旅も終盤、木曜日の朝はのんびりと津山市北郊の鏡野町にある局からスタートします。津山市から美作市方面の未訪問局を訪問していきます。
このあたりの自治体には全くと言っていいほどなじみがなく、鏡野町、美作市など、「そういえばあったっけ」という程度の感じです。
まずは山あいに位置する鏡野町の香々美北郵便局を目指して県道をひた走ります。里山の景色が広がり、山奥という感じではないですね。
|
1 |
09:01 |
香々美北郵便局 |
かがみきた |
岡山県苫田郡鏡野町 |
|
途中の道の駅で時間をつぶして出発です。
朝の津山市近郊は、通勤で車が多い地方都市の顔。
津山市街地に向けての車の流れがやはり多いようです。
そんな津山市郊外を抜け、鏡野町に出ました。
県道392号をしばらく北に向かっていくと局はありました。
鏡野町立香北小学校などがあり、民家が点在している地域です。
山奥という印象ではないですが、静かな山里といった感じ。
夏の朝方は、なんともいえず爽やかな感じです。
今日はこの局から南下して訪問していくことになります。
|
2 |
09:14 |
香々美郵便局 |
かがみ |
岡山県苫田郡鏡野町 |
|
県道392号をそのまま南に戻ります。
走りやすい道なので、快適ドライブ。
これが都会の渋滞している道だと、こうはいかないだろうね。
香々美川沿いを進み、香々美小学校付近に出ました。
このあたりは農協などもあって、まとまった集落です。
局舎は県道沿いにありましたが、駐車場もなく不便な場所。
元々集配局だったのか、その面影がありました。
皆さん、向かいの農協に車を置いて訪問しているようでした。
そんなこんなで、鏡野町の訪問を終えて津山市に戻ります。
|
3 |
09:25 |
津山一宮郵便局 |
つやまいちのみや |
岡山県津山市 |
|
小高い山を越えて東に進んでいきます。
この小さな峠が市町境になっていました。
そんなわけで、3局目にして津山市に戻りました。
宮川沿いの狭い道は、昔ながらの道です。
宮川という名前の川沿いには、必ず神社があるんだな。
伊勢神宮にも、飛騨一ノ宮にも、やっぱり宮川。
すると、やはり美作國一之宮中山神社がありました。
その先、局は集落の中の狭い道沿いにありました。
窓のカーテンが喫茶店のようで、なんだかおもしろいですね。
|
4 |
09:30 |
上河原簡易郵便局 |
かみがわら |
岡山県津山市 |
|
宮川沿いを進んで、県道68号にぶつかります。
さらに市街地に入る県道452号を走ると局。
南に進むと鶴山通りとなる道沿いです。
ここまで来るともう市街地ですね。
城下町という印象はなく、このあたりは都市郊外の景色。
住宅街や商店が並ぶ整備された街並みです。
入口のレンガ調の外壁が、なんだか懐かしい感じですね。
生まれの実家(名古屋の南区)にもこんな壁があったな。
ちょっと懐かしくなって、実家にも帰省したい気分に。
|
5 |
09:38 |
津山総社簡易郵便局 |
つやまそうじゃ |
岡山県津山市 |
|
帰省といえば、今年はなかなか難しいのかな。
実家にも帰れないなんて、という憤り。
怒りのぶつけどころもわからない日々です。
こんな日が来るなんて…2020年って忘れられないだろうな。
さて、南に進み、中国道をくぐって右折。
集落の中を進んでいくと局はありました。
駐車場はもう少し南側に位置していましたが、路肩でも大丈夫そう。
局での貯金は短時間で済みました。
しかし、局を出ると急にお腹が痛くなりました。
|
6 |
09:55 |
津山小田中簡易郵便局 |
つやまおだなか |
岡山県津山市 |
|
ここで腹痛を我慢しても仕方がない。
この先のパフォーマンス低下は確実です。
そんなわけで、少しコースアウトしてコンビニへ。
お茶やチョコレートを買って一息。
それから南下して広い県道394号に出ました。
片側2車線の道を西に進んでいくと、局は反対車線にありました。
駐車場は局の前にありましたが、タイミング次第では訪問しづらそう。
局の前に大きく張り出した屋根が印象的な局舎です。
雨の日でも荷物の出し入れがしやすそうだと思いました。
|
7 |
10:07 |
津山北園簡易郵便局 |
つやまきたぞの |
岡山県津山市 |
|
ここからは市街地へ復帰すべく東に進みます。
交通量は多いですが、道も広いのでスムーズです。
津山ってこんなに都会だったのかと思ってしまいます。
右手に昨日訪問した田町局を横目に、さらに東へ。
鶴山通りを北に進んでいき、中国道の手前で右折。
さて、こちらの局は驚くほど繁盛していました。
駐車場の混雑はもちろん、窓口にも常に人がいる感じ。
端末もどうやら2台設置されているようです。
これなら、直営局になってもよいのでは、と思います。
|
8 |
10:14 |
志戸部簡易郵便局 |
しとべ |
岡山県津山市 |
|
地図で見ても、付近に直営局はありません。
南に田町局がある以外は、3方位とも簡易局。
そんな市街地を抜け、今度は東に向かいます。
郊外型のお店があり、その先に局。
ちょっと見通しの悪い駐車場が惜しいですね。
これなら、もう少し条件の良い場所に移転できそうですが。
こちらも、車通りのある道沿いなので、お客さんはいました。
局を後にする際にも、入れ違いでお客さんが来たほどです。
需要のある局というのは、偏りがちなんですよね。
|
9 |
10:23 |
津山山西簡易郵便局 |
つやまやまにし |
岡山県津山市 |
|
城北通りに入って東に進んでいきます。
このあたりはもう東津山地区、しかも北麓といった感じ。
城北通りといっても、お城がこの南にあるわけじゃないです。
津山城跡の北側に続いている、といったところ。
しばらく走って左折、さらに細い道に入ると局。
局舎はまだ新しいのか、きれいなものでした。
駐車スペースも広く、駐車しやすい構造になっていました。
こういう便利な局って助かりますね。
少しわかりづらい立地ですが、需要が高そうです。
|
10 |
10:30 |
美作高倉簡易郵便局 |
みまさかたかくら |
岡山県津山市 |
|
県道345号をそのまま北に進んでいきます。
田園風景が広がる長閑な道です。
こういう道って、気楽に走れますよね。
都市部とは違ったよさがあります。
途中で集落に入る道へと右折しました。
作州街道の交差点を渡ると局は右手にありました。
酒屋さんの向かいにあって、兼業なんでしょうか。
駐車場部分は共用になっているようでした。
局名に美作が冠されているのが素敵なポイントです。
|
11 |
10:42 |
成名郵便局 |
せいめい |
岡山県津山市 |
|
作州街道に入って東に進んでいきます。
この道の雰囲気って、なんだかいいですね。
昔ながらの街道筋だからでしょうか。
焦らない雰囲気があって、昔の人が歩いた道なんだなって。
車で数分で到着してしまう道のり。
それを何時間もかけて歩いていた時代があるってことだもんね。
国道53号に出て、南下していくと局はありました。
大きな局舎は現役の集配局。
津山市街地から距離もあるので、集配が必要なんだね。
|
12 |
10:51 |
勝加茂簡易郵便局 |
しょうかも |
岡山県津山市 |
|
国道を北に進んでいきます。
久しぶりに見る標識の「鳥取」の文字。
そうか、国道53号は鳥取市に続いていたんでした。
先週あれだけお世話になっておきながら。
また作州街道に入って、途中で北上した集落に局。
局にたどり着くまでの道のりは少し複雑だったかな。
農機なんかも置かれた局の雰囲気が田舎らしくて好きです。
局では家族なのか2世代で迎えていただきました。
ちょうどお盆明け。ならではの光景なのかな。
|
13 |
10:59 |
西中簡易郵便局 |
にしなか |
岡山県津山市 |
|
お盆に帰省する習慣がない自分。
うちの実家も、子供の頃からそういう習慣がなかったな。
いまでは、思い立った時に名越に帰るんだけど。
今年は冬には帰れるだろうか。
新野小学校付近に局はありました。
タバコ屋さんを兼ねているようでした。
外に面してのたばこカウンター。
最近あまり見かけなくなったなあ、と思いました。
というか、愛煙家ではないから、意識してないだけか。
|
14 |
11:06 |
新野郵便局 |
にいの |
岡山県津山市 |
|
亡き父がたばこをよく吸う人だったんですよね。
だから、たばこ屋さんって、記憶の中によく出てくる。
身近に吸う人がいなくなると、気にしなくなるんだろうね。
なんだか懐かしい思いに浸ってしまいそうです。
さて、2005年まで勝北町役場だった市役所支所で国道に。
局は国道沿いにありました。
旧町名は勝北ですが、局名はこのあたりの地名である新野。
こちらは昔から集配局ではなかったんでしょうね。
実は少し離れたところに勝北郵便局があるんですね。
|
15 |
11:15 |
勝北郵便局 |
しょうほく |
岡山県津山市 |
|
国道53号を鳥取方面に走ります。
日本原工業団地を過ぎ、ちょっとした集落に。
民家も多くて、このあたりは人の往来も多そう。
そういうところには郵便局がちゃんとある。
というわけで、国道沿いに局はありました。
かつては集配局だったのか、集配スペースらしきがありました。
局名は「しょうほく」と読み、旧町名「しょうぼく」と異なります。
というか、勝北町をしょうぼく、と読むことを知らなかった。
このあたりは日本原高原、というところなんだそうです。
|
16 |
11:23 |
滝本郵便局 |
たきもと |
岡山県勝田郡奈義町 |
|
日本原高原、なんだかすごい名前だな。
そう思っていたら案の定、日本原駐屯地。
陸上自衛隊の駐屯地がこんなところにあるんですね。
~原という地名と自衛隊施設って親和性があるんだろうか。
ほかにもいくつかあった気がするな。
気付くと勝田郡奈義町に入り、国道沿いに局を発見。
四角い最近の局舎でした。
駐車場は国道のわき道に面し、駐車しやすくて助かります。
奈義町の局をいくつか訪問していきます。
|
17 |
11:31 |
奈義郵便局 |
なぎ |
岡山県勝田郡奈義町 |
|
国道53号は幹線国道ですが、思ったより車は多くないです。
時間帯的なもの、タイミングもあるんだろうけど。
さて、奈義町の中心地、奈義町役場付近に出ます。
局は国道沿いにありました。
局舎の見た目通り、こちらは集配局です。
この町はよく合併せずに残っていますね。
駐屯地の存在など、財源がきちんとあるからでしょうね。
平成の大合併で町村が多く姿を消しました。
ときどき出会う「市じゃない自治体」にほっこりします。
|
18 |
11:40 |
行方郵便局 |
ぎょうほう |
岡山県勝田郡奈義町 |
|
そのまま国道を東に進んでいきます。
標高が上がっているな、というのが走っていてもわかります。
この先は峠越えで、ループ橋なんかもあるみたいです。
山の向こうの鳥取県側には未訪問局を残したまま。
またいつかこのあたりにも来ることがるでしょう。
そんな国道を進んでいくと局は左手にありました。
県境が近いんだな、ということがなんとなく肌でわかる静かな場所。
国道も車通りが途切れると静かになるんですよね。
この局を訪問して、ここからは南に向かいました。
|
19 |
11:55 |
勝田郵便局 |
かつた |
岡山県美作市 |
|
行方局付近の交差点から南に向かいます。
少し局間距離が長くなります。
県道356号を走り、しばらくは緑豊かな長閑な道。
馬桑川沿いの道で、集落も途切れます。
途中で県道7号に入り、そのまま進むと局はありました。
大きな局舎は集配局っぽいですが、いまは無集配局のようです。
集配局の再編というのはかなり進んでいるんですね。
勝田、と聞くと、茨城県を想像してしまいます。
常磐線沿線住民だから仕方がないってことでしょう。
|
20 |
12:02 |
豊久田簡易郵便局 |
とよくだ |
岡山県勝田郡勝央町 |
|
ここからは西に向かっていきます。
津山方面に戻るようなルートです。
未訪問局ばかりのエリアって、自由度が高いですよね。
どの局から回っても自由!って最高。
さて、国道429号を進み、途中で南下します。
県道354号を進んでいくと局はありました。
民家なのか何か商売をやっているのか、という建物。
何か商売って、簡易郵便局自体がそれだっていうのにね。
この局からは勝央町の局訪問が続きます。
|
21 |
12:12 |
石生郵便局 |
いしゅう |
岡山県勝田郡勝央町 |
|
豊久田からは北西に延びる道に入ります。
その道を行くのか、というところをナビされました。
実際に走ってみると、十分に広い道です。
作州街道を過ぎて国道429号に出ました。
さらに西に進んで集落に入ると局はありました。
国道から離れた集落内の道沿いなので、とても静かでした。
向かいが自動車修理工場のようで、ラジオの音が聞こえてきます。
そういえば最近って、ガソリンスタンドでもラジオが聞こえなくなりました。
大音響で歌謡曲が流されていたのは、もう昔ってことですかね。
|
22 |
12:21 |
植月郵便局 |
うえつき |
岡山県勝田郡勝央町 |
|
国道429号をそのまま西に進んでいきます。
この国道、福知山と倉敷を結ぶ道ですね。
この旅でも、そして昨年の旅でもたびたび登場してます。
こんなにお世話になる道というのもなかなかないですね。
さて、局は工事区間内にありました。
出庫時に誘導員の方にお世話になりました。
局舎は少し前に建てられたであろう、近代的なお洒落局舎です。
この時代の建築基準にぜひ戻してもらいたい。
そんなことを思いながら局を後にしました。
|
23 |
12:33 |
勝央郵便局 |
しょうおう |
岡山県勝田郡勝央町 |
|
このまま西に進んでも、昨日訪問の広野簡易局です。
そんなわけで、県道67号で南下します。
勝央町の中心地、勝間田地区に出ました。
今度は国道179号にでると、局はありました。
大きな局舎はもちろん集配局でした。
局名の英語表記は「SHOO」なんですね。しょうおう、ですからね。
大岡山、とかのように本当に表記に困る例ですよね。
JR勝間田駅に近く、わりと栄えた市街地です。
津山市の都市圏を形成しているんでしょうね。
|
24 |
12:39 |
黒坂簡易郵便局 |
くろさか |
岡山県勝田郡勝央町 |
|
国道179号を津山市方面に進んでいきます。
交通量も安定して多く、往来の多い区間です。
JR姫新線西勝間田駅に入る道を右折。
さらに十字路から集落に入ると局はありました。
駐車場がないので、路肩を借りて車を置きます。
このあたりは民家が建ち並んでいます。
駅が設置されるくらいの集落なので、そこそこ人は住んでいるんでしょう。
貯金は短時間で済み、次の局へと向かいます。
列車で訪問するには、ちょっと不便かもしれません。
|
25 |
12:48 |
柵原安井簡易郵便局 |
やなはらやすい |
岡山県久米郡美咲町 |
|
そもそも姫新線は列車の本数が少ない。
駅からどれだけ近い局でも、数は稼げません。
むしろ、ちょっと距離があるくらいの方が時間を潰せるか。
ときどき列車利用の局巡りをしますが、難しいですよね。
都会ならまだしも。いや、都会は自転車とか使うし。
そんなことを考えながら県道52号を南下していくと久米郡美咲町。
旧柵原町のエリアで、山間に集落が広がります。
県道413号と合流すると局はありました。
山あいの静かな集落で、人通りも少ない場所でした。
|
26 |
12:54 |
北和気郵便局 |
きたわけ |
岡山県久米郡美咲町 |
|
県道52号は岡山市方面と美作市方面を結んでいます。
この区間を行き来するには、便利な道なんでしょう。
どれくらいの需要があるかは別として。
とはいえ、津山市街地を避けたい車には便利でしょうね。
甲和気川と乙和気川なる川がぶつかるところに局。
お洒落で近代的な局舎が山の緑に映えますね。
和気というと、岡山県でも兵庫県寄りの地名です。
このあたりは和気町とは離れていますが、繋がりがあるのでしょう。
柵原という土地は、ちょっとおもしろそうです。
|
27 |
13:00 |
柵原大戸郵便局 |
やなはらだいと |
岡山県久米郡美咲町 |
|
県道52号を進んで行くと、景色が開けます。
吉井川沿いに集落が栄えていました。
県道26号との交差点に局はありました。
交差点に面した局というのは、訪問が多少面倒です。
車を止めるタイミングもありますしね。
それから、局舎の写真も撮影しづらいということもあります。
さて、貯金を無事済ませて局を後にします。
ここからは柵原市街地方面に向かいます。
柵原を冠する局はいくつかあるようですね。
|
28 |
13:07 |
小瀬簡易郵便局 |
こせ |
岡山県久米郡美咲町 |
|
県道26号を吉井川沿いに進んでいきます。
川幅が広く、のんびりとした雰囲気です。
しばらく進むと、右手のわき道に局はありました。
県道から入るには少し狭い道なので注意が必要です。
川沿いの県道は堤防上にあるので、少し道を下るところに局。
広々とした砂利の駐車場がり、訪問はしやすかったです。
吉井川のきれいさを話題にしましたが「昔よりは汚れましたよ」と。
昔はもっときれいで、よく遊べたんだそうです。
水質悪化や環境の変化は、全国共通の問題ですね。
|
29 |
13:14 |
柵原郵便局 |
やなはら |
岡山県久米郡美咲町 |
|
そのまま県道に戻って南下していきます。
川の流れそのままに道もカーブします。
緩やかな川の流れでよかったと思います。
急流だと、きっと道路ももっとくねくねしそうです。
さて、柵原町の中心地に入り、県道から右手の道へ。
集落の中を進んでいくと局はありました。
隣の美咲町柵原総合支所は、かつての柵原町役場でしょう。
集配局でもおかしくないですが、こちらは現在は無集配。
このあたりの集配業務はどこの局が行っているんでしょう。
|
30 |
13:23 |
柵原吉ケ原郵便局 |
やなはらきちがはら |
岡山県久米郡美咲町 |
|
県道26号をそのまま進んでいきます。
吉井川を渡るとまとまった集落に入りました。
県道を離れた旧街道のような雰囲気の道沿いに局はありました。
駅前通りのような雰囲気もあり、不思議な集落です。
貯金を終えて車に戻ると、気になる標識。
吉ケ原駅…?
調べてみると、柵原鉱山資料館のところが、旧吉ケ原駅のよう。
そうか、このあたりは備前片上から鉄道が通っていたのか。
列車も保存されているということで、いつか訪れたい場所です。
|
31 |
13:34 |
黒本簡易郵便局 |
くろもと |
岡山県赤磐市 |
|
県道351号で吉井川沿いを南下していきます。
こちらは交通量も少なく、スイスイ進みます。
赤磐市に入り、こちらは旧吉井町のエリア。
久しぶりに見かけた、B&G海洋センターから小高い山越えに。
県道265号沿いに局はありました。
とても静かな場所で、小さな集落の雰囲気が素敵です。
このまま西に向かうと山越えで弓削局方面です。
距離があるので、こちらの局はほぼ行き止まり局。
そんなわけで、東に戻って吉井の市街地に進みます。
|
32 |
13:42 |
周匝郵便局 |
すさい |
岡山県赤磐市 |
|
県道265号を東に進んでいきます。
再度吉井川沿いの開けた集落に入りました。
このあたりは旧吉井町の中心地でしょうか。
現在は鉄道がないので、静かな町だな、といった印象です。
駅があるのとないのとでは、全然街の表情が違いますからね。
国道374号にぶつかり、北に進んでいくと局。
赤磐市吉井支所の向かいにありました。
ただ、局名は吉井ではなく、かつての村名である周匝。
周匝と、字面はカッコいいですが、難読地名ですね。
|
33 |
13:52 |
英田郵便局 |
あいだ |
岡山県美作市 |
|
国道374号を来たに進んで行きます。
吉井川を渡るところで一瞬和気町に入ります。
さらに少しだけ、美咲町に入ります。
そして美作市に戻ってきました。
英田保育園に英田幼稚園、英田中学校と英田小学校を発見。
なるほど、英田の集落はわりとまとまった地区なんですね。
局は集落の中にあり、近くには図書館もありました。
調べてみると、2005年までは英田町というひとつの自治体。
いろいろな施設があるのも当然ですね。
|
34 |
14:05 |
美作巨勢郵便局 |
みまさかこせ |
岡山県美作市 |
|
吉野川沿いの国道を北上していきます。
川の流れは穏やかで、こんな夏の日には水に触れたくなります。
この時期は、やっぱり水辺がいいですね。
樫村交差点を右折すると局はありました。
三角屋根のお洒落な近代的な局舎でした。
山を背景に落ち着いた色合いの局舎が似合ってます。
この県道をそのまま進んでいくと林野方面に抜けることができます。
ちゃんとした道のようですが、今日は通りません。
局の多い国道沿いを北に進んでいきます。
|
35 |
14:09 |
下山簡易郵便局 |
しもやま |
岡山県美作市 |
|
樫村交差点まで戻り、そのまま吉野川を渡ります。
すぐに県道362号に出て、丁字路を南下します。
集落の中にすぐに局は見つかりました。
美作巨勢局からも近く、いきなり局間距離が縮みます。
地理的には川を挟んでいるので、局の存在意義は大きいでしょう。
貯金を済ませても、美作巨勢局を出てから5分も経っていません。
ときどき山間部でもこういう局の配置に出会うことがあります。
歴史的に意味があって、それぞれの局に需要があるのでしょう。
そんな歴史がありそうな地区をさらに進んでいきます。
|
36 |
14:19 |
南和気簡易郵便局 |
みなみわけ |
岡山県久米郡美咲町 |
|
県道379号で山へ向かって進みます。
小高い峠越えのような道です。
とはいっても、道幅は確保されているので走りやすいですね。
しばらくいくと集落に出ます。
美咲町のエリアに戻ってきていました。
集落の中に入っていくと局はありました。
何とも貫禄のある局舎は、かつても村役場の建物なんだそう。
外を観察すると、なるほどその表記が残されています。
貴重な建物が簡易局として存続しているのはうれしいですね。
|
南和気村役場もなければ柵原町もない。カーローンを扱う農協も撤退済み。
|
37 |
14:36 |
湯郷郵便局 |
ゆのごう |
岡山県美作市 |
|
県道349号で山をぐるっと回り込みます。
トンネルでも掘ればもっと時間短縮になりそうですが。
とはいえ、この区間を行き来する需要はそれほどないか。
美作岡山道路をくぐったら湯郷の集落です。
その名の通り、の温泉街が広がっています。
国道374号に出ると、なかなかくせのある局の立地です。
局前の道は国道に向けての一方通行。
局の裏手から回り込んで局に到着することができます。
このわき道は、おそらく郵便局利用者向けなのでしょう。
|
38 |
14:43 |
美作郵便局 |
みまさか |
岡山県美作市 |
|
国道374号に戻って、北上していきます。
吉野川沿いの道はのんびりとしていますね。
それでもやはり国道というだけあり、交通量はありますね。
しばらく走ると左手に局は出てきました。
国道179号との丁字路に面していて、存在感は抜群です。
集配局で堂々とした局舎ですが、ゆうゆう窓口はありません。
このあたりだと津山まで行かないとゆ窓はないんですね。
お客さんも多めで、目立つ局はやはり需要があります。
このあたりが美作市の中心地にあたるのでしょうか。
|
39 |
14:49 |
美作明見簡易郵便局 |
みまさかみょうけん |
岡山県美作市 |
|
川の対岸には美作市役所が出てきました。
市役所があるところが中心地とは限りませんが。
特に平成の大合併以降は、公共施設の集約が進みました。
だから、中心市街地に市役所があるという概念も崩れつつありますね。
そうでなくても、車社会では広義に役所を建てることが多いので。
JR姫新線をオーバーパスし、右折して側道を進むと局。
この局に、こちらから向かうとちょっと複雑な経路になります。
国道の側道に右折して進入するというのもなんだか気が引けますし。
付近にはJR林野駅があり、駅前の雰囲気も少し感じました。
|
40 |
15:00 |
豊国郵便局 |
とよくに |
岡山県美作市 |
|
県道51号に入り、北に進んでいきます。
このあたりは郊外型の店舗も多く、市街地の雰囲気です。
都会ではないけれど、地方都市の景色そのもの。
しばらく行くと、中国道の美作インターがあります。
中国道をくぐった先、右手に局はありました。
道幅も広く、交通量の多い区間なので、反対側にあると焦りますね。
付近は郊外の住宅街といった雰囲気です。
美作インターはわりと市街地に近い場所にあるんだな、と思いました。
貯金を済ませて、次の局を目指していきます。
|
41 |
15:07 |
美作楢原簡易郵便局 |
みまさかならはら |
岡山県美作市 |
|
40局を超えてもなお、1時間残されています。
これだけスイスイと訪問できると気持ちが良いです。
さて、旧美作町エリアを進みます。
県道354号を東に進み、田園風景の中へ。
途中で右手に折れ、集落の中の道に入ると局はありました。
局名の美作は、旧国名というより、旧町名でしょうか。
もちろん旧美作町は美作国から来ているんでしょうが。
小ぢんまりとした建物に小さな入口ドア。
簡易局らしい佇まいがこの地域にマッチしています。
|
42 |
15:14 |
美作平福郵便局 |
みまさかひらふく |
岡山県美作市 |
|
県道を南下していきます。
標高も下がるのか、坂道を下っていきます。
JR姫新線をアンダーパスする区間は、まだ新しそうです。
災害対策工事でも施されているのでしょうか。
一ローカル線とはいえ、姫新線は重要な東西軸ですからね。
一度乗り通してみたいな、と思いつつ、実現していません。
国道179号にぶつかると局です。
交差点にも近いので、駐車場に車を入れるのが面倒かも。
ここから少しだけ西に向かって簡易局を拾います。
|
43 |
15:24 |
北原簡易郵便局 |
きたはら |
岡山県美作市 |
|
国道179号を津山方面に向かいます。
交通量は多くはないですが、山あいの国道の雰囲気です。
カーブが続き、吉野川を渡る直前で左折します。
すぐにあった酒屋の建物が簡易局になっています。
いや、なんだこの大胆なデザインの酒屋さんは。
局の入口でバドワイザーのビールシャワーの洗礼を受けます。
よかった酒好きに生まれて。
貯金をしてもらい、局を後にしてもなお、バドワイザーに目が行きます。
こんな酒屋さんがこれからもずっと残っていますように。
|
44 |
15:39 |
作東郵便局 |
さくとう |
岡山県美作市 |
|
さて、国道179号をまた、東に向かいます。
先ほど訪問した平福局を横目に、さらに東へ。
美作江見駅が見えてくると、旧作東町の中心部。
吉野川を渡ってすぐのところに局はありました。
大きめの局舎は集配局で、お客さんの数も多かったです。
少し時間はかかったものの、この先に訪問予定は1局のみ。
時間に余裕をもって局を後にすることができました。
ただ、市街地の国道沿いとあって、出庫に手間取ります。
車を東に向けて、最後の局へと向かいます。
|
|
国道179号は、川の支流沿いになり、幾分穏やかな景色に。
山家川という名前の川で、流れも静かです。
途中、道路を広げる工事が行われていました。
片側交互通行で少し待たされましたが、大きな影響はありません。
JR美作土居駅付近で集落に入ると局はありました。
貯金を済ませても、まだ16時まで数分ありました。
この先は兵庫県との県境になります。
16時までに間に合う局がありませんので、ここで終了です。
県境まで到達できるおは思わず、今日は大きな成果です。
|
湯郷温泉の宿で。つゆしゃぶは美味しく、ボリューム満点。これで1人分とは驚き。
|
このあとは、林野にある湯郷温泉まで戻り、温泉のある宿に宿泊しました。美作三湯と呼ばれ、湯原、奥津と並ぶ温泉だそう。
今夏の旅は温泉三昧だったと思います。GoToキャンペーンから東京都は除外されていますが、そもそもの宿泊代金が安いこの夏。
ちょっといい宿も、食事付きで予約しちゃうくらいの気持ちの余裕があり、とにかく旅を一人で楽しむには良い夏です。
|