長い旅の最終日を迎えました。コロナ禍の旅とあって、先行きは見えませんでしたが、対策はばっちり、最後まで快適に過ごせました。
最終日は岡山県を脱出し、東京に近付くルートを進みます。佐用から龍野方面へ抜けるのは予定として、その後は近隣局を検索しながら。
山陰の日本海側をスタートした旅も、いよいよ太平洋側の都市へと抜けることになります。どんな旅になるでしょうか。
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1 |
09:02 |
右手簡易郵便局 |
うて |
岡山県美作市 |
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美作市も山あいの右手集落に向かいます。
鳥取県との県境にも近く、旅の初日を思い出します。
鳥取県の局は初訪問だったので、かなりわくわくしたんだっけ。
そんな思いを抱きながら、県道7号を北上。
しばらく進むと、静かな集落の中に局。
9時少し前のベストなタイミングで到着しました。
うお、これぞ山の中の簡易局、と興奮するような局舎。
こういう局舎が、令和の時代にもあるんですねえ。
気持ちよくスタートを切り、山を下っていきます。
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2 |
09:13 |
梶並郵便局 |
かじなみ |
岡山県美作市 |
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ちなみに県道7号、このまま県境を越えると智頭町。
山郷簡易郵便局ということで、まだ未訪問局です。
智頭町方面の局を訪問できるのは、いつになるのかな。
またすぐにでも来たいな、と思います。
県道7号を今回は南下していきます。
右手への往路でも確認した通り、県道沿いに局はありました。
市の出先機関もある集落です。
局舎も大きめで、こちらは集配局になっています。
集落を流れる川は梶並川。このあたりが水源なのでしょう。
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3 |
09:26 |
馬形簡易郵便局 |
まがた |
岡山県美作市 |
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県道を下っていくとダムがありました。
それゆえか、道もよく整備されてます。
途中で県道を離れ、左折する道に入ります。
県道7号を進むと、勝田局へ出ることができます。
少し頼りない道を進むと、国道429号にぶつかりました。
東に進むと局はありました。
国道沿いの簡易局ですが、交通量も落ち着いていて、訪問しやすいです。
貯金を済ませて局を後にします。
この先は、またもや、国道429号にお世話になります。
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4 |
09:41 |
粟広簡易郵便局 |
あわひろ |
岡山県美作市 |
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何度も話題にしました、国道429号を走ります。
東、はい、福知山方面に進んでいきます。
この旅では序盤から終盤まで何度も登場していますからね。
すぐに、県道388号を南下していきます。
県道は途中で通行止め区間があり、迂回して西に進みます。
四の谷川沿いに進むと局はありました。
なんだかお洒落な局舎と、内装も植木がたくさんあって素敵。
そんなこんなで、局員さんとはしばし歓談。
このあたりにも、たくさんの歴史があることがわかりました。
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結局来た道を戻るしかないということです。
まあ、いいでしょう、こんな旅も。
国道429号に出て、また福知山方面に進みます。
しばらく進んでいくと、国道沿いに局はありました。
広い駐車場があって、訪問しやすいですね。
瓦屋根の局舎がこの景色に似合っています。
さて、このあたりは局が点在しています。
行ったり来たりのルートになりがち。
旅の最終日なので、あまり気にせず訪問しましょう。
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粟井から吉野へは、県道161号が近く見えます。
しかし、山越えの区間がくねくね。
峠道は悪路なのかもしれませんね。
そんなわけで、ナビで案内されるのは県道358号、5号経由。
大回りのようですが、こちらのが短時間なのでしょう。
県道5号を進んでいくと、局は右手にありました。
吉野川沿いのわりと大きな集落です。
川の名前にもなっているくらいなので、歴史があるんでしょう。
貯金を済ませて次の局へと向かいます。
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7 |
10:19 |
大吉郵便局 |
おおよし |
岡山県美作市 |
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県道5号は主要地方道なので、交通量もあります。
作東大原線とありますが、現在はどちらも美作市。
平成の大合併で、市内完結の県道になっています。
集落に入る道を右折すると、局はありました。
和風モダンなお洒落な局舎が田舎の景色に似合っています。
大吉、とはまた縁起の良い局名ですね。
局の所在地は美作市壬生、なんですが、大吉とはいかに。
付近には大吉保育園というのもあるので、地域の名称なのでしょう。
そういえば、最近浅草寺で引いたおみくじが凶でした。
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このまま大原へと進んでいくことになります。
とはいえ、この作東大原線とはお別れ。
県道357号に入り、国道429号に抜けました。
先ほどの粟井局から国道を走ればここに抜けます。
とはいえ、国道も迷走してるので、なんだかよくわからない感じに。
国道沿いに局はあり、広い駐車場がありました。
これだけ広々としていると安心しますね。
駐車場で困るということはなさそうです。
この付近は真船川という川沿いに開けた集落です。
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小高い山を越え、集落も谷ごとに広がります。
国道を進むと、さらに山越えをして大原の町に近付きます。
高度を下げて集落に入り、県道5号を南下したところに局。
讃甘と書いて「さのも」なんて、まず読めないです。
連声しているんですね。
この付近には智頭急行の宮本武蔵駅があります。
武蔵資料館とか、武蔵神社なんていうのもあるんですね。
時間があればゆっくりと歩いてみたい場所です。
次に来るときには「五輪書」も読んでから是非とも。
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10 |
10:49 |
大原郵便局 |
おおはら |
岡山県美作市 |
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県道5号を北上し、国道と合流しながら大原の市街地に。
大原町は2005年に合併し、美作市になっています。
もう15年も前なのか、と思うと、平成の大合併も昔だね。
当時は違和感しかなかった地名も、いまは馴染んでいます。
美作市役所の大原総合支所向かい、国道沿いに局はありました。
大きめの局舎で、集配もしている局です。
近くには大原駅もあり、このあたりは中心市街地にあたります。
旧因幡街道大原宿、とあり、歴史ある町なんですね。
列車でも道路でも、現在も大阪鳥取間の要衝です。
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11 |
10:59 |
石井郵便局 |
いしい |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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国道373号に入り、いよいよ兵庫県へ。
ムーンライトながらを思い出してしまうような国道です。
あまりこの話は通じないと思うので切り上げて。
いつの間にか岡山県から兵庫県に入りました。
同時に、なぜか腹が痛くなり、苦しみながら石井局到着。
一気に関西圏に入ったな、と思わせるイントネーションです。
こんなに言葉って違うんだな、と実感します。
近畿地方と中国地方の境目ですもんね。
岐阜愛知の県境よりも、文化の差は大きいでしょう。
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12 |
11:13 |
江川郵便局 |
えかわ |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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国道をそのまま南下していきます。
石井駅が右手に出てきて、思わずトイレ行きたいな、なんて。
でもきれいじゃないトイレは使いたくないしな…。
そんなことを考えながら、通過して後悔。
作用平福インターを過ぎ、県道161号を右折。
山あいの集落に入ると局はありました。
集落の中の意外な場所に局があり、駐車スペースも狭かったです。
県道沿いの広いところに建てればいいのに、なんて。
こういう局も、味があって素敵なんですけどね。
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13 |
11:29 |
平福郵便局 |
ひらふく |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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来た道を戻り、平福の集落へ。
すると、ちょうどそこに道の駅がありました。
これは立ち寄るしかないな。
おかげで、腹痛はなんとか収まってくれました。
いや、急にこういうことってあるんですよね。
そして、平福駅付近から北に向かうと局はありました。
なんと味のある集落でしょうか。
宿場町の雰囲気をしっかりと残している素晴らしい景観です。
こういうところは、やはりゆっくり歩きたいものです。
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14 |
11:43 |
佐用郵便局 |
さよう |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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国道373号に合流し、南下していきます。
このあたりまで来ると、大阪方面の車が多いですね。
中国道佐用インターをくぐると、佐用の市街地です。
昔からこの地域の中心として発展してきたんでしょう。
佐用川に沿って南下し、智頭急行の線路をくぐります。
そのまま市街地への道を進んでいくと局はありました。
集配局なので、大きな局舎が町の中心地にあるといった感じです。
時間帯的なものか、お客さんの数も多めでした。
貯金と風景印押印を済ませて局を後にしました。
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15 |
11:55 |
幕山郵便局 |
まくやま |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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JR佐用駅と佐用町役場を横目に進みます。
駅名は「さよ」で、町名が「さよう」なんですよね。
駅は昔の町名の読みのままなんだそうです。
佐用駅はJR姫新線と智頭急行のジャンクション。
昔よりも便利になった数少ないローカル線の駅です。
さて、中国自動車道に沿って県道365号を進むと局。
静かな山里の局といった雰囲気です。
高速道路で通過したら、気付かないような場所なんだろうな。
こういう長閑な場所、大事にしたいなと思います。
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16 |
12:08 |
上月郵便局 |
こうづき |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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県道124号で南下していきます。
険しくはない山越えの県道は快適なドライブ。
山を越えると、国道179号に出ます。
このあたりは旧上月町の市街地になっています。
2005年に合併して佐用町になっています。
JR上月駅を横目に進み、丁字路を左折すると局。
佐用町の上月支所などもある中心地ですが、静かな印象。
合併してしまうと、街の中心だったことは忘れられそうです。
それでも、中国道のPAに名前を残していますね。
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17 |
12:17 |
久崎郵便局 |
くざき |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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ワイドビュー国道373号に入り、南下します。
佐用川に沿って進む国道で、流れは静かなもの。
しばらく進むと、久崎の集落に入ります。
集落はわりとまとまった印象で、国道を左折すると住宅街に。
小学校前の交差点ですが、肝心の小学校は2015年に廃校。
その付近に郵便局はあり、局舎もまだ新しいもの。
集落が寂しさを感じさせないのは、智頭急行の高架橋のせいでしょうか。
久崎駅は1994年の開業とまだ新しく、存在感があります。
鳥取連絡路線として、今後もしばらくは安泰でしょう。
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18 |
12:25 |
中安簡易郵便局 |
なかやす |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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そういえば、鳥取に新幹線計画はありませんね。
そう考えると、智頭急行はしばらく安泰。
スーパーはくとも新型車両が投入されそうですし。
まあ、ライバルは高速道路のマイカーとバスでしょうね。
県道368号を千種川に沿って進みます。
2014年廃校の旧中安小学校付近に局はありました。
まだ新しそうな局舎は機能的な造りでした。
宅配業者からの電化製品の搬入が行われている横で貯金。
なるほど、この局もより一層快適になるんでしょうね。
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19 |
12:34 |
南光郵便局 |
なんこう |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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JR姫新線の踏切を渡ると徳久の集落です。
JR播磨徳久駅がありますが、わりと本数はあるみたい。
姫路方面に繋がり、通勤圏なんでしょうか。
佐用町南光支所地域振興室なる建物があり、その先に局。
集配局っぽい建物ですが、現在は無集配局です。
局員さんが少しお疲れ気味だったのは、お盆明けのせいでしょうか。
このあたりは2005年までは南光町だったエリア。
町域が南北に長いとか、革新町政とか、おもしろいワードが並びます。
ここもいまは佐用町。佐用町って広いんですね。
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20 |
12:41 |
西徳久簡易郵便局 |
にしとくさ |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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県道53号に入って北東に進んでいきます。
途中にカタクリ群生地があるようでした。
こんなところにもカタクリが生えているんですね。
岐阜の実家がカタクリの群生地に近かったこともあって、懐かしいです。
しばらく行くと、県道沿いに局はありました。
三角屋根のかわいらしい局舎が印象的です。
千種川沿いのこの谷は、元々南光町だったところですね。
さらに上流にも局はありますが、今回の旅では巡りません。
いつか、このエリアをまた訪問する日を楽しみに。
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21 |
12:53 |
末広郵便局 |
すえひろ |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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旅程上、来た道を戻るようになります。
車は多くないので、走りやすい道です。
国道179号に出て、左折します。
しばらく進んでいくと、国道沿いに局はありました。
しかしこの立地ながら、駐車場がありません。
これはどう考えても不便の一言に尽きます。
とはいえ路肩や車の置けるスペースがあるので大丈夫ですが。
年季の入った局舎から考えて、近く改築も行われるでしょう。
そのときには、きっと使い勝手の良い局になるでしょう。
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22 |
13:01 |
三日月郵便局 |
みかづき |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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国道179号をそのまま進んでいきます。
標識にも姫路などの文字が並んでいます。
アーバンネットワークに近付いていますね。
あれ、上月の時点でもうすでにアーバンネットワークでしたっけ。
さて、三日月の市街地で国道を離れます。
集落の中を進んでいくと、黄緑色の爽やかな局舎。
2005年までは三日月町だった町の中心地にあります。
この局は現在でも集配局のようです。
近くには佐用町三日月支所がありました。
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23 |
13:06 |
東三日月簡易郵便局 |
ひがしみかづき |
兵庫県佐用郡佐用町 |
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三日月の町はなかなか歴史の流れが面白そうで。
なんでも、森家の流れを汲んだ城下町なんだそうです。
森氏というと、私の故郷、可児市にも関わりがあります。
美濃金山城の城主は森氏でしたからね。
思わぬところに繋がりを感じ驚きながら三日月の町を進みます。
国道と並んで走る集落の道沿いに局はありました。
静かな集落の民家にある局です。
簡易局らしい佇まいで、なんだか落ち着きますよね。
しばらく続いた佐用町の局も、ここでお別れです。
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24 |
13:14 |
西栗栖郵便局 |
にしくりす |
兵庫県たつの市 |
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国道179号を姫路市方面に進んでいきます。
県境にも近いので、それほど交通量はありません。
とはいえ、往来の需要は十分にある場所。
集落も途中に点在しています。
国道から急坂で下り、鍛冶屋という集落に入ります。
もう少し別のアプローチがあったかもしれません。
狭い道沿いに局は位置していました。
集落の中で家々が迫っているので、かなり限られたスペースです。
もう少し南下して、駅の近くに局があってもよいのに…。
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25 |
12:27 |
千本簡易郵便局 |
せんぼん |
兵庫県たつの市 |
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国道179号に合流し、東に進んでいきます。
国道は川の流れに沿って向きを変えています。
しばらく進んでいくと、千本の集落に。
JR姫新線千本駅付近に局はありました。
駅が集落の外れにあるせいか、ずいぶん何もないところに思えます。
そんな駅の近くにあるので、周囲は田畑が広がるばかり。
貯金をすると、カボスドリンクをいただきました。
ありがとうございます。
うれしさのあまり、写真を撮影し忘れました。
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ちょうどやって来た姫新線の列車を撮影。
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26 |
13:32 |
東栗栖郵便局 |
ひがしくりす |
兵庫県たつの市 |
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国道に戻り、さらに東に進んでいきます。
心なしか交通量も増えてきた気がしますね。
栗栖川に沿った気持ちの良い国道です。
しばらく走ると国道の右手に局はありました。
なんだか懐かしいけれど、古い街並みにマッチしそうな局舎。
決して新しい局舎ではないのでしょうが、これはこれで素敵な雰囲気。
この付近には駅はなく、千本の次は播磨新宮駅です。
そんな駅のない集落ではありますが、民家は点在しています。
国道沿いという便利さもきっと需要に繋がるでしょう。
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27 |
13:44 |
香島郵便局 |
かしま |
兵庫県たつの市 |
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少し寄り道をしていきたいと思います。
県道434号なる道に入り、山越えをします。
山越えとはいっても、それほど険しい道ではないです。
自転車で走れば大変でしょうけど。
揖保川沿いの県道26号に出たら北上します。
香島小学校の先に局はありました。
そうめんやっぱり揖保乃糸。
そんなCMソングが聞こえてきそうな立地の局です。
気付けばもうこのあたりはたつの市なんですね。
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28 |
13:55 |
播磨新宮郵便局 |
はりましんぐう |
兵庫県たつの市 |
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県道26号を揖保川に沿って南下していきます。
宍粟新宮線なる主要地方道に指定されています。
それなりに交通量の多い区間です。
このあたりが旧新宮町の中心地にあたるようです。
2005年に合併をして、たつの市になっています。
個人的には漢字表記の龍野市がカッコいいと思うのですが…。
そんな新宮の中心地にある局です。
立派で大きな局舎は、もちろん集配局でした。
播磨、が冠せられているのも、カッコいいですよね。
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29 |
14:05 |
新宮越部郵便局 |
しんぐうこしべ |
兵庫県たつの市 |
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南下していくと、JR姫新線の踏切に出ます。
JR播磨新宮駅も近く、列車本数も多いところ。
朝夕なんかは、渋滞が起きそうなところです。
この時間はスイスイ流れて、国道179号に合流しました。
しばらく走ると、左手に局はありました。
広い駐車場があって、これは便利だと思いました。
局内では商品見本のお香が焚かれていました。
白檀の香りがマスク越しにも心地よく、癒されました。
いや、すべての局でこのお香を焚いてください!
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30 |
14:11 |
龍野神岡郵便局 |
たつのかみおか |
兵庫県たつの市 |
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そうめんやっぱり揖保乃糸。
ではなくて、揖保川を渡ります。
揖保川の左岸に出て、県道437号を南下します。
東觜崎網干停車場線、って、なかなかコアな感じでいいですね。
旧出雲街道に入ったところに局はありました。
間口の狭い独特な造りが、旧街道沿いを実感させます。
奥行きは広いし、駐車場もあるのでその点は平気なんですが。
やはり、街道沿いというのは郵便局が建てられやすいですね。
ということは、昔からある局ってことでしょうか。
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31 |
14:19 |
龍野島田簡易郵便局 |
たつのしまだ |
兵庫県たつの市 |
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JR東觜崎駅付近を過ぎ、県道を南下します。
県道437号をしばらく走り、県道5号で右折。
進んでいくと局は左手にありました。
簡易局ながら駐車場は広くとられています。
局名にある「龍野」は、旧龍野市に由来していますね。
画数は多いですが、やはりこの漢字はカッコいいです。
この局より南、龍野川原町局や本龍野駅前局は訪問済み。
訪問は2012年1月と、もう8年半前です。
ちょっとびっくりしちゃうくらいの年月です。
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32 |
14:29 |
横内郵便局 |
よこうち |
兵庫県たつの市 |
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8年半って、もうそんなに昔なのか。
当時のことはまだ覚えています。
それだけに、そんなに昔とは思えない、というのが感想。
この数年間があっという間で、そして変化に富んでいました。
さて、しばらく北東に進んでいきます。
田園風景を抜けていくと、集落に入って局。
町はずれの静かな場所にある局でした。
南部に行けばもっと街が広がりますが、このあたりは長閑な場所。
なんだか、うちの地元にも似ているような気がします。
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33 |
14:36 |
林田郵便局 |
はやしだ |
兵庫県姫路市 |
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県道435号を北上していきます。
長閑な景色ですが、民家が点在しています。
ものすごく田舎という感じではないですね。
都市の郊外といった雰囲気が色濃いです。
そのまま東に向きを変えて、林田川を渡ったところに局。
こんなところにこんな大きな局が!
そう思ってしまうくらいの大きな集配局でした。
お客さんもわりと多いので、存在は認知されているんですね。
気付けば姫路市。市域の広い都市には多くの局があります。
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34 |
14:43 |
林田上伊勢簡易郵便局 |
はやしだかみいせ |
兵庫県姫路市 |
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姫路市の局訪問は2010年以来のことです。
赤穂市から電車で移動し、自転車で市街地を訪問したんでした。
それから10年半も姫路の局を訪問していなかったなんて。
県道435号を東に向かうと、だんだんさらに長閑に。
里山の風情が残る集落に入りました。
集落の中の県道沿いに局はありました。
この局の営業時間はちょっと変則的なので注意が必要です。
郵便窓口は16時までですが、貯金窓口は15時まで。
この時間差は何だろうと思いつつ貯金を済ませました。
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35 |
14:52 |
太市郵便局 |
おおいち |
兵庫県姫路市 |
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県道413号を南下していくと、国道29号に出ます。
なるほどこの道が因幡街道。
若桜を経て、鳥取方面に続きます。
この旅のスタートはもう約2週間前。
鳥取を目指して旅を進めたのでした。
懐かしい気分になりながら、山陽自動車道をくぐった南に局。
静かな集落ですが、ここはJR姫新線太市駅前です。
古めかしい局舎がのんびりとした気分にさせてくれます。
太市、という局名は現地では読めませんでした。
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36 |
15:02 |
姫路打越簡易郵便局 |
ひめじうちこし |
兵庫県姫路市 |
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さらに南へ向かえば未訪問局も山ほどあります。
しかし、残り1時間と限られているので、郊外を地道に。
国道29号を経由して北東の、白鳥台というニュータウンへ。
大都市の郊外にニュータウンがある。
これはもう全国どこへ行ってもお決まりの光景です。
そんな、比較的古くて規模の小さな団地の中にある簡易局です。
建物はまだ新しそうな、近代的な外観をしていました。
ただ、局以外のテナントが撤退したのか、ちょっと寂しい雰囲気。
駐車スペースも限られているので、使い勝手はどうかな。
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37 |
15:08 |
姫路峰相郵便局 |
ひめじみねあい |
兵庫県姫路市 |
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県道545号となる道を東に向かいます。
路線バスのルートにもなっているようでした。
このあたりは、対姫路駅方面の市街地と繋がっているようです。
車も多くなり、やっと都市らしい都市に来ました。
峰相交差点の先、右手に局はありました。
交通量の多い六角橋の交差点付近にあるので、駐車が不便です。
台数はわりと確保されていますが、お客さんも多めです。
三角屋根にアナログ時計の局舎が印象的でした。
北部住宅地の需要を支えている局だと実感しました。
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38 |
15:18 |
飾西郵便局 |
しきさい |
兵庫県姫路市 |
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菅生川沿いの県道411号を南下していきます。
書写病院、書写中学校、書写養護学校。
なんだか字がうまくなりそうな地名の場所です。
少し西に向かうと、大きな局舎の飾西郵便局に出ました。
見た目の通り、集配局でもありました。
元々は集配普通局だったというのも納得できる規模です。
お客さんは少し多めでしたが、待ち時間はあまりなく貯金完了。
局を後にして、次の局を目指します。
もうとっくに予定局は訪問しているので、適当に検索します。
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39 |
15:27 |
姫路美ノ脇郵便局 |
ひめじみのわき |
兵庫県姫路市 |
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付近で無理なく回れそうな局をピックアップ。
頭に記憶して、次の局を目指します。
県道5号を東に向かい、書写養護学校付近に。
書写局もあるようですが、今回はパスします。
そちらは、もっと北東に位置しているようですね。
住宅街の狭い道を進んでいくと局はありました。
民家が建ち並ぶ地区にあるので、駐車場も狭いもの。
ちょうど移動販売の車なんかもいて、ごちゃごちゃしていました。
懐かしい雰囲気の小さな局舎でした。
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40 |
15:38 |
姫路青山北郵便局 |
ひめじあおやまきた |
兵庫県姫路市 |
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菅生川沿いを南下していきます。
交通量が多く、都市部に近付いているのがわかります。
JR姫新線余部駅付近を横目に進み、姫新線のガードに。
線路をくぐってすぐに右折し、狭い道を走ります。
小さな川沿い、住宅街の中に局はありました。
目立たない立地で、因幡街道沿いにあってもよさそうなのに。
まあ、広い道沿いだと、訪問しづらくなるのもありますが。
これだと、付近の住民の知る人ぞ知る局ってとこでしょうか。
趣味で回る私のような人にはそれでよいのでしょうが…。
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41 |
15:46 |
姫路青山郵便局 |
ひめじあおやま |
兵庫県姫路市 |
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さて、最終日の16時まで、残すところ20分ほど。
近くにある局を後いくつか訪問します。
少し山越えっぽい道を進みつつ、国道2号に出ます。
天下の国道2号もこんなところを通っていたんですね。
住宅街の中に入ると、局はありました。
局の前を用水路が流れていて、ちょっと訪問しづらい立地。
駐車スペースがその水路の蓋というのか、ブリッジ部分です。
こういう局、ときどきあるのですが、不便さはありますよね。
貯金を済ませて、足早に局を後にしました。
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42 |
15:54 |
姫路西蒲田郵便局 |
ひめじにしかまだ |
兵庫県姫路市 |
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夢前川沿いの県道417号に入ります。
国道2号を境に因幡街道から八幡街道に名前が変わっています。
それでも昔から往来のあった街道筋なんだな、と思います。
山陽新幹線をくぐった先、局は右手にありました。
わき道沿いの駐車場は満車だったので、路肩を借りて駐車。
急いで局を訪問して局を後にしました。
16時前のタイミングは、少し混むような気がします。
こちらの気持ちが焦っているのもあるでしょうが、お客さんは多いはず。
閉店間際に駆け込みたくなる気持ちはわかりますね。
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43 |
16:00 |
姫路東夢前台簡易郵便局 |
ひめじひがしゆめさきだい |
兵庫県姫路市 |
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それでももう1局、行けるかな、という思いで出発。
夢前川を渡る橋が意外と少ないんですね。
橋を渡って今度は一気に北上していきます。
山陽新幹線をくぐってしばらく行くと、局はありました。
小さな簡易局ですが、ぎりぎりの訪問を迎えてくださいました。
長旅の最後の最後の局。
なんだか長い局名ですが、「夢」の字が入っているのが素敵。
気持ちよく旅を締めくくることができました。
この瞬間が、人生で最もホッとするんですよね。
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山陽姫路東IC~小菅出入口 579.9キロ・普通車9,830円
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このあとは、回転寿司を食べてから高速道路に乗って、一路東京を目指しました。途中で休憩を挟みつつも、日付が変わったくらいに帰京。
運転は多少疲れますが、車を買い替えたこともあり、以前よりもかなり楽に旅をすることができました。スイスイ走るのがいいですね。
世の中の状況は相変わらずですが、旅を楽しむ気持ちは忘れず、感染対策をばっちりに、一人のんびり静かに旅をしたいと思います。
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