年度末の有給消化を兼ねて、連休の取れるこの時期に、北陸地方へと旅に出ることにしました。
大手を振って、とはいきませんが、一人旅、のんびりと旅する分には問題ないでしょう。グループ旅行でも宴会でもないですからね。
桜前線を追って東京から福井へ。ちょうど満開を迎えた福井市内の桜を眺めながら、レンタカーで海へ山へと走ります。
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★ 3月26日(金)~28日(日)天気:晴れ 午後の休暇を取得し、一路福井へと向かいました。土日は県内を観光しました。 |
26日:赤坂駅→(地下鉄千代田線)→二重橋前駅…東京駅→(JR北陸新幹線)→金沢駅→(JR北陸本線)→福井駅
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勝山、永平寺、芦原温泉と、電車やバスで巡りました。
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★ 3月29日(月)天気:晴れ レンタカーで福井市内から嶺南北部に向けて、海へ山へと走りました。 |
福井市内の宿から。天気も回復し、今日はよい旅になりそう。
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1 |
09:03 |
殿下簡易郵便局 |
でんが |
福井県福井市 |
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福井市街地から西へ西へと進んでいきます。
すぐに市街地を抜けてしまうのは、地方都市あるあるですね。
それでも、路面電車のある街並みは、なかなか賑わっています。
山がちになり、県道も山越え区間に入ります。
しばらく進んでいくと、殿下の集落に入りました。
こちらは2015年3月30日に殿下郵便局時代に訪問しています。
簡易局の局舎は、旧殿下郵便局の局舎の裏手に建てられています。
当時の写真を見ても、簡易局の局舎が後方に確認できますね。
こちらは直営局時代からの風景印が設置されています。
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2 |
09:20 |
糸生郵便局 |
いとう |
福井県丹生郡越前町 |
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北陸新幹線開業直後の訪問だった前回。
そう考えると、今回の旅は新幹線開業6年目の姿。
この新幹線の開業は、北陸の景色を一気に変えたでしょうね。
そんな新幹線が福井県に到達する前にきてしまいましたが。
県道184号に入って南下していきます。
こちらははじめての越前町の局です。
長閑な集落の中に入っていくと局はありました。
古めかしい局舎が印象的で、なんだか懐かしい建物です。
こういう局舎って、一気に数を減らしていますね。
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3 |
09:32 |
朝日郵便局 |
あさひ |
福井県丹生郡越前町 |
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丹生高校付近を川沿いに走り、東に向かいます。
この川は天王川という川で、わりと広いです。
川を渡ると旧朝日町の中心地に入ります。
越前町役場の裏手を走っていくと局はありました。
集配局っぽい雰囲気ですが、現在は無集配のようです。
越前町は2005年に発足していますが、もう16年も経つんですね。
平成の大合併と呼ばれた時期も今や昔。
新しい自治体名も馴染んで、旧町名は忘れられ始めている場所もありそう。
失われた町も生き残った町も、それぞれの今があります。
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南下していくと、鯖江市に入りました。
このあたりには吉川郵便局があるはずです。
ナビにはすぐ近くに局があるようになっています。
ただ、県道沿いからは確認できず。
こちらは6年前の最終局として訪問しています。
そのまま南下していき、集落の中に入っていくと局はありました。
昔ながらの住宅街の中に古めかしい局舎。
メイン通りからも外れているので、静かな場所でした。
こちらも鯖江市ということで、眼鏡型の変形印でした。
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県道28号をしばらく南下していきます。
いつの間にか越前市に入っていました。
ナビが案内する場所に到着しましたが、あれ、局がない。
おかしいな、と思い、HPで調べてみると、違う場所。
広い道に出ると、局はありました。
まだ新しそうで、駐車場も広々、舗装も黒いです。
こちらの局は最近移転したのでしょうかね。
これなら、ナビが以前の場所を案内しても仕方がないです。
そんなわけで、今日はカーナビを活用しています。
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6 |
10:04 |
芝原郵便局 |
しばはら |
福井県越前市 |
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吉野局から南下し、東に向かいます。
昨日乗った福井鉄道のスポーツ公園駅近くにある局でした。
広い道沿いということもあって、お客さんは多めです。
車で訪問しやすい局というのは貴重ですよね。
こういった車社会ではとても大事なことです。
ちょうど運転練習中の外国人がいました。
郵便局の入口で縁石に乗り上げつつもなんとか停車。
大丈夫かな、と思ってしまいますが、免許はあるんですよね…。
そんな不安を抱きながら次の局へと向かいます。
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7 |
10:18 |
八田郵便局 |
はった |
福井県丹生郡越前町 |
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ここからは西に向かい、越前海岸方面へ。
一気に景色が長閑になっていきます。
国道365号に入り、しばらく西に進んでいくと八田トンネルに。
峠の手前で越前市から越前町に入っていました。
越前市と越前町って…何があったのかと思う並びです。
平成の大合併の功罪はこういうところに垣間見えます。
そんな国道沿いに局はありました。
大きめの局舎で、車で走っていてもよく目立ちます。
ただ、それほど交通量の多い道でもありません。
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8 |
10:25 |
武生安養寺簡易郵便局 |
たけふあんようじ |
福井県越前市 |
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国道を離れて南西に向かう道に入ります。
よく整備された道で、どんどん高度を上げていきます。
橋やトンネルが続き、広域農道のような道でしょうか。
県道190号に出て右折すると、安養寺の集落に入ります。
このあたりは山間部ですが、割とまとまった集落に感じました。
集落の中ほど、ガソリンスタンドのようなところに局。
どうやら、廃業したスタンドを活用しているよう。
こういう局はときどき見かけますが、便利ですよね。
駐車スペースが確保され、屋根のある点は特にプラスです。
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9 |
10:34 |
小曽原簡易郵便局 |
おぞはら |
福井県丹生郡越前町 |
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県道190号を北西に進んでいきます。
のんびりとした風景の中を走るのは気持ちよいです。
車も少なですが、バス停があり、路線バスの経路になっているようです。
ここでバスに乗って、いったいどこにたどり着くんだろう。
越前町に戻って来て、ナビに従って進むと集落の中。
おかしいな、このあたりなんだけど、と迷います。
小高い丘の上にあるはなみずき温泉という施設内に局はありました。
靴を脱いで受付に行くと窓口を兼ねていました。
どんな温泉なんだろうと、ちょっと興味が湧きます。
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10 |
10:43 |
宮崎郵便局 |
みやざき |
福井県丹生郡越前町 |
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県道4号越前宮崎線に入ります。
この道は軽い山越えですが、走りやすい道が続きます。
開けてくると、国道365号に出ました。
このあたりは旧宮崎村の中心地で、役場の支所もあります。
わりと新しい建物が多く、寂しい雰囲気ではありません。
そんな国道沿いに局はありました。
元は集配局だったのでしょうか、大きめの局舎でした。
局の隣にはゲンキーがありました。
元々は村だったことを考えると、かなり便利ですね。
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11 |
10:52 |
織田郵便局 |
おた |
福井県丹生郡越前町 |
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あ、ゲンキーというのはドラッグストアです。
うちの実家のあった岐阜県にも多くありました。
わりと大きな店舗なので、よく買い物していましたね。
それってもう15年以上前の話なんだな。
国道をそのまま北上し、織田の集落に入ります。
このあたりは2005年まで存在した旧織田町の中心地です。
劔神社などのある中心地に局はありました。
なかなか歴史と趣のある街並みが広がっているような気がします。
ゆっくりと観光でも訪れてみたい場所だと思いました。
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12 |
11:06 |
小樟簡易郵便局 |
ここのぎ |
福井県丹生郡越前町 |
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このまま国道を西に進んで、四箇浦に出るつもりでした。
しかし、途中のトンネル工事の影響で、国道は通行止め。
国道を通行止めにするほどの工事とは珍しいです。
仕方がないので、南側の走る県道を迂回します。
海沿いの集落に出て、国道を北上していくと、小樟簡易局に出ます。
四箇浦局の後に訪問予定でしたが、迂回で先にこちらを訪問。
海沿いの漁村にある小さな局といった感じです。
静かな集落ですが、国道を走る車はわりと多いです。
工事のダンプカーもおり、賑わって見えました。
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13 |
11:15 |
四箇浦郵便局 |
しかうら |
福井県丹生郡越前町 |
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小樟の集落を抜け、トンネルをくぐると四箇浦の集落。
温泉や商店など、観光向けの施設も目立ちます。
越前海岸沿いをドライブする観光客も多いのでしょうね。
子供の頃、実家から父の運転でよく来た場所です。
呼鳥門もまだ車で通れましたし、近くの和風ドライブインも健在でした。
国道365号の通行止め区間に入ると局はありました。
海沿いの国道305号からは、通行止めの仮ゲートがありますが、集落へは入れます。
通り抜けられると勘違いする人がいないようにでしょう。
こちらは局舎の見た目通りに集配局でした。
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14 |
11:29 |
厨郵便局 |
くりや |
福井県丹生郡越前町 |
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走ってきた道を戻り、国道を南下していきます。
ところどころ、集落内は狭い区間がありました。
ダンプカーとのすれ違いでは苦労しますが、普通車なら平気です。
小樟簡易局を通過し、海沿いの旧国道を進んでいくと局。
海沿いの局らしく、民家が密集する中に局はありました。
この局では風景印押印用の切手を購入しました。
売れ行きはそこそこのようで、古いものは残っていませんでした。
近くには越前がにミュージアムなるものがあります。
カニは好きですが、食べるものとしてしか認識しておらず…。
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15 |
11:40 |
米ノ浦郵便局 |
こめのうら |
福井県丹生郡越前町 |
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国道305号は日本海を横目に南下していきます。
ただ走るだけでも気持ちのよい道です。
しばらく局間距離が開き、米ノ浦局に到着。
国道沿いにありますが、駐車スペースは局前のわずかな場所。
交通量の多い道ではないので、それでも大丈夫です。
どっしりとした局舎に縦の看板が取り付けられていて、独特の雰囲気。
集配局のような貫禄もありますが、現在は無集配のようです。
海沿いの集落の限られた場所に構えるための独特な構造なんですね。
こういう郵便局に出会うと、「お、おもしろいね」と思います。
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16 |
11:52 |
白山郵便局 |
しらやま |
福井県越前市 |
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県道19号武生米ノ線に入ります。
米ノ…?
なるほど、米ノ、というのがこのあたりの地名なんですね。
そして、その「浦」が米ノ浦というわけだったのか。
そんな発見に感動しながら進むと、山上の集落に局。
こちらは越前市に位置していて、ずっと東には武生の市街地。
「しらやま、と読みます」と教えられました。
白山(はくさん)とは違うんですね。
ここからまた、海沿いの国道へと向かいます。
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17 |
12:03 |
糠郵便局 |
ぬか |
福井県南条郡南越前町 |
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県道3号に入って、今度はまた海沿いの国道を目指します。
越前海岸近辺は急峻な地形で往来が難しい地域です。
そんな中、内陸部との行き来がしやすい県道は貴重な存在。
しっかりと2車線で整備された道を下っていきます。
しばらく進むと、国道に出る手前、集落に局。
とはいえ、民家が数軒建ち並ぶ程度の静かな場所です。
これが国道沿いだったら、もう少し需要は高まりそうですが。
米に続いて糠。
じゃあ次の郵便局は、そろそろ、飯?
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18 |
12:15 |
河野郵便局 |
こうの |
福井県南条郡南越前町 |
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国道305号漁火街道を南下します。
いや、漁火街道なんて、海沿いらしくていいですね。
岐阜県では絶対にありえない名称ですし。
右手に日本海を眺めながら進みます。
途中の甲楽城の集落には、甲楽城簡易局がありましたが現在は閉鎖中。
さらに進んでいくと、左手に局は見つかりました。
集配局のようですが、割とコンパクトな局舎です。
局員さんもお一人ということで、お客さんの数も限られているのでしょうか。
貯金と押印の最中に、向かいの海の撮影をしました。
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オーシャンビューの河野郵便局。
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19 |
12:44 |
今庄郵便局 |
いまじょう |
福井県南条郡南越前町 |
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国道をそのまま南下していきます。
敦賀方面の海岸沿いを走る国道305号と分かれます。
あれ、このまま今庄方面も国道305号なのね。
海沿いの道は確かかつては有料道路だったはず。
ただ、海沿いの次の局は杉津局で、2014年夏に訪問済み。
国道8号と交差して、長いトンネルを抜けると南条。
途中の湯尾局を通過し、今庄局に到着。
湯尾局を見かけていたので、先に寄っておけばよかったなと後悔。
JR今庄駅などもある旧今庄町の中心地にある集配局です。
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20 |
12:56 |
古木郵便局 |
ふるき |
福井県南条郡南越前町 |
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来た道を北上し、国道476号に入ります。
476号なんて、限りなくインフレ番号で、ぱっとしません。
それもそのはず、福井県内完結路線にして、不通区間あり。
おいおい、これは国道としてどうなんだ。
そんなことを感じながらも走ってみると、意外と走りやすい。
いつの間にか古木の集落に入り、右手の集落内道路に局。
長閑な雰囲気の立地に似合わず近代的な局舎がお出迎え。
利用する側としては、きれいな局舎の方が便利です。
古めかしい局舎だと、今後のことも気になってしまいますしね。
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21 |
13:08 |
湯尾郵便局 |
ゆのお |
福井県南条郡南越前町 |
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それで、往路で湯尾局を訪問していれば、と思うわけです。
県道202号経由でショートカットできたのにな、と。
仕方がないので真面目に国道365号に戻り、北へ。
地図で見ると、国道476号沿いって、郵便局も僅かなんですね。
さて、北上すると湯尾小学校があり、その先を左折。
集落の中に入っていくと、ちょっとおしゃれな局舎がありました。
郵便局と主張する感じがなく、目立たない局です。
JR湯尾駅はこの集落の北端にあるので、駅からは離れています。
列車で訪問の際は、時間に余裕を持つことが必要です。
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22 |
13:21 |
南条郵便局 |
なんじょう |
福井県南条郡南越前町 |
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この界隈を列車で訪問する人は少ないでしょうか。
北陸新幹線が敦賀まで伸びると、ここは3セク化されるだろう区間。
JR湯尾駅付近から北に進んでいきます。
北陸自動車道今庄インターを過ぎても、景色は長閑。
少しずつ景色が開けてきて、山から田んぼに変化します。
JR南条駅への交差点を過ぎて、左折します。
スーパーマーケットのような店の先に局はありました。
旧南条町の中心地で、現在も南越前町役場が置かれています。
なるほど、この界隈では賑わっているように見えますね。
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23 |
13:32 |
王子保郵便局 |
おおしお |
福井県越前市 |
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国道365号をしばらく北に進んでいきます。
越前市に入り、武生の市街地が近付きます。
そうか、武生市って、いまは越前市なんですね。
いまさらながらに実感するのでした。
JR王子保駅の入口にあたる交差点に局はありました。
駅名は、王子保と書いて「おうしお」と難しい読み方。
しかし、局名は、音は同じでも「おおしお」と表記するようです。
このあたりの歪みはよくあることですが、HPの表記も信頼できないです。
ここから一気に武生市街地を訪問していきます。
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24 |
13:42 |
武生月見郵便局 |
たけふつきみ |
福井県越前市 |
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王子保駅前を通過して、踏切を渡ります。
いまは特急街道のJR北陸本線。
この光景が見られるのもあと数年なんですね。
北陸本線もぶつ切りになってしまうのか。
そんなことを考えながら北上し、国道8号を渡りました。
北に進んで、住宅街と農地の間のような場所に局。
のんびりとした立地で、駐車場もきちんと確保されています。
まあ、駐車場に関しては福井県内では苦労しなさそうですが。
局名に「武生」が冠され、市街地が近いことがわかります。
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25 |
13:51 |
武生常久町郵便局 |
たけふつねひさちょう |
福井県越前市 |
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国道365号とぶつかりますが、すぐに左折します。
JRの線路を跨ぐために少し高い場所を走ります。
陸橋を下りて北上する道に入りました。
武生商工高校の向かいに局はありました。
このあたりは住宅が立ち並んで、市街地の景色になっています。
それでも交通量は少なく、のんびりしていますね。
常久町という局名ではありますが、所在地は越前市南。
市街地の南端に位置していることがわかります。
武生市はかつて福井県第2の都市だったんですね。
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26 |
13:58 |
武生広瀬郵便局 |
たけふひろせ |
福井県越前市 |
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人口規模でいえば、越前市は福井市に次いで現在も第2位。
なるほど、福井県には10万人越えの都市が福井市だけなんですね。
のんびりとした雰囲気は、そういうところから来るんでしょうか。
常久町局からは西に向かって進んでいきます。
この道はそのまま進むと、午前中訪問した白山局に続きます。
田畑に囲まれた長閑な集落に入ります。
だんだんと住宅が増え、立派な屋敷なども並ぶ中に局。
局舎は意外にも新しそうな大きなものでした。
駐車場もきちんと整備されているのは助かりますね。
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27 |
14:06 |
大虫郵便局 |
おおむし |
福井県越前市 |
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広瀬局からは北に進んでいきます。
集落の中をゆっくりと進み、家並みは田園風景に。
吉野瀬川ダム建設事務所なる建物が出てきました。
こんな小川にも、上流にダムが造られようとしているんですね。
県道190号に出て、今度は西に向かいます。
すると、大きな看板が目立つ大虫局に到着しました。
大きい虫なんて聞いただけで嫌になる地名です。
近くにある大虫神社は、御朱印のサイトで紹介されていたような。
機会があったら、また訪れたい場所です。
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28 |
14:15 |
武生郵便局 |
たけふ |
福井県越前市 |
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大虫郵便局で時間があったので、PokemonGOを開いていました。
すると、局にポケモンを配置できる状態に。
置いたポケモンは1週間近く戻って来ませんでした。
こういうこと、ときどきありますね。
県道190号を東に進んでいくと、武生市街地に入ります。
国道365号に重複する区間になり、郵便局が出てきました。
大きな局で、ゆうゆう窓口もある立派な局舎です。
駐車場は構内にもありますが、局に面した道路沿いにもありました。
この配置は、かなり利便性が高いと思いました。
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29 |
14:23 |
武生深草郵便局 |
たけふふかくさ |
福井県越前市 |
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武生局からは北に向かいます。
地図をよく読めば、手前の道を行けそうだったんですが。
ナビに従ったところ、大虫口交差点経由で少しタイムロス。
まあ、これくらいのロスは仕方ないってもんでしょう。
武生局の北、東西に延びる道沿いに局はありました。
昔ながらの街並みですが、局舎はまだ新しく、駐車場もあります。
お客さんが集中すると、駐車場は混雑するかもしれません。
ただ、今回の旅では、そうした心配はありませんでした。
深草、というと、なんだか京都のような雅な印象を受けます。
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30 |
14:30 |
武生桂郵便局 |
たけふかつら |
福井県越前市 |
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深草局からは、しばらく東に進みます。
そういえば、京都の深草近辺は、懐かしい場所です。
大学時代の友人が卒業後、墨染に住んでいて、居候したっけ。
東日本大震災の直後、仕事を退職して何もないころの私。
自粛ムードの街並みと桜の美しさが、本当に心に沁みたんだっけ。
そんなことをふと思い出しながら、表町通りを北上すると局。
こちらもなんだか京都を彷彿とさせる局名です。
やはり市街地にあり、こちらは駐車スペースが1台分しかありません。
タイミング次第では、駐車スペースに悩まされそうです。
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31 |
14:39 |
武生天王郵便局 |
たけふてんのう |
福井県越前市 |
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表町通りを南下していきます。
途中から、総社通りと名前を変えるようです。
国道365号の交差点にぶつかったら左折します。
そのまま国道と分かれて進むと局はありました。
このあたりも昔からの市街地のようですが、人通りは少なめ。
「ちひろの生まれた家記念館」なるものが近くにあります。
かの絵本作家、いわさきちひろさんの生家があるんですね。
そんな市街地、JR武生駅や越前市役所にも近い場所です。
武生駅へは昨日、福鉄への乗り鉄のために来ていました。
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日曜日にフクラムに乗って足羽山公園に足を延ばしました。
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32 |
14:46 |
武生大山郵便局 |
たけふおおやま |
福井県越前市 |
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天王局わきの道を南下していきます。
道幅は狭いですが、普通車1台が通るには十分な道。
住宅地と商店が交じっているようなエリアです。
やはり昔からの市街地の裏道、といった雰囲気の道です。
広い道に出て右折すると局はありました。
近代的な局舎で、局の前の駐車スペースも確保されています。
なるほど、こういう感じのきれいな局舎が多いですね。
これも東海北陸エリアの特徴かもしれません。
ここからは、少しずつ市街地を離れていきます。
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33 |
14:55 |
武生国高郵便局 |
たけふくにたか |
福井県越前市 |
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JR北陸本線の踏切を渡ります。
川沿いに出ると、桜並木がとてもきれいです。
いまは春なんだな、と改めて実感させられます。
コロナ禍で花見は禁止されていますが、一人で眺める分には。
そんな言い訳をしながら、県道190号で北東を目指します。
県道沿いに局はあり、こちらは駐車場もたくさん確保されています。
郊外の県道沿い、というのはかなり需要があるんでしょうね。
通りがかりで立ち寄る人も少なくないのではないでしょうか。
この局までは、風景印が設置されていました。
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34 |
15:00 |
武生八王子郵便局 |
たけふはちおうじ |
福井県越前市 |
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県道2号武生美山線にぶつかります。
交通量は安定して多く、武生の存在感がわかります。
武生に通じる道は、往来も多いってことですね。
さて、道沿いにはスーパーマーケットバローがありました。
バローなんて、懐かしいですね。
そんなバローの先を北上すると局はありました。
郊外の住宅街といった印象ですが、お客さんは多めでした。
ここから先は風景印の設置がなく、貯金のみで局を後にします。
ちょうどパトカーが来ていて、警邏中の様子でした。
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35 |
15:08 |
武生塚町郵便局 |
たけふつかまち |
福井県越前市 |
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国道8号福井バイパスに沿って北上していきます。
さすがは幹線国道。バイパスの往来は多そうです。
県道212号に出て、8号を横断すると局。
武生商工会議所などが近くにあるようです。
こんなに郊外に商工会議所があるというのもなんだかな。
郊外の局ですが、局舎はなかなか近代的。
局前の駐車場はマンホール工事中で、隣の敷地に駐車。
それだけ駐車スペースにも余裕がある場所なので安心です。
局名は、何度変換しても、竹二日町、になります。
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36 |
15:15 |
北新庄郵便局 |
きたしんじょう |
福井県越前市 |
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塚町局からは東に進んでいきます。
郊外の景色で、田園風景に変わります。
こうなると、走りやすくていいですね。
北陸自動車道をくぐってから南下しました。
県道194号に出たら、少し武生市街地に戻り、局。
なんだかポップなイメージの局舎です。
お客さんがほかにいなかったので、貯金はすぐにできました。
ここからは、ちょっと武生市街地方面に向かいます。
残り45分間で、何局回れるでしょうか。
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37 |
15:22 |
北日野簡易郵便局 |
きたひの |
福井県越前市 |
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県道2号になって西に進んでいきます。
国道8号にぶつかるところに、ちょっと大きな商業施設。
ここへは16時を過ぎてから、買い物に来ました。
ミスタードーナツに100円ショップなどなど。
郊外型の店にしては、ちょっと寂しい印象を受けましたね。
国道8号を南下し、庄田交差点を右折すると局。
ちょうど郵便局の集配の車と一緒になってしまいました。
こちらの局は保険を扱っていない郵便と貯金局です。
保険アイコンがないと、貯金非扱いかと思ってしまいます。
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38 |
15:31 |
五分市郵便局 |
ごぶいち |
福井県越前市 |
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県道201号をそのまま東に進んでいきます。
また武生市街地に背を向けて進んでいくことになります。
北陸自動車道をくぐり、仁愛大学を横目に進みました。
集落の中に入って郁夫、五分市局はありました。
かつては集配局だったのでしょうか、大きめの局舎です。
この集落には、昭和56年まで鉄道が通っていました。
福井鉄道南越線ということで、福鉄の路線網がここにもったんですね。
昭和56年と言えば、私の生まれる5年ほど前。
私の生まれたころも、まだまだ昭和の景色だったんでしょう。
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39 |
15:40 |
岡本郵便局 |
おかもと |
福井県越前市 |
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五分市駅跡に出ると、確かに道路は線路跡の様子。
地図で見ると、武生市街地からカーブを描いています。
廃止から40年経っても、その痕跡は残っています。
そんな道を進み、さらに越前和紙の里へ。
和紙の博物館などもあり、静かな趣深い集落に。
局は狭い道沿いにありますが、新しいながらも和風の局舎。
周囲の風景に溶け込むような工夫がされているんですね。
ここに、最近のコンビニ型局舎は、似合いませんからね。
さて、残りあと20分となりました。あと1局でしょうか。
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40 |
15:49 |
今立郵便局 |
いまだて |
福井県越前市 |
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紙の文化博物館なる建物がありました。
このあたりは越前和紙の産地なんですね。
歴史が息づいている雰囲気がありました。
そこから今立の中心地へと入りました。
旧今立町は、武生市と合併して越前市となりました。
1市1町の合併だったとは知りませんでした。
そんな街の中心地、粟田部地区に局はありました。
いかにも、旧集配特定局、といった雰囲気の局舎です。
裏手に駐車場はありますが、出入口は狭いので注意です。
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41 |
16:00 |
服間郵便局 |
ふくま |
福井県越前市 |
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今立の市街地を進んでいきます。
花筐公園という公園がありましたが、桜がきれいでした。
昔ながらの地方都市、といった雰囲気の中心地です。
合併前が「町」だったことを考えると、大きな町だと思います。
県道25号から2号に入り、北東へ向かうと局。
県道沿いとはいえ、交通量はそれほど多くはありませんでした。
静かな場所で、周囲の建物も古くからのものが多そうでした。
そんな中にあってコンビニ型の局舎はやはり浮いてしまいます。
もう少し周囲の景色に溶け込む工夫がほしいものです。
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夜は湯楽里という温泉に泊まりました。広々とした風呂が気持ちよかったです。
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山へ海へと行ったり来たりの行程だったにも関わらず、最終的には41局を訪問できたことはかなり大きな収穫となりました。
福井県内のこのエリアの未訪問局は40局を切っているので、明日はどこまで訪問局数を伸ばせるかが楽しみです。
地図とにらめっこしながらルーティングをしましたが、これが吉と出るか凶と出るか。その時は全く気付くわけもありません。
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