No.553:with コロナの宮城遠征・1日目
決行日 天気 訪問局店数 交通手段 スタート地 ゴール地
2020.08.03(月) 晴れ 40 西小野田局 鹿島台局
 この時期の旅行には賛否両論ありますが、でき得る対策(しない、させない)を講じ、公共交通機関を利用しないことを条件に旅をします。
 「コロナが収束してから経済活動を始めるべき」との声もありますが、果たしてそれはいつになるのでしょうか。
 一人一人ができる対策をきちんと実践して、安全に旅することは、新しい生活様式のひとつだと考えて、この旅を実行しました。
1 09:10 西小野田郵便局 にしおのだ 宮城県加美郡加美町

 前日の夕方の東京を出発し、国道4号を北に。
 夜も深まり、宮城県の柴田町の道の駅に到着。
 6月末に車を買い替えているので、この車で初めての車中泊。
 いや、広くなって車中泊も快適そのものです。
 ビールを飲んで、ぐっすりと眠らせてもらいました。
 翌朝は仙台を通過して加美町の奥地からスタート。
 こんなところに局があったのかと、全く知らない土地です。
 当確は9時を少し回ってしまいました。
 ただ、この無計画な旅なので、これくらいは問題なしです。

2 09:24 宮崎郵便局 みやざき 宮城県加美郡加美町

 そもそも加美町という町があることすら初めて知りました。
 いま走る国道347号は、このまま峠を越えて山形県へ。
 山形といっても、尾花沢市なので、わりと北の方。
 なかなか来る機会のない場所ではありますね。
 ちなみに山の向こうは玉野局で、2015年8月の訪問です。
 さて、西小野田からは北に向かって進みます。
 田んぼの中を進んだ先の集落に局。
 ガラス張りで開放的な局舎が目立っていました。
 この局は集配局で、局舎もわりと大きなものでした。

3 09:34 賀美石郵便局 かみいし 宮城県加美郡加美町

 県道262号を東に進んでいきます。
 山がちな景色から、田んぼが広くなってきました。
 ところどころ集落も繋がっているようです。
 途中で県道161号、さらに集落への道を進むと局。
 局舎はまだ新しそうで、集落内でもわかりやすい立地でした。
 こういう局はきっと使い勝手も良いんだろうと思います。
 集落内の道もきちんと整備されていましたからね。
 お客さんも入れ替わりで数人。
 夏の入口のこの時期、需要もあるんでしょうね。

4 09:46 小野田郵便局 おのだ 宮城県加美郡加美町

 南に進んで小野田の集落に入ります。
 このあたりは先ほど国道で通過しています。
 わりとまとまった集落で、国道もクランクして通過します
 そんな集落内の国道がクランクしているところに局。
 国道沿いのわりに見通しが悪く、出入りしづらい立地です。
 集配局で局舎も立派なだけに、これはちょっとくせがあります。
 とはいえ、それほど交通量の多い国道でもないですがね。
 お客さんはそこそこいて、待ち時間もありました。
 とはいえ、密とは程遠い状況で、安心して訪問できました。

5 09:55 陸前清水簡易郵便局 りくぜんきよみず 宮城県加美郡色麻町

 県道156号小野田三本木線に入ります。
 小野田三本木線ってなんだか字面がいいですよね。
 三文字地名が重なると迫力があります。
 途中の集落で左手に折れると局はありました。
 小さな局ですが、駐車スペースは広々しています。
 こういう感じだと簡易局でも訪問しやしですよね。
 簡易局の訪問は、わりと駐車場との戦いでもあります。
 出入口が開け放たれているのは、大きな荷物があったからです。
 涼しくて冷房いらずでも、感染症対策でもないのです。

6 10:02 切付簡易郵便局 きつけ 宮城県加美郡色麻町

 南下していき、さらに西へと進んでいきます。
 周囲は田園風景がひたすら広がる場所。
 のんびりしていて長閑なところだと思います。
 県立高校のパイロット農場のあるあたりに局はありました。
 本当に周辺は人家がなく、畑や農場があるばかり。
 どんな需要があるのだろうと思いますが、働く人もいるだろうし。
 それに、地方では車で郵便局に乗り付けるのが普通。
 集落の中になくても、十分に需要にはこたえられるでしょう。
 道路から少し小高い場所にある局でした。

7 10:11 色麻郵便局 しかま 宮城県加美郡色麻町

 しばらく東に進み、色麻町の市街地に入ります。
 色麻町という町があったことも、やはり今日知りました。
 日本にはまだまだ知らない町がたくさんあるんだな。
 国道457号にぶつかり、走っていくと局。
 局舎の前に直角に駐車する形の局。
 当然、出庫時国道にバックで出ることになり、苦労します。
 しかし、この局では局員さんが誘導にわざわざ出てきてくださいました。
 いままで14,000局以上訪問してきて、初めてのことです。
 このご時世に、思わず感激し、心があったまる訪問でした。

8 10:24 中新田郵便局 なかにいだ 宮城県加美郡加美町

 北に進んで鳴瀬川を渡りました。
 広い川で、川を渡る国道の橋も交通量が多いです。
 この鳴瀬川、今回の旅では何度も渡ることになりました。
 加美町の中心市街地なのか、かなりまとまった集落です。
 集落内の道へと国道をそれ、北上していくと局がありました。
 大きな局舎は集配局としては少し珍しい構造です。
 2階部分が張り出し、その下が駐車スペースになっていました。
 市街地らしい雰囲気ではありますが、地方では見かけない局舎です。
 それゆえか、お客さんの数は少し多めでした。

9 10:33 加美鳴瀬郵便局 かみなるせ 宮城県加美郡加美町

 鳴瀬川沿いの道に出て、南東に進みます。
 先ほど渡った国道の橋を横目に、しばらく進みます。
 途中で集落の中に入る狭い道に入りました。
 ゆっくり進んでいくと、こんなところにあるか!と局。
 いや、それほどびっくりな立地ではないですが。
 広い道沿いにも土地はいくらでもあるでしょうに、と思います。
 改築の際には移転して駐車場も広げるでしょうかね。
 そんなこと思う、年季の入った局舎が印象的でした。
 鳴瀬という響きが、なんだか涼しげでいいですよね。

10 10:49 三本木郵便局 さんぼんぎ 宮城県大崎市

 さらに東へ、東へと進んでいきます。
 大崎市に入り、東北自動車道をアンダーパスします。
 高速道路だとあっという間に通過しちゃうんだろうな。
 古川のあたりを訪問したのは、2017年の8月
 3年前ならまだ最近、と思えてしまいます。
 ここで見落としていたのが志田簡易局の再開情報。
 なんと、今日から再開だったんですね。
 そうとは知らず、三本木局に到着し、貯金をします。
 さて、落とした志田簡易局、どう訪問しますかね…。

11 11:03 駒場簡易郵便局 こまば 宮城県黒川郡大衡村

 以前も岩手県で彦部簡易局を落としていました。
 訪問し落としがときどき発生してしまいます。
 これはなんとかしないとな。
 ま、今回の旅は突如思い立っての無計画さ。
 こういうことも起こりうる状況ではあります。
 東北道沿いを南下していき、大衡村に入りました。
 この村の名前は、トヨタの工場があるとかで知っています。
 そんな村にある簡易局のひとつです。
 長閑な集落の中にあり、静かな時間が流れていました。

12 11:12 大衡簡易郵便局 おおひら 宮城県黒川郡大衡村

 駒場からはさらに西に向かっていきます。
 企業城下町というだけあって、トラックが多いです。
 どの道を走ってもトラック、トラック。
 さすがはトヨタの工場を抱えているだけありますね。
 私の地元は三菱系の工場が撤退すると発表がありました。
 自動車メーカーも明暗がくっきりと分かれていますね。
 さて、国道4号沿いに局はありました。
 外観はほぼ民家で、目立たない立地だと思います。
 大衡村は2局の簡易局のみですので、これで完訪です。

13 11:19 王城寺原郵便局 おうじょうじはら 宮城県加美郡色麻町

 実際は、大童簡易局があるのですが、閉鎖中。
 復活再開はあるのか、一時閉鎖期間は4年半以上です。
 ただ、この村の発展を考えると、直営局の設置もあり得ます。
 大衡簡易局を発展的解消するパターンとかもあるかな。
 そんなことを考えながら北西に進みました。
 国道457号に出て、久しぶりに色麻町に戻ると局。
 国道沿いにあってわかりやすい局です。
 印象的な局名は、近くにある自衛隊の演習場に由来するでしょうか。
 演習場や駐屯地に「~原」という名称が多いように思います。

14 11:33 陸前吉田郵便局 りくぜんよしだ 宮城県黒川郡大和町

 国道457号を南下し、途中から西に向かいます。
 農道などが縦横に走っているので、道を選びません。
 とは言っても、ナビに任せているんですが。
 大衡村を過ぎて大和町に入りました。
 静かな集落の中に局はありました。
 古めかしい局舎で、駐車スペースもせまいものでした。
 近々改築なんかもあるかもしれませんね。
 局名に旧国名が入っているのはいいですね。
 こういう局に出会うと、おお、と思ってしまいます。

15 11:45 吉岡郵便局 よしおか 宮城県黒川郡大和町

 道なりに東に進んできます。
 大和町という町の存在も、知りませんでした。
 そういえば、東北道には大和インターがありますね。
 こんなところだったのか、と納得。
 大和町の中心地に局はありました。
 町役場や公共職業安定所も近くにありました。
 この地域の中心的な役割を担っている場所なんですね。
 局を出ると、先の交差点で追突事故が起きました。
 ものすごい音に、付近の人が道路に集まっていました。

16 11:55 太子堂簡易郵便局 たいしどう 宮城県富谷市

 国道4号に出て、南に進んでいきます。
 幹線国道はバイパスになっていて、交通量も多いです。
 片側2車線の区間が続きます。
 富谷市に入り、途中で左手に国道を離れます。
 ニュータウンの入口のようなところに局はありました。
 珍しい立地で、広い道に背を向けて建っています。
 表に回り込んでも、袋小路にあるような局です。
 局があったところに、後から道路ができたのでしょうか。
 それにしては局舎はまだ新しそうな気がします。

17 12:06 富谷郵便局 とみや 宮城県富谷市

 そのままニュータウンの中を進んでいきます。
 仙台市のベッドタウンとして一気に開発が進む富谷。
 2016年に市制施行をしたばかりの都市です。
 まだまだ人口も増え続けるんだろうな、といった雰囲気。
 そんな新都市の中心局は、昔ながらの局舎。
 町村の中心局そのままの規模です。
 当然、駐車場も窓口もキャパオーバー気味。
 混むときはかなり混むんだろうな、といった感じです。
 今後の郵便局の変化も気になるところです。

18 12:16 宮床郵便局 みやとこ 宮城県黒川郡大和町

 ニュータウンを抜け、山の中を進みます。
 富谷市には鉄道がないので、独特の景色が続きます。
 駅を中心にした発達ではない市街地というのも珍しいです。
 自然発生的なものではなくて、都市計画に基づいて発展してきた街。
 でも、これからどうなっていくんだろうな、という不安。
 マイカーとバス頼みの通勤通学輸送。
 コロナ後の日本ではそれがメジャーになるのでしょうか。
 そんなことを考えながら進んでいくと局はありました。
 局の所在地は大和町。ものすごく山奥に感じます。

19 12:24 富谷日吉台郵便局 とみやひよしだい 宮城県富谷市

 来た道を戻ると、スクールバスが数台。
 なるほど、今年はまだこの地域は学休日ではないのか。
 宮城県内の学校では、夏休みが7日間なんていう学校もあるそう。
 それはそれで、賛否両論あるみたいですが。
 富谷市に戻り、団地の中を進んでいくと局はありました。
 昔ながらのニュータウン局で、駐車場が需要に追い付いていません。
 ということで、他の車と同様に路肩を借りて訪問。
 この局は1993年の開局と、わりと新しいです。
 とはいえ、市内の局では古い方になるんでしょうね。

20 12:32 あけの平簡易郵便局 あけのだいら 宮城県富谷市

 日吉台の団地を下り、国道4号に一度入ります。
 さらにあけの平の団地に入っていきます。
 開発年度が古いことがよくわかる街並みです。
 その団地の奥に局はありました。
 造成はしたものの、家が建たなかった区画といった雰囲気。
 砂利の空き地がたくさん残っています。
 市内では太子堂と並んでの簡易局。
 1986年の開局ということで、親近感が湧きました。
 さらに、仙台市に近い地域を訪問します。

21 12:40 富谷富ケ丘郵便局 とみやとみがおか 宮城県富谷市

 国道4号に出て、仙台方面に南下します。
 このあたりの住宅街は、仙台市と一体的に開発されています。
 地図でも境界線があまりわからないくらいです。
 富ケ丘交差点から西に進んでいくと、銀行のある交差点に局。
 道路の向かいは仙台市泉区。
 じゃあ、お客さんの半分は仙台市民でしょうか。
 仙台市と富谷市、どちらが住みやすいんでしょうね。
 富谷側の住民も、住所を聞かれたらついつい「仙台です」って言うのかな。
 そんなこの局も、以前は仙台側の地名、泉ヶ丘を名乗っていたそうです。

22 12:50 富谷成田郵便局 とみやなりた 宮城県富谷市

 坂を下って東に進んでいきます。
 幹線道路の先にイオンモールが見えます。
 ああ、都市郊外の典型的な風景。
 この光景の既視感がものすごくあります。
 でも、この地域は初訪問なんだよな、そうだよな。
 そう言い聞かせて進むと、同心円状に開発が進む成田地区に。
 どう考えても特徴的な都市開発区画の中心に局はありました。
 ショッピングセンターと駐車場をシェアしていて、使い勝手が良いです。
 2019年11月開局という令和生まれの郵便局です。

23 12:58 富谷明石台郵便局 とみやあかいしだい 宮城県富谷市

 けやき通りなる道に入ります。
 どこにでもありそうな名前の通りですよね。
 ニュータウン界隈ではよく見かけます。
 ここはほら、アメリカ風通りとか、台湾風通りとか付けようか。
 いや、あめりかふう通り、たいわんふう通りを見かけたときの衝撃は…。
 南下していくと、今度もショッピングセンターの駐車場に局。
 成田局よりは少し古いかな、といった雰囲気です。
 それでも2013年の開局と、世の中では若い世代。
 今じゃちやほやされない、平成生まれの郵便局です。

24 13:05 泉向陽台郵便局 いずみこうようだい 宮城県仙台市泉区

 そうですね、平成生まれの時代は終わったのです。
 まあ、30年以上も続いた元号ですからね。
 平成生まれの人だって、もう三十路ですからね。
 けっこういい歳いってるんですよね、はっはっは。
 昭和生まれがアンモナイトみたいな扱いを受けそうです。
 さて、南東に進んでいき、いよいよ仙台市に入りました。
 富谷市から続くニュータウンの中に局はありました。
 開発年度が古いのか、局も駐車場がなく手狭な雰囲気。
 しばらくはこんな地域が続くようです。

25 13:16 泉松陵郵便局 いずみしょうりょう 宮城県仙台市泉区

 団地の中を縫って東に進んでいきます。
 富谷市との境を縫うように走ります。
 団地開発も一段落なのか、このあたりは北部は山。
 富谷市側での開発が進めば、景色も変わるでしょう。
 そんな団地の中にある局で、向陽台よりももっとニュータウン感。
 駐車場も脇のスペースが使えるのか?程度。
 ここは特に団地の名前がついているわけではないんでしょうかね。
 松陵団地、とかそういうものでもないのかな。
 うちの実家の方でも、そういう団地ってありましたね。

26 13:23 泉市名坂簡易郵便局 いずみいちなざか 宮城県仙台市泉区

 松陵からは南へと下っていきます。
 文字通り、山を下っている感覚で、やっと平地に出てきました。
 これが仙台平野ってやつでしょうか。
 県道35号の旧道らしい道を進んでくと局はありました。
 ドッグラン併設の局という謎な局です。
 駐車場も数台分用意されていて、この点は助かります。
 それでも局の需要は結構あるみたいでした。
 いかにも簡易局らしい建物で、こういう感じは懐かしいですね。
 このあたりの局は、仙台ではなく、泉を冠していますね。

27 13:30 泉鶴が丘郵便局 いずみつるがおか 宮城県仙台市泉区

 というのも、泉区のエリアは1988年まで泉市だった場所。
 泉市の歴史を、郵便局名が語り継いでいるんですね。
 鶴が丘の団地に進んでいくと、上り坂のメーン道路沿いに局。
 なかなか利用しづらい立地だと思いました。
 昔の基準で造られた局なんだろうな。
 そんなわけで、広い路肩に車が並んでいました。
 マイカー社会にあって、駐車場の狭さは弱点ですからね。
 改築の際には移転もあるかもしれませんね。
 全国の多くのニュータウンが抱える悩みと共通します。

28 13:46 菅谷簡易郵便局 すがや 宮城県宮城郡利府町

 団地から南に下って、さらに東に進みます。
 しばらく局間距離が開き、運転に集中します。
 県道は塩釜方面へのメインルートのようです。
 交通量も多く、途中で渋滞もありました。
 途中、仙台岩切郵便局付近を通過します。
 このあたりは2015年8月に訪問しているので、そのまま進みます。
 北に向かい、JR新利府駅付近に局はありました。
 新幹線や高速道路が複雑に絡み合う交通の結節点です。
 とはいえ、市街化はそこそこで、長閑な簡易局でした。

29 13:59 利府青山郵便局 りふあおやま 宮城県宮城郡利府町

 この先の訪問は、計画変更を加えています。
 はじめは利府から塩釜市街地方面を予定していました。
 ただ、時間が余りそうなので、北に抜けることに。
 だったら利府局を先に訪問すればよかったかな。
 そんなことを思いながらこの記事を書いています。
 まだ新しそうな住宅街、というかニュータウンのようなところへ。
 県道から少し入ったところに局はありました。
 これから建物が増えるのか、局の周りは空き地が多いです。
 市街地が北に延びると、さらに需要は増えそうですね。

30 14:10 利府郵便局 りふ 宮城県宮城郡利府町

 利府町役場のある市街地へと下っていきます。
 近年宅地開発が進んでいるんだろうな、と思わせる街並みです。
 仙台近郊はかなり住宅需要がありそうですね。
 東日本大震災がその傾向に拍車をかけたかもしれませんし。
 どちらにしても、町が元気になるのならいいことでしょう。
 そんな利府の市街地に局はありました。
 のっぺりと大きな、というか広い局舎です。
 風景印は近くにある新幹線総合車両センターに因んででしょう。
 この町がJR東日本の新幹線を支えているわけですね。

31 14:27 鶴巣太田簡易郵便局 つるすおおた 宮城県黒川郡大和町

 当初の予定になかった地域を訪問します。
 先ほど訪問した利府青山局方面に向かいます。
 往復になった分、タイムロスではありますが、まあいいかな。
 急がない旅、無計画でもなんとかなるもんです。
 県道3号を北に進むと、だんだん長閑な景色になります。
 大和町に入り、しばらく行くと局はありました。
 小さな局ですが、県道沿いなのでわかりやすいです。
 鶴巣というと、東北自動車道にパーキングエリアがありますね。
 鳥の巣シリーズ地名でも、鶴は珍しい気がします。

32 14:35 鶴巣郵便局 つるす 宮城県黒川郡大和町

 鷹ノ巣、鳩ノ巣、鴻巣、いろんな巣がありますね。
 東日本特有なのでしょうか。西ではあまり聞かないような。
 県道3号を北上していくと、鶴巣の町に入ります。
 県道から集落に入って進むと局はありました。
 道がクランクしているあたり、この道は以前の県道なんでしょうね。
 このあたりは以前は一つの自治体だったのでしょう。
 ただ、現在の局周辺は、民家もまばらなところです。
 集配局のような雰囲気もありますが、現在は集配局ではないようです。
 さらに北へと進み、訪問を続けていきます。

33 14:43 大平簡易郵便局 おおだいら 宮城県黒川郡大和町

 北に進むつもりが、どうやら局は東に。
 吉田川沿いの県道9号を東に進みます。
 堤防道路のようなところkら田園風景の中に下りました。
 東北新幹線をくぐる前で右折すると局はありました。
 直営局のような立派な局舎が、野原の中にあるような感じで目立ちます。
 駐車スペースが舗装されていないのも不思議な雰囲気です。
 このあたりは今後、整備されていくんでしょうか。
 なぜここにこんな局舎ができたんだろう、と思わせる局です。
 もちろん、周辺に集落があるので需要はありそうです。

34 14:53 大郷郵便局 おおさと 宮城県黒川郡大郷町

 県道9号に戻って東に進んでいきます。
 ダンプカーも多く、交通量は多めの道です。
 震災後の工事関係の車が多いんでしょうかね。
 大郷町に入り、しばらく行くと中心地に出ます。
 ナビに従って走っていくと局はありました。
 大郷町という自治体も、今回初めて現地で知りました。
 町の中心局らしく、大きめの局舎が印象的でした。
 お客さんは訪問時少なかったので、すぐに貯金してもらえました。
 残り1時間ほどあります。周辺の局を検索して訪問します。

35 15:04 大松沢郵便局 おおまつさわ 宮城県黒川郡大郷町

 全く予定になかった場所なので、急遽検索します。
 きっといくつか落としてしまうんだろうな。
 まあ、今後この地域を訪問するのはいつになることやら。
 県道40号を経由して北に進んでいきます。
 しばらく走って、県道から一本入ったところに局。
 古めかしい局者は時代が止まったような雰囲気でした。
 まだまだこういった局舎は地方で多く見かけますよね。
 だんだん更新が進んで数は減らしていますがね。
 この局も大郷町の所在。大郷町は完訪となりました。

36 15:17 敷玉郵便局 しきたま 宮城県大崎市

 県道40号をさらに北に進んでいきます。
 小高い丘を越えていく道で、車はちらほら。
 このあたりは、あまり行き来のない場所なのかもしれません。
 松島と古川方面を結ぶ道、と考えると、たしかに交流は少なそう。
 大崎市の旧古川市エリアに入りました。
 古川と小牛田の間あたりですが、陸羽東線からは離れています。
 コンビニの隣にあり、駐車場は皆さんそちらを使っている模様。
 まあ、持ちつ持たれつ、といった印象です。
 洋風のペンションみたいな局舎が印象的でした。

37 15:26 北浦駅前郵便局 きたうらえきまえ 宮城県遠田郡美里町

 県道146号を経由して北に進んでいきます。
 長閑な田園風景の中を進みます。
 特に目立って何かがあるわけではありません。
 JR陸羽東線の踏切を渡ると国道108号に出ます。
 東に進んでいくと局はありました。
 北浦駅前局なんて名乗っていますが、確かに駅前。
 しかしこんなローカル線で駅前局を名乗る意味は…。
 都会なら駅前局もありそうですが、地方では珍しいですよね。
 国道がよく混むようで、出発時に少々難儀しました。

38 15:34 本小牛田郵便局 もとこごた 宮城県遠田郡美里町

 さらに東に進んでいくと小牛田の町に入ります。
 小牛田駅のある集落ではなく、少し北に位置する集落に。
 このあたりが昔からの中心地なのか、局は本小牛田。
 本、を名乗っているくらいですから、本家なんでしょうな。
 局とは道路を挟んだところに駐車場がありました。
 交差点の角に局があるので、スペースに限りがあるんでしょう。
 その交差点に沿ってカーブした局舎が印象的です。
 窓口の配置も局舎のカーブの沿っていました。
 ここからは南に進んでいきたいと思います。

39 15:50 松山郵便局 まつやま 宮城県大崎市

 道なりに南下していくと、小牛田の市街地です。
 JRのジャンクション、小牛田駅に続く道が分かれます。
 駅としては東西南北に分かれるジャンクションですが、町は小規模。
 駅の近くには小牛田局がありますが、こちらは2013年に訪問済み
 E6系の試乗会、雪の中尊寺と、いまでも忘れられない旅です。
 まだったた7年前なのに、もう7年も前なのか、という気分。
 鳴瀬川を渡って南下すると、松山の町はずれに局はありました。
 旧松山町に位置し、JR松山町駅と市街地の中間あたり。
 これは、この町の成り立ちと歴史に深く関係しそうですね。

40 15:59 鹿島台郵便局 かしまだい 宮城県大崎市

 なんでも、松山町駅と中心地の間には人車、があったらしい。
 さいたまの鉄道博物館に人車が展示してありますよね。
 そんな松山町を後にして、南へと進んでいきます。
 JR東北本線の線路に沿って進み、鹿島台の中心地に入りました。
 2006年までは松山町と同じく鹿島台町という自治体。
 鹿島台町って、なんだか不思議な響きの地名ですよね。
 なんだか団地みたいな印象を受けます。
 その町の中心地に局はあり、大きめの局舎が印象的でした。
 JR鹿島台駅からも近く、お客さんも数人いました。

 松島北IC~利府中IC 11.5キロ・普通車400円
 仙台港北IC~矢本IC 31.9キロ・普通車870円

   
牛タンをお腹いっぱい頂きました。夜は列車の音を聞きながら。
 宮城の旅では、どうしても牛タンを食べたく、せっかく食べるなら善治郎がいいな、と思い、調べると多賀城にロードサイド店を発見。
 ちょっと足を延ばして善治郎定食をの~んびりと頂いてから、東松島市にあるOYOホテルに1,000円ステイ。
 ときどき窓の向こうを走る電車や気動車を眺めたり、音を聞いたりしてるうちに、夜はすっかり更けていくのでした。

 

 

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