湯原から山越えで、いつもの穴鴨へ。穴鴨集落へは昨日に続いて2度目の訪問です。今日は国道で通過して、482号を進んでいきます。
相変わらず山あいの道ですが、なだらかな山が続き、岐阜県や長野県で育った私にとっては、街中と大して変わらないくらいの道です。
のんびり走ってもちょうど9時に到着できるという、旅先ならではのわくわく訪問で、今日も順調に旅ができそうな予感です。
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1 |
09:02 |
上斎原郵便局 |
かみさいばら |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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国道179号に入って山あいを進みます。
このあたりは旧上齋原村。
そんな村があったのか、と思ってしまいます。
平成の大合併で消された自治体名のひとつですね。
合併前も人口1000人に満たない小さな村だったんですね。
そんな村の中心地なのか、民家も多い爽やかな集落へ。
大きめ局舎ですが、現在は集配局ではないようです。
鳥取県境に近い小さな集落。
のんびりとした時間が流れる村からスタートです。
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2 |
09:16 |
奥津温泉郵便局 |
おくつおんせん |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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国道179号をそのまま南に進んでいきます。
観光客が通るような道でもないのか、車は少なめ。
一本西を走る湯原温泉の道よりも長閑な雰囲気です。
それでも、だんだんと温泉が近付いてきました。
奥津温泉のある集落に入ると、旅館に交じって局。
県境から山を下りつつ温泉街に出る感じ、湯原と似ていますね。
温泉街あるあるなのか、駐車場のない古めかしい局です。
向かいの旅館?も工事中なのか、人気はありませんでした。
この先、旧奥津町の局がしばらく続きます。
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3 |
09:23 |
羽出簡易郵便局 |
はで |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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県道445号経由で西に向かっていきます。
このあたりは昔からの集落が続きます。
奥津温泉局がかつては奥津局を名乗っていたんですね。
旧奥津町の中心地はこのあたりだったのでしょうか。
さて、蒜山への山越えに続く県道の途中に局はありました。
上り坂の途中にある小さな簡易局です。
駐車場がないこともあり、路肩を借りて車を置きました。
ほとんど交通量のない道だったので、これでも安全です。
ここからは国道に復帰して南下していくことにします。
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4 |
09:31 |
奥津郵便局 |
おくつ |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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国道179号に入り、さらに南へと進んでいきます。
山あいではありますが、山奥ではない場所。
こういう景色が、中国山地のいいところですよね。
本気の山だと、ちょっと暗い気持ちになります。
国道41号をひたすら走るとそんなときがありますからね。
しばらく行くと国道沿いに局はありました。
こちらは1999年に久田郵便局を移転改称した集配局。
旧奥津町の名を名乗っていますが、同日奥津局が奥津温泉局に改称。
なんだか複雑な経歴をもつ、ダム関連の移転改称局です。
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5 |
09:46 |
富郵便局 |
とみ |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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ダム建設と郵便局の移転改称は、しばしば見かけますね。
地元、岐阜県でも、旧徳山村の廃村などが記憶に新しいです。
1980年代ともなると、あまり記録もないのでしょうが。
ダムに沈む前の徳山村へは何度か行ったことがあります。
そんな徳山地区も今やダムの底。
さて、県道56号を西に向かっていくと富地区。
2005年までは富村という独立した自治体だったというから驚きです。
静かな集落の中に局はありました。
村唯一の郵便局が、旧村名を語り継いでいきます。
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6 |
09:58 |
余野下簡易郵便局 |
よのしも |
岡山県真庭市 |
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県道327号で山越えをします。
とはいえ、険しい山道ではなく、軽い山越え路。
昔は峠越えの道だったんでしょうが。
いったん真庭市に入り、川沿いを進みます。
日焼けした小学生くらいの男の子が川で遊んでいます。
ああ、なんて長閑なんだろうって思う集落に局。
川に面している道沿いの酒屋さんに局はありました。
絵に描いたような田舎の風景に思わず胸いっぱいになります。
こういう日本が、まだここにあるんですね。
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7 |
10:11 |
中谷簡易郵便局 |
なかたに |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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余野下の集落からは久世へと抜けるルートもあります。
というか、真庭市なので、久世からのアプローチが多いのかな。
そんな私は、久世へは抜けずに東へ。
県道82号をしばらく東に進み、再度鏡野町へ入ります。
苫田ダムから続く吉井川沿いの集落に局はありました。
古めかしい局舎の簡易局は、農協の向かいにありました。
ゴム印を押すときに「何色にしましょうか?」と。
いろいろな色から選べるようになっていました。
おすすめをチョイスしてもらい、通帳が華やかになりました。
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8 |
10:17 |
鏡野小田郵便局 |
かがみのおだ |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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さらに東に進んでいきます。
少しずつ山あいから町に近付いています。
鶴喜小学校という、どう考えてもめでたい小学校に。
長生きできそうな運気をもらいます。
その近くに局はありました。
局名に町名である鏡野を冠しています。
合併前の旧鏡野町のころからの鏡野エリアなんでしょうね。
それにしても、2町2村が合併しても人口は12,000人ほど。
規模の小さな自治体が多い地域だったんですね。
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9 |
10:27 |
鏡野郵便局 |
かがみの |
岡山県苫田郡鏡野町 |
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合併後も市制施行をしていない自治体、ありますね。
もちろん、市制施行が狙いでも条件でもないでしょうが。
小規模な自治体が多い地域では、合併しても人口は増えません。
しばらく道なりに南下していき、香々美川沿いの集落に局。
鏡野町役場にも近く、このあたりが中心地なんでしょうね。
私の地元にも各務原市があり、「かかみがはら」「かがみがはら」なんて呼ばれます。
各務野高校なんていう高校もあるので、鏡野に通ずるのでしょうか。
そんな地名の由来を感じながら、古来日本は鏡は特別だったな、と。
この地域には、そんな「かがみ」に由来する地名が多いです。
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10 |
10:35 |
院庄簡易郵便局 |
いんのしょう |
岡山県津山市 |
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このあたりまで来ると、わりと町、という感じです。
津山市に向けて市街地が広がっている感じがします。
国道179号に入ると、片側2車線の区間になりました。
交通量も多く、いつの間にか津山市に。
中国道院庄インター(そんなのあったんだ!)を過ぎます。
JR院庄駅近くの道沿いに局はありました。
このあたりはもう市街地に近い住宅街の雰囲気です。
それなりの需要があるのか、お客さんの数も多めでした。
この先は、津山市街地とは反対に進んでいきます。
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11 |
10:44 |
宮尾郵便局 |
みやお |
岡山県津山市 |
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津山市街地は午後に回して、ひとまず昨日の続きを。
山あいの地域に残してしまった局を訪問します。
大垪和などは、残したくないですからね。
国道181号に入り、西に進んでいきます。
姫新線に沿って吉井川を渡ると国道沿いに局はありました。
古めかしい局舎と、機能的とはいえない駐車場。
それでも、混雑していなければ不便はなさそうです。
このあたりは民家も多く、津山市街地から続く集落です。
しかし、駅がないので、疎らな印象を受けます。
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久米川に沿って西に進んでいきます。
なんだか懐かしい名前だな、と思うのも当然。
8年ほど前まで、西武線沿いの久米川に住んでいたんですよね。
あれから東村山に行くこともないな…。
そんなことを考えながら進むと、国道沿い右手に局。
立派な局舎ですが、現在は集配はしていないよう。
広い局舎を持て余しているような印象も受けます。
近くにある駅は、JR美作千代駅。
千代と書いて「せんだい」と読ませる。クセが強い。
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13 |
10:58 |
宮部簡易郵便局 |
みやべ |
岡山県津山市 |
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北に向かうと中国道をくぐります。
旧久米町の中心地で、なんだかのんびりした風景。
ここは、作家重松清の故郷なんだそうです。
この景色からあの小説が生まれたのかと思うと感激です。
さて、県道335号で西にしばらく走ります。
宮部川に沿ってしばらく行くと局はありました。
なにかの事務所のようなところに併設されている局です。
製材所?資材置き場?のようなところもあります。
静かな雰囲気で、なんだか田舎の局だなという印象です。
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14 |
11:07 |
坪井郵便局 |
つぼい |
岡山県津山市 |
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県道339号で南下していきます。
小高い山越えのようになっていました。
JR坪井駅付近で中国道を越え、さらに国道181号に。
集落の道を走っていくと局はありました。
局の手前で工事の通行止めになりましたが、局までは行けるとのこと。
黒っぽい局舎は珍しいな、と思いました。
古めかしい局舎でもしゅっとして見えますよね。
黒っぽい服を好んで着るようになったのは、そのせいでしょうか。
ここ数年での体重変化に自分でも驚いてしまいます。
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途中の踏切で津山行きの列車に遭遇。1日12往復の貴重な列車。
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15 |
11:26 |
旭北郵便局 |
あさひきた |
岡山県久米郡美咲町 |
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国道を西に進めば昨日の河内局に出ます。
ここでやっと昨日の行程と繋がりましたね。
さて、県道341号なる怪しい道に入って南下します。
「この先大型車通行不能」の看板の先は立派なループ橋。
予告通り細くなった道は少しの区間で解消。
ダム建設でも予定されているんでしょうか。
しばらく県道を進むと局はありました。
立地的に簡易局でもありそうな静かな集落の外れです。
山あいにあって、なかなか近代的な局舎でびっくりでした。
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16 |
11:35 |
油木簡易郵便局 |
ゆき |
岡山県津山市 |
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南下していくと、国道429号にぶつかります。
津山と倉敷を結び、倉敷方面に進むと昨日の旭局です。
津山から先、遠く京都府の福知山市まで続いているんですね。
昨年の8月14日に通った榎峠、あそこも国道429号だったんですね。
そのときは、岡山県区間に来るなんて思ってもいませんでした。
立派なトンネルで東に抜けると坂を下って集落に。
国道沿いに局はありました。
間口の広い古めかしいタイプの局舎ですが、よく目立ちます。
国道沿いでわかりやすく訪問しやすいのは助かります。
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17 |
11:41 |
桑村郵便局 |
くわむら |
岡山県津山市 |
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そのまま国道429号を東に進んでいきます。
あえて書くなら、福知山方面に走る、というところ。
そういえば、昨年は福知山にお盆休みの簡易局を残したな。
近いうちに福知山へも行かなくちゃな。
倭文川沿いを進み、景色もだいぶ開けてきました。
交通量も増え、コンビニなんかも目に入るようになったら局。
このあたりは津山市の南端部に近い場所。
すぐ近くに美咲町との市町境があります。
そんなわけで、次の局は美咲町となります。
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18 |
11:45 |
三保簡易郵便局 |
みほ |
岡山県久米郡美咲町 |
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そのまま国道を東に進んでいきます。
交通量も安定して多いのか、車は多く走っています。
気付くと美咲町に入っていました。
さっきも旭北局で美咲町を訪問していましたね。
美咲町は旧中央町、旭町、柵原町が合併して誕生しています。
そんな経緯が町域を複雑な形にしているんでしょうね。
美咲町に入ってすぐ、県道70号を左折すると局。
広い駐車場もあり、利便性の高い局だと思います。
この県道は交通量が多いので需要もありそうです。
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19 |
11:53 |
打穴中簡易郵便局 |
うたのなか |
岡山県久米郡美咲町 |
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ここからしばらくは美咲町の局を訪問していきます。
町ではありながら、局数はかなりのもの。
山あいの集落を行ったり来たりすることに。
県道70号をしばらく南下していきます。
津山市西部から国道53号に抜ける道でもあり、交通量は多いです。
もうすぐ国道53号というあたりで県道に沿って右折。
すぐにログハウス風の局舎が目に入りました。
丸形のポストにログハウス、なんだかいい組み合わせです。
駐車場も広く、訪問しやすい局で助かりました。
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20 |
11:59 |
打穴簡易郵便局 |
うたの |
岡山県久米郡美咲町 |
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そのまま県道を進んでいくと、だんだんと長閑に。
いや、いままででも十分に長閑だったんですが。
しばらく走って打穴川沿いの道に入ると局。
県道からも大きな看板が目立っていました。
局舎は旧特定局っぽいので調べてみました。
すると、1984年に簡易局に転換されているんですね。
思っていたよりも昔でびっくりですが、局舎はそれほど古さを感じません。
貯金を済ませて局を後にし、次へと向かいます。
特定局だった時代を思うと、なんだか心に沁みます。
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21 |
12:15 |
大垪和郵便局 |
おおはが |
岡山県久米郡美咲町 |
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県道70号をそのまま進んでいき、山間の集落に。
このあたりは、小さな集落といった感じです。
途中で県道373号に入りますが、こちらに進む車は少なめ。
自分の車1台だけでのんびりと進んでいきます。
しばらく行くと、棚田のある大垪和の集落です。
まず読めない地名ですが、長閑な景色に癒されます。
棚田について話題にすると「昔よりだいぶ荒れちゃってますよ」とのこと。
せっかくなので景色を眺めると、それでも素敵な棚田の風景。
こんなところが身近にあったら、心が清くなりそうです。
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大垪和局近くから眺める棚田と、躊躇するほど狭くなる県道。
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22 |
12:34 |
垪和簡易郵便局 |
はが |
岡山県久米郡美咲町 |
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県道373号という、JR東海にありそうな番号の道へ。
地図で見るとなんてことはないんですが、この先が…。
なんとも狭い道になり、おいこれは!という感じに。
さすがに躊躇いながら、それでも進むしかないんだ。
不安を抱きつつ、対向車がいないことに感謝しつつ、旭川湖畔に。
昨日、江与味から抜けられなかった県道の反対側に出ました。
「この先通行止め」を無視して進むと局。
そして、苦労の先には素敵な局舎が待っているんですよね。
局のことが大好きな受託者の方と、しばし歓談しました。
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23 |
12:51 |
鶴田郵便局 |
たずた |
岡山県岡山市北区 |
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県道30号を進んでいきます。
旭川沿いで、なかなか山深い景色です。
するとびっくり、岡山市北区に入りました。
岡山市は県庁所在地で、かつ政令指定都市。
そんな大都市とは思えないほどの静寂に驚きます。
そのまま進み、少しだけ県道70号に入ると局はありました。
鶴田と書いてたずた、と読むんですね。
たず、は、田鶴なんて表記することもありますね。
そんなこんなで、岡山市の局を久しぶりに訪問しました。
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24 |
13:04 |
福渡郵便局 |
ふくわたり |
岡山県岡山市北区 |
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旭川に沿った長閑な県道30号を進んでいきます。
こういう道は、ドライブを楽しくしますね。
のんびりぼんやりと走っていけますね。
あ、ぼんやりはだめですね。運転中は。
国道53号を南下していくと、福渡交差点に局はありました。
わき道に入った裏手に局の駐車場はあります。
こちらの局は集配局となっていて、局舎も一定の規模があります。
裏手の駐車場側にも出入口がるのは利便性が高いですね。
局を訪問して、ここからは北に向かって進みます。
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岡山方面行の列車を見送ります。令和とは思えない光景。
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25 |
13:16 |
神目郵便局 |
こうめ |
岡山県久米郡久米南町 |
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国道53号に合流するために福渡の集落を走ります。
さすがは政令市。駅へ向かう歩くスーツ姿。
福渡駅を過ぎたあたりでちょうど岡山方面行きの列車。
古めかしい車両がいい音をさせながら走ります。
国道に合流して、誕生寺川に沿って東へ北へ。
右折レーンのない久米南町上神目交差点を右折します。
しばらく行くと、集落の中に懐かしい局舎。
この先、久米南町の局訪問が続きます。
平成の大合併を生き抜いた、なかなか味のある歴史の町です。
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26 |
13:26 |
弓削郵便局 |
ゆげ |
岡山県久米郡久米南町 |
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国道53号をそのまま北に進んでいきます。
この国道とJR津山線が久米南町を南北に貫きます。
交通に恵まれていた点が、生き残りの要因でもあるでしょう。
しばらく行くと、お店も多いまとまった集落に。
ここが弓削地区で、久米南町の中心地です。
国道沿いに役場と郵便局が向かい合っています。
この配置は、昔から発展してきた町なんだなと実感させます。
集配局になっていて、駐車場も集配スペースと共有。
時間帯によっては混雑することもありそうですね。
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27 |
13:35 |
誕生寺郵便局 |
たんじょうじ |
岡山県久米郡久米南町 |
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国道を線路に沿って北に進みます。
寂しくはない山里の景色で、幹線国道ならではの交通量。
岡山と津山を結ぶ国道らしい景色ですね。
高速道路が並行していないので、純粋に交通量が多いです。
JR誕生寺駅前を通過し、集落の中に入ると局。
近くには浄土宗開祖の法然上人生誕地にあるその名も誕生寺。
いやいや、浄土宗の総本山、特別寺院がこんなところに。
これは全く知らなかった歴史に触れ、思わず背筋が伸びます。
そんな有難い名の郵便局を訪問し、久米南町は完訪です。
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28 |
13:50 |
亀甲郵便局 |
かめのこう |
岡山県久米郡美咲町 |
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国道53号をそのまま北に進んでいきます。
この国道、岡山市から鳥取市に向かう国道なんですね。
今回の旅にピッタリな、陰陽連絡国道です。
誕生寺池を横目に進むと、美咲町に戻ってきました。
しばらく行くと国道沿いに局はありました。
集配局ということで、わりと立派な局舎でしたね。
2005年までは久米郡中央町に位置し、地域の中心的な局だった模様。
中央町なんていう酔狂な町があったとは。
あ、そんなこと言ったら山梨県に怒られますね。
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29 |
14:02 |
津山皿簡易郵便局 |
つやまさら |
岡山県津山市 |
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上から読んでも中央中、下から読んでも中央中。
そんな美咲町立中央中学校を横目に北上します。
JR津山線が沿っていますが、ここは鉄道とマイカーのすみ分けがあるのでしょう。
車社会でも、岡山市で酒飲んで帰る、なら鉄道一択。
まあ、列車に揺られて酒飲みに行くなんて東京ならではかもね。
津山市に入り、佐良山駅を過ぎて進むと集落の中に局。
ここに来て、津山を冠する局に出会いました。
さて、午後2時過ぎ。
ここから一気に津山市街地を訪問していこうと思います。
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30 |
14:11 |
津山二宮郵便局 |
つやまにのみや |
岡山県津山市 |
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津山市というのも、イメージが湧くようで湧かない。
津山市は岡山県第三の都市で、人口10万人弱。
津山城の城下町で、というところまでは予備知識。
歴史もあって、地域の中心的役割を担っているんですね。
吉井川を渡った先に局はありました。
局名に津山が冠されていることからも、市街地に入ったことがわかります。
山間部に栄えた都市ですが、わりとまとまった津山市。
名前ぐらいは聞いたことがありますが、来るのは初めてです。
のんびりした街なのかな、と思いながら訪問を続けます。
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31 |
14:20 |
津山口郵便局 |
つやまぐち |
岡山県津山市 |
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西へ向かうと、午前中に訪問した院庄局です。
院庄地区も津山市の重要な市街地なのでしょう。
ただ、鉄道でいうと、姫新線のローカルゾーン。
再度吉井川を渡った津山口地区は、JR津山線の駅を中心に栄えたエリア。
岡山市と鉄道で繋がる、優等生のエリアです。
そんなJR津山口駅近くの街道沿いにある局でした。
津山口駅近辺は、そもそも地名が津山口なんですね。
郵便局名が駅名に合わせたというわけではないんですね。
無事津山口を訪問し、ここからは、津山市街地に入ります。
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32 |
14:30 |
津山大谷郵便局 |
つやまおおたに |
岡山県津山市 |
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国道429号を進み、市街地の南側を。
川の対岸が津山の昔からの市街地です。
昔からって、いつをもって昔とするのかは謎です。
というのも、津山駅のある吉井川の南側が、新しい市街地。
鉄道が開通したのが、と歴史をさかのぼると凄まじいことに。
そんな、JR津山駅の南側に位置する新しい街並みに局。
昔ながらの津山駅を裏手から眺める場所に局はあります。
行きたかったけど行かなかった「津山まなびの鉄道館」が見えます。
ああ、本当に行っておけばよかったと後悔しています。
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33 |
14:41 |
津山郵便局 |
つやま |
岡山県津山市 |
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吉井川を渡ると津山市街地です。
なんだか素敵な街並みが広がっている予感。
昔ながらの街並みがありそうな市街地は、いや、結構複雑。
一方通行の道が組み合わさった市街地を進んで局へ。
駐車場も局から少し離れた場所にありました。
歩いて局に向かうと、おお、アーケードの商店街にある局でした。
ゆうゆう窓口のある旧集配普通局の堂々たる局舎。
外出自粛の影響があるのかないのか、静かな商店街にある局です。
思わず「こんな局があるのか」と呟くほどの存在感でした。
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34 |
14:52 |
津山坪井郵便局 |
つやまつぼい |
岡山県津山市 |
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城下町らしく、一方通行の道が入り組んでいます。
津山ってこんなにまとまった街だったんだな。
いままで通過もしたことがなく、初めての街。
市街地をナビに従って迷い迷い進んでいきます。
一方通行の道をうまく組み合わせて進むと局に到着します。
狭く見通しの悪い道沿いにあり、局前のわずかな駐車スペースも狭いです。
市街地にある小さめの局ですが、需要は高そうです。
こういった局というのも、日本には多いですね。
このままあと1時間。津山市街地を巡っていきます。
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35 |
15:02 |
津山田町郵便局 |
つやまたまち |
岡山県津山市 |
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年金事務所や税務署などの施設が並びます。
県道394号なる広い道を東に進んでいきます。
すると、右手に局はありました。
ただ、広い道沿い、しかも反対車線。
そう考えると、この局の訪問ハードルは上がってしまいます。
しかしこの局、隣の広い駐車場の一角に局用のものがありました。
砂利の広いスペースですが、かなり荒れていました。
今後、もしかしたら利便性の高い局に改築されるかもしれませんね。
そうすると、移転改称なんていうことがあるかもしれません。
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36 |
15:11 |
津山中之町郵便局 |
つやまなかのちょう |
岡山県津山市 |
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津山城のある鶴山公園を横目に進みます。
起伏のある市街地で、お城の付近も丘になっています。
いいですね、こういう雰囲気の城下町。
のんびりと観光するのも楽しそうです。
街歩きをするなら、もうちょっと涼しくなってからがいいかね。
宮川を渡りクランクした道を進むと局はありました。
狭い道沿いにあり、古い街並みが残されています。
作州城東屋敷、なる建物も残されていて、雰囲気がありますね。
観光客も訪れるような場所なんだろうと思います。
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37 |
15:18 |
津山林田簡易郵便局 |
つやまはいだ |
岡山県津山市 |
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古い街並みはやはり道が細く、抜けるのが大変でした。
この道でも対面通行なのか、という感じです。
広い道に出たら左折して、北に進んでいきます。
右手に局はあり、駐車場もきちんとありました。
ものすごく葉の茂った木があって印象的でした。
郊外にありがちな簡易局ですが、こういう局があると安心しますね。
この先は津山市郊外の局を拾っていきます。
中心市街地の訪問が一段落すると安心しますね。
車で訪問しやすい郊外の局がやっぱり安心なわけです。
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38 |
15:25 |
津山川崎郵便局 |
つやまかわさき |
岡山県津山市 |
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国道429号は片側2車線の広い道です。
郊外型のロードサイド店が多いのもこのあたりの特徴。
JR東津山駅近辺にはお店も多くて便利そうです。
因美線と姫新線のジャンクションですが、列車は多くはなさそう。
さて、駅を過ぎて左手の道に入ると局。
こちらはなかなか盛況している様子でした。
通りがかりでも利用しやすい局なのかもしれませんね。
局舎はしゃれたデザインで新しそうです。
少し前の時代には、こういう局舎が多く建てられたんですよね。
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39 |
15:31 |
津山国分寺簡易郵便局 |
つやまこくぶんじ |
岡山県津山市 |
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加茂川を渡って南下していきます。
この道、意外にも交通量が多くて曲者でした。
広くはないのに車は多い。
こういう道ってときどきあるんですよね。
県道477号なる道で、しばらく行くと局は右手にありました。
貯金自体はすんなりと済みました。
ただ、出庫がしづらく、これは困りましたね。
少し待ってうまく道に合流しました。
残り30分ほどあるので、さらに次へと向かいます。
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40 |
15:39 |
大崎郵便局 |
おおさき |
岡山県津山市 |
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県道350号に入り、今度は東に向かいます。
一気に郊外の雰囲気で、津山市街地ははるか背後に。
そんな気持ちにさせる道です。
国道179号にぶつかると大崎の集落です。
JR美作大崎駅、大崎小学校などが集まっていますね。
局は国道沿いにあり、駐車場も利用しやすい広さです。
和風な局舎は機能的で、ちょっと昔の、平成建築だな、と思いました。
この後の訪問順に迷いましたが、残り時間も少ないので近場で。
次は広野簡易局へと向かって北上しようと思います。
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41 |
15:50 |
広野簡易郵便局 |
ひろの |
岡山県津山市 |
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県道412号を北東に進んでいきます。
のんびりと走り、少し里山が迫ってきます。
小さな集落が連続し、田畑が広がっているのも長閑です。
県道415号に入って進むと、しばらく先に局。
もうすぐ16時という段階ですが、無事到着しました。
THE 簡易局といった風情が素敵ですよね。
貯金を済ませて局を後にします。
この時点で15時50分。
あと10分で行ける局は、あるでしょうか。
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42 |
15:59 |
津山高野郵便局 |
つやまたかの |
岡山県津山市 |
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急いで検索して、もう1局目指します。
国道429号から県道347号に入ります。
西に向かうと、加茂川を渡る橋にぶつかりました。
橋を渡った先にはJR高野駅。
その手前の国道53号を津山市街地方面に向かうと局はありました。
16時前に到着することができ、貯金ができました。
近くには中国道の津山インターがあります。
そして、その近くのイオンモールに郵便局が開局します。
そんなわけで、ここへはまたいつか来ることでしょう。
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JR高野駅に立ち寄りました。ローカル線の雰囲気がいっぱいです。
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無事今日の行程もしっかりとこなすことができました。津山市街地を一気に訪問できたことはかなりの成果です。
この後は、津山市郊外の宿に宿泊することにし、のんびりとそちらへ向かいました。とにかく暑い日で、困りましたね。
さて、旅の終わりも見えてきました。旅の後半、この時期が一番切なくなる時期なんですよね。明日も頑張ろう。
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