No.577:四国一周・5日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2021.08.02(月) 晴れ 35 椿泊簡易局 生見簡易局
 いよいよ四国の郵便局訪問がスタートします。徳島県は数年前にきているものの、その先の高知県、愛媛県は十年以上ぶりの訪問となります。
 いや、愛媛は広島から陸路で渡った関前局がある話はしましたが、本土の本格的な訪問はそれこそ学生時代ぶりなんですね。
 どこをとっても新鮮な地域が続きます。初めて足を踏み入れる自治体も多く、今回の訪問はどんな楽しい出会いがあるか楽しみです。
1 09:05 椿泊簡易郵便局 つばきどまり 徳島県阿南市

 宿は椿町だったので、朝の出発もゆっくりです。
 宿のみなさんに見送られ、いよいよ椿泊へ。
 昨日の予習がやはり大切だったことを思い知ります。
 何度道を譲り、譲られ、「ひいい」と叫びながら進んだか。
 擦りそうで怖い、でも戻ることもできない道を進み、やっと局に到着。
 局舎の駐車スペースは空いていたので、車を駐車します。
 私の愛車、ダイハツロッキーでもなんとか訪問できる場所でした。
 これより大きな車だと、苦しいだろうな、と思います。
 長年の夢が叶い、ふっと肩の力が抜けました。

2 09:18 椿郵便局 つばき 徳島県阿南市

 でもだめなんですよ、ここは行き止まりの街。
 来た道を戻るしかないんですよね、なんてこったい。
 そんなわけで、ひやひやしながらまた来た道を進みます。
 道幅が広がる漁港のあたりからは、本当に気持ちが楽になりました。
 安堵の溜め息、というのは、これなんでしょうね。
 そのまま県道を進んでいくと、椿郵便局に到着。
 静かな集落の小さな局、といったイメージでした。
 もうこの先は、多少の細道なら何も怖くありません。
 この先の四国滞在で、そんなことを思う道を何度も走りました。

3 09:42 阿部郵便局 あぶ 徳島県海部郡美波町

 いやほんと、東京の路地や長野の山道なんて比じゃない。
 そんな道が四国中のいたるところにありました。
 そこをまだ買って1年の愛車で走るなんて。
 ストイックな旅だったな、といまは思います。
 さて、県道26号なる道に入りました。
 地図で見ても子供の落書きかってほどくねっくねした道です。
 でもまあ、椿泊と比べれば断然走りやすい道ですね。
 阿部の集落に入ると局はありました。
 この辺へはどこの局から集配に来るんだろう、と思いました。

4 10:06 由岐郵便局 ゆき 徳島県海部郡美波町

 県道26号に合流して、さらに西に進んでいきます。
 対向車がいないので、わりと安心して走れました。
 海を遠くに眺めながら進み、由岐の市街地に入りました。
 旧由岐町の中心地で、わりとまとまった街です。
 JR由岐駅への道を過ぎ、街中を進むと局。
 県道沿いなんでしょうが、なんとも狭い道沿いにありました。
 駐車場はどこかわからず、局の前に駐車させてもらいます。
 こちらは集配局ということで、局舎は頑丈そうな感じ。
 のんびりした海沿いの街。いいですよね。

5 10:16 木岐郵便局 きき 徳島県海部郡美波町

 海沿いの県道25号を西に進んでいきます。
 左手には海が広がっています。
 踏切を渡るところにJR田井ノ浜駅。
 この駅は臨時駅ですが、海水浴シーズンだけの開設駅。
 夏真っ盛りですが!今年は残念がら開設なし。
 はやくいつもの夏が戻ってきますように。
 西に進んで、木岐駅のある集落の中に局。
 駐車場は局の向かいにきちんと確保されています。
 道路を黒猫が横切り、「ジジ!」と声を掛けたくなりました。

6 10:27 阿南小野簡易郵便局 あなんこのう 徳島県阿南市

 さて、このまま海沿いを南下したいところですが、いったん北へ。
 このまま南下すると中途半端な訪問になってしまうためです。
 由岐ICから日和佐道路に入り、トンネルを抜けると終点。
 短い区間でも高規格道路を走ると得した気分です。
 国道55号を少し室戸方面に走り、さらに県道25号に入ると局。
 小さな簡易局ですが。ドリップコーヒーなどを頂きました。
 100円しか貯金していないのになんだかすいません。
 ところで、地図では局の向かいが「お遍路休憩所」となっています。
 「野宿できそう」のコメントまで登録されていて、笑ってしまいます。

7 10:42 福井郵便局 ふくい 徳島県阿南市

 さて、国道55号を徳島方面に進みます。
 この先は、しばらく高速道路はありません。
 そんなわけで、国道も一定の交通量がありました。
 室戸岬を一周する高速道路、全通はいつになるでしょうか。
 JR阿波福井駅を過ぎ、途中で右折して福井の集落へ。
 福井小中学校や診療所もこのあたりにあり、駅が街から離れている様子。
 福井川沿いに局はありました。
 どっしりとした局舎は、集配局であることを物語ります。
 旗の掲揚ポールも、集配局の印ですが、数は減りましたね。

8 10:49 花坂簡易郵便局 はなさか 徳島県阿南市

 そうそう、集配廃止になった局にも掲揚ポールが残っています。
 そんあなこともあって、集配局かどうかを見分けられない。
 そんな現実もあるんですよね。
 逆に、最近建てられた集配局舎には、掲揚ポールはないのでは。
 公営企業ではなくなっていますから、仕方ないでしょう。
 さて、JR牟岐線沿いに県道24号を北上します。
 標識では「徳島方面」と国道55号ではなくこちらが案内されていました。
 新野駅方面に左折するとすぐに局はありました。
 簡易局らしい佇まいで、静かな場所だと思いました。

9 10:57 新野郵便局 あらたの 徳島県阿南市

 県道35号を西に進んでいきます。
 JR新野駅付近は昔はきっと賑やかだったんだろうな。
 ちょっとした商店街の雰囲気があります。
 現在は無人駅ながらも、特急列車が停車するみたいです。
 といっても、牟岐線の特急は1往復しかないんだけれど。
 途中に阿南光高校新野キャンパスがありました。
 お、甲子園に出場している高校じゃないですか。
 そんなことを思いながら進み、県道から集落に入ると局。
 かつてはきっと集配局だったであろう局舎がありました。

10 11:07 阿南山口郵便局 あなんやまぐち 徳島県阿南市

 県道284号に入って北上していきます。
 このあたりから、少しずつ局間距離も短くなります。
 阿南の市街地が近付いてきているんですね。
 しばらく進んで、国道195号に合流すると局。
 国道沿いとあって、お客さんも多めでした。
 ATM利用も含めて、入れ替わりでお客さんが来る感じです。
 立地がよいと、こうした需要がありますよね。
 局名に「阿南」が冠せられるようになりました。
 阿南市街地に向けて、さらに進んでいきます。

11 11:17 桑野郵便局 くわの 徳島県阿南市

 国道195号を東に進んでいきます。
 交通量も徐々に多くなってきました。
 桑野川を渡って、桑野の市街地に入ります。
 県道24号を右折して南下していくと局はありました。
 JR桑野駅にも近い商店などが建ち並ぶエリアです。
 それでもここは集配局で、大きめの局舎でした。
 JR桑野駅は特急むろと号の停車駅。
 1日1往復とはいえ、特急列車が停車するというのは大きいですよね。
 特急むろと、なくなる前に乗りたいな、と思います。

12 11:26 橘郵便局 たちばな 徳島県阿南市

 国道195号を阿南市街地方面に進みます。
 トンネルを抜けるとバイパスのインター。
 国道55号と合流して海沿いを走ると橘の集落。
 ロードサイドの店舗も多く、スーパーの向かいに局。
 昨日通っていたので、局の場所、駐車場は確認済みでした。
 立地から考えると、駐車場が混むこともありそうです。
 木目の外壁がお洒落で、市街地っぽくない感じがしました。
 局の付近には四国電力阿南発電所の敷地と建物が並んでいます。
 発電所のすぐわきを車で走るという経験も少ないような。

13 11:32 阿南津乃峰郵便局 あなんつのみね 徳島県阿南市

 国道55号を徳島方面に進んでいきます。
 津乃峰町の交差点でバイパスとぶつかりました。
 この先は、現道は県道に、バイパスが国道指定されています。
 ちょうど阿波橘駅のあるあたりから東へ。
 すぐ次の信号交差点を南下していくと局はありました。
 住宅街からも少し外れた川沿いにある局でした。
 この局では貯金後に使い捨ての冷やしおしぼりを頂きました。
 阿南市内を中心に何局かで頂きました。
 顔拭く用でもないですし、使い道に少し困りました。

14 11:42 見能林郵便局 みのばやし 徳島県阿南市

 とりあえず、おしぼりは頂く度に車内清掃用に。
 ハンドルを拭く、ダッシュボードを拭く。
 あとはシートの隙間を拭く、サイドブレーキを拭く。
 そんな使い方で合っていたでしょうか。
 さて、今度は県道130号に抜けました。
 こちらはかつての国道55号のようで、交通量も多め。
 しばらく進んでいくと局はありました。
 最近改築されたのか、駐車場も広々としていて利用しやすいです。
 JR見能林駅にも近く、駅前の市街地といった雰囲気です。

15 11:50 阿南西路見郵便局 あなんさいろみ 徳島県阿南市

 国道55号のバイパスに出て北に進んでいきます。
 土佐東街道と阿南道路の愛称があります。
 街道としての土佐東街道と、バイパスとしての阿南道路でしょうか。
 郊外の景色が続き、西路見町の交差点で右折。
 少し進むと局は左手にありました。
 周辺に局が少ないこともあってか、お客さんが入れ替わりで多かったです。
 特にATMだけを利用するような短時間のお客さんが多め。
 広い道沿いで駐車場もあるので便利なんでしょうね。
 こういう局こそ、コンビニ型局舎の需要がありそうですね。

16 11:58 阿南富岡東郵便局 あなんとみおかひがし 徳島県阿南市

 県道23号をそのまま西に進んでいきます。
 小学校に職安、市立図書館なんかも並んでいます。
 JR牟岐線をアンダーパスすると局はありました。
 広い駐車場があり、これはポイントが高いです。
 県道側にも駐車スペースがあるようでした。
 ゆっくり駐車したい人はわき道側の駐車スペースが広いです。
 そんな自分はゆっくり駐車したい派です。
 この道を南に進んでいくとJR阿南駅に出るようですね。
 駅に近いこともあってか、中心市街地の雰囲気があります。

17 12:07 阿南郵便局 あなん 徳島県阿南市

 県道23号経由で広い道まで出ました。
 もう少しいいルートがあったかもしれません。
 広めの道を優先するナビなので、これはこれで安全です。
 県道130号を東に進んで行くと局は右手に。
 ゆうゆう窓口もある集配局なので、局舎は大きめです。
 ただ、広い道から少し入った場所にあって目立ちません。
 駐車場の配置もなんだか変則的で、不思議な立地だな、と思いました。
 大きな局舎を建てるための土地の確保上の問題でしょうか。
 お客さんも少なめで、それはそれで助かりました。

18 12:13 阿南富岡西郵便局 あなんとみおかにし 徳島県阿南市

 ちょうど昼時なので、ここから先は混むでしょうか。
 都会のオフィス街じゃないから、それは心配いらないか。
 一歩通行の道をうまく利用して西に進みます。
 古くからの市街地といった場所に局はありました。
 阿南局付近が税務署、裁判所などの官庁街。
 そう考えると、こちらは古くからの下町、といった雰囲気です。
 そんな立地ながら、駐車場を広く確保できtことは称賛に値します。
 ものすごく上からのコメントですが、助かりますよね。
 この先は、徐々に市街地を離れての訪問です。

19 12:21 阿南宝田郵便局 あなんたからだ 徳島県阿南市

 高知県に向かうはずが、阿南でぐるぐる。
 今日の営業時間も残り半分と折り返し地点です。
 旧国道55号と思われる県道130号を進みます。
 阿南医療センターを過ぎ、県道沿いに局。
 向かいには阿南光高校宝田キャンパス。
 先ほどの新野キャンパスとおなじ県立高校です。
 こちらも立地の良さからか、お客さんは多めでした。
 交通量の多い道なので、出庫時に車の切れ目を狙います。
 ときどきこうしたタイミングの難しい立地の局がありますね。

20 12:31 長生郵便局 ながいけ 徳島県阿南市

 県道24号阿南那賀川線に入りました。
 阿南市北部にはまだまだ未訪問があります。
 ただ、これ以上北上すると今日の目的がずれてしまいます。
 しばらく進んでいき、県道沿いに局はありました。
 大きめの局舎に駐車スペースもあり、隣はコンビニです。
 この立地なら訪問に困ることはなさそうです。
 かつては集配局だったのかな、と思わせる局舎。
 こういう感じの立地の集配局って、以前はたくさんありましたよね。
 今は大きな局に一極集中、という感じですからね。

21 12:41 阿南大野郵便局 あなんおおの 徳島県阿南市

 県道をそのまま南下すると桑野に出ます。
 地理がわからないので、そういう位置関係なのかと納得。
 阿南市も結構広い市域なんですね。
 人口も徳島市に次いで県内2番目に多いということです。
 知らなかった阿南市。
 長生からは少し北に向かい、那賀川に近い集落に。
 大野小学校に面する長閑な場所に局はありました。
 これだけ広い校庭なら。のびのびと遊ぶこともできるんだろうな。
 すりガラスの窓が大きく、特徴的な局舎でした。

22 12:57 加茂谷郵便局 かもだに 徳島県阿南市

 ルート選定にいろいろ悩んで進みました。
 周囲には未訪問局が多いですが、これは今日だけじゃ無理。
 徳島県にはまた何度も来ることにして。
 県道282号から28号に入ります。
 那賀川沿いを進み、トンネルを抜けると局はありました。
 こちらは集配局になっていて、局はも大きめ。
 山の緑を背景によく目立ちます。
 ゴム印は猫のイラスト入りが2種類ありました。
 2段積んでもらい、どちらも押印してもらいました。

23 13:22 鷲敷郵便局 わじき 徳島県那賀郡那賀町

 県道28号を南下し、山を越えます。
 そうは言っても走りやすい道が続きました。
 国道195号に出て、東に進むと阿南山口局です。
 国道を西に進み、鷲敷の市街地に入ります。
 2005年まで那賀郡鷲敷町だったエリアです。
 局は国道から少し入った場所ですが、駐車場はほぼ国道沿い。
 小ぢんまりとした古めかしい局舎がありました。
 ゴム印は羽を広げた鷲の中に白抜き文字で局名が書かれます。
 いままでで一番カッコいいゴム印じゃないかと思います。

24 13:29 阿井郵便局 あい 徳島県那賀郡那賀町

 国道195号を西に進んでいきます。
 おいおい、室戸方面に向かうんじゃ…。
 なんでこんなとことろを走っているんだろう。
 地図で見て何とも言えない気分になりました。
 しばらく行くと国道沿いに局はありました。
 この立地で駐車場がないのは困りますが、広すぎる歩道を借りました。
 近くには那賀町鷲敷図書室があるようです。
 このあたりは民家も多く、鷲敷中心地からも近い場所。
 局間距離が急に短くなって「もう着いた」と思いました。

25 13:42 延野郵便局 のぶの 徳島県那賀郡那賀町

 そのまま国道を南下していきます。
 那賀川の流れに沿って右に左にと蛇行します。
 大きな川なので、急カーブの道ではありません。
 相生小中学校のある集落内の道に入ります。
 すぐに局は見つかりました。
 まだ新しそうな局舎は大きく、集配局とのこと。
 訪問時には気付きませんでしたが、こちらは旧相生町の中心地。
 2005年の合併までは相生町という自治体だったそうです。
 全くそんなことには気付かず、大合併の功罪だと思いました。

26 14:08 赤松郵便局 あかまつ 徳島県海部郡美波町

 もちろん、合併による効果もあったわけです。
 でも、地名が見えなくなっていくのは寂しいですね。
 「寂しい」という感情的な理由でしかないんですが。
 住民サービスや、地域の人の暮らしが向上すればよいと思います。
 さて、途中で川口ダムに立ち寄りダムカードを取得。
 県道19号に入って南下していくと局。
 木目の外観が山あいの地域によく似合っていると思います。
 こちらの局は美波町に所在しています。
 海沿いへの復帰ももう少し。山から海に抜けていきます。

27 14:21 日和佐郵便局 ひわさ 徳島県海部郡美波町

 県道19号から国道55号に出ました。
 国道55号って覚えやすくてよいですね。
 すぐに日和佐の市街地へ抜ける道に入ります。
 美波町役場付近を過ぎ、北河内谷川沿いに局。
 駐車場はどこにあるのかわからず、川沿いに駐車。
 集配関係の車も川沿いに駐車していました。
 それだけ敷地が限られているということなんでしょうね。
 パッと見ではかなりコンパクトな局舎です。
 とはいえ、旧日和佐町の中心局、集配局でもあります。

28 14:44 牟岐郵便局 むぎ 徳島県海部郡牟岐町

 漁港があり、海に面した日和佐の街並み。
 ちょっと昭和な感じが、いいですよね。
 ゆっくりと滞在できたら発見がありそうです。
 国道55号を走り、南西に向かいます。
 JR牟岐線沿いを走っていると、ちょうど列車とすれ違います。
 2時間に1本程度は運行されているんですね。
 しばらく走って牟岐町の中心地、国道から少し入ると局。
 牟岐町の本土にはこの牟岐局しかありません。
 あとは離島の局なので、またいつか訪問することにします。

29 14:58 浅川郵便局 あさかわ 徳島県海部郡海陽町

 国道55号を室戸方面に南下します。
 阿南を出ると室戸まで都市がないんですよね。
 それだけ人口希薄地帯ということです。
 まあ、広域合併で無理やり市制を施行するより風情があります。
 浅川駅付近で国道を離れて集落を走ります。
 局は集落の中にありました。
 近代的な、それでいて頑丈そうな局舎でした。
 台風なんかにも強くなくっちゃね。
 徳島県最後の町、海陽町をしばらく訪問します。

30 15:10 海南郵便局 かいなん 徳島県海部郡海陽町

 国道55号に戻ってさらに南下していきます。
 JR阿波海南駅付近で国道から少し入ると局。
 旧海南町の中心で、集配局です。
 見た目からしてなんだかのっぺりとした局舎。
 窓口は懐かしのL字型配置。
 集配局のような大きめ局舎で見かけることが多いように思います。
 さて、海南と言えばJR阿波海南駅。
 2020年に、阿波海南から海部の間はJR牟岐線ではなくなりました。
 そんなわけで、ここ海南が、JR牟岐線の終点です。

31 15:21 芝郵便局 しば 徳島県海部郡海陽町

 国道193号などを経由して西に進みます。
 海部川を渡り、集落に入りました。
 道がわかりづらいですが、細い道沿いに局。
 公式HPでは「芝郵便局【徳島県】」と案内されています。
 これはおそらく、東京の芝郵便局と混同しないようにでしょう。
 いや、だれも間違えんわ。
 このあたりは旧海部町のエリアになるんでしょうか。
 海南、海部、宍喰の町境がどこにあったのか知りたいですね。
 狭い地域に3つも町があったというのは、興味深いところです。

32 15:28 海部郵便局 かいふ 徳島県海部郡海陽町

 海部川沿いを県道で下っていきます。
 JR牟岐線と国道55号をくぐると、海陽町役場海部庁舎です。
 市街地の道を進んでいくと局はありました。
 こちらは集配局のようにも見えますが無集配。
 旗の掲揚ポールがあるので、かつては集配局だったのでしょう。
 小ぢんまりとした市街地は、それでも人が歩いています。
 狭い範囲にきゅっと集落が形成されているんですね。
 さて、局を出る時点で15時半前。
 もうあと数局の訪問ができるでしょうか。

33 15:40 宍喰郵便局 ししくい 徳島県海部郡海陽町

 国道55号をしばらく南下していきます。
 左手に海を眺める景色にも見慣れてきました。
 今回の旅では基本的に「左手に海」でした。
 四国を時計回りに進むと、必然的にそうなりますね。
 さて、旧宍喰町のエリアに入りました。
 宍喰駅や海陽町役場宍喰庁舎の当たりを進むと局。
 小さな局舎ですが、どうやら集配局のようです。
 どこにそんなスペースがあるんだろう、と思いながら訪問しました。
 局の隣は客用駐車場になっていました。

34 15:50 甲浦郵便局 かんのうら 高知県安芸郡東洋町

 国道55号を南下し、トンネルをくぐります。
 そして、いよいよ高知県に入りました。
 今回の旅の本題でもある高知県です。
 ちょっとテンションが上がりますね。
 この先1週間以上、高知県から出ることはなかったので。
 甲浦の集落に入り、川沿いの細道を進むと局。
 阿佐東線の終点、甲浦駅もあるはずですが、いやーどこでしょうね。
 そんな声も聞こえてきそうなくらい微妙な立地。
 阿佐東線が室戸までせめて開業していたら…。

35 15:57 生見簡易郵便局 いくみ 高知県安芸郡東洋町

 ここから先は「鉄道のない」町を進みます。
 国道55号をしばらく進んでいきました。
 海水浴場の案内はありますが、今年は海に行くことは禁じられています。
 国や県が決めていることなので、仕方ありませんね。
 なぜこんな場所に?というところに東洋町役場。
 その先、国道沿いに局はありました。
 まだ新しそうな雰囲気です。
 調べてみると、2009年9月に移転再開しているんですね。
 そしてこの局で16時を迎えましたので、終了です。

 
安芸市内のビジネス旅館に。夕食のボリュームがすごくて、お腹いっぱいです。
 だいたい予定通りの訪問ができ、ここからは宿泊先のある安芸に移動します。ただ、ここで誤算がありました。安芸、意外と遠いんですね。
 国道493号で東から西へびゅん、のイメージが、四郎ヶ野峠がなかなかの曲者でした。距離以上に時間がかかった気がします。
 平鍋郵便局を見かけ、「こんなところに郵便局が」と思いながら西へ、安芸に着くころには日もずいぶん傾き、夜が近付いていました。

 

 

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