週末は思いっきり鳥取県を満喫しました。鳥取に1週間滞在する旅って、けっこうレアだと思うのですが。見どころの多い県だと思いました。
予定では蒜山スタートだった月曜日は、お盆休みだった簡易局や倉吉にも立ち寄りたく、倉吉近辺をスタートにすることにしました。
今年はやはり宿を直前で変更しても、空室が多く、食事付きプランでも安くで宿泊できるという結果に。新しい生活様式で行きましょう!
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★ 8月15日(土)・16日(日)天気:晴れ 鳥取県内を観光
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★ 8月17日(月)天気:晴れ いよいよ鳥取県から岡山県方面に
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09:02 |
古布庄郵便局 |
こうのしょう |
鳥取県東伯郡琴浦町 |
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気を取り直して、未訪問局をおとなしく拾っていきましょう。
本来なら岡山県境からスタートの予定。
でもなんだかんだ、倉吉近辺を放っておけなかった。
そんなわけで、少し山あいの集落にある、古布庄局をスタートに。
険しい山奥ではなく、さらっと田舎感のある田園地帯。
ここから琴浦町の簡易局を拾って、倉吉市街地に抜けます。
9時のオープンに行けばたいていすぐに用事は済みます。
ごくまれに9時に並んでいる局もあるけれど。
ここは、さらっと終わった例で、すぐに次の局へ向かいます。
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2 |
09:17 |
八橋東簡易郵便局 |
やばせひがし |
鳥取県東伯郡琴浦町 |
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旧東伯町の中心地、浦安地区に出ました。
JR浦安駅付近(どうしても京葉線っぽい)に出ます。
「じゃない方」の、浦安。
これが、この町のキャッチフレーズ。
じわじわ来ますね。すごくおもしろい。
そんなJR浦安駅前通りを進むと局はありました。
局名に全く反映されない浦安が不憫ですが、ここは八橋東簡易局。
かつては八橋警察署があったように、八橋が地域名なんでしょうね。
貯金をして、さらに簡易局を拾っていきます。
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09:22 |
逢束簡易郵便局 |
おうつか |
鳥取県東伯郡琴浦町 |
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先週お盆休みだった簡易局シリーズです。
国道9号に出て、倉吉方面に向かいます。
いま、米子と倉吉の間にいるので、東に向かうわけです。
しばらく進んでいくと、国道沿いに局はありました。
たしか電気屋さんか何かと一緒になっていたはずです。
建物は別ですが、敷地が一緒で、駐車場を共有していたかな。
近くには家電量販店がないので、こういう店も貴重ですよね。
小さな簡易局で貯金を済ませて次へと向かいます。
琴浦町内の局はこれで訪問終了です。
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4 |
09:30 |
大谷簡易郵便局 |
おおだに |
鳥取県東伯郡北栄町 |
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東に向かうと、大栄東伯インターに出ました。
現在の山陰自動車道の終点でもあります。
ここからはわいインターまでは一般道区間。
この間がつながると、より一層便利になるんでしょうね。
まあ、海沿いの現道でも信号は少ないし、不便ではないですが。
左手に折れて集落の中に入ります。
静かな雰囲気の集落の中に局はありました。
この局は北栄町に位置しています。
今日の訪問では北栄町はこの局のみで、倉吉に向かいます。
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5 |
09:52 |
倉吉福庭郵便局 |
くらよしふくば |
鳥取県倉吉市 |
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由良などを通過し、一気に倉吉市に。
清谷簡易局は以前に訪問しているので、福庭局に向かいます。
JRの線路沿いから離れ、天神川を渡ると局。
局の隣にきちんと駐車場があるので安心です。
少しお客さんがいましたが、混雑というほどではなかったです。
少し待って貯金や風景印押印が完了。
このあたりは倉吉市でも新市街地側、駅の北側です。
郊外型の店舗やガソリンスタンドなんかもありました。
ここから、昔からの市街地に向かいます。
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6 |
10:03 |
倉吉上井一郵便局 |
くらよしあげいいち |
鳥取県倉吉市 |
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JR山陰本線の線路を踏切で渡り、倉吉駅前に出ます。
中心市街地に踏切というのも珍しくなりました。
ここしか道がないので、交通量も多いです。
山陰線といえど、列車本数もそこそこあるんですよね。
駅前通りと呼べる道を南下し、東に入ると局。
金曜日に泊まった宿からも見えていたので、行きたかった局です。
じつはこのあたり、駅付近も新市街地の一部。
昔からの街並みからは大きく北のはずれに駅はあったわけです。
JR山陰本線の駅も、かつては上井駅を名乗っていました。
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7 |
10:09 |
倉吉八屋簡易郵便局 |
くらよしやつや |
鳥取県倉吉市 |
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このあたりは、倉吉線の歴史も語りたいですね。
ここでは避けるとしても、今日の行程は旧倉吉線沿い、ということです。
さて、天神川を渡る手前で県道をそれます。
ここを入るのか!というわき道に入ります。
小型車でも躊躇する細い道ですが、局前に駐車スペースがありました。
もうちょっと県道との出入りがしやすいとよいです。
局舎はまだきれいでしたし、狭い、というほどでもないです。
ただその立地が、なんでこんなところに!という印象でした。
まずは貯金を済ませ、次の局へ向かっていきます。
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8 |
10:16 |
倉吉広栄簡易郵便局 |
くらよしこうえい |
鳥取県倉吉市 |
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倉吉市街地に向かう前に三朝方面を経由します。
ということで、天神川を渡らずに県道21号に。
堤防道路を南下していきました。
いや、堤防道路って東海三県の方言でしょうか。
そんなことないですよね、堤防上の道路ですからね。
しばらく進み、工業団地のようなところを左折。
業務団地というか、倉庫街というか、そんな一角に局。
そういう場所は需要が見込めますからね。
もっと規模が大きいと、センターの建物とかありますね。
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9 |
10:23 |
三朝郵便局 |
みささ |
鳥取県東伯郡三朝町 |
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県道21号に復帰して、しばらく南へ進みます。
工事による片側交互通行の区間がありました。
とはいえ、渋滞があるわけでもありません。
すんなり1ターンで通行できるのが助かります。
三朝町役場付近を南に入ると局はありました。
いつの間にか倉吉市から三朝町に入っていたような感じです。
この町は有名な三朝温泉があり、私も土曜日に泊まりました。
そんな観光収入があるからか、単独町政を敷いています。
平成の大合併を生き残れた町村は、本当に少ないです。
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10 |
10:29 |
三朝山田簡易郵便局 |
みささやまだ |
鳥取県東伯郡三朝町 |
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三朝温泉方面へ向かっていきます。
だんだん山と川が迫り、確かに温泉街っぽいや。
土曜日の夜に三朝温泉の宿に泊まっていました。
なかなか素敵な宿で、ご飯もおいしくて良き時間でした。
そんな温泉街へ続くバイパスからそれ、集落に続く道へ。
バイパスをくぐったところに局はありました。
小さな簡易局ですが、広い駐車場があって便利です。
付近には三朝温泉病院がありました。
病院の近くの局はそれなりに需要がありますからね。
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11 |
10:35 |
三朝温泉郵便局 |
みささおんせん |
鳥取県東伯郡三朝町 |
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県道273号をそのまま東に進んでいきます。
三徳川という、包丁メーカーの回し者みたいな川沿いです。
岐阜県関市でも流れていそうな川ですが、あっちは長良川。
三徳川を渡ったところに局はありました。
なるほどこのあたりが、温泉街の中心なんですね。
川に橋が架かるところ、温泉街のハイライトです。
それにしても、温泉郵便局っていいですよね。
全国巡っていても、温泉街や温泉と名の付く郵便局って素敵です。
日本らしいというか、旅している気分になれますからね。
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12 |
10:53 |
倉吉郵便局 |
くらよし |
鳥取県倉吉市 |
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三朝からは一気に倉吉市街地に戻ります。
天神川を渡って、県道38号に入りました。
このあたりが昔からの倉吉市街地ですね。
県道とマロニエ通りの交差点付近に局はありました。
ここはそれでも、旧市街地の外れというあたりでしょうか。
大きな局舎で集配局、もちろんゆうゆう窓口もあります。
ゆうゆう窓口のある局の訪問、今回は極めて少ないです。
鳥取中央、米子とここくらいでしょうか。
ゆ窓が数を減らしているのか、鳥取県内に少ないのか。
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13 |
11:01 |
倉吉大正郵便局 |
くらよしたいしょう |
鳥取県倉吉市 |
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鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館あたりから西に向かいます。
このあたりは、週末に歩いた白壁土蔵群にも近いあたりです。
国鉄打吹駅もこのあたりにあり、街の玄関口でした。
かなり中心地に駅があったんだな、と思います。
今でもここに駅があったらどれだけ便利だろう。
そんな駅跡を西に向かうと局はありました。
局前の駐車場に車を置きましたが、手前にも駐車場があったみたいです。
出庫のしやすさを考えれば、そちらにとめればよかった。
なかなか車通りも人通りも多い市街地です。
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14 |
11:10 |
倉吉越殿町郵便局 |
くらよしこしどのちょう |
鳥取県倉吉市 |
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倉吉駅は街の外れに位置しています。
いまでこそ市街地は連続しているんですがね。
これが、観光都市倉吉の弱いポイントですかね。
バスで移動しなければならないというのも、観光しづらいです。
倉吉線が現在も生き残っている可能性は低いけれど…。
そんな狭い路地の多い市街地を進むと局。
こちらは古くからの街並みといった印象です。
昭和の一時期で時間が止まったかのような雰囲気すらあります。
そういう街並み、全国にまだまだありますね。
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15 |
11:15 |
倉吉鍛冶町簡易郵便局 |
くらよしかじまち |
鳥取県倉吉市 |
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円形劇場くらよし、なる施設に出ました。
なるほど、円形の建物が見えますね。
1955年に建てられた、旧明倫小学校の円形校舎だそうです。
すごいなあ、こういう建物が残されているなんて。
そんな円形劇場の南側に局はありました。
市街地からも離れてきて、静かな住宅街です。
古めかしい局舎は、きっと円形校舎が現役のころからあるんでしょうね。
貯金を済ませて局を後にしました。
ここからは、さらに倉吉線の沿線を巡ります。
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16 |
11:24 |
倉吉西倉吉郵便局 |
くらよしにしくらよし |
鳥取県倉吉市 |
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小鴨川を県道312号の橋で渡ります。
市街地を流れる小鴨川は、穏やかな印象です。
国道313号を少し北上していき、左折すると局。
ロードステーションにしくらが近くにあります。
そのことから、この局の付近は駅前だったんでしょうね。
局名は倉吉西倉吉、と、倉吉の大盤振る舞い。
倉吉市西倉吉町というのが所在地なので、局名としては間違っていません。
それでも、西倉吉郵便局、でもよさそうな気がします。
倉吉にある、ということをアピールするにはいいですね。
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17 |
11:30 |
倉吉中河原簡易郵便局 |
くらよしなかがわら |
鳥取県倉吉市 |
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国道313号を南に進んでいきます。
この国道はこの後も何度か登場します。
さて、ほぼ国道沿いですが、少し右手に入ったところに局。
手前に集会所のような建物があり、駐車スペースは広いです。
集落の中にがっつり入っていくと、細道に悩まされることも。
そういう点では、こういう立地がベストですね。
一戸建てのような建物ですが、わりと最近外装工事をしたのでしょうか。
青空にまだきれいな壁の色がよく映えています。
国鉄小鴨駅は、このあたりにあったようです。
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18 |
11:39 |
倉吉上小鴨郵便局 |
くらよしかみおがも |
鳥取県倉吉市 |
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再度国道に戻って、湯原方面に進んでいきます。
山の向こうは岡山県。
今日はいよいよ県境を越える予定です。
国道沿いに局はありました。
やはり近くに、ロードステーションかみおがもがあります。
国鉄倉吉線の上小鴨駅跡を利用した公園です。
鉄路が越えられなかった山を、今日はこの先越えていきます。
その前に、夢と散った倉吉線沿線の局を、もう少し拾います。
そうと知っていれば、土日に廃線跡を訪問したんだけどな。
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19 |
11:50 |
倉吉横田郵便局 |
くらよしよこた |
鳥取県倉吉市 |
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この先、いったん北西へと向かいます。
田畑の中を進む農道のような道になりました。
途中、国道313号北条湯原道路の工事が行われていました。
この高規格道路が開通すれば、往来もしやすくなるんだろうな。
まあ、郵便局訪問と高規格道路は相いれないところがありますが。
旧道沿いに局があることが多いので、それは仕方ない。
田園風景が広がる集落の中に局はありました。
鄙びた雰囲気の集落と局舎が、またなんともいいですね。
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20 |
11:58 |
高城郵便局 |
たかしろ |
鳥取県倉吉市 |
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県道34号に入り、西へと進んでいきます。
この道は倉吉赤碕中山線となっていますが、道は繋がっていません。
主要地方道なのに未供用区間とか、珍しいですね。
そんなこともあってか、思いのほか交通量は少なめ。
倉吉市街地を避ける抜け道としても微妙なのかな。
そんな県道沿いに局はありました。
立派な局舎ですが、集配は現在はやっていないようです。
この付近は昭和の大合併まで高城村だったエリア。
独立したコミュニティが感じられる長閑な場所です。
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21 |
12:04 |
北谷簡易郵便局 |
きただに |
鳥取県倉吉市 |
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県道50号を経由して南に、北谷川沿いの集落に出ます。
山あいの静かな場所で、車も少ないです。
県道288号に入り、さらに山の方へと向かいます。
行く先には大山や蒜山の山々が続いています。
ただこの県道は、山の途中でぷっつり切れています。
そんなこともあってか、車は数えるほどしか走っていません。
自動販売機が目立つ元商店のような建物が局でした。
路肩に車を置いて局を訪問します。
それにしても今日もとても暑い日です。
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22 |
12:21 |
山守郵便局 |
やまもり |
鳥取県倉吉市 |
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ここからはしばらくナビに従い山を進みます。
いくつかの県道を通り、泰久寺の集落に。
倉吉線の泰久寺駅跡付近は、廃線跡が残っているんだとか。
小鴨川を渡ったあたり、県道45号を進んでいくと局はありました。
小さな局で、民家もまばらな集落の入口といった感じ。
かつての倉吉線の終点、山守駅があったあたりでしょう。
駅があったころは、集落と駅の間にある局だったのかもしれません。
いまでは駅もなく、局は周囲に何もないような場所にぽつん。
ちょっと寂しい、旅の終着駅という印象です。
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23 |
12:32 |
関金郵便局 |
せきがね |
鳥取県倉吉市 |
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かつては南勝線として、蒜山、湯原への延伸を目指した倉吉線。
他の中国山地のローカル線同様、きっと需要は少なかったでしょう。
もし、現在でもここに鉄路があったなら、と想像します。
倉吉から中国勝山。意外と生き残っているかも。
途中、廃線跡らしき道もありつつ、関金の市街地に。
2005年までは関金町という自治体でした。
小鴨川と矢送川に挟まれたところに局はありました。
この町は関金温泉などもあって、なかなあ趣深い場所のようです。
この局の訪問で鳥取県とはいったんお別れします。
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24 |
12:52 |
上長田郵便局 |
かみながた |
岡山県真庭市 |
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国道313号に入り、いよいよ県境を越えることに。
犬挟峠を長いトンネルで一気に超えると、岡山県に。
道が良いせいか、時間をかけずに峠越えできました。
国道482号との交差点にすぐに出ますが、標高が上がった感じがします。
蒜山高原と呼ばれる、ちょっと雰囲気のよいところ。
西に進んでいくと、国道沿いに局はありました。
勝山高校蒜山校地や、市役所の蒜山振興局が近いです。
このあたりは旧八束村の中心地にあたるようです。
局は小さいながらも集配局になっています。
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25 |
13:00 |
中福田簡易郵便局 |
なかふくだ |
岡山県真庭市 |
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国道482号をそのまましばらく西に走ります。
お気付きになっただろうか。
そう、国道482号は初日に峰山近辺で、それ以降も小代などで走っています。
京都の丹後半島からここまで続いているなんて!
インフレ3桁国道としてはかなり長いと思いますよ。
そんな国道から少し入ったところに局はありました。
近くには福王寺なる、境内の広そうなお寺がありました。
ガソリンスタンドなんかもある、まとまった集落ですね。
この付近は、人もいそうで、寂しさは感じませんでした。
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26 |
13:07 |
川上郵便局 |
かわかみ |
岡山県真庭市 |
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国道482号に入り、さらに西に進みます。
局は国道沿いにあり、わかりやすい立地です。
こちらは頑丈そうな局舎で、昔ながらの集配局。
こういう局舎、以前はもっと多かったと思います。
このあたりが旧川上村の中心部でしょうか。
付近には米子自動車道蒜山インターチェンジがあります。
旧川上村や八束村は、合併後、真庭市蒜山地区となりました。
そんなわけで、市役所の支所も、蒜山を名乗っています。
反対に、旧村名の川上を名乗る施設は少ないです。
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27 |
13:24 |
二川郵便局 |
ふたかわ |
岡山県真庭市 |
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この付近は標高が高いことがわかります。
かといって涼しく感じられないのは夏のせい。
より太陽に近づいて、じりじり焼かれている感じがします。
高原の夏が避暑地とは限らないんですよね。
中福田まで戻り、県道322号を南下していきます。
山を下って二川の集落に入り、米子道をくぐると局。
二川局というと、愛知県の豊橋にもありますね。
さて、この集落は南勝線計画では美作二川駅が計画されていました。
ここに来て、倉吉線夢の跡にまた出会うとは。
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28 |
13:38 |
見明戸簡易郵便局 |
みあけど |
岡山県真庭市 |
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今度は県道323号に入り、南に進みます。
米子道をまたくぐって、さらに南へ。
急に開けて集落に入ると局はありました。
元々は何の建物だったのか、大きな古めかしい木造建築。
貯金を済ませてから局員さんと車のことが話題に。
どうやら、最近販売店に勧められているのが、私の新しい愛車のようで。
もちろん、何の文句もないので「いい車ですよ!」と伝えています。
こんな山奥で(失礼ながら)車のことが話題になるとは。
いや、地方の人の方が、車をきちんと考えて乗っていますよね。
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29 |
13:54 |
美甘郵便局 |
みかも |
岡山県真庭市 |
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県道55号湯原美甘線に入りました。
交通量が少し増えて、需要のある道だとわかります。
国道181号にぶつかると、旧美甘村の中心部。
美甘と書いて「みかも」と読むのはびっくり。
真庭市役所の美甘振興局があり、付近は宿場町の雰囲気。
新庄川に沿ったどこか懐かしい宿場町の中に局はありました。
静かな集落で、村だった当時もこういう環境だったんだろうな。
こちらは集配局で、やはり村に必要なんでしょうね。
いったん真庭市を離れて、新庄村に向かいます。
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30 |
14:08 |
新庄郵便局 |
しんじょう |
岡山県真庭郡新庄村 |
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国道181号を西に進み、新庄村に入ります。
険しい道ではなく、走りやすい区間です。
山あいの道とはいえ、平たんな区間が多いですね。
途中には道の駅などもありました。
村の中心部、役場のところを右折します。
人口800人ほどの小さな村。
そんな村の中心に局はありました。
なんだか洒落た洋風の局舎が少し意外な感じがしました。
村に唯一の局なので、これで新庄村は完訪です。
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31 |
14:31 |
上刑部簡易郵便局 |
かみおさかべ |
岡山県新見市 |
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新庄村から南に向かう県道58号に入ります。
はじめはスイスイ進む道だったのですが、一気に山道に。
細い道がくねくねと進んでいきます。
それでも気ままに走っていたのですが、前方に遅い車。
まあ仕方ないよね、と諦めながら走ります。
県道112号にぶつかると局はすぐにありました。
こちらは2013年に上刑部郵便局から移転、局種変更しています。
昔の局舎は味のある局舎だったようですね。
近くには大佐ダムがあり、山深い集落です。
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32 |
14:41 |
刑部郵便局 |
おさかべ |
岡山県新見市 |
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県道58号で南に進んでいきます。
このあたりは旧大佐町の中心地にあたります。
JR姫新線刑部駅付近が町の中心で、新見市役所大佐支局があります。
小中学校もこのあたりに集まっているんですね。
刑部駅付近の細い道を進むと局はありました。
局名は旧町名の大佐ではなく、刑部を名乗っています。
警察署でもありそうな名前ですが、刑部駐在所があるのみ。
もちろん警部交番とかではないんですよね。
何かとネタ要素のありそうな地名で、面白い場所です。
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33 |
14:57 |
若代郵便局 |
わかしろ |
岡山県真庭市 |
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今日はここから東へと向かって進みます。
どこに向かっても未訪問局ばかりなのですがね。
県道32号新見勝山線は整備された県道です。
走りやすい区間が続きますが、ところどころ狭い箇所も。
線路を何度かくぐったり渡ったりして局に到着。
集落の中にある大きな局舎ですが、集配は現在ない模様。
きっとかつては集配局だったのでしょうね。
そう考えると、集配局の統合はものすごい規模で行われているのか。
こんなに集配局が数を減らしているというのも驚きです。
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34 |
15:08 |
月田郵便局 |
つきだ |
岡山県真庭市 |
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さて、15時を回り、いよいよあと1時間となりました。
ここからがラストスパート、気合いが入ります。
いつもこの15時台が最も局数を稼げる気がします。
県道32号を東に進み、月田の集落に入ります。
県道を離れた集落に進むと、月田川の橋の手前に局。
この立地で駐車スペースが少ないもは厳しいですね。
いずれ移転して、駐車スペースも広がることでしょう。
公式HPでは駐車場がないことになっています。
ということは、局の隣のスペースは非公式なのか…。
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35 |
15:23 |
美作勝山郵便局 |
みまさかかつやま |
岡山県真庭市 |
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県道32号から国道181号に抜けました。
JR姫新線沿いの国道をしばらく東に進みます。
旭川を渡る橋には、「福山、岡山、津山」の標識。
なぜ福山がそちら方向に位置しているんだ。
ちょっと疑問ながらも、福山に抜けられるということでしょう。
JR中国勝山駅付近の国道沿いに局はありました。
大きな局で、もちろん集配局でもあります。
窓口がかなり混雑していたのもあり、多少時間がかかりました。
タイミングなのでしょうが、密にはならずに済みました。
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それにしても「中国勝山」って、すごい駅名。
なんでも、中国地方の勝山を強調しているんだとか。
夢とロマンと勝山ですね。
さて、国道をさらに東に進み、旧久世町エリアに。
真庭市役所本庁舎が置かれている市の中心地です。
国道沿いの局もかなり立派な建物です。
もちろんこちらも集配局で、2局連続の集配局。
人口でいえば勝山でしょうが、いろいろな事情で久世が現在の中心地。
局舎も、勝山より使い勝手がよいのだろうと思います。
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37 |
15:47 |
落合古見郵便局 |
おちあいこみ |
岡山県真庭市 |
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県道329号で旭川沿いを南下していきます。
こちらもJR姫新線沿いの道で、線路は大きく蛇行しています。
ローカル線らしい道のりだと思います。
古見駅近くの集落に入ると、県道沿いに局。
局名に落合が冠せられていることからも、旧落合町域だとわかります。
昔ながらの局舎で、古めかしい雰囲気でした。
貯金を済ませてすぐに局を後にすることができました。
このタイミングならもう1局向かえそうです。
川の向かいにもう1局あるので、そちらに向かいます。
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38 |
15:52 |
落合福田簡易郵便局 |
おちあいふくだ |
岡山県真庭市 |
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県道390号で旭川を渡ります。
国道313号にぶつかり、交通量も多い道です。
ロードサイドの店も多く、往来が多い区間なのでしょう。
コンビニの裏手に簡易局を示す看板が見えました。
あれ、でもまだ手前すぎるぞ。
ナビ通り、当麻川沿いの道を入っていくと局。
民家風の小さな簡易局で、こちらも16時前の慌ただしさ。
局を出ると15時52分というタイミング。
とりあえず、もう1局目指してみることにしましょう。
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39 |
15:59 |
落合郵便局 |
おちあい |
岡山県真庭市 |
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国道313号を南下していき、落合の市街地に。
落合という地名は全国的にありますね。
ここは、美作落合という場所。
中国道落合インターを過ぎ、落合町の中心地に。
美作市役所の落合振興局を過ぎ、集落の中を進むと局。
大きめの局舎は町の中心局といった雰囲気です。
貯金と風景印押印を済ませて局を後にしました。
局を出て国道に戻ろうとすると、阪急の高速バスが後ろから。
へえ、落合からも大阪に直通するバスがあるんですね。
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久世IC~蒜山IC 30.4キロ・普通車990円
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このあとは、蒜山高原の宿に宿泊しました。2食付きで安く、晩ご飯は牛や羊肉のジンギスカン食べ放題という夢のようなプラン。
温泉に、肉に、高原の静かな夜にと、気持ちよく過ごすことができました。旅の後半も、こうして楽しい日々が続きそうです。
明日からはさらに岡山県北部の山あいを中心に訪問していきます。お酒を飲みながら、翌日のルートを練りました。
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