いよいよ四国の郵便局訪問がスタートします。徳島県は数年前にきているものの、その先の高知県、愛媛県は十年以上ぶりの訪問となります。
いや、愛媛は広島から陸路で渡った関前局がある話はしましたが、本土の本格的な訪問はそれこそ学生時代ぶりなんですね。
どこをとっても新鮮な地域が続きます。初めて足を踏み入れる自治体も多く、今回の訪問はどんな楽しい出会いがあるか楽しみです。
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1 |
09:05 |
椿泊簡易郵便局 |
つばきどまり |
徳島県阿南市 |
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宿は椿町だったので、朝の出発もゆっくりです。
宿のみなさんに見送られ、いよいよ椿泊へ。
昨日の予習がやはり大切だったことを思い知ります。
何度道を譲り、譲られ、「ひいい」と叫びながら進んだか。
擦りそうで怖い、でも戻ることもできない道を進み、やっと局に到着。
局舎の駐車スペースは空いていたので、車を駐車します。
私の愛車、ダイハツロッキーでもなんとか訪問できる場所でした。
これより大きな車だと、苦しいだろうな、と思います。
長年の夢が叶い、ふっと肩の力が抜けました。
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でもだめなんですよ、ここは行き止まりの街。
来た道を戻るしかないんですよね、なんてこったい。
そんなわけで、ひやひやしながらまた来た道を進みます。
道幅が広がる漁港のあたりからは、本当に気持ちが楽になりました。
安堵の溜め息、というのは、これなんでしょうね。
そのまま県道を進んでいくと、椿郵便局に到着。
静かな集落の小さな局、といったイメージでした。
もうこの先は、多少の細道なら何も怖くありません。
この先の四国滞在で、そんなことを思う道を何度も走りました。
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3 |
09:42 |
阿部郵便局 |
あぶ |
徳島県海部郡美波町 |
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いやほんと、東京の路地や長野の山道なんて比じゃない。
そんな道が四国中のいたるところにありました。
そこをまだ買って1年の愛車で走るなんて。
ストイックな旅だったな、といまは思います。
さて、県道26号なる道に入りました。
地図で見ても子供の落書きかってほどくねっくねした道です。
でもまあ、椿泊と比べれば断然走りやすい道ですね。
阿部の集落に入ると局はありました。
この辺へはどこの局から集配に来るんだろう、と思いました。
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4 |
10:06 |
由岐郵便局 |
ゆき |
徳島県海部郡美波町 |
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県道26号に合流して、さらに西に進んでいきます。
対向車がいないので、わりと安心して走れました。
海を遠くに眺めながら進み、由岐の市街地に入りました。
旧由岐町の中心地で、わりとまとまった街です。
JR由岐駅への道を過ぎ、街中を進むと局。
県道沿いなんでしょうが、なんとも狭い道沿いにありました。
駐車場はどこかわからず、局の前に駐車させてもらいます。
こちらは集配局ということで、局舎は頑丈そうな感じ。
のんびりした海沿いの街。いいですよね。
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5 |
10:16 |
木岐郵便局 |
きき |
徳島県海部郡美波町 |
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海沿いの県道25号を西に進んでいきます。
左手には海が広がっています。
踏切を渡るところにJR田井ノ浜駅。
この駅は臨時駅ですが、海水浴シーズンだけの開設駅。
夏真っ盛りですが!今年は残念がら開設なし。
はやくいつもの夏が戻ってきますように。
西に進んで、木岐駅のある集落の中に局。
駐車場は局の向かいにきちんと確保されています。
道路を黒猫が横切り、「ジジ!」と声を掛けたくなりました。
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6 |
10:27 |
阿南小野簡易郵便局 |
あなんこのう |
徳島県阿南市 |
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さて、このまま海沿いを南下したいところですが、いったん北へ。
このまま南下すると中途半端な訪問になってしまうためです。
由岐ICから日和佐道路に入り、トンネルを抜けると終点。
短い区間でも高規格道路を走ると得した気分です。
国道55号を少し室戸方面に走り、さらに県道25号に入ると局。
小さな簡易局ですが。ドリップコーヒーなどを頂きました。
100円しか貯金していないのになんだかすいません。
ところで、地図では局の向かいが「お遍路休憩所」となっています。
「野宿できそう」のコメントまで登録されていて、笑ってしまいます。
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さて、国道55号を徳島方面に進みます。
この先は、しばらく高速道路はありません。
そんなわけで、国道も一定の交通量がありました。
室戸岬を一周する高速道路、全通はいつになるでしょうか。
JR阿波福井駅を過ぎ、途中で右折して福井の集落へ。
福井小中学校や診療所もこのあたりにあり、駅が街から離れている様子。
福井川沿いに局はありました。
どっしりとした局舎は、集配局であることを物語ります。
旗の掲揚ポールも、集配局の印ですが、数は減りましたね。
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8 |
10:49 |
花坂簡易郵便局 |
はなさか |
徳島県阿南市 |
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そうそう、集配廃止になった局にも掲揚ポールが残っています。
そんあなこともあって、集配局かどうかを見分けられない。
そんな現実もあるんですよね。
逆に、最近建てられた集配局舎には、掲揚ポールはないのでは。
公営企業ではなくなっていますから、仕方ないでしょう。
さて、JR牟岐線沿いに県道24号を北上します。
標識では「徳島方面」と国道55号ではなくこちらが案内されていました。
新野駅方面に左折するとすぐに局はありました。
簡易局らしい佇まいで、静かな場所だと思いました。
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9 |
10:57 |
新野郵便局 |
あらたの |
徳島県阿南市 |
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県道35号を西に進んでいきます。
JR新野駅付近は昔はきっと賑やかだったんだろうな。
ちょっとした商店街の雰囲気があります。
現在は無人駅ながらも、特急列車が停車するみたいです。
といっても、牟岐線の特急は1往復しかないんだけれど。
途中に阿南光高校新野キャンパスがありました。
お、甲子園に出場している高校じゃないですか。
そんなことを思いながら進み、県道から集落に入ると局。
かつてはきっと集配局だったであろう局舎がありました。
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10 |
11:07 |
阿南山口郵便局 |
あなんやまぐち |
徳島県阿南市 |
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県道284号に入って北上していきます。
このあたりから、少しずつ局間距離も短くなります。
阿南の市街地が近付いてきているんですね。
しばらく進んで、国道195号に合流すると局。
国道沿いとあって、お客さんも多めでした。
ATM利用も含めて、入れ替わりでお客さんが来る感じです。
立地がよいと、こうした需要がありますよね。
局名に「阿南」が冠せられるようになりました。
阿南市街地に向けて、さらに進んでいきます。
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11 |
11:17 |
桑野郵便局 |
くわの |
徳島県阿南市 |
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国道195号を東に進んでいきます。
交通量も徐々に多くなってきました。
桑野川を渡って、桑野の市街地に入ります。
県道24号を右折して南下していくと局はありました。
JR桑野駅にも近い商店などが建ち並ぶエリアです。
それでもここは集配局で、大きめの局舎でした。
JR桑野駅は特急むろと号の停車駅。
1日1往復とはいえ、特急列車が停車するというのは大きいですよね。
特急むろと、なくなる前に乗りたいな、と思います。
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12 |
11:26 |
橘郵便局 |
たちばな |
徳島県阿南市 |
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国道195号を阿南市街地方面に進みます。
トンネルを抜けるとバイパスのインター。
国道55号と合流して海沿いを走ると橘の集落。
ロードサイドの店舗も多く、スーパーの向かいに局。
昨日通っていたので、局の場所、駐車場は確認済みでした。
立地から考えると、駐車場が混むこともありそうです。
木目の外壁がお洒落で、市街地っぽくない感じがしました。
局の付近には四国電力阿南発電所の敷地と建物が並んでいます。
発電所のすぐわきを車で走るという経験も少ないような。
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13 |
11:32 |
阿南津乃峰郵便局 |
あなんつのみね |
徳島県阿南市 |
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国道55号を徳島方面に進んでいきます。
津乃峰町の交差点でバイパスとぶつかりました。
この先は、現道は県道に、バイパスが国道指定されています。
ちょうど阿波橘駅のあるあたりから東へ。
すぐ次の信号交差点を南下していくと局はありました。
住宅街からも少し外れた川沿いにある局でした。
この局では貯金後に使い捨ての冷やしおしぼりを頂きました。
阿南市内を中心に何局かで頂きました。
顔拭く用でもないですし、使い道に少し困りました。
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14 |
11:42 |
見能林郵便局 |
みのばやし |
徳島県阿南市 |
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とりあえず、おしぼりは頂く度に車内清掃用に。
ハンドルを拭く、ダッシュボードを拭く。
あとはシートの隙間を拭く、サイドブレーキを拭く。
そんな使い方で合っていたでしょうか。
さて、今度は県道130号に抜けました。
こちらはかつての国道55号のようで、交通量も多め。
しばらく進んでいくと局はありました。
最近改築されたのか、駐車場も広々としていて利用しやすいです。
JR見能林駅にも近く、駅前の市街地といった雰囲気です。
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15 |
11:50 |
阿南西路見郵便局 |
あなんさいろみ |
徳島県阿南市 |
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国道55号のバイパスに出て北に進んでいきます。
土佐東街道と阿南道路の愛称があります。
街道としての土佐東街道と、バイパスとしての阿南道路でしょうか。
郊外の景色が続き、西路見町の交差点で右折。
少し進むと局は左手にありました。
周辺に局が少ないこともあってか、お客さんが入れ替わりで多かったです。
特にATMだけを利用するような短時間のお客さんが多め。
広い道沿いで駐車場もあるので便利なんでしょうね。
こういう局こそ、コンビニ型局舎の需要がありそうですね。
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16 |
11:58 |
阿南富岡東郵便局 |
あなんとみおかひがし |
徳島県阿南市 |
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県道23号をそのまま西に進んでいきます。
小学校に職安、市立図書館なんかも並んでいます。
JR牟岐線をアンダーパスすると局はありました。
広い駐車場があり、これはポイントが高いです。
県道側にも駐車スペースがあるようでした。
ゆっくり駐車したい人はわき道側の駐車スペースが広いです。
そんな自分はゆっくり駐車したい派です。
この道を南に進んでいくとJR阿南駅に出るようですね。
駅に近いこともあってか、中心市街地の雰囲気があります。
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17 |
12:07 |
阿南郵便局 |
あなん |
徳島県阿南市 |
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県道23号経由で広い道まで出ました。
もう少しいいルートがあったかもしれません。
広めの道を優先するナビなので、これはこれで安全です。
県道130号を東に進んで行くと局は右手に。
ゆうゆう窓口もある集配局なので、局舎は大きめです。
ただ、広い道から少し入った場所にあって目立ちません。
駐車場の配置もなんだか変則的で、不思議な立地だな、と思いました。
大きな局舎を建てるための土地の確保上の問題でしょうか。
お客さんも少なめで、それはそれで助かりました。
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18 |
12:13 |
阿南富岡西郵便局 |
あなんとみおかにし |
徳島県阿南市 |
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ちょうど昼時なので、ここから先は混むでしょうか。
都会のオフィス街じゃないから、それは心配いらないか。
一歩通行の道をうまく利用して西に進みます。
古くからの市街地といった場所に局はありました。
阿南局付近が税務署、裁判所などの官庁街。
そう考えると、こちらは古くからの下町、といった雰囲気です。
そんな立地ながら、駐車場を広く確保できtことは称賛に値します。
ものすごく上からのコメントですが、助かりますよね。
この先は、徐々に市街地を離れての訪問です。
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19 |
12:21 |
阿南宝田郵便局 |
あなんたからだ |
徳島県阿南市 |
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高知県に向かうはずが、阿南でぐるぐる。
今日の営業時間も残り半分と折り返し地点です。
旧国道55号と思われる県道130号を進みます。
阿南医療センターを過ぎ、県道沿いに局。
向かいには阿南光高校宝田キャンパス。
先ほどの新野キャンパスとおなじ県立高校です。
こちらも立地の良さからか、お客さんは多めでした。
交通量の多い道なので、出庫時に車の切れ目を狙います。
ときどきこうしたタイミングの難しい立地の局がありますね。
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20 |
12:31 |
長生郵便局 |
ながいけ |
徳島県阿南市 |
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県道24号阿南那賀川線に入りました。
阿南市北部にはまだまだ未訪問があります。
ただ、これ以上北上すると今日の目的がずれてしまいます。
しばらく進んでいき、県道沿いに局はありました。
大きめの局舎に駐車スペースもあり、隣はコンビニです。
この立地なら訪問に困ることはなさそうです。
かつては集配局だったのかな、と思わせる局舎。
こういう感じの立地の集配局って、以前はたくさんありましたよね。
今は大きな局に一極集中、という感じですからね。
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21 |
12:41 |
阿南大野郵便局 |
あなんおおの |
徳島県阿南市 |
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県道をそのまま南下すると桑野に出ます。
地理がわからないので、そういう位置関係なのかと納得。
阿南市も結構広い市域なんですね。
人口も徳島市に次いで県内2番目に多いということです。
知らなかった阿南市。
長生からは少し北に向かい、那賀川に近い集落に。
大野小学校に面する長閑な場所に局はありました。
これだけ広い校庭なら。のびのびと遊ぶこともできるんだろうな。
すりガラスの窓が大きく、特徴的な局舎でした。
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22 |
12:57 |
加茂谷郵便局 |
かもだに |
徳島県阿南市 |
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ルート選定にいろいろ悩んで進みました。
周囲には未訪問局が多いですが、これは今日だけじゃ無理。
徳島県にはまた何度も来ることにして。
県道282号から28号に入ります。
那賀川沿いを進み、トンネルを抜けると局はありました。
こちらは集配局になっていて、局はも大きめ。
山の緑を背景によく目立ちます。
ゴム印は猫のイラスト入りが2種類ありました。
2段積んでもらい、どちらも押印してもらいました。
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23 |
13:22 |
鷲敷郵便局 |
わじき |
徳島県那賀郡那賀町 |
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県道28号を南下し、山を越えます。
そうは言っても走りやすい道が続きました。
国道195号に出て、東に進むと阿南山口局です。
国道を西に進み、鷲敷の市街地に入ります。
2005年まで那賀郡鷲敷町だったエリアです。
局は国道から少し入った場所ですが、駐車場はほぼ国道沿い。
小ぢんまりとした古めかしい局舎がありました。
ゴム印は羽を広げた鷲の中に白抜き文字で局名が書かれます。
いままでで一番カッコいいゴム印じゃないかと思います。
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24 |
13:29 |
阿井郵便局 |
あい |
徳島県那賀郡那賀町 |
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国道195号を西に進んでいきます。
おいおい、室戸方面に向かうんじゃ…。
なんでこんなとことろを走っているんだろう。
地図で見て何とも言えない気分になりました。
しばらく行くと国道沿いに局はありました。
この立地で駐車場がないのは困りますが、広すぎる歩道を借りました。
近くには那賀町鷲敷図書室があるようです。
このあたりは民家も多く、鷲敷中心地からも近い場所。
局間距離が急に短くなって「もう着いた」と思いました。
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25 |
13:42 |
延野郵便局 |
のぶの |
徳島県那賀郡那賀町 |
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そのまま国道を南下していきます。
那賀川の流れに沿って右に左にと蛇行します。
大きな川なので、急カーブの道ではありません。
相生小中学校のある集落内の道に入ります。
すぐに局は見つかりました。
まだ新しそうな局舎は大きく、集配局とのこと。
訪問時には気付きませんでしたが、こちらは旧相生町の中心地。
2005年の合併までは相生町という自治体だったそうです。
全くそんなことには気付かず、大合併の功罪だと思いました。
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26 |
14:08 |
赤松郵便局 |
あかまつ |
徳島県海部郡美波町 |
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もちろん、合併による効果もあったわけです。
でも、地名が見えなくなっていくのは寂しいですね。
「寂しい」という感情的な理由でしかないんですが。
住民サービスや、地域の人の暮らしが向上すればよいと思います。
さて、途中で川口ダムに立ち寄りダムカードを取得。
県道19号に入って南下していくと局。
木目の外観が山あいの地域によく似合っていると思います。
こちらの局は美波町に所在しています。
海沿いへの復帰ももう少し。山から海に抜けていきます。
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27 |
14:21 |
日和佐郵便局 |
ひわさ |
徳島県海部郡美波町 |
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県道19号から国道55号に出ました。
国道55号って覚えやすくてよいですね。
すぐに日和佐の市街地へ抜ける道に入ります。
美波町役場付近を過ぎ、北河内谷川沿いに局。
駐車場はどこにあるのかわからず、川沿いに駐車。
集配関係の車も川沿いに駐車していました。
それだけ敷地が限られているということなんでしょうね。
パッと見ではかなりコンパクトな局舎です。
とはいえ、旧日和佐町の中心局、集配局でもあります。
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28 |
14:44 |
牟岐郵便局 |
むぎ |
徳島県海部郡牟岐町 |
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漁港があり、海に面した日和佐の街並み。
ちょっと昭和な感じが、いいですよね。
ゆっくりと滞在できたら発見がありそうです。
国道55号を走り、南西に向かいます。
JR牟岐線沿いを走っていると、ちょうど列車とすれ違います。
2時間に1本程度は運行されているんですね。
しばらく走って牟岐町の中心地、国道から少し入ると局。
牟岐町の本土にはこの牟岐局しかありません。
あとは離島の局なので、またいつか訪問することにします。
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29 |
14:58 |
浅川郵便局 |
あさかわ |
徳島県海部郡海陽町 |
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国道55号を室戸方面に南下します。
阿南を出ると室戸まで都市がないんですよね。
それだけ人口希薄地帯ということです。
まあ、広域合併で無理やり市制を施行するより風情があります。
浅川駅付近で国道を離れて集落を走ります。
局は集落の中にありました。
近代的な、それでいて頑丈そうな局舎でした。
台風なんかにも強くなくっちゃね。
徳島県最後の町、海陽町をしばらく訪問します。
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30 |
15:10 |
海南郵便局 |
かいなん |
徳島県海部郡海陽町 |
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国道55号に戻ってさらに南下していきます。
JR阿波海南駅付近で国道から少し入ると局。
旧海南町の中心で、集配局です。
見た目からしてなんだかのっぺりとした局舎。
窓口は懐かしのL字型配置。
集配局のような大きめ局舎で見かけることが多いように思います。
さて、海南と言えばJR阿波海南駅。
2020年に、阿波海南から海部の間はJR牟岐線ではなくなりました。
そんなわけで、ここ海南が、JR牟岐線の終点です。
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31 |
15:21 |
芝郵便局 |
しば |
徳島県海部郡海陽町 |
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国道193号などを経由して西に進みます。
海部川を渡り、集落に入りました。
道がわかりづらいですが、細い道沿いに局。
公式HPでは「芝郵便局【徳島県】」と案内されています。
これはおそらく、東京の芝郵便局と混同しないようにでしょう。
いや、だれも間違えんわ。
このあたりは旧海部町のエリアになるんでしょうか。
海南、海部、宍喰の町境がどこにあったのか知りたいですね。
狭い地域に3つも町があったというのは、興味深いところです。
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32 |
15:28 |
海部郵便局 |
かいふ |
徳島県海部郡海陽町 |
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海部川沿いを県道で下っていきます。
JR牟岐線と国道55号をくぐると、海陽町役場海部庁舎です。
市街地の道を進んでいくと局はありました。
こちらは集配局のようにも見えますが無集配。
旗の掲揚ポールがあるので、かつては集配局だったのでしょう。
小ぢんまりとした市街地は、それでも人が歩いています。
狭い範囲にきゅっと集落が形成されているんですね。
さて、局を出る時点で15時半前。
もうあと数局の訪問ができるでしょうか。
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33 |
15:40 |
宍喰郵便局 |
ししくい |
徳島県海部郡海陽町 |
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国道55号をしばらく南下していきます。
左手に海を眺める景色にも見慣れてきました。
今回の旅では基本的に「左手に海」でした。
四国を時計回りに進むと、必然的にそうなりますね。
さて、旧宍喰町のエリアに入りました。
宍喰駅や海陽町役場宍喰庁舎の当たりを進むと局。
小さな局舎ですが、どうやら集配局のようです。
どこにそんなスペースがあるんだろう、と思いながら訪問しました。
局の隣は客用駐車場になっていました。
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34 |
15:50 |
甲浦郵便局 |
かんのうら |
高知県安芸郡東洋町 |
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国道55号を南下し、トンネルをくぐります。
そして、いよいよ高知県に入りました。
今回の旅の本題でもある高知県です。
ちょっとテンションが上がりますね。
この先1週間以上、高知県から出ることはなかったので。
甲浦の集落に入り、川沿いの細道を進むと局。
阿佐東線の終点、甲浦駅もあるはずですが、いやーどこでしょうね。
そんな声も聞こえてきそうなくらい微妙な立地。
阿佐東線が室戸までせめて開業していたら…。
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35 |
15:57 |
生見簡易郵便局 |
いくみ |
高知県安芸郡東洋町 |
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ここから先は「鉄道のない」町を進みます。
国道55号をしばらく進んでいきました。
海水浴場の案内はありますが、今年は海に行くことは禁じられています。
国や県が決めていることなので、仕方ありませんね。
なぜこんな場所に?というところに東洋町役場。
その先、国道沿いに局はありました。
まだ新しそうな雰囲気です。
調べてみると、2009年9月に移転再開しているんですね。
そしてこの局で16時を迎えましたので、終了です。
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安芸市内のビジネス旅館に。夕食のボリュームがすごくて、お腹いっぱいです。
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だいたい予定通りの訪問ができ、ここからは宿泊先のある安芸に移動します。ただ、ここで誤算がありました。安芸、意外と遠いんですね。
国道493号で東から西へびゅん、のイメージが、四郎ヶ野峠がなかなかの曲者でした。距離以上に時間がかかった気がします。
平鍋郵便局を見かけ、「こんなところに郵便局が」と思いながら西へ、安芸に着くころには日もずいぶん傾き、夜が近付いていました。
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