旅の後半戦がスタートしました。祝日の関係で火曜日スタートなので、郵便局を訪問できるのは残り4日ということになります。
今日は、2008年に訪問した足摺岬付近から西に進み、海沿いを愛媛県方面に抜けるルートを採用。
高知県とは昼過ぎにお別れとなる予定です。長かった高知県滞在最終日。しっかりと楽しませてもらいます。
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前日に訪れた足摺岬。四国は海が近い。故に、四国には猫が多い。
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09:03 |
津呂簡易郵便局 |
つろ |
高知県土佐清水市 |
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足摺岬近辺は、素朴な景色が多く残されています。
海を臨む絶景もあり、漁村の趣もあり。
室戸岬側とはまた違った海の力強さを感じさせられます。
さて、今日のスタートは足摺岬近くの津呂簡易局。
2008年2月13日訪問時は、機器点検で貯金できませんでした。
局の方とは、この13年間の人生の機微について話していました。
10年ひと昔と言うけれど、13年経てば人も社会も変わる。
そんなことを実感せずにはいられませんでした。
温かく見送られ、清々しい気持ちでスタートを切れました。
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09:15 |
土佐清水グリーンハイツ簡易郵便局 |
とさしみずぐりーんはいつ |
高知県土佐清水市 |
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海沿いを北に進んでいきます。
東海岸の景色は、明るくて陽気な感じですね。
途中、窪津の集落に局はありますが、こちらは訪問済み。
グリーンハイツというニュータウンに入ります。
ささやかな団地の中を進んでいくと局。
こちらは2009年に移転を経て、浦尻簡易局より改称。
「とにかく局名が長すぎて」と受託者の局長さん。
2008年当時の訪問史にも登場した方なんだろうな、きっと。
写真撮影時にふと「局名の看板は、再利用かな」と。
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おわかりいただけただろうか。(左:2021年8月、右:2008年2月)
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3 |
09:29 |
養老簡易郵便局 |
ようろう |
高知県土佐清水市 |
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グリーンハイツは、住所もグリーンハイツなんですね。
さて、唐船島のところから県道27号に入ります。
土佐清水市街地に入る手前に、スーパーマーケットがありました。
この規模の商店は、土佐清水では貴重です。
観光客らしき姿も多く見かけました。
訪問済みの市街地は通過して、国道321号を西へ。
しばらく走っていくと、局は右手にありました。
ジョン万次郎資料館の近くにあり、国道に面しています。
万次郎の歴史は、最近初めてテレビで知りました。
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4 |
09:39 |
土佐清水上野簡易郵便局 |
とさしみずうえの |
高知県土佐清水市 |
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たまたま先日、テレビ東京で特集していました。
出川さんの充電旅で、この地域を旅していました。
サニーロードなる道を走っていきます。
国道321号だから、サニイ、かな。
航空自衛隊土佐清水分屯基地のところから北上します。
のんびりと進み、集落への道に入ると局。
局といっても集会所のような建物の入口にあります。
そういう立地だと駐車場も広く、助かりますね。
この先は、また海沿いに戻って訪問を続けます。
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5 |
09:49 |
三崎郵便局 |
みさき |
高知県土佐清水市 |
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国道321号サニーロードを西に走ります。
左手にずっと海。
この旅のスタートから、それは変わりません。
四国時計回りの醍醐味ですね。
しばらく走ると三崎の集落に入ります。
道の駅あり、商店ありと、まとまった集落といった印象です。
やがて右手に局が出てきました。
元は集配局のようですが、駐車スペースは手狭。
国道に車を置くしかないということにもなっていました。
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6 |
09:57 |
下川口郵便局 |
しもかわぐち |
高知県土佐清水市 |
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海岸沿いを走ると、竜串海岸に出ます。
海水浴こそできないものの、海が売りの地域。
海底館には、昔家族旅行できたことがあります。
きっと、普段の夏は、観光客がいっぱいでしょう。
空いた海岸線沿いの国道を走り、県道28号に入ると局はありました。
宗呂川沿いの県道に面しています。
こちらも集配局の雰囲気はありますが、現在は無集配。
貯金を済ませて局を後にしました。
内陸に局があるので、そのまま県道を進みます。
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7 |
10:05 |
宗呂簡易郵便局 |
そおろ |
高知県土佐清水市 |
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宗呂川に沿って県道28号を進みます。
主要地方道なのには意味があって、土佐清水と宿毛の短絡路。
ときどき車が走っていきます。
川を渡って宗呂の集落に入ると局はありました。
集落の中ほど、また集会所のような場所です。
入口から中を覗くと、武道場のようになっています。
剣道教室とかできそうですが、子供はいないか。
公式HPでは「そおろ」となっています。
「そうろ」で宗呂と変換されるので、どちらが正しいか。
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8 |
10:18 |
土佐清水貝川郵便局 |
とさしみずかいのかわ |
高知県土佐清水市 |
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国道へ戻るには来た道を進むしかありません。
また下川口局の前を通ります。
このタイムロスは嫌いなんですが、仕方ない。
ロスというほどの距離はないのでよしとしましょう。
長いトンネルや橋で海岸線を一気に進みます。
あっという間に貝ノ川の集落です。
国道沿い、トンネルへの上り坂の途中に局。
地名は貝ノ川ですが、局名は貝川となっています。
こういう違いは、ときどきありますね。
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9 |
10:23 |
土佐清水大津簡易郵便局 |
とさしみずおおつ |
高知県土佐清水市 |
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国道をそのまま西に進みます。
トンネルをくぐるとすぐに大津の集落。
海沿いの橋を渡らず、旧道に入りたいですが、通行止め。
橋を渡ってから右折して、集落を進みます。
小川を渡った先、崖上に局はありました。
崖ってほどではないけれど、少し高台になった場所です。
車は坂の麓に置いて、歩いて訪問しました。
途中にトカゲ?がいて、長閑な雰囲気でした。
頑丈そうな局舎が、いかにも高知らしいと思いました。
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10 |
10:31 |
小才角簡易郵便局 |
こさいつの |
高知県幡多郡大月町 |
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この国道はよく整備されていますね。
トンネルと橋の連続で、走りやすい道です。
お遍路さんにとっては歩きづらそうです。
このあたりはお遍路道からは外れているのかな。
トンネルを抜けて、幡多郡大月町に入りました。
人生で初めて足を踏み入れる自治体です。
川を渡って集落に入ると局はありました。
局の前に車を置けそうになかったので、手前の橋の近くに置きます。
このあたりの海沿いの集落は、静かでよいですね。
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11 |
10:43 |
月灘郵便局 |
つきなだ |
高知県幡多郡大月町 |
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国道321号を宿毛方面に向かっていきます。
やがて海から離れ、北上し始めます。
しばらく進んでいくと局は右手にありました。
わき道に面しているので、訪問しやすかったです。
月灘、とはいかにも海沿いっぽいですが、海は見えません。
ましてこの局の所在地は、才角、という地名です。
局名の由来も気になってしまいますね。
まだ新しそうな局舎は、瓦屋根が輝いています。
入口の屋根が張り出し、雨の日も助かります。
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12 |
10:54 |
姫ノ井郵便局 |
ひめのい |
高知県幡多郡大月町 |
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国道321号で、内陸を進んでいきます。
峠越えとかの道ではなく、走りやすい道です。
山深くないのが助かりますね。
しばらく行くと集落に入りました。
進行方向左手に局が出てきました。
姫ノ井局というのもなんだか風流な名前だと思います。
旗の掲揚ポールもあり、以前は集配局だったのでしょうか。
何となくそれっぽい雰囲気はありますね。
この先は行ったり来たりで局を拾っていきます。
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13 |
11:02 |
春遠簡易郵便局 |
はるどう |
高知県幡多郡大月町 |
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国道から東に入る道を進みます。
地図で見ると白い道ですが、走りやすい道。
2車線の、きちんと整備されて道が続きます。
春遠川を渡って、県道352号にぶつかると局。
山あいの小さな集落といった風情です。
海に近いはずなのに、それを感じさせない雰囲気があります。
さて、局名は春遠、と書いて「はるどう」とあります。
ただ、はるどお、でしか変換されません。
それを考えると、公式HPの誤植なのかもしれません。
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14 |
11:13 |
西泊郵便局 |
にしとまり |
高知県幡多郡大月町 |
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来た道を戻り、国道321号へ。
さらに姫ノ井局付近まで戻って、右折します。
海岸線へと続く道を進み、やがて視界が開けます。
集落への細い道を進んでいくと局はありました。
とても細い道沿いで、駐車スペースこそ何とかなるレベル。
この立地でこの局だと、ちょっと不便なのかな、と思いました。
局を後にして、Uターンを試みますが、道が狭すぎます。
局員さんが出てきて「この先抜けられますよ」と教えてくださいました。
ちょっとした親切に救われました。ありがとうございました。
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15 |
11:28 |
頭集簡易郵便局 |
かしらつどい |
高知県幡多郡大月町 |
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海沿いの道をしばらく北へ進んでいきます。
海水浴場やキャンプ場が多く、素敵な場所です。
普通の夏なら、人出も多い場所でしょう。
今年は当然、海水浴も禁止ですから、静かな海岸です。
県道43号にぶつかり、頭集川沿いを西に進みます。
やがて左手に局が出てきました。
頭集、というのもおもしろい地名だと思います。
村人が寄り合って話し合う集会所みたいなのを思い浮かべました。
昔ながらの人のつながりを感じさせる地名です。
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16 |
11:35 |
古満目郵便局 |
こまめ |
高知県幡多郡大月町 |
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漁港に面した集落に出ました。
海沿いに左折すると、静かな道です。
少し走ると局はありました。
海沿いの小さな局ですが、局舎はまだ新しそうです。
地名とはいえ、古満目、というのはおもしろい響きです。
小まめ、というと、気が利くようなプラスの言葉です。
日々の暮らしの中で、小まめに動ける人でありたいものです。
さて、海沿いの局の訪問は続きます。
このあたりの海は、本当に美しいな、と思いました。
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17 |
11:51 |
柏島郵便局 |
かしわじま |
高知県幡多郡大月町 |
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県道43号に戻って西に進んでいきます。
長いトンネルを抜けると、眼下に柏島を望みます。
とにかく「いい景色だ」と叫びたくなる場所です。
高度を下げて島に入ると、たくさんの観光客。
臨時の海水浴場の駐車場まであって、賑やかな場所です。
ここでは治外法権なのか、マスクをしている人はほぼいません。
同じ日本でも、別世界があったことに驚きました。
観光客のあまり来なさそうなところに局。
局舎は最近建て替えられたのか、よく見る四角い建物でした。
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こんな場所をゆっくりと歩いたら気持ちよいだろうな。
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18 |
12:09 |
安満地簡易郵便局 |
あまじ |
高知県幡多郡大月町 |
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そういえば、先述の充電旅でも、柏島が起点でした。
高知県内はもとより、西日本では有名な場所んでしょうか。
東京に住んでいると、全く知らなかった場所です。
途中で左折して、安満地の集落に入ります。
こちらも、THE漁村、といった風情です。
海沿いの細い道を行くと、漁協の建物に局。
ただし、局の入口は漁協とは反対の、裏手の路地に面しています。
貯金をお願いすると、機器不調で不安がよぎりました。
ただ、すぐに復旧して、貯金できたのは幸いです。
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19 |
12:24 |
橘浦郵便局 |
たちばなうら |
高知県幡多郡大月町 |
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安満地から北上する県道357号は、なかなかの道でした。
眼下に海を眺められるのは素晴らしいです。
ただ、細い道がくねくねと続くのは疲れます。
この先、こんな感じの道が多かったんですよね。
というか、これまでもそんな道が多かったんだけども。
漁港近くの集落の道を進むと局はありました。
駐車場がなく、海沿いの広い場所に車を置きました。
こちらは、郵便局窓口営業時間の短縮が試行されています。
郵便窓口が午後4時までと、1時間短縮されているようです。
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20 |
12:46 |
大月郵便局 |
おおつき |
高知県幡多郡大月町 |
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昼時間帯の営業休止局じゃなくてよかった。
そんな局が全国的に増えたら、大変なことです。
今後の郵便局営業時間の推移を見守りたいと思います。
さて、県道357号をまたくねくねと北上してきます。
さらに内陸へ抜ける道に入り、国道321号に出ました。
大月町役場などもある国道沿いに局。
広い大月町の中心局で、集配局でもあります。
時間帯的なものか、お客さんはわりといました。
大月町は郵便局数が多いですが、今日はここで最終です。
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21 |
13:00 |
小筑紫郵便局 |
こづくし |
高知県宿毛市 |
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大月町には11局の郵便局がありますが、完訪です。
離島の局がなかったので、すんなりと訪問できました。
さて、ここからは宿毛市の局を訪問します。
宿毛市へは、2008年にも平田局のみ訪問しています。
今回は残り10局を!と言いたいところですが、離島に2局。
行程の都合上、本土にある局のみを訪問します。
国道321号をしばらく走り、宿毛市に入ったところで局。
国道沿いにあり、見通しの悪い場所に立地。
訪問時には事故に遭わないよう注意が必要です。
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22 |
13:17 |
宿毛郵便局 |
すくも |
高知県宿毛市 |
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国道をそのまま北に進んでいくと、川を渡って市街地に。
宿毛市街地はまとまった街並みです。
商業施設も民家も、ほどよく密集している感じ。
1997年に開業した土佐くろしお鉄道の線路が頭上を跨ぎます。
宿毛市の昔からの市街地に入ると局はありました。
大きな局舎はもちろん集配局ですが、ゆうゆう窓口はありません。
このあたりだと、土佐中村局まで行かないといけないんですね。
貯金と風景印押印は短時間で済みました。
車に乗り込んで、すぐに次の局へと向かいます。
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23 |
13:22 |
宿毛幸郵便局 |
すくもさいわい |
高知県宿毛市 |
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宿毛市街地から宿毛駅方面に向かいます。
昔からの宿毛市街地は、東宿毛駅の方が最寄りです。
終点宿毛駅は、町はずれに開業したということですね。
開業が1997年なので、それは納得ができます。
それでも宿毛駅近辺は、市街地化が進んでいますね。
スーパーマーケットなどが並ぶ道を進んでいくと局はありました。
立地の良さからか、お客さんの数が多めでした。
それこそ、宿毛駅近辺に局がないので、そのあたりからも最寄りです。
今後、市街地の広がり方によっては、駅付近に局ができたり?
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24 |
13:31 |
片島郵便局 |
かたしま |
高知県宿毛市 |
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県道354号片島港線に入りました。
この先には宿毛港フェリー乗り場があります。
宿毛フェリーとして九州の佐伯とを結んでいたようです。
2018年秋以降運航を休止しているらしい。
昨今の需要増加の波に乗れるとよいですが、それも状況は変わったか。
地形から考えて、かつては離島だったのでしょうか。
片島郵便局は集落の中に位置していました。
ここ片島へは、沖の島訪問のためにまた来ることでしょう。
離島の訪問は、いつになるかわかりませんが…。
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25 |
13:38 |
宿毛西町郵便局 |
すくもにしまち |
高知県宿毛市 |
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この先はまた「鉄道空白地帯」を進みます。
国鉄時代に宿毛から宇和島への計画はありました。
でもいまは、まあ、潰えたと言えばいいんでしょうか。
なにかの奇跡が起きて建設されることも。
何が起こるかわからない、それが令和だって。
西町の市街地に入ると局はありました。
宿毛市西町、というのが所在地なので、局名は適正。
ただ、市街地の雰囲気はなくて、集落の局といった感じ。
この先は、宿毛市の市街地を離れていきます。
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26 |
13:45 |
藻津簡易郵便局 |
むくづ |
高知県宿毛市 |
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県道7号を西に進んでいきます。
主要地方道ということで、立派な道。
まあ、そういうことにしておきましょう。
藻津の集落に入りました。
県道を離れてしばらく走ると局はありました
漁協と一緒になっているタイプの局でした。
「小さな魚は海に返そう」。
なるほど、魚を育てる大切な心構えです。
大きくなった魚は、大消費地に運ばれ、いただきます♪
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27 |
14:10 |
岩水簡易郵便局 |
いわみず |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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主要地方道も県境の区間では隘路もしばしば。
というか、野犬がいたわ。
何だこの道、みんなは知らない。
みんな走らない。
マイナーな経路で愛媛県に入りました。
ああ、こんな形で高知県にサヨナラ。
しばらく海沿いの道を進むと局はありました。
いや、しばらくもしばらくで、結構時間はかかっています。
ここからは、愛媛県にお世話になります。
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28 |
14:18 |
深浦郵便局 |
ふかうら |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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愛媛県と言えば、なんだろう。
みかん?それはみっかび?怒られるわ。
そんな感じに進んでいくと、海沿いの集落に局。
いかにも海沿いの集落、撮った雰囲気です。
深浦港といえば…あああああーー、青森を思い浮かべる。
ここ愛媛県愛南町にも深浦漁港がありました。
後日、宇和島で深浦(愛媛)産のカツオをいただきました。
いや、人生一、日本一、世界一うまいカツオの塩タタキでした。
おいしい記憶は決して人を裏切りません。本当です。
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29 |
14:33 |
久良郵便局 |
ひさよし |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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海沿いの道を西に進んでいきます。
このあたりは海岸線が入り組んでいますね。
地図で見ただけでも、複雑な地形だとわかります。
そういう場所はよい漁場。
よい漁場には人が住む。集落ができる。郵便局がある。
というわけで、海沿いの集落を訪問していきます。
しばらく進み、紫電改資料館の南にある集落に局。
とはいえ、資料館は高台にあって確認できません。
道路事情も決してよくはなく、運転に疲れます。
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30 |
14:51 |
西海郵便局 |
にしうみ |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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県道34号に抜け、半島の背骨を西に走ります。
海沿いの道はくねくねしていますが、尾根の道はまっすぐです。
眼下に海を望む道。
午後の西日を受けてキラキラと輝いています。
ただ、台風の接近で雲が多くなってきました。
さて、旧西海町の中心地に入りました。
西海町役場だった愛南町役場支所の中に局はありました。
狭い道が多い海沿いの集落では、この立地は助かりますね。
役場自体も職員さん以外に人気はなく、静かでした。
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31 |
15:04 |
福浦郵便局 |
ふくうら |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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湾に沿うように南下する県道300号に入ります。
この道はわりと走りやすく、2車線の道が続いています。
地図で見ると、半島のかなり先端まで来ています。
しばらく走ると県道沿いに局はありました。
海沿いの集落では、広い道に局があると助かりますね。
民家が建ち並ぶ細い道沿いだと、勝手がわかりません。
そんなわけで、訪問が大変そうな局を大方拾いました。
ここからは、半島の北側にある局を訪問しつつ東へ戻ります。
時刻は既に15時を回っていますので、残りは数局です。
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32 |
15:23 |
中浦郵便局 |
なかうら |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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集落は概ね、半島の東側と北側にあります。
外海に面する西、南側は住みづらいんでしょう。
歴史的にそういう土地利用がされているのだと推測します。
半島の北側に来ました。
県道293号を進むと、また漁港のある集落に。
県道に面して局はありました。
海は内海なので、静かな印象を受けました。
おいしい魚が水揚げされるんだろうな、と妄想します。
このあたりの漁港では何が水揚げされるんでしょうか。
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33 |
15:32 |
赤水簡易郵便局 |
あかみず |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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県道293号は、ところどころ狭い箇所もあります。
ただ、概ねスムーズに走れる道だと思いました。
急ぐ人は県道34号でいききするでしょうし。
赤水の集落は、県道から少し下った場所にあります。
細い道をゆっくりと下っていき、集落の中に局。
こちらは酒屋さんに併設された簡易局でした。
アサヒビール、の文字を見て、飲みたいな、と思います。
今夜は温泉に浸かって、風呂上がりにビールでも飲もう。
そんなことを考えながら、もう1局目指します。
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34 |
15:57 |
一本松郵便局 |
いっぽんまつ |
愛媛県南宇和郡愛南町 |
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愛南町の中心部には未訪問局がたくさんあります。
都市ではないことを考えると、局は多い方です。
残り時間でそのすべてを訪問できないので、1局に絞ります。
明日の経路を考えたときに離れ小島になる一本松局へ。
ちょうど宿を一本松に取っていたこともあります。
国道56号で宿毛方面に向かい、トンネルで山越えすると旧一本松町。
中心地に進んでいくと局はありました。
集配局ではなくなっているものの、大きな局舎でした。
今日はこの局で終了。愛南町中心部へは明日向かいます。
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一本松局を訪問後は、近くにある一本松温泉あけぼの荘というところに泊まりました。温泉があるのは本当にありがたいことです。
温泉に浸かっていると、いよいよ雨が降り出しました。この雨は台風の影響によるもので、長雨になりそうだとか。
ずっと晴れ間に恵まれていた旅でしたが、ここから先は雨との闘いになるんだろうな、とぼんやりと悟ったのでした。
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