったようです。
そんな自治体があったことは初めて知りました。
平成の大合併を経て、雲仙市誕生からはや16年半です。
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11 |
11:28 |
加津佐郵便局 |
かづさ |
長崎県南島原市 |
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しばらく局間距離が開くので、のんびりドライブです。
海に近いところを走る国道は、洞門も連続しています。
地形の厳しいところなんだろうな、と思います。
ところどころ、国道通行止め時の迂回路の標識がありました。
こういう「備え」はありがたいですよね。
旧加津佐町の街並みに入ると、国道沿いに局はありました。
集配局とは思えない雰囲気ですが、局舎の裏手には集配用の設備があります。
立地の悪さで駐車場が離れたところにありました。
改築時には移転して、利便性が向上するとよいですね。
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12 |
11:37 |
久木山簡易郵便局 |
くぎやま |
長崎県南島原市 |
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さて、加津佐から先は2008年まで鉄道がありました。
島原鉄道もすっかり短くなってしまいました。
現在南島原市には鉄道は通っていません。
さて、国道251号から少しそれてわき道に入ります。
昔からの住宅街のような雰囲気の道を進んでいくと高校がありました。
口加高校、って不思議な名前だな。
調べてみると、口之津と加津佐から一文字ずつ取ったんですね。
高校の近く、住宅街の並びに局はありました。
はす向かいに駐車場が確保されていました。
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13 |
11:45 |
早崎簡易郵便局 |
はやさき |
長崎県南島原市 |
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国道に復帰し、少し口之津方面に。
まあ、ここも旧口之津町のエリアではあるんですが。
すぐに海沿いへと南下する道に入ります。
しばらく道なりに進んでいくと局はありました。
この局は地図で見る限り、島原半島最南端といったところでしょうか。
長崎県最南端は、おそらく2011年訪問の樺島局でしょう。
ん、福江黄島簡易局だったりするのかな。
どちらにしてもこの近辺は海が近く、局が多いエリアです。
のんびりと局を丁寧に拾っていくことにします。
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14 |
11:52 |
仲町簡易郵便局 |
なかまち |
長崎県南島原市 |
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半島の先っぽをぐるっと回りながら北東に。
ここからは北上をしていくことになります。
半島最南端まで半日かからなかったのは意外。
想定よりもハイスピードで進んでいます。
風景印設置局が少ないことが勝因でしょうか。
病院などもある海沿いの集落を進むと、意外な場所に局。
港を望む穏やかな景色に心が和みますね。
春や夏のもっと天気のよい日だと、印象も変わりそうです。
遠くを漁船がのんびりと走っていきました。
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15 |
11:58 |
口之津郵便局 |
くちのつ |
長崎県南島原市 |
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口之津からは対岸の天草にフェリーがあるんですね。
30分船に揺られるだけで天草か。
しかも便数が意外と多い。そして想像よりも安い。
いつか乗ってみたいな、なんて思いました。
国道251号に抜け、少し加津佐方面に戻ると局はありました。
集配局だけど小さめの局舎は、駐車場も微妙なスペース。
国道沿いの局ってやっぱり訪問しづらいな、と思います。
貯金を済ませ、意外にも風景印がないことが判明。
南島原市内には、集配局含めほとんど風景印設置局がないらしい。
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16 |
12:05 |
口之津大屋郵便局 |
くちのつおおや |
長崎県南島原市 |
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口之津港を横目に島原方面に進みます。
やはり港の近辺って賑やかですよね。
活気があって元気になります。
四国でもそんな港にいくつか出会いました。
フェリーが出る港の景色って、全国でも貴重です。
雲仙への国道389号が分かれ、海沿いの251号をそのまま進むと局。
なんだか雰囲気のある建物の1階に局はありました。
局舎の外観的に駐車場が厳しそうですが、広く取られていました。
ゴム印にはイルカのイラストがあり、かわいいです。
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17 |
12:15 |
南有馬吉川簡易郵便局 |
みなみありまよしかわ |
長崎県南島原市 |
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口之津といえばイルカウォッチングなんですね。
イルカウォッチングっていうんだな。
クジラだとホエールウォッチングですよね。
でもイルカだと、ドルフィンウォッチングとはならないのか。
まあいいや。
国道251号をそのまま島原方面に進んでいきます。
途中で集落への道を進んでいくと局はありました。
こちらの局は今年の春に再開したばかりのようです。
局のスペースもまだ新しいような感じがしました。
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18 |
12:27 |
白木野簡易郵便局 |
しらきの |
長崎県南島原市 |
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県道209号なる道に入り、北上しました。
なかなかクセのある道でしたね。
レンタカーが軽四なので難なく進んでいくことができました。
しばらく小高い山を上る山道でした
それほど狭いわけではないですが、対向車がいるとひやっとします。
ただ、ひやっとする場面には出会いませんでしたね。
さらに走ると、白木野の集落に入りました。
アートビレッジなるものがあるあたりに局はありました。
アートとは縁のなさそうな雰囲気ですが、長閑です。
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19 |
12:39 |
南有馬郵便局 |
みなみありま |
長崎県南島原市 |
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雲仙グリーンロード経由で山を下りました。
キリシタン遺産記念館などがありました。
このあたりは、キリスト教との歴史が深い場所。
それは歴史の舞台でもありますね。
先日行った大浦天主堂でも予習していました。
南有馬の市街地に局はありました。
ただ、国道から引っ込んだ場所なので目立たず静かです。
局の駐車場がスルー方式になっていて便利でした。
バックで入庫しなくてよいのは、安全上も素敵な配慮です。
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20 |
12:49 |
北有馬郵便局 |
きたありま |
長崎県南島原市 |
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郵便局の向かいには原城図書館なるものが。
なるほど、島原の乱の原城は、ここにあったのか。
天草四郎と悲しい歴史も、ちょっと思い出してきました。
歴史上の九州って、その表舞台になることが多いですよね。
さて、雲仙グリーンロードに戻り、北東に向かいます。
今度は旧北有馬町の中心部です。
県道30号沿いに局はあり、旧集配局らしい広い局舎でした。
北有馬町時代は海に面していたのでしょうか。
このあたりでは珍しく、内陸部が主体の集落です。
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21 |
12:56 |
西有江竜石簡易郵便局 |
にしありえたついし |
長崎県南島原市 |
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国道251号に出て、島原方面に向かいます。
公式HPではよくわからない場所が表示されます。
カーナビでは正しい位置を案内してくれました。
国道沿いの海側に局はありました。
駐車場も確保されているので、その点は安心でしたね。
局舎や地理的都合から、どうしても洗濯物が写り込んでしまいます。
生活感があるのも簡易局のよさではあるのですが。
調べてみると、10年以上前に移転しているようですね。
地図が示している場所は、かつての局の位置でしょうか。
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22 |
13:05 |
西有家郵便局 |
にしありえ |
長崎県南島原市 |
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国道はずっと右手に海を眺めながら進みます。
国道と海との間に、島原鉄道の廃線跡があります。
そこそこお客さんもいそうなエリアなのに、と思いました。
そこそこ、じゃ成り立たないってこともあるでしょう。
それ以上に、そこそこ、も人が乗らないんだろうね。
国道から右手、市街地に入る道を進み、すぐに右折。
門柱のようなものがある場所は、ちょうど西有家駅があった場所。
そのあたりから南に市街地があり、局もありました。
コンパクトな局ですが、市街地はそこそこ賑やかです。
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23 |
13:15 |
西有家長野簡易郵便局 |
にしありえながの |
長崎県南島原市 |
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旧西有家町は人口8,000人以上だったとか。
町村にしては人口はわりとまとまっています。
それに、南島原市を構成する町の中でもそこそこの規模。
そんなわけで、南島原市役所は、旧西有家町役場に置かれています。
県道47号に入って北上していきます。
しばらく進んでいくと、右手に局はありました。
ヤマザキショップ併設なので、目立っていましたね。
駐車場もきちんとあるので、こういう局は助かります。
貯金を済ませて次の局へと向かいます。
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24 |
13:24 |
西有家見岳簡易郵便局 |
にしありえみたけ |
長崎県南島原市 |
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みんな大好き、雲仙グリーンロードに入ります。
広域農道のような道は、本当に大活躍しますよね。
ちんたらと進まない国道より優秀なのは広域農道。
はい、ここテストに出まーす。
見岳小学校跡付近から南下していくと局はありました。
車を止めようとすると、ネコチャンがゴロゴロ。
こらこら、寄って来てはいけません。
貯金中、局から見ていると、車の匂いをかいでスリスリ。
危ないから車から離れてくださいな。
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25 |
13:34 |
有家郵便局 |
ありえ |
長崎県南島原市 |
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しばらく南に進んでいきます。
旧有家町のエリアに入り、市街地らしくなってきました。
国道ではないのですが、わりと交通量の多い道。
そんな道沿いに局はありました。
大きめの局舎は集配局。
お客さんもわりと多いようで、駐車場が混んでいました。
この南に、有家駅があったようです。
人の流れが多いのは地域の中心である証です。
南島原市の中心は、このあたりだということなんでしょうね。
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26 |
13:49 |
堂崎郵便局 |
どうざき |
長崎県南島原市 |
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国道251号は徐々に島原市に近付きます。
沿道には大型ショッピングセンターがありました。
イオン有家店。
でもちょっとおかしいぞ、なんだこの違和感。
Aコープ?
イオンに農協のスーパーが入ってるって斬新すぎるだろ。
そんなことを思いながら進んでいくと国道の少し内陸側に局。
まだ新しそうな局舎で、使い勝手はよさそうです。
堂崎といえば、サッカーの小嶺監督の故郷ですね。
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27 |
13:57 |
布津郵便局 |
ふつ |
長崎県南島原市 |
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県立国見高校を優勝に導いた監督として有名です。
折しも2022年1月に逝去され、ニュースになりました。
そんな南島原の地を進んでいくと、国道沿いに局。
なんということのない局ですが、旧布津町の中心地です。
民家やお店も多い地区で、国道沿いは賑やかな印象。
南島原市役所の布津支所も近くにあります。
いつの間にか、半島の東海岸になっていました。
南海岸から東海岸になり、北上するようになっています。
もうすぐ、半島の中心地、島原市に突入します。
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28 |
14:08 |
深江郵便局 |
ふかえ |
長崎県南島原市 |
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国道251号をそのまましばらく走っていきます。
島原が近付くにつれ、左手に雲仙普賢岳の山容が見えます。
噴火と大火砕流が発生したのが1991年。
ちょうど30年前に起きた災害を、ニュースで観ていました。
消防団の方なのか、苦しそうに倒れるシーンが忘れられません。
そんな大火砕流の被災地、旧深江町。
島原街道沿いに局はありました。
コンパクトな局舎は、元々集配局ではなかったのでしょうか。
頑丈そうに見える局舎は、火砕流当時からのものでしょうか。
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29 |
14:15 |
末宝簡易郵便局 |
まっぽう |
長崎県南島原市 |
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時刻はまだ14時過ぎ。
16時のリミットまで2時間弱あります。
正直、今日はあまり進まないと思っていたのです。
そこで、山の上の雲仙郵便局をどうするか。
迷いに迷ってやはり計画通り明日のスタート局に。
そうすると、今日は麓の局をどう拾うか。
ここでも迷った挙句、末宝から順番に拾っていくことに。
雲仙方面の国道57号に向かう途中に局はありました。
小さな簡易局ですが、ピンク色がかわいらしい局舎でした。
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30 |
14:21 |
大野木場簡易郵便局 |
おおのこば |
長崎県南島原市 |
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国道57号を東に進んでいきます。
こんなところに幹線国道が通っているとは。
国道57号というのもなかなかおもしろいルートです。
そんな国道を進むと、左手に大野木場小学校。
その先の右手に局はありました。
小さな簡易局ですが、内装はものすごくこだわっています。
お洒落だな、と思いながら貯金を待っていました。
さて、大野木場小学校といえば、火砕流の被災校舎が有名です。
旧位置にある校舎は、被災当時のまま保存されています。
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31 |
14:29 |
瀬野簡易郵便局 |
せの |
長崎県南島原市 |
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国道57号は交通量も多くはありませんでした。
幹線国道とはいえ、この区間の通過者は少ないのか。
途中で右折し、海の方へと向かいます。
国道251号を過ぎ、集落の中を進んでいくと局。
小さな簡易局ですが、静かな集落に合って長閑です。
局を出たところでバスケットボールをつく小学生。
目が合うとすぐに「こんにちは!」と元気な挨拶。
こういう教育がされている地域って、豊かなんだな、と思いました。
地方を旅していて、記憶に残る瞬間です。
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32 |
14:37 |
島原安中郵便局 |
しまばらあんなか |
長崎県島原市 |
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土石流被災家屋保存公園なるものがありました。
雲仙普賢岳噴火の際、火砕流に飲まれた民家が残されているんですね。
こういう災害の痕跡から学ぶこと、大きいです。
水無川を渡って、島原市の中心地が近付きます。
いよいよ島原市の訪問となります。
がまだすロードの島原南IC付近に局はありました。
高規格道路の交差点近くにある局ですが、長閑な雰囲気です。
駐車場が広く、使い勝手のよい局だと思いました。
それにしても、がまだす、とはなんなのか。
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33 |
14:45 |
島原湊町郵便局 |
しまばらみなとまち |
長崎県島原市 |
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「がまだす」は「がんばる」の意味なんですね。
「ずくを出す」と同じような感じでしょうか。
「ずく」自体が、信州を離れてから聞かなくなりましたが…。
国道251号をそのまま島原市街地方面に進みます。
島原港を過ぎ、島鉄の終点、島原港駅付近を通過。
線路の先で左折すると局はありました。
このあたりは後日、乗り鉄の際に歩きましたね。
湊町、の名前の通り、島原港が近い場所です。
島原港からは熊本港までフェリーで渡ることができます。
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34 |
14:52 |
島原郵便局 |
しまばら |
長崎県島原市 |
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島原半島のフェリーネットワークの充実ぶり。
口之津~鬼池、島原~熊本、多比良~長洲航路があります。
大半が海に面した長崎県ならではですよね。
さて、八幡坂通りなる道に入りました。
昔ながらの雰囲気が漂う静かな城下町を進みます。
ごちゃごちゃした昔ながらの市街に局はありました。
年末とあって混雑しているのか、誘導員が立っていました。
ゆうゆう窓口のあるような大きな局では多いですよね。
それでも、滞在時間はそれほどかからず済みました。
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35 |
15:03 |
島原大手郵便局 |
しまばらおおて |
長崎県島原市 |
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国道に復帰したいですが、細い道が多い中心部。
これは城下町あるあるで、松本とか犬山とかもこうですね。
国道に出て、しばらく北上していきます。
市役所なども近い国道沿いに局はありました。
鯉の泳ぐまち、なる場所があるのも気になります。
市街地の観光は、大晦日の金曜日にしました。
なかなか瑞々しくて素敵な街並みだな、と思いました。
大手というだけあって、島原城にも近い場所です。
ただ、所在地は高島と、海に近い場所にあたります。
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36 |
15:16 |
島原江戸町郵便局 |
しまばらえどまち |
長崎県島原市 |
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島原市役所のところから西に向かいます。
島原城もすぐそこで、市街地中心部。
このあたりは道路も整備されています。
走りやすくていいですね、雰囲気も好きです。
武家屋敷近くの細い道を進んでいくと局はありました。
後日武家屋敷の通りを歩きましたが、雰囲気は抜群です。
この局のゴム印には島原城のイラストが入っています。
ただ、ささやかすぎてわかりづらいかな。
「島原城なんです」と局員さんも補足していました。
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37 |
15:22 |
下折橋簡易郵便局 |
しもおりはし |
長崎県島原市 |
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県道58号を西に進んでいきます。
がまだすロードの島原ICに続く道です。
片側2車線という広々な道を進んでいくと、左手に学校。
島原農業高校、となんだか長閑な気持ちになる高校です。
その高校の先に局はありました。
周辺の整備状況に合わせ、局も駐車場が広くて便利です。
この立地なら、直営局になってもおかしくなさそうです。
さて、まだ数局巡ることができそうです。
16時ぎりぎりまで、もう一息粘ってみることにします。
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38 |
15:35 |
杉谷郵便局 |
すぎたに |
長崎県島原市 |
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ナビ頼りで進むと、がまだすロードに入ります。
まさかの高規格道路でワープとは!
無料だからなせる業ですよね。
しかしどう考えてもこのナビは間違っている。
普通に市内の道を走った方が近かったに決まってる。
地図を見てそう確信しました。
現地でもおかしいなーって思っていたんですよね。
しかもなぜか迷子になりながら、局に到着しました。
このあたりが「本町」なのは、なんだか不思議な気がしました。
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県道202号を北上していきます。
交通量もそこそこあって、海沿いの国道を補完しています。
しばらく行って、なぜか細い道に入ります。
県道がそのまま先細りした感じです。
駐車場がないという衝撃はありますが、路肩で何とかなります。
局舎がちょっと高い場所にあるのも、不思議です。
バリアフリーの視点から言うと、今後移転するかも。
ちょっと立地もよくないですしね。
国道沿いにちょうどよい土地があれば移転するでしょう。
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40 |
15:53 |
三之沢簡易郵便局 |
みつのさわ |
長崎県島原市 |
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国道251号を北上していき、しばらく走ります。
このタイミングなので、もう1局というところ。
途中で国道を離れ、細い道を進みます。
民家の間を縫う、細い道を抜けると局。
商店のようになっていて、わかりやすいです。
そして看板のデザインが懐かしいです。
日本郵政公社のマークがこんなところで生きていたか!
ちょっと胸が熱くなる瞬間でした。
民営化からもう何年経ったでしょうか。
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41 |
15:58 |
松尾簡易郵便局 |
まつお |
長崎県島原市 |
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すぐ近くにもう1局あるのが判明しました。
国道に出て、すぐに海側へ向かいます。
島原鉄道の小さな踏切を渡り、左折。
松尾駅近くの住宅街に局はありました。
向かいに駐車場もあるので、これも安心です。
貯金を済ませると、最終ページの残り1行になりました。
閉店間際に申し訳ないのですが、更新をしてもらいました。
これで明日のタイムロスがなくなり、ほっと安心です。
ふう、今日は大きな収穫となりました。
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小浜温泉の宿へ。お客さんも少なく、のんびりと過ごすことができました。
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島原からは、愛野経由で小浜温泉まで向かいました。およそ1時間のロングドライブとなりました。こういうドライブも悪くないですね。
途中で交通事故を3件も目撃したのはびっくりですが、小浜温泉の静かで本格的な湯けむり漂う街並みに癒されました。
おいしい夕ご飯にあったかな温泉。日本の冬にはこれがあればよいのだ、と思える、素敵な時間を過ごさせてもらいました。
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