四国から帰京しましたが、月曜、火曜と休みがあります。この連休を家に籠って過ごすのももったいない、と思い、行ける場所を検索。
すると、それほど遠くない場所に未訪問地域があることがわかり、2日間かけてのんびりとめぐってみることにします。
宮城県から岩手県にかけての海沿いの地域。東日本大震災の被災地でもありますが、徐々に復興が進み、郵便局も再開が増えています。
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須賀川IC~大衡IC 162.1キロ・普通車2,890円
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1 |
09:03 |
大衡村役場前郵便局 |
おおひらむらやくばまえ |
宮城県黒川郡大衡村 |
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日曜日の夕方過ぎに東京を出発しました。
しばらくはのんびりと国道4号を北上します。
このまま下道で行けそうだな、と思いながら福島県へ。
しかし少し眠くなってきました。
そんなわけで、高速に入って安達太良SAで車中泊。
翌朝時間を合わせて大衡ICまで向かい、郵便局に到着です。
こちらは今年の3月に開局したばかりの郵便局です。
長らく直営局のなかった大衡村に誕生した直営局です。
真新しい局舎も、この地域を支えていくことになるでしょう。
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2 |
09:29 |
志田簡易郵便局 |
しだ |
宮城県大崎市 |
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国道4号に入って北に進んでいきます。
途中にはいくつか、昨年の訪問局があります。
しかしその際に訪問しそびれていた局があります。
それが、ちょうど前回訪問時に再開した志田簡易局です。
再開日訪問だと、予習段階では表示されないわけです。
そんなわけで、古川の市街地に入り、局を訪問します。
ただ、今日のルートを考えると、今日訪問でよかったと思います。
もし志田簡易局を訪問済みだと、局間距離が開きますからね。
そんなわけで、大崎市街地を後にして、東に向かいます。
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3 |
09:51 |
美里牛飼郵便局 |
みさとうしかい |
宮城県遠田郡美里町 |
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東北新幹線も乗り入れる、JR古川駅前を通過します。
この区間、新幹線では乗ったことがありません。
そんなことを思いながらしばらく走りました。
国道108号をJR陸羽東線に沿って東へ。
途中の北浦駅前局は訪問済みです。
そのまま向かうと、アップルタウンという商業施設内に局。
こちらは今年4月に本小牛田局から移転改称した局です。
美里町になって初めて「美里」が冠せられた局でもあります。
小さな町の今後が気になる中でのオープンとなりました
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4 |
10:10 |
小里郵便局 |
おさと |
宮城県遠田郡涌谷町 |
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国道をさらに東に進み、涌谷町に入りました。
平成の大合併では協議から離脱し単独の道を選んだ町です。
どの道を選んでも茨の道
大合併の是非はあれど、正解はなかったんですよね。
国道346号を北上し、小里の集落に入ります。
県道29号に入ると局はありました。
元は集配局だったような雰囲気も感じました。
それほど大きな局舎ではないのですが、旗の掲揚ポールがあります。
隣には駐在所。遠田警察署の管轄なんですね。
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5 |
10:17 |
猪岡簡易郵便局 |
いのおか |
宮城県遠田郡涌谷町 |
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なるほど、遠田郡は遠田警察署なのか。
聞きなれないと思ったら、涌谷署と小牛田署の統合新設なんですね。
幻の遠田市が誕生していれば、市域と一致しただろうに。
県道29号を進むと、箟岳白山小学校がありました。
箟岳は「のの岳」と読む難読地名ですね。
JRのの岳駅があるので、なんとなく知っていました。
ののだけ幼稚園付近に局はありました。
小さな簡易局ですが、専業の局舎があります。
貯金を済ませて、遠田郡内は完訪になりました。
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6 |
10:29 |
神取郵便局 |
かんどり |
宮城県石巻市 |
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旧北上川を渡って、旧桃生町のエリアに入ります。
広々とした川は、石巻市街地に注ぎます。
県道21号を進むと局はありました。
小さな集落ですが、民家はしっかりと並んでいます。
隣のお屋敷に敷地が食い込んでいる様子です。
このお屋敷は元々も局長さんのご自宅でしょうかね。
周辺の民家も立派なものが多いです。
昔からの地主さんや農家さんが住んでいるんでしょうね。
こういう大きな家が並ぶ景色、最近は減った気がします。
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土地を切り売りして小さな分譲住宅が建つ。
特に都市部ではそんなことが多くあります。
元々は1軒分だったところに、2軒も3軒も建っちゃうわけです。
広すぎると管理も大変でしょうが、狭くなるのも寂しいですね。
さて、旧北上川を先ほどの橋で渡り、和渕の集落に。
集落の中を進んでいくと局に到着しました。
ここの所在地は和渕ですが、局名の表記は和淵です。
近くにあるJRの駅も和渕駅なので、郵便局が異端でしょう。
この先は石巻市街地に向かって南下していきます。
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8 |
10:52 |
鹿又郵便局 |
かのまた |
宮城県石巻市 |
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旧北上川に沿って南下していきます。
JR佳景山駅なる駅に出ました。
佳景山、と書いて、かけやま、と読みます。
所在地は欠山という場所なので、それが由来でしょうか。
先ほどの和渕駅からも近いですが、あちらあ気仙沼線、こちらは石巻線です。
また川沿いを走っていくと、県道191号沿いに局。
近くにはJR鹿又駅と県立の石巻北高校もあり、まとまった集落です。
列車は通学需要もあるんでしょうね。
この先はしばらく石巻市街地の局になります。
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9 |
11:04 |
浜江場簡易郵便局 |
はまえば |
宮城県石巻市 |
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ナビ通りに進んで、国道108号に出ます。
交通量もいよいよ増えてきました。
石巻の市街地はすぐそこといった感じです。
国道に出るとすぐに局はありました。
信号交差点のところに局はありました。
簡易局ではありますが、お客さんが入れ替わりで多かったです。
立地的にも利用しやすいのかもしれないですね。
貯金を済ませて局を後にします。
国道に入って南東に進んでいきました。
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10 |
11:13 |
石巻のぞみ野郵便局 |
いしのまきのぞみの |
宮城県石巻市 |
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国道は道幅が広がり、交通量もさらに増えます。
三陸道のインターも近く、活気が出てきましたね。
南下する道に入り、さらにわき道に入ると局。
この局は、東日本大震災で被災した石巻門脇局の移転改称局です。
2017年に新市街地のこの地に移転してきました。
2016年には南に、JR石巻あゆみ野駅も開業しています。
局は災害公営住宅から発展した復興ニュータウンの一角にあります。
新しい局だけあって、駐車場も局内も広々としています。
それでもお客さんが多いのは、地域の活性化の証拠でしょう。
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11 |
11:23 |
蛇田郵便局 |
へびた |
宮城県石巻市 |
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イオンモール石巻が見えてきました。
この店舗は東日本大震災前にオープンしています。
東北地方にも着々とイオンが増えていますね。
やっぱり便利だから、旅先でも寄ってしまいます。
さて、イオンの横を通過し、国道108号を進むと局はありました。
JR蛇田駅から北に離れた場所ですが、ここも市街地です。
古めかしい局舎ですが、屋根の形状など、東北らしいですね。
イオンモール内に移転してもおかしくないと思っていました。
ただ、近くに先ほどののぞみ野局が開局したので、移転はないか。
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12 |
11:34 |
石巻大街道郵便局 |
いしのまきおおかいどう |
宮城県石巻市 |
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牧山道路から北上運河沿いの道に出ます。
JR仙石線の線路をアンダーパスしました。
そのまま国道398号に出て左折。
この国道沿いに局はありました。
所在地も、大街道北、となっています。
大街道小学校もあるあたり、この不思議な地名は昔からなんでしょうね。
この国道が、ここでいう大街道にあたるんでしょうか。
わりとお客さんが多く、ATMも数人待っていました。
窓口利用のお客さんもいて、賑やかな場所でした。
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13 |
11:47 |
石巻双葉町郵便局 |
いしのまきふたばちょう |
宮城県石巻市 |
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その国道398号は、東に向かって渋滞しています。
なんでもない平日の昼間にこの渋滞です。
これが普段からだとすると、大丈夫かなと思ってしまいます。
ここより南は、津波の東が大きかった地域。
石巻門脇郵便局は、先ほどののぞみ野局に移転改称しました。
さて、国道をしばらく渋滞にはまりながら進みます。
渋滞の先頭、双葉町交差点を過ぎたところに局。
局の周辺も静かな住宅街になりました。
もう少し道路事情が改善することを願っています。
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14 |
11:56 |
石巻山下郵便局 |
いしのまきやました |
宮城県石巻市 |
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そんな双葉町交差点から国道398号に復帰。
中途半端に右折する形になり、すごく走りづらいです。
これから整備されていくのでしょうね。
石巻市街地は震災以前から道路事情はよくなかったのでしょう。
さて、国道を北東に進んでいくと局はありました。
隣にファミリーマートもあり、駐車場には困らなさそうです。
貯金と風景印押印を済ませて局を出ます。
しかし、石巻市内の局の風景印押印の上手さ。
どこの局でも研修があるのでしょうか、とても上手です。
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15 |
12:09 |
石巻郵便局 |
いしのまき |
宮城県石巻市 |
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風景印については、石ノ森章太郎氏のキャラクターが描かれます。
それゆえに、押印機会も多いのかもしれません。
ただ単純に押し慣れているというより、きれいに押したい思いがあるのでしょう。
そんな局員さんたちの気持ちが伝わって来てうれしいです。
しかも日付も更植されているので、時間がかからないのも素敵です。
さて、また渋滞に巻き込まれながら北へ。
踏切を渡って北上していくと局はありました。
もちろん集配局で、ゆうゆう窓口もある大きな局。
それでも、待ち時間は短く、すぐに出発できました。
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16 |
12:17 |
石巻水明郵便局 |
いしのまきすいめい |
宮城県石巻市 |
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牧山道路に入って東に進んでいきます。
この道はかつては有料道路だったそうです。
途中で左折すると局はありました。
旧北上川が蛇行する場所にある集落です。
静かな住宅街ですが、新しい民家も散見されます。
局の隣にも空き地があり、分譲中でしょうか。
もしかしたら、地震の被害を受けた地域かもしれません。
郊外の住宅地にある局はそれなりに需要がありそうです。
お客さんも入れ替わりで局を利用していました。
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17 |
12:29 |
石巻旭町郵便局 |
いしのまきあさひちょう |
宮城県石巻市 |
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牧山道路を横断して西に進みます。
一方通行の道を進みますが、このあたりから市街地の雰囲気。
県道に出ると、バスの営業所がありました。
名鉄バスみたいなミヤコーバスが何台かいました。
そりゃそうだ、ミヤコーバスは宮城交通の子会社で、宮城交通は名鉄グループ。
こんなところで地元と繋がっているのはうれしいですね。
JR石巻線の踏切を渡って南下すると局はありました。
住宅密集地の小さな局でした。
民家より一回り小さく、かわいらしい局舎でした。
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18 |
12:35 |
石巻立町郵便局 |
いしのまきたちまち |
宮城県石巻市 |
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JR石巻駅前に出ました。
JR仙石線と石巻線が乗り入れるターミナルです。
駅舎も素敵ですが、発車メロディも有名ですね。
あれ聞くと泣いちゃうんだよな…。
駅から南下した突き当たりを左折すると局。
こちらもちびっこ局舎がかわいらしいですね。
石巻駅から一番近い局。
駅前の商業施設に市役所も移転し、いまではイオンも入居。
そう考えると、そのあたりに局があってもよいと思います。
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19 |
12:44 |
石巻中央一郵便局 |
いしのまきちゅうおういち |
宮城県石巻市 |
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国道398号を経由して東に向かいます。
旧北上川に近い商店街の交差点に出ました。
アイトピア通りに出て南下していくと局はありました。
このあたりは中心市街地ということでしょう。
商店街もありますが、震災後に建てられただろう建物も多いです。
集合住宅、マンションのような建築物も多いです。
局舎はコンビニ型の四角いもの。
駐車場も確保されていて、使い勝手のよい局舎です。
中央一丁目というには、少し寂しい市街地です。
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20 |
12:54 |
石巻湊郵便局 |
いしのまきみなと |
宮城県石巻市 |
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国道に戻って旧北上川を渡ります。
市街地にこんなにでかい川が流れているとは。
そして、震災後の架橋だろうこの橋を渡ります。
道なりに進んでいくと国道沿いに局はありました。
このあたりも、いまだに整備中、工事中といった感じ。
局舎もコンビニ型、というか元々コンビニってことはないか。
被災して仮局舎から移転してきたのが2017年。
それからもう4年の月日が経っています。
震災から10年。復興の歩みは確実だと信じています。
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21 |
13:00 |
伊原津簡易郵便局 |
いばらつ |
宮城県石巻市 |
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国道398号を女川方面に向かいます。
交通量が意外と多く、渋滞箇所もあります。
石巻から女川は往来のある地域だったんですね。
しばらく走ると、国道のわき道の入口に局。
昔ながらの簡易局、といった雰囲気があります。
海からも近いですが、震災後の津波の被害はいかほどだったのか。
東の鹿妻地区も津波被害が大きかった地区です。
石巻鹿妻郵便局は一時閉鎖のまま。
また復興が進み、局が再開することを願っています。
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22 |
13:14 |
渡波郵便局 |
わたのは |
宮城県石巻市 |
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国道を女川方面に向かっていきます。
渡波の市街地に入ります。
このあたりはJR石巻線が大きく南に迂回している場所。
大きな集落が形成されています。
イオンスーパーセンターもあり、人が多い場所です。
国道からわき道に入ると局はありました。
集配局で大きな局舎ですが、お客さんの数もかなり多いです。
中でも外国人のお客さんがものすごく多かったです。
意外な場所で国際化が進んでいたのにはびっくりです。
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歴史を感じさせるJR渡波駅。
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23 |
13:38 |
女川郵便局 |
おながわ |
宮城県牡鹿郡女川町 |
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国道をそのまま女川方面に向かっていきます。
JR石巻線に沿ったこの区間。
万石浦は内湾ではありますが、津波の被害があった場所。
このあたりの震災時の被害は、歴史が語る通り。
女川の市街地に入りますが、すべてが新しい街並み。
新しい病院に学校に駅に役場。
そんな中心地の新市街地に局はありました。
内陸への移転後も、集配局として建てられています。
新しく機能的ながらも大きめの局舎が街を見守ります。
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JR女川駅前は賑やかになりました。
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24 |
14:16 |
雄勝郵便局 |
おがつ |
宮城県石巻市 |
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女川町内で現在営業しているのは、女川局のみ。
ほかに2局の簡易局がありますが、どちらも閉鎖中。
離島に位置しているので、再開後に訪問したいところです。
そうなると、津波被害の大きかった海沿いを進むのみ。
国道398号は人家の少ない海岸線沿いを進みます。
このあたりは道路の改良工事が進んでいるようでした。
津波で何もなくなった雄勝地区に入ると、局はありました。
民家はほとんどありませんが、今年開所の雄勝総合支所の中に局。
被災前の街並みがわからないほど、静かな集落です。
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25 |
14:40 |
北上郵便局 |
きたかみ |
宮城県石巻市 |
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国道に戻って北に進んでいきます。
津波はことごとく街を飲み込みました。
旧大川小学校を遠くに見ながら、北上川を渡ります。
何もない、この景色だけが、あの日を語っています。
なんでだろう、涙が出そうな気持ちになります。
北上町のエリアに入り、学校などの集まる高台に。
市役所の北上総合支所の中に局はありました。
こちらも2020年に移転してきたばかりの真新しい局舎。
これから、ここに生活が戻ることを願わずにはいられません。
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26 |
14:49 |
橋浦郵便局 |
はしうら |
宮城県石巻市 |
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北上川に沿って西に進んでいきます。
この区間は津波が川を遡って来たエリアです。
その川の土手を、国道と県道で進んでいきます。
こんな平和な景色のどこに、そんな悪夢があるんだろう。
震災から11年。折しも地震発生時刻です。
橋浦の集落に下り、集落内を進んでいくと局。
民家からテレビの音が聞こえるくらい静かな場所です。
ここにも暮らしがあり、命があるということ。
そんな当たり前に、ふと、ほっとさせられました。
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27 |
15:03 |
河北郵便局 |
かほく |
宮城県石巻市 |
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再び北上川沿いの県道に進みます。
交通量はそれほど多くなく、速度も出がち。
ただ、知らない街。
今日は特にゆっくりと走っていきます。
旧河北町の中心地に入り、局を見付けました。
石巻市の河北総合支所も近く、市街地の中心にあります。
集配局でもあり、大きめの局舎でした。
この局では、お客さんも数人いて、賑やかでした。
内陸部の局の周辺は、古くからの街並みがあります。
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28 |
15:23 |
樫崎郵便局 |
かしざき |
宮城県石巻市 |
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北上川を渡って、今度は北に向かっていきます。
三陸道経由でも行けそうでしたが、県道を走ります。
下道でも所要時間は大して変わらないんですよね。
県道30号から集落に入ると局はありました。
旧桃生町のエリアですが、こちらは静かな農村集落といった雰囲気。
ただ、すぐ近くに三陸道の桃生豊里インターがあります。
その点、ものすごく田舎、という感じでもないですね。
貯金はすぐに済み、局を後にします。
15時半前ということで、あと数局の訪問になります。
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29 |
15:31 |
桃生郵便局 |
ものう |
宮城県石巻市 |
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県道30号を西に進んでいきました。
基本的に田んぼが多く、米どころですね。
東北の町はずれは、だいたいこんな雰囲気の場所が多いです。
さて、旧桃生町の中心部に入りました。
桃生総合支所から北に向かった場所に局はありました。
局舎前に出っ張った屋根が印象的な局舎です。
こちらも集配局ということで、局舎は大きめです。
町の中心部ではあるのですが、商店などはなく静かな感じ。
北の旧豊里町と市街地は連続していた様子です。
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30 |
15:43 |
陸前豊里郵便局 |
りくぜんとよさと |
宮城県登米市 |
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南に向かえば午前中に訪問した神取局です。
今日は残りの時間で少し北上します。
県道21号を進み、旧北上川を渡ります。
ちょうど橋が工事中で、しばらく待たされました。
JR気仙沼線の線路をくぐった先に局はありました。
桃生と比べて栄えて感じるのは、やはり駅があるからでしょうか。
この区間の開通は1968年と、わりと新しいんですね。
ただ、2駅先の柳津駅から先はBRTに転換されています。
鉄道とバスでは、やはりいろいろと勝手は違うのでしょうか。
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31 |
15:59 |
津山郵便局 |
つやま |
宮城県登米市 |
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JR気仙沼線に沿って東に進んでいきます。
旧北上川に沿った区間ですが、この区間は鉄道で残されています。
柳津駅手前の鉄橋はかなり立派でした。
列車が走る姿を見てみたかったです。
南側を迂回して川を渡り、旧津山町の中心地に入りました。
ちょうど旧北上川が北上川から分かれるあたりに局。
集配局らしい立派な局舎がありました。
こちらは登米市の津山総合支所も近く、市街地に位置します。
JR柳津駅が近く、いまではBRTとの乗換駅です。
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志津川のスーパーでおいしい東北の味覚を調達。
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東日本大震災から10年が経って、やっとその被災地のひとつである石巻市などを訪問することができました。これは長年の念願叶ってです。
復興への道のりはまだ半ば。新しい街並みに生まれ変わった場所もあれば、震災後に住民がいなくなった地区も見受けられました。
でも確かに、そこに郵便局が再開され、公共サービスが戻り、と、一歩一歩復興への歩みが感じられる、そんな夏の1日を過ごしました。
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